JP3898819B2 - マンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造 - Google Patents

マンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマンホール及びます(以下マンホールという)に接続される小口径浸透管のフィルター構造に係り、特に800mm以下の口径を持った人が出入りしにくい小口径或いは中口径の浸透管(以下小口径浸透管という)の入口にフィルターエレメントを着脱自在に装着することが出来、該フィルターエレメントを洗浄したり或いは取り替えたりすることが簡単でかつ小口径浸透管及びその周りの砕石フィルターの中にゴミや土砂が浸入して堆積することを防止し得るマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造としては、図11及び図12に示す如き構造のものが知られている。この構造のものは、浸透管51が周側壁に接続されたマンホール52に於いて、半球状のカップ型メッシュフィルター53を浸透管51の入口部51aに取付けたフィルター構造である。図中54はカップ型メッシュフィルター53に取付けられた柄である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、前述のカップ型メッシュフィルター53を浸透管51の入口部51aに取付ける構造のものは次のような多くの問題があった。(A)カップ型メッシュフィルター53を浸透管51の入口部51aに安定した状態で簡単に取付固定することが困難である。(B)メッシュフィルター53の表面に木葉等が付着すると目詰まり状態となり、通水性が非常に落ち、その結果マンホールから雨水のあふれることが生じる。
【0004】
(C)正常な位置に正しく取付けられず、汚だく雨水が管内に浸入する。(D)メッシュフィルターに濾過機能が無いので浸透し、浸透管51内或いはその周りの砕石フィルター内に土砂が堆積し、その結果地山の目詰まりが生じる。
【0005】
(E)更に、このカップ型メッシュフィルター53は多種類のものを用意することが困難であるために、比較的目のあらいもので兼用しなければならず、従って細かい小さな土砂等のゴミを完全に捕捉することが出来ない等の問題もあった。
【0006】
一般に小口径の浸透管51には、この中に人が入りにくいので、浸透管51内やその周りの砕石フィルター層内に土砂が堆積した場合にはこの土砂を捕捉することが困難であるため、浸透管51の入口でゴミや土砂を完全に捕捉する必要があるが、従来のフィルター構造では、この点に充分に考慮されていない問題があった。
【0007】
最近になって、例えば実開昭62−31162号公報に示す如く、マンホールに接続された小口径浸透管の入口の周りに枠を設け、この枠内にフィルターを着脱自在に取付けた構造のマンホールも開発されているが、この技術は、マンホールの内周面に枠を取付けなければならず、作業性が悪い上に長年使用した場合には、枠が脱落する心配がある等の問題があった。また、この技術に於いても、細かい土砂等を充分に捕捉することが出来ず、小口径浸透管内及びその周囲の砕石フィルター層に土砂が堆積して浸透機能を害う問題があった。
【0008】
本発明に係るマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造は、前述の従来の問題点に鑑み開発された全く新しい技術であって、特にマンホールの周側壁に接続された浸透管の入口部に嵌入して取付けることが出来る枠体と、この枠体のガイド枠内に摺動自在に着脱することが出来るフィルターケースと、このフィルターケース内に収納し得るエレメントとよりなり、前記浸透管の入口部に安定して取付けることが出来、小口径浸透管内に侵入しようとする細かい土砂等のゴミもほぼ完全に捕捉することが出来、かつ使用中のメンテナンスが極めて容易なマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造の技術を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術であって、その第1発明の要旨は、マンホールに接続される小口径浸透管の入口に設けられるフィルター構造に於いて、前記小口径浸透管の入口部に嵌入し得る筒体の前部にガイド枠を取付けてなる枠体と、該枠体のガイド枠内に摺動自在に挿入し得る周面に複数の小穴或いは網目が設けられたフィルターケースと、該フィルターケース内に収納し得るフィルターエレメントとより構成されたマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造である。
【0010】
前述の第1発明に於いては、枠体を浸透管の入口部に嵌入し得る筒体と、ガイド枠とで構成したので、前記筒体をマンホールの内部から浸透管の入口部に嵌入することによって、枠体を浸透管に簡単に取付固定することが出来る。また、枠体のガイド枠内にはフィルターケースを摺動自在に着脱することが出来る。
【0011】
更に、フィルターケースにはフィルターエレメントを収納することが出来るので、このフィルターエレメントのみを取り出し洗浄して、不純物を除去して目詰まりを無くしたり、或いは古くなったフィルターエレメントは簡単に交換することが出来る。また、フィルターエレメントは目の細かい材質のものから目のあらい材質のものまで必要に応じて取り替えて使用することが可能である。
【0012】
本発明に於いては、浸透管の入口部にフィルターエレメントを収納したフィルターケースを設けたので、木の葉等の大きなゴミの他に、小さな土砂、汚だく水等も完全に捕捉することが出来、これによって人が入りにくく清掃が困難な小口径の浸透管内及びこの浸透管の周りの砕石フィルター層内に土砂等が堆積されて浸透機能を阻害することを防止することが出来る。
【0013】
本発明に係るマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造の第2発明の要旨は、前記フィルターケースの上部に柄を取付けて構成したことを特徴とした浸透マンホールに於けるフィルター構造である。
【0014】
前述の第2発明に於いては、フィルターケースの上部に柄を取付けて構成したので、この柄を持って引き上げることによってフィルターケースを枠体のガイド枠より容易に引き出すことが出来る。従って、フィルターケース内に収納したフィルターエレメントを簡単に取り出すことが出来る。特に柄の上部をマンホールの中心部側に傾斜させた場合には、柄の上部をマンホールの内周壁より離間させることが出来、これによって柄を保持し易くすることが出来る。
【0015】
本発明に係るマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造の第3発明の要旨は、前記フィルターケースを半球形状に形成したことを特徴とした第1発明又は第2発明のマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造である。
【0016】
前述の第3発明に於いては、小口径浸透管の入口に設けられるフィルターケース内に収納されるフィルターエレメントの有効体積が大きくなり、これによってフィルターの目詰まりを防止することが出来る。かつ良好な通水機能を長期間維持することが出来る。
【0017】
本発明に係るマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造の第4発明の要旨は、前記枠体のガイド枠の上部開口部をマンホールの中心方向に徐々に開脚し、前記フィルターケースの所定位置に該ガイド枠の上部開口部内に密接し得るガイド突起を設けて構成したことを特徴とした第1発明乃至第3発明のいずれかのマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造である。
【0018】
前述の第4発明に於いては、枠体のガイド枠の上部開口部をマンホールの中心部方向に徐々に開脚して構成したので、ガイド枠内にフィルターケースを傾斜させながら挿入することが出来る。従って、フィルターケースの上部をマンホールの中心部側に傾斜させることによって、そのマンホールの内壁面より離間させながら、スムーズに操作することが出来る。
【0019】
また、フィルターケースの所定位置にはガイド突起を設けたので、フィルターケースが前記ガイド枠内に完全に挿入された際には、ガイド突起がガイド枠の上部開口部内に密接し、このガイド突起の作用で今迄傾斜した状態で挿入されつつあったフィルターケースを垂直に起立してセットすることが出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係るマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造の一実施例を具体的に説明すると、図1(A),(B),(C)は夫々本発明のフィルター構造の枠体を示す説明図、図2(A),(B),(C),(D)は夫々本発明のフィルター構造のフィルターケース及びフィルターエレメントを示す説明図である。
【0021】
図3(A),(B)は前述のフィルター構造を浸透管の入口部に取付けた状態の説明図、図4(A),(B)は第2実施例のフィルター構造を浸透管入口部に取付けた状態の説明図、図5は1個のマンホールに複数個のフィルター構造が取付けられた状態を示す横断面説明図、図6は第3実施例のフィルター構造を浸透管入口部に取付けた状態の縦断面図、図7(A),(B)は図6の構成の要部の拡大説明図である。
【0022】
図8は第4実施例のフィルター構造を示す側面簡略説明図、図9は図8のガイド枠を示す説明図、図10は図8のフィルターケースを示す説明図である。
【0023】
図1(A),(B),(C)に於いて、1は枠体であって、後述の浸透管に嵌入し得る外径を持った円筒2と、この円筒2の前部に取付けられたガイド枠3とより構成されている。前記実施例では円筒2を用いたが、円筒に限定されるものではなく、浸透管の形状に対応する外形を持った筒体であればいずれの形状のものも使用出来る。
【0024】
前記円筒2の外周面にはゴム筒4が取付けられており、円筒2を浸透管に嵌入した際に、このゴム筒4が浸透管の内周面に密接して嵌着し得るように構成されている。また、ガイド枠3は円筒2に固定された背板3aと、断面コ状の両側枠3bと、底板3cとより構成され、ガイド枠3内には、後述のフィルターケースが摺動自在に挿入し得る如く構成されている。
【0025】
図2(A),(B),(C),(D)に於いて、5はフィルターケースであって、前記枠体1のガイド枠3内にその上部から摺動自在に挿入し得る寸法を有している。また、このフィルターケース5の前面及び後面には、多数の小穴5aが穿設されている。フィルターケース5の上部中央には柄6が取付けられている。この柄6は、特に図2(B)に示すように約5度の傾斜角で前方に傾斜している。このフィルターケース5内には、特に図2(A),(D)に示す如く、フィルターエレメント7が収納されている。フィルターケース5は全面に網目を有するメッシュ材で構成することも出来る。
【0026】
前述のような構造を有する枠体1とフィルターケース5とフィルターエレメント7とよりなるフィルター構造を浸透マンホールの浸透管に取付ける状態について説明すると次の通りである。
【0027】
即ち、図3(A),(B)に於いて、8は浸透マンホールであって、その周側壁には口径が800mm以下の人が出入りしがたい小口径の浸透管9が接続されている。この浸透管9の入口部9aに前述のフィルター構造を構成するに当たっては、枠体1の円筒2を浸透マンホール8の内部より該浸透管9の入口部9aに嵌入し、該円筒2を入口部9aにゴム筒4を介して水密状に嵌着して枠体1を浸透マンホール8内に固定する。
【0028】
次に、フィルターエレメント7が内部に収納されたフィルターケース5を、枠体1のガイド枠3の上部より挿入してフィルター構造を構成させることが出来る。また、フィルターケース5の上部には、柄6が取付けられているので、この柄6を持ってフィルターケース5を、ガイド枠3内に容易に出し入れすることが出来る。
【0029】
フィルターケース5をガイド枠3内に出し入れし易くするために、前述の柄6は長くしたり、或いは既に説明したように柄6を前方に傾斜させ、その柄6の上端部を浸透マンホール8の内周壁より離して握り易くすることも可能である。フィルターケース5は前述のように上方のみならず、左右或いは下方のいずれからもガイド枠3に出し入れすることが出来るように構成することが出来る。
【0030】
前記実施例に於いては、1個の浸透管9に対して夫々1個のフィルター構造を構成する場合の実施例について説明したが、図4(A),(B)に示す如く、複数個の浸透管10,11,12,13に対して1個のフィルター構造で間に合わせるように構成することも出来る。
【0031】
即ち、図4(A),(B)に示す如く、浸透マンホール8の同一方向の周側壁に複数個の浸透管10,11,12,13が取付けられている場合には、これ等の浸透管10,11,12,13の入口部10a,11a,12a,13aに嵌入し得る円筒2a,2b,2c,2dを持った枠体1aを使用することによって、複数個の浸透管10,11,12,13に対して1個のフィルター構造で対応させることが出来る。
【0032】
図5に示す構造に於いては、浸透マンホール8の3方向に夫々浸透管9,10,11を連設し、かつこれ等の浸透管9,10,11の入口部9a,10a,11aに夫々本発明のフィルター構造を構成した態様を示している。従って、図5の実施例のような構成を採用した場合には、複数の浸透管10,11に対して1個のフィルター構造で対応することが出来、極めて経済的である。
【0033】
本発明に係るフィルター構造は、前述の構造を有するので、枠体1,1aの円筒2,2a,2b,2c,2dを夫々浸透管9,10,11,12,13の夫々の入口部9a.10a,11a,12a,13aに、簡単かつ強固に嵌着して枠体1,1aを固定することが出来る。また、この枠体1,1aのスライド枠3内に、フィルターエレメント7を収納したフィルターケース5を摺動自在に収納することが出来る。
【0034】
従って、フィルターケース5と共にフィルターエレメント7をフィルター構造より取り出して、洗浄したり、或いは取り替えることが簡単に出来る。かつフィルターエレメント7は必要に応じて、目の細かい材質のもの或いは目のあらい材質のもの等を選択して使用することが出来る。
【0035】
本発明に使用されるフィルター構造は、図6及び図7(A),(B)に示す如く、フィルターケース5を半球形状に形成して表面積を大きくし、かつこのフィルターケース5内に多量のフィルターエレメント7を収納し得るように構成し、これによってフィルターの有効体積を実質的に大きくして目詰まりを防止することも出来る。
【0036】
前述のようにフィルターの有効体積を実質的に大きくするに当たっては、フィルターケース5を半球形状のみならず、フィルターケース5の周辺方向或いは軸方向に任意の形状で拡張して形成することが出来る。
【0037】
前述の実施例に於ける構造では、フィルターケース5が浸透マンホール8の内周面に近接し、フィルターケース5を摺動して着脱する作業が困難になる問題がある。この点を考慮して本発明者等は、図8乃至図9に示すような構成のフィルター構造を開発した。
【0038】
即ち、図8乃至図9に於いて、枠体1のガイド枠3の上部開口部はマンホールの中心方向に開脚されており、このガイド枠3内に挿入されるフィルターケース5をマンホールの中心方向に傾斜させ、これによってフィルターケース5の上部を浸透マンホール8の内周面から離して、フィルターケース5をガイド枠3内にスムーズに収納することが出来るように構成されている。
【0039】
また、フィルターケース5は、図に示す如く、ガイド枠3の上下巾の約2倍の上下巾を持って形成されており、これによってフィルターの有効体積を大きくし、フィルターの濾過機能を拡大している。即ち、例えばガイド枠3より上方に露出した部分のフィルターケース5より浸入した水は、フィルターケース5内のフフィルターエレメント7を通過して濾過され、フィルターケース5の下部より円筒2内に浸出することが出来るような構造となっている。
【0040】
フィルターケースのマンホール側面(表面)のほぼ中央両側には逆三角形状のガイド突起14が取付けられており、このガイド突起14がガイド枠3の上部開口部に密接し得るように構成されている。このガイド突起14がガイド枠3の上部開口部に密接された場合には、今迄傾斜させながらガイド枠3内に挿入して来たフィルターケース5を垂直に戻し、フィルターケース5の上部を浸透マンホール8の内周面に近接することが出来る。
【0041】
図8乃至図10に示す実施例の場合には、フィルターケース5の上端に取付けられる柄6が逆U字形の小さな取手より構成されている。この実施例の場合には浸透マンホール8の入口より挿入されたカギ付棒(図示せず)を柄6に引っ掛けて操作することによって、フィルターケース5をガイド枠3内に着脱し得るように構成されている。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係る浸透マンホールに於けるフィルター構造は、前述のような構成と作用とを有するので、次のような多大な効果を有している。
【0043】
(1)枠体の後部には円筒が設けられているので、この円筒を浸透管の入口に嵌入することによって、枠体を簡単に浸透管に取付固定することが出来る。(2)枠体の前部にはスライド枠が設けられているので、このスライド枠内にフィルターケースを摺動自在に挿入して取付けることが出来る。
【0044】
(3)前記フィルターケースの周面に多数の穴が設けられていると共に、その内部にフィルターエレメントを収納出来るので、このフィルターケースによって大小のゴミのみならず極めて細かい土砂等も捕捉して除去することが出来る。(4)フィルターケースに収納されたエレメントは、それのみを簡単に取り出して洗浄したり、取り替えたりすることが出来る。
【0045】
(5)従って、フィルターケース内に収納されるフィルターエレメントは目のあらい材質のもの或いは目の細かい材質のものに必要に応じて簡単に交換することが出来る。(6)フィルターケースに柄を取付けた場合には、スライド枠内へのフィルターケースの着脱を容易にすることが出来る。
【0046】
(7)複数個の浸透管に対して1個のフィルター構造で対応することが出来、経済的に処理することが出来る。(8)フィルターケースを半球形状に形成し、フィルターケースの表面積とフィルターエレメントの量を大きくして体積を拡大した場合には、濾過機能を著しく向上させることが出来、目詰まりを防止することが出来る。
【0047】
(9)本発明に係るフィルター構造を使用した場合には、従来のような大小のゴミを捕捉するのみならず、極めて細かい土砂、特に泥水内の微細な土まで捕捉することが出来、これによって人が管内に入って掃除をすることが困難な小口径浸透管内及びその周りの砕石フィルター層内にゴミや土砂が堆積されて浸透機能を阻害することを防止出来る。(10)前述のようにガイド枠の上部開口部を徐々に開脚した場合には、フィルターケースをガイド枠内に傾斜させながらスムーズに挿入することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A),(B),(C)は夫々本発明のフィルター構造の枠体を示す説明図である。
【図2】図2(A),(B),(C),(D)は夫々発明のフィルター構造のフィルターケース及びフィルターエレメントを示す説明図である。
【図3】図3(A),(B)は前述のフィルター構造を浸透管の入口部に取付けた状態の説明図である。
【図4】図4(A),(B)は他例のフィルター構造を浸透管入口部に取付けた状態の説明図である。
【図5】1個のマンホールに複数個のフィルター構造が取付けられた状態を示す横断面説明図である。
【図6】第3実施例のフィルター構造を浸透管入口部に取付けた状態の縦断面図である。
【図7】図7(A),(B)は図6の構成の要部の拡大説明図である。
【図8】第4実施例のフィルター構造を示す側面簡略説明図である。
【図9】図8のガイド枠を示す説明図である。
【図10】図8のフィルターケースを示す説明図である。
【図11】従来例のフィルター構造を示す説明図である。
【図12】図8のフィルター構造を実施する状態の縦断面説明図である。
【符号の説明】
1,1a 枠体
2,2a,2b,2c,2d 円筒
3 ガイド枠
3a 背板
3b 両側枠
3c 底板
4 ゴム筒
5 フィルターケース
5a 小穴
6 柄
7 フィルターエレメント
8 浸透マンホール
9,10,11,12,13 浸透管
9a,10a,11a,12a,13a 浸透管の入口部
14 ガイド突起
51 浸透管
51a 浸透管の入口部
52 浸透マンホール
53 カップ型メッシュフィルター
54 柄

Claims (4)

  1. マンホールに接続される小口径浸透管の入口に設けられるフィルター構造に於いて、前記小口径浸透管の入口部に嵌入し得る筒体の前部にガイド枠を取付けてなる枠体と、該枠体のガイド枠内に摺動自在に挿入し得る周面に複数の小穴或いは網目が設けられたフィルターケースと、該フィルターケース内に収納し得るフィルターエレメントとより構成されたマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造。
  2. 前記フィルターケースの上部に柄を取付けて構成したことを特徴とした請求項1のマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造。
  3. 前記フィルターケースを半球形状に形成したことを特徴とした請求項1又は請求項2のマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造。
  4. 前記枠体のガイド枠の上部開口部をマンホールの中心方向に徐々に開脚し、前記フィルターケースの所定位置に該ガイド枠の上部開口部内に密接し得るガイド突起を設けて構成したことを特徴とした請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のマンホールに接続される小口径浸透管のフィルター構造。
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