JP3896801B2 - Goods transport vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークを備えた物品搬送車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記物品搬送車として、車体の荷重を支持するために前記車体の前後方向の中間に設けられた左右一対の従動車輪と、前記車体の荷重を支持し、かつ車体を走行させるために前記従動車輪よりも車体前後方向の一側寄りに設けられた駆動車輪と、車体前後方向の他側において荷を移載するために車体の前後方向に沿って出退可能に構成されたフォークとを備え、前記駆動車輪が車体を操向させるために上下方向に沿う縦軸芯周りに回動可能に構成されている物品搬送車が知られている。
【0003】
このような物品搬送車は倉庫や工場などにおいて各種の物品を搬送するために用いられるものであり、図15に示すように、物品搬送車Vは主としてフロアRに設置された誘導ラインLによって形成される走行径路に沿って自動走行し、誘導ラインLに沿って設置されたステーションSTに到着すると、前記駆動車輪を縦軸芯周りに90度回転させてその場旋回を行い(スピンターンを行い)、後進して前記フォークを使用してステーションSTとの間で荷Aの受け渡しを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記物品搬送車では、スピンターンを行うと、単に真っ直ぐ後進させていたために、フロアRの状況などによりスピンターンの回転精度を保つことができず、後進している間にステーションSTの荷Aの受け渡し位置から大きくずれてしまうことがあった。
【0005】
そこで本発明は、フロアの状況が悪くスピンターンの回転精度を保つことができない場合にでもステーションの荷の受け渡し位置へ正確に走行できる物品搬送車を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車体の荷重を支持するために前記車体の前後方向の中間に設けられた左右一対の従動車輪と、前記車体の荷重を支持し、かつ、車体を走行させるために前記従動車輪よりも車体前後方向の一側寄りに設けられた駆動車輪と、車体前後方向の他側において荷を移載するために車体の前後方向に沿って出退可能に構成されたフォークとを備え、前記駆動車輪が車体を操向させるために上下方向に沿う縦軸芯周りに回動可能に構成され、床面に配置された主誘導ライン、さらに主誘導ラインと交差し、ステーションに導く副誘導ラインに沿って走行する物品搬送車であって、
前記車体の左右方向の中心で、かつ車体の前部と後部にそれぞれ、前記主誘導ラインまたは副誘導ラインからの車体左右方向のずれ量を検出するずれ量検出手段を設け、前記駆動車輪を縦軸芯周りに回動させて走行駆動させ、前記主誘導ラインより副誘導ラインへ換向したとき、前記ずれ量検出手段により検出される車体前部と後部それぞれのずれ量より、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの傾きを求めるコントローラを設け、 前記コントローラが、この傾きと副誘導ライン上の所定の補正移動距離により前記駆動車輪の換向角度を求め、前記求めた車体の左右方向の中心と副誘導ラインの傾きと前記副誘導ライン上の所定の補正移動距離により、前記ステーションに到着時までに前記車体の傾きを修正できないと判断すると、脱線したと認識して脱線警報を発して走行を中止させることを特徴とするものである。
【0007】
ここで、主誘導ラインと副誘導ラインは、たとえば磁気を帯びた帯状のガイドにより構成され、ずれ量検出手段は、誘導ラインの磁気を検出する横方向に設置された複数の磁気センサにより構成される。
【0008】
上記構成によれば、物品搬送車が主誘導ラインに沿って走行し、副誘導ラインへ向きを換えたとき、ずれ量検出手段により検出される車体前部と後部それぞれのずれ量より、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの中心との傾きが求められ、この傾きと副誘導ライン上の所定の補正移動距離により、駆動車輪の換向角度が求められる。この換向角度で前記所定の補正移動距離を走行すると、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの中心が一致し、傾きが補正される。ただし、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの中心との傾きと副誘導ライン上の所定の補正移動距離により、前記ステーションに到達時までに車体の左右方向の中心と副誘導ラインの中心を一致させることが不可能と判断されると、脱線と診断されて走行が停止される。
【0009】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、副誘導ラインは主誘導ラインに交差して複数設けられ、前記副誘導ライン上の補正移動距離は予め複数設定され、前記コントローラは、物品搬送車が走行する前記副誘導ラインのステーションまでの距離によって、前記複数の予め設定された補正移動距離の中から所定の補正移動距離を選択することを特徴とするものである。
【0010】
副誘導ラインの距離、すなわち主誘導ラインとステーションを結ぶ副誘導ラインの距離は、ステーションの配置によって異なる。
上記構成によれば、補正移動距離は、走行する副誘導ライン(の距離)によって選択され、傾きを補正する駆動車輪の換向角度が設定される。
【0013】
また請求項3に記載の発明は、上記請求項1〜請求項2のいずれかに記載の発明であって、駆動車輪を車体の左右方向の中央部に設け、かつ、その駆動車輪を各別に正逆回転駆動可能な一対の駆動輪体から構成したことを特徴とするものである。
【0014】
上記構成によれば、駆動車輪を車体の左右方向の中央部に設けることにより、従動車輪側を中心として車体を旋回させる際、右方向へも左方向へも比較的小さな半径で小回り良く旋回させることができ、かつ、その駆動車輪を各別に正逆回転駆動可能な一対の駆動輪体から構成することにより、一対の駆動輪体を互いに異なる速度で回転させたり、あるいは、逆方向に回転させることによって、一対の駆動輪体からなる駆動車輪を前記縦軸芯周りに回動操作することができ、駆動車輪の回転駆動と縦軸芯周りでの回動操作とを同じ駆動源で兼用することができる。
【0015】
また請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、車体を車体の前後方向に沿う左右一対の延出部分と、その延出部分を車体の前後方向の一側で連結する本体部分とから構成して、平面視においてほぼコの字型にし、前記本体部分に前記駆動車輪を設け、前記左右一対の延出部分の先端側にそれぞれ遊転車輪を設けるとともに、前記フォークを引退した際にフォークの先端が前記延出部分の先端よりも内側に位置するように構成したことを特徴とするものである。
【0016】
上記構成によれば、搬送車の車体を車体前後方向に沿う左右一対の延出部分と、その延出部分を車体前後方向の一側で連結する本体部分とから構成して、平面視においてほぼコの字型にし、前記本体部分に駆動車輪を設け、左右一対の延出部分の先端側に遊転車輪を設けることにより、フォークを出退しての荷移載時においては、左右の延出部分先端側に設けた遊転車輪により車体を確実に安定良く保持することができ、かつ、フォークを上下昇降可能に構成する場合においても、左右の延出部分の中間部においてフォークを昇降させることにより、フォークを搬送車の走行路面近くにまで下降させることができる。しかも、そのフォークを引退した際にフォークの先端が前記延出部分の先端よりも内側に位置するように構成することにより、フォークを引退して走行することにより、フォークの先端が他物に当接する可能性も少なく、安全に走行することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における物品搬送車を使用した工場の要部平面図であり、フロア(床面)Rに、磁気を帯びた帯状のガイドにより構成された主誘導ラインLが配置され、この主誘導ラインLに交差して各ステーションSTへ物品搬送車Vを導く、磁気を帯びた帯状のガイドにより構成された副誘導ラインKが複数配置されている。本発明の物品搬送車Vは、主として誘導ラインLによって形成される走行径路に沿って自動走行し、副誘導ラインKに沿ってステーションへ走行し、各ステーションST間で荷Aの搬送を行うものである。
【0018】
物品搬送車Vの車体1は、図2に示すように、車体1の前後方向に沿う左右一対の延出部分2と、その延出部分2を車体1の前側(車体の前後方向の一側の一例)で連結する本体部分3とから構成され、平面視においてほぼコの字型になるように構成されている。車体1には、図3に示すように、車体1の後方に突出可能なフォーク4が、車体1の前後方向に沿って後側(車体の前後方向の他側の一例)へ出退可能に、かつ、上下方向に昇降可能に設けられ、その車体1の後部を各ステーションSTに対峙させ、フォーク4を出退ならびに昇降させて荷Aを移載するように構成されている。
【0019】
車体1の前側に位置する本体部分3の左右方向中央部の底部には、図3,図4に示すように、互いに離間して並置した一対の駆動輪体5からなる駆動車輪6が、上下方向に沿う縦軸芯P1周りに回動可能に設けられ、かつ、車体1の延出部分2の前後方向中間の底部には、左右一対の遊転式の従動車輪7が設けられている。これら駆動車輪6と従動車輪7とは、3点支持によって車体1の荷重を支持するように構成されている。
【0020】
駆動車輪6の方は、図5〜図7に示すように、駆動車輪6を構成する駆動輪体5にそれぞれ電動式のモータ8a,8bが直結され、両駆動輪体5が各別に正逆回転駆動可能に構成されていて、両駆動輪体5の回転速度に差を与えたり、あるいは、互いに逆方向に回転駆動することにより、両駆動輪体5の中央に位置する前記縦軸芯P1周りで一体的に向きを変更できるように構成されている。
【0021】
つまり、両駆動輪体5の間に連結フレーム9が配設され、この連結フレーム9が、一側において一方の駆動輪体5とそれを駆動するモータ8aとを連結支持し、他側において他の駆動輪体5とそれを駆動するモータ8bとを連結支持するように構成されている。その連結フレーム9は、両駆動輪体5の下端近くで、かつ、前記縦軸芯P1に対して同芯状に配設された環状フレーム10から連設の縦フレーム11に対して、水平方向に沿う横軸芯P2周りに回動可能に取り付けられるとともに、前記環状フレーム10が、ベアリング12を介して車体1の本体部分3に縦軸芯P1周りで回転可能に取り付けられている。
【0022】
両縦フレーム11の一方からは、センサブラケット13が延出され、そのセンサブラケット13には、第1ガイドセンサ(ずれ量検出手段の一例)14が取り付けられ、その第1ガイドセンサ14が一対の駆動輪体5からなる駆動車輪6の前方に位置し、車体1の左右中心でかつ車体1の前端(前部)に位置するように構成されている。第1ガイドセンサ14は、横方向に並置された複数の磁気センサからなり、磁気を帯びた帯板状の主誘導ラインLと副誘導ラインKの磁界を検出することで、車体1の誘導ラインLと副誘導ラインKに対する位置ずれを検出して車体1を操向制御するのに利用される。駆動車輪6上部の本体部分3には、前記縦軸芯P1上に位置する状態でロータリエンコーダ15が取り付けられ、かつ、ロータリエンコーダ15の回転軸16が、両縦フレーム11の上部を連結する渡しフレーム17に取り付けられていて、ロータリエンコーダ15が、縦軸芯P1周りで旋回する駆動車輪6の向き、つまり駆動車輪6の換向角度(ステアリング角度)を検出するように構成されている。なお、各駆動輪体5を駆動するためのモータ8a,8bには、それぞれ回転量を検出するロータリエンコーダが設けられ、その検出信号が走行距離情報の算出に利用される。
【0023】
また図4および図8に示すように、車体1の後側である延出部分2の先端底部には、互いに離間して並置した一対の遊転輪体18からなるキャスタ式の遊転車輪19が、上下方向に沿う縦軸芯Q1周りに回動可能に左右一対設けられている。各遊転車輪19の遊転輪体18は、両遊転輪体18の間に位置する車輪支持フレーム20に回転自在に支持され、車輪支持フレーム20が車輪支持ブラケット21に対して水平方向に沿った横軸芯Q2周りで上下方向に移動可能に取り付けられ、かつ、スプリング22によって下方へ移動付勢されている。前記車輪支持ブラケット21は、ベアリング23のインナーレース24に連結保持され、ベアリング23のアウターレース25が車体1の延出部分2に取り付けられ、それによって、各遊転車輪19が、ベアリング23の回転軸芯である前記縦軸芯Q1周りで回動可能に構成されている。
【0024】
このように各遊転車輪19は、横軸芯Q2周りで上下方向に移動可能に構成され、かつ、スプリング22によって下方へ移動付勢されているのであるが、各遊転車輪19には、横軸芯Q2周りでの上方への移動を制限する車輪ロック手段26が設けられている。この車輪ロック手段26は、遊転車輪19の上下移動に追従して伸縮する油圧シリンダ27と、タンク28内の油を油圧シリンダ27に給油したり、給油を停止する弁装置とから構成されている。前記油圧シリンダ27は、縦軸芯Q1の軸芯上に配設され、そのシリンダロッド29が、油圧シリンダ27に内装のスプリング30によって下方の車輪支持フレーム20に押圧付勢されていて、車輪支持フレーム20の上下移動に追従してシリンダロッド29が上下移動し、それによって油圧シリンダ27が伸縮するように構成されている。
【0025】
前記弁装置の方は、可変絞り31と油圧シリンダ27への給油を阻止する逆止弁32、ならびに、油圧シリンダ27の短縮時におけるタンク28への油の戻りを阻止する逆止弁33とを備え、ソレノイド34により切り換え操作することで、油圧シリンダ27への油の給排を許容して遊転車輪19の上下移動を許すロック解除状態と、油圧シリンダ27の短縮を阻止して遊転車輪19の上方への移動を阻止するロック状態とに切り換え可能に構成されている。そして、この車輪ロック手段26のロック状態と解除状態とは、フォーク4の作動に連動して切り換えられ、フォーク4を出退ならびに昇降させて荷Aを移載する際にはロック状態に、フォーク4を退避させて荷Aを搬送する際にはロック解除状態に切り換えるように構成されている。なお、この弁装置は、ソレノイド34への通電によってロック解除状態に切り換えるように構成され、仮に荷Aの移載時において、車体1に搭載した図外バッテリの電力不足や断線などが生じても、ばね35によってロック状態に切り換わるように構成されている。
【0026】
前記フォーク4は、図9および図10に示すように、左右一対のポスト36に沿って上下昇降可能に構成され、図外の電動モータによりチェーン37などの伝動機構を介して上下昇降し得るように構成されている。さらに、前記ポスト36は、車体1の前後方向に移動可能に構成された台車38上に立設され、図外の電動モータにより車輪39を正逆回転駆動することによって、台車38上のポスト36を車体1の前後方向に移動させ、もって、フォーク4を車体1の前後方向に移動させて、左右の延出部分2の先端よりも後方へ突出させたり、延出部分2の先端よりも内側に引退し得るように構成されている。
【0027】
そして、フォーク4を最下方にまで下降させた状態においては、左右の延出部分2間の空間内にフォーク4が入り込んで、両延出部分2の上面よりも下方にまで下降できるように構成されている。つまり、フォーク4は、延出部分2の上面を基準として上方と下方とにわたって昇降可能に構成され、延出部分2側を各ステーションSTに対峙させてフォーク4を出退ならびに昇降させることにより、ステーションST側の荷Aを車体1側に移載して、延出部分2の上面である荷載置面40上に載置したり、逆に荷載置面40上の荷AをステーションST側に移載できるように構成されている。
【0028】
前記車体1の横側部の全周、つまり、左右一対の延出部分2の先端部から外側部にわたって、さらに、その外側部から本体部分3の外側部にわたっては、図2および図3に示すように、弾性部材などからなる障害物緩衝用のバンパー41が設けられ、かつ、左右の延出部分2の先端間には、投光器42aと受光器42bとからなる光センサ42が設けられていて、その光センサ42が障害物を検出すると、駆動車輪6の駆動を停止するように構成されている。
【0029】
また図4および図8に示すように、左右の延出部分2の先端間が連結部材43により連結され、この連結部材43の中心からフロアRに向けてセンサブラケット44が延出され、そのセンサブラケット44には、第2ガイドセンサ(ずれ量検出手段の一例)45が取り付けられ、その第2ガイドセンサ45が車体1の左右中心でかつ車体1の後端(後部)に位置するように構成されている。第2ガイドセンサ45は上記第1ガイドセンサ14と同様に、横方向に並置された複数の磁気センサからなり、磁気を帯びた帯板状の主誘導ラインLと副誘導ラインKの磁界を検出することで、車体1の誘導ラインLと副誘導ラインKに対する位置ずれを検出して車体1を操向制御するのに利用される。
【0030】
また車体1内には、図11に示すコントローラ51と各モータ8a,8bの回転数を制御するインバータ52a,52bが設けられている。このコントローラ51に、上記第1ガイドセンサ14と第2ガイドセンサ45によりそれぞれ検出される車体1の左右中心の前端および後端の位置ずれ、ロータリエンコーダ15により検出されたステアリング角度、モータ8a,8bにそれぞれ取り付けられた上記ロータリエンコーダ53a,53bに検出された各モータ8a,8bの回転量が入力され、各インバータ52a,52bへそれぞれ各モータ8a,8bの回転数指令信号が出力されている。なお、図示していないが、車体1の底面側には、各種のマークセンサやIDタグリーダなどが備えられ、光センサ42を含む各種の検出情報がコントローラ51へ入力されるように構成され、またフォーク4用の電動モータやロック機構26のソレノイド34への駆動信号が出力されるように構成され、コントローラ51により走行制御が実行され、図1の右側に示すように、主誘導ラインLから離れて副誘導ラインKに沿って後進状態でステーションSTに近接したり、図1の左側に示すように、前進状態でステーションSTから離れたりしながら走行するするとともに、フォーク4を使用した荷Aの移載などの各種の制御も実行され、また車輪ロック手段26の作動も制御される。
【0031】
上記コントローラ51により、主誘導ラインLから副誘導ラインKに沿ってステーションSTへ向かう車体1の走行制御について、図12のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
【0032】
ステップ−1
まず、左右のモータ8a,8bを制御するインバータ52a,52bへ同じ回転数で逆回転方向の回転指令を出力し、ロータリエンコーダ15により検出されたステアリング角度が90度になると、停止指令を出力する。これにより、同位置で、駆動車輪6は車体1の前後方向から左右方向へ回転する(駆動車輪6の向きが変わる)。
【0033】
ステップ−2
次に、車体1を左へ回転させるために、インバータ52a,52bへ同じ回転数で同じ回転方向(車体1を左へ回転させる方向)の回転指令を、前記回転数で車体1の左右中心が主誘導ラインLから副誘導ラインKへ回転するに必要な一定時間(予め設定された時間)出力する。これにより、車体1は図1に(イ)で示す姿勢から左へ90度回転し(スピンターンし)、(ロ)で示す姿勢、すなわち車体1の左右中心が主誘導ラインLから副誘導ラインKへ移動する。このとき、フォーク4により荷Aの受け渡しが可能なように車体1は後ろ側を向く。
【0034】
ステップ−3
次に、第1ガイドセンサ14と第2ガイドセンサ45によりそれぞれ検出された車体1の左右中心の前端および後端の位置ずれを確認し、車体1の左右中心と副誘導ラインKの傾き(以下、車体傾き角度と称す)を検出する。図13に示すように、第1ガイドセンサ14と第2ガイドセンサ45間の距離Jは一定であるから、前端の位置ずれと後端の位置ずれにより、車体傾き角度θが求められる。
【0035】
ステップ−4
次に、副誘導ラインKの距離(主誘導ラインLからステーションSTに到着するまで物品搬送車Vが移動する距離)Q(図1)から、車体1の傾きを修正可能な補正移動距離を複数の予め設定された補正移動距離の中から選択する。たとえば、ステーションSTまでの距離Qが2000mm以上のときに、補正移動距離を200mm、ステーションSTまでの距離Qが2000mm未満のときに、補正移動距離を250mmを選択する。
【0036】
ステップ−5
次に、求めた車体傾き角度θと選択した補正移動距離と所定の駆動車輪6の回転速度により、図14に示す、予め演算した表により、前記補正移動距離を移動する間の駆動車輪6の換向角度(ステアリング角度)αを求める。なお、車体傾き角度θと選択した補正移動距離より車体1の傾きを修正できないと判断すると、脱線したと認識して脱線警報を発して走行を中止する。補正移動距離が200mmのときに、車体傾き角度θが2.2度以上となると脱線と判断され、補正移動距離が250mmのときに、車体傾き角度θが2.8度以上となると脱線と判断されている。
【0037】
ステップ−6
次に、左右のモータ8a,8bを制御するインバータ52a,52bへ同じ回転数で逆回転方向の回転指令を出力し、ロータリエンコーダ15により検出されたステアリング角度上記求めた換向角度になると、停止指令を出力する。これにより、同位置で、駆動車輪6が換向角度αまで回転する。
【0038】
ステップ−7
次に、インバータ52a,52bへ同じ所定の回転数で同じ回転方向(車体1を後退させる方向)の回転指令を出力し、ロータリエンコーダ53a,53bにて検出されるモータ回転数から求められる車体1の移動距離が、前記補正移動距離となると、停止指令を出力する。これにより、補正移動距離、後退した時点で、車体1の傾きが修正される。
【0039】
ステップ−8
次に、左右のモータ8a,8bを制御するインバータ52a,52bへ同じ回転数で逆回転方向の回転指令を出力し、ロータリエンコーダ15により検出されたステアリング角度が0度になると、停止指令を出力する。これにより、同位置で、駆動車輪6が0度まで回転して戻る。
【0040】
ステップ−9
次に、インバータ52a,52bへ同じ所定の回転数で同じ回転方向(車体1を後退させる方向)の回転指令を出力し、ロータリエンコーダ53a,53bにて検出されるモータ回転数から求められる車体1の移動距離が、主誘導ラインLからステーションSTまでの距離より前記補正移動距離を減算した距離となると、停止指令を出力する。これにより、車体1は正しい姿勢でステーションSTへ到着する。なお、この後進走行中に、前方に位置する第2ガイドセンサ45により検出されるずれ量をフィードバックしながらの左右のインバータ52a,52bへ出力する回数数の指令を制御して換向し、副誘導ラインKに沿って車体1が移動するように制御することもできる。
【0041】
このように、物品搬送車Vが主誘導ラインLに沿って走行し、車体1をスピンターンさせて、副誘導ラインKへ向きを換えたとき、ガイドセンサ14,45のそれぞれのずれ量より、車体1の左右方向の中心と副誘導ラインKの中心との傾きが求められ、この車体傾き角度と副誘導ラインK上の補正移動距離により、車体1の傾きを修正可能な駆動車輪6の換向角度が求められ、この換向角度で前記補正移動距離を走行すると、車体1の左右方向の中心と副誘導ラインKの中心が一致し、傾きが補正され、よって正しい姿勢でステーションST位置まで到着でき、フォーク4により正常に荷Aの受け渡しを行うことができる。
【0042】
また駆動車輪6を車体1の左右方向の中央部に設けることにより、従動車輪7側を中心として車体1を旋回させる際、右方向へも左方向へも比較的小さな半径で小回り良く旋回させることができ、かつ、その駆動車輪6を各別に正逆回転駆動可能な一対の駆動輪体5から構成することにより、一対の駆動輪体5を互いに異なる速度で回転させたり、あるいは、逆方向に回転させることによって、一対の駆動輪体5からなる駆動車輪6を縦軸芯P1周りに回動操作することができ、駆動車輪6の回転駆動と縦軸芯P1周りでの回動操作とを同じモータ(駆動源)8a,8bで兼用することができる。
【0043】
また物品搬送車Vの車体1を車体前後方向に沿う左右一対の延出部分2と、その延出部分2を車体前後方向の一側で連結する本体部分3とから構成して、平面視においてほぼコの字型にし、本体部分3に駆動車輪6を設け、左右一対の延出部分2の先端側に遊転車輪19を設けることにより、フォーク4を出退しての荷移載時においては、左右の延出部分2先端側に設けた遊転車輪19により車体1を確実に安定良く保持することができ、かつ、フォーク4を上下昇降可能に構成する場合においても、左右の延出部分2の中間部においてフォーク4を昇降させることにより、フォーク4を物品搬送車Vの走行路面近くにまで下降させることができる。しかも、そのフォーク4を引退した際にフォーク4の先端が延出部分2の先端よりも内側に位置するように構成することにより、フォーク4を引退して走行することにより、フォーク4の先端が他物に当接する可能性も少なく、安全に走行することができる。
【0044】
なお、本実施の形態では、主誘導ラインLと副誘導ラインKを、磁気を帯びた帯板状に形成し、ずれ量検出手段であるガイドセンサ14,45を、横方向に並置された複数の磁気センサから形成しているが、主誘導ラインLと副誘導ラインKを帯板状の反射体から構成し、ずれ量検出手段であるガイドセンサを、横方向に並置された複数の光電スイッチから構成するようにしてもよい。
【0045】
また本実施の形態では、主誘導ラインLと副誘導ラインKとを90度で交差させているが、90度に限ることはなく、ステーションSTの位置により他の角度で交差させてもよい。このとき、主誘導ラインLと副誘導ラインKとの間で車体1をスピンターンさせるときは、これら主誘導ラインLと副誘導ラインKの交差角度で換向するようにすればよい。
【0046】
また本実施の形態では、油圧シリンダ27などを用いて車輪ロック手段26を構成しているが、機械式ロック手段や電気式ロック手段など、実際の実施に際しては種々変更が可能であり、また、フォーク4を上下昇降させたり、前後方向に移動させる構成についても、種々変更が可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの傾きを求め、この傾きと副誘導ライン上の所定の補正移動距離により駆動車輪の換向角度を求め、この換向角度で前記所定の補正移動距離を走行することにより、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの中心を一致させることができ、車体の傾きを修正することができる。また、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの傾きと副誘導ライン上の所定の補正移動距離により前記ステーションに到達時までに車体の傾きを修正できないと判断すると、脱線したと認識して脱線警報を発して走行を中止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における物品搬送車を使用した工場の要部平面図である。
【図2】同物品搬送車の平面図である。
【図3】同物品搬送車の側面図である。
【図4】同物品搬送車の車輪の配置を示す平面図である。
【図5】同物品搬送車の駆動車輪の平面図である。
【図6】同物品搬送車の駆動車輪の正面図である。
【図7】同物品搬送車の駆動車輪の縦断側面図である。
【図8】同物品搬送車の遊転車輪の側面図である。
【図9】同物品搬送車のフォークの作動を示す側面図である。
【図10】同物品搬送車のフォークの作動を示す側面図である。
【図11】同物品搬送車の要部制御構成図である。
【図12】同物品搬送車のコントローラによる走行制御動作を説明するフローチャートである。
【図13】同物品搬送車の車体傾き検出の説明図である。
【図14】同物品搬送車の車体傾き角度からステアリング角度を求める説明図である。
【図15】物品搬送車の作動を示す平面図である。
【符号の説明】
V 物品搬送車
A 荷
P1 縦軸芯
1 車体
2 延出部分
3 本体部分
4 フォーク
5 駆動輪体
6 駆動車輪
7 従動車輪
8a,8b モータ
14,45 ガイドセンサ
15 ロータリエンコーダ
19 遊転車輪
26 車輪ロック手段
40 荷載置面
51 コントローラ
52a,52b インバータ
53a,53b ロータリエンコーダ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an article transport vehicle having a fork.
[0002]
[Prior art]
As the article transport vehicle, a pair of left and right driven wheels provided in the middle in the front-rear direction of the vehicle body for supporting the load of the vehicle body, and the driven wheels for supporting the load of the vehicle body and running the vehicle body A drive wheel provided closer to one side of the vehicle longitudinal direction than the vehicle, and a fork configured to be able to move in and out along the longitudinal direction of the vehicle body to transfer the load on the other side of the vehicle longitudinal direction, An article transport vehicle is known in which the drive wheel is configured to be rotatable around a vertical axis along the vertical direction in order to steer the vehicle body.
[0003]
Such an article transport vehicle is used for transporting various articles in a warehouse, a factory, or the like. As shown in FIG. 15, the article transport vehicle V is formed mainly by a guide line L installed on the floor R. When the vehicle travels automatically along the traveling path and arrives at the station ST installed along the guidance line L, the drive wheel is rotated 90 degrees around the vertical axis to perform the turn (spin turn is performed). ), Reversely, the load A is delivered to and from the station ST using the fork.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above article transport vehicle, when the spin turn is performed, the vehicle is simply moved backward straight. Therefore, the rotation accuracy of the spin turn cannot be maintained due to the situation of the floor R or the like. There was a case where the position A was greatly deviated.
[0005]
Therefore, the present inventionEven if the floor condition is bad and the rotation accuracy of the spin turn cannot be maintainedAn object of the present invention is to provide an article transport vehicle capable of accurately traveling to a load delivery position of a station.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the invention according to
The driving wheel is provided with a deviation amount detecting means for detecting a deviation amount in the lateral direction of the vehicle body from the main guidance line or the auxiliary guidance line at the center in the lateral direction of the vehicle body and at the front part and the rear part of the vehicle body, respectively.TheRotate around vertical axisLet it runWhen the main guide line is converted to the sub guide line, the center of the left and right direction of the vehicle body and the inclination of the sub guide line are determined from the shift amounts of the front and rear parts detected by the shift amount detecting means.Provide the required controller,The controller isThe turning angle of the driving wheel is obtained from the inclination and a predetermined correction movement distance on the auxiliary guidance line, and the obtained horizontal center of the vehicle body, the inclination of the auxiliary guidance line, and the predetermined correction movement on the auxiliary guidance line. If it is determined that the vehicle body tilt cannot be corrected by the time of arrival at the station due to the distance, the vehicle recognizes that it has derailed and issues a derailment warning to stop driving.MakeIt is characterized by this.
[0007]
Here, the main guide line and the sub guide line are configured by, for example, a magnetic band-shaped guide, and the deviation amount detecting means is configured by a plurality of magnetic sensors installed in the lateral direction for detecting the magnetism of the guide line. The
[0008]
According to the above configuration, when the article transport vehicle travels along the main guide line and changes direction to the sub guide line, the amount of shift of the vehicle body is determined based on the shift amounts of the front and rear bodies detected by the shift amount detection means. The inclination between the center in the left-right direction and the center of the auxiliary guidance line is obtained, and the turning angle of the drive wheel is obtained from this inclination and a predetermined correction movement distance on the auxiliary guidance line. When the predetermined travel distance is traveled at this turning angle, the center of the left and right direction of the vehicle body coincides with the center of the auxiliary guidance line, and the inclination is corrected.However, depending on the inclination of the center of the vehicle body in the left-right direction and the center of the auxiliary guidance line and the predetermined correction movement distance on the auxiliary guidance line, the center of the vehicle body in the horizontal direction and the center of the auxiliary guidance line are reached before reaching the station. If it is determined that it is impossible to match, the derailment is diagnosed and the traveling is stopped.
[0009]
The invention according to
[0010]
The distance of the auxiliary guidance line, that is, the distance of the secondary guidance line connecting the main guidance line and the station differs depending on the arrangement of the stations.
According to the above configuration, the corrected moving distance is selected by the traveling auxiliary guidance line (the distance thereof), and the turning angle of the driving wheel for correcting the inclination is set.
[0013]
AlsoClaim 3The invention described in
[0014]
According to the above configuration, by providing the driving wheel at the center in the left-right direction of the vehicle body, when turning the vehicle body around the driven wheel side, the vehicle is turned well with a relatively small radius both in the right direction and in the left direction. And a pair of drive wheels that can be driven to rotate forward and backward separately, so that the pair of drive wheels can be rotated at different speeds or rotated in opposite directions. Thus, a drive wheel comprising a pair of drive wheel bodies can be rotated around the vertical axis, and the rotational drive of the drive wheel and the rotary operation around the vertical axis are combined with the same drive source. be able to.
[0015]
AlsoClaim 4The invention described in
[0016]
According to the above configuration, the vehicle body of the transport vehicle is composed of a pair of left and right extending portions extending in the longitudinal direction of the vehicle body, and a main body portion that connects the extending portions on one side in the longitudinal direction of the vehicle body. A U-shaped drive wheel is provided on the main body part, and an idler wheel is provided on the distal end side of the pair of left and right extension parts. Even when the fork can be moved up and down by the idle wheel provided on the leading end side of the protruding part and the fork can be moved up and down, the fork is moved up and down at the middle part of the left and right extending parts. Thus, the fork can be lowered to the vicinity of the traveling road surface of the transport vehicle. In addition, when the fork is retracted, the tip of the fork is positioned inside the tip of the extension portion. There is little possibility of touching and you can drive safely.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view of an essential part of a factory using an article transport vehicle according to an embodiment of the present invention, and a main guide line L constituted by a magnetic belt-like guide is arranged on a floor (floor surface) R. In addition, a plurality of sub guide lines K configured by magnetic belt-like guides that cross the main guide line L and guide the article transport vehicle V to each station ST are arranged. The article transport vehicle V of the present invention automatically travels mainly along a travel path formed by a guide line L, travels to a station along a sub guide line K, and transports a load A between the stations ST. It is.
[0018]
As shown in FIG. 2, the
[0019]
As shown in FIG. 3 and FIG. 4, a
[0020]
As shown in FIG. 5 to FIG. 7, the
[0021]
In other words, the connecting
[0022]
A
[0023]
Further, as shown in FIGS. 4 and 8, a caster type
[0024]
Thus, each
[0025]
The valve device includes a
[0026]
As shown in FIGS. 9 and 10, the
[0027]
In the state where the
[0028]
2 and 3, the entire circumference of the lateral side portion of the
[0029]
As shown in FIGS. 4 and 8, the ends of the left and right extending
[0030]
Further, in the
[0031]
The travel control of the
[0032]
Step-1
First, a rotation command in the reverse rotation direction is output at the same rotation speed to the
[0033]
Step-2
Next, in order to rotate the
[0034]
Step-3
Next, the positional deviations of the front end and the rear end of the left and right center of the
[0035]
Step-4
Next, from the distance of the auxiliary guide line K (the distance that the article transport vehicle V moves from the main guide line L to the station ST) Q (FIG. 1), a plurality of correction travel distances that can correct the inclination of the
[0036]
Step-5
Next, based on the calculated vehicle body inclination angle θ, the selected correction movement distance and the rotation speed of the
[0037]
Step-6
Next, a rotation command in the reverse rotation direction is output to the
[0038]
Step-7
Next, a rotation command in the same rotation direction (a direction in which the
[0039]
Step-8
Next, a rotation command in the reverse rotation direction is output at the same rotation speed to the
[0040]
Step-9
Next, a rotation command in the same rotation direction (a direction in which the
[0041]
In this way, when the article transport vehicle V travels along the main guide line L, spins the
[0042]
Further, by providing the
[0043]
Further, the
[0044]
In the present embodiment, the main guide line L and the sub guide line K are formed in a magnetic band plate shape, and a plurality of
[0045]
In the present embodiment, the main guide line L and the sub guide line K are crossed at 90 degrees. However, the main guide line L and the sub guide line K are not limited to 90 degrees, and may be crossed at other angles depending on the position of the station ST. At this time, when the
[0046]
Further, in the present embodiment, the wheel lock means 26 is configured using the
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the center of the vehicle body in the left-right direction and the inclination of the auxiliary guidance line are obtained, and the turning angle of the drive wheel is obtained from the inclination and the predetermined correction moving distance on the auxiliary guidance line. By traveling the predetermined correction moving distance at the turning angle, the center of the vehicle body in the left-right direction can be matched with the center of the auxiliary guide line, and the inclination of the vehicle body can be corrected.If it is determined that the vehicle body inclination cannot be corrected by the time the vehicle reaches the station by the center of the vehicle body in the left-right direction, the inclination of the auxiliary guidance line, and the predetermined correction movement distance on the auxiliary guidance line, the vehicle is recognized as derailed and derailed. An alarm can be issued to stop driving.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an essential part of a factory using an article transport vehicle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the article transport vehicle.
FIG. 3 is a side view of the article transport vehicle.
FIG. 4 is a plan view showing the arrangement of wheels of the article transport vehicle.
FIG. 5 is a plan view of drive wheels of the article transport vehicle.
FIG. 6 is a front view of drive wheels of the article transport vehicle.
FIG. 7 is a longitudinal side view of a drive wheel of the article transport vehicle.
FIG. 8 is a side view of an idle wheel of the article transport vehicle.
FIG. 9 is a side view showing the operation of the fork of the article transport vehicle.
FIG. 10 is a side view showing the operation of the fork of the article transport vehicle.
FIG. 11 is a main part control configuration diagram of the article transport vehicle.
FIG. 12 is a flowchart for explaining a travel control operation by the controller of the article transport vehicle.
FIG. 13 is an explanatory diagram of detection of the vehicle body tilt of the article transport vehicle.
FIG. 14 is an explanatory diagram for obtaining a steering angle from a vehicle body tilt angle of the article transport vehicle.
FIG. 15 is a plan view showing the operation of the article transport vehicle.
[Explanation of symbols]
V goods carrier
A load
P1 Vertical axis
1 body
2 Extension part
3 Body part
4 Forks
5 Drive wheel
6 Drive wheels
7 driven wheels
8a, 8b motor
14,45 Guide sensor
15 Rotary encoder
19 idle wheel
26 Wheel lock means
40 Loading surface
51 controller
52a, 52b inverter
53a, 53b Rotary encoder
Claims (4)
前記車体の荷重を支持し、かつ、車体を走行させるために前記従動車輪よりも車体前後方向の一側寄りに設けられた駆動車輪と、
車体前後方向の他側において荷を移載するために車体の前後方向に沿って出退可能に構成されたフォーク
とを備え、
前記駆動車輪が車体を操向させるために上下方向に沿う縦軸芯周りに回動可能に構成され、床面に配置された主誘導ライン、さらに主誘導ラインと交差し、ステーションに導く副誘導ラインに沿って走行する物品搬送車であって、
前記車体の左右方向の中心で、かつ車体の前部と後部にそれぞれ、前記主誘導ラインまたは副誘導ラインからの車体左右方向のずれ量を検出するずれ量検出手段を設け、
前記駆動車輪を縦軸芯周りに回動させて走行駆動させ、前記主誘導ラインより副誘導ラインへ換向したとき、前記ずれ量検出手段により検出される車体前部と後部それぞれのずれ量より、車体の左右方向の中心と副誘導ラインの傾きを求めるコントローラを設け、
前記コントローラが、この傾きと副誘導ライン上の所定の補正移動距離により前記駆動車輪の換向角度を求め、前記求めた車体の左右方向の中心と副誘導ラインの傾きと前記副誘導ライン上の所定の補正移動距離により、前記ステーションに到着時までに前記車体の傾きを修正できないと判断すると、脱線したと認識して脱線警報を発して走行を中止させること
を特徴とする物品搬送車。A pair of left and right driven wheels provided in the middle of the longitudinal direction of the vehicle body to support the load of the vehicle body;
A driving wheel that supports the load of the vehicle body and that is provided closer to one side of the vehicle body longitudinal direction than the driven wheel to travel the vehicle body;
A fork configured to be able to move in and out along the longitudinal direction of the vehicle body in order to transfer a load on the other side in the longitudinal direction of the vehicle body,
The driving wheel is configured to be rotatable around a vertical axis along the vertical direction in order to steer the vehicle body. The main guiding line arranged on the floor, and the auxiliary guiding that crosses the main guiding line and leads to the station. An article transport vehicle traveling along a line,
A shift amount detection means for detecting a shift amount in the left-right direction of the vehicle body from the main guide line or the auxiliary guide line is provided at the center in the left-right direction of the vehicle body and at the front and rear portions of the vehicle body,
When the drive wheel is rotated around the vertical axis to drive the vehicle and converted from the main guide line to the sub guide line, the amount of shift of each of the front and rear parts detected by the shift amount detection means is determined. , Provide a controller to find the center of the vehicle body in the left-right direction and the inclination of the auxiliary guidance line,
The controller obtains the turning angle of the driving wheel based on the inclination and a predetermined correction movement distance on the auxiliary guidance line, and determines the center of the obtained vehicle body in the left-right direction, the inclination of the auxiliary guidance line, and the auxiliary guidance line. An article transport vehicle characterized in that if it is determined that the inclination of the vehicle body cannot be corrected before arrival at the station by a predetermined correction moving distance, it recognizes that it has derailed and issues a derailment alarm to stop traveling.
を特徴とする請求項1に記載の物品搬送車。A plurality of auxiliary guidance lines are provided crossing the main guidance line, a plurality of correction moving distances on the auxiliary guidance line are set in advance, and the controller determines the distance to the station of the auxiliary guidance line where the article transport vehicle travels. The article transport vehicle according to claim 1 , wherein a predetermined correction movement distance is selected from the plurality of preset correction movement distances .
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品搬送車。3. The drive wheel according to claim 1, wherein the drive wheel is provided at a central portion in the left-right direction of the vehicle body, and the drive wheel is constituted by a pair of drive wheel bodies that can be driven forward and reverse. Goods transportation vehicle.
前記本体部分に前記駆動車輪を設け、
前記左右一対の延出部分の先端側にそれぞれ遊転車輪を設けるとともに、前記フォークを引退した際にフォークの先端が前記延出部分の先端よりも内側に位置するように構成したこと
を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の物品搬送車。The vehicle body is composed of a pair of left and right extending portions along the front-rear direction of the vehicle body, and a body portion that connects the extended portion at one end in the front-rear direction of the vehicle body, and is substantially U-shaped in plan view.
Provide the drive wheel in the body portion,
A free wheel is provided on each of the front end sides of the pair of left and right extending portions, and the front end of the fork is positioned inside the front end of the extending portion when the fork is retracted. The article transport vehicle according to any one of claims 1 to 3.
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