JP3895787B2 - フレーム画素データの発生 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は一般にディジタルテレビジョンシステムに関し、より詳しくは、画素データのフィールドから画素データの表示フレームを生成する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
標準のテレビジョンシステムは、ディジタルではなくアナログビデオ信号を受信して表示する。代表的な標準ビデオ信号は「飛び越し走査」ビデオ信号と呼ばれる。飛び越し走査ビデオ信号では、標準のシステムに表示されるビデオデータの各フレームは2つのフィールドに分割される。例えば、第1フィールドはビデオフレームの奇数線を含み、第2フィールドは同じビデオフレームの偶数線を含む。1フレームを形成する2フィールドを標準システムに順次に受信して表示するので、視聴者には1つのフレームに見える。ビデオフレームをこのように分割して表示すると、ビデオシステムの出力の質が低下する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
標準のテレビジョンが表示するフレームは毎秒30だけであるが、フィールドは毎秒60である。標準のテレビジョンシステムでこの表示速度が可能な理由は、ブラウン管型のデイスプレイに表示した映像はすぐには消えないからである。表示は短い時間続くので、CRT(ブラウン管)はちらつかずに一定のビデオ映像を示すことができる。しかし、通常用いられる空間光変調ディスプレイでは、質はこのように一定ではない。従って、ビデオ映像のちらつきをなくすために、毎秒60ビデオフレームを全部表示しなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様は、画素データの線を発生する方法である。これらの発生させた線を入力画素データのフィールドに追加して、ビデオ画素データのフィールドからビデオ画素データの表示フレームを作る。ビデオ画素データの複数のフィールドを記憶する。記憶したビデオ画素データのフィールドから1つ以上の特徴振幅信号(feature magnitude signals)を発生し、2つ以上の画素処理方法を用いて少なくとも2つの異なる中間画素データ値を発生する。
【0005】
特徴振幅信号に基づいて、各中間画素データ値に対応する特徴重みを選択する。次に、対応する中間画素データ値に特徴重みを掛けて得られる重み付き平均に基づいて、出力画素データを発生する。次に、入力画素データに出力画素データを加えて、ビデオ画素データのフレームを形成する。
【0006】
本発明の重要な技術的利点は、フレームビデオデータを形成し表示することができることである。フレームビデオ信号を表示することにより、ディスプレイ上により鮮鋭でより見やすいビデオ映像を生成する。本発明の別の利点は、開示したディジタルテレビジョンシステムは標準の飛び越し走査ビデオ信号を非飛び越し走査ビデオ信号に変換することができることである。従ってこのシステムは、現在の放送テレビジョン信号を受信して高解像度のディジタルフレームビデオ信号に変換することができる。また本発明は、入力ビデオ信号の垂直基準化(scaling)により、ビデオフレームのサイズを変更することができる。
【0007】
【実施例】
本発明の望ましい実施態様とその利点は、図1−図14を参照することによりよく理解できる。各図の同じおよび対応する部分には同じ番号を用いる。
【0008】
図1aは一般に10で示すディジタルディスプレイシステムを示すもので、本発明の教示に従って構成される。ディスプレイシステム10により、入力ビデオ信号を用いて高精細度ビデオディスプレイを作ることができる。
【0009】
システム10において、ビデオ信号は信号インターフェース12が受信する。このインターフェースは、全国テレビジョン標準委員会(以下「NTSC」)により確立された形式のアナログ合成ビデオ信号を受信できる。この信号を信号インターフェース12で、符号Yで表す輝度信号と、符号IとQで表す2つの色差信号に分離する。信号インターフェース12は他の型の標準または非標準のビデオ信号を受信できるようにしてもよい。標準信号には、PAL(Phase Alternating Line)、メモリ付き順次カラー(Sequential Color)、映画工学協会などが含まれる。
【0010】
信号インターフェース12はビデオ信号を成分に分離した後、これらの成分をアナログ・ディジタル変換回路14に送る。ここで信号をアナログビデオ信号からディジタルビデオ画素データ信号に変換する。ビデオ画素データ信号はビデオ画素データのフィールドから成る。ここで「フィールド」とは、表示フレームを部分的にまたは完全に満たすための画素データの集合をいう。例えば、フィールドは飛び越し走査NTSCの偶数および奇数フィールドであってよい。
【0011】
信号インターフェース12とアナログ・ディジタル変換回路14の詳細な構造はここには述べない。システム10の中のこれらの2つの部分は、例えばテキサス・インスツルメンツ社に譲渡された特許出願番号第08/147249号、代理人番号TI−17855号、「ディジタルテレビジョンシステム」の開示に従う構造でよい。上記引用により、この特許出願番号08/147249の内容全ては本願で述べられているものとする。前記米国出願番号08/147249は、ここに開示するディジタルテレビジョンシステムの信号インターフェース12とアナログ・ディジタル変換開路14として用いることのできる受信回路を開示している。
【0012】
アナログ・ディジタル変換回路14はアナログビデオ信号をビデオ画素データのフィールドに変換した後、これらのビデオ画素データのフィールドを画素プロセッサ(画素処理装置)16に送る。画素プロセッサ16はビデオ画素データの入力フィールドの信号を処理して、ビデオ画素データのフィールドをビデオ画素データのフレームに変換する。画素プロセッサ16の構造と動作については後で詳しく説明する。
【0013】
画素プロセッサ16はビデオ画素データのフレームを生成した後、このデータをビデオ特徴画素処理装置18に送る。ビデオ特徴画素処理装置18は、画素プロセッサ16が生成したフレームビデオ画素データに1つ以上の標準的なビデオ特徴操作を行う。この機能は、色空間変換、ガンマ訂正、鮮鋭度、コントラスト、明るさ、色相、および/または飽和を含む。またビデオ特徴ビデオ画素処理装置18は、ビデオ画素データのフレームに別の機能を行うことができる。ここでも、前記米国出願番号08/147249に開示された回路の変形を用いて、ビデオ特徴画素処理装置18を作ることができる。
【0014】
ビデオ特徴画素処理装置18は、フレームビデオ画素データをディスプレイ20に送る。このディスプレイは、ビデオ特徴画素処理装置18から受けたビデオフレーム画素データを記憶するディスプレイメモリ22を備える。次にこのデータを、テキサス・インスツルメンツ社製のディジタルマイクロミラー装置(以下「DMD」)などの空間光変調器24で表示する。空間光変調器24はディスプレイメモリ22に接続する。主タイミング回路26が、ディスプレイメモリ22から空間光変調器24へのデータ転送のタイミングを制御する。
【0015】
図1bは、ディスプレイ20に代わるディスプレイ28を示す。ディスプレイ28は、フレームビデオ画素データをアナログビデオ信号に変換するディジタル・アナログ変換回路30を備える。アナログビデオ信号は、ディジタル・アナログ変換回路に接続されたブラウン管ディスプレイ32に表示される。表示およびディジタル・アナログ変換のタイミングは、主タイミング回路34が制御する。
【0016】
動作を説明すると、システム10はビデオ信号を処理して、表示のための出力信号を生成する。前に説明したように、システム10はアナログまたはディジタルのビデオ信号を受信する。例として、ここではアナログ合成ビデオ信号を受信する場合のシステム10の動作を説明する。システム10は、合成ビデオ信号を信号インターフェース12で成分に分離する。アナログ・ディジタル変換回路14はこれらの成分をフィールドビデオ画素データ信号に変換する。次に画素プロセッサ16は、フィールドビデオ画素データ信号をフレームビデオ画素データ信号に変換する。ビデオ特徴画素処理装置14は、得られたフレームビデオ画素データ信号を微同調させる。ビデオ特徴画素処理装置18は随意であって、設けなくてもよい。または、ビデオ特徴画素処理装置18は画素プロセッサ16に含めてもよい。最後に、フレームビデオ画素データをディスプレイ20に送って、フレームビデオ信号を表示する。
【0017】
図2は、本発明の教示に従って作られた画素プロセッサ16の一実施態様を示す。画素プロセッサ16は、例えば、フィールドバッファ36、特徴検出器38、画素発生器40、特徴分析器42、フレームバッファ46を備える。
【0018】
フィールドバッファ36はフィールドビデオ画素データを受けて複数のビデオフィールドを記憶する。図2に示す実施態様では、フィールドバッファはフィールドtからフィールドtまでの4ビデオフィールドを記憶する。ここでtは現在受けたフィールドであり、tからtはそれぞれ1つ前、2つ前、3つ前に受けたフィールドを表す。フィールドバッファ36のサイズは、受けたビデオ信号の各フィールドのサイズに依存する。例えばNTSC信号は、640x240サンプルの画素データのサイズのフィールドを保持できるバッファを必要とする。特徴検出器すなわち画素プロセッサが4フィールドより多くを必要とする場合は、フィールドバッファ36は4フィールドより多く記憶するよう作ることができる。
【0019】
バッファされたフィールド画素データは特徴検出器38、画素発生器40、フレームバッファ46に送られる。特徴検出器38はフィールドtからtにアクセスして、ビデオ画素データ内にある各種のビデオの特徴を検出する。例えば以下に説明するように、開示した実施態様の特徴検出器38はビデオ画素データの動き、加速度、画像端を検出する。特徴検出器38は、ビデオ画素データの検出した特徴に基づいて1つ以上の特徴振幅信号を生成し、これらのビデオ特徴振幅信号を特徴分析器42に送る。特徴検出器38の構造と動作については、後で詳細に説明する。
【0020】
画素発生器40もフィールドバッファ36の1つ以上のフィールドにアクセスする。画素発生器40は2つ以上の画素発生方法を用いて中間画素データ値を生成する。例えば、画素発生器40の開示した実施態様は、バッファされたフィールドビデオ画素データに対して線の二重化および線の平均化と呼ぶ2つの画素発生方法を行う。画素発生器40の構造と動作については後で詳細に説明する。画素発生器40は必要なだけ多くの画素発生方法を行うように作ることができる。画素発生器40が生成する中間画素データ値を画素平均装置44に送り、ここで出力画素データを生成する。
【0021】
特徴分析器42は特徴検出器38が生成する特徴振幅信号を受ける。特徴分析器42は、画素発生器40が生成する中間画素データ値の1つにそれぞれ対応するX個の特徴重みを発生する。Xは、画素発生器40が生成する中間画素データ値の数である。開示した特徴分析器42は、画素発生器40が生成する各中間画素データ値毎に1つの重みを生成する。従ってここに開示した実施態様ではXは2である。特徴分析器42は、画素平均装置44が出力画素データを発生するために用いる特徴重みを出力する。特徴分析器42の構造と動作については後で詳細に説明する。
【0022】
画素平均装置44は、特徴重みを重みとして用いて中間画素データ値の重み付き平均を計算し、出力画素データを発生して、出力画素データをフレームバッファ46に送る。フレームバッファ46は、画素平均装置44が生成する出力画素データとフィールドバッファ36に記憶されるビデオ画素データの入力フィールドを用いて、ビデオ画素データのフレームを合成する。画素平均装置44の構造と動作については後で詳細に説明する。フレームバッファ46は随意である。または、フィールドバッファ36に記憶される入力ビデオフィールドデータと画素平均装置44が生成する出力画素データを、例えばビデオ特徴画素処理装置18またはディスプレイ装置22に直接送ってもよい。
【0023】
動作を説明すると、画素プロセッサ16は出力画素データを生成してビデオ画素データのフィールドからビデオ画素データのフレームを作る。フィールドバッファ36はビデオ画素データの複数の入力フィールドを記憶する。特徴検出器38、画素発生器40、フレームバッファ46はそれぞれフィールドバッファ36にアクセスする。特徴検出器38は、フィールドバッファ36に記憶される入力画素データに基づいて、1つ以上の特徴振幅信号を発生する。特徴発生器40は少なくとも2つの異なる画素処理方法を用いて入力画素データを処理し、少なくとも2つの異なる中間画素データ値を発生する。
【0024】
特徴分析器42は、特徴検出器38が発生する特徴振幅信号を受けてX個の特徴重みを選択する。ただし、Xは画素発生器40が生成する中間画素データ値の数である。次にこれらの特徴重みを画素平均装置44に送る。画素平均装置44は画素発生器40から中間画素データ値も受ける。次に画素平均装置44は、対応する中間画素データ値に各特徴重みを掛けて中間画素データ値の重み付き平均を作り、出力画素データを発生する。次に画素平均装置44は出力画素データをフレームバッファ46に送る。フレームバッファ46は出力画素データを入力画素データと組み合わせて、ビデオ画素データの完全なフレームを生成する。
【0025】
図3は、本発明の教示に従って作られた画素プロセッサ16の別の実施態様を示す。図3に示す画素プロセッサ16の構造は図2に示した実施態様の構造と同じであるが、異なるところはフレームバッファ46に映像制御回路48が結合することである。映像制御回路48は、上にビデオ特徴画素処理装置18で説明したと同様な1つ以上の映像制御機能を行うことができる。図3に示す画素プロセッサ16の実施態様では、ビデオ特徴画素処理装置18が行う全ての特徴を映像制御回路48に含めることができる。画素平均装置44とフィールドバッファ36の出力は映像制御回路48に直接送ってもよい。
【0026】
図3に示す画素プロセッサ16の動作は図2に示す画素プロセッサ16の実施態様の動作と同様であるが、異なるところはフレームバッファ46が生成するフレームビデオデータを映像制御回路48に送ることである。映像制御回路48はフレームビデオデータに1つ以上のビデオ特徴操作を行って同調フレームビデオ画素データを生成する。
【0027】
図4は、本発明の教示に従う画素プロセッサ16の第3の実施態様を示す。この実施態様では、ディジタルテレビジョンシステム10は入力ビデオ信号を垂直に基準化(scaling)することができる。図4に示す実施態様の構造は図2に示した画素プロセッサ16の実施態様の構造と同様であるが、異なるところはフレームバッファ46の出力を垂直スケーラ50に結合することである。垂直スケーラ(scaler)50は映像制御回路48に結合する。
【0028】
画素プロセッサ16のこの実施態様では、映像制御回路48は図3に示した実施態様の映像制御回路48と同様である。しかしここでは、映像制御回路48は通常は開口訂正(aperture correction)を行う回路を含む。開口訂正を行うと垂直に基準化された映像が鮮鋭になる。垂直スケーラ50が行う垂直基準化は、例えば米国特許出願番号08/147249に記述されているような、垂直基準化の既知の方法に従って行ってよい。
【0029】
図4の動作は、やはり図2に示した画素プロセッサ16の動作と同様である。ここでフレームバッファ46の出力を垂直スケーラ50に与え、垂直スケーラ50はフレームビデオ画素データを基準化して、基準化されたフレームビデオ画素データを生成する。基準化されたフレームビデオ画素データは映像制御回路48に与えられ、映像制御回路48は基準化されたフレームビデオ画素データに1つ以上の操作を行う。映像制御回路48の動作は図3に関して述べた動作と同じであるが、異なるところは映像制御回路48は通常は開口訂正を行うことができるということである。
【0030】
画素平均装置44とフィールドバッファ36の出力は、垂直スケーラ50に直接結合することができる。更に、映像制御回路48を画素プロセッサ16に含める必要はない。映像制御回路48が行う機能を、ディジタルテレビジョンシステム10のビデオ特徴処理装置18が行ってよい。
【0031】
開示した画素プロセッサ16はそれぞれ多くの重要な特徴と利点を持つ。例えば、各画素プロセッサ16はフレームビデオ画素データ信号を発生することができる。フレームビデオ画素データ信号は、より鮮鋭でより見やすいビデオ映像をテレビジョンディスプレイ上に表示する。この開示した発明により、現在用いられているテレビジョン放送装置を変更することなく、このように質の高い映像を表示することができる。図4に示す実施態様により映像を垂直に基準化することができ、従って入力ビデオ信号の型とビデオディスプレイの寸法をいろいろ変えることができる。
【0032】
図5は、画素プロセッサ16の特徴検出器38の一実施態様を示す。特徴検出器38は、入力ビデオ画素データのフィールドの各種の特徴に基づいて、1つ以上の特徴振幅信号を発生する。図5に示す実施態様は、動き検出回路52、メモリ54、加速度検出回路56、端検出回路58を備える。図5に示す特徴検出器38の実施態様は、3つの特徴検出機能を行う。具体的には、図示の特徴検出器38は動き、加速度、映像端を検出する。特徴検出器38は、本発明の教示から逸れることなく、より多くのまたはより少ない特徴を検出するように、容易に作ることができる。
【0033】
動き検出回路52、加速度検出回路56、端検出回路58は、それぞれフィールドバッファ36の出力に結合する。動き検出回路52、加速度検出回路56、端検出回路58の出力は、全て特徴分析器42に送られる。また動き検出回路52の出力は、加速度検出回路56で用いるためにメモリ54に送られられる。
【0034】
動作を説明すると、動き検出回路52、加速度検出回路56、端検出回路58は、注目する入力画素データと特徴に基づいて特徴振幅信号を発生する。各特徴振幅信号は他の特徴振幅信号と同時に生成してよい。動き検出回路52、加速度検出回路56、端検出回路58の動作については後で詳細に説明する。開示した実施態様では、各特徴振幅信号は4ビット値を表す。
【0035】
図8は、動き検出回路52の動き検出機能が用いる画素間の関係の一例を示す。画素60について、動き検出回路52の出力Mは3つの差の重み付き平均である。動き検出の出力Mは、例えば式(1)によって計算する。
【数1】
Figure 0003895787
【0036】
式(1)において、項|At1−At3|は1つ前のフィールドの第1隣接画素62の値と3つ前のフィールドの同じ画素64の値との差である。更に、項|Ct1−Ct3|は1つ前のフィールドの第2隣接画素66の値と3つ前のフィールドの同じ画素68の値との差である。最後に、項|Bt0−Bt2|は現在のフィールドの画素70の値と2つ前のフィールドの同じ画素72の値との差である。動き検出回路52は、式(1)が要求する操作を行うことのできる回路から成る。記憶されるビデオフィールドの数がより少ないかより多い場合は、より簡単かより複雑な動き検出の式を容易に考えることができる。
【0037】
動き検出アルゴリズムの結果をメモリ54に記憶して、加速度検出回路56で加速度検出機能を行うのに用いる。図5に示す実施態様では、特定の画素の最も近い動き検出信号をその画素の現在の動き検出信号から引くことにより、加速度検出を簡単に行うことができる。2つの値の差が大きい場合は、加速度が大きいかまたはノイズが大きいことを示す。また、差が小さい場合は動きが比較的一定であることを示す。
【0038】
図9は、端検出回路58が映像端の検出を行うのに用いる画素を示す。画素74における端検出機能の出力は、画素74と周囲の各画素との差の重み付き平均である。映像端検出の出力Eは、例えば式(2)により計算する。
【数2】
Figure 0003895787
【0039】
式(2)において、項|B−B|は画素74の値と、画素74のすぐ上の画素76の値との差である。図9の行1と行3の全ての画素はフィールドTから得られ、図9の行2の画素はフィールドTから得られる。項|B−B|は画素74の値と、画素74のすぐ下の画素78の値との差である。項|B−A|および|B−C|は、画素74の値と、画素74のそれぞれ左および右の隣接する画素80および82の値との差である。最後に、項|B−A|、|B−C|、|B−A|、|B−C|は画素74の値と、それぞれ画素74の左上、右上、左下、右下の斜めに隣接する画素84、86、88、90の値との差を表す。
【0040】
式(2)はロバーツ演算子(Roberts Operator)を用いて計算してよい。Eが大きい場合は、このアルゴリズムは急な映像端を示す。Eが小さい場合は、このアルゴリズムは緩やかな映像端を示すかまたは端を全く示さない。本発明の教示から逸れることなく、より精密な端検出アルゴリズムを用いることができる。
【0041】
図6は、画素プロセッサ16に用いられる画素発生器40の一実施態様を示す。
図6に示す画素発生器40の実施態様は、第1論理回路92と第2論理回路94を備える。追加の論理回路を含む、画素発生器40の別の実施態様もある。
【0042】
各論理回路はフィールドバッファ36に記憶される入力画素データを処理して中間画素データ値を発生する。画素平均装置44は、画素発生器40が生成する中間画素データ値を受ける。
【0043】
動作を説明すると、各論理回路はフィールドバッファ36に記憶される入力画素データに異なる画素発生方法を行う。図6に示す実施態様では、第1論理回路92は線の平均化を行う。第2論理回路94は線の二重化を行う。符号Paは第1論理回路92が生成する中間画素データ値を表し、これらの値が線の平均化により生成されたことを示す。符号Pは第2論理回路94が生成する中間画素データ値を表し、これらの値が線の二重化により生成されたことを示す。線の二重化法と線の平均化法は単なる例として示したものである。本発明の教示から逸れることなく、より複雑な画素発生機能を容易に実施することができる。
【0044】
図10は、本発明の教示に従う線の平均化機能を示す。線の平均化機能は、現在のフィールドの隣接する線の画素BとCに基づいて画素Xの値を決定する。画素Xの値は式(3)に従って決定される。
【数3】
Figure 0003895787
【0045】
図11は、本発明の教示に従う線の二重化機能を示す。線の二重化機能は、式(4)に従って画素Xの値と画素Bの値を等しいと置く。
X=B (4)
【0046】
従って、画素発生器40内の論理回路による各画素発生器はビデオフィールドの推定値を生成する。次に画素平均装置44はこれらの推定したビデオフィールドを用いてフィールド画素データを生成し、フィールド画素データを入力フィールドビデオ画素データと組み合わせて、出力フレームビデオ画素データを合成することができる。
【0047】
図7aは、本発明の教示に従って作られた特徴分析器42の一実施態様を示す。特徴分析器42はルックアップテーブル96を備える。ルックアップテーブル96はX次元である。ただし、Xは特徴検出器38が生成する特徴振幅信号の数に相当する。図7aに示す実施態様では特徴検出器38は3つの特徴振幅信号M、E、Aを生成するので、ルックアップテーブル96は3次元である。
【0048】
ルックアップテーブル96は、画素発生器40の各出力に対応する重みを生成する。図7aに示す実施態様では画素発生器40は2つの中間画素データ値を生成するので、ルックアップテーブル96は重みWとWを生成する。
【0049】
動作を説明すると、特徴振幅信号の値はルックアップテーブル96の入力に与えられる。ルックアップテーブル96は入力特徴振幅信号に対応する特徴重みを出力として出す。これらの出力は画素平均装置44に与えられる。
【0050】
適当な重みは数多くの方法で計算することができる。以下の説明において、図5の特徴検出器38が生成する各特徴に対して1次元ルックアップテーブルを発生する方法を示す。以下に示す1次元ルックアップテーブルを組み合わせることにより、当業者は3次元ルックアップテーブルを生成することができる。
【0051】
図12は、動き検出特徴振幅信号に基づいてルックアップテーブルを計算するためのグラフを示す。図5に示す実施態様では、動き検出信号Mは4ビット値である。従って値ゼロは動きがないことを示し、値15は動きが大きいことを示す。Mを入力として用いて、動き曲線98から出力重みWを読むことができる。出力重みWは0と1の間の値を取る。特徴分析器42が生成する第2の重みWは、1からWを引いて計算することができる。従って、特徴重みを合計すると1になる。図12のグラフが示すように、検出した動きの量が大きくなるほど、線平均化中間画素データに対応する重みの値は大きくなる。検出した動きが小さいほど、線二重化中間画素データ値に対応する重みが大きくなる。
【0052】
図13は、図12と同様なグラフを示す。しかし図13は、特徴振幅信号Eに基づいて特徴重みWを発生するのに用いる。Eは、画素がビデオ映像の端にある度合いを示す特徴振幅信号である。出力重みWは、入力Eに基づいて端曲線100から値を読むことにより得られる。特徴重みWも1からWを引いて計算することができる。この場合も、特徴重みを合計すると1になる。図13のグラフに示すように、特徴重み信号Eが鮮鋭な端を示すところでは、線二重化中間画素データ値に対応する特徴重みの方が大きい。端がほとんどまたは全く検出されない場合は、線平均中間画素データ値に対応する特徴重みの方が大きい。
【0053】
図14は、加速度検出特徴振幅信号の振幅Aに基づいて特徴重みWを発生するのに用いられるグラフである。Wは図12と図13に関して上に説明したように得られるが、異なるところは出力Wを得るのに加速度曲線102を用いることである。上と同様に、Wは1からWを引いて計算する。Wの値は、入力Aに基づいて加速度曲線102から読む。図14が示すように、動きが相対的に一定の場合は線平均中間画素データ値に対応して得られる特徴重みの方が大きい。加速度の度合いが大きい場合は線二重化中間画素データ値に対応して得られる特徴重みの方が大きい。
【0054】
図7bは本発明の教示に従って作られる画素平均装置44を示す。画素平均装置44は、対応する特徴重みを各中間画素データ値に掛けて得られる中間画素データ値の重み付き平均に基づいて、出力画素データを発生する。図7bに示す実施態様では、画素平均装置44は第1乗算器104、第2乗算器106、加算器108を備える。
【0055】
第1乗算器104は、特徴重みWに中間画素データ値Pを掛ける。ただし、Pは線平均化内挿機能を用いて画素発生器40が生成したものである。第2乗算器106は、特徴重みWに中間画素データ値Pを掛ける。ただし、Pは線二重化内挿機能を用いて画素発生器40が生成したものである。加算器108は第1乗算器104と第2乗算器106が生成する結果を加算する。加算器108は出力画素データPを生成して、画素プロセッサ16内のフレームバッファ46に与える。画素平均装置44は通常N個の乗算器を備える。ただし、Nは画素発生器40が生成する中間画素データ値の数である。図7bに示す実施態様では、画素発生器40が2つの中間画素データ値を発生するので、画素平均装置44は2個の乗算器を持つ。
【0056】
本発明と利点について詳細に説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の精神と範囲から逸れることなく、各種の変更、代替、変形を行うことができる。
【0057】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1) 入力ビデオ画素データのフィールドからビデオ画素データのフレームを作るための画素データを発生する方法であって、
入力ビデオ画素データの複数のフィールドを記憶し、
入力ビデオ画素データの1つ以上のフィールドから1つ以上の特徴振幅信号を発生し、
少なくとも2つの異なる画素処理方法を用いて入力ビデオ画素データを処理して、少なくとも2つの異なる中間画素データ値を発生し、
前記特徴振幅信号の値に基づいて、各中間画素データ値に対応する特徴重みを選択し、
各中間画素データ値に対応する特徴重みから成る重みにより前記中間画素データ値の重み付き平均を得て、これに基づいて出力画素データを発生する、
段階を含む方法。
【0058】
(2) 前記出力画素データと入力ビデオ画素データのフィールドとを組み合わせてビデオ画素データのフレームを生成する段階を更に含む、第1項記載の方法。
(3) 1つ以上の特徴振幅信号を発生する前記段階は動きを測定することによって行われる、第1項記載の方法。
(4) 特徴振幅信号は加速度を測定する、第1項記載の方法。
(5) 特徴振幅信号は映像端を測定する、第1項記載の方法。
【0059】
(6) 前記処理段階は、画素処理方法の1つとして線の平均化による画素処理方法を用いる、第1項記載の方法。
(7) 前記処理段階は、画素処理方法の1つとして線の二重化による画素処理方法を用いる、第1項記載の方法。
(8) 第1特徴振幅信号は動きを測定し、第2特徴振幅信号は映像端を測定し、
また、
前記出力画素データと入力ビデオ画素データのフィールドとを組み合わせてビデオ画素データのフレームを生成する、
段階を更に含む、第1項記載の方法。
【0060】
(9) 入力ビデオ画素データのフィールドからビデオ画素データのフレームを作るための画素データを発生する画素処理装置であって、
入力ビデオ画素データの複数のフィールドを記憶するフィールドバッファと、前記フィールドバッファとデータを通信し、前記入力ビデオ画素データに基づいて1つ以上の特徴振幅信号を発生する特徴検出器と、
前記フィールドバッファとデータを通信し、また前記入力ビデオ画素データに基づいて少なくとも2つの異なる中間画素データ値を発生するための少なくとも2つの異なる論理回路を備える、画素発生器と、
前記特徴検出器とデータを通信し、前記特徴振幅信号の値に基づいて各中間画素データ値に対応する特徴重みを選択する特徴分析器と、
前記特徴分析器および画素発生器とデータを通信し、前記中間画素データ値の重み付き平均に基づいて出力画素データを計算する画素平均装置と、
を備える画素処理装置。
【0061】
(10) 前記画素平均装置とデータを通信し、また前記出力画素データと入力ビデオ画素データのフィールドとを組み合わせてビデオ画素データのフレームを生成する、第9項記載の画素処理装置。
【0062】
(11) 前記特徴検出器は動きを測定する特徴振幅信号を生成する、第9項記載の画素処理装置。
(12) 前記特徴検出器は加速度を測定する特徴振幅信号を生成する、第9項記載の画素処理装置。
(13) 前記特徴検出器は映像端を測定する特徴振幅信号を生成する、第9項記載の画素処理装置。
【0063】
(14) 前記論理回路の1つは線の平均化を用いて前記入力画素データを処理する、第9項記載の画素処理装置。
(15) 前記論理回路の1つは線の二重化を用いて前記入力画素データを処理する、第9項記載の画素処理装置。
【0064】
(16) 前記特徴検出回路は動きを検出する特徴振幅信号を生成し、また前記画素平均装置に結合しかつ前記出力画素データと前記入力ビデオ画素データのフィールドとを組み合わせてビデオ画素データのフレームを生成するフレームバッファを更に備える、第9項記載の画素処理装置。
【0065】
(17) ディジタルテレビジョンシステムであって、
入力ビデオ画素データの複数のフィールドを記憶するフィールドバッファと、前記フィールドバッファとデータを通信し、前記入力ビデオ画素データに基づいて1つ以上の特徴振幅信号を発生する特徴検出器と、
前記フィールドバッファとデータを通信し、また前記入力ビデオ画素データに基づいて少なくとも2つの異なる中間画素データ値を発生するための少なくとも2つの異なる論理回路を備える、画素発生器と、
前記特徴検出器とデータを通信し、前記特徴振幅信号の値に基づいて各中間画素データ値に対応する特徴重みを選択する特徴分析器と、
前記特徴分析器および画素発生器とデータを通信し、前記中間画素データ値の重み付き平均に基づいて出力画素データを計算する画素平均装置と、
を備えるディジタルテレビジョンシステム。
【0066】
(18) 前記ディスプレイは空間光変調器を備える、第17項記載のディジタルテレビジョンシステム。
(19) 前記特徴検出回路は動きを検出する特徴振幅信号を生成する、第17項記載のディジタルテレビジョンシステム。
(20) 前記ディスプレイは空間光変調器を備え、また前記特徴検出回路は動きを検出する特徴振幅信号を生成する、第17項記載のディジタルテレビジョンシステム。
【0067】
(21) 入力画素データのフィールドからビデオ画素データのフレームを作るための画素データを発生する画素発生器と方法である。画素プロセッサ16は、入力ビデオ画素データの複数のフィールドを記憶するフィールドバッファ回路36を備える。前記フィールドバッファには特徴検出器38と画素発生器40が結合する。特徴検出器38は、前記入力ビデオ画素データの1つ以上のフィールドに基づいて1つ以上の特徴振幅信号を発生する。画素発生器40は、入力画素データに基づいて少なくとも2つの異なる中間画素データ値を発生するための少なくとも2つの論理回路を備える。特徴検出器38には、特徴振幅信号の値に基づく重みを用いて各中間画素データ値に対応する特徴重みを選択する特徴分析器42が結合する。特徴分析器42と画素発生器40には、前記中間画素データ値の重み付き平均に基づいて出力画素データを発生する画素平均装置44が結合する。
【図面の簡単な説明】
本発明とその利点をより完全に理解するため、以下の図面を参照して説明を読んでいただきたい。
【図1】aは本発明の教示に従って作られるディジタルテレビジョンシステムのブロック図。bは図1aに示すディジタルテレビジョンシステムの別のディスプレイモジュールを示す図。
【図2】本発明の教示に従って作られる画素プロセッサのブロック図。
【図3】本発明の教示に従って作られる画素プロセッサの別の実施態様のブロック図。
【図4】本発明の教示に従って作られる画素プロセッサの別の実施態様のブロック図。
【図5】本発明の教示に従って作られる、図2、図3、図4の画素プロセッサの特徴検出器部の一実施態様の図。
【図6】本発明の教示に従って作られる、図2、図3、図4の画素発生器の画素プロセッサ部の一実施態様の図。
【図7】aは本発明の教示に従って作られる、図2、図3、図4の画素プロセッサの特徴分析器部の一実施態様の図。bは本発明の教示に従って作られる、図2、図3、図4の画素プロセッサの画素平均装置部の一実施態様の図。
【図8】本発明の教示に従う、動き検出機能が用いる画素間の関係を示す図。
【図9】本発明の教示に従う、端検出機能が用いる画素間の関係を示す図。
【図10】本発明の教示に従う、線の平均化機能を示す図。
【図11】本発明の教示に従う、線の二重化機能を示す図。
【図12】本発明の教示に従う、動きの特徴重み発生機能を示す図。
【図13】本発明の教示に従う、映像端の特徴重み発生機能を示す図。
【図14】本発明の教示に従う、加速度の特徴重み発生機能を示す図。
【符号の説明】
10 ディスプレイシステム
12 信号インターフェース
14 アナログ・ディジタル変換器
16 画素プロセッサ
18 ビデオ特徴画素処理装置
20 ディスプレイ
22 ディスプレイメモリ
24 空間光変調器
26 主タイミング回路
28 ディスプレイ
30 ディジタル・アナログ変換器
32 ブラウン管ディスプレイ
34 主タイミング回路
36 フィールドバッファ
38 特徴検出器
40 画素発生器
42 特徴分析器
44 画素平均装置
46 フレームバッファ
48 映像制御回路
50 垂直スケーラ
52 動き検出器
54 メモリ
56 加速度検出回路
58 端検出回路
60 特定の画素
62 1つ前のフィールドの第1隣接画素
64 3つ前のフィールドの第1隣接画素
66 1つ前のフィールドの第2隣接画素
68 3つ前のフィールドの第2隣接画素
70 現在のフィールドの画素60
72 2つ前のフィールドの画素60
74 特定の画素
76 画素74の上の画素
78 画素74の下の画素
80 画素74の左の画素
82 画素74の右の画素
84 画素74の左上の画素
86 画素74の右上の画素
88 画素74の左下の画素
90 画素74の右下の画素
92 第1論理回路
94 第2論理回路
96 ルックアップテーブル
98 動き曲線
100 端曲線
102 加速度曲線
104 第1乗算器
106 第2乗算器
108 加算器

Claims (2)

  1. 入力ビデオ画素データのフィールドからビデオ画素データのフレームを作る方法であって、
    入力ビデオ画素データの複数のフィールドを受信し、
    前記入力ビデオ画素データから、動き信号、加速度信号、端信号を発生し、
    線の平均化を用いて第1の中間画素データ値を発生し、
    線の二重化を用いて第2の中間画素データ値を発生し、
    前記第1の中間画素データ値に対して第1の特徴重み選択し、前記第2の中間画素データ値に対して第2の特徴重みを選択し、前記第1の特徴重みは、前記動き信号が大きくなると大きくなり、前記加速度信号が小さくなると大きくなり、前記端信号が端をほとんどまたは全く示さない方向への変化に伴い大きくなり、前記第2の特徴重みは、前記動き信号が小さくなると大きくなり、前記加速度信号が大きくなると大きくなり、前記端信号が鮮鋭な端を示す方向への変化に伴い大きくなり、
    前記第1の中間画素データ値に前記第1の特徴重みを乗算し、前記第2の中間画素データ値に前記第2の特徴重みを乗算し、前記乗算によって得られた値を加算することにより出力画素データを発生するステップを含む方法。
  2. 入力ビデオ画素データのフィールドからビデオ画素データのフレームを作る画素プロセッサであって、
    入力ビデオ画素データの複数のフィールドを受信する入力と、
    前記入力ビデオ画素データを受信し、前記入力ビデオ画素データに基づいて動き信号、加速度信号、端信号を発生する特徴検出器と、
    前記入力ビデオ画素データを受信し、線の平均化を用いて第1の中間画素データ値を発生し、線の二重化を用いて第2の中間画素データ値を発生する画素発生器と、
    前記動き信号、加速度信号、端信号に基づいて、前記第1の中間画素データ値の出力画素データ信号に対する所望の寄与を表す第1の重み信号と、前記第2の中間画素データ値の前記出力画素データ信号に対する所望の寄与を表す第2の重み信号とを発生するルックアップテーブルと、
    前記第1の重み信号、第2の重み信号、第1の中間画素データ値、第2の中間画素データ値を受信し、前記受信した信号に基づいた前記出力画素データを発生する画素平均装置と、
    を備える画素プロセッサ。
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