JP3894794B2 - 起こり得る同期はずれ状態を処理するためのユーザ装置および手順 - Google Patents

起こり得る同期はずれ状態を処理するためのユーザ装置および手順 Download PDF

Info

Publication number
JP3894794B2
JP3894794B2 JP2001562868A JP2001562868A JP3894794B2 JP 3894794 B2 JP3894794 B2 JP 3894794B2 JP 2001562868 A JP2001562868 A JP 2001562868A JP 2001562868 A JP2001562868 A JP 2001562868A JP 3894794 B2 JP3894794 B2 JP 3894794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
downlink
channel
synchronization
uplink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001562868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003524987A (ja
Inventor
トスカラ、アンチ
アクセンチエビック、ミルコ
Original Assignee
ノキア コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24043173&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3894794(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ノキア コーポレーション filed Critical ノキア コーポレーション
Publication of JP2003524987A publication Critical patent/JP2003524987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3894794B2 publication Critical patent/JP3894794B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/28TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission
    • H04W52/288TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission taking into account the usage mode, e.g. hands-free, data transmission, telephone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/005Control of transmission; Equalising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/0015Synchronization between nodes one node acting as a reference for the others
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【0001】
[技術分野]
本発明は、移動電気通信に関係し、詳細にはダウンリンク専用チャネルでの同期はずれ状態を、そのチャネルにおける干渉と区別することが困難である可能性のあるUMTSの同期はずれ状態を処理する方法を定めることに関係する。
【0002】
[背景技術]
現在、汎用移動電気通信システム(UMTS)の開発において、ユーザ装置(UE)が同期はずれ状態を、それが発生したときにどのように処理すると考えられているのかに関して何の手順も定められていない。UMTSの同期モデルは、3GPP技術仕様書(3GPP Technical Specification)TS 25.401v1.0.0(1999-04)「UTRAN総合説明(UTRAN Overall Description)」の19ページから27ページに示されている。追加の詳細は、3GPP技術仕様書TS 25.402v3.0.0(2000-01)「UTRAN段階2の同期(Synchronization in UTRAN Stage 2)」、およびその中で相互参照されている他の文書に記載されている。
【0003】
たとえば、IS−95で適用された包括的な解決策は、巡回冗長符号(CRC)検査結果に基づき考慮できるだろう。IS−95解決策を用いる場合、時分割デュプレックス(TDD)に特定な問題は考慮に入れられず、UTRAN(UMTS地上無線アクセス網)TDDによるDTX(スピーカが話すのを停止すると出力電力を節約するセルラー電話の電池節約機能)構造は、IS−95でのようにあらゆるフレームにCRC検査を提供しない。したがって、UMTSについて同期はずれを処理する方法を定めるニーズがある。
干渉を克服するために電力制御を調整する方法が知られている。たとえば、「物理的無線チャネル電力制御の方法」と題されるトスカラらの発明(国際公開第99/53701号公報)参照。しかしながら、そのような方法は、同期はずれ状態の可能性を処理するためには用いられていなかった。また、そのトスカラ発明には、干渉を克服するために成功しなかった試みを停止する方法は開示されていない。ダーリンらの発明(米国特許第5、008、953号明細書)もまた、可能性を有する同期はずれ状態を処理することに関連していないが、ダーリンは、接続の質がある時間以上あるレベルを下回るならば、通信リンクを切断することを開示している。しかしながら、このダーリンの方法は、より大規模な環境よりむしろ単一のダウンリンクのみを監視しており、したがって、ダーリンは汎用性のない所定時間を教えている。
【0004】
[発明の開示]
本発明の目的は、UMTSについて同期はずれ状態を処理する方法を定めることである。
【0005】
発明の第1態様にしたがって、移動電気通信システム内のユーザ装置が使用するための方法は、フレームの同期はずれの可能性を経験しているが、同期はずれに到らない干渉状態である可能性を有するダウンリンクチャネルの該干渉状態を、送信電力の増強によって解消するために、ダウンリンク上の送信電力を制御する電力制御命令をアップリンクを介してユーザ装置から基地トランシーバ局に送信する工程と、
一斉送信チャネルが、選択されたレベル以下の干渉を経験していると判断されない場合は、前記干渉問題が解消されないとき、第1の選択された期間の後にアップリンクを停止し、選択されたレベル以下の干渉を経験していると判断される場合は、前記干渉問題を解消するべく、第2の選択された期間が経過するまで前記電力制御命令を送信し続け、その後にアップリンクを停止する工程とを含む。
【0006】
発明の第2態様にしたがって、移動電気通信システム内のユーザ装置が使用するための方法は、各UE内で、基地局トランシーバからUEまでの無線ダウンリンクチャネルの各フレームの同期はずれ状態の可能性を示す大きさを有するパラメータを検出し、周期はずれの可能性を示す大きさを有する検出された信号を提供する工程と、
前記検出信号をスレッショルドと比較し、前記検出信号が前記スレッショルドを超える各フレームについて、フレーム同期はずれの可能性を示す信号を提供する工程と、
移動局からBSTまでの無線アップリンク上で、前記フレーム同期はずれ信号に応えて、前記無線ダウンリンクでの電力増強のための電力制御コマンドを送信する工程と、
同期はずれの可能性のあるフレームの数を示すカウント信号を提供するために、フレーム同期はずれ信号のカウンタを、各フレーム同期はずれ信号に応えて増分する工程と、
前記カウント信号をカウントスレッショルド値と比較し、前記カウントスレッショルド値と等しいかまたは超える前記カウント信号が存在する場合に、アップリンク停止信号を提供する工程と、
を備える。
【0007】
さらに発明の第2態様にしたがって、方法は、さらに、許容できるレベルの干渉を伴って機能しているダウンリンク一斉送信チャネルが存在する場合に前記アップリンク停止信号を提供することを遅延する工程と、
前記無線リンクでの電力増強のためにUEからBSTまでの前記無線アップリンクで前記電力制御コマンドの送信を続ける工程と、
前記カウンタを前記増分する工程と、
前記選択された増加したカウントスレッショルドに等しいまたは超える前記カウント信号が存在する場合に、前記アップリンク停止信号を提供するために、前記カウント信号を、新たに選択された増加したカウントスレッショルドと比較する工程と、
をさらに備える。
【0008】
発明の第3態様にしたがって、各セルが、複数の無線リンク上で同時にセル内の対応する複数の移動局と、および追加無線リンク上で、近傍ではあるが他のセル内の対応する追加UEと通信するために基地局トランシーバ(BST)を有する、複数のセルを有する移動電気通信システム内で使用するための方法は、
BSTからUEまでの無線ダウンリンクチャネルの各フレームの同期はずれの可能性を示す大きさを有するパラメータを各UEで検出し、同期はずれの可能性を示す大きさを有する検出信号を提供する工程と、
前記検出信号をスレッショルドと比較し、前記検出信号が前記スレッショルドを超える各フレームについて、フレーム同期はずれの可能性を示す信号を提供する工程と、
ダウンリンク一斉送信チャネルが適切に機能しているかどうかを判断し、一斉送信チャネル(BCCH)の健全性信号を提供する工程と、
前記BCCH健全性信号が不在の場合にアップリンク停止信号を提供する工程と、BCCH信号が存在する場合、
前記無線ダウンリンクでの電力増強のための電力制御コマンドを、前記BCCH健全性信号と前記フレーム同期はずれ信号の両方に応えて、UEからBSTへの無線アップリンクで送信する工程と、
同期はずれの可能性のあるフレームの数を示すカウント信号を提供するために、フレーム同期はずれ信号のカウンタを、各フレーム同期はずれ信号に応えて増分する工程と、
前記BCCH健全性信号が存在するか、不在なのかに関係なく、前記カウントスレッショルドに等しいかまたは超える前記カウント信号が存在する場合に前記アップリンク停止信号を提供するために、前記カウント信号をカウントスレッショルドに比較する工程とを備える。
【0009】
本発明の第4態様にしたがって、移動電気通信システムで使用するためのユーザ装置は、フレームの同期はずれの可能性を経験しているが、同期はずれに到らない干渉状態である可能性を有するダウンリンクチャネルの該干渉状態を、送信電力の増強によって解消するために、ダウンリンク上の送信電力を制御する電力制御命令をアップリンクを介してユーザ装置から基地トランシーバ局に送信する手段と、
一斉送信チャネルが、選択されたレベル以下の干渉を経験していると判断されない場合は、前記干渉問題が解消されないとき、第1の選定された期間の後にアップリンクを停止し、
選択されたレベル以下の干渉を経験していると判断される場合は、前記干渉問題を解消するべく、第2の選択された期間が経過するまで前記電力制御命令を送信し続け、その後にアップリンクを停止する手段とを含む。
【0010】
発明の第5態様にしたがって、移動電気通信システムで使用するためのユーザ装置は、同期はずれの可能性を示す大きさを有する検出信号を提供するために、UEから基地局トランシーバ(BST)までの無線ダウンリンクチャネルの各フレームの同期はずれ状態の可能性を示す大きさを有するパラメータを各UEで検出するための手段と、
前記検出信号をスレッショルドと比較し、前記検出信号が前記スレッショルドを超える各フレームについてフレーム同期はずれの可能性を示す信号を提供するための手段と、
前記無線ダウンリンク上での電力増加のために電力制御コマンド(TPC)を、前記フレーム同期はずれ信号に応えて、UEからBSTまでの無線アップリンク上で送信するための手段と、
同期はずれの可能性を示すフレームの数を示すカウント信号を、それぞれのフレーム同期はずれ信号に応えて提供するための手段と、
前記カウント信号をカウントスレッショルドと比較し、前記カウントスレッショルドに等しいかまたは超える前記カウントが存在する場合に停止アップリンク信号を提供するための手段と、
を備える。
【0011】
さらに発明の第5態様にしたがって、ユーザ装置は、さらに、許容できるレベルでの干渉と機能しているダウンリンク放送チャネルが存在する場合に前記アップリンク停止信号を前記提供することを遅延するための手段を備え、それにより前記無線ダウンリンクでの電力の増強についてUEからBSTまでの前記無線アップリンクで前記知らせることが選択された期間続行される。
【0012】
本発明の第6態様にしたがって、各セルが、複数の無線リンク上で同時にセル内の対応する複数の移動局と、および追加無線リンク上で近傍であるが他のセル内の対応する追加UEと通信するために基地局トランシーバを有する、複数のセルを有する移動電気通信システムで使用するための装置は、それを示す大きさを有する検出された信号を提供するために、BSTからUEまでの無線専用ダウンリンクチャネルの各フレームの考えられる同期はずれ状態を示す大きさを有するパラメータを各UE内で検出するための手段と、前記検出された信号が前記スレッショルドを超える各フレームに考えられるフレーム同期はずれ信号を提供するために、前記検出された信号をスレッショルドに比較するための手段と、一斉送信チャネル健全性信号を提供するためにダウンリンク一斉送信チャネルが適切に機能しているかどうかを判断するための手段と、UEからBSTまでの無線リンク上で、前記BCCH健全性信号と前記同期はずれ信号の両方に応えて、前記無線ダウンリンクでの電力の増強に対する信号要求を知らせるための手段と、各フレーム同期はずれ信号に応えて、おそらく同期はずれのフレームの数を示すカウント信号を提供するために、考えられるフレーム同期はずれ信号のカウンタを増分するための手段と、前記BCCH健全性信号が不在の場合に前記第1カウントスレッショルドに等しいまたは超える前記カウント信号が存在する場合に、および前記第2カウントスレッショルドが前記第1カウントスレッショルドを上回る前記BCCH健全性信号が存在する場合に第2カウントスレッショルドに等しいまたは超える前記カウント信号が存在する場合に前記アップリンク停止信号を提供するために第1カウントスレッショルドに前記カウント信号を比較するための手段とを備える。
【0013】
本発明のこれらのおよび他の目的、特徴および利点は、添付図面に描かれているように、その最良の実施形態の詳細な説明に鑑みてさらに明白になるだろう。
【0014】
[発明を実施する最良の形態]
図1は、コアネットワーク(CN)12、UTMS地上無線アクセス網(UTRAN)14、およびユーザ装置(UE)16を含む、簡略化された汎用移動電気通信システム(UMTS)10を示す。CN12は、基準点としても見なされるIu相互接続点によってUTRAN14に接続される。UTRAN14は、同様に基準点と見なされるUu相互接続点によってUE16に接続される。UuインタフェースおよびIuインタフェース上のプロトコルは、2つの構造、つまりユーザ平面プロトコルと制御平面プロトコルに分割される。ユーザ平面プロトコルは、アクセス層を通してユーザデータを伝搬するための実際の無線アクセスベアラサーバを実現する。制御平面プロトコルは、無線アクセスベアラ、およびUEとネットワーク間の接続を(サービスの要求、さまざまな伝送リソースの制御、ハンドオーバ、および最適化等を含む)異なる態様で制御する。
【0015】
図2に図示されるように、UTRANは、Iuを通してコアネットワーク12に接続されている無線ネットワークサブシステム(RNS)18、20の集合から成り立っている。RNSは無線網制御装置(RNC)22、24および現在はノードB26、28、30、32と呼ばれている1つまたは複数の抽象的なエンティティから成り立っている。ノードBは、Iubインタフェースを通してRNCに接続される。
【0016】
ノードBは、周波数分割デュプレックス(FDD)モード、時分割デュプレックス(TDD)モード、または二重モード動作をサポートできる。RNCは、UEへのシグナリングを必要とするハンドオーバの決定を担当する。それは、異なるノードB間での多重性(macrodiversity)をサポートするために結合/分割機能を備える。UTRANの内側では、無線網サブシステムのRNCが、Iurインタフェースを通してともに相互接続できる。図2の各ノードBの一番下に、それぞれの対応するノードBが担当する複数のセルが図示されている。ユーザ装置とUTRAN間の接続ごとに、1つのRNSがサービス側RNSである。必要とされる場合、ドリフトRNSは、図3に図示されるように、無線リソースを提供することによってサービス側RNSをサポートする。ロールオーバRNS(サービス側またはドリフト)は、やはり図3に図示されるように、UEとUTRANのあいだの接続単位である。
【0017】
UTRANに関係する同期問題の中には、(FDDにとってのダウンリンクで、またはTDDにとっての両方向でのどちらかで)無線フレーム伝送のタイミングに関係する無線インタフェース同期がある。FDDとTDDは、無線フレーム伝送の正確なタイミングを決定するために異なる機構およびこのタイミングの精度に関する異なる要件を有する。FDDでは、UEバッファを最小限に抑えるために、UEが異なるセルから無線フレームを同期して受信することを保証する無線インタフェース同期が必要である。TDDでは、セル間の相互干渉を最小限に抑えるために、隣接するセル間で、およびUE−セル間干渉を最小限に抑えるためにUEとUTRANのあいだ(タイミング前進)で無線フレームを同期させる無線インタフェース同期が必要である。後述される理由から、本発明は、実際にはTDDモードに制限される。
【0018】
前述されたように、UEが同期はずれ状態を、それが発生したときにどのようにして処理するのかに関してUMTSのために定められた手順はない。TDMAであるTDDモードは、タイムスロット干渉を受けがちであり、タイムスロット内の頻繁な干渉の発生は、それが実際には当てはまらないのであるが同期はずれ状態として解釈されることがある。低品質のデータ受信のケースでは、それが干渉によるのか、それとも同期の喪失によるのかを区別することは困難である。
【0019】
他方、何も受信されないケースでは、単にリンクを終了することを決定することはきわめて簡単である。しかし、考えられる(推定される)同期はずれ状態が、実際にはタイムスロット干渉のためである場合には、それが、実際に、同期はずれ状態ではなく、干渉であるのかどうかを突き止めるためにもう少し多くの時間と労力を費やすことが望ましい。しかしながら、環境が、干渉がありそうにないものであることがUTRANまたはUEですでに既知である場合に、人はこのような余分な作業に従事することは欲しないだろう。したがって、2つのケースが考えられ、UEが指定される伝送を続行することを許されるフレーム数を指定するスレッショルドパラメータが設定できる。アップリンク総電力コマンド(TPC)は、ケースとは無関係であり、1(電力投入コマンド)に設定されるだろう。そこで、いつ電力が指定されたスレッショルドを超えたか、また接続が取り去られるのかどうかを決定することはUTRANに任せられるだろう。
【0020】
図1を参照し直すと、UTRANとUEはともに無線チャネル(現在のセルと取り囲むセル)で測定を実行し、これらの測定値を無線チャネル品質推定値に変換することが理解されなければならない。このようにして、無線環境は、受信信号強度、推定ビット誤り率、伝搬環境の判断、伝送距離、ドップラシフト、同期状態、受信干渉レベル、セルあたりの総ダウンリンク伝送電力等を含む多様な測定によって調査される。これらの測定およびそれ以後の解析が有意義であるためには、測定と、それらが関係するチャネルのあいだのなんらかの関連付けが分析でなされなければならない。このような関連付けは、ネットワーク、最良の基地局、セル(基地局セクタ)、および/または無線チャネルに対する識別子の使用を含んでよい。これらの機能はUEおよびUTRANに配置される。
【0021】
本発明によると、このような分析の結果、受信干渉レベルが、それが通常UEで同期はずれ状態を引き起こすほど高い程度ではないと判断されると、UEまたはUTRANで決定されるように、ある特定のUEまたはセルに「ケース1」が使用されると宣言されければならない。このケースでは、あるチャネルでの干渉が、同期はずれが起こりうるようなケースかどうかを判断するために必要とされる前述の余分な時間と労力は、UEまたはUTRANで決定されるように考慮されないだろう。
【0022】
たとえば、図4は、環境に応じて、セル内で使用される変数を確立するための、UTRAN14で実行される方法論を示す。工程22に入った後、工程24が実行され、ケース1がこの特定のセルに使用されるべきか否かを判断する。使用されるべきである場合には、それは、UTRANが、無線環境調査から、その同期はずれ状態が任意のシステム間干渉またはMS対MS干渉から生じない、あるいは生じないだろうことをUTRANが知っているケースでなければならない。そのケースでは、工程26に図示されるように、1組の変数が、同じ選択された「X」値に等しくなるように確立され、さらに完全に後述されるように、「同期はずれ」基準は専用チャネルだけに基づいている。
【0023】
ケース1がこのセルに使用されるべきではなく、したがって工程28に図示されるように、変数は違うように設定されてから、共通チャネル受信レベルが、リンク予算(チャネル品質の余裕)が充分でなければならないことを示唆する場合に、MSは、余分な労力をかけてさらに長い時間期間同期はずれ状態を補償しようとすることができる。それは、図6に関して後述されるだろう「X+n」の値で第2変数を確立することによってこれを実行する。
【0024】
いずれにせよ、ケースに応じて、いったん変数が確立されると、このような変数は制御チャネルの一方のダウンリンクでUEに通信できる。他方、この機能または類似する機能がUE内で実行される場合には、必ずしもUEとUTRANのあいだで変数を通信するニーズがないことが理解されなければならない。
【0025】
それ以降、工程30、32によって示唆されるように、UTRANはダウンリンクでの電力の増強を要求する既存のリンクがないか監視する。このようなリンクが検出されると、電力は増強される。検出されない場合、開始に戻ることができるか、あるいは工程30、32は無限に繰り返されるか、あるいは何らかの理由のために停止することができる。
【0026】
図5は、ケース1についてUEで発生することがある対応する方法論を示すが、図6は、ケース2の扱いを除いて類似した方法論を示す。図5を参照すると、工程36に入った後、UEは、同期はずれの可能性のある状態で検出されるフレームをカウントするために使用されるフレームカウンタをゼロにする。それから、注目しているダウンリンクチャネルで同期はずれ状態があるかどうかを検出するために、工程40が実行される。工程42で決定されるように、考えられる同期はずれ状態がダウンリンクで検出されると、TPCコマンドが、工程44で示されるように、アップリンク上でUTRANに送信され、ダウンリンクでの電力の増強を要求する。それから、フレームカウンタは、考えられる同期はずれ状態(の数)だけそのフレームについて増分される。それから、フレームカウンタのカウントは、ケース1について図1のUTRAN14によって設定される可変値(X)と比較される。変数(カウント数)が設定値(X)未満である場合、工程40から48が、Xが超えられるか、あるいはダウンリンクが同期はずれ状態にはないと判断されるかのどちらかまで繰り返される。後者のケースでは、工程50で示されるように、フレームカウンタをゼロにし、工程52で(開始に)戻ることができる。他方、フレームカウンタが、Xに等しい値までカウントアップすると、UEは、工程54に示されるように、工程52で戻る前に、アップリンクをオフにする。図5に説明される前記ケース1の状況においては、UTRANまたはUEは、無線環境が、専用ダウンリンクチャネル上の受信干渉レベルによって同期はずれ状態が引き起こされそうではないと過去に判断していた。その結果、フレームカウンタに突き合わせて第1変数をチェックするニーズだけがあり、第1変数と第2変数は同じ値に設定されるため、第2変数に突き合わせてチェックする必要はなかった。
【0027】
ここで図6を参照すると、UEの第2ケースが図解される。工程56で開始に入った後、UEは、工程58に示されるように、考えられる同期はずれ状態のあいだに発生するフレーム数を追跡調査するために使用されたフレームカウンタをゼロにする。それから、工程60が実行され、UEに、注目している専用ダウンリンクチャネルで考えられる同期はずれ状態がないか検出させる。それから、工程62で、注目するダウンリンクチャネルが「同期はずれ」である可能性があるかどうかに関する判断が下される。同期はずれではない場合、UEは工程66で戻る。他方、同期はずれ状態が注目するダウンリンクチャネルで存在すると考えられる場合、UEは、工程68に示されるように、UTRANへのアップリンクでTPCコマンドを送信する。それから、フレームカウンタは、工程70で示されるようにUEで増分され、工程72で第1変数「X」の値と比較される。フレームカウンタのカウントがX未満である場合には、フレームカウンタがXに等しくなるか、あるいは同期はずれ状態の可能性が否定されるかのどちらかまで、以下同様に工程60が再び繰り返される。
【0028】
フレームカウンタのカウントが最終的にXの値に到達した場合、ダウンリンク上のUTRANから電力レベルの増加を続けて要求するためのTPCコマンド工程74が続行するのを許すために、ビーコンまたは一斉送信チャネルが干渉にさらされないことを前提に、前述された工程の反復が、さらに長い時間期間反復できるように実行される。工程75では、一斉送信チャネルの品質に関して決定が下される。このようにして、増強した電力が、同期が存在してはいるが受信を困難にしているケースでチャネル内の干渉を最終的に克服することができる。このようにして、第2変数の値が「X+n」に等しく設定され、工程60は以下同様に、フレームカウンタのカウントが変数「X+n」に等しくなるか、あるいは電力の増強が低品質の受信問題を克服するまで何度も繰り返され、工程62は、フレームカウンタ64(図示されていない)をゼロにして内側ループから脱出させ、工程66で戻される。他方、ダウンリンクでの電力増強の期間が引き延ばされたにもかかわらず、最終的にフレームカウンタが変数「X+n」に等しくなった場合、工程76が、アップリンクをオフにし、戻るように実行される。同様に、このより長い時間期間中BCCHが健全ではない場合は、アップリンクは、示されるように即座に、またはそれ以降のなんらかの選択された期間に終了されてよい。
【0029】
本発明によれば、この問題に取り組む多くの方法があり、2つの変数をセットアップしたり、あるいは前述されたようにさらに長い時間期間中だけにビーコンまたは共通したチャネルをチェックすることは必ずしも必要とされないことが理解されなければならない。たとえば、図7と図8に図示されるように、代替実施形態は、後述されるように、単一の変数だけを確立できるだろう。最初に、UTRANで実行されてよい図7を参照すると、工程78で開始された後に、変数が確立され、値は「X+n」に設定され、「X」はデフォルト値であり、ケース1については「n=0」である。ケース2については、nは指定されたなんらかの有限値を有する。工程82に示されるように、工程84で「n」の値を選択する前に、セル干渉環境が決定される。工程86では、デフォルトの「X」値だけではなく、「n」の値が、セル内のUEとともに、要すれば隣接するセル内の近傍UEにも通信される。それから、工程88が実行され、現在、ダウンリンク上で電力の増強を要求している(アップリンク上のTPC)UTRANとUEのあいだで現在確立されている呼(コール)があるかどうかを判断する。ない場合には、工程90で開始に戻される。ある場合には、電力は、工程82を以下同様に再実行する前に、工程92で示されるように増強される。前述されたように、工程80から84は、たとえば、受信ビーコンをスレッショルドと比較し、それが適切な「健康」状態にあるかどうかを判断することにより、UTRAN内で中心的に実行する代わりに各UEで実行してもよい。
【0030】
ここで図8を参照すると、UEは工程94で開始し、工程96で、起こり得る「同期はずれ」状態が存在するフレームの数を追跡調査するフレームカウンタをゼロにする。フレームカウンタをゼロにした後、UEは、干渉または同期はずれ状態のどちらかのために困難を有するダウンリンクの専用チャネル上で「同期はずれ」状態がないかを検出する工程100が実行される。それから、工程102は、考えられる「同期はずれ」状態が存在するかどうかを判断するために実行される。存在しない場合、工程96、100、102が再実行される。あるいは、工程96、100、102を再実行する代わりに、開始に戻ることができるだろう。工程102が、ダウンリンクの専用チャネルに考えられる「同期はずれ」状態が存在すると判断する場合、UEがダウンリンク上のさらに多くの電力に対する要求をUTRANに送信する工程106が実行される。それから、UEは、工程108に示されるように、フレームカウンタのカウントを増加する。それから、フレームカウンタのカウントは、工程110でUTRANによって(あるいは独立して行われる場合にはUEによって)決められる変数の値(X+n)と比較される。(x+n)未満ではない場合、UEは、工程112に示されるようにアップリンクを停止し、工程114で開始に戻る。他方、フレームカウンタのカウントが依然としてX+n未満である場合、工程116は、コールが依然として確立されているかどうかを判断するために実行され、確立されている場合には工程100が再び実行され、工程102が後に続く。感知された同期はずれ状況が依然として存在すると仮定すると、さらに多くの電力が工程108で再び要求され、変数「N_out_sync_frames」の値X+nと再び比較される。前述されたように、図7の工程80から84が各UEで独立して実行される場合、ビーコンチャネルの健全性をチェックし、変数xまたはn、あるいは両方を相応してUEに設定するために図8の追加の工程が必要となるだろう。
【0031】
いずれにせよ、着実に増加する電力により、最終的に、考えられる「同期はずれ」状態は存在しなくなり、その後工程102は、工程96でフレームカウンタをゼロにするか、あるいは(図解されている方法論の代替策として)戻るかのどちらかによってループを終了させるだろう。あるいは、フレームカウンタが、増強した電力が問題を解決しなかったために最終的に値X+nに等しくなり、実質的に同期はずれ状態があると結論付けるだろう。
【0032】
図9は、アップリンクULおよびダウンリンクDL上でUTRAN14と通信しているユーザ装置16を示す。ダウンリンクは、起こり得る同期はずれ状態または単なる干渉を経験している可能性のある専用チャネルを含んでよい。追加情報なしに、あるいは追加工程を講じずに前記の2つの状態を区別することは困難である可能性がある。
【0033】
UE16は、たとえば、その結果、UTRAN14への無線リンク上で電力制御信号を通信するアンテナ124に、電力制御信号を提供する入出力(I/O)手段122に対する線路120上で絶えず電力制御シグナリングを送信している手段118を含んでよい。この電力制御シグナリング機能は、UTRANとの継続的な通信でのように、発明以外の目的に使用することができる。それにも関わらず、それは、ケースバイケースでコマンドを知らせるための手段としても実現できる。いずれにせよ、UE16は、たとえば、アップリンク上でUTRAN14に、線路120上で総電力制御(TPC)信号を使用してさらに多くの電力が必要とされることを知らせることによって、電力制御コマンドを送信するために実現される手段118を含んでよい。このTPC信号は、その結果、無線アップリンク上でTPC信号をUTRAN14に通信するアンテナ124にTPC信号を与えるI/O手段122に提供できる。アンテナ124は、UTRAN14からダウンリンク(DL)での専用チャネルも受信し、その結果、それを、線路126上のパラメータ信号をダウンリンクチャネルが適切に機能していることを判断するための手段128に提供するI/O手段122に提供する。手段128は、パラメータ信号126を感知するため、およびダウンリンク上の専用チャネル内での干渉のレベルを示す大きさを有する検出された信号を線路132で提供するための手段130を含んでよい。線路132上で検出された信号は、2つの信号を比較するための手段136で線路134上のパラメータスレッショルド信号の大きさと比較される。線路132の検出信号の大きさが線路134上で選択されたパラメータスレッショルドレベルの大きさを超える場合、比較するための手段136が、たとえば前述されたTPCなどの電力制御コマンドを送信するための手段118に、線路138上で同期はずれの可能性を示す信号を提供する。線路138上の信号に応えて、電力制御コマンドを送信するための手段118は、UTRAN14へのアップリンク上での伝送のために、I/O手段122を通してTPC信号を提供する。電力増強機構が、UTRAN内に存在しなくてよい、あるいはUTRANで実行されてよいことが理解されなければならない。
【0034】
手段118が実施形態でどのようにして活用されるのか、あるいは活用されるかどうかにも関係なく、線路138上の信号は、アップリンク停止コマンド信号を提供するための手段139にも提供される。手段139は、線路138上の信号によって示される、考えられる同期はずれ信号フレームの数をカウントするための手段140を含み、ビーコンの健全性に応じて、線路138上の同期信号表示第1選択期間または第2選択期間のどちらかより長く持続して観察するために提供される。手段140は、カウント信号を、線路146上の第1選択カウントスレッショルド信号と、あるいは線路147上の第2選択カウントスレッショルド信号と比較するための手段144に、線路142上でカウント信号を提供する。カウントが選択されたカウントスレッショルドを超えると、アップリンク停止信号が作成され、線路152上のアップリンク停止コマンド信号を、アップリンク上での無線伝送を停止するための手段153に提供するための手段150を制御するために、線路148上あるいは線路149上で提供される。線路152上の停止アップリンクコマンド信号に応えて、アップリンクを停止するための手段153は、アップリンクを停止させるために、UE内で適切な処置を講じるだろう。
【0035】
本発明によれば、制御手段150は、線路146上で第1カウントスレッショルド信号を、あるいは線路147で第2カウントスレッショルド信号を提供するスレッショルド選択デバイス153bに、線路153a上の選択信号を提供する。線路153a上の選択信号は、結果的に線路154上の健全性信号に依存する線路153a上の選択信号に応じてスレッショルド信号146、147の一方または他方を選択する。前述されたように、同期はずれ表示は誤ってている可能性があり、実際の状態は単に専用ダウンリンクチャネルでの高レベルの干渉にすぎないかもしれないため、アップリンクの停止を遅延することが望ましい場合がある。このような状態は、継続するTPCまたは線路120上の他の電力制御コマンド要求に応えて、ダウンリンク上のUTRANからの出力電力を増強することにより解決されてよい。TPCなどの継続する電力制御コマンドに応えて、UTRANは、電力出力を着実に増強する。このようにして、正当化される場合、少し多い時間を獲得するために、共通ダウンリンクチャネルが干渉を経験しているかどうかを判断することができる。経験していない場合、線路146上で示されるような第1スレッショルドが使用され、そのスレッショルドに達すると、アップリンク停止コマンドが直ちに送信される。しかしながら、共通チャネルも干渉を経験している場合、制御手段150は、スレッショルド選択デバイス153bに、線路147上の第2カウントスレッショルド信号を、線路142上のカウント信号との比較のための手段144に提供させるように、線路153a上に選択信号を提供する。その場合、少し多い時間が獲得され、線路148上で直ちに停止信号を送信する代わりに、カウントスレッショルドが、選択された量だけ増加され、線路149上のアップリンク停止信号は、UTRANからの電力増強が考えられる同期はずれ状態を克服できるようにするために、もう少し長い間送信されない。
【0036】
共通チャネル信号を提供する1つの方法は、BCCHが適切に機能しているかどうか判断するため、つまり、それが高い程度の干渉を経験しているか否かを判断するための手段156に線路158上のBCCHチャネルを提供することである。線路158上でBCCH信号内の干渉を検出し、それを示す線路162上の検出されたBCCH信号を提供するための手段160が提供できる。線路162上の検出されたBCCH信号は、検出されたBCCH信号を線路166上のBCCHまたはビーコンスレッショルド信号と比較するための手段164に提供できる。このスレッショルド信号は、同期はずれ状態の可能性のあるダウンリンク上の他のチャネルでの干渉のレベルを示すBCCH信号の干渉レベルを表すように選択される。線路162上の検出されたBCCH信号が、線路166上のBCCHスレッショルド信号を超えると、線路154上のBCCH健全性信号は、線路147上の第2カウントスレッショルド信号を採用させることによって、制御手段150に、線路152上のアップリンク停止コマンド信号を遅延させるレベルで制御手段150に提供されるだろう。線路154上のBCCH健全性信号のレベルがアップリンク停止コマンドが遅延できるほどである場合、線路153a上のスレッショルド選択信号は、スレッショルド選択デバイス153bに、線路146上の第1カウントスレッショルド信号より高い値にある線路147上の第2カウントスレッショルド信号を提供するように知らせる。言い換えると、前述の説明に準じれば、線路146上の第1カウントスレッショルドは、可変値「X」に対応し、線路147上の信号の第2カウントスレッショルド変数は「X+n」に対応する。後者の場合、線路142上のカウント信号は、スレッショルドに到達し、線路152上のアップリンク停止コマンド信号を、アップリンクを停止するための手段153に提供するための制御手段150に線路149上の第2アップリンク停止コマンド信号を制御手段150に提供するために、手段144をトリガするに到るまで、さらに高い値まで上昇できる。線路148、149上の第1および第2アップリンク停止信号に関して制御手段150によって実行される制御機能は、線路148、149上の信号がORゲートに対する入力であって、線路152上の信号がORゲートの出力であるORゲート機能以上の何者でもない。
【0037】
UE16が、本発明の目的を実行するために多くの異なった方法で編成できることが理解されなければならない。たとえば、図9の開示は、TPC信号を使用してアップリンクでの電力増強を要求するUEを示しているが、UEが、UTRANに信号を送る方法だけでなく、電力を増強するそれ以外の方法があるため、それは発明の本質的な部分ではない。前述されたように、電力制御シグナリングのための手段118は、電力制御信号を通信する目的でUTRANと継続的に通信している手段である場合がある。その場合、比較のための手段136からの線路138上の信号は、線路120上での電力制御信号のストリームでの変化をトリガするにすぎないだろう。前記説明がBCCHの監視を説明しているが、ビーコン機能性を提供する共通チャネルであればどれでも測定できるだろうことも理解されなければならない。
【0038】
図9に関連して前述された機能の大部分は、UEのレイヤ1で有利に実行される。たとえば、図10に図示されるように、層1は、指定されていないさらに高い層が破線162の右側にあるブロック160として図示されている。2つのプリミティブが、線路164、166の組を介してさらに上位のレイヤに提供されることが示されている。第1のプリミティブは、同期はずれプリミティブの事例をカウントするためにカウンタ168に提供される線路164上のCPHY Out−Of−Sync−INDプリミティブである。これらの事例は、前述された基準にしたがって報告される。これらは、線路164上の同期はずれプリミティブが、たとえば、一覧表示される基準の3つのすべてが達成されると報告されることを示す、図10に図示されるような方法で構成されてもよい。線路164上の同期はずれレポートの一定数のこのような事例がカウンタ168でカウントされると、タイマ169が線路170に示されるように起動される。このタイマは、選択されたタイムアウト期間の後に期限切れとなり、その後UEは無線リンクが失敗したと見なし、そのケースでは、図9の線路152上のアップリンク停止コマンド信号が採用され、アップリンクは、アップリンクを停止するための手段153によって停止される。しかしながら、カウンタ171が選択された数のCPHY−SYNC−IND(IN−SYNC)プリミティブ事例を線路166上でカウントすると、信号が線路172で提供され、タイマを停止する。線路166上のイン同期(同期に成功した)プリミティブの事例は、図10に説明される2つの状態のどちらかが発生すると報告される。このようにして、タイマ169が起動されるのと同時に、カウンタ171はイン同期インスタンスのカウントを開始するために起動され、一定数の連続イン同期プリミティブがタイマのタイムアウト期間内に報告されると、タイマは停止され、無線リンク失敗が信号で知らされず、アップリンクの停止が回避されるだろう。
【0039】
その結果、前述された方法を含むがそれらに制限されない本発明を実行するための多数の方法があることが理解されるだろうし、したがって、発明はその最良の形態の実施形態に関して図示され、説明されてきたが、形式およびその詳細における前記および多様な他の変更、省略および追加が、発明の精神および範囲を逸脱することなくそこに加えられてよいことが当業者によって理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術から簡略化されたUMTSアーキテクチャを示す。
【図2】 従来の技術から簡略化されたUTRANアーキテクチャを示す。
【図3】 従来の技術から、サービス側RSSおよびドリフトRSSを示す。
【図4】 本発明にしたがって、UTRANで実行されてよいルーチンを示す。
【図5】 図1のUTRANによって選択されるケース1シナリオにしたがって、ユーザ装置で実行できる2つのケースの第1を示す。
【図6】 図1のUTRANによって選択されるケース2にしたがって、UEで実行されてよい一連の工程を示す。
【図7】 発明の第2態様にしたがってUTRANで実行されてよいルーチンを示す。
【図8】 本発明の第2態様にしたがって、ユーザ装置で実行されてよいルーチンを示す。
【図9】 本発明によるユーザ装置を示す。
【図10】 UEの第1層およびさらに高い層で実行される本発明を示す。

Claims (22)

  1. 移動通信システム内のユーザ装置で使用される方法であって、
    フレームの同期はずれの可能性を経験しているが、同期はずれに到らない干渉状態である可能性を有するダウンリンクチャネルの該干渉状態を、送信電力の増強によって解消するために、ダウンリンク上の送信電力を制御する電力制御命令をアップリンクを介してユーザ装置から基地トランシーバ局に送信(44)し、および
    一斉送信チャネルが、選択されたレベルの干渉を経験していないと判断され場合は、前記干渉問題が解消されないとき、第1の選択された期間の後にアップリンクを停止し、選択されたレベルの干渉を経験していると判断される場合は、前記干渉問題を解消するべく、前記第1の選択された期間より長い第2の選択された期間まで前記電力制御命令送信を延長し、その後にアップリンクを停止する(54)ことを特徴とする方法。
  2. 移動通信システム内で使用されるユーザ装置であって、
    フレームの同期はずれの可能性を経験しているが、同期はずれに到らない干渉状態である可能性を有するダウンリンク(DL)チャネルの該干渉状態を、送信電力の増強によって解消するために、ダウンリンク上の送信電力を制御する電力制御命令(TPC)をアップリンクを介してユーザ装置から基地トランシーバ局に送信する手段(118)、および
    一斉送信チャネルが、選択されたレベルの干渉を経験していないと判断され場合は、前記干渉問題が解消されないとき、第1の選択された期間の後にアップリンクを停止し、選択されたレベルの干渉を経験していると判断される場合は、前記干渉問題を解消するべく、第2の選択された期間まで前記電力制御命令送信を延長し、その後にアップリンクを停止する手段(153)を特徴とするユーザ装置。
  3. 切な機能を示す干渉の大きさを有する共通チャネルダウンリンク信号(158)に応えて、共通チャネルダウンリンク健全性信号(154)を提供する工程をさらに備え、
    アップリンク停止コマンド信号(152)も共通チャネル健全性信号(154)に反応する、移動電気通信システム内でユーザ装置(UE)が使用するための請求項記載の方法。
  4. 前記ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)に応えて、前記ダウンリンクチャネル上での電力の増強のためにUEからBSTへアップリンク電力コマンド信号(120)を提供する工程とをさらに備える請求項3記載の方法。
  5. ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す信号(138)を提供する前記工程が、
    それを示す大きさを有する検出された信号を提供するために、ダウンリンクチャネルの前記同期はずれの可能性を示す大きさを有する前記パラメータ信号(126)を検出する工程と、
    ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)を提供するために、選択されたスレッショルドを示す大きさを有するパラメータスレッショルド信号(134)に、前記検出された信号(132)の前記大きさを比較する工程と、
    を備える請求項3記載の方法。
  6. 前記健全性信号(154)を提供する前記工程が、
    検出された共通チャネルダウンリンク信号(162)を提供するために前記共通チャネルダウンリンク信号(158)を検出する工程と、
    前記共通チャネル健全性信号(154)を提供するためにスレッショルド信号(166)に前記検出された共通チャネルダウンリンク信号(162)を比較する工程と、
    を備える請求項3記載の方法。
  7. ップリンク停止コマンド信号(152)を提供する前記工程が、
    カウント信号(142)を提供するためにダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)のインスタンスをカウントする工程と、
    前記カウントスレッショルド信号を超える前記カウント信号が存在する場合に、前記アップリンク停止コマンド信号(152)を提供するために、前記カウント信号(142)をカウントスレッショルド信号(146、147)に比較する工程と、
    を備える請求項3記載の方法。
  8. 前記共通チャネル健全性信号(154)に応えて、前記カウントスレッショルド信号(146、147)を選択する工程をさらに備える請求項7記載の方法。
  9. ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す信号を、基地局トランシーバ(BST)からのダウンリンク上で前記UEによって受信されるパラメータ信号(126)に応えて提供する工程と、
    ダウンリンクチャネルの考えられる不適切な機能を示す前記信号(138)に応えて、停止アップリンク信号(152)を提供する工程と、
    を備える、移動電気通信システム内でユーザ装置(UE)が使用するための請求項1記載の方法。
  10. 前記ダウンリンクチャネル上での電力増強のためにUEからBSTへのアップリンク電力制御コマンド信号(120)を、前記ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)に応えて提供する工程をさらに備える請求項9記載の方法。
  11. ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す信号(138)を提供する前記工程が、
    それを示す大きさを有する検出された信号(132)を提供するために、ダウンリンクチャネルの前記同期はずれの可能性を示す大きさを有する前記パラメータ信号(126)を検出する工程と、
    ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)を提供するために、選択されたスレッショルドを示す大きさを有するパラメータスレッショルド信号(134)に前記検出された信号(132)の前記大きさを比較する工程と、
    を備える請求項9記載の方法。
  12. 共通チャネルダウンリンク健全性信号(154)を、その干渉の大きさ示す大きさを有する共通チャネルダウンリンク信号(158)に応えて提供する前記共通チャネル健全性信号に応えて、前記アップリンク停止信号が提供される請求項9記載の方法。
  13. 前記健全性信号(154)を提供する前記工程が、
    検出された共通チャネルダウンリンク信号(162)を提供するために、前記共通チャネルダウンリンク信号(158)を検出する工程と、
    前記共通チャネル健全性信号(154)を提供するために、前記検出された共通チャネルダウンリンク信号(162)をスレッショルド信号(166)に比較する工程と、
    を備える請求項12記載の方法。
  14. 停止アップリンクコマンド信号(152)を提供する前記工程が、
    カウント信号(142)を提供するためにダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)のインスタンスをカウントする工程と、
    前記カウントスレッショルド信号を超える前記カウント信号が存在する場合に、前記アップリンク停止コマンド信号(152)を提供するために、前記カウント信号(142)をカウントスレッショルド信号(146、147)に比較する工程と、
    を備える請求項9記載の方法。
  15. 前記共通チャネル健全性信号(154)に応えて、前記カウントスレッショルド信号(146、147)を選択する工程をさらに備える請求項14記載の方法。
  16. ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す信号(138)を、基地局トランシーバ(BST)からのダウンリンク上で前記UEによって受信されるパラメータ信号(126)に応えて提供するための手段と、
    ップリンク停止コマンド信号(152)を、ダウンリンクの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)に応えて、および共通チャネル内の干渉の有無を示す共通チャネル健全性信号(154)に応えて、提供するための手段(139)と、
    を備える、移動電気通信システムで使用するための請求項2記載のユーザ装置(UE)。
  17. 前記ダウンリンクチャネルでの電力増強のためにUEからBSTへアップリンク電力コマンド信号(120)を、前記ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)に応えて提供するための手段(118)をさらに備える請求項16記載のUE。
  18. ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す信号(138)を提供するための前記手段(128)が、
    それを示す大きさを有する検出された信号(132)を提供するために、ダウンリンクチャネルの前記同期はずれの可能性を示す大きさを有する前記パラメータ信号(126)を検出するための手段と、
    ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)を提供するために、選択されたスレッショルドを示す大きさを有するパラメータスレッショルド信号(134)に前記検出された信号(132)の前記大きさを比較するための手段(136)と、
    を備える請求項16記載のUE。
  19. 共通チャネルダウンリンク健全性信号(154)を、その干渉の大きさを示す大きさを有する共通チャネルダウンリンク信号(158)に応えて提供するための手段(156)をさらに備える請求項16記載のUE。
  20. 前記健全性信号(154)を提供するための前記手段(156)が、
    検出された共通チャネルダウンリンク信号(162)を提供するために前記共通チャネルダウンリンク信号(158)を検出するための手段(160)と、
    前記共通チャネル健全性信号(154)を提供するために、スレッショルド信号(166)に前記検出された共通チャネルダウンリンク信号(162)を比較するための手段(164)と、
    を備える請求項19記載のUE。
  21. 停止アップリンク共通信号(152)を提供するための前記手段(139)が、
    カウント信号(142)を提供するために、ダウンリンクチャネルの同期はずれの可能性を示す前記信号(138)のインスタンスをカウントするための手段(140)と、
    前記カウントスレッショルド信号を超える前記カウント信号が存在する場合に、前記停止アップリンクコマンド信号(152)を提供するために、前記カウント信号(142)をカウントスレッショルド信号(146、147)に比較するための手段(144)と、
    を備える請求項16記載のUE。
  22. 前記共通チャネル健全性信号(154)に応えて、前記カウントスレッショルド信号(146、147)を選択するための手段(150、153b)をさらに備える請求項21記載のUE。
JP2001562868A 2000-02-25 2001-02-26 起こり得る同期はずれ状態を処理するためのユーザ装置および手順 Expired - Lifetime JP3894794B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/513,417 US6456826B1 (en) 2000-02-25 2000-02-25 User equipment and procedure for handling possible out-of-synchronization condition in UMTS terrestrial radio access network for time division duplexing mode
US09/513,417 2000-02-25
PCT/IB2001/000260 WO2001063794A2 (en) 2000-02-25 2001-02-26 User equipment and procedure for handling possible out-of-synchronization condition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003524987A JP2003524987A (ja) 2003-08-19
JP3894794B2 true JP3894794B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=24043173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001562868A Expired - Lifetime JP3894794B2 (ja) 2000-02-25 2001-02-26 起こり得る同期はずれ状態を処理するためのユーザ装置および手順

Country Status (14)

Country Link
US (1) US6456826B1 (ja)
EP (1) EP1258090B1 (ja)
JP (1) JP3894794B2 (ja)
KR (1) KR100669986B1 (ja)
CN (1) CN1180545C (ja)
AT (1) ATE340440T1 (ja)
AU (1) AU2001239459A1 (ja)
BR (1) BR0108617A (ja)
CA (1) CA2398367C (ja)
DE (1) DE60123217T2 (ja)
ES (1) ES2267732T3 (ja)
PT (1) PT1258090E (ja)
WO (1) WO2001063794A2 (ja)
ZA (1) ZA200205898B (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6941132B2 (en) * 2000-03-20 2005-09-06 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Transport of radio network-originated control information
US7016310B2 (en) * 2000-04-05 2006-03-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Deriving control parameters for telecommunications in-and-out-of-synchronization detection
CN101521540A (zh) * 2000-07-27 2009-09-02 交互数字技术公司 混合无线tdma/cdma系统及其时隙分配方法
US6687248B2 (en) * 2001-01-10 2004-02-03 Asustek Computer Inc. Sequence number ordering in a wireless communications system
KR100464375B1 (ko) * 2001-02-21 2005-01-13 삼성전자주식회사 역방향 동기 전송을 위한 부호분할다중접속 통신시스템의 기지국 송신 시간 조정 방법
US20030003919A1 (en) * 2001-06-29 2003-01-02 Per Beming Relocation of serving network radio network controller ( SRNC) which has used direct transport bearers between SRNC and base station
US6591109B2 (en) 2001-08-17 2003-07-08 Interdigital Technology Corporation Cross cell user equipment interference reduction in a time division duplex communication system using code division multiple access
US6874113B2 (en) * 2001-09-17 2005-03-29 Interdigital Technology Corporation Radio resource control-service data unit reception
KR101161935B1 (ko) * 2002-06-27 2012-07-03 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 사용자 장치 측정값 정보를 피어 투 피어 방식으로 교환하는 무선 네트워크 제어기
KR20040060274A (ko) * 2002-12-30 2004-07-06 엘지전자 주식회사 무선링크의 전력제어방법
US7149538B2 (en) * 2003-02-13 2006-12-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Wireless transceivers, methods, and computer program products for restricting transmission power based on signal-to-interference ratios
KR100559979B1 (ko) * 2003-04-03 2006-03-13 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템에서의 메시지 전송방법
US20050141450A1 (en) * 2003-04-22 2005-06-30 Interdigital Technology Corporation Method and system for integrating resource allocation between time division duplex and frequency division duplex in wireless communication systems
TWI345423B (en) * 2003-04-22 2011-07-11 Interdigital Tech Corp Method and system for integrating resource allocation between time division duplex and frequency division duplex in wireless communication systems
GB2402579B (en) * 2003-06-06 2005-09-14 Roke Manor Research A method of communication in a cellular communication system
US7347008B2 (en) * 2003-06-24 2008-03-25 M&R Printing Equipment, Inc. System and method for controlling the operating parameters of a setting system
US20070144033A1 (en) * 2003-06-24 2007-06-28 Kocjan Tomasz P System and method for operating a drying unit
US7551597B2 (en) * 2004-05-06 2009-06-23 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods and apparatus for fast downlink information of uplink out-of-synchronization
CN100407590C (zh) * 2005-01-28 2008-07-30 华为技术有限公司 一种基站下行发射功率控制的方法
CN1855766B (zh) * 2005-04-19 2011-06-08 大唐移动通信设备有限公司 一种基于无线链路状态的物理层控制方法
US7580712B2 (en) * 2005-06-03 2009-08-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Wireless high-speed data network planning tool
WO2008111606A1 (ja) 2007-03-13 2008-09-18 Sharp Kabushiki Kaisha 移動通信システム、移動局装置、基地局装置及び移動通信方法
CN101179768B (zh) * 2007-11-23 2011-04-06 华为技术有限公司 缓解归属位置寄存器访问量过载的方法、网元和接入网络
JP5153395B2 (ja) * 2008-03-17 2013-02-27 株式会社日立製作所 セルラ無線通信システムの基地局および移動局
US7986758B2 (en) * 2008-05-30 2011-07-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Synchronization detection using bandwidth and antenna configuration
US8331327B1 (en) * 2009-08-04 2012-12-11 Sprint Communications Company L.P. Dynamic wireless network registration window
KR101038837B1 (ko) * 2009-09-21 2011-06-03 임흥호 측방향 가열 숯불구이기
EP2549807A1 (en) * 2011-07-18 2013-01-23 Motorola Mobility LLC Method for facilitating synchronisation between a communications network and a wireless communications device operating in a cpc dtx mode and a wireless communications device
CN103228001A (zh) * 2013-03-22 2013-07-31 中兴通讯股份有限公司 一种无线链路失败的处理方法及装置
WO2015077957A1 (en) * 2013-11-28 2015-06-04 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for interference mitigation in a wireless communication system
US10113795B2 (en) 2015-06-26 2018-10-30 M&R Printing Equipment, Inc. Dryer conveyor belt tracking system
US9939198B2 (en) 2015-06-26 2018-04-10 M&R Printing Equipment, Inc. Dryer conveyor belt tracking system
US9951991B2 (en) 2015-08-31 2018-04-24 M&R Printing Equipment, Inc. System and method for dynamically adjusting dryer belt speed
EP3694282B1 (en) * 2017-10-11 2023-05-10 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Communication control method and communication control device
CN110300421B (zh) * 2019-07-31 2024-04-26 京信网络系统股份有限公司 上下行失步检测电路和通信设备

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5008953A (en) 1989-06-26 1991-04-16 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Mobile station link supervision utilizing digital voice color codes
FI91202C (fi) 1991-10-03 1994-05-25 Nokia Telecommunications Oy Puhelunohjausmenetelmä radiojärjestelmää varten
JP2978084B2 (ja) * 1995-06-16 1999-11-15 株式会社東芝 無線通信装置及び基地局
JP3655057B2 (ja) 1997-07-19 2005-06-02 松下電器産業株式会社 Cdma送信装置及びcdma送信方法
FI105131B (fi) 1998-03-27 2000-06-15 Nokia Networks Oy Menetelmä fyysisen kanavan tehonsäädön suorittamiseksi radiojärjestelmässä

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003524987A (ja) 2003-08-19
ZA200205898B (en) 2003-10-23
WO2001063794A2 (en) 2001-08-30
EP1258090B1 (en) 2006-09-20
WO2001063794A3 (en) 2002-03-14
BR0108617A (pt) 2002-11-19
DE60123217D1 (de) 2006-11-02
CA2398367A1 (en) 2001-08-30
CA2398367C (en) 2006-10-17
ES2267732T3 (es) 2007-03-16
ATE340440T1 (de) 2006-10-15
CN1406417A (zh) 2003-03-26
US6456826B1 (en) 2002-09-24
EP1258090A2 (en) 2002-11-20
DE60123217T2 (de) 2007-10-04
KR20020079960A (ko) 2002-10-21
CN1180545C (zh) 2004-12-15
AU2001239459A1 (en) 2001-09-03
PT1258090E (pt) 2006-11-30
KR100669986B1 (ko) 2007-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3894794B2 (ja) 起こり得る同期はずれ状態を処理するためのユーザ装置および手順
US7403789B2 (en) Synchronization establishment between a mobile station and base station system and method used for them
US7356022B2 (en) Mobile communication system, mobile station, base station, and packet communication method used therefor
KR101022176B1 (ko) 이동통신 시스템의 상향링크 동기획득방법
EP1821425B1 (en) Power control apparatus for wireless telecommunication system
JP5767725B2 (ja) Hs−dschサービングセル変更改善の構成
EP2569972B1 (en) Method to control configuration change times in a wireless device
TWI239218B (en) Method and apparatus for flexible call recovery in a wireless communication system
US10321414B2 (en) Downlink information processing method and device
JP2012518327A (ja) 無線ネットワークノードのエネルギー消費の制御
KR20030031893A (ko) 타이밍 어드밴스 및 타이밍 편차 동기화 방법
EP1895683B1 (en) Communication control method, communication control system and control program thereof
JP2001285914A (ja) 基地局装置およびハンドオーバ制御方法
CA2651187A1 (en) Enhanced uplink power control with gated uplink of control information
JP2010531573A (ja) ハンドオーバの実行時期を調整する方法
EP2084933B1 (en) A method for transmitting control channel in a mobile communication system
US9781764B2 (en) Radio resource control (RRC) connection re-establishment
JP2912329B1 (ja) チャネル切替判定方式
KR100383198B1 (ko) 아이에스-2000 코드 분할 다중 접속 방식을 적용한이동통신 시스템에서의 예약 접속 모드의 초기 전력제어방법
KR100747460B1 (ko) 이동통신단말기의 핸드오버 방법
EP1220559A1 (en) Communication system, communication unit and method of location determination
JP2000341358A (ja) Cdma基地局及びその通信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3894794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term