JP3893231B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製のゴルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
中空部を有する金属製のゴルフクラブヘッドにおいては、打撃時に金属特有の高い金属音が響くことにより、プレーヤーに不快感を与えていた。
また、近年の体積が300ml以上の大型のゴルフクラブヘッドにおいては、要求される設計事項によって、質量は増やさずに体積だけを大きくすることにより、前記ゴルフクラブヘッドを形成する外殻の肉厚が薄く形成されることになる。このため、前記外殻の打撃時に発生する振動が減衰されにくくなり、さらには、中空部も大きくなっているため、前記振動により響き渡る不快な金属音が増してきている。
従来より、それらの高い金属音を低減させる手段として、ゴルフクラブヘッドの中空部に発泡性ポリウレタン等の充填剤を充填する方法が公知である。
【0003】
また、他には、実用新案登録公報第2526923号において、中空室部を有する金属製のゴルフクラブヘッドであって、制振特性のあるシート体又は塗料を、上記中空室部を形成する包囲壁の肉厚の薄い部分の内面に、部分的に付着したことを特徴とするゴルフクラブヘッドが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の中空部に充填剤を充填したゴルフクラブヘッドにおいては、充填剤が中空部全体に充填されることにより、質量が外殻周囲部のみでなく中空部にも付与されるため、質量配分が外殻周囲から中心部へ寄ることになり、その結果、ゴルフクラブヘッドの慣性モーメントが小さくなってしまうという欠点があった。これにより、スイートエリアの狭いゴルフクラブヘッドとなり、性能面においてはあまり良くないものであった。
さらに、体積が300ml以上の大型のゴルフクラブヘッドになると、中空部に充填する充填材の必要量も多くなり、ますます性能面においては不利な状況となっているものである。
また、ゴルフクラブヘッドを大型化することにおいては、質量は増やさず体積だけを大きくするため、充填材での重量増はゴルフクラブヘッドの大型化の障壁となり、実際、300ml以上の大型ヘッドに充填材を入れることは好ましいものではないといえる。
【0005】
また、実用新案登録公報第2526923号に開示されたゴルフクラブヘッドにおいては、制振特性のあるシート体又は塗料を、中空室部を形成する包囲壁の肉厚の薄い部分の内面に、部分的に付着した構成であるため、中空部を有する金属製のゴルフクラブヘッドの製作のために必要な溶接、研磨等の加工作業前に、前記制振特性のあるシート体又は塗料を中空室部内面に付着させねばならないため、製作上の作業効率が悪いという問題点があった。さらに、溶接、研磨加工などによる熱の影響をうけることによって、シート体を付着させるための貼着剤や接着剤又は塗料が劣化して、打撃時にシート体又は塗料が剥がれてしまうという問題点もあった。
【0006】
そこで本発明は、消音部材の取り付けがヘッドの製作工程に影響されず容易で、しかも、剥がれ落ちることなく取り付けられ、また、スイートエリアを狭くするなどの性能面に悪影響を与えずに、消音効果を十分に発揮できるゴルフクラブヘッドを提供することによってゴルファーの不快感および違和感を改善することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記目的を達成するために、請求項1の発明は中空部を有する体積が300ml以上の金属製ゴルフクラブヘッドにおいて、前記ゴルフクラブヘッドのクラウン部には中空部から外気に通じる貫通孔が形成され、前記貫通孔には、消音部材が嵌入固着されていることを特徴とするゴルフクラブヘッドである。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1における前記消音部材が、前記貫通孔の孔壁に密着される消音本体部と、前記消音本体部の一端に設けられ、クラウン部表面側に表出する意匠表示部と、前記消音本体部の他端に設けられ、クラウン内壁に接する環状係止部からなることを特徴とするものである。
【0009】
そして、請求項3の発明は、請求項1又は2における前記消音部材がポリエステル系エラストマーであることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づき詳述する好適な実施例により説明する。
図1は本発明における実施例を示す説明図であり、図2はゴルフクラブヘッド1に嵌入固着されている消音部材4の構成を説明する図であり、図3は前記消音部材4がゴルフクラブヘッド1のクラウン部2の貫通孔3に嵌入固着される状態を説明する図である。
本発明のゴルフクラブヘッドにおいては、図1に示す実施例のように、ゴルフクラブヘッド1のクラウン部2に中空部5から外気に通じる貫通孔3が形成され、前記貫通孔3には、消音部材4が嵌入固着されている。よって、ゴルフクラブヘッドの予め設計された質量配分に影響せず、また、スイートエリアの減少等、性能面にも悪影響を与えず、打撃時の金属音を低減できるものである。
【0011】
また、図2に示すように、本実施例における前記消音部材4としては、前記貫通孔3の孔壁31に密着される消音本体部41と、前記消音本体部41の一端に設けられ、クラウン部2の表面側に表出する意匠表示部42と、前記消音本体部41の他端に設けられた環状係止部43から構成されている。
前記消音部材4をヘッドに嵌入固着させるには、図3に示すように、前記貫通孔3に前記環状係止部43の側から嵌入され、前記環状係止部43が中空部5に突出してクラウン内壁21に接することで係止される。よって、ゴルフクラブヘッドの溶接、研磨、仕上げ等の加工作業の後に前記消音部材4の取付けができるため、取付け作業が簡便で、しかも打撃時の衝撃等で剥がれ落ちる事が無くなるものである。
さらに、図4に示すように、前記消音本体部41が前記貫通孔3の孔壁31に密着される構成であるため、打撃時の外殻の振動が効果的に減衰され、消音効果が効率よく得られるものである。
【0012】
また、前記貫通孔3の大きさにおいては、直径を5〜15mm程度とする事が好ましい。直径が5mm未満では、孔壁31と消音本体部41との接する面積が少なすぎてクラウン部2の振動を減衰させる効果が得られにくいため消音効果が期待できず、また、直径を15mm以上としても、消音部材が大きくなるばかりで消音の効果においてはそれ以上の効果が得られないためである。
【0013】
そして、前記消音部材4の材料としては、熱可塑性樹脂やゴム系のもの等が考えられるが、消音特性が良好で、環状係止部43を貫通孔3に嵌入、突出させて、係止するための適度な変形性と、貫通孔3の孔壁31及びクラウン部2等の密着面への追従性を考慮した、ポリエステル系エラストマーを使用することが好ましい。
【0014】
さらに、前記消音部材4の意匠表示部42の底面44に接着剤を塗布するか、もしくは両面テープを使用することにより、前記消音部材4をクラウン部2の表面側にさらに強固に固着させることも可能である。尚、前記ポリエステル系エラストマーの接着には弾性接着剤が適している。
【0015】
【発明の効果】
以上により、本発明の中空部を有する体積が300ml以上の金属製ゴルフクラブヘッドにおいて、クラウン部に中空部から外気に通じる貫通孔が形成され、前記貫通孔内に消音部材が嵌入固着された構成により、大型のゴルフクラブヘッドにおいても質量配分に影響を及ぼさず、また、スイートエリアの減少等、性能面にも悪影響を与えず、打撃時の金属音を効率よく低減できる効果を奏する。
前記消音部材が、消音本体部、環状係止部、意匠表示部から構成され、前記消音部材の固着にあたっては、前記消音部材の消音本体部を貫通孔の孔壁に密着させたことにより、打撃時の外殻の振動が効果的に減衰され、消音効果が効率よく得られる効果を奏する。
よって、ゴルファーの不快感および違和感が改善されたゴルフクラブを提供できる効果を奏する。
【0016】
また、前記消音部材は、前記環状係止部が貫通孔内に嵌入され、前記クラウン内壁に接することで係止されることにより固着される。よって、ゴルフクラブヘッドの溶接、研磨、仕上げ等の加工作業の後に消音部材の取付けができるため、取付け作業が簡便でしかも、打撃時の衝撃等で剥がれ落ちる事が無くなる効果を奏する。
また、ゴルフクラブヘッドのクラウン部の表面側に表出される意匠表示部が形成されたことにより、単に前記貫通孔に嵌入固着させた構成だけでは得られない意匠性に優れる効果を奏する。
【0017】
さらに、前記消音部材の材料がポリエステル系エラストマーであることにより、消音特性が良好である効果を奏し、また、適度な変形性を有し、しかも、貫通孔の孔壁及びクラウン部等の密着面への追従性が優れていることにより、貫通孔に嵌入後、突出し、係止しやすい効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴルフクラブヘッドにおける実施例を示す説明図である。
【図2】本実施例の消音部材の構成を示す説明図である。
【図3】本実施例の消音部材が貫通孔に嵌入固着される状態を示す説明図である。
【図4】本実施例の消音本体部が貫通孔の孔壁に密着される状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド
2 クラウン部
3 貫通孔
4 消音部材
5 中空部
21 クラウン内壁
31 孔壁
41 消音本体部
42 意匠表示部
43 環状係止部
44 底面
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製のゴルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
中空部を有する金属製のゴルフクラブヘッドにおいては、打撃時に金属特有の高い金属音が響くことにより、プレーヤーに不快感を与えていた。
また、近年の体積が300ml以上の大型のゴルフクラブヘッドにおいては、要求される設計事項によって、質量は増やさずに体積だけを大きくすることにより、前記ゴルフクラブヘッドを形成する外殻の肉厚が薄く形成されることになる。このため、前記外殻の打撃時に発生する振動が減衰されにくくなり、さらには、中空部も大きくなっているため、前記振動により響き渡る不快な金属音が増してきている。
従来より、それらの高い金属音を低減させる手段として、ゴルフクラブヘッドの中空部に発泡性ポリウレタン等の充填剤を充填する方法が公知である。
【0003】
また、他には、実用新案登録公報第2526923号において、中空室部を有する金属製のゴルフクラブヘッドであって、制振特性のあるシート体又は塗料を、上記中空室部を形成する包囲壁の肉厚の薄い部分の内面に、部分的に付着したことを特徴とするゴルフクラブヘッドが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の中空部に充填剤を充填したゴルフクラブヘッドにおいては、充填剤が中空部全体に充填されることにより、質量が外殻周囲部のみでなく中空部にも付与されるため、質量配分が外殻周囲から中心部へ寄ることになり、その結果、ゴルフクラブヘッドの慣性モーメントが小さくなってしまうという欠点があった。これにより、スイートエリアの狭いゴルフクラブヘッドとなり、性能面においてはあまり良くないものであった。
さらに、体積が300ml以上の大型のゴルフクラブヘッドになると、中空部に充填する充填材の必要量も多くなり、ますます性能面においては不利な状況となっているものである。
また、ゴルフクラブヘッドを大型化することにおいては、質量は増やさず体積だけを大きくするため、充填材での重量増はゴルフクラブヘッドの大型化の障壁となり、実際、300ml以上の大型ヘッドに充填材を入れることは好ましいものではないといえる。
【0005】
また、実用新案登録公報第2526923号に開示されたゴルフクラブヘッドにおいては、制振特性のあるシート体又は塗料を、中空室部を形成する包囲壁の肉厚の薄い部分の内面に、部分的に付着した構成であるため、中空部を有する金属製のゴルフクラブヘッドの製作のために必要な溶接、研磨等の加工作業前に、前記制振特性のあるシート体又は塗料を中空室部内面に付着させねばならないため、製作上の作業効率が悪いという問題点があった。さらに、溶接、研磨加工などによる熱の影響をうけることによって、シート体を付着させるための貼着剤や接着剤又は塗料が劣化して、打撃時にシート体又は塗料が剥がれてしまうという問題点もあった。
【0006】
そこで本発明は、消音部材の取り付けがヘッドの製作工程に影響されず容易で、しかも、剥がれ落ちることなく取り付けられ、また、スイートエリアを狭くするなどの性能面に悪影響を与えずに、消音効果を十分に発揮できるゴルフクラブヘッドを提供することによってゴルファーの不快感および違和感を改善することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記目的を達成するために、請求項1の発明は中空部を有する体積が300ml以上の金属製ゴルフクラブヘッドにおいて、前記ゴルフクラブヘッドのクラウン部には中空部から外気に通じる貫通孔が形成され、前記貫通孔には、消音部材が嵌入固着されていることを特徴とするゴルフクラブヘッドである。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1における前記消音部材が、前記貫通孔の孔壁に密着される消音本体部と、前記消音本体部の一端に設けられ、クラウン部表面側に表出する意匠表示部と、前記消音本体部の他端に設けられ、クラウン内壁に接する環状係止部からなることを特徴とするものである。
【0009】
そして、請求項3の発明は、請求項1又は2における前記消音部材がポリエステル系エラストマーであることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づき詳述する好適な実施例により説明する。
図1は本発明における実施例を示す説明図であり、図2はゴルフクラブヘッド1に嵌入固着されている消音部材4の構成を説明する図であり、図3は前記消音部材4がゴルフクラブヘッド1のクラウン部2の貫通孔3に嵌入固着される状態を説明する図である。
本発明のゴルフクラブヘッドにおいては、図1に示す実施例のように、ゴルフクラブヘッド1のクラウン部2に中空部5から外気に通じる貫通孔3が形成され、前記貫通孔3には、消音部材4が嵌入固着されている。よって、ゴルフクラブヘッドの予め設計された質量配分に影響せず、また、スイートエリアの減少等、性能面にも悪影響を与えず、打撃時の金属音を低減できるものである。
【0011】
また、図2に示すように、本実施例における前記消音部材4としては、前記貫通孔3の孔壁31に密着される消音本体部41と、前記消音本体部41の一端に設けられ、クラウン部2の表面側に表出する意匠表示部42と、前記消音本体部41の他端に設けられた環状係止部43から構成されている。
前記消音部材4をヘッドに嵌入固着させるには、図3に示すように、前記貫通孔3に前記環状係止部43の側から嵌入され、前記環状係止部43が中空部5に突出してクラウン内壁21に接することで係止される。よって、ゴルフクラブヘッドの溶接、研磨、仕上げ等の加工作業の後に前記消音部材4の取付けができるため、取付け作業が簡便で、しかも打撃時の衝撃等で剥がれ落ちる事が無くなるものである。
さらに、図4に示すように、前記消音本体部41が前記貫通孔3の孔壁31に密着される構成であるため、打撃時の外殻の振動が効果的に減衰され、消音効果が効率よく得られるものである。
【0012】
また、前記貫通孔3の大きさにおいては、直径を5〜15mm程度とする事が好ましい。直径が5mm未満では、孔壁31と消音本体部41との接する面積が少なすぎてクラウン部2の振動を減衰させる効果が得られにくいため消音効果が期待できず、また、直径を15mm以上としても、消音部材が大きくなるばかりで消音の効果においてはそれ以上の効果が得られないためである。
【0013】
そして、前記消音部材4の材料としては、熱可塑性樹脂やゴム系のもの等が考えられるが、消音特性が良好で、環状係止部43を貫通孔3に嵌入、突出させて、係止するための適度な変形性と、貫通孔3の孔壁31及びクラウン部2等の密着面への追従性を考慮した、ポリエステル系エラストマーを使用することが好ましい。
【0014】
さらに、前記消音部材4の意匠表示部42の底面44に接着剤を塗布するか、もしくは両面テープを使用することにより、前記消音部材4をクラウン部2の表面側にさらに強固に固着させることも可能である。尚、前記ポリエステル系エラストマーの接着には弾性接着剤が適している。
【0015】
【発明の効果】
以上により、本発明の中空部を有する体積が300ml以上の金属製ゴルフクラブヘッドにおいて、クラウン部に中空部から外気に通じる貫通孔が形成され、前記貫通孔内に消音部材が嵌入固着された構成により、大型のゴルフクラブヘッドにおいても質量配分に影響を及ぼさず、また、スイートエリアの減少等、性能面にも悪影響を与えず、打撃時の金属音を効率よく低減できる効果を奏する。
前記消音部材が、消音本体部、環状係止部、意匠表示部から構成され、前記消音部材の固着にあたっては、前記消音部材の消音本体部を貫通孔の孔壁に密着させたことにより、打撃時の外殻の振動が効果的に減衰され、消音効果が効率よく得られる効果を奏する。
よって、ゴルファーの不快感および違和感が改善されたゴルフクラブを提供できる効果を奏する。
【0016】
また、前記消音部材は、前記環状係止部が貫通孔内に嵌入され、前記クラウン内壁に接することで係止されることにより固着される。よって、ゴルフクラブヘッドの溶接、研磨、仕上げ等の加工作業の後に消音部材の取付けができるため、取付け作業が簡便でしかも、打撃時の衝撃等で剥がれ落ちる事が無くなる効果を奏する。
また、ゴルフクラブヘッドのクラウン部の表面側に表出される意匠表示部が形成されたことにより、単に前記貫通孔に嵌入固着させた構成だけでは得られない意匠性に優れる効果を奏する。
【0017】
さらに、前記消音部材の材料がポリエステル系エラストマーであることにより、消音特性が良好である効果を奏し、また、適度な変形性を有し、しかも、貫通孔の孔壁及びクラウン部等の密着面への追従性が優れていることにより、貫通孔に嵌入後、突出し、係止しやすい効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴルフクラブヘッドにおける実施例を示す説明図である。
【図2】本実施例の消音部材の構成を示す説明図である。
【図3】本実施例の消音部材が貫通孔に嵌入固着される状態を示す説明図である。
【図4】本実施例の消音本体部が貫通孔の孔壁に密着される状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド
2 クラウン部
3 貫通孔
4 消音部材
5 中空部
21 クラウン内壁
31 孔壁
41 消音本体部
42 意匠表示部
43 環状係止部
44 底面
Claims (3)
- 中空部を有する体積が300ml以上の金属製ゴルフクラブヘッドにおいて、前記ゴルフクラブヘッドのクラウン部には中空部から外気に通じる貫通孔が形成され、前記貫通孔には、消音部材が嵌入固着されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
- 前記消音部材は、前記貫通孔の孔壁に密着される消音本体部と前記消音本体部の一端に設けられ、クラウン部表面側に表出する意匠表示部と、前記消音本体部の他端に設けられ、クラウン内壁に接する環状係止部からなることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記消音部材がポリエステル系エラストマーであることを特徴とする請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド
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---|---|---|---|
JP25268099A JP3893231B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25268099A JP3893231B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | ゴルフクラブヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001070484A JP2001070484A (ja) | 2001-03-21 |
JP3893231B2 true JP3893231B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=17240756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25268099A Expired - Fee Related JP3893231B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3893231B2 (ja) |
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US8033930B2 (en) * | 2008-07-17 | 2011-10-11 | Nike, Inc. | Weight element for a golf club |
JP6193549B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2017-09-06 | ダンロップスポーツ株式会社 | マーカーが固着された移動体及び移動体にマーカーを固着する方法 |
JP6503714B2 (ja) | 2014-12-08 | 2019-04-24 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
-
1999
- 1999-09-07 JP JP25268099A patent/JP3893231B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001070484A (ja) | 2001-03-21 |
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Legal Events
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