JP3890244B2 - 光通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光を利用した通信方式である光通信システムに係り、特に符号分割多元接続方式(Code Division Multiple Access)を適用するのに好適な光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
光符号分割多元接続方式の光通信システム(以下「光CDMAシステム」という)は、各ユーザの光信号を、拡散符号を用いて符号化することで、1つの光伝送路を共有して多元接続を行う光通信システムである。この光通信システムでは、通信媒体として光が用いられており、たとえばパッシブオプティカルネットワーク(Passive Optical Network)方式の光通信システム(以下「光PONシステム」という)に利用される。このPON方式の光通信システムに光CDMAシステムを適用する場合において、いわゆる上り側の通信を行う際には、まずたとえばユーザが利用する端末局側における送信部で送信したい情報を光信号に一次変調する。次に、一次変調された光信号を割り当てられた拡散符号にしたがって二次変調(以下「符号化」という)する。続いて、符号化された光信号を、伝送路を介してたとえば通信事業者が利用する基地局に送信する。
【0003】
一方、基地局側では、符号化された光信号を拡散符号に対応する復号化器によって二次復調(以下「復号化」という)する。復号化された光信号は、続く光検出部において一次復調され、送信された情報を判定する。そして、判定結果を送信された信号として受信する。
【0004】
このように、光CDMAシステムでは、端末局側において拡散符号を用いて送信する光信号を符号化し、基地局側で受信した光信号を拡散符号に対応する相関器によって復号化することで光通信を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の光通信システムにおいては、上り側の通信を行うにあたり、端末局側から基地局側に光信号を送信するものであるので、光信号を供給するための光源は端末局側に設けられているものであった。ここで、端末局は、通常、ユーザが利用するものであるため、たとえば事業者がメンテナンスを行うには手間が掛かるという問題もあった。また、端末局はユーザが使用することから、端末局で使用される装置はなるべく簡素化することが望まれる。
【0006】
他方、複数の端末局が基地局に接続されている場合、各端末局にそれぞれ光源が設けられていることから、多くの光源を必要とするという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の課題は、上り側の通信を行うにあたって、光源のメンテナンスを容易に行うことができるようにするとともに、端末局で使用される装置を簡素化し、さらには、多くの光源を必要としないようにした光通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明に係る光通信システムは、光供給源に設けられ、送信部に対して、光信号を生成するための送信光を供給する光源と、端末局に設けられ、光供給源から供給された送信光を受信し、送信光から光信号を生成して送信する送信部と、基地局に設けられ、送信部から送信された光信号を受信する受信部と、光源と送信部とを接続し、送信光の伝送路となる第1光伝送路と、送信部と受信部とを接続し、光信号の伝送路となる第2光伝送路と、を備え、送信光は、符号化に利用可能な複数の異なる波長を有する多波長光からなり、端末局における送信部には、送信光を光変調して光変調光信号を生成する光変調器と、光変調光信号を所定の符号によって符号化して光変調符号化光信号を生成する符号化器と、が設けられ、基地局における受信部には、光変調符号化光信号を復号する復号化器が設けられており、光変調符号化光信号が、符号化器から基地局における受信部に対して送信されるものである。
【0009】
本発明に係る光通信システムでは、端末局と基地局との間で光通信を行う際に用いられる光信号のための送信光が、端末局とは分離して設けられた光供給源に設けられている。このような光供給源は、端末局から独立して、通信事業者等がメンテナンスを行いやすい場所に別途設けることができるので、容易に光源のメンテナンスを行うことができる。また、端末局に光源を設ける必要がなくなるので、端末局で使用される装置の簡素化を図ることができる。
【0010】
また、光供給源が、基地局に設けられているのが好適である。光供給源が基地局に設けられていることにより、基地局で通信事業を行う通信事業者が、そのまま光源のメンテナンスを行うことができる。したがって、光源のメンテナンスをさらに容易に行うことができる。
【0011】
さらに、端末局は、複数の端末局からなり、第1光伝送路に、光源から供給された送信光を複数の端末局に振り分ける第1光カプラが設けられ、第2光伝送路に、複数の端末局から送信された光信号を集めて、基地局に送信する第2光カプラが設けられているのが好適である。
【0012】
このように、複数の端末局と基地局とを接続する、たとえば光PONシステムなどの場合に、光供給源を設けて各端末局に光源を供給することにより、各端末局に光供給源を設ける必要がなくなる。したがって、複数の光源を設ける必要がなくなる。
【0013】
また、送信光は、符号化に利用可能な複数の異なる波長を有する多波長光からなり、端末局における送信部には、送信光を光変調して光変調光信号を生成する光変調器と、光変調光信号を所定の符号によって符号化して光変調符号化光信号を生成する符号化器と、が設けられ、基地局における受信部には、光変調符号化光信号を復号する復号化器が設けられており、光変調符号化光信号が、符号化器から基地局における受信部に対して送信される態様とするのが好適である。
【0014】
このように、本発明に係る光通信システムは、符号化された光信号を送受信する、いわゆる光CDMAシステムに用いることができる。
【0015】
さらに、端末局に、送信光または光変調符号化光信号の送信タイミングを時間調整する時間調整器が設けられていることが好適である。端末局に時間調整器を設けて、複数の端末局との同一符号化系列をずらして用いることで、異なる端末局を識別することができる。このため、異なる符号系列を端末局の数だけ用いる必要がなくなるので、光波長数およびチップ数を増大させることなく端末局の数を増加させることができる。
【0016】
このとき、時間調整器は、複数の端末局における符号化器で同一の符号系列を用いる際、複数の端末局で用いられる符号系列のオフピークの相関値が0となるように、複数の端末局に供給される送信光の相対な時間差を調整するのが好適である。
【0017】
複数の端末局で同一の符号系列を用いる際、そのオフピーク値が0となるように、複数の端末局における光信号間の相対的な時間差を時間調整器によって調整することにより、複数の端末局間の光信号は、互に直交な伝送となる。この結果、多元接続干渉の影響を受けることがなくなる。
【0018】
さらに、符号化器は、異なる波長を有する送信光を、時間をずらして符号化するのが好適である。このように、異なる波長を有する送信光を、時間をずらして符号化することにより、他の光信号との干渉を鮮明に避けることができる。そのために通信品質をより改善することができる。また、一次元符号で構成する場合よりも、符号化に要するチップ数を少なくすることができるので、送信時間を短くすることができる。
【0019】
他方、送信光は、符号化に利用可能な複数の異なる波長を有する多波長光からなりであり、光供給源に、光源が発生した送信光を所定の符号で符号化して符号化光信号を生成し、端末局における送信部に供給する符号化器が設けられ、端末局における送信部には、符号化光信号を光変調して光変調符号化光信号を生成する光変調器と、光変調符号化光信号を時間調整し、時間調整された光変調符号化光信号を基地局における受信部に送信する時間調整器とが設けられ、基地局における受信部には、光変調符号化変調信号を復号する復号化器が設けられており、光変調符号化光信号が、時間調整器から受信装置に対して送信される態様とすることもできる。
【0020】
本発明においては、符号化器を端末局側に設けることなく、基地局側に設けるようにしている。このとき、端末局が多数あったとしても、時間調整器で時間調整することにより、端末局側からの信号を識別することができ、適切な復号化を行うことができる。したがって、端末局側に符号化器を設ける必要はなくなるので、端末局側の装置構成をさらに簡素化することができる。また、符号化器が基地局に設けられていることから、符号化器のメンテナンスを行う際に、端末局に出向く必要がなくなる。
【0021】
また、基地局に、光源が発生した送信光を所定の符号で符号化して符号化光信号を生成し、端末局における送信部に供給する符号化器と、第2光伝送路を介して出力される光信号を復号する復号化器とが設けられ、端末局に、符号化光信号を受信し光変調して符号化光変調光信号を生成して復号化器に出力する変調器と、符号化光信号または符号化光変調信号の出力タイミングを調整する時間調整器と、が設けられ、符号化器が、送信光を入力する際の循環特性と、符号化を行う際に用いられる拡散符号の巡回特性と、を利用して、送信光を符号化する態様とすることもできる。
【0022】
このように、符号化器が送信光を入力する際の循環特性と、拡散符号の巡回特性を利用することにより、光波長数およびチップ数を低減することができる。
【0023】
また、前記符号化器と前記復号化器が一体化されているのが好適である。このように符号化器と復号化器とが一体化されていることにより、装置構成をさらに簡素なものとすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
【0025】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光通信システムを示すブロック構成図である。
【0026】
図1に示すように、本実施形態に係る光通信システム1は、いわゆる光CDMAシステムを構成するものであり、基地局2と、複数の本実施形態ではn個の端末局である利用者局3,3…が、第1光伝送路4および第2光伝送路5を介して接続されていることによって形成されている。基地局2には、光供給源となる供給部6と、受信部7が形成されている。また、図1では♯1の利用者局3にのみ図示するが、各利用者局3には、それぞれ上り側の通信を行うための送信部8が形成されている。端末局を利用するたとえばユーザが、送信部8によって基地局2に対して所定の情報を送信できるようになっている。なお、図1では、光の流れを白抜きの矢印で示している。
【0027】
基地局2における供給部6には、光源9が設けられており、所定の送信光を出力している。光源9は、符号化に利用可能な複数の異なる波長が多重された多重波長光を出力するものであり、たとえばスーパーコンティニウム光源が用いられる。符号化に利用可能な送信光は、たとえば波長が1500nm〜1600nmの間の波長域にある光とすることができるが、その他の諸条件によって適宜決定することができる。なお、光源としては、LED光源などを用いることもできる。
【0028】
また、第1光伝送路4にはスターカプラからなる第1光カプラ10が設けられている。第1光カプラ10は、基地局2の供給部6に設けられた光源9に接続される一方、♯1〜♯nの利用者局3,3…にそれぞれ設けられている送信部8の光変調器12に接続されている。そして、光源9から供給された送信光を各利用者局3,3…における光変調器12に振り分けている。
【0029】
さらに、第2光伝送路5には、スターカプラからなる第2光カプラ11が設けられている。第2光カプラ11は、♯1〜♯nの各利用者局3における送信部8に設けられた符号化器13に接続される一方、基地局2の受信部7に設けられた復号化器14に接続されている。そして、各利用者局3,3…における符号化器13から出力される符号化光信号を集めて、基地局2における復号化器14に送信している。
【0030】
また、利用者局3の送信部8に設けられた光変調器12は、第1光伝送路4を介して光源9から出力された送信光を受信し、利用者局3を利用するユーザが適宜設定した情報に基づいて送信光を光信号に一次変調して、光変調光信号を生成する。生成した光変調光信号は、符号化器13に送信する。また、符号化器13は、光変調器12から送信された光変調光信号を、適宜割り当てられた拡散符号にしたがって符号化を行い、光変調符号化光信号を生成する。
【0031】
この符号化器13は、図2に示すように、アレイ型導波路格子(Arrayed Waveguide Grating、以下「AWG」という)20を有している。AWG20は、図3に示すように、入射導波路21および出射導波路22を備えている。入射導波路21は、入射側スラブ導波路23によって結束されており、出射導波路22は、出射側スラブ導波路24によって結束されている。そして、両スラブ導波路23,24の間にアレイ導波路25が形成されている。
【0032】
AWG20に複数の波長が多重された波長多重光からなる光変調光信号が入射導波路21に入射されると、入射側スラブ導波路23で回折されて広がり、アレイ導波路25に出射される。アレイ導波路25には、異なる波長の光が伝搬される。ここで、アレイ導波路25においては、隣接する導波路はある一定の光路長差をもって配列されているため、各導波路を伝搬した光には、光路長差に相当する分だけ位相にずれが生じる。いま、アレイ導波路25には、それぞれ異なる波長の光が伝搬されていることから、波長の異なる光が出射導波路22側で集光する位置は互いに異なる。出射導波路22は、集光位置が異なるそれぞれの位置に設置されているので、波長の異なる光が、その波長ごとに出射導波路22から出射される。このようにして、異なる波長が多重された多重波長光からなる光変調光信号を異なる波長ごとに分けるものである。
【0033】
また、図2に示すように、AWG20の入射導波路21は、7つのポートP0〜P6を備えており、出射導波路22は、6つの光遅延線31〜36に接続されている。そして、AWG20におけるあるポートから入射した光変調光信号は、AWG20によって異なる波長ごとに分波され、それぞれ波長ごとに光遅延線31〜36のいずれかに出射される。光遅延線31〜36には、それぞれ異なる数の遅延ループが設けられている。具体的に、第1光遅延線31には0個、第2光遅延線32には1個、第3光遅延線33には5個、第4光遅延線34には2個、第5光遅延線35には4個、第6光遅延線36には3個の遅延ループがそれぞれ設けられている。さらに、各光遅延線31〜36の端部には、反射板41〜46がそれぞれ設けられている。
【0034】
AWG20の出射導波路22から出射し、各光遅延線31〜36に導入された光は、反射板41〜46にそれぞれ反射されて、AWG20に戻り、各ポートP0〜P6に戻る。ここで、各光遅延線31〜36には、それぞれ数の異なる遅延ループが設けられていることから、出射導波路22から出射した波長の異なる光は、それぞれ時間をずらしてAWG20に戻り、各ポートP0〜P6のいずれかから出射する。こうして、波長の異なる光が時間をずらして出射されることによって、光変調光信号を符号化することによって、光変調符号化光信号を生成する。
【0035】
具体的に、光変調光信号のチップ数を6とし、7つの波長を用いた場合について説明すると、ポートP3から光変調光信号を入力し、光遅延線31〜33に対してλ0〜λ2の光が出射し、光遅延線34〜36に対してλ4〜λ6の光が出射したとする。このとき、ポートP3から出力される符号化されたコードC0は、λ0、λ1、λ4、λ6、λ5、λ2の順となり、λ3は消滅する。図4は、各ポートから入力したときのコードC0〜C6と波長の順の関係を示す図である。図4に示すように、たとえば、コードC1は、λ1、λ2、λ5、λ0、λ6、λ3の順で波長が並ぶことになる。こうしてコードC0〜C7の7種類の符号化された光変調符号化光信号が生成される。
【0036】
また、符号化器13おけるAWG20には、送信光が供給されるが、このとき、送信光は、AWG20における各ポートP0〜P6をそれぞれ循環しながら供給される。一方、符号化に用いられる拡散符号は、巡回を有している。これらのAWG20に供給される送信光の循環性および拡散符号の巡回性を利用することにより、光波長数およびチップ数を低減することができる。
【0037】
こうして、符号化器13で生成された光変調符号化光信号は、第2光伝送路5を介して第2光カプラ11に送信される。第2光カプラ11には♯1の利用者局3の他、♯2〜♯nの各利用者局3,3…からも同様にして符号化された光変調符号化光信号が送信される。ただし、♯2〜♯nの各利用者局3,3…の符号化器13では、それぞれ♯1の利用者局3における符号化器13で用いられている符号とは異なる符号が用いられている。
【0038】
第2光カプラ11では、これらの光変調符号化光信号を集めて基地局2の受信部7に設けられた復号化器14に出力する。復号化器14では、第2光カプラ11から出力された光変調符号化光信号を復号化する。そして、復号化された光信号を図示しない検出部に出力する。光検出部では、復号化された光信号を一次復調し、送信された情報を判定する。このようにして、判定結果を送信された信号として受信するものである。
【0039】
このように、本実施形態に係る光通信システム1では、利用者局3から基地局2に対して信号を送信する、いわゆる上り側の送信を行うものであるものの、利用者局3に光源を設けることなくCDMAシステムを構築することができる。したがって、利用者局側における送信部を簡素化した態様とすることができる。また、たとえば光源9のメンテナンスを行うにあたり、通常、基地局2は通信事業者であることから、通常ユーザが使用する利用者局3に出向く必要がないので、光源のメンテナンスが容易なものとなる。
【0040】
また、複数の利用者局3,3…を有しているのにもかかわらず、光源9は基地局2に設けられている1つのみで済ませることができる。したがって、各利用者局に光源を設ける場合と比較すると、光源の数を非常に少なくすることができるので、システム全体としての光源の数を大幅に減少させることができる。
【0041】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0042】
図5は、本発明の第2の実施形態に係る光通信システムを示すブロック構成図である。
【0043】
図5に示すように、本実施形態に係る光通信システム50は、上記第1の実施形態と比較すると、利用者局51の構成が異なる。本実施形態に係る光通信システム50には、上記第1の実施形態と同様に複数の利用者局51,51…が設けられているが、各利用者局51には、それぞれ送信部52が形成されている。送信部52には、上記第1の実施形態と同様の光変調器12および符号化器13が設けられており、さらに、時間調整器15が設けられている。時間調整器15は、第1光カプラ10と光変調器12の間に設けられており、第1光カプラ10で分散された送信光は、光伝送路4を介して時間調整器15に供給される。この時間調整器15は、光ファイバの長さを調整することによって、遅延時間を調整している。時間調整器15では、送信光を供給するタイミングを調整しており、このため、基地局2に設けられた復号化器14に供給される光変調符号化光信号の出力タイミングが調整される。したがって、本実施形態では、時間調整器15は第1光伝送路4と符号化器13との間に設けられているが、たとえば符号化器13と第2光伝送路5の間に設けることもできる。その他は、上記第1の実施形態と同様の構成を有している。また、第1の実施形態と同様に光の流れを白抜きの矢印で示している。
【0044】
本実施形態に係る光通信システム50においては、時間調整器15によって光変調器12、さらには符号化器13に送信光を供給する際のタイミングを時間調整することができる。この時間調整器15で、複数の利用者局51,51…の間で、それぞれ光信号の供給タイミングをチップ時間だけずらしている。このため、異なる利用者局51,51…の間で、同一の符号系列を用いて符号化を行ったとしても、チップ時間のずれを受信部7で検出することにより、利用者局51,51間の識別を行うことができる。
【0045】
ここで、時間調整器15によって利用者局51,51…間の時間をずらす際に、同一の符号系列を用いる利用者局51,51…同士間における送信光の相対時間差を、オフピーク相関値が0となるように調整するのが好適である。かかる態様について説明すると、たとえばある♯1と♯2の利用者局51,51が同一の符号系列を用いているとする。このとき、♯1の利用者局51における自己相関値を考えると、図6に示すように、自己相関値の重みをWとして、系列長Lの間には、自己相関値が1となるいくつかのチップ時間が存在する。その一方、このような自己相関値が1となる時間以外には、自己相関値が0となる時間が存在する。この自己相関値が0となる時間に、♯2の利用者局51における符号系列の自己相関がWとなるように、♯1、♯2の利用者局51,51における時間調整器15で、それぞれの送信光をずらすのである。こうして、♯1、♯2の利用者局51,51間における符号系列のオフピーク相関値を0とすることができる。
【0046】
このように、同一の符号系列を用いる利用者局51,51間における符号系列のオフピーク相関値を0にすることにより、利用者局51,51間の光信号は互いに直交な伝送となることため、多元接続干渉の影響を受けることなく、複数の利用者局51,51…と基地局2の間で光通信を行うことができる。
【0047】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0048】
図7は、本発明の第3の実施形態に係る光通信システムを示すブロック構成図である。
【0049】
図7に示すように、本実施形態に係る光通信システム60は、上記第1の実施形態と比較して、基地局と利用者局の構成が異なる。本実施形態における基地局61には、供給部63が設けられているとともに、上記第1の実施形態と同様の受信部7が設けられている。一方、上記第1の実施形態と同様に複数の利用者局62,62…が設けられているが、利用者局62には、上記第1の実施形態と異なる送信部64が設けられている。利用者局62に設けられた送信部64には、光変調器12および時間調整器15が設けられている。これら光変調器12および時間調整器15は、上記第1の実施形態よび第2の実施形態で用いたものと同一の構成を有している。また、時間調整器15は、光変調器12と第2伝送路5の間に設けられているが、第1伝送路4と光変調器12の間に設けられていてもよい。また、上記各実施形態と同様に、光の流れを白抜きの矢印で示している。
【0050】
基地局61に設けられた供給部63には、光源9と符号化器13が設けられている。光源9から出射される送信光は、符号化器13に供給される。符号化器13では、光源9から供給された送信光を符号化して符号化光信号を生成する。ここで、たとえば符号化器13の複数の入力ポートP0〜P6(図2参照)に光源9から供給された送信光を分岐して同時に入力すれば、1つの光源9と1つの符号化器13で、多数の符号化光信号を生成することができる。符号化器13で生成された符号化光信号は、第1光伝送路4を通じて第1光カプラ10に送信される。第1光カプラ10からは、送信された符号化光信号が♯1〜♯nの各利用者局62,62…における送信部64の光変調器12に送信される。
【0051】
光変調器12では、利用者局62を使用するユーザが適宜設定した情報に基づいて、符号化光信号を一次変調する。送信光を符号化した符号化光信号を一次変調することにより、符号化光変調光信号が生成される。この符号化光変調光信号を基地局61における受信部7に設けられた復号化器14に送信するが、他の利用者局62からも同一の符号系列を用いた信号が出力されるので、そのまま送信した場合には、他の利用者局との識別ができなくなる。この点、本実施形態では、利用者局62における送信部64に、時間調整器15が設けられている。この時間調整器15により、上記第2の実施形態と同様に、各利用者局62,62間で光信号の供給タイミングをチップ時間だけずらすことができる。また、受信部では、このチップ時間のずれを検出することにより、利用者局62,62間の識別を行うことができる。
【0052】
こうして、本実施形態に係る光通信システム60では、同一の符号系列を複数の利用者局間に利用することができるとともに、利用者局に符号化器を設ける必要がなくなる。したがって、光通信システム60の全体として、符号化器の数を大幅に減らすことができる。また、符号化器が基地局に設けられていることから、通信事業者が符号化器のメンテナンスを行う際に、各利用局に出向く必要がなくなる。
【0053】
さらに、本発明の第4の実施形態について説明する。
【0054】
図8は、本発明の第4の実施形態に係る光通信システムのブロック構成図である。
【0055】
図8に示すように、本実施形態に係る光通信システム70は、上記第1の実施形態と比較して、基地局と利用者局の構成が異なる。本実施形態に係る光通信システム70における基地局71には、上記第1の実施形態と同様の供給部6の他に、受信部73が設けられている。受信部73には、符号化と復号化を行う符号化・復号化器16が設けられている。また、利用者局72には、送信部74が設けられている。送信部74は、上記第3の実施形態と同様の構成を有しており、送信部74には、光変調器12および時間調整器15が設けられている。その他は、上記第1の実施形態と同様の構成を有している。また、時間調整器15は、第1伝送路4と光変調器12の間に設けられているが、光変調器12と符号化器15の間、または符号化器15と第2伝送路5の間に設けられていてもよい。また、上記各実施形態と同様に光の流れを白抜きの矢印で示している。
【0056】
本実施形態に係る光通信システム70では、基地局71に符号化・復号化器16が設けられている。このように、符号化器と復号化器を一体化した符号化・復号化器16を用いることにより、上記第3の実施形態と比較して、基地局側の装置構成を簡素化することができ、光通信システム70の全体としても装置構成を簡素化することができる。
【0057】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記各実施形態においては、光源を基地局に設けたが、たとえば光供給源を別途設定してその光供給源に光源を設けることもできる。この場合でも、通常、光供給源は通信事業者等が管理することになるので、メンテナンスの容易性を担保することができる。また複数の端末局がある場合には、光源の数を減少させることができる。また、複数の端末局がある場合には、光供給源をある1の端末局に設けることもできる。さらに、端末局が多数ある場合などは、光供給源は1つに限らず、光供給源を複数設け、それぞれの光供給源がある一定数の端末局に対して送信光を供給する態様とすることもできる。
【0058】
上記実施形態では、多数の波長を有する光を供給する光源を用いて、符号化器の他方、たとえば符号化器の入出力ポートよりも多い数の波長を持つ光源を用いて、符号化器の複数の入力ポートに光源から供給された送信光を分岐して同時に入力すれば、1つの光源および復号化器で、より多くの端末局に対して、光通信を行うことができる。具体的に、たとえば光源がλ0〜λ100の波長の光を送信し、符号化器のポートが7つであるとすると、λ0〜λ6、λ7〜λ13、λ14〜λ20…がそれぞれ同時に符号化される。この符号化された符号化光信号を分波して供給すれば、より多くの端末局に対して同時に符号化光信号を供給することができる。
【0059】
あるいは、上記実施形態では、光通信システムとして光CDMAシステムを例示して説明したが、他の光通信システムにも適用することができる。ここでは、波長領域と時間領域を併用した符号化について説明したが、たとえば時間領域のみあるいは波長領域のみの符号化を適用してもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明のとおり、本発明によれば、上り側の通信を行うにあたって、光源のメンテナンスを容易に行うことができるようにするとともに、端末局で使用される装置を簡素化し、さらには、多くの光源を必要としないようにした光通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光通信システムを示すブロック構成図である。
【図2】符号化器の概要を示す構成図である。
【図3】AWGの概要を示す構成図である。
【図4】光変調符号化光信号におけるコードのチップ番号と波長の関係を示す表である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る光通信システムを示すブロック構成図である。
【図6】符号化器の自己相関値と時間との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る光通信システムを示すブロック構成図である。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る光通信システムを示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1,50,60,70…光通信システム、2,61,71…基地局、3,51,62,72…利用者局、4…第1光伝送路、5…第2光伝送路、6,63…供給部、7,73…受信部、8,52,64,74…送信部、9…光源、10…第1光カプラ、11…第2光カプラ、12…光変調器、13…符号化器、14…復号化器、15…時間調整器、16…符号化・復号化器、21…入射導波路、22…出射導波路、23…入射側スラブ導波路、24…出射側スラブ導波路、25…アレイ導波路、31〜36…光遅延線、41…反射板、C0〜C7…コード、P0〜P7…ポート。
Claims (10)
- 光供給源に設けられ、送信部に対して、光信号を生成するための送信光を供給する光源と、
端末局に設けられ、前記光供給源から供給された送信光を受信し、前記送信光から光信号を生成して送信する送信部と、
基地局に設けられ、前記送信部から送信された前記光信号を受信する受信部と、
前記光源と前記送信部とを接続し、前記送信光の伝送路となる第1光伝送路と、
前記送信部と前記受信部とを接続し、前記光信号の伝送路となる第2光伝送路と、
を備え、
前記送信光は、符号化に利用可能な複数の異なる波長を有する多波長光からなり、
前記端末局における前記送信部には、前記送信光を光変調して光変調光信号を生成する光変調器と、前記光変調光信号を所定の符号によって符号化して光変調符号化光信号を生成する符号化器と、が設けられ、
前記基地局における前記受信部には、前記光変調符号化光信号を復号する復号化器が設けられており、
前記光変調符号化光信号が、前記符号化器から前記基地局における前記受信部に対して送信されることを特徴とする光通信システム。 - 前記端末局に、前記送信光または前記光変調符号化光信号の送信タイミングを時間調整する時間調整器が設けられている請求項1に記載の光通信システム。
- 前記時間調整器は、複数の端末局における符号化器で同一の符号系列を用いる際、前記複数の端末局で用いられる符号系列のオフピークの相関値が0となるように、前記複数の端末局に供給される送信光の相対な時間差を調整する請求項2に記載の光通信システム。
- 前記符号化器は、異なる波長を有する前記送信光を、時間をずらして符号化する請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の光通信システム。
- 光供給源に設けられ、送信部に対して、光信号を生成するための送信光を供給する光源と、
端末局に設けられ、前記光供給源から供給された送信光を受信し、前記送信光から光信号を生成して送信する送信部と、
基地局に設けられ、前記送信部から送信された前記光信号を受信する受信部と、
前記光源と前記送信部とを接続し、前記送信光の伝送路となる第1光伝送路と、
前記送信部と前記受信部とを接続し、前記光信号の伝送路となる第2光伝送路と、
を備え、
前記送信光は、符号化に利用可能な複数の異なる波長を有する多波長光からなり
前記光供給源に、前記光源が発生した送信光を所定の符号で符号化して符号化光信号を生成し、前記端末局における前記送信部に供給する符号化器が設けられ、
前記端末局における前記送信部には、前記符号化光信号を光変調して光変調符号化光信号を生成する光変調器と、前記光変調符号化光信号を時間調整し、時間調整された前記光変調符号化光信号を前記基地局における受信部に送信する時間調整器とが設けられ、
前記基地局における前記受信部には、前記光変調符号化変調信号を復号する復号化器が設けられており、
前記光変調符号化光信号が、前記時間調整器から前記受信装置に対して送信されることを特徴とする光通信システム。 - 前記光供給源が、前記基地局に設けられている請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の光通信システム。
- 前記端末局は、複数の端末局からなり、
前記第1光伝送路に、前記光源から供給された送信光を前記複数の端末局に振り分ける第1光カプラが設けられ、
前記第2光伝送路に、前記複数の端末局から送信された光信号を集めて、前記基地局に送信する第2光カプラが設けられている請求項1〜請求項6のうちのいずれか1項に記載の光通信システム。 - 前記基地局に、前記光源が発生した送信光を所定の符号で符号化して符号化光信号を生成し、前記端末局における前記送信部に供給する符号化器と、前記第2光伝送路を介して出力される光信号を復号する復号化器とが設けられ、
前記端末局に、前記符号化光信号を受信し光変調して符号化光変調光信号を生成して前記復号化器に出力する変調器と、前記符号化光信号または前記符号化光変調信号の出力タイミングを調整する時間調整器と、が設けられている請求項7に記載の光通信システム。 - 前記符号化器が、複数の入力ポートを有し、前記送信光を前記複数の入力ポートに対してそれぞれ循環しながら入力し、符号化を行う際に用いられる拡散符号の巡回特性を利用して、前記送信光を符号化する請求項1〜請求項8のうちのいずれか1項に記載の光通信システム。
- 前記符号化器と前記復号化器が一体化されている請求項5または請求項8に記載の光通信システム。
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