JP2009027421A - 光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
宅内光終端装置(ONU)の上り信号用光源を不要にし、通信を迅速に開始できるようにする。
【解決手段】
局側光終端装置(OLT)(10)の電気/光変換器(20n+1)は、波長λn+1の制御信号光を発生する。この制御信号光は、光伝送路を伝搬してONU(18−1〜n)に入射する。ONU(18−n)の波長選択フィルタ(50)の透過波長は初期状態で制御波長λn+1に設定されている。光スプリッタ(52)は波長選択フィルタ(50)を透過した制御信号光を2分割し、一方を光/電気変換器(54)に、他方を反射型半導体増幅器(RSOA)(56)に供給する。RSOA(56)は、多重装置(62)からの波長割当て要求信号で制御信号光を変調して、光スプリッタ(52)に戻す。ONU(18−n)は、波長の指定を受けると、フィルタ制御装置(60)が、波長選択フィルタ(50)の透過波長を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光伝送システムに関し、より具体的には、1台の局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と、ユーザ宅に設置される複数の宅内光終端装置(ONU:Optical Network Unit)とを受動光伝送路を介して接続する光伝送システムに関する。
1台の局側光終端装置OLTと、ユーザ宅に設置される複数の宅内光終端装置ONUとを受動光伝送路を介して接続する光伝送システムは、一般に、PON(Passive Optical Network)システムと呼ばれる。
PONシステムには、各ONUの上り信号光に同一波長を使用し、上り信号伝送を時分割多元アクセス(TDMA)で管理するTDMA方式(特許文献1の図1参照)と、各ONUの上り信号光に互いに異なる波長を割り当てる波長分割多重(WDM)方式(特許文献1の図2参照)とがある。なお、下り信号光も単一波長を使用するケースと、ONU毎に異なる波長を使用するケースがある。
非特許文献1には、上り光波長と下り光波長の両方がONU毎に異なる光伝送システムが記載されている。ONUは、受信した下り信号光から自分宛の波長の信号光のみを抽出する波長選択フィルタ、例えば、波長可変の光バンドパスフィルタを具備し、また、上り信号光の光源として波長可変光源を具備する。
非特許文献1に記載のシステムでは、上り波長と下り波長の組み合わせが予め決められており、その組合せ表がOLTとONUに予めセットされている。ONUは、PONシステムに接続されたときに、波長可変フィルタの中心透過波長をスキャンして、他ONUによって使用されていない下り信号波長を検出する。そして、検出された未使用の下り信号波長に対応する上り信号波長を使って、OLTに接続要求信号を送信する。この接続要求信号を受信したOLTは、使用された上り信号波長に対応する下り信号波長でこのONUに信号やデータを送信する。
特開2004−241855号公報 H. Suzuki, et. al., "A Remote Wavelength Setting Procedure based on Wavelength Sense Random Access (λ-RA) for Power-splitter-based WDM-PON," ECOC'06, We3.P.157, (2006).
非特許文献1に記載の構成では、各ONUは高価な波長可変光源を具備する必要がある。また、通信を開始する前に、既に他のONUによって使用中の波長をすべて走査する必要があるので、通信開始までに時間がかかる。
本発明は、このような不都合を解消する光伝送システム及び局側光終端装置を提示することを目的とする。
本発明に係る光伝送システムは、局側光終端装置と複数の宅内光終端装置とを光伝送路を介して接続する光伝送システムであって、当該局側光終端装置が、互いに異なる信号波長の光キャリアをそれぞれ発生する複数の信号光源と、当該信号波長の何れとも異なる制御波長の制御光を発生する制御光源と、当該制御光源及び当該複数の信号光源の出力光を合波する光合波器と、当該光伝送路から入力する当該信号波長及び当該制御波長の光を各波長に分離する光分波器と、当該光分波器で分離された当該各信号波長の光を受光する複数の第1の受光器と、当該光分波器で分離された当該制御波長の光を受光する第2の受光器と、当該第2の受光器から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に当該信号波長の内の1波長をデータ伝送波長として割り当てる波長割当制御装置と、当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該データ伝送波長に対応する信号波長の信号光源に供給するデータ転送装置とを具備し、当該宅内光終端装置が、透過波長を変更可能であり、初期的に当該制御波長に当該透過波長が設定された波長選択フィルタであって、当該光伝送路との接続位置に配置される波長選択フィルタと、当該波長選択フィルタを介して当該光伝送路から入力した光を第1光成分と第2光成分に2分割する光スプリッタと、当該光スプリッタからの第1の成分を電気信号に変換する第3の受光器と、当該第2光成分を波長割当要求信号及び上りデータ信号の一方で変調して当該光伝送路に戻す光変調器と、当該第3の受光器から出力される当該局側光終端装置からの波長割当信号に従い、当該波長選択フィルタの当該透過波長を当該波長割当信号で割り当てられた波長に制御するフィルタ制御装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係る局側光終端装置は、光伝送路を介して複数の宅内光終端装置に接続し、各宅内光終端装置との間でデータを伝送する局側光終端装置であって、互いに異なる信号波長の光キャリアをそれぞれ発生する複数の信号光源と、当該信号波長の何れとも異なる制御波長の制御光を発生する制御光源と、当該制御光源及び当該複数の信号光源の出力光を合波する光合波器と、当該光伝送路から入力する当該信号波長及び当該制御波長の光を各波長に分離する光分波器と、当該光分波器で分離された当該各信号波長の光を受光する複数の第1の受光器と、当該光分波器で分離された当該制御波長の光を受光する第2の受光器と、当該第2の受光器から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に当該信号波長の内の1波長をデータ伝送波長として割り当てる波長割当制御装置と、当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該データ伝送波長に対応する信号波長の信号光源に供給するデータ転送装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係る光伝送システムは、局側光終端装置と複数の宅内光終端装置とを光伝送路を介して接続する光伝送システムであって、当該局側光終端装置が、互いに異なる下り信号波長の光キャリアをそれぞれ発生する複数の下り信号光源と、当該下り信号波長の何れとも異なる下り制御波長の下り制御光を発生する下り制御光源と、当該下り信号波長とそれぞれ対になる複数の上り信号波長の光キャリア、及び当該下り制御波長と対になる上り制御波長の光キャリアを発生する多波長光源と、当該複数の下り信号光源、当該下り制御光源及び当該多波長光源複数の出力光を合波する光合波器と、当該光伝送路から入力する当該上り信号波長及び当該上り制御波長の光を各波長に分離する光分波器と、当該光分波器で分離された当該各上り信号波長の光を受光する複数の第1の受光器と、当該光分波器で分離された当該上り制御波長の光を受光する第2の受光器と、当該第2の受光器から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に、当該信号波長対の内の1信号波長対を割り当てる波長割当制御装置と、当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該信号波長対を構成する下り信号波長に対応する信号光源に供給するデータ転送装置とを具備し、当該宅内光終端装置が、当該信号波長対及び当該制御波長対の内の変更可能な1対に対応する波長対を透過可能であり、初期的に当該下り制御波長及び当該上り制御波長を透過するように設定された波長フィルタであって、当該光伝送路との接続位置に配置される波長選択フィルタと、当該波長フィルタを介して当該光伝送路から入力した光を下り波長の光と上り波長の光に分離する光スプリッタと、当該光スプリッタからの当該下り波長の光を電気信号に変換する第3の受光器と、当該光スプリッタからの当該上り波長の光を波長割当要求信号及び上りデータ信号の一方で変調して当該光伝送路に戻す光変調器と、当該第3の受光器から出力される当該局側光終端装置からの波長割当信号に従い、当該波長フィルタの波長対を、当該波長割当信号で割り当てられた波長対に制御するフィルタ制御装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係る局側光終端装置は、光伝送路を介して複数の宅内光終端装置に接続し、各宅内光終端装置との間でデータを伝送する局側光終端装置であって、互いに異なる下り信号波長の光キャリアをそれぞれ発生する複数の下り信号光源と、当該下り信号波長の何れとも異なる下り制御波長の下り制御光を発生する下り制御光源と、当該下り信号波長とそれぞれ対になる複数の上り信号波長の光キャリア、及び当該下り制御波長と対になる上り制御波長の光キャリアを発生する多波長光源と、当該複数の下り信号光源、当該下り制御光源及び当該多波長光源複数の出力光を合波する光合波器と、当該光伝送路から入力する当該上り信号波長及び当該上り制御波長の光を各波長に分離する光分波器と、当該光分波器で分離された当該各上り信号波長の光を受光する複数の第1の受光器と、当該光分波器で分離された当該上り制御波長の光を受光する第2の受光器と、当該第2の受光器から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に、当該信号波長対の内の1信号波長対を割り当てる波長割当制御装置と、当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該信号波長対を構成する下り信号波長に対応する信号光源に供給するデータ転送装置とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、OLTからの供給される下り信号光又は下り信号光とは別波長の光キャリアを、ONU側で再変調し上り信号光として送信することにより、ONU側に光源を不要にできる。また、通信開始時のみに使用する制御波長をあらかじめ用意し、当該制御波長を用いてONUが送受信する波長を設定することにより、ONUが利用可能な波長を探索する動作を省略でき、結果として、通信開始までの時間を短縮できる
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。OLT10は、光ファイバ12を介して1:nの光スプリッタ14に接続する。光スプリッタ14は、光ファイバ12からの信号光をn分割し、それぞれを光ファイバ16−1〜16−nを介してONU18−1〜18−nに供給する。光スプリッタ14はまた、各光ファイバ16−1〜16−nからの信号光を光ファイバ12に出力する光素子である。各ONU18−1〜18−nは、同じ構成からなる。
本実施例では、OLT10は、(n+1)個の互いに異なる波長λ〜λn+1の光源を具備する。各ONU18−1〜18−nは、OLT10からの信号光を上りデータで変調し、上り信号光としてOLT10に送信する。即ち、ONU18−1〜18−nは、上り信号光の光源を有しない。上り信号光の生成方法の詳細は後述する。
先ず、ONU18−nが既に稼働しているPONシステムに加入する場合の動作、即ち、ONU18−nが下りデータの受信と上りデータの送信に使用する波長を決定する方法を説明する。
OLT10の電気/光変換器20n+1は、波長λn+1の制御信号光を発生する。この制御信号光は、繰り返しパルス光でも連続光(CW)でもよく、新規に参加したONU(例えば、18−n)からOLT10への波長割当て要求信号の伝送と、OLT10から新規に参加したONU(例えば、18−n)への波長割当て信号の伝送に使用される。電気/光変換器20n+1の出力する制御信号光は、光合波器22、光サーキュレータ24及び光ファイバ12を介して光スプリッタ14に入力する。光スプリッタ14は、光ファイバ12からの制御信号光をn個に分割し、分割された各制御信号光は、光ファイバ16−1〜16−nを伝搬してONU18−1〜18−nに入射する。
ONU18−nでは、光ファイバ16−nからの信号光が波長選択フィルタ50に入射する。波長選択フィルタ50は、透過波長をλ〜λn+1の何れかに変更可能な光フィルタであり、初期状態、即ち、PONシステムに加入する前の段階では、透過波長がλn+1に設定されている。従って、ONU18−nの波長選択フィルタ50は、電源投入直後では、OLT10からの波長λn+1の制御信号光を透過する。
光スプリッタ52は、波長選択フィルタ50を透過した制御信号光を2分割し、一方を光/電気変換器54、例えば、フォトダイオードに、他方を反射型半導体増幅器56(RSOA:Reflective Semiconductor Optical Amplifier)に供給する。RSOA56は、信号光の入射端面とは反対の端面を反射鏡とした半導体光増幅器であり、駆動電圧の印加により入射光を変調し、同時に反射して、光スプリッタ52に戻すことができる。
光/電気変換器54は、光スプリッタ52からの制御信号光を電気信号に変換する。この時点では、光/電気変換器54の出力信号は、単に、制御信号光の受信を示すのみである。制御装置58は、光/電気変換器54の出力により制御信号光の入射を検知すると、多重装置62を介してRSOA56に、波長の割り当てを要求する制御信号(波長割当て要求信号)を印加する。RSOA56は、光スプリッタ52からの波長λn+1の制御信号光を波長割当て要求信号で変調して、光スプリッタ52に戻す。RSOA56から光スプリッタ52に戻された制御信号光を波長割当て要求信号光と呼ぶ。波長割当て要求信号光は、ONU18−nを特定するONU識別情報を含む。
RSOA56から出力される波長割当て要求信号光は、光スプリッタ52、波長選択フィルタ50、光ファイバ16−n、光スプリッタ14及び光ファイバ12を介して光サーキュレータ24に入射し、光サーキュレータ24により、光分波器26に転送される。光分波器26は、例えば、アレイ導波路格子のような光フィルタからなり、光サーキュレータ24からの信号光を個々の波長λ〜λn+1に分離し、それぞれを光/電気変換器28〜28n+1に供給する。この段階では、ONU18−nからの波長割当て要求信号光が、光/電気変換器28n+1に入射し、光/電気変換器28n+1は、波長割当て要求信号光を電気信号に変換する。
OLT制御装置30は、光/電気変換器28n+1の出力信号を取り込み、図2に示すフローに従い、新規加入のONUに対して割り当てるべき波長を決定する。OLT制御装置30の線路長測定装置30aが、制御信号光の往復により、新規加入のONUまでの線路長Lを計測する(S1)。
図3は、光ファイバの周知の波長対損失特性を示す。横軸は波長を示し、縦軸は損失を示す。このように、光ファイバ12,16−1〜16−nは、波長により損失が異なるので、OLT−ONU間の距離により、好ましい波長が異なる。例えば、光ファイバの損失の大きい波長は短距離で使用し、損失の小さな波長は長距離で使用する。
本実施例では、新規加入のONUまでの距離に応じて、未使用波長の中から適切な波長を選択して、割り当てる。そのために、OLT制御装置30は、距離と適用すべき波長との関係を管理し、未使用波長を記憶する波長割当管理表30bを具備する。波長分散に起因する伝送特性の劣化も考慮して、距離毎に優先的に割り当てる波長を予め決めても良い。
図4は、信号伝送に32波長を利用可能なPONシステムの波長割当管理表30bの例を示す。図4に示す例では、5km区切りで、各区間に8つの波長を配分してある。即ち、5km以内のONUに対して波長λ1〜λ8の何れかを割り当て、5kmから10km以内のONUに対して波長λ9〜λ16の何れかを割り当て、10kmから15km以内のONUに対して波長λ17〜λ24の何れかを割り当て、15kmを越えるONUに対して波長λ25〜λ32の何れかを割り当てる。使用状況のフィールドには、当該波長を使用しているONUを示すコードを記入し、未使用の場合には、未使用を示すコードを記入する。
OLT制御装置30の波長割当制御装置30cは、波長割当管理表30bを参照し、計測された距離Lに対応する波長群の中で未使用の波長を探索する(S2)。未使用の波長があれば(S3)、未使用の波長の内の1つを選択し、新規ONUに割り当て(S4)、波長割当管理表30bの当該波長の使用状況に、このONUを示すコードを記入する(S5)。
未使用の波長が無い場合(S3)、波長割当管理表30bを参照し、距離Lに隣接する距離区分内で未使用波長があるかどうかを調べる(S6)。未使用の波長があれば(S7)、未使用の波長の内の1つを選択し、新規ONUに割り当て(S8)、波長割当管理表30bの当該波長の使用状況に、このONUを示すコードを記入する(S9)。
他の距離区分内に未使用波長が無い場合(S7)、PONシステムに収用不可能であることを新規ONUに通知する(S10)。
OLT制御装置30の波長割当制御装置30cは、ステップS4又はS8で決定した波長を制御信号光により新規ONUに通知し、割り当てできる波長が無い場合には、制御信号光により新規ONUに収容不能を通知する。例えば、波長割当制御装置30cは、波長λ〜λの内の未使用の波長(例えば、波長λ)をONU18−nに割り当てる。iは1〜nの何れかである。波長割当制御装置30cは、割り当てた波長λに対応する電気/光変換器20から波長λの繰り返しパルス光又は連続光の光キャリアを発生させる。波長割当制御装置30はまた、割り当てた波長λとONU識別情報を示す制御信号(波長割当て信号)を電気/光変換器20n+1に供給し、電気/光変換器20n+1は波長割当て信号を波長λn+1の信号光、即ち波長割当て信号光に変換する。
ONU管理テーブル32には、各ONU18−1〜18−nについて、使用波長、MACアドレス及びONU識別情報を記憶する。未加入のONUについては、使用波長とMACアドレスが空白又はNULL値になる。未使用の波長が使用中になると、又は、使用中の波長が未使用になると、波長割当制御装置30cは、ONU管理テーブル32の該当する記録を更新する。
電気/光変換器20n+1の出力する波長λn+1の波長割当て信号光及び光/電気変換器20の出力する波長λの光キャリアは、光合波器22により合波され、光サーキュレータ24、光ファイバ12を介して光スプリッタ14に入力する。光スプリッタ14は、光ファイバ12からの信号光をn個に分割し、分割された各制御信号光は、光ファイバ16−1〜16−nを伝搬してONU18−1〜18−nに入射する。
ONU18−nでは、波長選択フィルタ50の透過波長がまだ波長λn+1に設定されているので、波長λn+1の波長割当て信号光が、波長選択フィルタ50及び光スプリッタ52を介して光/電気変換器54に入射する。光/電気変換器54は、波長割当て信号光を電気信号に変換する。制御装置58は、光/電気変換器54から出力される波長割当て信号に従い、フィルタ制御装置60により波長選択フィルタ50の透過波長をOLT10により指定された波長λに制御する。これにより、波長選択フィルタ50は、OLT10の電気/光変換器20から出力される波長λの光キャリアを透過する。光スプリッタ52は、波長選択フィルタ50を透過した波長λの光キャリアを2分割し、一方を光/電気変換器54に、他方をRSOA56に供給する。
この段階で、ONU18−nは、上りデータをOLT10に送信可能になる。ネットワークインターフェース64には、ONU18−nに接続するコンピュータ(図示せず)などから上りデータが入力する。ネットワークインターフェース64は、その上りデータを多重装置62に出力する。波長λの光キャリアが繰り返しパルス光の場合、制御装置58は、光/電気変換器54の出力電気信号からクロックを再生してネットワークインターフェース64に供給し、当該クロックに同期して上りデータを多重装置62に出力するようにネットワークインターフェース64に制御する。波長λの光キャリアが連続光の場合、制御装置58によるネットワークインターフェース64の多重装置62への上りデータの出力タイミングの制御は不要である。
多重装置62は、ネットワークインターフェース64からの上りデータに従いRSOA56を駆動する。これにより、波長λの光キャリアが上りデータで変調され、上り信号光(波長λ)が生成される。また、制御装置58は、多重装置62を介してRSOA56を駆動することで、OLT10に向けた制御信号を搬送する上り信号光を生成させることもできる。RSOA56は、このように生成された上り信号光を光スプリッタ52に供給する。RSOA56による上りデータの変調には、下りデータの伝送に使用する光変調方式と干渉しない、又は干渉しにくい変調方式又は変調条件を採用する。
光スプリッタ52は、RSOA56からの上り信号光(波長λ)を波長選択フィルタ50に供給する。上り信号光(波長λ)は波長選択フィルタ50を透過し、光ファイバ16−n、光スプリッタ14及び光ファイバ12を伝搬して、OLT10の光サーキュレータ24に入射する。光サーキュレータ24は、光ファイバ12からの上り信号光(波長λ)を光分波器26に転送する。光分波器26は、光サーキュレータ24からの上り信号光(波長λ)を光/電気変換器28に供給する。光/電気変換器28は、入射した上り信号光を電気信号に変換し、当該電気信号を多重装置34及び送信元MACアドレス取得装置36に供給する。
多重装置34は、光/電気変換器28〜28の出力信号の内、上位ネットワークに送出すべき上りデータ信号を多重して、ネットワークインターフェース38に出力する。送信元MACアドレス取得装置36は、各光/電気変換器28〜28の出力信号から送信元のONU18−1〜18−nのMACアドレスを取得する。これにより上り信号に使用する波長とMACアドレスとの関係が分かり、送信元MACアドレス取得装置36は、ONU管理テーブル32の該当するONUのMACアドレス欄に、取得したMACアドレスを記入する。ネットワークインターフェース38は、多重装置34からの上りデータ信号を上位ネットワークに送出する。
下りデータ信号の伝送手順を説明する。ネットワークインターフェース38には、上位ネットワークから下りデータ信号が入力する。この下りデータ信号は、下りデータバッファ40と宛先MACアドレス取得装置42に供給される。宛先MACアドレス取得装置42は、下りデータ信号のヘッダに記入された宛先MACアドレスを取り出し、スイッチ制御装置44に通知する。
スイッチ制御装置44は、宛先MACアドレス取得装置42からの宛先MACアドレスをONU管理テーブル32に照合して、宛先となるONUへの下りデータ伝送に使用する波長を検索し、検索された波長の電気/光変換器20〜20にバッファ40からの下りデータが供給されるようにスイッチ46を切り替える。例えば、ONU18−nへの下りデータ信号の場合、スイッチ制御装置44はスイッチ46を電気/光変換器20に接続する。スイッチ46の切替え完了後に、スイッチ制御装置44は、バッファ40から該当する下りデータを読み出す。スイッチ制御装置44によるスイッチ46の切替えとバッファ40からの読み出しにより、電気/光変換器20が、宛先となるONUに対応した波長の下り信号光を生成する。
光合波器22は、各電気/光変換器20〜20の出力する下り信号光と、電気/光変換器20n+1の出力する制御信号光を合波する。光合波器22で合波された各信号光は、光サーキュレータ24、及び光ファイバ12を介して光スプリッタ14に入力する。光スプリッタ14は、光ファイバ12からの信号光をn個に分割し、分割された各信号光は、光ファイバ16−1〜16−nを伝搬してONU18−1〜18−nに入射する。
各ONU18−1〜18−nは、対応する電気/光変換器20〜20の出力する下り信号光を受信し、下りデータ信号を後段のコンピュータ等に出力する。ONU18−nでの受信動作を説明すると、光ファイバ16−nからの信号光は、波長選択フィルタ50に入射する。波長選択フィルタ50は、透過波長がλに設定されているので、波長λの下り信号光を透過し、光スプリッタ52に供給する。光スプリッタ52は、波長選択フィルタ50からの波長λの下り信号光を2分割し、一方を光/電気変換器54に、他方をRSOA56に供給する。
光/電気変換器54は、光スプリッタ52からの下り信号光を電気信号に変換し、ネットワークインターフェース64に供給する。ネットワークインターフェース64は、光/電気変換器54からの下り信号を所定のフレーム構造の下りデータ信号として、後段のコンピュータ等に出力する。
以上の動作により、ONU18−nに上り下りのデータ伝送に使用する波長λを割り当て、その波長λを使って、OLT10からONU18−nへの下りデータ伝送、ONU18−nからOLT10への上りデータ伝送を実現できる。ONU18−nには、上りデータ信号光のための光源が不要になるので、ONUのコストを大幅に低減できる。汎用的な1種類のONUを用意すれば良く、これもコストの低減に寄与する。また、PONシステムへの参加時に空き波長をスキャンしなくて済むので、早期にデータ伝送を開始できる。
RSOA56の代わりに、OLT10からの信号光を光変調器に導いて上りデータで変調し、OLT10に戻す構成を採用しても良い。図5は、RSOA56に代わる変更構成例を示す。光サーキュレータ70が、光スプリッタ52からの光を光増幅器72に転送する。光増幅器72は、光サーキュレータ70からの波長λの光キャリア又は下り信号光を増幅する。光変調器74は、光増幅器72からの光キャリア又は下り信号光を、多重装置62からの上りデータで変調し、光変調器74は、上りデータを搬送する上り信号光を光サーキュレータ70に出力する。光サーキュレータ70は、光変調器74からの上り信号光を光スプリッタ52に転送する。
図5に示す構成では、上りデータの変調に、下りデータの伝送に使用する光変調方式と干渉しない、又は干渉しにくい変調方式又は変調条件を採用できる。
図5に示す構成以外にも、ファブリペロー型レーザダイオード(FP-LD:Fabry-Perot Laser Diode)を採用しても、同様の変調機能を実現できる。
図6は、本発明の実施例2の概略構成ブロック図を示す。実施例2では、下りデータ伝送に使用する波長とは別に、上りデータ伝送に使用する波長を用意し、OLT110は、上りデータ伝送専用の波長の光キャリアを各ONUに提供する。
OLT110は、光ファイバ112を介して1:nの光スプリッタ114に接続する。光スプリッタ114は、光ファイバ112からの信号光をn分割し、それぞれを光ファイバ116−1〜116−nを介してONU118−1〜118−nに供給する。光スプリッタ114はまた、各光ファイバ116−1〜116−nからの信号光を光ファイバ112に出力する光素子である。各ONU118−1〜118−nは、同じ構成からなる。
本実施例では、OLT110は、下りデータの伝送用と波長決定用に(n+1)個の互いに異なる波長λa〜λan+1の光源を具備し、更に、上りデータの伝送と波長決定用に(n+1)個の互いに異なる波長λb〜λbn+1の光源を具備する。本実施例では、波長λaと波長λbが対となり、同じONUに対して使用される。図7は、波長λa〜λan+1,λb〜λbn+1の配置例を示す。横軸は、波長を示し、縦軸は光強度を示す各ONU118−1〜118−nは、OLT110からの波長λb〜λbn+1の信号光を上りデータで変調し、上り信号光としてOLT110に送信する。即ち、ONU118−1〜118−nは、上り信号光のための光源を有しない。上り信号光の生成方法の詳細は後述する。
先ず、ONU118−nが既に稼働しているPONシステムに加入する場合の動作、即ち、ONU118−nが下りデータの受信と上りデータの送信に使用する波長λa,λbを決定する方法を説明する。
OLT110の電気/光変換器120〜120は、それぞれ波長λaの〜λaの光キャリアを発生でき、その内のいくつかが、既に参加済みのONUに対する下りデータ信号光を発生する。電気/光変換器120n+1は、OLTとONU間のデータ伝送に使用する波長を決定する波長λan+1の光キャリアを発生する。波長λan+1の光キャリアは、連続(CW)光であるが、繰り返しパルス光であってもよい。また、多波長光源121は、λb〜λbn+1の光キャリアを同時に発生する。波長λbn+1の光キャリアは、新規に参加したONU(例えば、18−n)からOLT10への波長割当て要求信号の伝送に使用され、波長λan+1は、OLT10から新規に参加したONU(例えば、18−n)への波長割当て信号の伝送に使用される。
光合波器122は、電気/光変換器120〜120の出力光を合波し、帯域合波器123は、光合波器122の出力光に多波長光源121の出力光を合波する。帯域合波器123の出力光は、光サーキュレータ124及び光ファイバ112を介して光スプリッタ114に入力する。光スプリッタ114は、光ファイバ112からの信号光をn個に分割し、分割された各信号光は、光ファイバ116−1〜116−nを伝搬してONU118−1〜118−nに入射する。
ONU118−nでは、光ファイバ116−nからの信号光が周期的波長フィルタ150に入射する。周期的波長フィルタ150は、波長λa〜λan+1,λb〜λbn+1の中で、波長λaと波長λbの任意の対を透過する光フィルタであり、初期状態、即ち、PONシステムに加入する前の段階では、透過波長がλan+1,λbn+1の対に設定されている。従って、ONU118−nの周期的波長フィルタ150は、電源投入直後では、OLT110からの波長λan+1とλbn+1の光キャリアを透過する。
光スプリッタ152は、波長λa〜λan+1の光キャリアを光/電気変換器154との間で双方向に透過し、波長λb〜λbn+1の光キャリアをRSOA156との間で双方向に透過する光素子である。図8は、光スプリッタ152の透過特性を示す。横軸は、波長を示し、縦軸は透過率を示す。ポート1,3間の透過率を実線で示し、ポート1,2間の透過率を破線で示す。
光スプリッタ152により、λan+1の光キャリアは光/電気変換器154に入射し、λbn+1の光キャリアはRSOA156に入射する。RSOA156は、RSOA56と同様に、信号光の入射端面とは反対の端面を反射鏡とした半導体光増幅器であり、駆動電圧の印加により入射光を変調し、同時に反射して、光スプリッタ152に戻す。
光/電気変換器154は、光スプリッタ152からのλan+1の光キャリアを電気信号に変換する。この時点では、光/電気変換器154の出力信号は、単に、λan+1の光キャリアの受信を示すのみである。制御装置158は、光/電気変換器154の出力によりλan+1の光キャリアの入射を検知すると、多重装置162を介してRSOA156に波長割当て要求信号を印加する。RSOA156は、光スプリッタ152からの波長λbn+1の光キャリアを波長割当て要求信号で変調して、光スプリッタ152に戻す。RSOA156から光スプリッタ152に戻される信号光を波長割当て要求信号光と呼ぶ。波長割当て要求信号光は、ONU118−nを特定するONU識別情報を含む。
RSOA156から出力される波長割当て要求信号光は、光スプリッタ152、周期的波長フィルタ150、光ファイバ116−n、光スプリッタ114及び光ファイバ112を介して光サーキュレータ124に入射し、光サーキュレータ124により、光分波器126に転送される。光分波器126は、例えば、アレイ導波路格子のような光フィルタからなり、光サーキュレータ124からの信号光を個々の波長λb〜λbn+1に分離し、それぞれを光/電気変換器128〜128n+1に供給する。この段階では、ONU118−nからの波長割当て要求信号光が、光/電気変換器128n+1に入射し、光/電気変換器128n+1は、波長割当て要求信号光を電気信号に変換する。
OLT制御装置130は、OLT制御装置30と同様に、線路長測定装置130a,波長割当管理表130b及び波長割当制御装置130cを具備する。OLT制御装置30との相違は、OLT制御装置130は、線路長Lに応じて波長対を決定することである。即ち、波長割当管理表130bでは、線路長Lの各区分に複数の波長対が割り当てられている。
波長割当制御装置130cは、波長割当管理表130bを参照してONU118−nに割り当てる波長対を決定する。例えば、波長割当制御装置130cは、波長対λa〜λa,λb〜λbの内の未使用の波長対(例えば、波長λa,λb)をONU118−nに割り当てる。iは1〜nの何れかである。これは、下り伝送に波長λaを割り当て、上り伝送に波長λbを割り当てることを意味する。
波長割当制御装置130cは、割り当てた波長対λa,λbとONU識別情報を示す制御信号(波長割当て信号)を電気/光変換器120n+1に供給し、電気/光変換器120n+1は波長割当て信号を波長λan+1の信号光、即ち波長割当て信号光に変換する。
本実施例では、多波長光源121が、波長λb〜λbn+1の(n+1)個の波長の光を常時出力しているとしているが、波長割当装置130が、必要時に必要な波長の光キャリアを多波長光源121から出力させるようにしてもよい。
ONU管理テーブル132には、各ONU118−1〜118−nについて、使用波長対、MACアドレス及びONU識別情報を記憶する。未加入のONUについては、使用波長対とMACアドレスが空白又はNULL値になる。未使用の波長対が使用中になると、又は、使用中の波長対が未使用になると、波長割当制御装置130cは、ONU管理テーブル132の該当する記録を更新する。
電気/光変換器120n+1の出力する波長λan+1の波長割当て信号光と、多波長光源121の出力する波長λbの光キャリアは、光合波器122及び帯域合波器123より合波され、光サーキュレータ124、光ファイバ112を介して光スプリッタ114に入力する。光スプリッタ114は、光ファイバ112からの光をn個に分割し、分割された各光成分は、光ファイバ116−1〜116−nを伝搬してONU118−1〜118−nに入射する。
ONU118−nでは、周期的波長フィルタ150の透過波長が波長λan+1,λbn+1に設定されているので、波長λan+1の波長割当て信号光が周期的波長フィルタ150及び光スプリッタ152を介して光/電気変換器154に入射し、
波長λbn+1の光キャリアが周期的波長フィルタ150及び光スプリッタ152を介してRSOA156に入射する。
光/電気変換器154は、波長割当て信号光を電気信号に変換する。制御装置158は、光/電気変換器154から出力される波長割当て信号に従い、フィルタ制御装置160により波長選択フィルタ150の透過波長をOLT10により指定された波長λa,λbに制御する。これにより、波長選択フィルタ150は、OLT110からの波長λbの光キャリアを透過する。光スプリッタ152は、波長選択フィルタ150を透過した波長λbの光キャリアをRSOA156に供給する。
この段階で、ONU118−nは、波長λbの光キャリアを使って、上りデータをOLT110に送信可能になる。ネットワークインターフェース164には、ONU118−nに接続するコンピュータ(図示せず)などから上りデータが入力する。ネットワークインターフェース164は、その上りデータを多重装置162に出力する。
多重装置162は、ネットワークインターフェース164からの上りデータに従いRSOA156を駆動する。これにより、波長λbの光キャリアが上りデータで変調され、上り信号光(波長λb)が生成される。また、制御装置158は、多重装置162を介してRSOA156を駆動することで、OLT110に向けた制御信号を搬送する上り信号光を生成させることもできる。RSOA156は、このように生成された上り信号光を光スプリッタ152に供給する。
光スプリッタ152は、RSOA156からの上り信号光(波長λb)を周期的波長フィルタ150に供給する。上り信号光(波長λb)は周期的波長フィルタ150を透過し、光ファイバ116−n、光スプリッタ114及び光ファイバ112を伝搬して、OLT110の光サーキュレータ124に入射する。光サーキュレータ124は、光ファイバ112からの上り信号光(波長λb)を光分波器126に転送する。光分波器126は、光サーキュレータ124からの上り信号光(波長λb)を光/電気変換器128に供給する。光/電気変換器128は、入射した上り信号光を電気信号に変換し、当該電気信号を多重装置134及び送信元MACアドレス取得装置136に供給する。
多重装置134は、光/電気変換器128〜128の出力信号の内、上位ネットワークに送出すべき上りデータ信号を多重して、ネットワークインターフェース138に出力する。送信元MACアドレス取得装置136は、各光/電気変換器128〜128の出力信号から送信元のONU118−1〜118−nのMACアドレスを取得する。これにより上り信号に使用する波長とMACアドレスとの関係が分かり、送信元MACアドレス取得装置136は、ONU管理テーブル132の該当するONUのMACアドレス欄に、取得したMACアドレスを記入する。ネットワークインターフェース138は、多重装置134からの上りデータ信号を上位ネットワークに送出する。
下りデータ信号の伝送手順を説明する。ネットワークインターフェース138には、上位ネットワークから下りデータ信号が入力する。この下りデータ信号は、下りデータバッファ140と宛先MACアドレス取得装置142に供給される。宛先MACアドレス取得装置142は、下りデータ信号のヘッダに記入された宛先MACアドレスを取り出し、スイッチ制御装置144に通知する。スイッチ制御装置144は、宛先MACアドレス取得装置142からの宛先MACアドレスをONU管理テーブル132に照合して、宛先となるONUへの下りデータ伝送に使用する波長を検索し、検索された波長に対応する電気/光変換器20〜20にバッファ140からの下りデータが供給されるようにスイッチ146を切り替える。例えば、ONU118−nへの下りデータ信号の場合、スイッチ制御装置144はスイッチ146を電気/光変換器120に接続する。スイッチ146の切替え完了後に、スイッチ制御装置144は、バッファ140から該当する下りデータを読み出す。スイッチ制御装置144によるスイッチ146の切替えとバッファ140からの読み出しにより、電気/光変換器120が、宛先となるONUに対応した波長の下り信号光を生成する。
光合波器122は、各電気/光変換器120〜120n+1の出力する信号光を合波し、帯域合波器123は、光合波器122の出力光に、多波長光源121の出力光を合波する。帯域合波器123で合波された各信号光又は光キャリアは、光サーキュレータ124及び光ファイバ112を介して光スプリッタ114に入力する。光スプリッタ114は、光ファイバ112からの信号光又は光キャリアをn個に分割し、分割された各信号光又は光キャリアは、光ファイバ116−1〜116−nを伝搬してONU118−1〜118−nに入射する。
各ONU118−1〜118−nは、対応する電気/光変換器120〜120の出力する下り信号光を受信し、下りデータ信号を後段のコンピュータ等に出力する。ONU118−nでの受信動作を説明すると、光ファイバ116−nからの信号光は、周期的波長フィルタ150に入射する。周期的波長フィルタ150は、透過波長がλa,λbに設定されているので、波長λaの下り信号光と波長λbの光キャリアを透過し、光スプリッタ152に供給する。光スプリッタ152は、波長選択フィルタ50からの波長λaの下り信号光を光/電気変換器154に供給し、波長λbの光キャリアをRSOA156に供給する。
光/電気変換器154は、光スプリッタ152からの波長λaの下り信号光を電気信号に変換し、ネットワークインターフェース164に供給する。ネットワークインターフェース164は、光/電気変換器154からの下り信号を所定のフレーム構造の下りデータ信号として、後段のコンピュータ等に出力する。
以上の動作により、ONU118−nに上り下りのデータ伝送に使用する波長対λa,λbを割り当て、その波長λaを使って、OLT110からONU118−nへの下りデータ伝送を実現し、波長λbを使ってONU118−nからOLT110への上りデータ伝送を実現できる。ONU118−nには、上りデータ信号光のための光源が不要になるので、ONUのコストを大幅に低減できる。汎用的な1種類のONUを用意すれば良く、これもコストの低減に寄与する。また、PONシステムへの参加時に空き波長をスキャンしなくて済むので、早期にデータ伝送を開始できる。
RSOA156の代わりに、図2に示す回路構成、又は、ファブリペロー型レーザダイオード(FP-LD:Fabry-Perot Laser Diode)を採用できることは、明らかである。
また、実施例1の線路長測定装置30a、波長割当管理表30b及び波長割当制御装置30cと同様に、波長割当制御装置130cは、線路長測定装置130a及び波長割当管理表130bを、各ONU118−1〜118−nまでの距離に応じて波長対を割り当てる。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の波長割当制御のフローチャートである。 光ファイバの損失対波長特性を示す図である。 波長割当管理表30bの一例である。 RSOA56の代替構成の概略構成ブロック図である。 本発明の実施例2の概略構成ブロック図である。 実施例2での使用波長の配置図である。 光スプリッタ152のポート間伝達特性図である。
符号の説明
10:OLT
12:光ファイバ
14:光スプリッタ
16−1〜16−n:光ファイバ
18−1〜18−n:ONU
20〜20n+1:電気/光変換器
22:光合波器
24:光サーキュレータ
26:光分波器
28〜28n+1:光/電気変換器
30:OLT制御装置
30a:線路長測定装置
30b:波長割当管理表
30c:波長割当制御装置
32:ONU管理テーブル
34:多重装置
36:送信元MACアドレス取得装置
38:ネットワークインターフェース
40:下りデータバッファ
42:宛先MACアドレス取得装置
44:スイッチ制御装置
46:スイッチ
50:波長選択フィルタ
52:光スプリッタ
54:光/電気変換器
56:反射型半導体増幅器(RSOA:Reflective Semiconductor Optical Amplifier)
58:制御装置
60:フィルタ制御装置
62:多重装置
64:ネットワークインターフェース
70:光サーキュレータ
72:光増幅器
74:光変調器
110:OLT
112:光ファイバ
114:光スプリッタ
116−1〜116−n:光ファイバ
118−1〜118−n:ONU
120〜120n+1:電気/光変換器
122:光合波器
124:光サーキュレータ
126:光分波器
128〜128n+1:光/電気変換器
130:OLT制御装置
130a:線路長測定装置
130b:波長割当管理表
130c:波長割当制御装置
132:ONU管理テーブル
134:多重装置
136:送信元MACアドレス取得装置
138:ネットワークインターフェース
140:下りデータバッファ
142:宛先MACアドレス取得装置
144:スイッチ制御装置
146:スイッチ
150:波長選択フィルタ
152:光スプリッタ
154:光/電気変換器
156:反射型半導体増幅器(RSOA:Reflective Semiconductor Optical Amplifier)
158:制御装置
160:フィルタ制御装置
162:多重装置
164:ネットワークインターフェース

Claims (8)

  1. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の宅内光終端装置(ONU:Optical Network Unit)とを光伝送路を介して接続する光伝送システムであって、
    当該局側光終端装置(10)が、
    互いに異なる信号波長(λ〜λ)の光キャリアをそれぞれ発生する複数の信号光源(20〜20)と、
    当該信号波長の何れとも異なる制御波長(λn+1)の制御光を発生する制御光源(20n+1)と、
    当該制御光源及び当該複数の信号光源の出力光を合波する光合波器(22)と、
    当該光伝送路から入力する当該信号波長(λ〜λ)及び当該制御波長(λn+1)の光を各波長に分離する光分波器(26)と、
    当該光分波器で分離された当該各信号波長(λ〜λ)の光を受光する複数の第1の受光器(28〜28)と、
    当該光分波器で分離された当該制御波長(λn+1)の光を受光する第2の受光器(28n+1)と、
    当該第2の受光器(28n+1)から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に当該信号波長の内の1波長をデータ伝送波長として割り当てる波長割当制御装置(30c)と、
    当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該データ伝送波長に対応する信号波長の信号光源に供給するデータ転送装置(34,38,40,44,46)
    とを具備し、
    当該宅内光終端装置(18−1〜18−n)が、
    透過波長を変更可能であり、初期的に当該制御波長に当該透過波長が設定された波長選択フィルタであって、当該光伝送路との接続位置に配置される波長選択フィルタ(50)と、
    当該波長選択フィルタ(50)を介して当該光伝送路から入力した光を第1光成分と第2光成分に2分割する光スプリッタと(52)、
    当該光スプリッタからの第1の成分を電気信号に変換する第3の受光器(54)と、
    当該第2光成分を波長割当要求信号及び上りデータ信号の一方で変調して当該光伝送路に戻す光変調器(56)と、
    当該第3の受光器から出力される当該局側光終端装置からの波長割当信号に従い、当該波長選択フィルタの当該透過波長を当該波長割当信号で割り当てられた波長に制御するフィルタ制御装置(60)
    とを具備することを特徴とする光伝送システム。
  2. 当該局側光終端装置が更に、
    当該複数の宅内終端装置のそれぞれまでの線路長を測定する線路長測定手段と、
    当該線路長と信号波長の対応を管理する波長割当管理表
    とを具備し、
    当該波長割当制御装置(30c)が、当該新規に参加する宅内光終端装置までの当該線路長測定手段により測定された線路長、及び当該波長割当管理表に従い、に、当該信号波長の内の1波長をデータ伝送波長として割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 光伝送路を介して複数の宅内光終端装置(ONU:Optical Network Unit)に接続し、各宅内光終端装置との間でデータを伝送する局側光終端装置であって、
    互いに異なる信号波長(λ〜λ)の光キャリアをそれぞれ発生する複数の信号光源(20〜20)と、
    当該信号波長の何れとも異なる制御波長(λn+1)の制御光を発生する制御光源(20n+1)と、
    当該制御光源(20n+1)及び当該複数の信号光源(20〜20)の出力光を合波する光合波器(22)と、
    当該光伝送路から入力する当該信号波長(λ〜λ)及び当該制御波長(λn+1)の光を各波長に分離する光分波器(26)と、
    当該光分波器で分離された当該各信号波長(λ〜λ)の光を受光する複数の第1の受光器(28〜28)と、
    当該光分波器で分離された当該制御波長(λn+1)の光を受光する第2の受光器(28n+1)と、
    当該第2の受光器(28n+1)から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に当該信号波長の内の1波長をデータ伝送波長として割り当てる波長割当制御装置(30c)と、
    当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該データ伝送波長に対応する信号波長の信号光源に供給するデータ転送装置(34,38,40,44,46)
    とを具備することを特徴とする局側光終端装置。
  4. 更に、
    当該複数の宅内終端装置のそれぞれまでの線路長を測定する線路長測定手段(30a)と、
    当該線路長と信号波長の対応を管理する波長割当管理表(30b)
    とを具備し、
    当該波長割当制御装置(30c)が、当該新規に参加する宅内光終端装置までの当該線路長測定手段により測定された線路長、及び当該波長割当管理表に従い、に、当該信号波長の内の1波長をデータ伝送波長として割り当てる
    ことを特徴とする請求項3に記載の局側光終端装置。
  5. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の宅内光終端装置(ONU:Optical Network Unit)とを光伝送路を介して接続する光伝送システムであって、
    当該局側光終端装置(110)が、
    互いに異なる下り信号波長(λa〜λa)の光キャリアをそれぞれ発生する複数の下り信号光源(120〜120)と、
    当該下り信号波長の何れとも異なる下り制御波長(λan+1)の下り制御光を発生する下り制御光源(120n+1)と、
    当該下り信号波長とそれぞれ対になる複数の上り信号波長(λb〜λb)の光キャリア、及び当該下り制御波長と対になる上り制御波長(λbn+1)の光キャリアを発生する多波長光源(121)と、
    当該複数の下り信号光源、当該下り制御光源及び当該多波長光源複数の出力光を合波する光合波器(122,123)と、
    当該光伝送路から入力する当該上り信号波長(λb〜λb)及び当該上り制御波長(λbn+1)の光を各波長に分離する光分波器(126)と、
    当該光分波器で分離された当該各上り信号波長(λb〜λb)の光を受光する複数の第1の受光器(128〜128)と、
    当該光分波器で分離された当該上り制御波長(λbn+1)の光を受光する第2の受光器(128n+1)と、
    当該第2の受光器(128n+1)から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に、当該信号波長対の内の1信号波長対を割り当てる波長割当制御装置(130c)と、
    当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該信号波長対を構成する下り信号波長に対応する信号光源に供給するデータ転送装置(134,138,140,144,146)
    とを具備し、
    当該宅内光終端装置(118−1〜118−n)が、
    当該信号波長対及び当該制御波長対の内の変更可能な1対に対応する波長対を透過可能であり、初期的に当該下り制御波長及び当該上り制御波長を透過するように設定された波長フィルタ(150)であって、当該光伝送路との接続位置に配置される波長選択フィルタ(150)と、
    当該波長フィルタ(150)を介して当該光伝送路から入力した光を下り波長の光と上り波長の光に分離する光スプリッタと(152)、
    当該光スプリッタ(152)からの当該下り波長の光を電気信号に変換する第3の受光器(154)と、
    当該光スプリッタ(152)からの当該上り波長の光を波長割当要求信号及び上りデータ信号の一方で変調して当該光伝送路に戻す光変調器(156)と、
    当該第3の受光器から出力される当該局側光終端装置からの波長割当信号に従い、当該波長フィルタの波長対を、当該波長割当信号で割り当てられた波長対に制御するフィルタ制御装置(160)
    とを具備することを特徴とする光伝送システム。
  6. 当該局側光終端装置が更に、
    当該複数の宅内終端装置のそれぞれまでの線路長を測定する線路長測定手段(130a)と、
    当該線路長と信号波長の対応を管理する波長割当管理表(130b)
    とを具備し、
    当該波長割当制御装置(130c)が、当該新規に参加する宅内光終端装置までの当該線路長測定手段により測定された線路長、及び当該波長割当管理表に従い、当該信号波長対の内の1波長対を当該新規に参加する宅内光終端装置に割り当てる
    ことを特徴とする請求項5に記載の光伝送システム。
  7. 光伝送路を介して複数の宅内光終端装置(ONU:Optical Network Unit)に接続し、各宅内光終端装置との間でデータを伝送する局側光終端装置であって、
    互いに異なる下り信号波長(λa〜λa)の光キャリアをそれぞれ発生する複数の下り信号光源(120〜120)と、
    当該下り信号波長の何れとも異なる下り制御波長(λan+1)の下り制御光を発生する下り制御光源(120n+1)と、
    当該下り信号波長とそれぞれ対になる複数の上り信号波長(λb〜λb)の光キャリア、及び当該下り制御波長と対になる上り制御波長(λbn+1)の光キャリアを発生する多波長光源(121)と、
    当該複数の下り信号光源、当該下り制御光源及び当該多波長光源複数の出力光を合波する光合波器(122,123)と、
    当該光伝送路から入力する当該上り信号波長(λb〜λb)及び当該上り制御波長(λbn+1)の光を各波長に分離する光分波器(126)と、
    当該光分波器で分離された当該各上り信号波長(λb〜λb)の光を受光する複数の第1の受光器(128〜128)と、
    当該光分波器で分離された当該上り制御波長(λbn+1)の光を受光する第2の受光器(128n+1)と、
    当該第2の受光器(128n+1)から出力される当該複数の宅内光終端装置の内の新規に参加する宅内光終端装置からの波長割当要求信号に従い、当該新規に参加する宅内光終端装置に、当該信号波長対の内の1信号波長対を割り当てる波長割当制御装置(130c)と、
    当該複数の第1の受光器の出力データ信号を上位ネットワークに転送し、上位ネットワークからの下りデータ信号を、その宛先となる宅内光終端装置に割り当てられた当該信号波長対を構成する下り信号波長に対応する信号光源に供給するデータ転送装置(134,138,140,144,146)
    とを具備することを特徴とする局側光終端装置。
  8. 更に、
    当該複数の宅内終端装置のそれぞれまでの線路長を測定する線路長測定手段(130a)と、
    当該線路長と信号波長の対応を管理する波長割当管理表(130b)
    とを具備し、
    当該波長割当制御装置(130c)が、当該新規に参加する宅内光終端装置までの当該線路長測定手段により測定された線路長、及び当該波長割当管理表に従い、当該信号波長対の内の1波長対を当該新規に参加する宅内光終端装置に割り当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載の局側光終端装置。
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