JP3886954B2 - 電子写真用湿式インクまたはトナー - Google Patents

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Description

本発明は電子写真用装置の湿式インクまたはトナーに関する。
電子写真印刷システム及び装置で使われる湿式トナーには,一般的に液体キャリア,高分子バインダー,着色剤,及び選択的な電荷調節剤が含まれる。湿式電子写真法は,帯電された感光体要素が輻射エネルギー,特に光を受けて露光された領域が帯電されて静電潜像パターンが形成されるプロセスである。
現像ステーションにある湿式トナーは,放電された領域に転写されて,静電潜像を現像させる。現像された画像は,最終画像受容体に転写されるか,または中間転写部材に転写された後,最終画像受容体に転写できる。液体キャリアは,最終的に被印刷体上に存在するのは望ましいことではないので,最終画像の有効性を調べる前にこの液体キャリアを除去する必要がある。前記液体キャリアを除去しなければ,画像は軟性状態,若しくは液体状態になるので,摩耗に対して安定的ではない。なお,被印刷体は,例えば印刷・コーティング等に使用される基材等である。
キャリア液体は,湿式トナーまたはインクに少量で存在し,本質的に無臭でありうるが,他の条件下では不快である。例えば,臭気の強度または特性は,多量のキャリア液体では望ましくないこともあるが,状況のいかんを問わず,これはトナー(キャリア液体を含む)が現像ステーションを通じて循環する,またはキャリア液体除去段階(例えば,蒸発による。)の間に循環するためである。
電子写真用印刷装置で,不快と感じるまたは問題になる臭気の最大の出所は,画像表面蒸着後に画像からキャリア液体が蒸発または乾燥する段階である。多くの場合,このような蒸発段階は定着装置で発生するが,前記定着装置は溶媒を蒸発させるだけでなく,トナー粒子を加熱して,これらがペーパーに流れてペーパーと結合する。
キャリア液体を含むインクは,定着される間,高温に速かに加熱され,全てのキャリア液体または実質的に全ての(“実質的に全ての”とは,キャリア液体の除去量が画像の安定性と関連した条件を満足させうる量であることを意味する。)キャリア液体が速かに蒸発する。キャリアを蒸発させる程度の温度によって,エアロゾルミストの小さな空気浮遊小滴(空気浮遊キャリア溶媒)が形成される。なお,本願発明に関連する技術文献情報には,次のものがある。
米国特許第4065304号公報 米国特許第5018974号公報 米国特許第5577947号公報 米国特許第5975675号公報 米国特許第5970300号公報 米国特許第6261347号公報 米国特許第5126224号公報 米国特許第5521268号公報 米国特許第6157072号公報 米国特許第6180692号公報 米国特許第6123757号公報
しかしながら,蒸気またはエアロゾルミストを通した上記のような空気浮遊キャリアの突然の流入は,多くの理由で臭気を有している。キャリア液体自体が臭気を有するか,または前記小滴が臭気を有する他の物質をインクからピックアップしてしまう。
幾つかの用途では,インクが良い臭気または香りを有することが望ましい。児童用ペンまたはマーカには,例えば果物香りまたは花香りが度々注入されるが,このような香りは選択されたインクの色相と調和をとれる傾向がある。風船及びカードも香りが出るインクで印刷されて,前記物品自体に香りを形成せずにも,前記物品から香りを出す。
特許文献1には果物形状のボールペンとして前記果物形状の特徴的な香りを放出するボールペンが開示されている。また,出願時未公開のインクが乾燥されても香りが余る水性香りペンというのも考えられている(米国特許出願第20020011180号)。
香りが出るインクの他の新規用途は,彩った時に香りを放出する児童用塗り絵本(特許文献2),香りが出る風船(特許文献3),香が出るページ(特許文献4及び5)及び香りが出る安否カード(特許文献6)を含む。
乾式トナーは,度々スチレン臭気または他の不快な臭気と関連した問題を有し,前記臭気を減少または除去するための多数の方法(特許文献7,8,9)が公知されている。なお,出願時未公開の米国特許出願第20030022082号にも上記方法について記載されている。
インクジェット香り添加剤も公知である(特許文献12,13)。さらに上記添加剤は出願時未公開の米国特許出願第20030005853号,米国特許出願第20030076393号,米国特許出願第20030094117号にも記載されている。
オゾン及び他の生成物の成分から起因する臭気は,特定な脱臭剤群を使用することによって緩和させうる。脱臭剤は,望ましくは本発明に使用できる緑茶から製造される植物抽出物を含むが,緑茶葉粉砕物をエタノールに含浸させる。これから得られたエタノール抽出物は,カテキン,ビタミン,砂糖及び酵素を含み,これらを濾過した後に濃縮させて本発明と関連した植物抽出物を含有する脱臭剤を得る。
従来技術のほとんどの場合は,印刷または筆記装置または前記装置が印刷する物品に主観的に良いと思われる臭気を提供するようにデザインされた。香りをほぼ残さないか,あるいは全く残さずに不快な臭気を除去する臭気中和ベクトルまたは技術についてはほとんど知られていなかった。
本発明は,上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,臭気除去の可能な,新規かつ改良された電子写真用湿式トナー及びその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,上記目的を達成するために,
本発明の第1態様によれば,30未満のカウリ−ブタノール数を有し,C10,C11及びC12炭化水素よりなる群から選択された一つ以上の炭化水素を含む液体キャリア,高分子バインダー,着色剤及びC10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質と,を含み,炭化水素は60℃で測定されたmmHg単位の蒸気圧を有し,60℃で測定されたmmHg単位であるC 10 ,C 11 及びC 12 炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質の蒸気圧は,C 10 ,C 11 及びC 12 炭化水素のうち少なくとも一つの蒸気圧の60%〜140%であり,対立臭気ベクトルを有する流体物質は,テルペン類,イオノン類,ペンテノン類,シクロペンタデカノン類,ケトン類,シクロへキサンカルボキシレート類,ベンゾイルベンゾエート類,アルカノイルベンゾエート類,α−ケトエステル類,2−インダンメタノール及びその誘導体,置換されたシクロヘキサノール類,(テトラ−ヒドロカルビル−置換された−フェニル)アルカン類,ジヒドロベンゾフラノン類,アルキル−置換されたピリジン類,カンホリンアルデヒド誘導体,およびマクロサイクリックラクトン類からなる群から少なくとも一つ選択された電子写真用湿式インクが提供される。
上記他の目的を達成するために,本発明の第2の観点によれば,電子写真用インクから放出される臭気を除去する方法として,30未満のカウリ−ブタノール数を有し,C10,C11及びC12炭化水素よりなる群から選択された一つ以上の炭化水素を含む液体キャリア,高分子バインダー,着色剤,及びC10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質を混合する段階を含み,炭化水素は60℃で測定されたmmHg単位の蒸気圧を有し,60℃で測定されたmmHg単位であるC 10 ,C 11 及びC 12 炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質の蒸気圧は,C 10 ,C 11 及びC 12 炭化水素のうち少なくとも一つの蒸気圧の60%〜140%であり,対立臭気ベクトルを有する流体物質は,テルペン類,イオノン類,ペンテノン類,シクロペンタデカノン類,ケトン類,シクロへキサンカルボキシレート類,ベンゾイルベンゾエート類,アルカノイルベンゾエート類,α−ケトエステル類,2−インダンメタノール及びその誘導体,置換されたシクロヘキサノール類,(テトラ−ヒドロカルビル−置換された−フェニル)アルカン類,ジヒドロベンゾフラノン類,アルキル−置換されたピリジン類,カンホリンアルデヒド誘導体,およびマクロサイクリックラクトン類からなる群から少なくとも一つ選択された電子写真用インクの臭気除去方法が提供される。
以上説明したように,本発明によれば,トナー及びインクの望ましい化学的及び物理的特性を低下させずに,前記湿式トナー及びインクの使用時に発生できる使用者に不快感を与える臭気を効果的に減少または除去できる。このように本発明の臭気が除去された電子写真用湿式トナー及びインク及びその製造方法を利用すれば,前記トナー及びインクの使用者がこれらを実際に快適な環境下で使用できる。
以下,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお,以下の説明及び添付図面において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略する。
家庭用または事務用として使われる印刷装置において,“気持ち良い”または“不快な”臭気の存在は,部分的に個人別趣向の差及び多数の人々にまたは狭い場所に使用される場合にアレルギー発作の可能性が高く,またはアレルギー発作の頻度を考慮すると,一般的に望ましくない。したがって,不快なキャリア液体臭気を分散または中和させるための臭気除去方法が提供されることが望ましい。前記システムは,特定な臭気を他の臭気として遮断させることではなく,前記システム自体が強いかまたは容易に感知できる香りを有してはならない。香りが出るオイルは,通常,臭気遮断剤として知られている。
上記臭気遮断剤は,これを蒸発,加熱またはスプレーさせて使用することによって,固体または液体香りを空間または場所に導入される気体にする。臭気遮断剤は,存在する臭気を他の香りに覆うことによって作用し,遮断用臭気の濃度は不快な臭気濃度の近似値またはこれより高い濃度である必要がある。水性衣類スプレーのように他の製品は,これら自体の香りを多く残留させずに臭気を中和または除去させる。このような臭気中和剤は,根本的に臭気を発生させる化学品またはバクテリアに対抗する。臭気中和剤の主要目的は,ある空間または場所に可能なかぎり少量の臭気(望ましい臭気または望ましくない臭気)を残留させることである。
臭気を減少または除去するために,湿式トナーに任意の量の公知の臭気遮断剤または中和剤を単純に含めることだけでは充分でない。湿式トナーは,精密に混合及び製造されて特定な化学的性質,物理的性質及び電荷特性を有するものであって,他の添加剤は前記精密な調和を低下させる可能性があるためである。重要な他の考慮事項は,臭気遮断剤または中和剤の蒸発特性である。
主要な臭気は,キャリア液体が蒸発してこれから放出される場合,この臭気剤は,キャリア液体とほぼ同じ温度で蒸発し,キャリア液体とほぼ同じ小滴サイズを有するということが重要である。このような方式で,臭気遮断剤または中和剤は生成される臭気に影響を与える。いかなる一つの製品または方法で全ての臭気を100%除去することは容易でないが,本実施の形態の目的は化学的添加剤を使用して実質的にキャリア液体臭気を減少させることである。最終的な関心事は化学的添加剤自体の実際の臭気である。一つの臭気を他の強い臭気で単純に覆うことは満足ではない。嗅覚的趣向の実質的な差によって望ましい臭気を決定することは,ほぼ不可能である。
特定蒸気上物質が特定臭気を遮断するのに利する効果を発揮しているか否かについては,一般技術分野で非常に限定されて知られている。このような知識は,口伝え知識またはよく公表された知識に限定された傾向がある。例えば,バニラ香(一般的に周囲環境に開放された皿にセッティング)は,魚の調理時(魚オイルが空気中に放出)に感知される臭気を遮断するとよく知られている。
多数の他の感覚と同様に,臭気もこれらと関連したベクトルを有すると考えられる。例えば,ベクトルは,臭気の強さ,臭気の向き,臭気のカテゴリの向き等を示す。言い換えれば,臭気は人間の嗅覚器官に再生可能な特定刺激を形成し,これが,臭気が各個人になじむ理由である。同一人がそれぞれの臭気にさらされる度に,前記臭気は特定な刺激またはベクトルを形成する。したがって,特定気体によって形成された特定刺激を相殺または除去する一つ以上のネガティブ刺激を製造できると思われる。前記バニラ抽出物の成分または一つ以上の成分は,臭気を出す魚オイルに使われる未公知の対立臭気ベクトルであると思われる。臭気ベクトルと対立臭気ベクトルとが合わさると,臭気が除去される。
本実施の形態において,対立臭気ベクトルは特定物質によって生成された嗅覚を減少または相殺させうる蒸気状の化学成分または化学成分の組合わせであると定義される。本実施の形態による対立臭気ベクトルは,C10,C11及びC12線形炭化水素のうち一つ以上,望ましくはC10,C11及びC12線形炭化水素のうち3つ全ての炭化水素によって形成された嗅覚を減少または相殺させられなければならない。
特定の悪い香りに対して遮断剤,若しくは対立臭気ベクトルが発見されることが常に十分ではないが,これは前記対立臭気ベクトルが受容可能な残留背景臭気を残留させなければならず,悪い香りが発見または生成される環境と両立する条件下で有用でなければならず,人間に無害でなければならず,使われる条件下で蒸気状に残留しなければならず,局地的な表面に再付着されてはならないためである。
本実施の形態はC10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルが市場で購入でき,この物質を電子写真用インクまたはトナーに直接添加してC10,C11及びC12炭化水素の臭気を減少させつつインクまたはトナーの性能を低下させられないということが分かった。最後の特徴が特に重要であり,このベクトルの相殺または減少現象と関連したいかなる研究も以前に公知されたことがない。
本実施の実施において,30未満のカウリ−ブタノール数を有する液体キャリア,高分子バインダー,着色剤及びC10,C11及びC12炭化水素用の無毒性対立臭気ベクトルを含む電子写真用湿式トナーが提供される。対立臭気ベクトルは,望ましくはC10,C11及びC12炭化水素の総重量に対して活性ベクトル化合物の重量が100ppm未満である濃度となるように提供される。
対立臭気ベクトルの選択に影響を及ぼす他の考慮事項は,ベクトルとC10,C11及びC12炭化水素それぞれの濃度とが空気中及びインクまたはトナー供給器の全てで望ましいバランスを維持できる速度にベクトルが湿式トナーから蒸発できる能力である。これは,例えば,30未満のカウリ−ブタノール数を有する液体キャリア及び60℃で測定されたmm
Hg単位の蒸気圧がC10,C11及びC12炭化水素の蒸気圧の40%〜160%,望ましくは60%〜140%の対立臭気ベクトルによって達成されうる。対立臭気ベクトルはまた,液体キャリアに溶解性でなければならない。C10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルは,望ましくはオイル中に運搬されるか,または溶解性である。電子写真用湿式インクは,インク内に前記キャリア(C10,C11及びC12炭化水素)の特異性対立臭気ベクトルを10〜20,000 ppm,望ましくは10〜250 ppm,さらに望ましくは10〜150 ppmの絶対比で有しうるが,これに限定されない。
インクは,界面活性剤,着色剤(例えば,染料及び顔料),増粘剤,電気調節剤,反応性成分(例えば,反応性結合剤または架橋剤)などを含む,公知のインク及びトナーの他の全ての従来から用いられる伝統的な成分を含みうる。
対立臭気ベクトルの能力を有する化学薬品の特定群は,一般的にはテルペン類,イオノン類,ペンテノン類,シクロペンタデカノン類,ケトン類で,具体的にはサイクリックケトン類,不飽和ケトン類,非サイクリックケトン類及び線形ケトン類,シクロへキサンカルボキシレート類,ベンゾイルベンゾエート類,アルカノイルベンゾエート類,α−ケトエステル類,2−インダンメタノール及びその誘導体,置換されたシクロヘキサノール類,(テトラ−ヒドロカルビル−置換された−フェニル)アルカン類,ジヒドロベンゾフラノン類,アルキル−置換されたピリジン類,カンホリンアルデヒド誘導体,マクロサイクリックラクトン類である。これら物質及び他の物質の開示例は,米国特許第5527769号,第5538944号,第5559272号,第5614486号,第5679634号,第5696075号,第5760277号,第5792740号,第5858958号,第5871721号,第5939368号,第5952292号,第6022531号,第6133228号,第6169212号,第6177400号,第6323173号及び第6369026号に記載されており,上記各文献等を参照して,化合物群を製造できる。
本実施の形態はまた,(a)30未満のカウリ−ブタノール数を有し,C10,C11及びC12炭化水素を含む液体キャリア,(b)高分子バインダー,(c)着色剤,および(d)C10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質を混合する段階を含む電子写真用インクから放出された臭気を減少させる方法を記述する。対立臭気ベクトルを含む流体物質(望ましくは液体であるが,特に気体がキャリアに高溶解性であり,キャリアから蒸発が十分に減少される場合,気体がキャリアに溶解されたものでありうる)は,テルペン類,イオノン類,ペンテノン類,シクロペンタデカノン類,ケトン類,シクロへキサンカルボキシレート類,ベンゾイルベンゾエート類,アルカノイルベンゾエート類,α−ケトエステル類,2−インダンメタノール及びその誘導体,置換されたシクロヘキサノール類,(テトラ−ヒドロカルビル−置換された−フェニル)アルカン類,ジヒドロベンゾフラノン類,アルキル−置換されたピリジン類,カンホリンアルデヒド誘導体及びマクロサイクリックラクトン類よりなるグループから選択されるが,これに限定されない。特に,液体である流体(溶解された場合)は,25℃で液体キャリア蒸気圧の25%以内である蒸気圧を有しなければならない。
「カウリ−ブタノール」という用語は,ASTM試験方法D1133−54Tを参照したものである。カウリ−ブタノール数(KB)は,添加された炭化水素希釈剤に対する1−ブタノールのカウリ樹脂標準溶液の許容尺度であって,20gのカウリ−1−ブタノール標準溶液に前記炭化水素希釈剤を添加する場合,所定の混濁度を形成するのに必要な25℃温度の前記希釈剤の体積をmL単位で測定したものである。標準値は,トルエンの場合KB=105であり,25%の体積のトルエンを含む75%体積のへプタンの場合KB=40である。炭化水素に対するヒルデブランド溶解度パラメータとKB数間の相関関係は,大体線形関係であるが,これは次の通りである。
ヒルデブランド溶解度パラメータ(Mpa1/2)=2.0455[6.3+0.03KB(mL)]。
本実施の形態のトナー組成物は,本実施の混合過程のうちいかなる時点でも前記成分を臭気除去可能ベクトルと共にキャリア内に混合することによって提供されうる。例えば,臭気除去可能ベクトルをまずキャリア内に混合するか,最後にキャリアに混合するか,またはトナーシステムに添加される多様な成分を添加する中間に混合できる。
(a)キャリア液体,(b)対立臭気ベクトル能力を有する物質,(c)顔料/バインダー/電荷指示粒子,及び(d)界面活性剤(もちろん,他の成分も存在できる)の組合わせにおいて,組合わせの順序は次のようでありうるが,これに限定されるものではない。例えば,(a)→(b)→(c)→(d)の順序で組み合わせた物質,(b)→(d)→(a)→(c)の順序で組み合わせた物質,(c)→(a)→(b)→(d)の順序で組み合わせた物質,(d)→(a)→(b)→(c)の順序で組み合わせた物質などを例示することができる。
他の物質も前記工程のうち多様な瞬間に添加されうる。対立臭気ベクトル能力を有する物質の分散液に投入され,前記キャリアと混合されることによって溶液を形成できるが,混合時に噴射または撹拌を伴える。
(導入)
臭気−中和添加剤及びオイルを多様な会社から入手でき,これらはカナダ,ブリティッシュコロンビア,Surry,Odorchem Manufacturing Corp.社で製造されたFormulair Additiveの2つの特許品,米国,ペンシルバニア州,Fox Chapel,Alpha Aromatics社で製造された誂え−ブレンドされた特許品の香り/中和剤,及び米国,ニュージャジー州,Plainsboro,Firmenich社で製造された臭気中和剤の幾つかの特許品である。
前記添加剤をNorpar 12TM(Exxon Corp.製品)と多様な割合で混合し,主観的にテストして(臭気を嗅ぐ)それぞれの香り過不足状況を測定した。炭化水素の臭気を初期から中和させないことによって現れた配合物を除外した。
(実施例1)
他のテストを続けた添加剤を2つの方法でテストした。まず,臭気中和剤を印刷する前に湿式トナーと混合した。ページサイズのブロックをペーパーに印刷し,定着させない状態に置いた(印刷されたページを冷凍庫内のプラスチックバックに置いてキャリア液体が蒸発されないようにした)。ランダムに選別された参加者を実験場所に立場させてページが印刷される時,前記場所で臭わす臭気を嗅ぎ,主観的な意見を提供(設問による)するようにした。このような実験をしたことは,次のような理由からである。すなわち,中和剤が蒸発する時に消える香りを中和剤が有すれば,印刷時,トナーがまだ液体である時に前記香りは感知されるためである。
幾つかの香りは,圧倒的であることを発見し,さらに少ないppmの中和剤でテストを再実施した。この時点で,設問に応じたほとんどの人は香りを感知したが,これは不快なことではなく,または前記香りを感知するためには印刷装置に非常に接近しなければならないことを発見した。
(実施例2)
冷凍されたサンプルバックを冷凍庫から取り出して室温にした後,トナー画像をペーパーに定着(固定)させた。定着段階で,キャリア液体のうち炭化水素は,加熱されて画像から蒸発され,キャリア液体を空気中に蒸気またはミスト状(混合された臭気中和剤を含む)で放出させた。炭素数が少ない場合,これらが蒸発される時より強い臭気を有すると知られている。ランダムに選別されたさらに多くの参加者の各テストが進まる度に印刷場所の臭気に対する主観的な意見を述べた。テストに使われた空間は,通風されない密閉型空間であって,全ての臭気が可能なかぎり長時間部屋に余る小さな事務室であった。
テスト結果,化学品/中和剤の各特定混合物は,効果が現れる範囲を有した。幾つかの混合物は,25または50ppm程度に低い比率で炭化水素の臭気を減少/除去させるのに効果的に作用した。他の混合物は,1000 ppm以上で最もよく作用した。臭気中和剤に含まれた香りの感知された“強度”が使用量に影響を及ぼせるということを発見した。全体的に,ほとんどの人々は前記添加剤が不快な炭化水素臭気をなくしているようであると述べた。中和しようと意図していない“熱いペーパー”,“湿ったペーパー”または熱いゴムのような他の不快な臭気は,前記炭化水素臭気中和剤によって中和されなかった。
(実施例3)
さらに他の実施例にかかる変形例は,数小滴の臭気中和剤を液体状に炭化水素−吸収シートまたは炭化水素−吸収微粒子ベッドに置くことを含んだが,これは定着装置内の空気流れから蒸発された炭化水素を濾過またはトラッピングするのに使われている。定着後,ファンが炭化水素含有空気を前記フィルター内に向かせた後,前記実験空間に前記空気を流入させた。この反復実験で,中和剤がさらに目立ち,中和剤の有効性は減少した。多くの観察者が改善されたことを感知したが,誰もこの技術を使用することによって炭化水素臭気が完全に消滅されたとは思わなかった。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例を想定し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,電子写真用装置のトナー又はインクに適用可能であり,特に湿式電子写真用装置のトナー又はインクに適用可能である。

Claims (8)

  1. 30よりも少ないカウリ−ブタノール数を有し,C10,C11及びC12炭化水素からなる群から選択された少なくとも一つの炭化水素を含む液体キャリアと,
    高分子バインダーと,
    着色剤と,
    前記炭化水素によって生成された嗅覚を減少または相殺させうる蒸気状の化学物質であるC10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質とを含み,
    前記炭化水素は60℃で測定されたmmHg単位の蒸気圧を有し,60℃で測定されたmmHg単位である前記C10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質の蒸気圧は,前記C10,C11及びC12炭化水素のうち少なくとも一つの蒸気圧の60%〜140%であり,
    前記対立臭気ベクトルを有する前記流体物質は,テルペン類,イオノン類,ペンテノン類,シクロペンタデカノン類,ケトン類,シクロへキサンカルボキシレート類,ベンゾイルベンゾエート類,アルカノイルベンゾエート類,α−ケトエステル類,2−インダンメタノール及びその誘導体,置換されたシクロヘキサノール類,テトラヒドロカルビル置換されたフェニル基を有するアルカン類,ジヒドロベンゾフラノン類,アルキル置換されたピリジン類,カンホリンアルデヒド誘導体,およびマクロサイクリックラクトン類からなる群から少なくとも一つ選択されることを特徴とする,電子写真用湿式インク。
  2. 前記対立臭気ベクトルを有する流体物質が前記液体キャリアに溶解性であることを特徴とする,請求項1に記載の電子写真用湿式インク。
  3. 前記対立臭気ベクトルを有する流体物質が脂溶性であることを特徴とする,請求項1または2に記載の電子写真用湿式インク。
  4. 前記対立臭気ベクトルを有する流体物質は,前記電子写真用湿式インクに含まれる他の全成分の総量に対して10ppm〜20000ppmの割合で存在することを特徴とする,請求項1,2,または3項のうちいずれか1項に記載の電子写真用湿式インク。
  5. 前記対立臭気ベクトルを有する流体物質は,前記電子写真用湿式インクに含まれる他の全成分の総量に対して10ppm〜200ppmの割合で存在することを特徴とする,請求項1,2,または3項のうちいずれか1項に記載の電子写真用湿式インク。
  6. 前記流体物質は,25℃での蒸気圧が前記液体キャリア蒸気圧の25%以内の液体であることを特徴とする,請求項1,2,3,4,または5項のうちいずれか一項に記載の電子写真用湿式インク。
  7. 電子写真用インクから放出される臭気を除去する方法において:
    30よりも少ないカウリ−ブタノール数を有し,C10,C11及びC12炭化水素からなる群から選択された少なくとも一つの炭化水素を含む液体キャリアと,
    高分子バインダーと,
    着色剤と,
    前記炭化水素によって生成された嗅覚を減少または相殺させうる蒸気状の化学物質であるC10,C11,およびC12炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質を混合する段階とを含み,
    前記炭化水素は60℃で測定されたmmHg単位の蒸気圧を有し,60℃で測定されたmmHg単位である前記C10,C11及びC12炭化水素用対立臭気ベクトルを有する流体物質の蒸気圧は,前記C10,C11及びC12炭化水素のうち少なくとも一つの蒸気圧の60%〜140%であり,
    前記対立臭気ベクトルを有する前記流体物質は,テルペン類,イオノン類,ペンテノン類,シクロペンタデカノン類,ケトン類,シクロへキサンカルボキシレート類,ベンゾイルベンゾエート類,アルカノイルベンゾエート類,α−ケトエステル類,2−インダンメタノール及びその誘導体,置換されたシクロヘキサノール類,テトラヒドロカルビル置換されたフェニル基を有するアルカン類,ジヒドロベンゾフラノン類,アルキル置換されたピリジン類,カンホリンアルデヒド誘導体,およびマクロサイクリックラクトン類からなる群から少なくとも一つ選択されることを特徴とする,電子写真用インクの臭気除去方法。
  8. 前記流体物質は,25℃での蒸気圧が前記液体キャリア蒸気圧の25%以内の液体であることを特徴とする,請求項7に記載の電子写真用インクの臭気除去方法。
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