JP3885138B2 - 草削り鍬及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリート等の構造物の角部や構造物と地面との角部の除草作業に最適な草削り鍬に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の草削り鍬は刃の全体が水平で両端が尖っている。この為、コンクリート等の構造物の角部や構造物と地面との角部での除草作業には適していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コンクリート等の構造物の角部や構造物と地面との角部で除草作業をする時に、刃先が構造物に引っ掛かかることなく、軽快でしかも正確な作業が出来る草削り鍬の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は除草を目的とした草削り鍬にコーナーガイド1を付設することにより、コンクリート等の構造物の角部や構造物と地面との角部で除草作業する時に、刃先がコンクリート等の構造物に引っ掛かかることなく、軽快でしかも正確な作業が出来るようにした。
【0005】
コーナーガイド1は鍬の左右両端のいずれか一方、又は両方を直角に曲げることにより付設した。これらコーナーガイド1の付設により、コンクリート等の構造物の角部や構造物と地面との角部で除草作業をする際、各種の角部で刃先がコンクリート等の構造物に引っ掛かるという欠点を解消した。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の草削り鍬は、打ち抜き加工やレーザー切断による鍬の原形板金の製造工程で、鍬の左右のいずれか片方端、又は両端に、コーナーガイド1になる部分のふくらみ部2を設けておき、これを手打ちと呼ばれる鍛造法やプレス加工法により直角に折り曲げる。そして熱処理を施した後、刃4Aと4Bを形成し製造する。
【0007】
上記を図8の左コーナーガイド付き草削り鍬の原形板金の展開図例で説明する。B点はA点とC点の中間点である。B点を垂直に通る一点鎖線の位置で直角に曲げる。D点はA点とE点の中間点である。本体外周の曲率半径が100mmのときA点からD点までの曲率半径は25mmである。また、D点からE点までの曲率半径は45mmである。E点からF点までは直線であり、その長さは刃の幅によって決まる。鍬の大きさは用途により変化させるが、ほぼ上記に比例した寸法でよい。
【0008】
上方へ直角に折り曲げたコーナーガイド1にも刃4Bを付けることが必要である。そうしないと切れ味が悪くなり、草削りや応用作業が楽に出来ない。
【0009】
また、コーナーガイド1の付設は右利き用、左利き用及び用途に応じて鍬の左側、右側、両方と使い分けるとよい。
【0010】
従来の鍬の形状のままで単に折り曲げただけでは、バランスが悪く切れ味も落ちる。また、コーナーガイド1の曲げる量と長さによっても、バランスと切れ味が変わる。ふくらみ部2の形状は、折り曲げる部分の鋼板の厚さを均等にし、折り曲げる部分の長さも確保し、さらに焼き入れの際のヒビ割れを防ぐことにも効果がある。
【0011】
鍬の端を直角に曲げ、コーナーガイド1を設けることにより、鍬の端に何も付いてないフラットな従来の鍬と比較し、土や草等の小運搬も可能になる。また、鍬のコーナー部分を利用して、草の根の掘り取り作業や種播き用等の穴掘り作業が楽に行えるようになる。
【0012】
従来の草削り鍬には鍬本体部5に窓7を設けたものがあるが、これらにコーナーガイドを付設することも有効である。軽量化やバランス調整また土の抵抗を小さくし除草作業を楽にする効果がある。窓を設ける場合は一つ窓でも、左右対称形の二つ窓でもよい。
【0013】
鍬の材料は研究の結果、炭素鋼、鉄と鋼を2枚重ねた複合材、鉄と鋼と鉄を3枚サンドイッチ状に重ねた複合材、鉄と刃となる部分の鋼とを鍛接したもの、ステンレスと刃となる部分の鋼とを鍛接したもの及びステンレスが材料として使用することが出来る。
【0014】
鍬の大きさは大小を問わない。また、片手鍬、両手鍬のいずれにも適用させる事が出来る。鍬の柄の長さも、片手鍬は400mm程度、両手鍬は1050mm〜1500mmの市販品と同じ柄の長さを適用させることが出来る。
【0015】
鍬のシャンク8と柄9の連結はピン又はネジボルト式のいずれでもよいが、ネジボルト式の方が、締め直しと交換が可能であり、修理にも対応し易く、長年月の使用に耐えられる。
【0016】
【実施例】
本発明の詳細を実施例で説明する。本発明はこれら実施例によって何ら限定されるものではない。
【0017】
実施例1
図8に示す寸法の左コーナーガイド付き草削り鍬を熱処理を施した炭素鋼で製作し、コンクリート壁面、道路側溝の除草作業を行った。刃先がコンクリート等の構造物に引っ掛かることなく、軽快な除草が出来た。また、角部の除草も完全に行うことが出来た。
【0018】
実施例2
実施例1の草削り鍬を使用し草の根の掘り取り作業、種播き用の穴堀作業を行ったところ、効率よく作業が行えた。従来このような作業を行う専用の鍬はないが、本発明品がこれらの作業にも適応可能であり、有効な鍬であることが実証された。
【0019】
実施例3
実施例1と同寸法の左右コーナーガイド付き草削り鍬を熱処理を施した炭素鋼で製作し深さ約500mmのコンクリート製溝の除草作業を行った。溝の両コーナー共に抵抗感がなく、軽快でしかも確実な除草が可能であった。また、除草後の草と土をコーナーガイド1の滑り止め作用により、草削り鍬で地上まで運搬することも可能であった。鋤簾鍬や掃除用鍬の機能を有した運搬鍬としても使用できることが実証された。
【0020】
【発明の効果】
コンクリート等の構造物の角部や構造物と地面との角部の除草作業が軽快にしかも正確に行うことができる。
【0021】
また、コーナーガイド1の付設により、土や草等を乗せての小運搬、草の根の掘り取り作業、種播き用穴堀作業等の鍬としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明草削り鍬の概観図
【図2】従来の草削り鍬の平面図
【図3】本発明草削り鍬(コーナーガイド左付設の例)の平面図
【図4】図3におけるA−A線断面図
【図5】本発明草削り鍬(コーナーガイド左付設の例)の底面図
【図6】本発明草削り鍬(コーナーガイド左付設の例)の右側面図
【図7】本発明草削り鍬(コーナーガイド左付設の例)の左側面図
【図8】本発明草削り鍬(コーナーガイド左付設の例)の展開図例
【図9】窓を有する本発明草削り鍬(コーナーガイド左付設の例)の展開図例
【符号の説明】
1 コーナーガイド
2 ふくらみ部
3 変曲点
4A 本体部刃
4B コーナーガイド部刃
5 本体部
6 本体外周
7 窓
8 シャンク
9 柄

Claims (2)

  1. 水平に形成された刃部を有する概半月形状の草削り鍬において、前記刃部の両端部の少なくとも一方に、該刃部に対して直角にかつ連続して形成され、該刃部と同方向に刃が設けられたコーナーガイドを有することを特徴とする草削り鍬。
  2. 概半月形状の草削り鍬外周の曲率半径より小さい曲率半径のふくらみ部を、該鍬の左右の少なくとも一方に形成する工程と、該ふくらみ部を変曲点の外側で鍬本体に対して直角に折り曲げ、コーナーガイド部を形成する工程と、該鍬本体と該コーナーガイド部に刃を形成する工程とを有することを特徴とする草削り鍬の製造方法。
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