JP3884705B2 - ブラインド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はブラインドに関する。このブラインドはビル等の建造物の外側に設けて好適である。
【0002】
【従来の技術】
ビル等の建造物の外側に設けられるブラインドは、上下方向に延在する連結部材を備えた保持手段と、その保持手段により各々が整列して水平方向に保持される長手方向に延在する複数個のセラミックス製ルーバとを備えている。
【0003】
このブラインドは、屋外の光が窓から入射したり、室内の光が窓から射出したりすることを各ルーバが遮るため、日除けや屋外からの目隠しとして有益である。
【0004】
例えば、特許文献1には、各ルーバを連結部材等の保持手段で保持するブラインドが開示されている。保持手段は、各ルーバの長手方向の両端側に位置し、各ルーバの上下で棒状の剛性を有する連結部材としての短ロッドと、各ルーバを固定可能なフレームと、各フレームを各短ロッドに固定可能な固定部材とを有している。短ロッドの両端には雄ねじが形成されている。フレームの端部には貫通孔が貫設されている。隣り合うフレーム同士は、上下に重ね合わされるようになっており、これにより各貫通孔は整合するようになっている。固定部材は、雄ねじが形成された軸部を上方に有し、内部に雌ねじが形成された膨出部を有するジョイント部材と、雌ねじが形成されたカプラーとからなる。ジョイント部材の軸部はフレームの貫通孔を挿入可能に形成されている。ジョイントの雌ねじ及びカプラーの雌ねじは短ロッドの雄ねじと螺合可能である。
【0005】
この特許文献1のブラインドでは、ルーバを固定した隣り合うフレーム同士を上下で重ね合わせ、各フレームの重なった位置をジョイント部材及びカプラーで挟持する。そして、ジョイント部材及びカプラーの上下に短ロッドを順次螺合し、施工が完了する。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−180624号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のブラインドは、連結部材が各ルーバの上下で分割された短ロッドであるため、施工に際し、複数の短ロッドを上下に順次螺合していかなければならない。このため、ブラインドの施工性が十分でない。
【0008】
また、このブラインドでは、傾斜等を矯正するためにルーバの高さを調節しようとすると、短ロッドとジョイント部材及びカプラーとの螺合を緩めたり、締めたりすることとなる。短ロッドの長さが短いことから、その調整には限界があるとともに、螺合を緩めることによる強度の不安も表出してしまう。
【0009】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、優れた施工性を発揮することができるとともに、ルーバの高さ調整を行っても強度に不安を生じないブラインドを提供することを解決すべき課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のブラインドは、上下方向に延在する連結部材を備えた保持手段と、該保持手段により各々が整列して水平方向に保持される長手方向に延在する複数個のセラミックス製ルーバとを備えたブラインドにおいて、
【0011】
前記保持手段は、前記各ルーバの長手方向の両端側に位置し、該各ルーバの上下で連続した棒状の剛性を有する前記連結部材としてのロッドと、該各ルーバを固定可能なフレームと、該各フレームを該各ロッドに固定可能な固定部材とを有し、該各ロッドは、円柱状の軸部と、該軸部に一定ピッチで形成され、ねじ溝が該軸部より大径の雄ねじとからなり、該固定部材には該雄ねじと螺合可能な雌ねじが形成されていることを特徴とする。
【0012】
本発明のブラインドでは、連結部材が各ルーバの上下で連続した棒状の剛性を有するロッドであるため、各ルーバの長手方向の両端側で上下に単一の部材として延在することとなる。また、ロッドの軸部には雄ねじが一定ピッチで形成され、各雄ねじはねじ溝が軸部より大径であるため、各雄ねじにそれぞれ固定部材が一定ピッチで螺合可能である。また、固定部材はロッドが上下で連続して延在するため、ロッドから外れてしまうことがない。傾斜等を矯正する場合、ロッドの各雄ねじはねじ溝が軸部より大径であるため、固定部材はロッドのその雄ねじの範囲内ばかりでなく、その雄ねじの範囲を超えた他の雄ねじの範囲内でも高さが調節される。
【0013】
したがって、本発明のブラインドによれば、優れた施工性を発揮することができるとともに、ルーバの高さ調整を行っても強度に不安を生じない。
【0014】
本発明のブラインドにおいて、固定部材は、雄ねじより大径の貫通孔が形成され、フレームの一端を載置可能な受けプレートと、雌ねじを有し、上面で受けプレートを押圧可能な下ナットと、雄ねじより大径の貫通孔が形成され、フレームの一端を受けプレートとともに挟持可能な押えプレートと、雌ねじを有し、下面で押えプレートを押圧可能な上ナットとからなることができる。こうであれば、まず、ロッドの雄ねじに下ナットを固定し、下ナットの上面で受けプレートを受けることにより、受けプレートをロッド上の一定の高さに位置決めすることができる。そして、ルーバ及びフレームの自重によりその受けプレート上にフレームの一端を載置した状態とすることができる。その状態で上から押えプレートを被せて、その上から上ナットの下面で押えプレートを押圧することにより、フレームの一端を挟持することができる。このため、施工性がより向上する。特に、受けプレートと押えプレートとは、フレームの一端を挟持しながら、ロッドの雄ねじに螺合する下ナット及び上ナットの間で押圧されるため、強固に固定されることとなる。
【0015】
また、上ナットには上方からの係合を可能とする第1被係合部が形成され、上ナットを回転可能なスパナには第1被係合部と係合可能な第1係合部が形成されていることが好ましい。上ナットの第1被係合部にスパナの第1係合部を係合させて回転させることにより、上方から上ナットの螺合作業を行うことができる。こうして、その螺合作業をフレームから離れた上方で行うことができるため、ルーバにスパナを接触させ難くすることができる。このため、スパナの接触によるルーバの破損を防止することができる。
【0016】
さらに、下ナットには下方からの係合を可能とする第2被係合部が形成され、下ナットを回転可能なスパナには第2被係合部と係合可能な第2係合部が形成されていることが好ましい。下ナットの第2被係合部にスパナの第2係合部を係合させて回転させることにより、下方から下ナットの螺合作業を行うことができる。こうして、その螺合作業をフレームから離れた下方で行うことができるため、ルーバにスパナを接触させ難くすることができる。このため、スパナの接触によるルーバの破損を防止することができる。
【0017】
上ナットと下ナットとは同一のものであることが好ましい。上ナットと下ナットとを共通化させることができるため、部品点数を削減し、製造コストを低減することができるからである。
【0018】
フレームの一端と受けプレート及び押えプレートの少なくとも一方とは、ルーバ又はフレームの長手方向及び幅方向への移動を許容しつつ、受けプレートからフレームの一端が脱落することを防止可能に構成されていることが好ましい。ルーバ又はフレームはルーバの長手方向及び幅方向へ寸法誤差又は施工誤差を有し得ることから、それらの誤差を吸収する必要があるからである。一方、ルーバ及びフレームの自重によりその受けプレート上にフレームの一端を載置しただけの施工作業の途中においても、受けプレートからフレームの一端が脱落しないようにし、その施工作業を安全かつ確実に行うことが好ましいからである。
【0019】
フレームの一端が下方に屈曲された係止部とされ、受けプレートには、幅方向両端で上方に屈曲し、係止部と係合する第1被係止部が形成されていることが好ましい。ルーバ又はフレームの長手方向への誤差の吸収時において、受けプレートの第1被係止部にフレームの係止部が係止し、ルーバ又はフレームの長手方向への移動が許容され、かつ受けプレートからフレームの一端が脱落することが防止される。
【0020】
受けプレート及び押えプレートの少なくとも一方には、長さ方向両端で屈曲し、係止部と係合する第2被係止部が形成されていることが好ましい。ルーバ又はフレームの幅方向への誤差の吸収時において、受けプレート及び押えプレートの少なくとも一方の第2被係止部にフレームの係止部が係止し、ルーバ又はフレームの幅方向への移動が許容され、かつ受けプレートからフレームの一端が脱落することが防止される。
【0021】
押えプレートは、長手方向両端で下方に屈曲して係止部を外方から隠蔽する隠蔽部を有することが好ましい。受けプレートの第1被係止部や第2被係止部と係止するフレームの係止部が押えプレートの隠蔽部に隠蔽され、優れた美観を奏する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態1〜3を図面1〜9を参照しつつ説明する。
【0023】
(実施形態1)
実施形態1のブラインドは、図1に示すように、上下方向に連続して延在する複数本のロッド1と、長手方向に延在する複数個のルーバ3と、ルーバ3の長さよりやや長く長手方向に延在する複数個のフレーム5と、複数個の下ナット7と、ルーバ3の幅方向を長さ方向とし、ルーバ3の幅よりやや短い複数個の受けプレート9と、ルーバ3の幅方向を長さ方向とし、ルーバ3の幅よりやや短い複数個の押えプレート11と、複数個の上ナット13とを備えている。
【0024】
各ロッド1はステンレス製又は溶融亜鉛めっきされた鋼製のものである。各ロッド1は、図4に示すように、円柱状の軸部1cと、ねじ溝が形成された雄ねじ1aとが交互に一定ピッチで形成されている。雄ねじ1aのねじ溝の径Dは軸部1cの径dより大きく形成されている。各ロッド1は上下方向に連続した棒状の連結部材である。
【0025】
各ルーバ3はセラミックス製であり、図1、図2、図4及び図5に示すように、内部には長手方向で貫通する1本の中空部3aが形成されている。
【0026】
各フレーム5はステンレス製又は溶融亜鉛めっきされた鋼製の板状のものであり、各フレーム5の両端は下方に屈曲された係止部5aとされている。図2に示すように、1本のフレーム5には1本のルーバ3が挿通されており、フレーム5の上面に接着材を塗布することによりルーバ3が固定されている。そして、ルーバ3の両端からフレームの係止部5aが突出している。
【0027】
各下ナット7及び各上ナット13もステンレス製又は溶融亜鉛めっきされた鋼製のものである。図3(A)に示すように、下ナット7及び上ナット13は、内側にロッド1の雄ねじ1aと螺合可能な雌ねじ7a、13aが形成されており、下ナット7及び上ナット13の下端には、座7b、13bが形成されている。そして、下ナット7及び上ナット13の上端にはボスが形成され、ボスの上面には雌ねじ13aの径を横断する第1及び第2被係合部としてのスリット7c、13cが形成されている。こうして、各下ナット7及び各上ナット13として、スリット7c、13cを有する同形状の座付きナットを用いている。図3(B)に示すように、下ナット7及び上ナット13を回転させるスパナ8としては、スリット7c、13cに係合する第1及び2係合部としての突出部8aが下側に向かって設けられているものを用いる。
【0028】
各受けプレート9もステンレス製又は溶融亜鉛めっきされた鋼製の板状のものであり、図1及び図4に示すように、各受けプレート9の幅方向両端には上方に屈曲された第1被係止部9aが形成されている。そして、両第1被係合部9aの内側にはロッド1を挿通可能な穴9cが形成されている。
【0029】
各押えプレート11もステンレス製又は溶融亜鉛めっきされた鋼製の板状のものであり、図1及び図4に示すように、各押えプレート11の長手方向両端には下方に屈曲された隠蔽部11aが形成されている。そして、両隠蔽部11aの内側にはロッド1を挿通可能な穴11bが形成されている。
【0030】
ここで、ロッド1、フレーム5、下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13が保持手段である。また、下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13が固定部材である。
【0031】
以上の構成部品により構成される実施形態1のブラインドは、例えばビルの窓の外側に施工される場合、先ず、図1及び図4に示すように、予め、下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13を1セットとした複数の固定部材をロッド1に挿通させたものを用意する。この際、ロッド1の各雄ねじ1aはねじ溝が軸部1cより大径であるため、各雄ねじ1aにそれぞれ下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13を一定ピッチで螺合可能である。これらは工場内で組み付けられる。
【0032】
また、図4に示すように、ビルの窓の下方に位置する躯体15にはアンカーボルト18がコンクリートで埋設されており、アンカーボルト18の上端には締結ナット19が螺合されている。締結ナット19の上端にはロッド1の下端が螺合されている。こうして、ロッド1の下端を固定することができる。ビルの窓の上方も同様である。
【0033】
こうして、複数のロッド1がビルに固定された後、ロッド1において、下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13の位置を調節する。先ず、図1及び図4に示すように、ロッド1の雄ねじ1aに沿って下ナット7の位置を決定する。そして、下ナット7の座7bで受けプレート9を受け止める。次に、フレーム5の両係止部5aを各受けプレート9の第1被係止部9aに係止させる。こうして、ルーバ3及びフレーム5の自重によりその受けプレート9上にフレーム5の係止部5aを載置した状態とすることができる。下ナット7及び受けプレート9の位置を調節することにより、ルーバ3及びフレーム5の高さや傾斜を調整することもできる。この後、受けプレート9及び係止部5bの上から押えプレート11を被せ、押えプレート11の上からロッド1の雄ねじ1aに沿って上ナット13を螺合する。これにより、受けプレート9と押えプレート11との間でフレーム5の係止部5aが挟持される。このため、優れた施工性を発揮する。特に、受けプレート9と押えプレート11とは、フレーム5の係止部5aを挟持しながら、ロッド1の雄ねじ1aに螺合する下ナット7及び上ナット13の間で押圧されるため、強固に固定されることとなる。この作業を各雄ねじ1a毎に行う。こうして、図6に示すブラインドを施工することができる。
【0034】
このため、実施形態1のブラインドでは、ロッド1が各ルーバ3の上下で連続した棒状の剛性を有しており、各ルーバ3の長手方向の両端側で上下に単一の部材として延在することとなる。また、ロッド1の軸部1cには雄ねじ1aが一定ピッチで形成され、各雄ねじ1aはねじ溝が軸部1cより大径であるため、各雄ねじ1aにそれぞれ下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13が一定ピッチで螺合可能である。また、それら下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13はロッド1が上下で連続して延在するため、ロッド1から外れてしまうことがない。そして、フレーム5やルーバ3の傾斜等を矯正する場合、ロッド1の各雄ねじ1aはねじ溝が軸部1cより大径であるため、下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13はロッド1のその雄ねじ1aの範囲内ばかりでなく、その雄ねじ1aの範囲を超え、軸部1cを隔てた他の雄ねじ1aの範囲内でも高さが調節される。
【0035】
したがって、実施形態1のブラインドでは、優れた施工性を発揮することができるとともに、ルーバ3の高さ調整を行っても強度に不安を生じない。
【0036】
また、このブラインドでは、下ナット7及び上ナット13をロッド1の各雄ねじ1aに螺合させる際、図3(B)に示すように、下ナット7及び上ナット13のスリット7c、13cにスパナ8の突出部8aを係合させてスパナ8を回転さることにより行うことができる。このため、下方から下ナット7の固定作業を行うことができるとともに、上方から上ナット13の固定作業を行うことができる。こうして、その固定作業をフレーム5から離れた下方又は上方で行うことができるため、フレーム5に固定されたルーバ3にスパナ8を接触させ難くすることができるため、スパナ8の接触によるルーバ3の破損を防止することができる。
【0037】
さらに、このブラインドでは、ロッド1に固定された下ナット7、受けプレート9、押えプレート11及び上ナット13において、図5に示す受けプレート9の第1被係止部9aでは、フレーム5の係止部5aが係止されている。このため、ルーバ3又はフレーム5の長手方向への誤差の吸収時において、ルーバ3又はフレーム5の長手方向への移動が許容され、かつ受けプレート9からフレーム5の係止部5bの脱落が防止される。このため、その施工作業を安全かつ確実に行うことができる。また、押えプレート11の隠蔽部11aによってフレーム5の係止部5bが隠蔽されているため、優れた美観を奏する。
【0038】
なお、このブラインドでは、各ルーバ3の長手方向の両端に位置するロッド1が各1本ずつであるが、これに限られず、各2本ずつであってもよい。こうであれば、ブラインドの強度を高めることができる。
【0039】
また、ロッド1の上端は、以下に示す構造を備えていてもよい。すなわち、ロッド1の上端は、図7(a)に示すように、板状の固定部1dとされており、固定部1dには貫通孔1eが形成されている。ロッド1の上端は、固定部1dが図7(b)に示すアンカー部材16に固定される。アンカー部材16はビルの窓の上方に位置する躯体15に固定されている。アンカー部材16の下端には2つのブラケット16aが突出して形成されている。2つのブラケット16aには貫通孔16bが形成されており、ブラケット16aの間に固定部1dが配置されている。こうして、ブラケット16aの貫通孔16bと固定部1dの貫通孔1eとを重ね合わせてピン17を通すことにより、ロッド1の上端を固定することができる。なお、そのような構造はロッド1の下端に用いることも可能である。
【0040】
(実施形態2)
実施形態2のブラインドにおいて、図8に示すように、各受けプレート9の長さ方向両端には上方に屈曲された第2被係合部9bが形成されている。第2被係合部9bは両第1被係止部9aと同じ高さで連結されている。このため、フレーム5の係合部5bは、第1、2被係合部9a、9bに係合している。他の構成は実施形態1と同様である。
【0041】
このようなブラインドでは、ルーバ3又はフレーム5の幅方向への誤差の吸収時において、受けプレート9の第2被係止部9bにフレーム5の係止部5aが係止しているため、ルーバ3又はフレーム5の幅方向への移動が許容され、かつ受けプレート9からフレーム5の係止部5aが脱落することを防止している。他の作用効果は実施形態1と同様である。
【0042】
(実施形態3)
実施形態3のブラインドは、図9に示すように、各ルーバ3の内部には長手方向で貫通する2本の中空部3b、3cが幅方向に整列して形成されている。そして、各中空部3b、3cに幅の狭いフレーム50が挿通している。他の構成は実施形態2と同様である。
【0043】
このようなブラインドでは、幅の狭いフレーム50がルーバ3を挿通することにより、ルーバ3及びフレーム50の全体の質量を小さくすることができる。このため、ブラインドの軽量化を図ることができる。他の作用効果は実施形態2と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係り、保持手段の拡大斜視図である。
【図2】実施形態1に係り、ルーバの全体斜視図である。
【図3】実施形態1に係り、図(A)は下ナット及び上ナットの拡大斜視図であり、図(B)はスパナの拡大斜視図である。
【図4】実施形態1に係り、保持手段の一部断面図である。
【図5】実施形態1に係り、保持手段の上面図である。
【図6】実施形態1に係り、ブラインドの全体斜視図である。
【図7】実施形態1に係り、図(A)はロッドの上端拡大図であり、図(B)はロッドの上端の一部断面図である。
【図8】実施形態2に係り、他の保持手段の拡大斜視図である。
【図9】実施形態3に係り、他の保持手段の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1、5…保持手段(1…ロッド(連結部材)、5…フレーム、固定部材(9…受けプレート、7…下ナット、11…押えプレート、13…上ナット))
3…ルーバ
1c…軸部
1a…雄ねじ
7a、13a…雌ねじ
9c、11b…貫通孔
13c…スリット(第1被係合部)
8…スパナ
8a…突出部(第1係合部、第2係合部)
7c…スリット(第2被係合部)
5a…係止部
9a…第1被係止部
9b…第2被係止部
11a…隠蔽部

Claims (8)

  1. 上下方向に延在する連結部材を備えた保持手段と、該保持手段により各々が整列して水平方向に保持される長手方向に延在する複数個のセラミックス製ルーバとを備えたブラインドにおいて、
    前記保持手段は、前記各ルーバの長手方向の両端側に位置し、該各ルーバの上下で連続した棒状の剛性を有する前記連結部材としてのロッドと、該各ルーバを固定可能なフレームと、該各フレームを該各ロッドに固定可能な固定部材とを有し、該各ロッドは、円柱状の軸部と、該軸部に一定ピッチで形成され、ねじ溝が該軸部より大径の雄ねじとからなり、該固定部材には該雄ねじと螺合可能な雌ねじが形成されていることを特徴とするブラインド。
  2. 前記固定部材は、前記雄ねじより大径の貫通孔が形成され、前記フレームの一端を載置可能な受けプレートと、前記雌ねじを有し、上面で該受けプレートを押圧可能な下ナットと、該雄ねじより大径の貫通孔が形成され、該フレームの一端を該受けプレートとともに挟持可能な押えプレートと、前記雌ねじを有し、下面で該押えプレートを押圧可能な上ナットとからなることを特徴とする請求項1記載のブラインド。
  3. 前記上ナットには上方からの係合を可能とする第1被係合部が形成され、該上ナットを回転可能なスパナには該第1被係合部と係合可能な第1係合部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のブラインド。
  4. 前記下ナットには下方からの係合を可能とする第2被係合部が形成され、該下ナットを回転可能なスパナには該第2被係合部と係合可能な第2係合部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のブラインド。
  5. 前記フレームの一端と前記受けプレート及び前記押えプレートの少なくとも一方とは、前記ルーバ又は前記フレームの長手方向及び幅方向への移動を許容しつつ、該受けプレートから該フレームの一端が脱落することを防止可能に構成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載のブラインド。
  6. 前記フレームの一端が下方に屈曲された係止部とされ、前記受けプレートには、幅方向両端で上方に屈曲し、該係止部と係合する第1被係止部が形成されていることを特徴とする請求項5記載のブラインド。
  7. 前記受けプレート及び前記押えプレートの少なくとも一方には、長さ方向両端で屈曲し、前記係止部と係合する第2被係止部が形成されていることを特徴とする請求項6記載のブラインド。
  8. 前記押えプレートは、長手方向両端で下方に屈曲して前記係止部を外方から隠蔽する隠蔽部を有することを特徴とする請求項6又は7記載のブラインド。
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