JP3884142B2

JP3884142B2 - Concrete formwork plate

Info

Publication number: JP3884142B2
Application number: JP27966697A
Authority: JP
Inventors: 康子熊野
Original assignee: Mitsui Chemicals Inc; Fujita Corp
Current assignee: Mitsui Chemicals Inc; Fujita Corp
Priority date: 1997-09-25
Filing date: 1997-09-25
Publication date: 2007-02-21
Anticipated expiration: 2017-09-25
Also published as: KR20000069026A; EP0940525A4; CN1241236A; JPH11100993A; EP0940525A1; WO1999015743A1

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築施工および土木施工に用いられるコンクリート型枠用板材に関するものであり、さらに詳しくはリサイクル性に優れ、コンクリート型枠用板材としての十分な強度を有し、しかも釘安定性、釘抜き性、加工性、作業安全性等に優れるコンクリート型枠用板材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のコンクリート型枠用板材としては、木製合板や金属製のものが知られている。このようなコンクリート型枠用板材は、建築物が大型化するに従いその重量も増大し、作業性が悪化するものであった。
そこで、コンクリート型枠の軽量化を目的とし、軽い高発泡樹脂を芯材とし、その両面に樹脂シート層を一体に設けてなるコンクリート型枠用板材が幾つか提案されている。
例えば実開平７−２５１１４号公報には、熱可塑性樹脂発泡体を芯材とし、その両面にグラスファイバーを特定方向に配列した樹脂シート層を設けた積層板材が開示されている。また特開平８−９３２１７号公報には、発泡ウレタン樹脂を芯材とし、その両面にグラスファイバーを配合したポリプロピレンからなる樹脂シート層を設けたコンクリート型枠用板体が開示されている。さらに特開平８−１００５２３号公報には、発泡スチロール樹脂等の発泡樹脂製ブロックを芯材とし、この芯材の内層部を高発泡にし、かつ表面層部を低発泡にし、この表面層部にグラスファイバーを配合したコンクリート型枠用板材が開示されている。
【０００３】
しかしながら、上記の従来のコンクリート型枠用板材は、グラスファイバーを利用しているため、次のような問題点がある。
（i ）グラスファイバーを配合したコンクリート型枠用板材は、材質が堅くなり、釘打ちしにくくなる。
（ii）型枠用板材を所望の形状にするために例えば丸鋸で切断するとグラスファイバーの粉塵が飛散し、人体に悪影響を及ぼす。またグラスファイバーは鋸の歯を損傷することが多い。
（iii ）型枠に生コンクリートを打設したときにコンクリートに含まれる骨材が型枠用板材表面を摩耗することがあるが、この場合摩耗面に露出したグラスファイバーはコンクリートと親和性を有するために、型枠用板材とコンクリートとが接着し、離型作業が困難となる。
（iv）近年の地球環境保護意識の高まりから、使用後の樹脂をリサイクルすることが求められているが、グラスファイバーを含む樹脂は実質上リサイクルが困難である。
（ｖ）グラスファイバーを使用していない型枠、例えば、ポリプロピレン製やホリスチレン製のものについては、釘打ちをした場合、釘が抜け易いという欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、上記のような従来の課題を解決し、リサイクル性に優れ、コンクリート型枠用板材としての十分な強度を有し、しかも釘安定性、釘抜き性、加工性、作業安全性等に優れるコンクリート型枠用板材を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、上述の従来の課題を解決することができた。
請求項１に記載の発明は、所定の厚さを有し、かつ樹脂から構成される板状材料を芯材とし、前記芯材の両面に、前記芯材よりも薄い樹脂シート層を一体に設けてなるコンクリート型枠用板材において、前記樹脂シート層を構成する材料が、前記芯材に使用される樹脂と同一であり、前記芯材および樹脂シート層が、ゴム成分を配合した樹脂材料のみからなり、前記芯材が、発泡倍率３００％以下の低発泡樹脂からなり、かつ、前記樹脂シート層が非発泡であることを特徴とする。
請求項２に記載の発明は、樹脂シート層のコンクリート打設面に、所望の形状の凹凸部を形成させたことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明に用いる芯材の材質としては、コンクリート型枠用板材として十分な強度、例えば５０００ｋｇｆ／ｃｍ² 以上の曲げ弾性率を有するものがよく、また柔軟性または空隙性を有するものが好ましい。リサイクル性を考慮すると熱可塑性樹脂を採用するのがよい。
【０００７】
上記の空隙性を有する芯材としては、例えば発泡樹脂を用いることができる。なお、コンクリート型枠用板材として剛性、耐衝撃性等の十分な強度および釘安定性を付与するためには、発泡倍率４００％以下、好ましくは３００％以下の低発泡樹脂を採用するのがよい。このような発泡樹脂は、さらに一層の強度を得るために独立気泡のタイプがよい。
【０００８】
また、柔軟性を付与するために、芯材および／または樹脂シート層にゴム成分を配合することができる。ゴム成分は、とくに制限されないが、芯材または樹脂シート層を構成する樹脂と共重合するもの、あるいはアロイ化可能なものであることができ、その例としてはブタジエンゴム、ブチレンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム等が挙げられる。このゴム成分の配合により、コンクリート型枠としての強度が一層高まり、しかも釘安定性および釘抜き性が改善され、本発明においてとくに好ましい態様である。
ゴム成分の配合割合は、例えば前記構成樹脂に対して５〜３０重量％程度である。
【０００９】
また、本発明のコンクリート型枠用板材において、芯材の両面に樹脂シート層を設けることにより、これを設けない型枠用板材よりも構造的に剛性が付与される。樹脂シート層は、発泡していてもしていなくてもよいが、一層の剛性を付与するためには、非発泡であることが望ましい。
なお、樹脂シート層のコンクリート打設面には、木目調、格子状等の意匠性を有する所望の形状の凹凸部を形成することができる。この凹凸部は、打設したコンクリートが硬化した後、その表面仕上げとしてモルタル施工、タイル張り施工、石張り施工等を行う場合、これらの重量のある表面仕上げ材と硬化コンクリートとの結合性を改善する機能を有する。凹凸部は、当業界でよく知られる手段、例えばエンボス加工等を採用して形成することができ、数mm以下程度の段差を有する。
また、樹脂シート層に耐摩耗性、耐紫外線等に優れた高架橋性材料を使用して、外的要因に対して耐久性を高めることも好ましい態様である。
【００１０】
本発明のコンクリート型枠用板材は、上記のように所定の厚さを有し、かつ樹脂製の板状材料を芯材とし、この芯材の両面に芯材と同一材質の樹脂シート層を一体に設けてなっている。
しかも、芯材および樹脂シート層には、グラスファイバーを配合する必要がない。
したがって、使用後のリサイクルの際、前処理や解体が不要である。リサイクル材は新しい材料として、例えば合成樹脂製コンクリート型枠用板材の芯材として利用可能である。芯材には、このようなリサイクル材を１〜８０重量％程度配合できる。このように本発明のコンクリート型枠用板材は、リサイクル性に優れている。
【００１１】
本発明のコンクリート型枠用板材において、樹脂シート層は芯材よりも薄いものであるが、芯材と樹脂シート層との厚さの比率は、１：２０〜１：４が好ましい。この厚みの関係を維持すれば、とくに芯材に５０００ｋｇｆ／ｃｍ² 以上の曲げ弾性率を有する材料を使用した場合、型枠自体の曲げ弾性率を１８０００ｋｇｆ／ｃｍ² 以上にすることができる。これほどの強度を有すれば、グラスファイバーを配合する必要がなくなる。
【００１２】
本発明のコンクリート型枠用板材の一実施態様を図１及び図２に示す。
本発明のコンクリート型枠用板材１は、所定の厚さを有する板状材料からなる芯材２の両面に樹脂シート層３が一体に設けられたもので、矩形板状を呈し、その片面の周囲と中央に複数の桟木５が釘６によって固定され、型枠パネル４として用いられる。
釘６としては、通常の型枠工事等で使用しているサイズのもの、例えば直径２mmないし５mmのものを使用することができる。
本発明のコンクリート型枠用板材１は、釘安定性に優れることから、例えば釘打ち後６カ月を経過しても、釘の浮きや抜けが見られない。
【００１３】
【実施例】
以下、本発明を実施例によりさらに説明する。
芯材および樹脂シート層の材料として、ブチレンゴムを１４重量％の割合で共重合させたスチレン系熱可塑性樹脂を使用した。
芯材のサイズは、厚み８mm、縦６００mm、横１８００mmに設定した。この芯材の両面に樹脂シート層を厚さ２mmとして一体に設けた。一体化の方法は、接着剤による貼付である。
芯材としては、上記のスチレン系熱可塑性樹脂を３００％の発泡倍率で発泡させたものを用いた。樹脂シート層には、非発泡のスチレン系熱可塑性樹脂を用いた。
このようにして得られた本発明のコンクリート型枠用板材の曲げ弾性率は、１８０００ｋｇｆ／ｃｍ² であることが認められた。この値は、コンクリート型枠用板材に要求される剛性を十分に満たすものである。この本発明のコンクリート型枠用板材を用いて、所望の形状になるようにコンクリートを打設し硬化させ、離型したところ、従来の合板を用いた型枠を用いたものと何ら変わらない外観および性能のコンクリート成形体が得られた。
【００１４】
また、得られた本発明のコンクリート型枠用板材を用い、図１および２に示したようなパネルを作製し、コンクリートを打設したが、打ち込まれた釘の安定性は良好であり、コンクリート施工期間の６カ月間一度もパネルの釘打ち直し等の作業は不要であった。またパネルを１２回転用したが、型枠表面にほとんどコンクリートの付着が見られなかった。施工後は、合板の場合と同じ手順で釘を取り除くことができた。
【００１５】
【発明の効果】
本発明のよれば、リサイクル性に優れ、コンクリート型枠としての十分な強度を有し、しかも釘安定性、釘抜き性、加工性、作業安全性等に優れるコンクリート型枠用板材が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のコンクリート型枠用板材の一実施態様の斜視図である。
【図２】本発明のコンクリート型枠用板材の断面図である。
【符号の説明】
１コンクリート型枠用板材
２芯材
３樹脂シート層
４パネル
５桟木
６釘[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a concrete formwork plate material used for construction work and civil engineering work. More specifically, it is excellent in recyclability, has sufficient strength as a concrete formwork plate material, and has nail stability and nail removal. In particular, the present invention relates to a plate material for concrete formwork that is excellent in properties, workability, work safety, and the like.
[0002]
[Prior art]
As a conventional concrete formwork plate material, a wooden plywood or a metal plate is known. Such a plate material for a concrete formwork was increased in weight as the building size increased, and the workability deteriorated.
Thus, for the purpose of reducing the weight of the concrete formwork, several concrete formwork plate materials have been proposed in which a light, highly foamed resin is used as a core material, and resin sheet layers are integrally provided on both surfaces thereof.
For example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-25114 discloses a laminated plate material in which a thermoplastic resin foam is used as a core material and resin sheet layers in which glass fibers are arranged in a specific direction are provided on both surfaces thereof. Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-93217 discloses a concrete form plate body provided with a resin sheet layer made of polypropylene in which a foamed urethane resin is used as a core material and glass fibers are blended on both surfaces thereof. Further, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-100653 discloses that a block made of foamed resin such as polystyrene foam resin is used as a core material, the inner layer portion of the core material is made highly foamed, and the surface layer portion is made low foamed. A plate material for concrete formwork containing a fiber is disclosed.
[0003]
However, since the above-described conventional concrete formwork plate material uses glass fiber, it has the following problems.
(I) A concrete form plate material containing glass fiber is harder and difficult to nail.
(Ii) If the plate for a formwork is cut with, for example, a circular saw in order to obtain a desired shape, glass fiber dust is scattered, which adversely affects the human body. Glass fiber often damages the teeth of the saw.
(Iii) When ready-mixed concrete is placed on the formwork, the aggregate contained in the concrete may wear the surface of the formwork plate. In this case, the glass fiber exposed on the wear surface has an affinity for the concrete. For this reason, the plate material for formwork and the concrete adhere to each other, and the mold release operation becomes difficult.
(Iv) Due to the recent increase in awareness of global environmental protection, it is required to recycle the resin after use, but the resin containing glass fiber is substantially difficult to recycle.
(V) Formwork that does not use glass fiber, for example, made of polypropylene or polystyrene, has a drawback that the nail is easily removed when nailing.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the object of the present invention is to solve the conventional problems as described above, has excellent recyclability, has sufficient strength as a plate material for concrete formwork, and also has nail stability, nail removal performance, workability, and work safety. It is providing the board | plate material for concrete formwork which is excellent in property etc.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies, the present inventors have been able to solve the conventional problems described above.
In the invention described in claim 1, a plate-like material having a predetermined thickness and made of resin is used as a core material, and a resin sheet layer thinner than the core material is integrally formed on both surfaces of the core material. in concrete form for plate material made provided, the material constituting the resin sheet layer, Ri same der the resin used in the core, the core and the resin sheet layer, a resin material blended with the rubber component The core material is made of a low foamed resin having a foaming ratio of 300% or less, and the resin sheet layer is non-foamed .
The invention described in claim 2 is characterized in that an uneven portion having a desired shape is formed on the concrete placing surface of the resin sheet layer.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As a material of the core material used in the present invention, a material having a sufficient strength as a concrete form plate material, for example, a flexural modulus of 5000 kgf / cm ² or more is preferable, and a material having flexibility or porosity is preferable. In consideration of recyclability, it is better to use a thermoplastic resin.
[0007]
For example, a foamed resin can be used as the core material having the above-described porosity. In order to impart sufficient strength such as rigidity and impact resistance and nail stability as the concrete formwork plate material, it is preferable to employ a low foaming resin having a foaming ratio of 400% or less, preferably 300% or less. . Such a foamed resin is preferably a closed-cell type in order to obtain further strength.
[0008]
Moreover, in order to provide a softness | flexibility, a rubber component can be mix | blended with a core material and / or a resin sheet layer. The rubber component is not particularly limited, but may be one that can be copolymerized with a resin constituting the core material or the resin sheet layer, or one that can be alloyed. Examples thereof include butadiene rubber, butylene rubber, isoprene rubber, chloroprene. Examples thereof include rubber. By blending this rubber component, the strength as a concrete formwork is further enhanced, and the nail stability and nail pullability are improved, which is a particularly preferable aspect in the present invention.
The compounding ratio of the rubber component is, for example, about 5 to 30% by weight with respect to the constituent resin.
[0009]
Moreover, in the concrete formwork board | plate material of this invention, by providing a resin sheet layer on both surfaces of a core material, structural rigidity is provided rather than the formwork board | plate material which does not provide this. The resin sheet layer may or may not be foamed, but is desirably non-foamed in order to give one layer of rigidity.
In addition, the uneven | corrugated | grooved part of the desired shape which has designability, such as a woodgrain and a grid | lattice form, can be formed in the concrete placement surface of a resin sheet layer. This uneven part improves the bondability between these heavy surface finishes and hardened concrete when mortar construction, tile construction, stone construction, etc. are performed as the surface finish after the cast concrete has hardened. Has the function of The concavo-convex portion can be formed by employing means well known in the art, such as embossing, and has a step of about several mm or less.
It is also a preferred embodiment to use a highly crosslinkable material excellent in wear resistance, ultraviolet resistance and the like for the resin sheet layer to enhance durability against external factors.
[0010]
The concrete formwork plate material of the present invention has a predetermined thickness as described above, and a resin plate-like material is used as a core material, and resin sheet layers made of the same material as the core material are formed on both surfaces of the core material. It is provided integrally.
And it is not necessary to mix | blend glass fiber with a core material and a resin sheet layer.
Therefore, no pretreatment or dismantling is required for recycling after use. The recycled material can be used as a new material, for example, a core material of a synthetic resin concrete formwork plate. About 1 to 80% by weight of such a recycled material can be blended in the core material. Thus, the concrete formwork plate material of the present invention is excellent in recyclability.
[0011]
In the concrete formwork plate material of the present invention, the resin sheet layer is thinner than the core material, but the ratio of the thickness of the core material to the resin sheet layer is preferably 1:20 to 1: 4. If maintain the relationship of the thickness, especially when using materials with a 5000 kgf / cm ² or more flexural modulus for the core material, it is possible to a flexural modulus of the mold itself 18000kgf / cm ² or more. If it has such strength, it is not necessary to mix glass fiber.
[0012]
One embodiment of the plate material for concrete form of the present invention is shown in FIGS.
The concrete formwork plate 1 according to the present invention has a resin sheet layer 3 integrally provided on both sides of a core 2 made of a plate material having a predetermined thickness, and has a rectangular plate shape. A plurality of crosspieces 5 are fixed to the periphery and the center by nails 6 and used as a formwork panel 4.
As the nail 6, a nail 6 having a size used in normal formwork work, for example, having a diameter of 2 mm to 5 mm can be used.
Since the concrete formwork plate material 1 of the present invention is excellent in nail stability, for example, even if six months have passed since nail driving, the nail does not float or come off.
[0013]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be further described by examples.
As a material for the core material and the resin sheet layer, a styrene thermoplastic resin obtained by copolymerizing butylene rubber at a ratio of 14% by weight was used.
The size of the core material was set to 8 mm thickness, 600 mm length, and 1800 mm width. A resin sheet layer having a thickness of 2 mm was integrally provided on both surfaces of the core material. The integration method is sticking with an adhesive.
As the core material, a material obtained by foaming the above-described styrene-based thermoplastic resin at a foaming ratio of 300% was used. A non-foamed styrene thermoplastic resin was used for the resin sheet layer.
It was confirmed that the flexural modulus of the concrete form plate of the present invention thus obtained was 18000 kgf / cm ² . This value sufficiently satisfies the rigidity required for the plate material for concrete formwork. Using the concrete formwork plate material of the present invention, the concrete is cast and cured to have a desired shape, and when released, the appearance is no different from that using a conventional formwork using plywood And a concrete compact with good performance was obtained.
[0014]
Moreover, using the obtained concrete formwork plate material of the present invention, a panel as shown in FIGS. 1 and 2 was produced and concrete was cast, but the stability of the driven nail was good, and the concrete There was no need to rework the panels once during the construction period of 6 months. Further, the panel was used for 12 revolutions, but almost no concrete was found on the surface of the mold. After construction, the nails could be removed by the same procedure as for plywood.
[0015]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the board | plate material for concrete formwork which is excellent in recyclability, has sufficient intensity | strength as a concrete formwork, and is excellent in nail stability, nail extraction property, workability, work safety, etc. is provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an embodiment of a concrete formwork plate of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a concrete formwork plate according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Concrete formwork board material 2 Core material 3 Resin sheet layer 4 Panel 5 Pier 6 Nail

Claims

In a concrete formwork plate material in which a plate-like material having a predetermined thickness and made of a resin is used as a core material, and a resin sheet layer thinner than the core material is integrally provided on both surfaces of the core material. , the material constituting the resin sheet layer, Ri same der the resin used for the core material, the core material and the resin sheet layer, only a resin material obtained by blending a rubber component, wherein the core material, A plate material for a concrete mold , comprising a low-foaming resin having an expansion ratio of 300% or less, and wherein the resin sheet layer is non-foamed .

The plate material for concrete formwork according to claim 1 , wherein uneven portions having a desired shape are formed on the concrete placing surface of the resin sheet layer.