JP3883133B2 - 通信システム及び通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム及び通信装置に係り、特に局側端末装置と複数の加入者側端末装置との間がカプラで結合された通信システムに関する。
局側端末装置と複数の加入者側端末装置との間がカプラで結合された通信システムとして、例えばマルチキャスト機能を有する光伝送路によるLANシステムがある。図1はこのようなLANシステムにおいて、局側光端末装置(例えばL2−SW)10とマルチキャストルータ50との間の配置関係を示す。上記L2−SWとは周知のレイヤー2LANスイッチを意味し、複数の加入者ポートport1,port2、…、portn−1、portnを備え、各加入者ポートportiは加入者光端末装置21,22,…、2n−1、2nの配下にホスト装置(PC等)を有する。
通常、マルチキャストルータ50は、マルチキャストパケットデータの配信に際し、局側端末装置の各ポートについて配信要求の有無を確認し、要求があるポートにのみデータ配信を実行する。ここで、配信要求を確認するパケットはホスト・メンバーシップ・クエリ(以下単にHMQと称する)、このHMQに対する応答パケットはホスト・メンバーシップ・レポート(以下単にHMRと称する)と呼ばれている。このHMQは配信の有無に関わらず定期的にマルチキャストルータから発信され、新規配信の際の手順の確立及び、配信中の配信データに関する配信継続の確認等の目的のために使用される。これらの手順はIGMP(インターネット・グループ・マネジメント・プロトコル)と呼ばれている。このIGMPを使用した通信システムとして、例えば特許文献1に開示された構成等が挙げられる
IGMPは上記L2−SW10の機能に対して上位プロトコルであるため、L2−SW10はIGMPパケットの分析は行なわない。そのためL2−SW10配下にマルチキャスト配信を実施しているホスト装置Hiが存在する場合、L2−SW10の通信処理全般に亘って当該配信による処理負荷が加わることになる。この問題を解決する手段として、所謂IGMPスヌーピング技術が適用可能である。このIGMPスヌーピングとは本来上位のレイヤであるIGMPパケットをL2−SW10が取り込み、即ちスヌーピングにて分析し、当該分析結果に基づいてL2−SWの特定ポートにデータを配信することを実現することを可能とする。このようなIGMPスヌーピング技術を適用した場合、L2−SW10はホストHiからの上記HMRパケットをスヌーピングして配信すべきポートを特定し、それ以降は当該ポートにのみマルチキャストパケットデータを選択的に転送する動作を行なう。
図2は、上述の如くのマルチキャスト機能を導入した光伝送路利用のLANシステムの一態様としての所謂イーサPONシステムの一例を示す。このイーサPONシステムとは、周知のイーサネット(登録商標)技術とPON(パッシブ・オプティカル・ネットワーク)技術とを融合した通信技術による通信システムである。この場合加入者側ポートport1,port2、…、portn−1、portnは夫々光カプラC1,C2,...,Cn−1,Cnを介して複数の加入者側端末装置(ブランチユニットと称され、これを略して以下BUとも称する)に接続されている。
特許文献1 特開2000−4251号公報
図1に示す如くの光カプラを適用しない従来のL2−SWの場合、ポート配下にはホスト装置が1台のみ存在するため、上記IGMPスヌーピングによるデータ配信は問題なく実施される。しかしながら図2に示す如くのPONシステムにおいてはポート配下に光カプラを介して複数のホスト装置が存在する。このため、HMRをスヌーピング分析してポートを特定しても、当該ポート配下のどのホスト装置がHMRを発信したかが判別できない。そのため当該ポート配下の全ホスト装置、即ち、図2のポートport1の場合、その配下の全ホスト装置H1、H2,...,Hk全てに対してマルチキャストパケットが配信されることになる。その結果このマルチキャストパケットは、全ホスト装置のレイヤ3終端機能部にまで到達し、その結果該当するHMRを送信したホスト装置、例えばホスト装置Hiのみが当該配信データをアプリケーションレベルで受信可能であるが、他のホスト装置、即ち該当するHMRを送信していないホスト装置、即ち、当該配信データを要求していないホスト装置H1乃至Hi−1、Hi+1乃至Hkは各々不要な処理負荷を負うこととなる。
図3は図2に示すシステムにおける上記HMRの流れを示す図である。IGMPでは同一ルータ50配下にデータ配信を要求するホスト装置Hi乃至Hjが複数存在しても、当該ルータ50から見た場合、それらのホスト装置から発信されるHMRの内の1つのHMRのみ確認すればよい。そのため、あるホスト装置が代表してHMRを送信した場合にその後他の送信要求のあるホスト装置はHMR送信を行わずとも済むようなシステムを構築する。即ち、IGMPによれば各ホスト装置はルータからのHMQ受信後、自己のランダムタイマによるランダムな時間経過後にHMRを送信する機能を有する旨、該当する勧告で規定されている。この規定により、ランダムタイマのタイムアウトが一番早いホスト装置が代表してHMRを全ポート及びルータに送信する。その結果、他のHMR送信準備中で自己のタイマがタイムアウトに満たないのホスト装置はこのHMRをL2−SW10のポートを通じて受信することで自らのHMRの送信準備を中止する。
このようにHMRは代表となるポートからの送信があるとそれに応じて他のポートからのHMRの送信は中止されるため、配信継続の要求のあるホスト装置からのHMRの送信も中止されてしまい、その結果当該配信継続要求を有するホスト装置への配信が停止されてしまう場合が生じ得る。
又、ホスト装置はデータ配信の停止を要求する場合には配信停止要求を示すLeaveパケットを発信する。ルータ50はこのLeaveパケットに応じて配信停止確認のためのシーケンスを実行する。即ち先ず確認用のHMQを発信し、このHMQに対してHMRを規定回数受信しなかった場合に初めてL2−SW10は当該ポートへのデータ配信を停止する。この場合、配信を停止したいホスト装置からの当該停止要求が活かされずに配信が続行され、その結果当該ホスト装置においては不要な受信負荷が継続するという問題も生じ得る。即ち、ホスト装置からの上記Leaveパケットが発信されてから実際に配信継続中止に至るまでにはL2−SW10にて上記の如く確認のためのシーケンスを実行するため時間を要することによる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、局側端末装置と複数のホスト装置とが加入者側端末装置を介してカプラにて結合された通信システムにおいてマルチキャスト方式によるデータ配信を行なう際、配信を希望するホスト装置と希望しないホスト装置とを確実に弁別することによってデータ配信を希望しないホスト装置に対する不要なデータ配信を効果的に防止し得るシステムを提供することを第1の目的とする。
更に、同システムにおいてマルチキャスト方式によるデータ配信を行なう場合であって、ホスト装置から発信された配信要求パケット又は配信停止要求パケットが他のホスト装置に回り込むことで当該パケットの発信が中止される方式が適用されている際に、配信を継続すべきポート又は配信を中止すべきポートを効果的に弁別して誤った判断による配信停止、配信継続を防止し得るシステムを提供することを第2の目的とする。
本発明では上記目的の達成のため、加入者側端末装置では配信要求パケットをホスト装置から受信した際にはそれをルータに転送すると共に当該パケットに付加されたホスト識別情報を取り込み、当該パケットに対するルータからの確認パケットが上記ホスト識別情報を付加されて発信された場合には上記取り込んだホスト識別情報にてこれを識別する。そして識別が成功した場合には同受信パケットに自己の識別情報を付してルータに返送する。その結果ルータは当該識別情報に該当する加入者側端末装置に対して所定の転送指定アドレスを指定するパケットを送信する。それを受けた該当加入者側端末装置は当該転送指定アドレスを保持し、以後、当該転送指定アドレスに対して配信されるデータを自己の配下のホスト装置に対して転送する。
このように本発明では配信要求パケットを受信した加入者側端末装置が該当ホスト装置の識別情報を取り込んでおくことでルータからの問い合わせパケットに対して応答して自己の識別情報をルータに返信する。その結果ルータでは該当する配信要求パケットを発信したホスト装置を配下に有する加入者側端末装置を識別可能である。更にルータがこの識別加入者側端末装置に対して転送指定アドレスを指定するパケットを送信することにより、以後同一ポートに対して送信された当該転送指定アドレス宛の配信データは当該転送指定アドレスが指定された加入者側端末装置のみによってその配下のホスト装置宛に転送され、同じポート配下の他の加入者側端末装置では当該転送指定アドレスの指定を受けていないために送信された配信データはそこで廃棄されることとなる。その結果各加入者側端末装置配下のホスト装置側では不要の配信データを受信する負荷を負う必要が無くなる。
同様に、加入者側端末装置では配信停止要求パケットをホスト装置から受信した際にはそれをルータに転送すると共に当該パケットに付加されたホスト識別情報を取り込み、当該パケットに対するルータからの確認パケットが上記ホスト識別情報を付加されて発信された場合には上記取り込んだホスト識別情報にてこれを識別する。そして識別が成功した場合には同受信パケットに自己の識別情報を付してルータに返送する。その結果ルータは当該識別情報に該当する加入者側端末装置に対して所定の非転送指定アドレスを指定するパケットを送信する。それを受けた該当加入者側端末装置は当該非転送指定アドレスを保持し、以後、当該非転送指定アドレスに対して配信されるデータを自己の配下のホスト装置に対して転送せずに廃棄する。
このように本発明では配信停止要求パケットを受信した加入者側端末装置が該当ホスト装置の識別情報を取り込んでおくことでルータからの問い合わせパケットに対して応答して自己の識別情報をルータに返信する。その結果ルータでは該当する配信停止要求パケットを発信したホスト装置を配下に有する加入者側端末装置を識別可能である。更にルータがこの識別加入者側端末装置に対して非転送指定アドレスを指定するパケットを送信することにより、以後同一ポートに対して送信された上記非転送指定アドレス宛の配信データは上記非転送指定アドレスの指定を受けた加入者側端末装置のみによってはその配下のホスト装置に転送されず廃棄され、同じポート配下の他の加入者側端末装置では当該非転送指定アドレスの指定を受けていないために送信された当該非転送指定アドレス宛の配信データは廃棄されずにその配下のホストに転送されることとなる。その結果配信停止要求を行なった加入者側端末装置配下のホスト装置側では不要の配信データを受信する負荷を負う必要が無くなる。
又、本発明によれば局側端末装置にて配下の加入者側端末装置毎のカウンタを設け、配信要否確認パケットを発信する毎に各カウンタをカウントアップし、他方、配信要求パケットが各加入者側端末装置から受信されと該当するカウンタをゼロクリアする。そしてカウンタがカウントアウトした加入者側端末装置に対しては該当するデータ配信を停止する。
このように局側端末装置に加入者側端末装置毎のカウンタを設けることによって各加入者側端末装置毎に配信要求の有無を判断可能である。その結果、配信を希望する加入者側端末装置に対して誤って配信を停止してしまったり、逆に配信を希望していない加入者側端末装置に対して長時間に亘って配信を続行する事態を回避可能である。
本発明の他の特徴及び作用効果は以下に添付図面と共に説明する実施例の説明にて更に明確となろう。
図1は光伝送路によるマルチキャス方式の通信システムの構成を示す図である。
図2はイーサPONシステムを適用した光伝送路によるマルチキャス方式の通信システムの構成を示す図である。
図3は図2の構成におけるHMRの回り込み伝搬現象を説明するための図である。
図4は本発明の一実施例による通信システムの概要を示すブロック図である。
図5は本発明の一実施例によるHMRを利用したマルチキャスト転送設定動作について説明するための図(その1)である。
図6は本発明の一実施例によるLeaveパケットを利用したマルチキャスト非転送設定動作について説明するための図(その1)である。
図7は本発明の一実施例による誤った配信停止を防止するための動作について説明するための図(その1)である。
図8は本発明の一実施例による誤った配信継続を防止するための動作について説明するための図(その1)である。
図9は本発明の一実施例によるHMRを利用したマルチキャスト転送設定動作について説明するための図(その2)である。
図10は本発明の一実施例によるLeaveパケットを利用したマルチキャスト非転送設定動作について説明するための図(その2)である。
図11は本発明の一実施例による誤った配信停止を防止するための動作について説明するための図(その2)である。
図12は本発明の一実施例による誤った配信継続を防止するための動作について説明するための図(その2)である。
図13A,13Bは、HMQのパケットフォーマットを説明するための図である。
図14A,14Bは、HMRのパケットフォーマットを説明するための図である。
図15A,15Bは、加入者側端末装置に対して発信される探索フレームのパケットフォーマットを説明するための図である。
図16A,16Bは、探索フレームに対する応答フレームのパケットフォーマットを説明するための図である。
図17A,17Bは、探索フレームに対する応答フレームに対して発信されるマルチキャスト設定フレームのパケットフォーマットを説明するための図である。
図18A乃至18Eは各加入者側端末装置の機能を示す動作フローチャートである。
図19A乃至19Dは局側端末装置の機能を示す動作フローチャートである。
図20は本発明の一実施例による誤った配信停止を防止するための動作について説明するための図(その3)である。
図21は本発明の一実施例による誤った配信継続を防止するための動作について説明するための図(その3)である。
以下本発明の実施例について詳細に説明する。
最初に概要を説明する。即ち本発明の一実施例によれば、局側端末装置L2−SWが以下の機能を備える。
1)上記HMRを受信した場合、当該HMRを送信したホスト装置が接続された加入者側端末装置BUを探索する機能。
2)上記Leaveパケットを受信した場合、当該Leaveパケットを送信したホスト装置が接続された加入者側端末装置BUを探索する機能。
3)所定の加入者側端末装置BUに対し、指定のマルチキャストアドレスをもつパケットを配下のホスト装置に対して転送するように指示する機能。
4)所定の加入者側端末装置BUに対し、指定のマルチキャストアドレスをもつパケットを配下のホスト装置に対して転送しないように指示する機能。
5)加入者側端末装置BU向けに発信したHMQに対するHMRの応答を監視する機能。
又、各加入者側端末装置BUは以下の機能を備える。
1)配下のホスト装置から送信されたHMRあるいはLeaveパケットに付加された当該ホスト装置のMACアドレスを取得する機能。
2)上位の局側端末装置L2−SWの要求を受け、受信したHMRを送信したホスト装置が配下に存在する場合にその存在を局側端末装置に対して通知する機能。
3)局側端末装置L2−SWからの要求により、受信したLeaveを送信したホスト装置が配下に存在する場合にその存在を局側端末装置に対して通知する機能。
4)局側端末装置L2−SWの指示により、指定のマルチキャストアドレスを持つ受信パケットを配下のホスト装置に転送する機能。
5)局側端末装置L2−SWの指示により、指定のマルチキャストアドレスを持つ受信パケットを、配下のホスト装置に対して転送しない機能。
図4は上記の如くの機能を有する本発明の一実施例による局側光端末装置(L2−SW)200と加入者光端末装置(BU)101乃至132,…、1201乃至1231との間の接続関係を示す図である。局側端末装置200はレイヤ3スイッチ等の上位レイヤ装置との間が各1Gbpsの光回線1000B−SX/LX、2回線にて接続され、加入者側には各々10/100FTHの12回線が接続されている。更にこれら加入側の回線は光カプラC1乃至C12を介して局側端末装置200の1ポート当たり最大32台の加入者側端末装置BUが接続される。その結果、最大12×32=384台の加入者側端末装置101乃至132,…、1201乃至1231が接続可能である。
この局側端末装置200及び各加入者側端末装置101乃至132,…、1201乃至1231は、例えば出願人の製品である光アクセスユニットGeoStream A550及び光ブランチユニットGeoStream A501において実現可能である。これらの製品の詳細についてはインターネットのホームページhttp:/telecom.fujitsu.com/jp/にて参照可能である。
ここで局側端末装置200は各加入者側端末装置毎のHMR応答待ちカウンタを有し、上位ルータよりHMQパケットを受信した場合、当該各加入者側端末装置毎のHMR応答待ちカウンタの計数値を更新する。このカウンタは以下の機能を有する。即ち、上記の如くHMQに対してHMRを返送してこない加入者側端末装置についてはデータ配信を停止する必要がある。しかしながら上述の如く、他の加入者側端末装置から局側端末装置200を通じて回り込みによってHMRを受信することによってデータ配信要求を有するのにも関わらずHMRを返送しない加入者側端末装置が存在し得る。そのために当該カウンタのカウントアウトの応答回数に幅を持たせ、上記の如く他の加入者側端末装置からの回り込みによってHMRを返送しない加入者側端末装置からのHMRの返送があるまでは当該加入者側端末装置に対するデータ配信を続行するようにカウントアウトの計数値を調整する。
したがって、当該カウンタの計数値が規定回数を越えてカウントアウトした場合にはサービス停止要求があると判断し、該当加入者側端末装置へのデータ配信を停止、即ち該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを廃棄するように該当する加入者側端末装置に対して指示を送る。尚このカウンタは該当する加入者側端末装置からのHMRを受信することでゼロリセットされるため、HMR返送の準備をしながら上記の如く他の加入者側端末装置からの回り込みによってHMRを返送しない場合であっても、自己のランダムタイマのランダムな待ち時間によって確率的に他の加入者側端末装置からの回り込みによる返送停止条件を回避してHMRを返送することになる。その結果自己に割り当てられた上記局側端末装置のカウンタがゼロリセットされれば自己に対するデータ配信が停止されずに済むことになる。
又、局側端末装置200では、加入者側端末装置からHMRを受信した時点で、当該HMRを受信した「受信ポート」を特定し、当該HMRに付与されている「ホスト装置のMACアドレス」及び「マルチキャストアドレス」を取得する。次に、局側端末装置200と加入者側端末装置との間で終端し合う所定のフレームを生成し、上記特定した受信ポートに対して送信する。尚、この所定のフレームには上記「取得したホスト装置のMACアドレス」及び「MAC探索を意味するイベント」情報が含まれており、これらの情報により、このフレームを受信した加入者側端末装置では当該フレームが「上記指定MACアドレスに対する探索を目的としたものである」と認識する。又、このような探索用フレームを発信した後、局側端末装置200では該当ポートの状態を「HMR問い合わせ中」に設定する。
他方、各加入者側端末装置は以下の機能を有する。即ち、配下のホスト装置からHMRを受信した際、当該ホスト装置のMACアドレスを取得する。又、各加入者側端末装置は上位の局側端末装置200から上記所定の探索用フレームを受信すると、これに付与されているMACアドレスと上記予め取得したホスト装置のMACアドレスとが一致するか否かを判定する。そして一致した場合、局側端末装置200に対し自己のIDを付与した応答を返送する。他方、一致しない場合は当該所定の探索用フレームを廃棄する。
又、局側端末装置200では上記加入者側端末装置からの応答フレームに付されている加入者側端末装置のIDに基づき、該当する加入者側端末装置に対し、前記HMRを受信した際に取得したマルチキャストアドレスを有するパケットを配下のホスト装置に対して転送するよう指示するための所定の転送指示フレームを生成して当該加入者側端末装置に対して送信する。但し、該当加入者側端末装置に関し、既に該当するマルチキャストアドレスについて転送指定の設定がなされている場合にはそのような転送指示フレームによる再度の指示は行なわない。
該当する加入者側端末装置においては、上記転送指示を受け、該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを該当するホスト装置に対して転送する設定を自己において行なう。
又,局側端末装置200、各加入者側端末装置101乃至131,…、1201乃至1231の上記Leaveパケットに関する機能は以下の通りである。即ち、局側端末装置200はLeaveパケットを受信すると、当該Leaveパケットの「受信ポート」を特定し、当該Leaveパケットに付与されている「当該パケットを発信したホスト装置のMACアドレス」と該当する配信データの「マルチキャストアドレス」とを取得する。
次に局側端末装置200は、加入者側端末装置との間で終端する所定の探索フレームを生成し、上記特定した受信ポートに対して送信する。尚この所定の探索フレームには上記取得した「ホスト装置のMACアドレス」及び「MAC検索を意味するイベント」が含まれる。これらの情報により、この探索フレームを受信した加入者側端末装置では当該フレームが上記MACアドレスについて探索するためのものであることを認識する。このフレームを発信した後、局側端末装置200は該当するポートの状態を「Leave問い合わせ中」に設定する。
他方、各加入者側端末装置では、配下のホスト装置から上記Leaveパケットを受信した際に当該パケットに付されている当該ホスト装置のMACアドレスを取得する。そして上位の局側端末装置200から上記所定の探索用フレームを受信すると、これに付与されているMACアドレスと上記予め取得したホスト装置のMACアドレスとが一致するか否かを判定する。そして一致した場合、局側端末装置200に対し自己のIDを付与した応答を返送する。他方、一致しない場合は当該所定の探索用フレームを廃棄する。
又、局側端末装置200では上記加入者側端末装置からの応答フレームに付されている上記IDに基づき、該当する加入者側端末装置に対し、前記Leaveパケットを受信した際に取得したマルチキャストアドレスを有するパケットを配下のホスト装置に対して転送しないように指示するための所定の非転送指示フレームを生成して当該加入者側端末装置に対して送信する。但し、該当加入者側端末装置に関し、既に該当するマルチキャストアドレスについて非転送指定の設定がなされている場合にはそのような非転送指示フレームによる再度の指示は行なわない。
該当する加入者側端末装置においては、上記非転送指示を受け、該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを該当するホスト装置に対して転送しない設定を自己において行なう。
図5、図9と共に、上記の局側端末装置200にてHMR発信加入者側端末装置を識別して当該加入者側端末装置に対して所定のマルチキャストアドレスを有するパケットを配下のホスト装置に対して転送するよう指示する動作の流れについて説明する。
先ずホスト装置がHMRを送信すると、これを受信した加入者側端末装置BU1は当該HMRに設定されたマルチキャストアドレスを学習する(ステップS1)。局側端末装置200は、配下ポートよりこのHMRを受信すると、その受信ポートについて、HMRを送信したか否かを問い合わせるための探索フレームを送信する(ステップS2)。このフレームはカプラCiを介して当該ポート配下の全加入者側端末装置BU1,BU2,BU3に到達する。
この探索フレームには前記HMRを発信したホスト装置のMACアドレスが含まれており、当該アドレスを学習している加入者側端末装置BU1だけが当該探索フレームを取り込み、他の加入者側端末装置BU2,BU3は当該探索フレームを廃棄する(ステップS3)。そして該当する加入者側端末装置B1は自己の識別子を設定して応答フレームを返送する(ステップS4)。局側端末装置200では、応答のあった加入者側端末装置BU1に対し、上記HMRに設定されているマルチキャストアドレスを持つマルチキャストパケットを配下のホスト装置に対して転送する設定を行なうよう指示するパケットを送信する(ステップS5)。
該当する加入者側端末装置BU1は上記指示パケットの指示に従い、該当マルチキャスアドレスを持つマルチキャストパケットを配下のホスト装置に対して転送するよう自己に設定する(ステップS6)。以後、当該加入者側端末装置BU1は上記設定に従い、該当するマルチキャストアドレスを有する受信マルチキャストパケットを配下のホスト装置に転送する(ステップS7)。
図6、図10と共に、上記の局側端末装置200にてHMR発信加入者側端末装置を識別して当該加入者側端末装置に対して所定のマルチキャストアドレスを有するパケットを配下のホスト装置に対して転送しないよう指示する動作の流れについて説明する。
先ずホスト装置がLeaveパケットを送信すると、これを受信した加入者側端末装置BU1は当該Leaveパケットに設定されたホスト装置のMACアドレスを学習する(ステップS11)。局側端末装置200は、配下ポートよりこのLeaveパケットを受信すると、その受信ポートについて、Leaveパケットを送信したか否かを配下の加入者側端末装置に問い合わせるための探索フレームを送信する(ステップS12)。このフレームはカプラCiを介して当該ポート配下の全加入者側端末装置BU1,BU2,BU3に到達する。
この探索フレームには前記Leaveパケットを発信したホスト装置のMACアドレスが含まれており、当該アドレスを学習している加入者側端末装置BU1だけが当該探索フレームを取り込み、他の加入者側端末装置BU2,BU3は当該探索フレームを廃棄する(ステップS13)。そして該当する加入者側端末装置B1は自己の識別子を設定して応答フレームを返送する(ステップS14)。局側端末装置200では、応答のあった加入者側端末装置BU1に対し、上記Leaveパケットに設定されているマルチキャストアドレスを持つマルチキャストパケットを配下のホスト装置に対して転送しない設定を行なうよう指示するパケットを送信する(ステップS15)。
該当する加入者側端末装置BU1は上記指示パケットの指示に従い、該当マルチキャスアドレスを持つマルチキャストパケットを配下のホスト装置に対して転送しないよう自己に設定する(ステップS16)。以後、当該加入者側端末装置BU1は上記設定に従い、該当するマルチキャストアドレスを有するマルチキャストパケットを配下のホスト装置に転送しないで廃棄する(ステップS17)。
図7,11,20と共に、上記代表ポートを通じたホスト装置からのHMR送信によってHMR送信が行なわれなかったホスト装置に対するデータ配信が誤って停止されることを防止するための本発明の一実施例による方法について説明する。局側端末装置(L2−SW)200は、上位ルータからHMQ(ステップS21)を受信すると、予めデータ配信中の加入者側端末装置BU(既にHMRを返送しているBU)個別に設けてあるカウンタの計数値を更新すると共にHMQを配下の加入者側端末装置に転送する(ステップS22)。
これを受けた各加入者側端末装置BUでは配下のホスト装置に対してHMQを転送し(ステップS23)、これを受けた各ホスト装置は、当該HMQにて示されているデータ配信について引き続いて受信を希望する場合、自己が有するランダムタイマにて設定されるランダムな時間経過後にHMRを発信し、これを受けた加入者側端末装置BUはこれを上位の局側端末装置200に対して転送する(ステップS24)。そして局側端末装置200ではHMRを受信した場合、その受信したポートについて図5,9と共に上述した如くの動作を行なうと共に当該HMR送信元の加入者側端末装置BUのカウンタをゼロクリアする(ステップS25)。
他方、局側端末装置200はHMRを受信しなかったポートについては、特に何も実施しない。尚この場合、HMRが受信されなかったポートには上記の如く代表ポートを通じたHMRの回り込み転送(ステップS26,S27)を受けたためにデータ配信の受信を希望するにもかかわらずHMRを送信できなかったホスト装置を配下に有するポートが含まれている場合がある。したがってこのように代表ポートを通じたHMRの回り込みによるの影響でHMR送信が出来なかったホスト装置の存在の可能性を考慮し、該当ポートに対してもその時点で直ぐにはデータ配信の中止は行なわない。
HMRはマルチキャストルータから周期的に発信され、その都度各加入者側端末装置BUのカウンタ計数値は更新される(ステップS21’)。これに対してこれを受けた各加入者側端末装置BUは該当するデータ配信を希望する場合、上記の如く自己のランダムタイマによるランダムな時間経過後にはHMRを発信する。このため、一旦は上記代表ポート経由の回り込みにて他ポートからのHMRを受信して自己のHMR送信が出来なくても、その後いずれHMRを発信することになり(ステップS24’)、その結果該当する加入者側端末装置BUのカウンタがゼロリセットされることになる(ステップS25’)。
このようにしてデータ配信を希望するホスト装置を配下に有する加入者側端末装置BUのカウンタがカウントアウトする前にゼロリセットされる限り当該ホスト装置を配下に有する加入者側端末装置BUに対するデータ配信が停止されたり、或いは当該加入者側端末装置に対して該当するデータ配信の転送停止指示が送信されることがない。即ち、代表ポートを通じた回り込みによる他のポートからのHMR受信によってHMRを送信出来ないホスト装置を配下に有するポートの存在を考慮して各加入者側端末装置BUのカウンタのカウントアウトとなる計数値を適宜調整することが必要である。
図8,12,21と共に、上記代表ポートを通じたホスト装置からのHMR送信によって本来配信停止を希望するホスト装置を配下に有する加入者側端末装置BUに対する配信が続行されてしまうこと、或いは転送停止指示が送信されないままとなってしまう事態を防止するための本発明の一実施例による方法について説明する。局側端末装置(L2−SW)200は、上位ルータからHMQ(ステッ、プS31)を受信すると、予めデータ配信中の加入者側端末装置BU(既にHMRを返送しているBU)個別に設けてあるカウンタの計数値を更新する(ステップS32)。
これを受けた各加入者側端末装置BUでは配下のホスト装置に対してこれを転送し(ステップS33)、これを受けた各ホスト装置は、当該HMQにて示されるデータ配信について引き続いて受信を希望する場合、自己が有するランダムタイマにて設定されるランダムな時間経過後にHMRを発信し、これを受けた加入者側端末装置BUはこれを上位の局側端末装置200に対して転送する(ステップS34)。そして局側端末装置200ではHMRを受信した場合、受信したポートについて図5,9と共に上述した如くの動作を行なうと共に当該HMR送信元の加入者側端末装置BUのカウンタをゼロクリアする(ステップS35)。
他方、局側端末装置200はHMRを受信しなかったポートについては、特に何も実施しない。尚この場合、HMRが受信されなかったポートには上記の如く代表ポートを通じたHMRの回り込み転送を受けたためにデータ配信の受信を希望するにもかかわらずHMRを送信できなかったホスト装置に接続されたポートが含まれている場合がある。したがってこのように代表ポートを通じたHMRの回り込み(ステップS36,S37)によるの影響でHMR送信が出来なかったホスト装置の存在の可能性を考慮し、該当ポートに対してもその時点で直ぐにはデータ配信の中止は行なわない。
HMRはマルチキャストルータから周期的に発信され、その都度各加入者側端末装置BUのカウンタは更新される(ステップS31’)。これに対してこれを受けた各加入者側端末装置BU配下のホスト装置は該当するデータ配信を希望しない場合、上記の如くの自己のランダムタイマによるランダムな時間経過後のHMRの発信は行なわない。このため局側端末装置200において設けられた該当する加入者側端末装置BUのカウンタはゼロリセットされることがない。その結果当該カウンタはカウントアウトし、局側端末装置200は該当する加入者側端末装置BUに対し、上述した如くの、該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを配下のホスト装置に対して転送せずに廃棄する設定を行なう旨の指示(転送停止指示)を示したパケットを送信する。
これを受けた加入者側端末装置BUは該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを配下のホスト装置に対して転送せずに廃棄する設定を自己において行なう。その結果、該当するデータ配信は当該加入者側端末装置BUにて廃棄され、もって配下のホスト装置は転送されることが無い。その結果、該当するホスト装置はデータ配信を希望しないにもかかわらず該当するデータ配信を受信するという無用な負荷を受けることが無くなる。
このような動作を可能にするためには、上記の如く、代表ポートを通じた回り込みによる他のポートからのHMR受信によってHMRを送信出来ないホスト装置を配下に有するポートの存在を考慮して各加入者側端末装置BUのカウンタのカウントアウトとなる計数値を調整することが必要である。更に又、その際カウントアウトとなる計数値を大きくし過ぎると配信を希望しないホスト装置を配下に有する加入者側端末装置BUに対する上記転送停止指示が発信されるタイミング、或いは当該加入者側端末装置を配下に有するポートに対する配信が停止されるタイミングが遅れ、もって該当するホスト装置が長時間無用な受信負荷を被ることになる。そのため、このような条件を考慮して各加入者側端末装置BUに対して割り当てるカウンタがカウントアウトする計数値は適当な値に設定する必要がある。
このように本発明の実施例によるイーサPONシステムにおけるマルチキャストパケット制御方式によれば、配信要求のあるホスト装置にのみマルチキャストパケットデータの配信が続行されるため、他の、サービスを要求しないホスト装置への不要な負荷を無くすと共に、本来配信されるべきでないホスト装置に無料でサービス配信されてしまうという事態を避ける等の効果がある。
図13A,13Bは、上記HMQのパケットフォーマットの一例を示す。図13AはHMQパケットフォーマットを示し、13Bは当該フォーマットの各項目の内容を示す。当該パケットフォーマットにおいて、Group Address▲1▼に上記マルチキャストアドレスが設定され、当該マルチキャストアドレスによって特定されるデータ配信の要否が問い合わされる。
図14A,14Bは、上記HMRのパケットフォーマットの一例を示す。図14AはHMRパケットフォーマットを示し、図14Bは当該フォーマットの各項目の内容を示す。当該パケットフォーマットにおいて、上記Group Address▲1▼に設定されたマルチキャストアドレスによって特定されるデータ配信を希望する際にはホスト装置はMAC Source Address▲2▼として自己のMACアドレスを設定して上位の加入者側端末装置及び局側端末装置を通じてマルチキャストルータに返送する。その際、上述の如く、加入者側端末装置ではこのホスト装置のMACアドレスを取得し、次に局側端末装置から送信される探索フレームに当該MACアドレスが設定されていた場合、これに対して自己の識別情報を設定して返送する。
図15A,15Bは、上記探索フレームのパケットフォーマットの一例を示す。図15Aは探索フレームのパケットフォーマットを示し、図15Bは当該フォーマットの各項目の内容を示す。当該パケットフォーマットにおいて、MAC Destination Address▲2▼として上記HMRを送信したホスト装置のMACアドレスが設定されて、局側端末装置から各加入者側端末装置に対してHMR又はLeaveパケット転送加入者側端末装置の探索を目的として発信される。
図16A,16Bは、上記探索フレームに対する応答フレームのパケットフォーマットの一例を示す。図16Aは探索フレームに対する応答フレームのパケットフォーマットを示し、図16Bは当該フォーマットの各項目の内容を示す。加入者側端末装置では上記探索フレーム受信時には上記MAC Destination Address▲2▼に設定されたMACアドレスと自己が予め取得済みMACアドレスとを照合し、一致する場合これを取り込んで、このパケットフォーマット中、MAC Source Address▲4▼として自己の識別情報を設定して局側端末装置に対して返送する。
図17A,17Bは、上記探索フレームに対する応答フレームに対して局側端末装置から該当する加入者側端末装置に対して発信される転送指示パケット又は転送停止指示パケットのパケットフォーマットの一例を示す。図17Aは転送指示フレームのパケットフォーマットを示し、図17Bは当該フォーマットの各項目の内容を示す。局側端末装置では、当該パケットフォーマット中のSET−Multicast▲5▼に、上記マルチキャスアドレスに該当するデータ配信のアドレスを指定し、当該アドレスを有するパケットを配下のホスト装置に転送する指示或いは転送しない指示を行なう。
図18A乃至18Eは上記各加入者側端末装置の動作を示すフローチャートである。図18Aは局側端末装置200からHMQ受信の際の動作を示し、この場合、受信HMQを配下のホスト装置に転送する。図18Bは配下のホスト装置からHMQ受信時の動作を示し、この場合、HMQに設定されたホスト装置のMACアドレスを取得して上位に転送する。図18Cは配下のホスト装置からLeaveパケット受信時の動作を示し、この場合、Leaveパケットに設定されたホスト装置のMACアドレスを取得して上位に転送する。
図18Dは上位から探索フレーム受信時であり、当該探索フレーム中に既に取得済みのホスト装置のMACアドレスが設定されていれば、自己の識別情報を設定して上位に返送するが、そうでない場合、廃棄する。図18Eは上位から転送要否指示パケット受信時であり、この場合、その指示内容が指定マルチキャストアドレス転送の指示であれば、指定マルチキャストアドレスを有するパケットを転送する設定を行ない、他方、その指示内容が指定マルチキャストアドレス非転送の指示であれば、指定マルチキャストアドレスを有するパケットを転送しない設定を行なう。
図19A乃至19Dは局側端末装置200が実施する動作を示す。図19Aを参照するに、局側端末装置は上位のマルチキャストルータからHMQ受信時、上記カウンタがカウントアウトしていない加入者側端末装置に対して該当するポートを通じて当該HMQを転送する。他方、上記カウンタがカウントアウトしている加入者側端末装置に対しては該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを転送しないように指示する非転送指示パケットを送信する。
図19Bを参照するに、配下の加入者側端末装置からHMR受信時には、その送信加入者側端末装置についてカウンタをゼロリセットし、当該HMRを上位に転送する。更に、下位に対しては上記探索フレームを発信する。図19Cを参照するに、下位からLeaveパケット受信時には上記の如くこれを上位に転送し、下位に対して探索フレームを発信する。図19Dを参照するに、下位から探索フレームに対する応答フレーム受信時には、当該応答がHMRに対するものである場合には応答してきた加入者側端末装置に対して該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを配下に転送するよう指示する転送指示パケットを送信し、他方、当該応答がLeaveパケットに対するものである場合には応答してきた加入者側端末装置に対して該当するマルチキャストアドレスを有するパケットを配下に転送しないよう指示する非転送指示パケットを送信する。
尚、上記本発明によるイーサPONシステムは以下の特徴を有するように構成することが出来る。
局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、加入者光端末装置に、光局側端末装置からの指示により、光局側端末装置が指定したアドレスを持つマルチキャストパケットを加入者光端末装置配下のホスト端末に転送することを特徴(特徴1)とする構成が可能である。
又、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、加入者光端末装置に、光局側端末装置からの指示により、光局側端末装置が指定したアドレスを持つマルチキャストパケットを加入者光端末装置配下のホスト端末に転送しないことを特徴(特徴2)とした構成とすることが可能である。
或いは局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、加入者光端末装置に、加入者光端末装置配下ホスト端末から受信したマルチキャスト配信要求パケットを受信したことを記憶し、光局側端末装置からの指示により、当該記憶情報を光局側端末装置に通知する機能を持つことを特徴(特徴3)とした構成とすることが可能である。
更に、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、加入者光端末装置に、加入者光端末装置配下ホスト端末からマルチキャスト配信停止要求パケットを受信したことを記憶し、光局側端末装置からの指示により、当該記憶情報を光局側端末装置に通知する機能を持つことを特徴とした構成(特徴4)とすることが可能である。
又、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、局側光端末装置に、局側光端末装置収容ポートからマルチキャスト配信要求パケットを受信した場合、局側光端末装置収容ポート配下のどの加入者光端末装置がマルチキャスト配信要求パケットを受信したかを問い合わせ、特徴3で述べた記憶情報を補足する機能を持つことを特徴とした構成(特徴5)とすることが可能である。
更に、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、局側光端末装置に、局側光端末装置収容ポートからマルチキャスト配信停止要求パケットを受信した場合、局側光端末装置収容ポート配下のどの加入者光端末装置がマルチキャスト配信停止要求パケットを受信したかを問い合わせ、特徴4で述べた記憶情報を補足する機能を持つことを特徴とした構成(特徴6)とすることが可能である。
或いは局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、上記特徴で述べた局側光端末装置と加入者光端末装置の問い合わせ、指示などを可能とするため、局側光端末装置と加入者光端末装置との間で終端する特殊フレームを生成、送信、受信する機能を局側光端末装置と加入者光端末装置に設けることを特徴(特徴7)とした構成とすることが可能である。
更に、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、配信要求のないホストに対しマルチキャストパケットを配信しないことを目的として、特徴3により収集した記憶情報により、特徴1を適用する事で、配信要求のあったホストを収容する加入者光端末装置のみに対して特定アドレスのマルチキャストパケットの転送を設定する事を特徴(特徴8)とする構成とすることが可能である。
或いは局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、配信要求を停止したホストに対してのみマルチキャストパケットを配信しないことを目的として、特徴4により収集した記憶情報により、特徴2を適用する事で、配信停止要求のあったホストを収容する加入者光端末装置のみに対して特定アドレスのマルチキャストパケットの非転送を設定する事を特徴(特徴9)を有する構成とすることが可能である。
又は局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、上記特徴8及び特徴9による構成は、同一加入者光端末装置に対し、複数のアドレスについて適用可能であることを特徴(特徴10)とする構成とすることが可能である。
或いは、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、局側光端末装置の負荷を軽減する目的で、特定のポート配下の全加入者光端末装置配下の全ホストから配信停止要求パケットを送信した場合、そのポートに対してマルチキャストパケットを非転送に設定する機能を持つことを特徴(特徴11)とする構成とすることが可能である。
又は、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて局側光端末装置の負荷を軽減する目的で、全ポート配下の全加入者光端末装置配下の全ホストから配信停止要求パケットを送信した場合、マルチキャストルータに対して配信停止要求パケットを送信し、マルチキャスト非転送を依頼する機能を持つ事を特徴(特徴12)とする構成とすることが可能である。
更に、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、配信要求のあるホストのへの誤配信停止を防ぐ目的で、配信確認パケットに対して配信要求パケットを受信しないポートについて、直ちに特徴2で述べた機能を適用せず、一定回数待ち合わせる機能を持つことを特徴(特徴13)とする構成とすることが可能である。
又は、局側光端末装置と,局側光端末装置収容ポート配下に光カプラを介して複数の加入者光端末装置を持つイーサPONシステムにおいて、加入者光端末装置のマルチキャストアドレス転送状況をマンマシンインターフェース上で確認することが可能なように上記特徴3及び特徴4による構成にて収集した情報を記憶、表示する機能を設けることを特徴(特徴14)とした構成とすることが可能である。
又本発明による通信システムは以下の構成を有することが望ましい。即ち、局側端末装置と伝送路結合器を介して接続された複数の加入者側端末装置とよりなる通信システムであって、複数の加入者側端末装置の各々は自己に接続されたホスト装置からデータ配信の要否を示すパケットを受信するとこれを局側端末装置に対して転送すると共に当該パケットが有するホスト識別情報を取得する機能を有し、局側端末装置は当該パケットを受信するとこれを上位の伝送路接続装置に転送すると共に受信したパケットが有するホスト識別情報を付加して当該パケットを発信したか否かを問い合わせる問い合わせパケットを発信する機能を有し、更に複数の加入者側端末装置の各々は、前記ホスト識別情報を取得した加入者端末装置のみが上記問い合わせパケットに対して自己の識別情報を付加して返送する機能を有し、更に局側端末装置は返信された当該パケットが有する加入者側端末装置の識別情報に基づき、当該加入者側端末装置に対し、該当するデータ配信の要否の如何に応じて所定の転送要否指定アドレスを指定するパケットを送信する機能を有し、更に各加入者側端末装置は当該パケットを受信すると前記転送要否指定アドレスを保持し、以後当該転送要否指定アドレス向けのパケットにつき、前記取得したホスト識別情報に該当するホスト装置に対し、該当するデータ配信の要否の如何に応じて転送し、或いは転送しない機能を有する。
本発明は或いは以下の構成を有することが望ましい。即ち、局側端末装置と伝送路結合器を介して接続された複数の加入者側端末装置とよりなる通信システムであって、局側端末装置は前記伝送路結合装置を介して接続された複数の加入者側端末装置毎にカウンタを有し、各加入者側端末装置に対して配信問い合わせパケットを定期的に発信すると共にその都度各加入者側端末装置についてのカウンタをカウントアップし、それに対する配信要求パケットが返信された加入者側端末装置について該当するカウンタをゼロクリアする機能を有し、更に局側端末装置は返信された配信要求パケットを他の加入者側端末装置に転送する機能も有し、各加入者側端末装置は上記配信問い合わせパケットを受信すると自己に接続されたホスト装置に対してそれを転送すると共にそれに対してホスト装置から配信要求パケットが返信された際にはそれを局側端末装置に転送する機能を有し、更に局側端末装置では各加入者側端末装置についてのカウンタがカウントアウトするまで該当する配信データを当該加入者側端末装置に対して配信し続け、他方、カウンタがカウントアウトした加入者側端末装置に対しては配信を停止する機能を有する。尚この場合、上記配信の停止は実際に該当するポートに対する配信を停止するか或いは当該加入者側端末装置に対し、配信されても転送せずに廃棄する旨の転送停止指示を出すことによって行なう。
本発明は或いは以下の構成を有することが望ましい。即ち、伝送路結合器を介して複数の加入者側端末装置と接続された局側の端末機能を有する通信装置であって、加入者側端末装置からデータ配信の要否を示すパケットを受信すると受信したパケットが有するホスト識別情報を付加して当該パケットを発信したか否かを問い合わせる問い合わせパケットを発信し、これに対して返信されたパケットが有する加入者側端末装置の識別情報に基づき、当該加入者側端末装置に対して所定の転送要否指定アドレスを指定するパケットを送信する機能を有する構成を有し、各加入者側端末装置は当該転送要否指定アドレスを指定するパケットを受信すると当該転送要否指定アドレスを保持し、以後当該転送要否指定アドレス向けのパケットにつき、該当するデータ配信の要否を示すパケットを発信したホスト装置に対し、そのデータ配信の要否の如何に応じて転送し、或いは転送しない構成とされる。
本発明は或いは以下の構成を有することが望ましい。即ち、局側端末装置と伝送路結合器を介して接続された各加入者側の端末機能を有する通信装置であって、配下のホスト装置から所定のデータ配信の要否を示すパケットを受信するとこれを局側端末装置に対して転送すると共に当該パケットが有するホスト識別情報を取得し、これに対して局側端末装置からそのホスト識別情報が付加されて当該パケットを発信したか否かを問い合わせる問い合わせパケットが送信されると、該取得済みのホスト識別情報と照合して一致した場合には自己の識別情報を付加したパケットを返送する機能を有し、これに対して局側端末装置から当該パケットに付加された加入者側端末装置に対して所定の転送要否指定アドレスを指定するパケットが送信されると、当該転送要否指定アドレスを保持し、以後当該転送要否指定アドレス向けの受信パケットにつき、該当するデータ配信の要否を示すパケットを発信したホスト装置に対し、そのデータ配信の要否の如何に応じて転送し、或いは転送しない機能を更に有する。
本発明は或いは以下の構成を有することが望ましい。即ち、伝送路結合器を介して複数の加入者側端末装置と接続された局側の端末機能を有する通信装置であって、前記伝送路結合装置を介して接続された複数の加入者側端末装置毎にカウンタを有し、各加入者側端末装置に対して配信問い合わせパケットを定期的に発信すると共にその都度各加入者側端末装置についてのカウンタをカウントアップし、それに対する配信要求パケットが返信された加入者側端末装置について該当するカウンタをゼロクリアする機能を有し、更に局側端末装置は返信された配信要求パケットを他の加入者側端末装置に転送する機能も有し、更に、各加入者側端末装置についてのカウンタがカウントアウトするまで該当する所定の配信データを当該加入者側端末装置に対して配信し続け、他方、カウンタがカウントアウトした加入者側端末装置に対しては配信を停止する機能を有する。
尚、本発明は上記構成に限らず、上記構成以外にも本発明の基本思想に基づいた様々な実施の形態を導出し得ることは言うまでもない。

Claims (5)

  1. 局側端末装置とこれに接続されたイーサネット(登録商標)PONシステムによる複数の加入者側端末装置とよりなる通信システムであって、
    局側端末装置は加入者側端末装置から配信の要否を示すパケットを受信するとこれを発信した加入者側端末装置を識別した上で当該加入者側端末装置に対しその配信の要否如何に応じた転送要否指定アドレスを指定するパケットを送信する機能を有し、
    各加入者側端末装置は配信パケットを受信すると当該パケットが予め局側端末装置から指定された上記転送要否指定アドレスを有する際、その転送要否の如何に応じて当該配信パケットを配下のホスト装置に対して転送し、或いは転送しない機能を有する通信システム。
  2. 局側端末装置とこれに接続された複数の加入者側端末装置とよりなる通信システムであって、
    局側端末装置は前記複数の加入者側端末装置毎にカウンタを有し、当該カウンタの計数値に応じて各加入者側端末装置毎の配信要求又は配信停止要求パケットの発行状況を判断し、当該判断に従って各加入者側端末装置毎にデータ配信の継続又は停止を決定する機能を有し、
    各加入者側端末装置は配信の要否を示すパケットを発信する際、所定の待ち時間の間に局側端末装置から他の加入者側端末装置が発した同様のパケットを受信しなかった際に限って当該パケットを発信する機能を有する通信システム。
  3. 複数の加入者側端末装置と接続された局側の端末機能を有する通信装置であって、
    加入者側端末装置からデータ配信の要否を示すパケットを受信すると受信したパケットが有するホスト識別情報を付加して当該パケットを発信したか否かを問い合わせる問い合わせパケットを発信し、これに対して返信されたパケットが有する加入者側端末装置の識別情報に基づき、当該加入者側端末装置に対して上記配信の要否の如何に応じた転送要否指定アドレスを指定するパケットを送信する機能を有する構成を有する通信装置。
  4. 局側端末装置と接続されたイーサネット(登録商標)PONシステムによる各加入者側の端末機能を有する通信装置であって、
    局側端末装置から予め指定された転送要否指定アドレスを有する配信パケットを当該転送要否の如何に応じて配下のホスト装置に転送し、或いは転送しない機能を有する通信装置。
  5. 複数の加入者側端末装置と接続された局側の端末機能を有する通信装置であって、
    前記複数の加入者側端末装置毎にカウンタを有し、当該カウンタの計数値にて各加入者側端末装置毎の配信要求又は配信停止要求パケットの発行状況を判断し、当該判断に従って各加入者側端末装置毎にデータ配信の継続又は停止を決定する機能を有する通信装置。
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