JP3827225B2 - Ipマルチキャスト中継システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IPマルチキャスト機能を利用した放送システムに関し、特に伝送路を介してセンターと加入者が直接接続されている加入者に対するIPマルチキャスト中継システム及びこのシステムで用いることができる通信システムや通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像などのストリーミングをIPネットワークで配信する技術としてIPマルチキャストがある。
【0003】
IPマルチキャストは、コネクション型の通信ではなく、マルチキャストグループメンバーに対してデータを届けるプロトコルである。マルチキャストアドレスはマルチキャストグループを示すものであり、クラスDのアドレスである224.0.0.0〜239.255.255.255が使用される。それぞれのホストはいつでもマルチキャストグループに参加もしくは脱退することが可能であり、物理数や場所的なメンバーに関する制限はない。
【0004】
マルチキャストをサポートするルータは、マルチキャストグループに参加するホストの存在を検出し、そのネットワークに対してのみ該マルチキャストグループのマルチキャストデータを配布(送信)する。この検出プロトコルがグループ管理プロトコルであるIGMP(Internet Group Management Protocol:RFC1112)である。
【0005】
最近のスイッチングハブは、IGMPスヌーピング機能と称して、上記IGMPのプロトコルを利用して、マルチキャストグループに参加するホストが存在しないポートにはマルチキャストデータを配布(送信)しない機能を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年のIPネットワークでは、ブロードバンド化されつつあるとは言え、放送/映像配信をIPネットワーク上で流すには伝送帯域が不足している。
【0007】
現状技術のWindows(登録商標) MediaやReal VideoのDVD並みと言われる画像品質の映像を配信する場合でも、番組あたりの伝送帯域が700Kbps程度必要であり、これを例えばケーブルモデムシステム(30Mbps:ITU J.112 Annex B仕様)で配信する場合には、マルチキャストの技術を使用しても42番組(30Mbps/700Kbps)が配信できる番組数の最大である。しかし,ケーブルモデムシステムでは、この伝送帯域に500〜1000加入者収容しており、同時に複数の人が同じ番組を見たとしても伝送帯域の不足は明らかである。また、今後MPEG2などの技術でハイビジョンの映像を配信する場合、番組当り20Mbpsの帯域が必要となる。
【0008】
従って、本発明は上記問題点を解決し、広帯域なマルチキャストシステム並びにこれに用いられる通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は請求項1記載のように、センターと各加入者宅とが任意のIPネットワーク(例えば、後述するIPネットワーク8やインターネット)と伝送路(例えば、後述する伝送路9や9a)の双方で接続されているネットワーク構成を有し、センター内に構成され、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているセンター内LANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継するセンター送出装置(例えば、後述するセンター送出装置1)と、センター内に構成され、前記センター内LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止するフィルタ部(例えば、後述するフィルタ部3)と、加入者宅内に構成され、前記伝送路から前記マルチキャストデータを受信し、前記IPネットワーク及びマルチキャスト受信端末が接続されている加入者内LANに前記マルチキャストデータを送出する宅内受信装置(例えば、後述する宅内受信装置2)と、を有することを特徴とするIPマルチキャスト中継システムである。
【0010】
従来のIPネットワークに特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータをバイパス中継するネットワークを付加することにより、従来のIPネットワークの伝送帯域に左右されない広帯域なIPマルチキャストシステムを構成可能であり、また、従来のIPネットワークがマルチキャストをサポートしていない場合でもIPマルチキャストシステムを構成可能となる。
【0011】
好ましくは、前記宅内受信装置は請求項2記載のように、加入者内LANからマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する機能を具備し、前記グループ管理プロトコル内の情報に従い、加入者内LANへのLANデータの送出制御を行う。加入者内LANへの送出トラヒックを該加入者が要求したマルチキャストアドレスのみにフィルタ(制限)することにより、加入者内LANの伝送帯域に縛られることなく、バイパス中継ネットワーク(単一波での)の伝送帯域を拡大できる。
【0012】
好ましくは、前記センター送出装置は請求項3記載のように、複数台で構成され(例えば、後述するセンター送出装置1〜1)、センター送出装置毎に異なる特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、センター送出装置毎に異なる周波数にて前記マルチキャストデータを伝送路に送出し、前記宅内受信装置は、加入者内LANからマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する機能とマルチキャストアドレスと伝送路からの受信周波数の対応テーブル(例えば、後述するテーブル2f)を具備し、前記グループ管理プロトコル内の情報からマルチキャストアドレスを抽出し、該マルチキャストアドレスに対応する受信周波数を前記テーブルから検索し、該受信周波数での受信制御を行う。このようにバイパス中継ネットワークを複数波(n)に拡張することにより、伝送帯域をn倍と拡大できる。
【0013】
また、本発明は請求項4記載のように、任意のIPネットワーク(例えば、後述するIPネットワーク8やインターネット)と伝送路(例えば、後述する伝送路9や9a)の双方に接続可能な通信装置であって、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているLANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継するセンター送出装置(例えば、後述するセンター送出装置1)と、前記LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止するフィルタ部(例えば、後述するフィルタ部3)と、を有することを特徴とする通信装置である。
【0014】
また、本発明は請求項5記載のように、任意のIPネットワーク(例えば、後述するIPネットワーク8やインターネット)と伝送路(例えば、後述する伝送路9や9a)の双方に接続可能な通信装置であって、相互に異なる特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータをLANを介して受信し、相互に異なる周波数にて前記マルチキャストデータを伝送路に送出する複数のセンター送出装置(例えば、後述するセンター送出装置1〜1)と、前記LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止するフィルタ部(例えば、後述するフィルタ部3)と、を有することを特徴とする通信装置である。
【0017】
更に、本発明は請求項記載のように、伝送路(例えば、後述する伝送路9や9a)とネットワーク(例えば、後述する加入者内LAN7)とに接続される通信装置において、前記ネットワークからマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する送受信部(例えば、後述するLAN送信部2bとLAN受信部2c)と、前記伝送路からの信号を受信する受信部(例えば、後述するRF受信部2a)と、マルチキャストアドレスと前記伝送路からの受信周波数の対応関係を記述するテーブル(例えば、後述するテーブル2f)と、前記グループ管理プロトコル内の情報からマルチキャストアドレスを抽出し、該マルチキャストアドレスに対応する受信周波数を前記テーブルから検索し、該受信周波数での受信制御を行うように前記受信部を制御する制御部(例えば、後述するIGMPモニタ部2d)とを有する通信装置である。
【0018】
更に、本発明は請求項記載のように、センターと各加入者宅とが任意のIPネットワークと伝送路の双方で接続されているネットワーク構成における通信方法であって、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているセンター内LANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継する段階と、前記センター内LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止する段階と、前記伝送路から前記マルチキャストデータを受信し、前記IPネットワーク及びマルチキャスト受信端末が接続されている加入者内LANに前記マルチキャストデータを送出する段階と、を有することを特徴とする通信方法である。
【0019】
また、本発明は請求項に記載のように、任意のIPネットワークと伝送路の双方に接続可能な通信装置(例えば、後述するセンター送出装置に相当する)であって、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているLANと前記IPネットワーク及び伝送路との間でデータをスイッチングするスイッチ部(例えば、後述するスイッチ部51に相当する)と、該スイッチ部のスイッチング動作を定義するルーティング情報を格納するルーティングテーブル(例えば、後述するルーティングテーブル52)とを有し、前記ルーティング情報は特定のマルチキャストデータがIPネットワークに送出されることを阻止するように定義されていることを特徴とする通信装置である。ルーティング技術を用いて、特定のマルチキャストデータがIPネットワークに送出されてしまうことを阻止することができる。
【0020】
請求項記載の通信装置において、請求項11記載のように、前記テーブルは前記ネットワーク又は前記伝送路を介して更新可能であることを特徴とする。これにより、使用するマルチキャストアドレスや受信周波数の更新が容易に行える。
【0021】
本発明はまた、請求項10に記載のように、センターと各加入者宅とが任意のIPネットワークと伝送路の双方で接続されているネットワーク構成を有し、センター内に構成され、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているセンター内LANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継するとともに、当該マルチキャストデータが前記IPネットワークに送出されることを阻止するセンター送出装置(例えば、後述するセンター送出装置50に相当する)と、加入者宅内に構成され、前記伝送路から前記マルチキャストデータを受信し、前記IPネットワーク及びマルチキャスト受信端末が接続されている加入者内LANに前記マルチキャストデータを送出する宅内受信装置(例えば、後述する宅内受信装置2)と、を有することを特徴とするIPマルチキャスト中継システムである。マルチキャストデータは伝送路にバイパス中継され、IPネットワークに送出されないシステムを実現することができる。
【0022】
本発明はまた、請求項11に記載のように、請求項10記載のIPマルチキャスト中継システムにおいて、前記センター送出装置は、前記センター内LANと前記IPネットワーク及び伝送路との間でデータをスイッチングするスイッチ部と、該スイッチ部のスイッチング動作を定義するルーティング情報を格納するルーティングテーブルとを有する構成とすることができる。ルーティング技術を用いて、マルチキャストデータがIPネットワークに送出されてしまうことを阻止することができる。
【0023】
請求項1、2、3、10及び11のいずれか一項記載のIPマルチキャスト中継システムにおいて、前記IPネットワークは請求項12記載のように、特定のマルチキャストアドレスのデータ流入を阻止する手段(後述するフィルタ機能部60に相当する)を有する構成とすることができる。伝送路を介して伝送される特定のマルチキャストデータがIPネットワークに送出されてしまうことを阻止することができる。
【0024】
請求項1、2、3、10及び11のいずれか一項記載のIPマルチキャスト中継システムにおいて、請求項13記載のように、前記加入者内LANは更に、特定のマルチキャストアドレスのデータがIPネットワークに流出するのを阻止する手段(例えば、後述するフIGMPスヌープ機能70に相当する)を有する構成とすることができる。伝送路を介して伝送されるマルチキャストデータがIPネットワークに送出されてしまうことを加入者側で阻止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
最初に、図1を参照して本発明の原理を説明する。
【0026】
図1に本発明の原理図を示す。同図において、センター30と加入者宅40は、IPネットワーク8と伝送路9で接続されている。
【0027】
センター30は、センター送出装置1、フィルタ部3及びマルチキャストサーバ4を具備する。但し、マルチキャストサーバ4はセンター30に設置する必要はないが、IPネットワーク8を介さず、図示を省略するIDCセンターなどから回線により直接接続されるものとする。センター送出装置1は、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバ4が接続されているセンター内LAN6と伝送路9の間に接続する。フィルタ部3は、センター内LAN6とIPネットワーク8の間に接続する。センター送出装置1は、特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを中継する機能を有し、フィルタ部3は、前記特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを破棄する機能を有する。
【0028】
加入者宅40は、宅内受信装置2とマルチキャスト受信端末5で構成する。IPネットワーク8とマルチキャスト受信端末5は加入者内LAN7で接続され、宅内受信端末2は、加入者内LAN7と伝送路9の間に接続する。マルチキャスト受信端末5は、マルチキャストデータを受信する機能に加え、本発明では必須ではないがWebのナビゲータ機能を有する。また、宅内受信装置2はマルチキャストデータを中継する機能を有する。
【0029】
次に、図2を参照して図1に示すシステムの動作を説明する。
【0030】
説明を簡単にするため以下の説明では、ポータルサイト(Web画面)もマルチキャストサーバ4がサポートしているものとするが、センター内LAN6に接続された他サーバやIPネットワーク8上のサーバでサポートする構成であってもよい。マルチキャスト受信端末5が、IE(Internet Explorer)などのナビゲータにて前記ポータルサイトをアクセスする場合、通常はユニキャストのプロトコルが使用される。このため、往路として図2に示す(2−1)、(2−2)及び(2−3)のシーケンス(経路)が使用され、復路として(2−4)、(2−5)及び(2−6)のシーケンス(経路)が使用される。この場合、フィルタ部3は中継動作のみ実施する。
【0031】
次に、マルチキャスト受信端末5が、前記ポータルサイトから参照される映像などのマルチキャストデータにアクセスする場合、リクエストはユニキャストのため、往路として前記経路と同様の(2−7)、(2−8)及び(2−9)のシーケンス(経路)が使用される。次に、マルチキャストデータは、マルチキャストサーバ4からマルチキャストデータ(2−10)として送出される。このマルチキャストデータ(2−10)は、センター送出装置1とフィルタ部3両方で受信される。
【0032】
センター送出装置1には、特定のマルチキャストアドレスが登録されており、該マルチキャストデータ(2−10)のマルチキャストアドレスが登録されたマルチキャストアドレスと一致する場合、センター送出装置1は、伝送路9(その先には宅内受信装置2が接続されている)に中継動作を行い、マルチキャストデータ(2−11)を送出する。一方、フィルタ部3にも前記と同じ特定のマルチキャストアドレスが登録されており、マルチキャストデータ(2−10)のマルチキャストアドレスが登録されたマルチキャストアドレスと一致するため、フィルタ部3はこのデータを破棄し、中継動作は行わない。
【0033】
伝送路9からマルチキャストデータ(2−11)を受信した宅内受信装置2は、中継動作を行い、マルチキャストデータ(2−12)をマルチキャスト受信端末5に送出する。
【0034】
このように、センター30内に構成され、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバ4が接続されているセンター内LAN6から特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路9に中継するセンター送出装置1と、センター30内に構成され、前記センター内LAN6とIPネットワーク8の間に接続され、前記マルチキャストデータをIPネットワーク8に送出することを阻止するフィルタ部3とを設けることで、センター内LAN6と加入者内LAN7間にマルチキャストデータをバイパス中継するネットワーク(IPネットワーク8をバイパスするネットワーク)を構築する。これにより、広帯域なマルチキャストシステムが実現できる。
【0035】
(第1の実施の形態)
図3及び図4を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態によるシステム構成を示す図、及び図4はその動作シーケンスを示す図である。
【0036】
図3において、CATVセンター30と加入者宅40、40、・・・、40(nは任意の整数)は、CATV伝送路9aを使用したケーブルモデムシステム(ITU J.112 Annex B仕様)を使用したIPネットワーク8とCATV伝送路9aで接続されている。
【0037】
CATVセンター30は、センター送出装置1、ケーブルモデムシステムのセンター装置であるCMTS(Cable Modem Termination System)10及びマルチキャストサーバ4で構成する。また、フィルタ部3はCMTS10の内部機能として構成する。センター送出装置1は、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバ4やインターネットが接続されているセンター内LAN6とCATV伝送路9aの間に接続する。また、センター送出装置1は、センター内LAN6の終端機能を有するLAN受信部1aと、特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを中継する機能を有するフィルタ部1bと、CATV伝送路9aの終端機能を有するRF送信部1cで構成される。CMTS10は、センター内LAN6とCATV伝送路9aの間に接続する。
【0038】
加入者宅40〜40は、加入者宅40の内部構成として図示されているように、宅内受信装置2、ケーブルモデムシステムの宅内装置であるCM(Cable Modem)11及びマルチキャスト受信端末5で構成する。
【0039】
CATV伝送路9aに接続されたCM11とマルチキャスト受信端末5は加入者内LAN7で接続され、宅内受信装置2は加入者内LAN7とCATV伝送路9aの間に接続する。マルチキャスト受信端末5は、マルチキャストデータを受信する機能に加え、本発明では必須ではないがWebのナビゲータ機能を有する。また、宅内受信装置2は、CATV伝送路9aの終端機能を有するRF受信部2aと加入者内LAN7の終端機能を有するLAN送信部2bで構成される。
【0040】
更に、CATV伝送路9aのような複数加入者で共用するような伝送路では、センター送出装置1一台に対して複数の宅内受信装置2を接続する構成が可能である。
【0041】
次に、図3のシステムの動作を図4を用いて説明する。
【0042】
図2のシステムと同様、ポータルサイト(Web画面)もマルチキャストサーバ4がサポートしているものとする。マルチキャスト受信端末5が、IE(Internet Explorer)などのナビゲータにて前記ポータルサイトをアクセスする場合、通常はユニキャストのプロトコルが使用される。このため、往路として図に示す(2−1)、(2−2)及び(2−3)のシーケンス(経路)が使用され、復路として(2−4)、(2−5)及び(2−6)のシーケンス(経路)が使用される。この場合、CMTS10内のフィルタ部3は中継動作のみ行う。
【0043】
次に、マルチキャスト受信端末5が、前記ポータルサイトから参照される映像などのマルチキャストデータにアクセスする場合、リクエストはユニキャストのため、往路として前記同様(2−7)、(2−8)及び(2−9)のシーケンス(経路)が使用される。次に、マルチキャストデータは、マルチキャストサーバ4からマルチキャストデータ2−10として送出される。このマルチキャストデータ(2−10)は、センター送出装置1のLAN受信部1aとCMTS10両方で受信される。
【0044】
センター送出装置1内では、LAN受信部1aからフィルタ部1bにマルチキャストデータ(2−10)がマルチキャストデータ(4−1)として中継さる。フィルタ部1bには、特定のマルチキャストアドレスが登録されており、マルチキャストデータ(4−1)((2−10)と同じ)のマルチキャストアドレスが登録されているマルチキャストアドレスと一致する場合、フィルタ部1bからRF送信部1cへとデータが中継され、CATV伝送路9a(その先には宅内受信装置2が接続されている)にマルチキャストデータ(2−11)が送出される。一方、CMTS10内のフィルタ部3にも前記と同じ特定のマルチキャストアドレスが登録されており、マルチキャストデータ(2−10)のマルチキャストアドレスが登録されたマルチキャストアドレスと一致するため、フィルタ部3はこのデータを破棄し、中継動作は行わない。
【0045】
CATV伝送路9aからマルチキャストアドレス(2−11)を受信した宅内受信装置2は、RF受信部2aからLAN送信部2bへとデータを中継し、マルチキャストデータ(2−12)をマルチキャスト受信端末5に送出する。
【0046】
以上の構成及び動作にて、センター内LAN6と加入者内LAN7間にマルチキャストデータをバイパス中継するネットワークを構築する。これにより、従来のIPネットワークの伝送帯域に左右されない広帯域なIPマルチキャストシステムを構成可能であり、また、従来のIPネットワークがマルチキャストをサポートしていない場合でもIPマルチキャストシステムを構成可能となる。
【0047】
(第2の実施の形態)
図5及び図6にそれぞれ、本発明の第2の実施の形態によるシステム構成及びその動作シーケンスを示す。
【0048】
本実施の形態では、マルチキャスト対応のグループ管理プロトコルとしてIGMP(Internet Group Management Protocol:RFC1112)を使用する。図5において加入者宅は、宅内受信装置2、マルチキャスト受信端末5及びIPネットワーク8と接続するCM(図3と同様に設けられているが、図5では便宜上図示を省略している)、並びにこれらを接続する加入者内LAN7を具備する。
【0049】
宅内受信装置2は、CATV伝送路9aの終端機能を有するRF受信部2a、どのマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを中継するかの送出制御を行うIPフィルタ部2e、加入者内LAN7にマルチキャストデータを送出するLAN送信部2b、加入者内LAN7からIGMPを受信するLAN受信部2c、及びIGMPの情報を分析し、IPフィルタ部2eに中継するマルチキャストアドレスを指示するIGMPモニタ部2dを具備する。マルチキャスト受信端端末5は、マルチキャストデータを受信する機能に加え、IGMPの機能を有する。
【0050】
図5のシステムの動作を、図6を用いて説明する。
【0051】
IGMPでは、マルチキャストがサポートされていることを示すため、ネットワークに対して、これに接続されているルータよりGeneral Queryが定期的に送出される。本実施の形態では、IPネットワーク8がIGMP[General Query](6−3)を送出する構成であるが、IPネットワーク8がマルチキャストをサポートしていない場合、宅内受信装置2がIGMP[General Query](6−3)を送出してもかまわない。
【0052】
IGMP[General Query](6−3)を受信したマルチキャスト受信端末5は、自身が受信したいマルチキャストアドレス[MG1i]を含むIGMP[Membership Report](6−4)をIPネットワーク8に送出する。また、マルチキャスト受信端末5は該マルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信したい期間中は、タイマーt周期で再度同一内容のIGMP[Membership Report](6−11)及び(6−13)を送出する。IGMP[Membership Report](6−4)を受信したLAN受信部2cは、IGMPモニタ部2dに本データを中継する(6−5)。IGMPモニタ部2dでは、本データからマルチキャストアドレスを抽出し、IPフィルタ部2eに該マルチキャストアドレス[MG1i]の登録を指示(6−6)すると同時にタイマーT(t<T)を起動する。
【0053】
IGMPモニタ部2dは、タイマーT起動中に同一のマルチキャストアドレスのIGMP[Membership Report](6−12)や(6−14)を受信した場合、タイマーTのみを再起動する。尚、図6には記載していないが、異なるマルチキャストアドレスのIGMP[Membership Report]を受信した場合、前記同様IPフィルタ部2eに該マルチキャストアドレスの登録を指示すると同時に前記とは別のタイマーTを起動する。IGMPモニタ部2dは、各タイマーTがそれぞれタイムアウトした場合、IPフィルタ部2eに該マルチキャストアドレス[MG1i]などの削除を指示(6−21)する。
【0054】
CATV伝送路9aよりマルチキャストデータ[MG1i](6−1)及び(6−7)を受信したRF受信部2aは、IPフィルタ部2eに本データを中継((6−2)及び(6−8))する。IPフィルタ部2eでは、該マルチキャストデータ[MG1i]のマルチキャストアドレス(この場合MG1i)が、IGMPモニタ部2dの指示によりフィルタ条件として登録状態にない場合は該マルチキャストデータ[MG1i](6−2)を破棄する。また、登録状態にある場合は該マルチキャストデータ[MG1i](6−8)をLAN送信部2bに中継(6−9)し,マルチキャストデータ(6−10)が最終的にマルチキャスト受信端末5で受信される。
【0055】
マルチキャストデータ(6−15),(6−17),(6−22),(6−24)は、それぞれ上記動作にて(6−16),(6−23),(6−25)は破棄され、(6−20)はマルチキャスト受信端末5で受信される。
【0056】
このように、第2の実施の形態では、宅内受信装置2は、加入者内LAN7からマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する機能を具備し、前記グループ管理プロトコル内の情報に従い、加入者内LAN7へのLANデータの送出制御(送出開始,停止)を行う。これにより、加入者内LAN7への送出トラヒックを該加入者が要求したマルチキャストアドレスのみにフィルタ(制限)することにより、加入者内LAN7の伝送帯域に縛られることなく、バイパス中継ネットワーク(単一波での)の伝送帯域を拡大できる。
【0057】
なお、上記第2の実施の形態においても、図3に示すように、複数の加入者宅をCATV伝送路9aに接続することができる。
【0058】
(第3の実施の形態)
図7及び図8にそれぞれ、本発明の第3の実施の形態によるシステム構成及びその動作シーケンスを示す。
【0059】
本実施の形態では、マルチキャスト対応のグループ管理プロトコルとしてIGMP(RFC1112)を使用する。
【0060】
図7において、CATVセンター30と加入者宅40は、IPネットワーク88とCATV伝送路9aで接続されている。CATVセンター30は、複数のセンター送出装置1〜1、フィルタ部3及びマルチキャストサーバ4を具備する。センター送出装置1〜1は、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバ4が接続されているセンター内LAN6とCATV伝送路9aの間に接続する。フィルタ部3は、センター内LAN6とIPネットワーク8の間に接続する。センター送出装置1〜1はそれぞれ異なる特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信中継し、それぞれ異なる周波数にて前記マルチキャストデータをCATV伝送路9aに送出する機能を有する。具体的には、センター送出装置1はマルチキャストアドレスMG11〜MG1pまでのマルチキャストデータを受信中継し、周波数f1にて前記マルチキャストデータをCATV伝送路9aに送出する。また、センター送出装置1はマルチキャストアドレスMGn1〜MGnqまでのマルチキャストデータを受信中継し、周波数fnにて前記マルチキャストデータをCATV伝送路9aに送出する。
【0061】
加入者宅は、宅内受信装置2、マルチキャスト受信端末5及びIPネットワーク8と接続するCM(図3と同様に設けられているが、図7では便宜上図示を省略している)、並びにこれらを接続する加入者内LAN7を具備する。
【0062】
宅内受信装置2は、CATV伝送路9aの終端機能を有するRF受信部2a、加入者内LAN7にマルチキャストデータを送出するLAN送信部2b、加入者内LAN7からIGMPを受信するLAN受信部2c、IGMPからマルチキャストアドレスを抽出し、該マルチキャストアドレスに対応する受信周波数をテーブル2fから検索し、RF受信部2aに該受信周波数を指示するIGMPモニタ部2d及びマルチキャストアドレスと受信周波数の対応を保持するテーブル2fを具備する。テーブル2fは、メモリやハードディスクなどの記憶手段に記憶されている。
【0063】
テーブル2fの構成を図9に示す。テーブル2fは、マルチキャストアドレスと受信周波数との対応関係を記述する。例えば、マルチキャストアドレスMG1j(1≦j≦p)は受信周波数f1に対応し、マルチキャストアドレスMGnk(1≦k≦q)は受信周波数fnに対応する。
【0064】
マルチキャスト受信端末5は、マルチキャストデータを受信する機能に加え、IGMPの機能を有する。
【0065】
次に、図7のシステムの動作を、図8を用いて説明する。
【0066】
IGMPでは、マルチキャストがサポートされていることを示すため、ネットワークに対して、これに接続されているルータよりGeneral Queryが定期的に送出される。本実施の形態では、宅内受信装置2のLAN送信部2bがIGMP[General Query](6−3)を送出することで記載しているが、IPネットワーク8がマルチキャストをサポートしている場合、IPネットワーク8がIGMP[General Query](6−3)を送出してもかまわない。
【0067】
IGMP[General Query](6−3)を受信したマルチキャスト受信端末5は自身が受信したいマルチキャストアドレス[MG1j]を含むIGMP[Membership Report](9−4)を送出する。図8上には記載していないが、マルチキャスト受信端末5は該マルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信したい期間中は、図5に示すようにして、タイマーt周期で再度同一内容のIGMP[Membership Report]を送出する。IGMP[Membership Report](9−4)を受信したLAN受信部2cは、IGMPモニタ部2dに本データを中継する(9−5)。IGMPモニタ部2dでは、本データからマルチキャストアドレスを抽出後、テーブル2f(図9参照)より該マルチキャストアドレス[MG1j]に対応する受信周波数f1を検索(9−6)し、RF受信部2aに対して受信周波数をf1に変更するよう指示(9−7)する。同様にマルチキャストアドレス[MGnk]のマルチキャストデータを受信したいマルチキャスト受信端末5はマルチキャストアドレス[MGnk]を含むIGMP[Membership Report](9−12)を送出する。図8上には記載していないが、マルチキャスト受信端末5は該マルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信したい期間中は、タイマーt周期で再度同一内容のIGMP[Membership Report]を送出する。IGMP[Membership Report](9−12)を受信したLAN受信部2cは、IGMPモニタ部2dに本データを中継する(9−13)。IGMPモニタ部2dでは、本データからマルチキャストアドレスを抽出後、テーブル2f(図9参照)より該マルチキャストアドレス[MGnk]に対応する受信周波数fnを検索(9−14)し、RF受信部2aに対して受信周波数をfnに変更するよう指示(9−15)する。
【0068】
マルチキャストサーバ4より送出されたマルチキャストデータ[MGnk](9−1)は、すべてのセンター送出装置1〜1にて受信されるが、該マルチキャストデータ[MGnk]のマルチキャストアドレスが登録されているセンター送出装置1のみで中継され、周波数fnにてCATV伝送路9a経由にて宅内受信装置2のRF受信部2aで受信される。しかし、RF受信部2aに設定されている受信周波数がfiのためマルチキャストデータ(9−2)は破棄される。
【0069】
同様に、マルチキャストサーバ4より送出されたマルチキャストデータ[MG1j](9−8)は、すべてのセンター送出装置1〜1にて受信されるが、該マルチキャストデータ[MG1j]のマルチキャストアドレスが登録されているセンター送出装置1のみで中継され、周波数f1にてCATV伝送路9a経由にて宅内受信装置2のRF受信部2aで受信される。今回の場合、RF受信部2aに設定されている受信周波数がf1のためマルチキャストデータ(9−9)はRF受信部2aで受信中継(9−10)され、LAN送信部2bからマルチキャストデータ(9−11)としてマルチキャスト受信端末5に送信される。
【0070】
同様の動作にてマルチキャストデータ(9−16)はマルチキャスト受信端末5に届くが、マルチキャストデータ(9−20)は破棄される。
【0071】
このように、図7に示すセンター送出装置30は、複数台1〜1で構成され、センター送出装置毎に異なる特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、センター送出装置毎に異なる周波数にて前記マルチキャストデータを伝送路9aに送出する。また、図7に示す宅内受信装置40は、加入者内LAN7からマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する機能とマルチキャストアドレスと伝送路9aからの受信周波数(センター送出装置1〜1からの送出周波数と同じ)の対応テーブル2fを具備し、前記グループ管理プロトコル内の情報からマルチキャストアドレスを抽出し、該マルチキャストアドレスに対応する受信周波数を前記テーブルか2fから検索し、該周波数での受信制御を行う。従って、バイパス中継ネットワークを複数波(n個)に拡張することにより、伝送帯域をn倍と拡大できる。
【0072】
なお、上記第3の実施の形態においても、図3に示すように、複数の加入者宅をCATV伝送路9aに接続することができる。
【0073】
以上、本発明の実施の形態を説明した。なお、伝送路としては、本実施の形態のCATV伝送路に限定されるものではなく、ATM−PONやインサーネットPONなど伝送路を複数の加入者で共用しているネットワークでは、同一のマルチチャストデータ(例えば映像の一番組)はひとつだけをこのIPマルチキャスト中継システムに流せば複数加入者で同時受信できるため、その効果は大きい。
【0074】
(第4の実施の形態)
図10は、本発明の第4の実施の形態によるシステム構成を示す。また、図11は図10に示されるセンター送出装置50の内部構成例を示す図である。更に、図12はセンター送出装置50の機能を示す図、図13は本実施の形態の動作シーケンスを示す図である。
【0075】
図1に示す構成はセンター送出部1とフィルタ部3とを用いていたのに対し、図10に示す構成はセンター送出装置50のルーティング機能(スイッチング機能)を用いて、特定のマルチキャストデータを伝送路9にのみ送出し、IPネットワーク8に送出されるのを阻止するものである。
【0076】
センター送出装置50はセンター内LAN6と伝送路9との間に設けられており、図11に示すように、スイッチ部51、装置内メモリ上に展開されたルーティングテーブル52、複数の受信部53〜53、及び複数の送信部54〜54を有する。スイッチ部51は、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているセンター内LAN6とIPネットワーク8及び伝送路9との間でデータをスイッチングする。ルーティングテーブル52は、スイッチ部51のスイッチング動作を定義するルーティング情報を格納する。スイッチ部51は受信部53〜53及び送信部54〜54を介してポート1〜3に接続されている。ポート1はセンター内LAN6に接続され、ポート2はIPネットワーク8に接続され、ポート3は伝送路9に接続されている。図11に示すように、ルーティングテーブル52はアドレスと出力ポートとの関係を、ユニキャスト及びマルチキャストごとに定義するルーティング情報を格納している。図11に、ルーティングテーブル情報の例を示してある。図12は、このルーティング情報に対応したルーティングを示している。この例では、「マルチキャスト2」が特定のマルチキャストであり、ポート3を介して伝送路9へ送出されている。
【0077】
図13に、図11及び図12に示すルーティング情報を用いた動作シーケンスを示してある。前述した図2に示す動作シーケンスと比べ、図13に示す動作シーケンスは図2に示すセンター送出装置1とフィルタ機能3で実現される機能を、センター送出装置50のルーティング機能で実現する。以下、詳細に説明する。
【0078】
説明を簡単にするため以下の説明では、ポータルサイト(Web画面)もマルチキャストサーバ4がサポートしているものとするが、センター内LAN6に接続された他サーバやIPネットワーク8上のサーバでサポートする構成であってもよい。マルチキャスト受信端末5が、IE(Internet Explorer)などのナビゲータにて前記ポータルサイトをアクセスする場合、通常はユニキャストのプロトコルが使用される。このため、ユニキャスト1は往路として図13に示す(2−1)、(2−2)及び(2−3)のシーケンス(経路)が使用され、ユニキャスト2は復路として(2−4)、(2−5)及び(2−6)のシーケンス(経路)が使用される。この場合、センター送出装置50はユニキャスト1をポート1へルーティングし、ユニキャスト2をポート2へルーティングする。これらのルーティング処理は、図11に示すスイッチ部51がルーティングテーブル52を参照することで行われる。
【0079】
次に、マルチキャスト受信端末5が、前記ポータルサイトから参照される映像などのマルチキャストデータにアクセスする場合、リクエストはユニキャスト(ユニキャスト1)のため、往路として前記経路と同様の(2−7)、(2−8)及び(2−9)のシーケンス(経路)が使用される。センター送出装置50では、受信したユニキャスト1をポート1へルーティングする。次に、マルチキャスト2は、マルチキャストサーバ4からマルチキャストデータ(2−10)として送出される。センター送出装置50はこのマルチキャストデータ(2−10)をポート3へルーティングし、ポート2(IPネットワーク8)へはルーティングしない。伝送路9からマルチキャストデータ(2−11)を受信した宅内受信装置2は、中継動作を行い、マルチキャストデータ(2−12)をマルチキャスト受信端末5に送出する。
【0080】
このように、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているLANと前記IPネットワーク及び伝送路との間でデータをスイッチングするスイッチ部51と、スイッチ部51のスイッチング動作を定義するルーティング情報を格納するルーティングテーブル52とを有し、ルーティング情報は特定のマルチキャストデータ(上記例の場合、マルチキャスト2)がIPネットワーク8に送出されることを阻止するように定義されているため、センター内LAN6と加入者内LAN7間にマルチキャストデータをバイパス中継するネットワーク(IPネットワーク8をバイパスするネットワーク)が構築される。これにより、広帯域なマルチキャストシステムが実現できる。
【0081】
(第5の実施の形態)
図14は、本発明の第5の実施の形態によるシステム構成を示す図である。図中、図1に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してある。
【0082】
本実施の形態は、特定のマルチキャストアドレスのデータが加入者宅40からIPネットワーク8に廻り込むことを防止するために、IPネットワーク8内にフィルタ機能部60を設けたことを特徴とする。フィルタ機能部60は、IPネットワーク8の入口にて、特定のマルチキャストアドレスのデータが流入するのを阻止する。このフィルタ機能部60は、例えば図3に示すCM11のIPフィルタ機能を用いて、容易に実現できる。CM11のIPフィルタ機能により、該当マルチキャストデータを破棄することにより、IPネットワーク8への流入を阻止できる。
【0083】
なお、フィルタ機能部60を図5、図7、図10の各実施の形態にも同様に設けることができる。
【0084】
(第6の実施の形態)
図15は、本発明の第6の実施の形態によるシステム構成を示す図である。図中、図1に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してある。
【0085】
本実施の形態は、特定のマルチキャストアドレスのデータが加入者宅40からIPネットワーク8に廻り込むことを防止するための機能を加入者内LAN7に設けたことを特徴とする。例えば、この機能は、加入者内LAN7に前述したIGMPスヌープ機能70を実装することで実現できる。IPネットワーク8からは、該当マルチキャストアドレスのIGMP[Membership Report]は送出されないため、IGMPスヌープ機能70により該当マルチキャストアドレスのデータはIPネットワーク8にスイッチされない。
【0086】
なお、IGMPスヌープ機能70を用いたデータの廻り込み阻止機能を図5、図7、図10の各実施の形態にも同様に設けることができる。
【0087】
(第7実施形態)
図16は、本発明の第6の実施の形態によるシステム構成を示す図である。図中、図7に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してある。
【0088】
本実施の形態は、図7に示す構成において、CATVセンター30からCATV伝送路9aを介してテーブル2fにアクセスし、その内容を更新可能としたことを特徴とする。宅内受信装置2のテーブル2fを更新するための特定のマルチキャストアドレスのデータを伝送路に送出し、テーブル2fを更新する。これにより、使用するマルチキャストアドレスや受信周波数の更新を容易に行うことができる。図16は、センター送出装置1がテーブル更新用の特定のマルチキャストアドレスのデータをCATV伝送路9aに送出し、すべての宅内受信装置2が受信して各自のテーブル2fを更新することを代表的に示しているが、その他の各センター送出装置1〜1も同様にテーブルの更新を行うことができる。また、テーブル2fへのアクセスはIPネットワーク8を介しても可能であり、IPネットワーク8を介してテーブル2fの内容を更新することもできる。
【0089】
本実施の形態は、センター送出装置が図11に示す構成、ルーティング機能を用いて特定のマルチキャストアドレスのデータがIPネットワーク8へ流出するのを阻止する構成であっても、同様に適用できるものである。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、広帯域なマルチキャストシステム並びにこれに用いられる通信装置及び通信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のIPマルチキャスト中継システムの原理を示すブロック図である。
【図2】図1に示すIPマルチキャスト中継システムの動作シーケンスを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるIPマルチキャスト中継システムの構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すIPマルチキャスト中継システムの動作シーケンスを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態によるIPマルチキャスト中継システムの構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示すIPマルチキャスト中継システムの動作シーケンスを示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態によるIPマルチキャスト中継システムの構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すIPマルチキャスト中継システムの動作シーケンスを示す図である。
【図9】図7に示すテーブル2fの一構成例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態によるIPマルチキャスト中継システムの構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示すセンター伝送装置の一構成例を示すブロック図である。
【図12】図10及び図11に示すセンター伝送装置のルーティング(スイッチング)動作の一例を示す図である。
【図13】 図10に示すIPマルチキャスト中継システムの動作シーケンスを示す図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態によるIPマルチキャスト中継システムの構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態によるIPマルチキャスト中継システムの構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第7の実施の形態によるIPマルチキャスト中継システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
,1 センター送出装置
1a LAN受信部
1b フィルタ部
1c RF送信部
2 宅内受信装置
2a RF受信部
2b LAN送信部
2c LAN受信部
2d IGMPモニタ部
2e IPフィルタ部
2f テーブル
3 フィルタ部
4 マルチキャストサーバ
5 マルチキャスト受信端末
6 センター内LAN
7 加入者内LAN
8 IPネットワーク
9 伝送路
9a CATV伝送路
10 CMTS
11 CM
30 センター
40 加入者宅
50 センター送出装置
51 スイッチ部
52 ルーティングテーブル
53〜53 受信部
54〜54 送信部
60 フィルタ機能部
70 IGMPスヌープ機能

Claims (13)

  1. センターと各加入者宅とが任意のIPネットワークと伝送路の双方で接続されているネットワーク構成を有し、
    センター内に構成され、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているセンター内LANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継するセンター送出装置と、
    センター内に構成され、前記センター内LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止するフィルタ部と、
    加入者宅内に構成され、前記伝送路から前記マルチキャストデータを受信し、前記IPネットワーク及びマルチキャスト受信端末が接続されている加入者内LANに前記マルチキャストデータを送出する宅内受信装置と、
    を有することを特徴とするIPマルチキャスト中継システム。
  2. 前記宅内受信装置は、加入者内LANからマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する機能を具備し、前記グループ管理プロトコル内の情報に従い、加入者内LANへのLANデータの送出制御を行うことを特徴とする請求項1記載のIPマルチキャスト中継システム。
  3. 前記センター送出装置は、複数台で構成され、センター送出装置毎に異なる特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、センター送出装置毎に異なる周波数にて前記マルチキャストデータを伝送路に送出し、
    前記宅内受信装置は、加入者内LANからマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する機能とマルチキャストアドレスと伝送路からの受信周波数の対応テーブルを具備し、前記グループ管理プロトコル内の情報からマルチキャストアドレスを抽出し、該マルチキャストアドレスに対応する受信周波数を前記テーブルから検索し、該受信周波数での受信制御を行うことを特徴とする請求項1記載のIPマルチキャスト中継システム。
  4. 任意のIPネットワークと伝送路の双方に接続可能な通信装置であって、
    マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているLANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継するセンター送出装置と、
    前記LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止するフィルタ部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  5. 任意のIPネットワークと伝送路の双方に接続可能な通信装置であって、
    相互に異なる特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータをLANを介して受信し、相互に異なる周波数にて前記マルチキャストデータを伝送路に送出する複数のセンター送出装置と、
    前記LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止するフィルタ部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  6. 伝送路とネットワークとに接続される通信装置において、
    前記ネットワークからマルチキャスト対応のグループ管理プロトコルを送受信する送受信部と、
    前記伝送路からの信号を受信する受信部と、
    マルチキャストアドレスと前記伝送路からの受信周波数の対応関係を記述するテーブルと、
    前記グループ管理プロトコル内の情報からマルチキャストアドレスを抽出し、該マルチキャストアドレスに対応する受信周波数を前記テーブルから検索し、該受信周波数での受信制御を行うように前記受信部を制御する制御部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  7. センターと各加入者宅とが任意のIPネットワークと伝送路の双方で接続されているネットワーク構成における通信方法であって、
    マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているセンター内LANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継する段階と、
    前記センター内LANと前記IPネットワークの間に接続され、前記マルチキャストデータを前記IPネットワークに送出することを阻止する段階と、
    前記伝送路から前記マルチキャストデータを受信し、前記IPネットワーク及びマルチキャスト受信端末が接続されている加入者内LANに前記マルチキャストデータを送出する段階と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  8. 任意のIPネットワークと伝送路の双方に接続可能な通信装置であって、
    マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているLANと前記IPネットワーク及び伝送路との間でデータをスイッチングするスイッチ部と、
    該スイッチ部のスイッチング動作を定義するルーティング情報を格納するルーティングテーブルとを有し、
    前記ルーティング情報は特定のマルチキャストデータがIPネットワークに送出されることを阻止するように定義されていることを特徴とする通信装置。
  9. 前記テーブルは前記伝送路又は前記ネットワークを介して更新可能であることを特徴とする請求項記載の通信装置。
  10. センターと各加入者宅とが任意のIPネットワークと伝送路の双方で接続されているネットワーク構成を有し、
    センター内に構成され、マルチキャストデータを送出するマルチキャストサーバが接続されているセンター内LANから特定のマルチキャストアドレスのマルチキャストデータを受信し、前記マルチキャストデータを伝送路に中継するとともに、当該マルチキャストデータが前記IPネットワークに送出されることを阻止するセンター送出装置と、
    加入者宅内に構成され、前記伝送路から前記マルチキャストデータを受信し、前記IPネットワーク及びマルチキャスト受信端末が接続されている加入者内LANに前記マルチキャストデータを送出する宅内受信装置と、
    を有することを特徴とするIPマルチキャスト中継システム。
  11. 前記センター送出装置は、
    前記センター内LANと前記IPネットワーク及び伝送路との間でデータをスイッチングするスイッチ部と、
    該スイッチ部のスイッチング動作を定義するルーティング情報を格納するルーティングテーブルと
    を有することを特徴とする請求項12記載のIPマルチキャスト中継システム。
  12. 前記IPネットワークは、特定のマルチキャストアドレスのデータ流入を阻止する手段を有することを特徴とする請求項1、2、3、10及び11のいずれか一項記載のIPマルチキャスト中継システム。
  13. 前記加入者内LANは更に、特定のマルチキャストアドレスのデータがIPネットワークに流出するのを阻止する手段を有することを特徴とする請求項1、2、3、10及び11のいずれか一項記載の通信装置。
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