JP3883119B2 - Vertical check device for steel pipe piles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の建物の基礎を構成する鋼管杭の鉛直度を確認する際に用いられる鉛直度確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅等の建物の基礎の下の地盤に埋め込む鋼管杭の貫入の際に注意すべき事項として、貫入後の鋼管杭の鉛直度が所定の管理値以内であること、鋼管杭の先端部分が折れ曲がり等がなくて予めボーリング調査等によって測定された深さにある支持地盤に貫入していること等がある。そして、鉛直度が管理値を超えていると判断した場合や先端部分が支持地盤に貫入されていないと判断した場合は、その鋼管杭の隣に新たに別の鋼管杭を貫入させて地盤を強化することとしている。
【0003】
一般には、鋼管杭200の鉛直度の確認は、図8に示すように、地上に露出している杭頭部200aの鉛直度を傾斜計または水準器等の測定装置を用いて測定することにより行っている。
【0004】
また、鋼管杭200の地盤に貫入されている部分の長さL5の算出は、施工中に施工管理装置を用いて行うか、または、予め鋼管杭200の全長Lを測定しておいて貫入後に地上に露出している杭頭部200aの長さL6を測定し、該杭頭部分の長さL6を全長Lから差し引くことにより行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
鋼管杭200の鉛直度については、地上において杭頭部200aの鉛直度が管理値以内であっても、地盤中においてレキ・ガラ等の影響で先端部200bが折れ曲がった状態で貫入されることがあり、このような場合に、従来の測定手段では正確に確認することができないという問題点がある。
【0006】
鋼管杭200の地盤に貫入されている部分の長さL5については、先端部200bが折れ曲がっている場合もあり、正確さに欠くという問題点がある。また、鋼管杭200の内部を利用して測定する手段もあるが、鋼管杭200の先端から内部に土砂が入り込むことから正確に測定することができないという問題点がある。これにより、先端部200bが支持地盤に貫入しているかどうかを正確に確認することができないという問題点がある。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、極めて容易かつ正確に、鋼管杭の鉛直度を確認することができる鋼管杭の鉛直度確認装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するためになされた本発明の請求項1に記載の鉛直度確認装置は、長尺な円筒形の鋼管杭の杭頭部に着脱自在に取り付けられる蓋部材と、前記鋼管杭の内径と略等しい外径を有し、前記鋼管杭の先端部近傍の内側に取り付けられる底板と、該底板の中心部と前記蓋部材の中心部との間に張設される基準線材と、前記鋼管杭の内径より少し小さい外径を有し、その中心が前記基準線材に挿通され、前記蓋部材から前記底板へ向って自由落下する錘と、を具備することを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載の鉛直度確認装置は、請求項1に記載の鉛直度確認装置において、前記基準線材が長さ方向に連結可能な所定長さの複数の細棒から構成されて、該細棒のうち最下端に位置する細棒の先端に先鋭部を設けると共に、前記底板の中心部に前記先鋭部と係合する凹み部を設けることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載の鉛直度確認装置は、請求項1または請求項2に記載の鉛直度確認装置において、前記錘の上部に、前記錘を引き上げるための線材を取り付けることを特徴とするものである。
【0011】
請求項4に記載の鉛直度確認装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の鉛直度確認装置において、前記錘の外径及び高さが、前記鋼管杭の内径から前記外径を差し引いた値を前記高さで除した値が前記鋼管杭の鉛直度の管理値以下となるように設定されたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。本実施の形態に係る鋼管杭の鉛直度確認装置1は、図1に示すように、確認対象となる鋼管杭100の杭頭部100aに取り付けられる蓋部材2と、鋼管杭100の先端部100b近傍の内側に取り付けられる底板3と、該底板3の中心部と蓋部材2の中心部との間に張設される基準線材4と、蓋部材2から底板3へ向って自由落下する錘5とを具備している。以下、更に詳細に説明する。
【0013】
ここで、本実施の形態に係る鋼管杭100は、図1に示すように、長尺な円筒形の鋼管101の先端部に該鋼管と略等しい外径を有し且つその外周にうず巻き状の貫入羽根102aを有する先端部材102を溶接等により固定して構成されるものであって、その長さは、貫入される地盤の状況や建物の種類に応じて任意に設定される。本実施の形態では、鋼管杭100を鋼管101と先端部材102とで構成しているが、これに限定されるものではなく、1本の鋼管101から構成するようにしてもよい。
【0014】
蓋部材2は、図2または図3に示すように、鋼管杭100の外径より少し大きい外径を有する短尺な円筒体に蓋板6を設けたものである。該蓋板6の中心部には基準線材4が挿通可能な小穴7が穿設されており、該小穴7の周囲には錘5と鋼管杭100との接触音または底板3との衝突音の聞こえを良くするための複数の略扇形の穴8が穿設されている。蓋部材2の鋼管杭100への取り付けは、蓋部材2を鋼管杭100の杭頭部100aに被せることにより行う。
【0015】
底板3は、図4に示すように、鋼管杭100の内径D1と略等しい外径D2を有し、中心部に基準線材4を挿通させるための第1フック9が設けられた円板である。この底板3を溶接等によって取り付けると鋼管杭100が地盤に図外の装置によって回転させながら貫入される際に先端から内側に土砂が入り込むことを防止することができる。本実施の形態では、底板3の中心部に第1フック9を設けて基準線材4を接続することとしているが、中心部に小穴を穿設して、基準線材4を挿通させて接続すること等他の手段でもよい。
【0016】
基準線材4は、図2または図3に示すように、水糸、ワイヤ等の線材であって、錘5をその外側面と鋼管杭100の内側面との間隔を一定に保ちながら底板3方向へ導くためのものである。基準線材4の材質は、錘5が鋼管杭100の内側面に接触したときの衝撃により破断しない程度の剛性を有するものであればよい。基準線材4の張設は、例えば、一端部を底板3の第1フック9に挿通して往復させ、杭頭部100bにおいて両端部を結ぶこと等により行う。
【0017】
本実施の形態では、基準線材4を水糸、ワイヤ等の線材としたが、これに限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、その一端側にねじ部を、その他端側にねじ穴をそれぞれ設け、長さ方向に連結可能とした所定の長さの細棒10を継ぎ合わすことにより基準線材4を構成するようにしてもよい。このとき、最下端の細棒11の先端に先鋭部11aを設け、また、底板3の中心部に第1フック9の代わりに凹み部12を設けて、最下端の細棒11の先端と底板3とが確実に係合し、鋼管杭100の貫入時や錘5の落下時の衝撃で最下端の細棒11の先端が底板3から外れないようにしておく。このように、基準線材4を細棒10、11から構成することで、水糸、ワイヤ等のように、適当な張力を与えて張設させるという手間を省くことができる。
【0018】
錘5は、図3に示すように、所定の外径D3及び高さHを有し、内部が中空状の円柱体である。上面及び下面の各中心部には、基準線材4が挿通可能な小穴13が穿設され、上面には、錘5を引き上げるための紐14を接続するための第2フック15と、蓋部材2の穴8に引掛けて錘5を蓋部材2に仮固定するための第3フック16とが設けられている。ここで、錘5の内部を中空としているのは、錘5が鋼管杭100と接触または底板3と衝突したときの音の響きを良くするためである。外径D3及び高さHは、鋼管杭100の内径D1から外径D3を差し引いた値を高さHで除した値が鋼管杭100の鉛直度の所定の管理値以下となるように設定する。
【0019】
本実施の形態では、錘5を中空状の円柱体としているが、音の響きは劣るが中空状でなくてもよく、その形状は球体等でもよい。また、紐14の材質は、錘5の重さにより破断しない程度の剛性を有すものであれば、例えば、基準線材4の材質と同様に水糸、ワイヤ等の線材としてもよい。
【0020】
鉛直度確認装置1の鋼管杭100への取り付けは、以下の手順で行う。
まず、所望の長さの基準線材4の一端部を、底板3の第1フック9に挿通、往復させた後、その両端部を鋼管101の杭頭部100aに仮固定する。この状態で鋼管杭100の先端部100bを構成する先端部材102の先端部近傍の内側に第1フック9が鋼管101側を向くようにして底板3を溶接接合する。この際、先端部材102の先端から底板3までの長さL1を測定しておく。
鋼管杭100の地盤への貫入後に、図2、図3または図4に示すように、基準線材4を、錘5の小穴13、蓋部材2の小穴7に順に挿通させると共に、錘5の第3フック16を蓋部材2の穴8に引掛けて錘5を蓋部材2に仮固定する。そして、紐14の一端部を錘5の第2フック15に接続し、その他端部を蓋部材2の穴8から延出させる。この状態で、蓋部材2を鋼管杭100の杭頭部100aに取り付ける。
最後に、基準線材4が鋼管杭100内でたるまないように、適当な張力を与えながら、基準線材4を蓋部材2の中心部と底板3の中心部との間、即ち、鋼管杭100の軸線上に張設する。従って、鋼管杭100が鉛直に貫入されている場合には、基準線材4は、鉛直軸上に位置することとなる。
なお、基準線材4に水糸、ワイヤ等の線材ではなく細棒10(図5参照)を用いるときは、底板3を先端部材102に溶接接合し、鋼管杭100を地盤に貫入させた後に、細棒10を底板3と蓋部材2間に取り付けることとする。
【0021】
次に、鉛直度確認装置1を用いた鋼管杭100の鉛直度の確認作業について説明する。
まず、底板3及び基準線材4を取り付けた鋼管杭100を図外の装置を用いて回転させながら地盤に貫入させた後、上記の手順で鋼管杭100の杭頭部100aに蓋部材2及び錘5を取り付ける。そして、図1に示すように、錘5の第3フック16の蓋部材2への引掛けを解除して、錘5を蓋部材2から取り外し、鋼管杭100内を自由落下させる。この際に、錘5の落下時から錘5が鋼管杭100と接触または底板3と衝突して音が発生するまでの時間をストップウォッチを用いて測定したり、発生した音が接触音であるか衝突音であるかを聞き分けたりすることにより、鋼管杭100の鉛直度を確認する。
錘5の外径D3及び高さHを鋼管杭100の鉛直度の管理値より設定しているので(図3参照)、鋼管杭100が鉛直度の管理値以内で貫入されている場合、即ち、所定の傾き角度より小さい傾きで地盤に貫入されている場合には、錘5は、予め鋼管杭100の全長や鉛直度の管理値等から算出しておいた所定時間の範囲内で底板3と衝突して衝突音を発生させる。
鋼管杭100が鉛直度の管理値を超えて貫入されている場合や、先端部100bのみが曲がって貫入されている場合には、図6に示すように、基準線材4が鉛直軸から外れる、即ち、鋼管杭100の軸線が鉛直軸から外れるが、錘5は自由落下するので、落下途中で錘5の下端部が鋼管杭100の内側面に接触し、前述の所定時間より早く接触音を発生させる。つまり、前述の所定時間より早く接触音が聞こえると、鋼管杭100が傾いているか、または、先端部100bが曲がっていると判断することができる。
鋼管杭100の鉛直度の確認は、接触音または衝突音の発生までの時間をストップウォッチを用いて測定することにより行うが、少し慣れると接触音と衝突音とを聞き分けることができるようになるので、接触音または衝突音を聞き分けることにより鋼管杭100の鉛直度の確認するようにしてもよい。
鋼管杭100の鉛直度を確認した後は、図3に示すように、紐14を用いて錘5を引き上げると共に、基準線材4を切断する等して、蓋部材2を鋼管杭100から取り外して、錘5を鋼管杭100内から取り出す。蓋部材2及び錘5は、鋼管杭100に対して着脱自在であるので、何度でも繰り返して使用することができる。
【0022】
このように、鉛直度確認装置1を用いれば、錘5と鋼管杭100の内側面との接触音の発生時間を測定することにより、鋼管杭100の鉛直度を極めて容易かつ正確に確認することができる。そして、鉛直度確認装置1による確認結果に基づいて、鉛直度が管理値を超えていると判断された場合には、その鋼管杭100の隣に新たに別の鋼管杭100を地盤に貫入させることにより基礎に対して所望の支持力を得られるようにする。
【0023】
鋼管杭100の鉛直度を確認した後に、図7に示すように、鋼管杭100の内部を利用して鋼管杭100の杭頭部100aから底板3までの長さL3を測定し、鋼管杭100の地盤に貫入されている部分の長さL2を算出する。
具体的には、下げ振り・コンベックス等の測定装置17またはレーザーによる距離測定装置を用いて鋼管杭100の杭頭部100aから底板3までの長さL3を測定する共に、地上に露出している杭頭部100aの長さL4を測定する。予め、先端から底板3までの長さL1を測定しているので、鋼管杭100の地盤に貫入されている部分の長さL2は、鋼管杭100の杭頭部100aから底板3までの長さL3と先端から底板3までの長さL1とを足した値から地上に露出している杭頭部100aの長さL4を差し引くことにより算出することができる。
【0024】
このように、鋼管杭100の先端部100bに底板3を取り付けているので、鋼管杭100内に土砂が入り込むことがなく、鋼管杭100内部を利用して鋼管杭100の杭頭部100aから底板3までの長さL3を測定することができる。これにより、計算により鋼管杭100の地盤に貫入されている部分の長さL2を正確に算出することができるので、鋼管杭100の先端部100bのみが折れ曲がっている場合であっても、該先端部100bが所望の深さの支持地盤にまで貫入されているかどうかを容易に確認することができる。そして、この算出結果に基づいて、先端部100bが支持地盤に貫入されていないと判断された場合には、その鋼管杭100の隣に新たに別の鋼管杭100を地盤に貫入させることにより基礎に対して所望の支持力を得られるようにする。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の鉛直度確認装置によれば、錘を自由落下させ、該錘の落下時から錘が鋼管杭と接触または底板と衝突して音が発生するまでの時間をストップウォッチを用いて測定したり、発生した音が接触音であるか衝突音であるかを聞き分けたりすることにより、鋼管杭の鉛直度を確認することとしているので、例えば、地盤中で先端部が折れ曲がっていたとしても、極めて容易に、鋼管杭の鉛直度を確認することができるという利点がある。
【0026】
また、鋼管杭の先端部近傍の内側に、鋼管杭の内径と略等しい外径を有する底板を取り付けて、土砂が鋼管杭の先端から内部に入り込むことを防いでいるので、鋼管杭の内部を利用して杭長を測定することができるという利点がある。
これにより、先端部のみが折れ曲がっている場合であっても、鋼管杭の地盤に貫入されている部分の長さを算出することができ、鋼管杭の先端部が支持地盤に貫入されているかどうかを容易に確認することができるという利点がある。
【0027】
請求項2に記載の鉛直度確認装置によれば、細棒を連結させることにより基準線材を構成することとしているので、水糸、ワイヤ等のように、適当な張力を与えて張設させるという手間を省くことができるという利点がある。
【0028】
請求項3に記載の鉛直度確認装置によれば、錘の上部に、錘を引き上げるための線材を取り付けているので、錘を落下させた後に、線材を引っ張ることにより、錘を引き上げることができるので、錘を何度でも繰り返して使用することができ、経済的であるという利点がある。
【0029】
請求項4に記載の鉛直度確認装置によれば、鋼管杭の鉛直度の管理値により、その外径及び高さを設定した錘を自由落下させ、該錘の落下時から錘が鋼管杭と接触または底板と衝突して音が発生するまでの時間をストップウォッチを用いて測定したり、発生した音が接触音であるか衝突音であるかを聞き分けたりすることにより、鋼管杭の鉛直度を確認することとしているので、極めて容易かつ正確に、鋼管杭の鉛直度を確認することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の鉛直度確認装置による鋼管杭の鉛直度の確認の手順を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の鉛直度確認装置の蓋部材・基準線材・錘を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の鋼管杭の杭頭部を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の鋼管杭の先端部を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の基準線材・底板を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の鉛直度確認装置による鋼管杭の鉛直度の確認の手順を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の鋼管杭の杭長の測定の手順を示す図である。
【図8】従来の鋼管杭の鉛直度の確認、杭長の測定の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 鉛直度確認装置
2 蓋部材
3 底板
4 基準線材
5 錘
100 鋼管杭
100a 杭頭部
100b 先端部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a verticality confirmation device used when confirming the verticality of a steel pipe pile constituting a foundation of a building such as a house.
[0002]
[Prior art]
Important points to note when penetrating steel pipe piles to be embedded in the ground under the foundations of buildings such as houses are that the vertical degree of the steel pipe piles after penetration is within the prescribed control value, and the tip of the steel pipe piles is bent. In some cases, it has penetrated into the supporting ground at a depth measured beforehand by a boring survey or the like. And when it is judged that the verticality exceeds the control value or when it is judged that the tip part is not penetrated into the supporting ground, another steel pipe pile is penetrated next to the steel pipe pile and the ground is We are going to strengthen it.
[0003]
Generally, the verticality of the
[0004]
Moreover, the length L5 of the portion penetrated into the ground of the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Regarding the verticality of the
[0006]
About the length L5 of the part penetrated in the ground of the
[0007]
This invention is made | formed in view of the said subject, and it aims at providing the perpendicularity confirmation apparatus of the steel pipe pile which can confirm the perpendicularity of a steel pipe pile very easily and correctly.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The verticality confirmation device according to claim 1 of the present invention made to achieve the above object includes a lid member that is detachably attached to a pile head of a long cylindrical steel pipe pile, A bottom plate having an outer diameter substantially equal to the inner diameter, attached to the inner side in the vicinity of the tip of the steel pipe pile, a reference wire stretched between a center portion of the bottom plate and a center portion of the lid member, And a weight that has an outer diameter slightly smaller than the inner diameter of the steel pipe pile, the center of which is inserted through the reference wire, and that freely falls from the lid member toward the bottom plate.
[0009]
A verticality confirmation device according to a second aspect is the verticality confirmation device according to the first aspect, wherein the reference wire is composed of a plurality of thin rods having a predetermined length connectable in a length direction. A sharp portion is provided at the tip of a thin rod located at the lowermost end of the rod, and a concave portion that engages with the sharp portion is provided at the center of the bottom plate.
[0010]
A verticality confirmation device according to a third aspect is the verticality confirmation device according to the first or second aspect, wherein a wire rod for lifting the weight is attached to an upper portion of the weight. is there.
[0011]
The verticality confirmation device according to a fourth aspect is the verticality confirmation device according to any one of the first to third aspects, wherein an outer diameter and a height of the weight are different from an inner diameter of the steel pipe pile. The value obtained by dividing the value by the height is set to be equal to or less than the control value of the verticality of the steel pipe pile.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the steel pipe pile verticality confirmation device 1 according to the present embodiment includes a
[0013]
Here, as shown in FIG. 1, the
[0014]
As shown in FIG. 2 or FIG. 3, the
[0015]
As shown in FIG. 4, the
[0016]
As shown in FIG. 2 or 3, the
[0017]
In the present embodiment, the
[0018]
As shown in FIG. 3, the
[0019]
In the present embodiment, the
[0020]
Attachment of the verticality confirmation device 1 to the
First, after inserting and reciprocating one end part of the reference |
After penetration of the
Finally, the
When the thin rod 10 (see FIG. 5) is used for the
[0021]
Next, the confirmation operation | work of the perpendicularity of the
First, the
Since the outer diameter D3 and the height H of the
When the
The verticality of the
After confirming the verticality of the
[0022]
As described above, if the verticality confirmation device 1 is used, the verticality of the
[0023]
After confirming the verticality of the
Specifically, the length L3 from the
[0024]
Thus, since the
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the verticality confirmation device of the first aspect of the present invention, a weight is freely dropped, and a sound is generated when the weight comes into contact with a steel pipe pile or collides with a bottom plate. By measuring the time to do with a stopwatch, or by identifying whether the generated sound is a contact sound or a collision sound, the verticality of the steel pipe pile is confirmed, so for example, Even if the tip is bent in the ground, there is an advantage that the verticality of the steel pipe pile can be confirmed very easily.
[0026]
In addition, a bottom plate with an outer diameter approximately equal to the inner diameter of the steel pipe pile is attached inside the vicinity of the tip of the steel pipe pile to prevent earth and sand from entering from the tip of the steel pipe pile. There is an advantage that the pile length can be measured.
Thereby, even when only the tip part is bent, the length of the part penetrated into the ground of the steel pipe pile can be calculated, and whether the tip part of the steel pipe pile is penetrated into the support ground There is an advantage that can be easily confirmed.
[0027]
According to the verticality confirmation device according to
[0028]
According to the verticality confirmation device according to
[0029]
According to the verticality confirmation device according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a procedure for confirming the verticality of a steel pipe pile by a verticality confirmation device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a lid member, a reference wire, and a weight of the verticality confirmation device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a pile head of the steel pipe pile according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the tip of the steel pipe pile according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a reference wire / bottom plate according to another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing a procedure for confirming the verticality of a steel pipe pile by the verticality confirmation device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing a procedure for measuring a pile length of a steel pipe pile according to an embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a procedure for confirming the verticality of a conventional steel pipe pile and measuring the pile length.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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