JP3882848B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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本発明は、液晶表示装置に関し、特に、液晶表示マトリクスを駆動するためのトランジスタを、液晶表示マトリクス基板上に形成した液晶表示装置に関する。
薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下、TFTという)をスイッチング素子として用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置において、アクティブマトリクスの駆動回路をTFTで構成し、その駆動回路を構成するTFTを、画素部のTFTと同時にアクティブマトリクス基板上に形成できれば、ドライバICを搭載する必要がなくなり便利である。 但し、TFTは、単結晶シリコン基板に集積されたトランジスタに比べて動作スピードが遅く駆動回路の高速化には一定の限界があり、また、駆動回路を高速動作させれば、それだけ消費電力も増大する。 液晶表示装置の駆動回路を高速に動作させるための技術の例としては、特許文献1に記載の技術,非特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1に記載の技術は、駆動回路を複数のシフトレジスタで構成し、各シフトレジスタをそれぞれ、位相が少しずつ異なるクロックで駆動することによって、シフトレジスタの実質的な動作周波数を向上させるものである。
また、非特許文献1には、複数のアナログスイッチを、タイミング制御回路の一つの出力で同時に一括して駆動し、映像信号を並列に書き込む技術が開示されている。
また、駆動回路の低消費電力化を図る技術の例としては、特許文献1に記載の技術がある。この技術は、駆動回路を複数のブロックに分割し、動作しなければならないブロックのみを動作状態とし、他のブロックは非動作状態とすることによって消費電力の削減を図るものである。
しかし、特許文献1に記載の技術を実施する場合、位相の異なる複数のクロックを用意する必要があり、回路構成の複雑化や端子数の増大を招く。
また、非特許文献1に記載の技術は、複数のアナログスイッチを一括して駆動するため、負荷が重く、したがって重い負荷を駆動できるバッファを用意する必要がある。また、駆動信号の遅延により、各アナログスイッチの駆動タイミングにもずれが生じやすい。
また、特許文献1に記載の技術は、分割されたブロックを選択的に動作状態とするための制御回路が必要であり、回路の複雑化を招き、また、この技術は駆動回路の高速化には何ら寄与しない。
さらに、上述の従来技術の駆動回路をTFTで構成した場合、いずれの場合も回路が複雑で、回路の電気的特性を正確かつ高速に検査することが難しく、よって信頼性の評価の面では問題がある。
特許文献2には、データ線の一端にアナログドライバを有すると共に、他端に、ターゲット端子3からのプリチャージ電位をデータ線に一括して供給するスイッチを有する液晶表示装置が開示されている。
特開昭61−032093号公報 特開平02−204718号公報 SID Digest,pp609−612(1992)
本発明は、上述の従来技術の問題点を考慮してなされたものであり、その目的は、高速動作が可能で、ある程度の消費電力の削減も図れ、あるいは検査も容易に行える、新規な液晶表示装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る液晶表示装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線と前記複数のデータ線の交点に対応して液晶画素が形成されている液晶マトリクスと、前記複数のデータ線の一端に接続されるアナログ駆動回路である第1のデータ線駆動回路と、前記複数のデータ線の他端に接続されるデジタル駆動回路である第2のデータ線駆動回路と、前記第1のデータ線駆動回路に複数のアナログ映像信号を供給する複数のアナログ映像信号線と、前記第2のデータ線駆動回路にデジタル映像信号を供給するデジタル映像信号線と、を有し、前記第1のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の一部を同時に駆動するものであり、第1のシフトレジスタと、前記アナログ映像信号線に電気的に接続され、前記第1のシフトレジスタからの複数の出力により前記複数のアナログ映像信号の一部を前記複数のデータ線の一部に同時に出力する複数のスイッチと、を含み、前記第2のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の全部を同時に駆動するものであり、第2のシフトレジスタと、前記デジタル映像信号線に電気的に接続され、前記第2のシフトレジスタからの出力により前記デジタル映像信号を取り込む回路と、前記デジタル映像信号を取り込む回路から出力された前記デジタル映像信号をアナログ信号に変換して前記データ線の全部に同時に出力するD/Aコンバータと、を含むことを特徴とする。
本発明の他の態様に係る液晶表示装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線と前記複数のデータ線の交点に対応して液晶画素が形成されている液晶マトリクスと、前記複数のデータ線の一端に接続されるアナログ駆動回路である第1のデータ線駆動回路と、前記複数のデータ線の他端に接続されるデジタル駆動回路である第2のデータ線駆動回路と、前記第1のデータ線駆動回路に複数のアナログ映像信号を供給する複数のアナログ映像信号線と、前記第2のデータ線駆動回路にデジタル映像信号を供給するデジタル映像信号線と、を有し、前記第1のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の一部を同時に駆動するものであり、第1のシフトレジスタと、前記アナログ映像信号線に電気的に接続され、前記第1のシフトレジスタからの複数の出力により前記複数のアナログ映像信号の一部を前記複数のデータ線の一部に同時に出力する複数のスイッチと、を含み、前記第2のデータ線駆動回路が点順次駆動方式であり、第2のシフトレジスタと、前記デジタル映像信号線に電気的に接続され、前記第2のシフトレジスタからの出力により前記デジタル映像信号を取り込む回路と、前記デジタル映像信号を取り込む回路から出力された前記デジタル映像信号をアナログ信号に変換して前記複数のデータ線の各々に出力するD/Aコンバータと、を含むことを特徴とする。
以下、本発明の実施形態を用いて、本発明の内容をより詳細に説明する。
(実施形態1)
(全体構成)
図1Aは本発明の液晶表示装置の一実施形態の構成を示し、図1Bはアクティブマトリクス型液晶表示装置のおける画素部の構成を示す図である。
本実施形態は、アナログスイッチ(スイッチ回路)を用いてデータ線を駆動する方式を採用した液晶表示装置である。
また、本実施形態では、データ線駆動回路を構成するトランジスタとしてTFTを使用している。そのTFTは、画素部のスイッチング用TFTと同時に基板上に形成されたものである。その製造プロセスについては、後述する。
画素部(アクティブマトリクス)300における1つの画素は、図1Bに示すように、スイッチング用のTFT350と液晶素子370とで構成される。TFT350のゲートは走査線L(k)に接続され、ソース(ドレイン)はデータ線D(k)に接続されている。
走査線L(k)は、図1Aに示される走査線駆動回路100により駆動され、データ線D(k)は、図1Aに示されるデータ線駆動回路200により駆動される。
データ線駆動回路200は、データ線の本数に対応する段数を少なくとも具備するシフトレジスタ220と、ゲート回路240と、N本(本実施形態では4本)の映像信号線(S1〜S4)に接続される複数のアナログスイッチ261とを有している。
N本の映像信号線(S1〜S4)が用意されているということは、映像信号が多重化されていてかつ、その多重度が「N」であることを意味する。
複数のアナログスイッチは、任意のM個毎(本実施形態では、4個毎)にグループ化され、そのグループの総数は映像信号線の総数(すなわち「N」)に等しい。つまり、本実施形態ではアナログスイッチのグループ数は「4」個であり、一つのグループに属する各アナログスイッチは1本の映像信号線に共通に接続されている。
図1A中、「V1」,「V2」,「V3」,「V4」は多重化された映像信号を示し、「SP」はシフトレジスタ220に入力されるスタートパルスを示し、「CL1」,「nCL1」は動作クロックを示す。なお、「CL1」と「nCL1」は位相が180度ずれたパルスである。以下の説明において、他のパルス信号についても、位相が180度ずれたクロックは冒頭に「n」を付して表すこととする。また、正極性のパルスがデジタル値の「1」に対応し、負極性のパルスがデジタル値の「0」に対応する。
また、映像信号の多重化の意味が図4Bに示されている。図4Aに示すように、1番目から16番目までの映像信号を例にとると、通常、各信号は時系列的に順番に配置されている。
一方、本実施形態のように多重度「4」で映像信号を多重化すると、図4Bに示すように、時刻t1において、映像信号V1〜V4にはそれぞれ、「1番目」,「5番目」,「9番目」,「13番目」の各信号が同時に現れる。以下、同様に、時刻t2には「2番目」,「6番目」,「10番目」,「14番目」の各信号が同時に現れ、時刻t3には「3番目」,「7番目」,「11番目」,「15番目」の各信号が同時に現れ、時刻t4には「4番目」,「8番目」,「12番目」,「16番目」の各信号が同時に現れる。
映像信号の多重化は、例えば、図6に示すようにアナログ映像信号を少しずつ遅延させて、位相が少しずつ異なる複数の映像信号を作成することにより可能である。そのような映像信号の遅延は、例えば、図5に示すような遅延回路1200を用いて実現できる。遅延回路1200は同じ遅延量をもつ4つの遅延回路1202〜1207を直列に接続してなり、各遅延回路の出力をデータ線駆動回路200に供給する。なお、図5において、参照番号1000はアナログ映像信号発生装置であり、参照番号1100はタイミングコントローラである。
本実施形態では、このように映像信号を多重化しておき、一方、一本のシフトレジスタを用いて多重度に応じた数のパルスを同時に発生させ、複数のアナログスイッチを同時に駆動して、映像信号を同時に複数のデータ線に供給することにより、データ線駆動の高速化が図られる。
なお、液晶表示装置は、実際は、図21に示されるように、アクティブマトリクス基板3100と対向基板3000とを張り合わせて構成される。各基板の間に液晶が封入されている。
(データ線駆動回路の具体的構成)
本実施形態は、データ線駆動回路200における動作に特徴があり、以下、具体的に説明する。
図2に示されるように、本施例では、シフトレジスタ220において、所定間隔をおいて複数の正極性のパルス(1つのパルスはデータ「1」に対応する)が同時にシフトされ、これに対応してシフトレジスタの各段から、相互に間隔をおいて並列に走る複数のパルスが出力される。並列に走るパルスの数は、上述の映像信号の多重度「N」に等しい。つまり、本実施形態では「4」個である。
それらのパルスは、アナログスイッチ261の動作タイミングを決定するために使用される。具体的には、それらのパルスはゲート回路240に入力され、そのゲート回路240の出力端(OUT1〜OUT(N×M))から、相互に間隔をおいて並列に走る複数のパルスが出力される。
そして、本実施形態では、ゲート回路240から出力されるそれらのパルスは、アナログスイッチによる映像信号のサンプリングのタイミングを決定するために用いられる。
ゲート回路240は、波形整形のために使用される。つまり、p型のTFTとn型のTFTとでは、図23Aに示すように電圧−電流特性に差があり、したがって、それらのTFTを出力段トランジスタとして用いて図23Bのようなバッファを構成すると、図23Cに示すように、パルス入力に対して出力波形が鈍り、信号の遅延が生じる。このような遅延を抑制するため、ゲート回路240を設けるのが望ましいのである。しかし、必ず必要というものではなく、シフトレジスタ220の出力信号で、直接にアナログスイッチ261を駆動してもよい。
データ線駆動回路200の、より具体的な回路構成が図3に示される。
図3に明示されるように、アナログスイッチ261は、MOSトランジスタ410により構成されている。また、参照番号412は、データ線自体がもつ容量(以下、データ線容量という)である。
また、シフトレジスタ220を構成する一つの段(参照番号500)は、インバータ504と、クロックドインバータ502,506とからなっている。
また、ゲート回路240は、シフトレジスタの隣り合う2つの段の出力を入力とする2入力ナンドゲート241〜246を具備している。
(回路動作の説明)
次に、図9および図10を用いて、図3に示される回路の動作を具体的に説明する。図9及び図10は、N=4,M=10の例を示している。図9は、シフトレジスタ220から並列に走る4つのパルスが定常的に出力されるようになるまで(その状態が図10に示される)の動作のうちの、初期段階の動作を示している。
図9において、「a」〜「g」は、図3に示される、シフトレジスタ220の各段の出力端における信号波形を示し、「OUT1」〜「OUT6」は、同じく図3に示されるナンドゲート241〜246のそれぞれの出力信号の波形を示す。また、「GP」は一本の走査線の選択パルスであり、「H1」は非定常時の1番目の選択期間を示し、「H2」は非定常時の2番目の選択期間を示し、「H3」は非定常時の3番目の選択期間を示す。また
、上述したように、「CL1」,「nCL1」は動作クロックであり、「SP」はスタートパルスである。図10においても同様である。
図9に示されるように、1選択期間(1H)に1個のスタートパルス(SP)をシフトレジスタ220に順次に入力していくと、それに対応してシフトレジスタ220の各段から一つのパルスが出力され、そのパルスは順次にシフトされていく。これに応じて、ナンドゲート241〜246のそれぞれから順次に1つのパルスが出力される。
このような動作が繰り返され、図10に示すように、4番目の選択期間が定常時の最初の選択期間「H1th」であり、その開始時点(時刻t1)において、初めて、4つのパル
スが、ゲート回路240より同時に出力される(OUT1,OUT11,OUT21,OUT31)。以後、各パルスは相互の間隔を保ちながら同一方向に並列に走るようになり、4つのパルスが同時に出力される状態が定常的に実現される。
このようにして得られた、同時に出力される4つのパルスでもって、図3の各アナログスイッチ261を構成するMOSトランジスタ410を同時にオンさせ、多重化された映像信号を同時にサンプリングし、対応する4本のデータ線に同時に映像信号を供給する。
すなわち、パルスが入力されるとMOSトランジスタ410がオンし、データ線(D(n))と映像信号線(S1〜S4)とが電気的に接続され、アナログビデオ信号がデータ線容量412に書き込まれる。そして、MOSトランジスタ410がオフすると、書き込まれた信号がデータ線容量412に保持される。つまり、データ線容量412がホールディングコンデンサの役割を果たす。データ線のドライバがアナログスイッチのみで構成されているので、回路構成が簡単で集積度を高めることができ、また、映像信号のサンプリングも正確に行うことができる。なお、比較的小型の液晶パネルの場合、本実施形態のようなアナログスイッチのみのドライバでデータ線を十分に駆動可能である。
このように、本実施形態では、まず、一本のシフトレジスタを用いて複数のパルスを同時に発生させる。したがって、シフトレジスタの動作クロックの周波数を変更することなく、シフトレジスタの出力信号の周波数を高くすることができる。同時に発生するパルスの数を「N個(Nは2以上の自然数)」とした場合、シフトレジスタの出力信号の周波数はN倍となる。
そして、シフトレジスタの各出力信号を、アナログスイッチによる映像信号のサンプリングのタイミングを決めるために使用することにより、高速なデータ線の駆動が実現される。したがって、液晶表示マトリクスの駆動回路をTFTで構成しても、消費電力を増大させずに、高速なデータ線の駆動が可能である。
なお、アナログスイッチとしては、1個のMOSトランジスタのみからなるものだけでなく、図25Aに示すようなCMOSで構成されるスイッチも使用可能である。CMOSスイッチは、MOSトランジスタ414,416と、インバータ418とで構成されている。
また、データ線ドライバとして、図25Bのようなアナログドライバを用いることも可能である。アナログドライバは、MOSトランジスタ440およびホールディングコンデンサ420からなるサンプル・ホールド回路と、バッファ回路(ボルテージフォロワ)400とで構成されている。
さらに、本実施形態は、以下に述べるような優れた独自の効果を有している。以下、比較例と対比して、その効果について説明する。
(比較例との対比)
図11Aは比較例のデータ線駆動回路の構成を示す図であり、図11Bは図11Aの構成の問題点を示す図である。
図11Aの比較例では、シフトレジスタ(SR)およびゲート回路を複数設け(222〜226,242〜246)、シフトレジスタ(SR)のそれぞれに、個別にスタートパルス(SP)を供給するようにしている。そのスタートパルスのシフトレジスタへの入力は、専用の配線S10を介して行う必要がある。
この場合、スタートパルス入力用の配線S10が、各シフトレジスタ222,224,226へ動作クロック(CL1,nCL1)を入力するための配線S20と交差し、その結果、図11Bに示すように、スタートパルスにノイズが重畳されることになる。
また、スタートパルスの入力用配線S10の長さは、少なくとも10μm程度になり、よって微細化の大きな障害となる。
さらに、その配線の抵抗よってスタートパルスが遅延し、各シフトレジスタへの入力タイミングに差が生じる恐れもある。
これに対し、本実施形態のデータ線駆動回路では、図12Aに示されるように、1本のシフトレジスタ220の左端から所望のタイミングでスタートパルス(SP)を入力すればよく、スタートパルス用の専用配線は不要である。
したがって、本実施形態では、図11Bに示すようにスタートパルスにノイズが重畳するがことがなく、また、レイアウト面積の削減も図れる。
また、一本のシフトレジスタを用いて複数のパルスを生成するので、スタートパルスの遅延も生じない。
このように、本実施形態によれば、回路の微細化とシフトレジスタの動作クロックの周波数の低減とを両立できる。したがって、例えば、データ線駆動回路を構成するTFTとして、低温プロセスを用いて作成したTFTを用いた場合でも高速かつ正確な動作が確保される。
したがって、本実施形態を用いれば、駆動回路をTFTで構成した液晶表示装置の性能を高めることができる。
(TFTの製造プロセス)
図22A〜図22Eに、ドライバ部のTFTと、アクティブマトリクス部(画素部)のTFTとを同時に基板上に形成する場合の、製造プロセス(低温製造プロセス)の一例が示されている。本製造プロセスにより製造されるTFTは、ポリシリコンを用いた、LDD(Lightly Doped Drain)構造のTFTである。
まず、ガラス基板4000上に絶縁膜4100を形成し、絶縁膜4100上にポリシリコンアイランド(4200a,4200b,4200c)を形成し、続いて、全面にゲート酸化膜4300を形成する(図22A)。
次に、ゲート電極4400a,4400b,4400cを形成した後、マスク材4500a,4500bを形成し、次に、ボロンを高濃度にイオン打ち込みし、p型のソース・ドレイン領域4702を形成する(図22b)。
次に、マスク材4500a,4500bを除去し、リンをイオン打ち込みし、n型のソース・ドレイン領域4700,4900を形成する(図22C)。
続いて、マスク材4800a,4800bを形成した後、リンをイオン打ち込みする(図22D)。
続いて、層間絶縁膜5000、金属電極5001,5002,5004,5006,5008、最終保護膜6000を形成して、デバイスが完成する。
(実施形態2)
本発明は、アナログ方式のドライバを用いたデータ線駆動回路のみならず、デジタルドライバを用いたデータ線駆動回路にも適用が可能である。
図8は、デジタルドライバを用いた線順次駆動方式のデータ線駆動回路の構成例を示す。
この回路の構成の特徴は、デジタル映像信号(V1a〜V1d)を取り込んで一時的に記憶する第1のラッチ1500と、この第1のラッチ1500の各ビットのデータを一括して取り込んで一時的に記憶する第2のラッチ1510と、この第2のラッチ1510の各ビットのデジタルデータを同時にアナログ信号に変換し、全データ線を同時に駆動するD/Aコンバータ1600とを有していることである。
このようなデジタルドライバを用いた回路においても、デジタル映像信号(V1a〜V1d)を第1のラッチ1500に取り込む方式として、前掲の第1の実施形態で示した技術を適用できる。つまり、デジタル映像信号(V1a〜V1d)を多重化し、かつ一本のシフトレジスタ220から複数のパルスを同時に発生させ、それらのパルスを用いてデジタル映像信号の複数のデータを並列にラッチすることにより、シフトレジスタの動作クロックの周波数を高めることなく、デジタル映像信号のラッチを高速化できる。
デジタル映像信号の多重化は例えば、図7に示される、データの組み替え回路1270により実現できる。なお、図7において、参照番号1000はアナログ映像信号発生装置を示し、参照番号1250はA/D変換回路を示し、参照番号1260はγ補正用ROMを示し、参照番号1110はタイミングコントローラを示す。
なお、線順次駆動方式のデジタルドライバに限定されず、点順次駆動方式のデジタルドライバにも同様に、本発明は適用可能である。
(実施形態3)
本発明の第3の実施形態の特徴が図19A,図19Bに示されている。第1の実施形態では、ゲート回路240をナンドゲートで構成していたが(図3)、本実施形態では、ゲート回路240を排他的論理和ゲート251で構成している。排他的論理和ゲート251は、シフトレジスタの隣接する2つの段の出力(a,b・・・)を入力とし、映像信号のサンプリングタイミングを決めるために使用されるパルス(X,Y,Z・・・)を出力する。
排他的論理和ゲート251を用いる利点は、スタートパルス(SP)の1周期を2選択期間(選択期間の2倍)とすると消費電力の低減が可能となる点と、出力パルスの後端が急峻となってパルス幅が広がるのを防ぐことができる点である。
すなわち、図3に示すように、スタートパルス(SP)の1周期を2選択期間(選択期間の2倍)とすると、図9に示されるのと同様の回路動作によって並列にパルスが出力されると共に、1選択期間あたりの、シフトレジスタの各段の出力(a,b・・・)のレベル変化の回数が、図9のような動作が行われる場合に比べて半分となる。
つまり、図19Aの「b」点における1選択期間(1H)内の信号のレベル変化は、図19Bに示すように、1回である。つまり、1選択期間(1H)にはポジティブエッジR3が1つ存在するだけである。
これに対し、図9に示す回路動作では、「b」点における信号レベルは1選択期間(1H)内で2回変化している。つまり、1選択期間(1H)には、ポジティブエッジR1とネガティブエッジR2の2つが存在する。したがって、図9の場合に比べ、図19の場合は信号レベルの遷移回数が半減しており、それに伴い、消費電力が約半分となる。
また、図24Bに示すように、2入力ナンドゲート(図24Aに示される)の場合、1つの入力のポジティブエッジと他の入力のネガティブエッジとで出力パルスのパルス幅(T1)が決定されるのに対し、2入力排他的論理和ゲート(図24C)の場合、図24Dに示されるように、2つの入力のポジティブエッジで出力パルスのパルス幅(T2)が決定される。このため、出力パルスの後端が急峻となってパルス幅が広がるのを防止できる。
(実施形態4)
図13Aに本発明の第4の実施形態の要部構成が示される。
本実施形態の特徴は、図1のゲート回路240を、シフトレジスタの各段の出力と出力イネーブル信号(E,nE)とを入力とするナンドゲート(241,242,243,244・・・)で構成したことである。
出力イネーブル信号(E,nE)による制御を可能としたことにより、シフトレジスタの出力のレベルとゲート回路の出力のレベルとを独立して制御可能となる。この特徴を活用すると、回路の動作中に、ナンドゲート(241,242,243,244・・・)からのパルスの発生(ネガティブエッジ発生)を一時的に中断させることができ、かつ、その中断を解いて、パルスの発生を再開させることが可能となる。
例えば、図13Bにおいて、時刻t4〜時刻t6(期間TS1)において、ナンドゲート(241,242,243,244・・・)からのパルスの発生を停止させ、かつ、時刻t6にパルスの発生を再開させる場合を考える。
このような動作は、期間TS1において動作クロックCL1,nCL1を停止し、一方、出力イネーブル信号(E)を時刻t4〜時刻t5までローレベルに固定しておき、時刻t5において、動作クロックと同じ周期での変化を再開させることにより実現される。出力イネーブル信号(nE)については、時刻t6より動作クロックと同じ周期での変化を再開させればよい。
このようなパルスの発生を停止する技術は、例えば、水平帰線期間(BL)における映像信号のサンプリングを禁止するために利用できる。
図14に、実際の回路において、水平帰線期間(時刻t12〜t13)にゲート回路からのパルスの発生を停止させる場合の動作が示される。図14中、例えば、「157」は
、一本のシフトレジスタの「第157段の出力」を示し、「OUT159」は、「第159番目のナンドゲートの出力」を示す。
図14に明示されるように、水平帰線期間(時刻t12〜t13)にゲート回路からのパルスの発生を停止させるためには、時刻t1〜t14において、動作クロック(CL1,nCL1)およびイネーブル信号(n,nE)を停止させればよい。
(実施形態5)
図1に示す液晶表示装置は、データ線等の電気的特性の検査にも適している。すなわち、図15の上側に示すように、検査用信号の入力回路2000を設けることにより、データ線やアナログスイッチの周波数特性や、データ線の断線等を正確かつ高速に検出可能となる。
図15において、データ線の一端に検査用信号の入力回路200が接続され、データ線の他端に、アナログスイッチ261を介して映像信号の入力線S1が接続されている。図15において、「TG」はテストイネーブル信号を示し、「TC」は電源電圧を示す。
検査は、以下のように行われる。
まず、テストイネーブル信号「TG」をアクティブとし、各データ線に電源電圧(検査用電圧)を一括して供給する。
そのような電圧印加状態において、1本のシフトレジスタより一つのパルスを順次に出力させる。すると、ゲート回路240から1個のパルスが順次に出力される。そのパルスによりアナログスイッチが順次にオンし、これにより、データ線の一端より供給された電圧を、アナログスイッチ261および映像信号の入力線S1を介して受信でき、これにより、データ線やアナログスイッチの電気的特性の検査を行うことができる。
このように、本実施形態では、1本のシフトレジスタから1個ずつ順次にパルスを発生させることが必要である。つまり、図16Aに示すようにデータ線が配列されていて、前掲の実施形態では、図16Bに示すように複数本同時にデータ線を駆動する方式を採用していたが、本実施形態では、図16Cに示すように、一本ずつ順次に駆動する方式に切り替えることが必要である。
このような切り替えは、図17に示すように、スタートパルスの入力方式を変更することで容易に行える。つまり、図17に示すように、1番目の選択期間(H1st)の最初に
1つのスタートパルス(SP)を入力し、そのパルスを全段数に渡ってシフトさせれば、順次に1つのパルスが発生し、各選択期間毎に1つのスタートパルス(SP)を入力すれば、図10に示すように、複数のパルスを同時に発生させることができる。
1本のシフトレジスタから1個ずつ順次にパルスを発生させることにより、データ線の電気的特性を一本毎に調べることができ、検査が容易となる。
なお、図18Aの構成を用いた場合、図18Bに示されるように、所定期間TS3において、シフトレジスタの動作クロックCL1,nCL1を停止させれば、その期間内では、ナンドゲートの出力(OUT1)のみがハイレベルとなる。よって、対応するアナログスイッチのみがオンし、所定期間TS3においては、第1番目のデータ線のみをじっくりと検査できる。
また、図20では、専用の検査用信号の入力回路2000の代わりに、線順次デジタル
ドライバ214(図8の構成と同一である)を設けてもよい。この場合、デジタルドライバ214は、本来のデータ線を駆動するという働きの他に、検査用信号の入力回路としても機能することになる。
図20の構成では、アナログ映像信号に基づくデータ線駆動およびデジタル映像信号に基づくデータ線駆動の双方が可能である。
以上説明した本発明の液晶表示装置をパーソナルコンピュータ等の機器における表示装置として使用すれば、製品の価値が向上する。
図1Aは、本発明の液晶表示装置の一実施例の全体構成を示す図であり、図1Bは画素部の構成を示す図である。 図1に示される実施例の特徴を説明するための図である。 図2に示される回路構成をより具体化して示す回路図である。 図4Aは、原映像のデータ配列を示す図であり、図4Bは、本発明に用いられる手法により、原映像のデータを時系列に配置した場合のデータ配列の例を示す図である。 アナログ映像信号を、図4Bに示されるような多重化された信号に加工するための回路構成の例を示す図である。 図5の回路の主要な動作を説明するための図である。 デジタル映像信号を図4Bに示されるような多重化された信号に加工するための回路構成の例を示す図である。 デジタル線順次方式の液晶マトリクス駆動回路の構成例を示す図である。 図1A,図2,図3に示される回路の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 図10は図1A,図2,図3に示される回路における、アナログスイッチ261の出力信号の出力タイミングを示すタイミングチャートである。 図11Aは、比較例の回路構成を示す図であり、図11Bは、図11Aの回路の問題点を示す信号の波形図である。 図12Aは、図1〜図3に示される本発明の液晶表示装置の要部を抜き出して示す図であり、図12Bは図12Aの回路の利点を示す、信号の波形図である。 図13Aは、本発明の液晶表示装置の他の実施例の要部構成を示す図であり、図13Bは、図13Aの回路の動作例を説明するためのタイミングチャートである。 図13Aに示す回路の他の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の液晶表示装置の他の実施例の全体構成を示す図である。 図16Aは、図15の回路におけるデータ線の配列を示す図であり、図16Bは、本発明の駆動回路の通常動作を示す図であり、図16Cは図16Bの駆動回路の欠陥検査時の動作例を示す図である。 図16Cに示される本発明の駆動回路の欠陥検査時の動作を、より具体的に説明するためのタイミングチャートである。 図18Aは、本発明の駆動回路の要部構成を示す図であり、図18Bは、図18Aの回路の欠陥検査時の動作の一例を示す図である。 図19Aは、本発明の駆動回路の要部構成を示す図であり、図19Bは、図19Aの駆動回路の通常の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の液晶表示装置の他の実施例の構成を示す図である。 液晶表示装置の構造を示す斜視図である。 図22A〜図22Eはそれぞれ、ドライバ部を構成するTFTとアクティブマトリクスを構成するTFTとを同時に形成する製造プロセスの例を示す、各工程におけるデバイスの断面図である。 図23Aは、pチャネルTFTとnチャネルTFTの電圧−電流特性を示す図であり、図23Bは、pチャネルTFTおよびnチャネルTFTを用いたバッファ回路の回路図であり、図23Cは、図23Bの回路の入力波形と出力波形を示す図である。 図24Aは、pチャネルTFTおよびnチャネルTFTを用いたナンドゲートを示し、図24Bは、図24Aの回路の入力波形と出力波形を示す図であり、図24Cは、pチャネルTFTおよびnチャネルTFTを用いた排他的論理和ゲートを示す図であり、図24Dは、図24Cの回路の入力波形と出力波形を示す図である。 図25Aは、アナログスイッチの構成の一例を示す図であり、図25Bは、アナログドライバの構成を示す図である。
符号の説明
100 走査線駆動回路、 200 データ線駆動回路、 214 デジタルドライバ、
220 シフトレジスタ、 222〜226,242〜246 ゲート回路、 240
ゲート回路、 251 排他的論理和ゲート、 261 アナログスイッチ、 300
画素部(アクティブマトリクス)、 350 TFT、 370 液晶素子、 410,414,416,440 MOSトランジスタ、 412 データ線容量、 418,504 インバータ、 420 ホールディングコンデンサ、 400 バッファ回路(ボルテージフォロワ)、502,506 クロックドインバータ、 1000 アナログ映像信号発生装置、 1100,1110 タイミングコントローラ、 1250 A/D変換回路、 1260 γ補正用ROM、 1270 データの組み替え回路、 1500 第1のラッチ、 1510 第2のラッチ、 1600 D/Aコンバータ、 2000 検査用信号の入力回路、 3000 対向基板、 3100 アクティブマトリクス基板、 4000 ガラス基板、 4100 絶縁膜、 4200a,4200b,4200c ポリシリコンアイランド4300 ゲート酸化膜、 4400a,4400b,4400c ゲート電極、 4500a,4500b マスク材、 4702 p型ソース・ドレイン領域、 4700,4900 n型ソース・ドレイン領域、 4800a,4800b マスク材、 5000 層間絶縁膜、 5001,5002,5004,5006,5008 金属電極、 6000 最終保護膜、 V1〜V4 映像信号、 SP スタートパルス、 CL1,nCL1 動作クロック、 t1,t2,t3,t4 時刻、 GP 走査線の選択パルス、 D(n) データ線、 S1〜S4 映像信号線、 SR シフトレジスタ、 S10 配線、 V1a〜V1d デジタル映像信号、 E,nE 出力イネーブル信号、 BL 水平帰線期間、 TG テストイネーブル信号、 TC 電源電圧

Claims (11)

  1. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    前記複数の走査線と前記複数のデータ線の交点に対応して液晶画素が形成されている液晶マトリクスと、
    前記複数のデータ線の一端に接続されるアナログ駆動回路である第1のデータ線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の他端に接続されるデジタル駆動回路である第2のデータ線駆動回路と、
    前記第1のデータ線駆動回路に複数のアナログ映像信号を供給する複数のアナログ映像信号線と、
    前記第2のデータ線駆動回路にデジタル映像信号を供給するデジタル映像信号線と、を有し、
    前記第1のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の一部を同時に駆動するものであり、第1のシフトレジスタと、前記アナログ映像信号線に電気的に接続され、前記第1のシフトレジスタからの複数の出力により前記複数のアナログ映像信号の一部を前記複数のデータ線の一部に同時に出力する複数のスイッチと、を含み、
    前記第2のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の全部を同時に駆動するものであり、第2のシフトレジスタと、前記デジタル映像信号線に電気的に接続され、前記第2のシフトレジスタからの出力により前記デジタル映像信号を取り込む回路と、前記デジタル映像信号を取り込む回路から出力された前記デジタル映像信号をアナログ信号に変換して前記データ線の全部に同時に出力するD/Aコンバータと、を含むことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    前記複数の走査線と前記複数のデータ線の交点に対応して液晶画素が形成されている液晶マトリクスと、
    前記複数のデータ線の一端に接続されるアナログ駆動回路である第1のデータ線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の他端に接続されるデジタル駆動回路である第2のデータ線駆動回路と、
    前記第1のデータ線駆動回路に複数のアナログ映像信号を供給する複数のアナログ映像信号線と、
    前記第2のデータ線駆動回路にデジタル映像信号を供給するデジタル映像信号線と、を有し、
    前記第1のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の一部を同時に駆動するものであり、第1のシフトレジスタと、前記アナログ映像信号線に電気的に接続され、前記第1のシフトレジスタからの複数の出力により前記複数のアナログ映像信号の一部を前記複数のデータ線の一部に同時に出力する複数のスイッチと、を含み、
    前記第2のデータ線駆動回路が点順次駆動方式であり、第2のシフトレジスタと、前記デジタル映像信号線に電気的に接続され、前記第2のシフトレジスタからの出力により前記デジタル映像信号を取り込む回路と、前記デジタル映像信号を取り込む回路から出力された前記デジタル映像信号をアナログ信号に変換して前記複数のデータ線の各々に出力するD/Aコンバータと、を含むことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    前記複数の走査線と前記複数のデータ線の交点に対応して液晶画素が形成されている液晶マトリクスと、
    前記複数のデータ線の一端に接続されるアナログ駆動回路である第1のデータ線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の他端に接続されるデジタル駆動回路である第2のデータ線駆動回路と、
    前記第1のデータ線駆動回路に複数のアナログ映像信号を供給する複数のアナログ映像信号線と、
    前記第2のデータ線駆動回路にデジタル映像信号を供給するデジタル映像信号線と、を有し、
    前記第1のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の一部を同時に駆動するものであり、第1のシフトレジスタと、前記第1のシフトレジスタに電気的に接続された複数の第1の第1のゲート回路と、前記アナログ映像信号線に電気的に接続され、複数の第1の第1のゲート回路からの複数の出力により前記複数のアナログ映像信号の一部を前記複数のデータ線の一部に同時に出力する複数のスイッチと、を含み、
    前記第2のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の全部を同時に駆動するものであり、第2のシフトレジスタと、前記デジタル映像信号線に電気的に接続され、前記第2のシフトレジスタからの出力により前記デジタル映像信号を取り込む回路と、前記デジタル映像信号を取り込む回路から出力された前記デジタル映像信号をアナログ信号に変換して前記データ線の全部に同時に出力するD/Aコンバータと、を含むことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    前記複数の走査線と前記複数のデータ線の交点に対応して液晶画素が形成されている液晶マトリクスと、
    前記複数のデータ線の一端に接続されるアナログ駆動回路である第1のデータ線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の他端に接続されるデジタル駆動回路である第2のデータ線駆動回路と、
    前記第1のデータ線駆動回路に複数のアナログ映像信号を供給する複数のアナログ映像信号線と、
    前記第2のデータ線駆動回路にデジタル映像信号を供給するデジタル映像信号線と、を有し、
    前記第1のデータ線駆動回路が前記複数のデータ線の一部を同時に駆動するものであり、第1のシフトレジスタと、前記第1のシフトレジスタに電気的に接続された複数の第1の第1のゲート回路と、前記アナログ映像信号線に電気的に接続され、前記複数の第1の第1のゲート回路からの複数の出力により前記複数のアナログ映像信号の一部を前記複数のデータ線の一部に同時に出力する複数のスイッチと、を含み、
    前記第2のデータ線駆動回路が点順次駆動方式であり、第2のシフトレジスタと、前記デジタル映像信号線に電気的に接続され、前記第2のシフトレジスタからの出力により前記デジタル映像信号を取り込む回路と、前記デジタル映像信号を取り込む回路から出力された前記デジタル映像信号をアナログ信号に変換して前記複数のデータ線の各々に出力するD/Aコンバータと、を含むことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項1に記載の液晶表示装置において、
    前記第2のデータ線駆動回路が線順次駆動方式である、液晶表示装置。
  6. 請求項5に記載の液晶表示装置において、
    前記デジタル映像信号を取り込む回路が複数のラッチである、液晶表示装置。
  7. 請求項5に記載の液晶表示装置において、
    前記デジタル映像信号を取り込む回路が、複数の第1のラッチと、前記複数の第1のラッチに電気的に接続される複数の第2のラッチとを含み、前記複数の第1のラッチが前記デジタル映像信号線に電気的に接続され、前記第2のシフトレジスタからの出力により前記デジタル映像信号を取り込み、前記複数の第2のラッチが前記デジタル映像信号を前記D/Aコンバータに出力するものである、液晶表示装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の液晶表示装置において、
    前記複数の走査線と前記複数のデータ線の交差に対応して複数のトランジスタが形成されている、液晶表示装置。
  9. 請求項3または4に記載の液晶表示装置において、
    前記第1のゲート回路がNANDゲートである、液晶表示装置。
  10. 請求項3または4に記載の液晶表示装置において、
    前記第1のゲート回路が排他的論理和ゲートであり、前記複数の第1のゲート回路の各々が前記第1のシフトレジスタと電気的に接続され、前記第1のゲート回路の各々が前記第1のシフトレジスタからのふたつの出力を入力し、前記第1のゲート回路からの複数の出力が前記複数の第1のスイッチに入力される、液晶表示装置。
  11. 請求項3または4に記載の液晶表示装置において、
    前記第2のデータ線駆動回路が複数の第2のゲート回路を含み、前記複数の第2のゲート回路の各々が前記第2のシフトレジスタと電気的に接続され、前記第2のゲート回路の各々が前記第2のシフトレジスタからのふたつの出力を入力し、前記第2のゲート回路からの複数の出力が前記複数の第2のスイッチに入力される、液晶表示装置。
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