JP3882599B2 - ソフトアイスクリーム容器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソフトアイスクリームを収容して保冷庫に保管し、お客の選出したフレーバーが入った容器を、ディスペンサーで蓋を押圧して、容器本体の底の押出孔からソフトアイスクリームを押し出して、容器に盛り付けるソフトアイスクリーム容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一食分だけ収容するソフトアイスクリーム容器を保冷庫に保管し、注文された味のソフトアイスクリームが入った容器をディスペンサーにセットして、図5(a)に示すように、蓋(200)の押圧部(230)をプッシャー(400)で押圧(P)し、押圧部を下方へ押し下げて、ソフトアイスクリーム(20)を容器本体(100)の底(141)の押出孔(142)から押し出し、図5(b)に示すように、例えば、カップ状の可食容器や受け容器(40)などに盛り付けるデザート食品用のソフトアイスクリーム容器が使用されていた。このソフトアイスクリーム容器の構成は、蓋と容器本体と封止シートとからなり、蓋(200)の構造は、図4(a)に示すように、上端の外周に嵌合部(210)を設け、この嵌合部の内側に下方へ凹面状の容器本体当接部(220)を設け、この容器本体当接部の内側に、上方へ凸面状で中心部が平面な押圧部(230)を設けるものであり、容器本体(100)の構造は、図5(b)に示すように、上端の外周に嵌合部(110)を設け、この嵌合部の内側下方へ、蓋当接部(120)を設け、この蓋当接部の下方に、段差(130)を設けて、底(141)に所定形状の押出孔(142)をもつアイスクリーム収容部(140)を設ける二段のカップ状の容器であり、封止シート(300)は、図5(c)に示すように、シート本体(310)の上面に、容器本体に剥離可能に接着する例えばホットメルト接着剤などの接着剤層(320)を設けたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のソフトアイスクリーム容器(10)は、ディスペンサーにセットされ、図5(a)に示すように、蓋(200)の押圧部(230)をプッシャー(400)で押圧して、底(141)の押出孔(142)からソフトアイスクリーム(20)を押し出すときに、容器内の圧縮されたヘッドスペースエア(30)が、蓋(200)の容器本体当接部(220)の外周面と容器本体(100)の蓋当接部(120)の内周面とが密着しているため上方への抜け道がなく、下方の容器本体の底の押出孔から抜ける現象が起こり、押出孔から押し出されるソフトアイスクリームが途切れたり、カップ状の可食容器や受け容器などにうまく盛り付けることができず、外観性を損ないデザート食品としての商品価値を低下させてしまうことがあった。
【0004】
本発明は、上述の従来のソフトアイスクリーム容器の問題を解決したものであり、容器をディスペンサー内でプッシャーで蓋を押圧して、底の押出孔からソフトアイスクリームを押し出すときに、押し出されるソフトアイスクリームにヘッドスペースエアが巻き込まれることがないソフトアイスクリーム容器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、上端外周に嵌合部を設け、この嵌合部の内側に下方へ凹1状の容器本体当接部を設け、この容器本体当接部の内側に、上方へ凸面状で中心部が平面な押圧部を設ける蓋と、上端外周に嵌合部を設け、この嵌合部の内側下方へ、蓋当接部を設け、この蓋当接部の下方に、内側へ段差を設けて、底に封止シートで剥離可能に封止した押出孔をもつアイスクリーム収容部を設ける二段カップ状の容器本体とからなるプラスチック製のソフトアイスクリーム容器において、前記容器本体の蓋当接部の上端から段差の内周に至る断面半円状の凸リブを、複数本並列させて周方向の等間隔な複数箇所に設けたことを特徴とするソフトアイスクリーム容器である。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のソフトアイスクリーム容器の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1(a)は、一実施形態の容器本体の平面図であり、(b)は、一部を切欠いた正面図である。図2は、図1(a)のA部分の拡大図であり、図3は、図1(b)のB部分の拡大図である。図4(a)は、一例の蓋の一部を切欠いた正面図であり、(c)は、封止シートの側面図である。
【0007】
本発明のソフトアイスクリーム容器は、底に押出孔をもつ容器本体と蓋と容器本体の底の押出孔を剥離可能に封止する封止シートとからなり、容器本体と蓋は、適性な硬度と強靱性をもつ高密度ポリエチレンや直鎖状低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂の成形材料を用いて、射出成形法により作製するものであり、成形材料は、必要に応じて、着色するものである。
【0008】
容器本体(100)は、図1(a)及び(b)に示すように、二段カップ状の容器であり、上端外周に蓋との嵌合部(110)を設け、この嵌合部の内側下方へ、蓋当接部(120)を設け、この蓋当接部の下方に、内側へ段差(130)を設けて、底(141)に押出孔(142)をもつアイスクリーム収容部(140)を設けるものである。そして、図2及び図3に示すように、蓋当接部(120)の上端から段差(130)の内周に至る断面半円状の凸リブ(150)を、複数本並列させて、図1(a)に示すように、周方向へ等間隔に、複数箇所に設けるものである。なお、アイスクリーム収容部の底に設ける押出孔の形状は、目的に応じた各種の形状をとることができる。
【0009】
蓋(200)は、図4(a)に示すように、上端外周に容器本体との嵌合部(210)を設け、この嵌合部の内側に下方へ凹面状の容器本体当接部(220)を設け、この容器本体当接部の内側に、上方へ凸面状で中心部が平面な押圧部(230)を設けるものである。
【0010】
封止シート(300)は、図4(c)に示すように、単層又は積層のシート本体(310)の上面に、容器本体に剥離可能に接着するホットメルト接着剤などの接着剤層(320)を設けるものである。
【0011】
保冷庫に保管されているソフトアイスクリームを収容する本発明のソフトアイスクリーム容器は、お客の指定により保冷庫から取り出され、底の押出孔を封止する封止シートが剥がされて、ディスペンサーにセットされて、蓋の押圧部の中心部の平面にプッシャーが当てられて下方に押圧される。このプッシャーの押圧により蓋の押圧部が下方へ押し下がって変形し、容器内のヘッドスペースエアが圧縮されて加圧状態になり、下方に位置するソフトアイスクリームを、底の押出孔から下方に位置する受け容器内へ押し出すものであるが、容器本体の内面の蓋当接部の上端から段差の内周に至る断面半円状の凸リブが、複数本並列させて周方向の等間隔の複数箇所に設けられており、凸リブ間の容器本体の蓋当接部の内周面と蓋の容器本体当接部の外周面と間には隙間があるため、圧縮されたヘッドスペースエアは、これら隙間を上方へ通って容器外へプッシャーの押圧が進につれて漸次排出されて行く。しかし、この隙間は極めて狭い間隔であるため、ソフトアイスクリームは通過できない。この状態で、蓋の押圧部がプッシャーで押圧され、押圧部が容器本体の底部上面まで押し下がって、ソフトアイスクリームの押出しを完了する。このため、底の押出孔から押し出されるソフトアイスクリームには、ヘッドスペースエアが巻き込まれることがなく、ソフトアイスクリームは、押し出しが途切れることなく、受け容器にうまく盛り付けられる。
【0012】
【実施例】
白色顔料をブレンドした高密度ポリエチレンを射出成形して、図1(a)及び(b)に示す上端の嵌合部(110)の外径が96.8mmで、高さが49.1mmで、底に星形状の押出孔(142)を設けた容器本体(100)を作製した。この容器本体の蓋当接部と断面の内面には、蓋当接部の上端から段差の内周に至る径が0.3mmの断面半円状の凸リブ(150)を、1mm巾で3本並列させて周方向に90°間隔で4ヶ所に設けた。蓋は、ナチュラルの低密度ポリエチレンを射出成形して作製し、容器本体の底の押出孔は、底下面に封止シートをホットメルト接着剤で剥離可能に接着して封止した。
【0013】
上述の容器本体に、ソフトアイスクリームを充填し、蓋を装着して冷凍固化後、保冷庫で−12℃で温調したのち、ディスペンサーにセットして、蓋の押圧部をプッシャーで押圧して、容器本体の底の押出孔からソフトアイスクリームを押出し、受け容器に盛り付けた。押し出されたソフトアイスクリームには、エアの巻き込みがなく、押し出し状態が良好であり、受け容器に綺麗に盛り付けられた。
【0014】
【発明の効果】
本発明のソフトアイスクリーム容器は、容器本体の内面に凸リブを設けることにより、容器をディスペンサーで押圧して底の押出孔からソフトアイスクリームを押し出すときに、ヘッドスペースエアを上方から容器外へ排出するため、押し出されるソフトアイスクリームにヘッドスペースエアが巻き込まれることがなく、受け容器内に綺麗に盛り付けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明のソフトアイスクリーム容器の一実施形態の容器本体の平面図であり、(b)は、一部を切欠いた正面図である。
【図2】図1(a)のA部分の拡大図である。
【図3】図1(b)のB部分の拡大図である。
【図4】(a)は、従来のソフトアイスクリーム容器の一例の蓋の一部を切欠いた正面図であり、(b)は、容器本体の一部を切欠いた正面図であり、(c)は、封止シートの側面図である。
【図5】(a)は、ソフトアイスクリーム容器をディスペンサーのプッシャーで押圧する状態を示す説明図であり、(b)は、ソフトアイスクリーム容器の底の押出孔から押し出されたソフトアイスクリームを受け容器に盛り付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10……ソフトアイスクリーム容器
20……ソフトアイスクリーム
30……ヘッドスペースエア
40……受け容器
100……容器本体
110,210……嵌合部
120……蓋当接部
130……段差
140……アイスクリーム収容部
141……底
142……押出孔
150……凸リブ
200……蓋
220……容器本体当接部
230……押圧部
300……封止シート
310……シート本体
320……接着剤層
400……プッシャー

Claims (1)

  1. 上端外周に嵌合部を設け、該嵌合部の内側に下方へ凹面状の容器本体当接部を設け、該容器本体当接部の内側に、上方へ凸面状で中心部が平面な押圧部を設ける蓋と、上端外周に嵌合部を設け、該嵌合部の内側下方へ、蓋当接部を設け、該蓋当接部の下方に、内側へ段差を設けて、底に封止シートで剥離可能に封止した押出孔をもつアイスクリーム収容部を設ける二段カップ状の容器本体とからなるプラスチック製のソフトアイスクリーム容器において、前記容器本体の蓋当接部の上端から段差の内周に至る断面半円状の凸リブを、複数本並列させて周方向の等間隔な複数箇所に設けたことを特徴とするソフトアイスクリーム容器。
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