JP3881929B2

JP3881929B2 - Seat belt reminder method and seat belt reminder device

Info

Publication number: JP3881929B2
Application number: JP2002139993A
Authority: JP
Inventors: 一則龍; 達哉道繁
Original assignee: Fuji Jukogyo KK; Yazaki Corp
Current assignee: Subaru Corp; Yazaki Corp
Priority date: 2002-05-15
Filing date: 2002-05-15
Publication date: 2007-02-14
Anticipated expiration: 2022-05-15
Also published as: JP2003327078A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシートベルトの非装着をランプ点灯やブザー音で警報するシートベルトリマインダ方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、車両のシートベルトの非装着をランプ点灯やブザー音で警報するシートベルトリマインダとよばれる装置が提案されている。この種の従来のシートベルトリマインダ装置は、図８に示すように、イグニッションスイッチがＯＮの時に、シートベルトスイッチの状態を読み込み、非装着状態であれば、ウオーニング用のブザーやランプを、図中、ＯＮで示されるタイミングで駆動する。これにより、ブザー音が発せられたりランプが点灯されたりして、ベルト非装着の警報を出すようにしている。なお、シートベルト非装着時にブザー音により警報する装置は、例えば、特開平９−７６８７８号公報に示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のシートベルトリマインダ装置では、シートベルト非装着時には、イグニッションスイッチがＯＮされている限り警報が行われるため、場合によっては、この警報、特に、ブザー音が煩わしく感じられることがある。例えば、荷物積み下ろしや整備点検をしている使用者に対して、不必要なブザー音は不快感を与えるものであった。不必要なブザー音発生を防止するには、ブザーを車載しないようにすればよいのだが、近年、欧州の車両評価基準等では、光と共に音による警報が求められており、この基準を満たす車づくりの要求も高まっている。
【０００４】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、不要時に使用者に煩わしさを与えることなく、かつ必要時には音と光により確実に警報するようにしたシートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置を提供することを課題としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項１記載のシートベルトリマインダ方法は、警報情報取得手段により得られる車両のシートベルトの非装着時における車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて異なる警報段階を設定し、この警報段階に応じて、可聴警報手段及び可視警報手段のうちの少なくともいずれかひとつを駆動させることにより、シートベルトの非装着を警報するシートベルトリマインダ方法であって、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでは、前記可視警報手段のみが点灯するように駆動させる低警報段階と、前記低警報段階において所定の車速に到達した際に、前記可視警報手段が点滅するように駆動させる高警報段階と、を含むことを特徴とする。
【００１０】
請求項１記載の発明によれば、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでの低警報段階においては可視警報手段のみを点灯駆動させ、低警報段階において所定の車速に到達した際の高警報段階では可聴警報手段を点滅駆動させる。したがって、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時には可聴警報されることがないので使用者に不快感を与えることがない。また、所定車速に到達するまでの低速運転時には可視警報のみにより最小限の警報が行われ、所定車速に到達して危険度が高まると可視警報が点滅可視警報に変化して、確実に警報が行われる。
【００１１】
上記課題を解決するためになされた請求項２記載のシートベルトリマインダ方法は、請求項１記載のシートベルトリマインダ方法において、前記高警報段階は、前記低警報段階において所定の車速を超えた際には、前記可視警報手段のみが点滅するように駆動させる第１高警報段階と、前記第１高警報段階から所定時間経過した際には、前記可視警報手段に同期させて、前記可聴警報手段も駆動させる第２高警報段階とを含む、ことを特徴とする。
【００１２】
請求項２記載の発明によれば、高警報段階が第１高警報段階と第２高警報段階とに分割されており、まず、低警報段階において所定の車速を超えた第１高警報段階では点滅可視警報だけが行われ、この第１高警報段階から所定時間経過した第２高警報段階では点滅可視警報に同期させて可聴警報も行われる。
【００１３】
上記課題を解決するためになされた請求項３記載のシートベルトリマインダ方法は、請求項１記載のシートベルトリマインダ方法において、前記高警報段階は、前記低警報段階において所定の車速を超えた際には、前記可視警報手段のみが第１周期で点滅するように駆動させる第１高警報段階と、前記第１高警報段階から所定時間経過した際には、前記可視警報手段を前記第１周期よりも短い第２周期で点滅するように駆動させる第２高警報段階と、を含むことを特徴とする。
【００１４】
請求項３記載の発明によれば、高警報段階が第１高警報段階と第２高警報段階とに分割されており、まず、低警報段階において所定の車速を超えた第１高警報段階では点滅可視警報だけが行われ、この第１高警報段階から所定時間経過した第２高警報段階では、より短い周期で点滅可視警報が行われる。
【００１５】
上記課題を解決するためになされた請求項４記載のシートベルトリマインダ方法は、請求項３記載のシートベルトリマインダ方法において、前記第２高警報段階では、前記可視警報手段に同期させて、前記可聴警報手段も駆動させる、ことを特徴とする。
【００１６】
請求項４記載の発明によれば、第２高警報段階では、点滅可視警報に同期させて可聴警報も行われるので、所定車速に到達して危険度が高まった際に、より確実に警報が喚起される。
【００１７】
上記課題を解決するためになされた請求項５記載のシートベルトリマインダ装置は、警報情報取得手段２、３、４により得られる車両のシートベルトの非装着時における車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて異なる警報段階を設定し、この警報段階に応じて、可聴警報手段６及び可視警報手段５のうちの少なくともいずれかひとつを駆動させることにより、シートベルトの非装着を警報するシートベルトリマインダ装置であって、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでを低警報段階とし、この低警報段階で所定の車速に到達した際に高警報段階とし、前記低警報段階においては、前記可視警報手段のみが点灯するように駆動させ、前記高警報段階においては、前記可聴警報手段、或いは、前記可視警報手段及び前記可聴警報手段の両方、を駆動させる警報制御手段１０、を含むことを特徴とする。
【００１８】
請求項５記載の発明によれば、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでの低警報段階においては可視警報手段のみが点灯するように駆動させ、低警報段階において所定の車速に到達した際の高警報段階では可聴警報手段、或いは、可視警報手段及び可聴警報手段の両方を駆動させる。したがって、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時には可聴警報されることがないので使用者に不快感を与えることがない。また、所定車速に到達するまでの低速運転時には可視警報のみにより最小限の警報が行われ、所定車速に到達して危険度が高まると、可聴警報、或いは、可視警報及び可聴警報の両方により、確実に警報が喚起される。
【００１９】
上記課題を解決するためになされた請求項６記載のシートベルトリマインダ装置は、請求項５記載のシートベルトリマインダ装置において、前記エンジン起動はイグニッションスイッチのオン操作に基づき検知し、前記可視警報手段及び前記可聴警報手段はそれぞれウオーニングブザー及びウオーニングランプである、ことを特徴とする。
【００２０】
請求項６記載の発明によれば、イグニッションスイッチのオン操作に基づきエンジン起動が検知され、ウオーニングブザー及びウオーニングランプにより警報が行われる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は、本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ装置及びこの装置周りの基本構成を示すブロック図である。図１において、シートベルトリマインダ装置１は、イグニッションスイッチ２、車速センサ３、シートベルトスイッチ４、ベルトランプ５及びブザー６に接続されている。
【００２２】
本シートベルトリマインダ装置１は、マイクロコンピュータからなる制御部１０（請求項の警報制御手段に相当する）を含み、イグニッションスイッチ２、車速センサ３及びシートベルトスイッチ４から供給される情報等に基づいて、すなわち、シートベルト非装着時における車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて、ベルトランプ５及びブザー６を駆動させて、シートベルト非装着を警報する。シートベルトリマインダ装置１は、制御部１０の他、イグニッション検出部１１、車速検出部１２、ベルト装着検出部１３、タイマ部１４、ランプ駆動部１５及びブザー駆動部１６を含んで構成される。イグニッション検出部１１は、イグニッションスイッチ２からのイグニッションＯＮ又はＯＦＦ信号を受けて制御部１０に供給する。車速検出部１２は車速センサ３からの車速に応じたパルス信号を受けて制御部１０に供給する。また、ベルト装着検出部１３からのシートベルトの装着又は非装着を示す電気信号を受けて制御部１０に供給する。これら検出部１１、１２及び１３は、イグニッションスイッチ２、車速センサ３、シートベルトスイッチ４からの各信号を、マイクロコンピュータからなる制御部１０に適した電圧に変換するインターフェース回路も含んでいるが、機能的には制御部１０に組むようにしてもよい。
【００２３】
タイマ部１４は、後述の警報段階を判定するための計時情報を提供するもので、少なくとも、３０秒タイマ及び９０秒タイマを含む。ランプ駆動部１５及びブザー駆動部１６はそれぞれ、制御部１０からの指令に基づき、ベルトランプ５及びブザー６を駆動させる駆動回路を含んで構成される。
【００２４】
イグニッションスイッチ２は、車両の使用状態を判定するために利用され、このスイッチ２がＯＮされると、車両が使用状態にあるものと判断される。車速センサ３は、車速を検出して、この車速に応じた周期のパルス信号を出力する。この出力は、後述の警報段階を判定するための情報のひとつとなる。シートベルトスイッチ４は、例えば、少なくとも運転席のシートベルトに取り付けられているバックルが結合されているか否かに基づき、シートベルトの装着又は非装着を示す電気信号を、シートベルトリマインダ装置１に出力する。これらイグニッションスイッチ２、車速センサ３及びシートベルトスイッチ４は、請求項の警報情報取得手段に相当する。
【００２５】
ベルトランプ５及びブザー６は、シートベルトリマインダ装置１に駆動制御されて、シートベルト非装着を運転手等に警報する。ベルトランプ５は、例えば、コンビネーションメータに組み込まれ、ブザー６はシートベルトリマインダ装置１に組み込まれているが、運転手に警報を認識させられる場所であれば、他の場所に設けてもよい。ベルトランプ５及びブザー６はそれぞれ、請求項の可視警報手段及び可聴警報手段に相当する。
【００２６】
なお、以後の説明では、シートベルトを単にベルト、ベルトランプ５を単にランプとよぶこともある。
【００２７】
次に、図２を用いて、本発明の一実施形態で設定される各警報段階で行われる警報動作について簡単に説明する。図２は、本発明の一実施形態に係る各警報段階で行われる警報動作を示すタイムチャートである。
【００２８】
なお、図２において、最上段のタイムチャートは、図１のイグニッションスイッチ２がＯＮ状態であるか、ＯＦＦ状態であるかを示す。その下段のタイムチャートは、図１のシートベルトスイッチ４によりシートベルトが装着状態であるか非装着状態であるかを示す。更に、その下段のタイムチャートは、図１の車速センサ３からの車速に応じたＨｉ及びＬｏからなるパルス波形を示す。また、車速センサ３の下段のタイムチャートは、図１のブザー６のＯＮ、ＯＦＦを示し、更に、その下段のタイムチャートは、図１のベルトランプ５のＯＮ、ＯＦＦを示す。
【００２９】
図２に示すように、本実施形態では、警報段階を４段階、すなわち、第１段階Ｓ１、第２段階Ｓ２、第３段階Ｓ３及び第４段階Ｓ４に設定する。
【００３０】
第１段階Ｓ１は、時点Ｐ０で示すように、イグニッションスイッチ２がＯＮされてから（請求項のエンジン起動に相当）、時点Ｐ２４で示すように、予め定められた所定車速、例えば、２４ｋｍ／ｈ以上になるまでとする。この第１段階Ｓ１では、ブザー６はＯＦＦであり、ランプ５のみがＯＮされて点灯される。なお、この段階でシートベルトが装着されると、ブザー６と同様、ランプ５もＯＦＦとなる。
【００３１】
上記第１段階Ｓ１において、例えば、上記車速２４ｋｍ／ｈ以上になった場合、次の第２段階Ｓ２に遷移する。この第２段階Ｓ２においては、ブザー６は未だＯＦＦであり、ランプ５のみが、図中、Ｉ１で示すように、０．５秒のハイレベル及び０．５秒のローレベルの繰り返しにより点滅される。なお、この段階でもシートベルトが装着されると、ブザー６と同様、ランプ５もＯＦＦとなる。
【００３２】
上記第２段階Ｓ２において、所定時間、例えば、３０秒経過した際には、次の第３段階Ｓ３に遷移する。この第３段階Ｓ３においては、上記第２段階Ｓ２中のランプ５の点滅周期を短くした（点滅周波数を上げた）うえに点灯も組み合わせる。更に、これに同期させてブザー６も鳴動させる。詳しくは、図中、Ｉ２で示すように、期間Ｔ５（例えば、５秒間）だけ、ランプ５を０．２秒のハイレベル及び０．２秒のローレベルで繰り返し点滅させ、これに続いて、期間Ｔ１（例えば、１秒間）だけ、ランプ５を連続点灯させるパターンを繰り返すようにする。更に、これらの期間Ｔ５及び期間Ｔ１に同期させて、ブザー６を鳴動させる。すなわち、ブザー６は、上記期間Ｔ５のＯＮ及び期間Ｔ１のＯＦＦのパターンを繰り返すようにする。なお、この段階でもシートベルトが装着されると、ランプ５及びブザー６共にＯＦＦとなる。
【００３３】
上記第３段階Ｓ３において、ブザーＯＮ総和（ブザー６がＯＮである状態の総和時間）が、図中、期間Ｔ９０（例えば、９０秒間）以上になった場合、次の第４段階Ｓ４に遷移する。この第４段階Ｓ４においては、上記第１段階Ｓ１と同様、ランプ５のみが点灯され、シートベルトが装着されると、ブザー６と同様、ランプ５もＯＦＦとなる。なお、上記第２段階Ｓ２、第３段階Ｓ３及び第４段階Ｓ４から第１段階Ｓ１に戻る処理もあるが、これらについては後述する。
【００３４】
上記のように複数の警報段階を設け、ランプ点灯から始まり危険度が増すにつれ徐々に警報レベルをあげていくことにより、車両停止中の作業時等の使用者に不快感を与えることがなく、かつ、必要な警報は確実に行うことができる。
【００３５】
なお、上記第２段階Ｓ２及び第３段階Ｓ３をまとめてひとつの警報段階にしてもよい。例えば、第１段階Ｓ１において、車速２４ｋｍ／ｈ以上になった場合、上記第２段階Ｓ２をスキップして第３段階Ｓ３の警報動作を行うようにしてもよい。但し、上記のように第２段階Ｓ２及び第３段階Ｓ３をそれぞれ設定すると、徐々に警報があがっていくので、緩やかであるが確実に警報することができるようになる。
【００３６】
上記において、第１段階Ｓ１から第４段階Ｓ４への上り方向への段階遷移を説明したが、実際には、第４段階Ｓ４から第１段階Ｓ１への下り方向への段階遷移もある。これらを含めて、図３〜図７を用いて、各段階について説明を加える。
【００３７】
図３は、本発明の一実施形態に係る各警報段階間の状態遷移を説明するための状態遷移図である。図４、図５、図６及び図７はそれぞれ、第１段階Ｓ１、第２段階Ｓ２、第３段階Ｓ３及び第４段階Ｓ４における警報動作に係る状態遷移図である。なお、図３〜図７において、状態遷移するためのトリガには下線が引かれており、各処理動作は括弧で囲まれている。
【００３８】
図３及び図４に示すように、イグニッションスイッチ２のＯＮにより遷移した第１段階Ｓ１においては、ベルト装着及びベルト非装着により、警報ＯＮ状態及び警報ＯＦＦ状態間を遷移する。すなわち、警報ＯＮ状態（ベルト非装着時）では、ランプがＯＮ、ブザーがＯＦＦである。一方、警報ＯＦＦ状態（ベルト非装着時）では、ランプ、ブザー共にＯＦＦになる。この第１段階Ｓ１において、車速が２４ｋｍ／ｈ以上になると、次の第２段階Ｓ２に遷移する。
【００３９】
図３及び図５に示すように、第２段階Ｓ２においても、ベルト装着及びベルト非装着をトリガとして、警報ＯＮ状態及び警報ＯＦＦ状態間を遷移する。但し、警報ＯＮ状態（ベルト非装着時）では、０．５秒毎に、ランプＯＮ状態及びランプＯＦＦ状態を繰り返す。ランプＯＮ状態ではランプはＯＮしており、ランプＯＦＦ状態ではランプはＯＦＦしている。一方、警報ＯＦＦ状態（ベルト非装着時）では、他の段階と同様に、ランプ、ブザー共にＯＦＦになる。この第２段階Ｓ２において、３０秒タイマにより３０秒が計時されると、次の第３段階Ｓ３に遷移し、車速が２４ｋｍ／ｈ未満になると、第１段階Ｓ１に遷移する。なお、これらの遷移にともなって、３０秒タイマはクリアされる。
【００４０】
図３及び図６に示すように、第３段階Ｓ３においても、ベルト装着及びベルト非装着をトリガとして、警報ＯＮ状態及び警報ＯＦＦ状態間を遷移する。但し、警報ＯＮ状態（ベルト非装着時）では、図中、出力ＯＮ状態及び出力ＯＦＦ状態と記されている状態を、所定時間毎に繰り返す。すなわち、出力ＯＮ状態は５秒間だけ継続して、この５秒間が経過すると出力ＯＦＦ状態に遷移する。出力ＯＦＦ状態は１秒間だけ継続して、この１秒間が経過すると出力ＯＮ状態に遷移する。更に、出力ＯＮ状態では、０．２秒毎に、ランプＯＮ状態及びランプＯＦＦ状態を繰り返す。ランプＯＮ状態ではランプはＯＮしており、ランプＯＦＦ状態ではランプはＯＦＦしている。一方、警報ＯＦＦ状態（ベルト非装着時）では、他の段階と同様に、ランプ、ブザー共にＯＦＦになる。この第３段階Ｓ３において、ブザーＯＮ総和が９０秒以上になると（上記警報ＯＮ状態及び警報ＯＦＦ状態に拘わらず）、次の第４段階Ｓ４に遷移し、車速が２４ｋｍ／ｈ未満になると、第１段階Ｓ１に遷移する。
【００４１】
図３及び図７に示すように、第４段階Ｓ４においては、ベルト装着により警報ＯＮ状態に遷移するが、この警報ＯＮ状態において車速の２４ｋｍ／ｈ未満が確定しておりベルト非装着になると、上記第１段階Ｓ１に遷移する。なお、警報ＯＮ状態（ベルト非装着時）では、ランプがＯＮ、ブザーがＯＦＦであり、警報ＯＦＦ状態（ベルト非装着時）では、ランプ、ブザー共にＯＦＦになる。
【００４２】
上記第１段階Ｓ１は請求項の低警報段階に相当し、第２段階Ｓ２及び第３段階Ｓ３は請求項の高警報段階に相当する。特に、第２段階Ｓ２及び第３段階Ｓ３はそれぞれ、請求項の第１高警報段階及び第２高警報段階にも相当する。なお、上記各状態は、本実施形態の動作を説明するために、便宜上、名付けたものであり、発明を限定するものではない。上記図３〜図７を用いた説明に相当するタイムチャートは、上記図２に示した通りである。
【００４３】
このように本実施形態によれば、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時にはブザー６により警報されることがないので使用者に不快感を与えることがない。また、低速運転時にはベルトランプ５のみにより最小限の警報だけが行われ、運転速度や運転時間が増加して危険度が高まるにつれ、ベルトランプ５を点滅させたり、ブザー６による警報が行われて、必要な警報が確実に行われる。本実施形態によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報を確実に行うことができる。更に、本実施形態は、各種車両評価基準を満たす車づくりの一助にもなる。
【００４４】
なお、第２段階Ｓ２及び第３段階Ｓ３で示した警報方法は、実施例で示した方法に限定されず、様々なバリエーションが考えられる。要は、第１段階Ｓ１におけるランプのみの警報よりも、次段階における警報レベルがあがるようにすればよい。更に、ベルト非装着検出は、運転席のみならず、助手席や後部座席にも拡張してもよい。
【００４７】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１記載の発明によれば、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでの低警報段階においては可視警報手段のみを点灯駆動させ、低警報段階において所定の車速に到達した際の高警報段階では可聴警報手段を点滅駆動させる。したがって、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時には可聴警報されることがないので使用者に不快感を与えることがない。また、所定車速に到達するまでの低速運転時には可視警報のみにより最小限の警報が行われ、所定車速に到達して危険度が高まると可視警報が点滅可視警報に変化して、確実に警報が行われる。すなわち、本発明によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報を確実に行うことができる。
【００４８】
請求項２記載の発明によれば、高警報段階が第１高警報段階と第２高警報段階とに分割されており、まず、低警報段階において所定の車速を超えた第１高警報段階では点滅可視警報だけが行われ、この第１高警報段階から所定時間経過した第２高警報段階では点滅可視警報に同期させて可聴警報も行われる。したがって、所定車速に到達して危険度が高まった際に、更に確実に警報が喚起される。すなわち、本発明によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報を確実に行うことができる。
【００４９】
請求項３記載の発明によれば、高警報段階が第１高警報段階と第２高警報段階とに分割されており、まず、低警報段階において所定の車速を超えた第１高警報段階では点滅可視警報だけが行われ、この第１高警報段階から所定時間経過した第２高警報段階では、より短い周期で点滅可視警報が行われる。したがって、徐々にかつ確実に警報が喚起される。
【００５０】
請求項４記載の発明によれば、第２高警報段階では、点滅可視警報に同期させて可聴警報も行われる。したがって、所定車速に到達して危険度が高まった際に、より確実に警報が喚起される。
【００５１】
請求項５記載の発明によれば、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでの低警報段階においては可視警報手段のみが点灯するように駆動させ、低警報段階において所定の車速に到達した際の高警報段階では可聴警報手段、或いは、可視警報手段及び可聴警報手段の両方を駆動させる。したがって、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時には可聴警報されることがないので使用者に不快感を与えることがない。また、所定車速に到達するまでの低速運転時には可視警報のみにより最小限の警報が行われ、所定車速に到達して危険度が高まると、可聴警報、或いは、可視警報及び可聴警報の両方により、確実に警報が喚起される。すなわち、本発明によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報を確実に行うことができる。
【００５２】
請求項６記載の発明によれば、イグニッションスイッチのオン操作に基づきエンジン起動が検知され、ウオーニングブザー及びウオーニングランプが効果的に使い分けられて、不快感を与えることなく必要な警報が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ装置及びこの装置周りの基本構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施形態に係る各警報段階で行われる警報動作を示すタイムチャートである。
【図３】本発明の一実施形態に係る各警報段階間の状態遷移を説明するための状態遷移図である。
【図４】第１段階における警報動作に係る状態遷移図である。
【図５】第２段階における警報動作に係る状態遷移図である。
【図６】第３段階における警報動作に係る状態遷移図である。
【図７】第４段階における警報動作に係る状態遷移図である。
【図８】従来のシートベルトリマインダに係る警報動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
１シートベルトリマインダ装置
２イグニッションスイッチ
３車速センサ
４シートベルトスイッチ
５ベルトランプ
６ブザー
Ｓ１第１段階
Ｓ２第２段階
Ｓ３第３段階
Ｓ４第４段階[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat belt reminder method and apparatus for alarming the absence of a seat belt of a vehicle by lighting a lamp or a buzzer sound.
[0002]
[Prior art]
In recent years, there has been proposed a device called a seat belt reminder that warns that a vehicle seat belt is not worn by a lamp or a buzzer sound. As shown in FIG. 8, this type of conventional seat belt reminder device reads the state of the seat belt switch when the ignition switch is ON, and displays a warning buzzer or lamp if it is not attached. Drives at the timing indicated by ON. As a result, a buzzer sound is emitted or the lamp is turned on to issue an alarm indicating that the belt is not worn. An apparatus for warning by a buzzer sound when the seat belt is not worn is disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 9-76888.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional seat belt reminder device, when the seat belt is not worn, an alarm is issued as long as the ignition switch is turned on. In some cases, this alarm, particularly a buzzer sound, may be annoying. For example, an unnecessary buzzer sound is uncomfortable for a user who loads and unloads luggage and performs maintenance. In order to prevent unnecessary buzzer noise generation, it is only necessary not to install a buzzer on the vehicle. In recent years, European vehicle evaluation standards, for example, require light and sound warnings. The demand for manufacturing is also increasing.
[0004]
Accordingly, the present invention provides a seatbelt reminder method and a seatbelt reminder device that, without being bothered by a user when not needed, and reliably alarming with sound and light when necessary, in view of the above-described situation. Is an issue.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The seat belt reminder method according to claim 1, which has been made to solve the above-described problem, is at least one of vehicle speed, distance, and time when the vehicle seat belt is not worn, which is obtained by the alarm information acquisition means. A seat belt reminder method for setting different alarm stages based on information and warning at least one of audible alarm means and visual alarm means according to the alarm stage to alarm that the seat belt is not worn. Then, until reaching a predetermined vehicle speed determined from the start of the engine, when the vehicle reaches a predetermined vehicle speed in the low alarm stage and the low alarm stage in which only the visual alarm means is driven to turn on, A high alarm stage for driving the visual alarm means to blink .
[0010]
According to the first aspect of the present invention, only the visual warning means is lit and driven in the low alarm stage from when the engine is started until the predetermined vehicle speed is reached, and when the predetermined vehicle speed is reached in the low alarm stage. In the high alarm stage, the audible alarm means is driven to blink. Therefore, since the audible alarm is not given when the belt is not required when the vehicle is stopped or the like, the user is not uncomfortable. When driving at low speeds until the vehicle reaches the predetermined vehicle speed, the minimum alarm is given only by visual alarms.When the vehicle reaches the predetermined vehicle speed and the degree of danger increases, the visual alarm flashes and changes to a visible alarm. Done.
[0011]
The seat belt reminder method according to claim 2, which has been made to solve the above-described problem, is the seat belt reminder method according to claim 1 , wherein the high alarm stage is when a predetermined vehicle speed is exceeded in the low alarm stage. The first high alarm stage that drives so that only the visible alarm means blinks, and the audible alarm means is synchronized with the visual alarm means when a predetermined time has elapsed from the first high alarm stage. And a second high alarm stage to be driven.
[0012]
According to the invention described in claim 2 , the high alarm stage is divided into the first high alarm stage and the second high alarm stage. First, in the first high alarm stage exceeding the predetermined vehicle speed in the low alarm stage, Only a flashing visual alarm is performed, and an audible alarm is also performed in synchronization with the flashing visual alarm at the second high alarm stage after a predetermined time has elapsed from the first high alarm stage.
[0013]
The seat belt reminder method according to claim 3, which has been made to solve the above-described problem, is the seat belt reminder method according to claim 1 , wherein the high warning stage exceeds a predetermined vehicle speed in the low warning stage. The first high alarm stage in which only the visual alarm means is driven to blink in the first period, and when the predetermined time has elapsed from the first high alarm stage, the visual alarm means is moved from the first period. And a second high alarm stage that is driven to flash in a short second period.
[0014]
According to the invention described in claim 3 , the high alarm stage is divided into the first high alarm stage and the second high alarm stage. First, in the first high alarm stage exceeding the predetermined vehicle speed in the low alarm stage, Only the blinking visual alarm is performed, and the blinking visual alarm is performed at a shorter cycle in the second high alarm stage after a predetermined time has elapsed from the first high alarm stage.
[0015]
The seat belt reminder method according to claim 4, which is made to solve the above-mentioned problem, is the seat belt reminder method according to claim 3 , wherein the audible signal is synchronized with the visual alarm means in the second high alarm stage. The alarm means is also driven.
[0016]
According to the fourth aspect of the present invention, in the second high alarm stage, an audible alarm is also performed in synchronization with the flashing visual alarm, so that when the predetermined vehicle speed is reached and the degree of danger is increased, the alarm is more reliably detected. Aroused.
[0017]
The seat belt reminder device according to claim 5, which has been made to solve the above-mentioned problem, is the vehicle speed, distance, and time when the seat belt of the vehicle is not worn, obtained by the alarm information acquisition means 2, 3, 4. A different alarm stage is set based on at least one of the information, and at least one of the audible alarm means 6 and the visual alarm means 5 is driven in accordance with the alarm stage, thereby removing the seat belt. Is a low alarm stage from when the engine is started until a predetermined vehicle speed is reached, and when the vehicle reaches a predetermined vehicle speed at this low alarm stage, the high alarm stage is set. In the alarm stage, it is driven so that only the visible alarm means is lit, and in the high alarm stage, the audible alarm means, or , Characterized in that it comprises a warning controller 10, for driving both of said visual alarm means and said audible alarm means.
[0018]
According to the fifth aspect of the present invention, only the visual alarm means is driven to be lit in the low alarm stage until the predetermined vehicle speed is reached after the engine is started, and the predetermined vehicle speed is reached in the low alarm stage. In the high alarm stage, the audible alarm means, or both the visual alarm means and the audible alarm means are driven. Therefore, since the audible alarm is not given when the belt is not required when the vehicle is stopped or the like, the user is not uncomfortable. In addition, at the time of low speed driving until reaching a predetermined vehicle speed, a minimum warning is performed only by a visual alarm, and when the predetermined vehicle speed is reached and the degree of danger increases, an audible alarm, or both a visual alarm and an audible alarm, An alarm is definitely aroused.
[0019]
The seat belt reminder device according to claim 6, which is made to solve the above-mentioned problem, is the seat belt reminder device according to claim 5 , wherein the engine activation is detected based on an on operation of an ignition switch, and the visual alarm means and The audible alarm means is a warning buzzer and a warning lamp, respectively.
[0020]
According to the sixth aspect of the present invention, the engine activation is detected based on the ON operation of the ignition switch, and an alarm is given by the warning buzzer and the warning lamp.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a seat belt reminder device according to an embodiment of the present invention and a basic configuration around the device. In FIG. 1, a seat belt reminder device 1 is connected to an ignition switch 2, a vehicle speed sensor 3, a seat belt switch 4, a belt lamp 5 and a buzzer 6.
[0022]
The seat belt reminder device 1 includes a control unit 10 (corresponding to an alarm control means in claims) including a microcomputer, and is based on information supplied from the ignition switch 2, the vehicle speed sensor 3, and the seat belt switch 4. That is, based on at least one of the vehicle speed, distance, and time when the seat belt is not worn, the belt lamp 5 and the buzzer 6 are driven to warn that the seat belt is not worn. The seat belt reminder device 1 includes an ignition detection unit 11, a vehicle speed detection unit 12, a belt wearing detection unit 13, a timer unit 14, a lamp driving unit 15, and a buzzer driving unit 16 in addition to the control unit 10. The ignition detection unit 11 receives an ignition ON / OFF signal from the ignition switch 2 and supplies it to the control unit 10. The vehicle speed detector 12 receives a pulse signal corresponding to the vehicle speed from the vehicle speed sensor 3 and supplies it to the controller 10. In addition, an electrical signal indicating whether the seat belt is worn or not is received from the belt wearing detector 13 and is supplied to the controller 10. These detection units 11, 12, and 13 also include an interface circuit that converts each signal from the ignition switch 2, the vehicle speed sensor 3, and the seat belt switch 4 into a voltage suitable for the control unit 10 formed of a microcomputer. Functionally, the control unit 10 may be incorporated.
[0023]
The timer unit 14 provides timing information for determining an alarm stage described later, and includes at least a 30-second timer and a 90-second timer. Each of the lamp driving unit 15 and the buzzer driving unit 16 includes a driving circuit that drives the belt lamp 5 and the buzzer 6 based on a command from the control unit 10.
[0024]
The ignition switch 2 is used to determine the use state of the vehicle. When the switch 2 is turned on, it is determined that the vehicle is in use. The vehicle speed sensor 3 detects the vehicle speed and outputs a pulse signal having a period corresponding to the vehicle speed. This output is one piece of information for determining an alarm stage described later. The seat belt switch 4 outputs, to the seat belt reminder device 1, an electrical signal indicating whether the seat belt is mounted or not based on, for example, whether or not a buckle attached to the seat belt of the driver's seat is coupled. To do. The ignition switch 2, the vehicle speed sensor 3, and the seat belt switch 4 correspond to alarm information acquisition means in claims.
[0025]
The belt lamp 5 and the buzzer 6 are driven and controlled by the seat belt reminder device 1 to warn the driver or the like that the seat belt is not worn. For example, the belt lamp 5 is incorporated in a combination meter, and the buzzer 6 is incorporated in the seat belt reminder device 1. However, the belt lamp 5 may be provided in other locations as long as the driver can recognize the alarm. The belt lamp 5 and the buzzer 6 correspond to the visual warning means and the audible warning means, respectively.
[0026]
In the following description, the seat belt may be simply referred to as a belt, and the belt lamp 5 may be simply referred to as a lamp.
[0027]
Next, the alarm operation performed at each alarm stage set in the embodiment of the present invention will be briefly described with reference to FIG. FIG. 2 is a time chart showing an alarm operation performed at each alarm stage according to an embodiment of the present invention.
[0028]
In FIG. 2, the uppermost time chart indicates whether the ignition switch 2 in FIG. 1 is in an ON state or an OFF state. The lower time chart indicates whether the seat belt is in the worn state or not in the worn state by the seat belt switch 4 of FIG. Further, the lower time chart shows a pulse waveform composed of Hi and Lo corresponding to the vehicle speed from the vehicle speed sensor 3 of FIG. Further, the lower time chart of the vehicle speed sensor 3 shows ON / OFF of the buzzer 6 in FIG. 1, and the lower time chart shows ON / OFF of the belt lamp 5 in FIG.
[0029]
As shown in FIG. 2, in the present embodiment, four alarm stages are set, that is, a first stage S1, a second stage S2, a third stage S3, and a fourth stage S4.
[0030]
In the first stage S1, as shown at time point P0, after the ignition switch 2 is turned on (corresponding to the engine starting in the claims), as shown at time point P24, a predetermined predetermined vehicle speed, for example, 24 km / h. Until it is over. In this first stage S1, the buzzer 6 is OFF, and only the lamp 5 is turned ON and turned on. Note that when the seat belt is attached at this stage, the lamp 5 is also turned off in the same manner as the buzzer 6.
[0031]
In the first stage S1, for example, when the vehicle speed is 24 km / h or more, the process proceeds to the next second stage S2. In this second stage S2, the buzzer 6 is still OFF, and only the lamp 5 blinks by repeating a high level of 0.5 seconds and a low level of 0.5 seconds, as indicated by I1 in the figure. The Even at this stage, when the seat belt is attached, the lamp 5 is also turned off as in the case of the buzzer 6.
[0032]
In the second stage S2, when a predetermined time, for example, 30 seconds elapses, the process proceeds to the next third stage S3. In the third stage S3, the blinking cycle of the lamp 5 in the second stage S2 is shortened (flashing frequency is increased) and lighting is combined. Further, the buzzer 6 is also sounded in synchronization with this. Specifically, as indicated by I2 in the figure, the lamp 5 is repeatedly blinked at a high level of 0.2 seconds and a low level of 0.2 seconds for a period T5 (for example, 5 seconds). The pattern in which the lamp 5 is continuously lit is repeated only for the period T1 (for example, 1 second). Further, the buzzer 6 is sounded in synchronization with these periods T5 and T1. In other words, the buzzer 6 repeats the pattern of ON in the period T5 and OFF in the period T1. Even at this stage, when the seat belt is attached, both the lamp 5 and the buzzer 6 are turned off.
[0033]
In the third stage S3, when the buzzer ON total (total time in a state where the buzzer 6 is ON) exceeds the period T90 (for example, 90 seconds) in the drawing, the process proceeds to the next fourth stage S4. . In the fourth stage S4, as in the first stage S1, only the lamp 5 is turned on, and when the seat belt is attached, the lamp 5 is also turned off, like the buzzer 6. Note that there is a process of returning from the second stage S2, the third stage S3, and the fourth stage S4 to the first stage S1, which will be described later.
[0034]
By providing multiple warning stages as described above, and gradually increasing the warning level as the degree of danger starts from the lighting of the lamp, there is no discomfort to the user when working while the vehicle is stopped, In addition, the necessary alarm can be surely performed.
[0035]
The second stage S2 and the third stage S3 may be combined into one alarm stage. For example, when the vehicle speed becomes 24 km / h or higher in the first stage S1, the second stage S2 may be skipped and the alarm operation in the third stage S3 may be performed. However, if each of the second stage S2 and the third stage S3 is set as described above, since the alarm is gradually raised, the alarm can be surely made although it is moderate.
[0036]
In the above description, the step transition in the upward direction from the first step S1 to the fourth step S4 has been described, but actually there is also a step transition in the downward direction from the fourth step S4 to the first step S1. Including these, each stage will be described with reference to FIGS.
[0037]
FIG. 3 is a state transition diagram for explaining state transitions between respective alarm stages according to an embodiment of the present invention. 4, FIG. 5, FIG. 6 and FIG. 7 are state transition diagrams relating to alarm operations in the first stage S1, the second stage S2, the third stage S3 and the fourth stage S4, respectively. 3 to 7, the trigger for state transition is underlined and each processing operation is enclosed in parentheses.
[0038]
As shown in FIG. 3 and FIG. 4, in the first stage S <b> 1 that has been transitioned by turning on the ignition switch 2, transition is made between the alarm ON state and the alarm OFF state by belt wearing and belt non-wearing. That is, in the alarm ON state (when the belt is not attached), the lamp is ON and the buzzer is OFF. On the other hand, in the alarm OFF state (when the belt is not attached), both the lamp and the buzzer are OFF. In the first stage S1, when the vehicle speed becomes 24 km / h or more, the process proceeds to the next second stage S2.
[0039]
As shown in FIGS. 3 and 5, also in the second stage S2, the transition between the alarm ON state and the alarm OFF state is triggered by the belt mounting and the belt non-mounting as a trigger. However, in the alarm ON state (when the belt is not attached), the lamp ON state and the lamp OFF state are repeated every 0.5 seconds. The lamp is on when the lamp is on, and the lamp is off when the lamp is off. On the other hand, in the alarm OFF state (when the belt is not attached), both the lamp and the buzzer are OFF as in the other stages. In the second stage S2, when 30 seconds are counted by the 30-second timer, the process proceeds to the next third stage S3, and when the vehicle speed is less than 24 km / h, the process proceeds to the first stage S1. The 30-second timer is cleared with these transitions.
[0040]
As shown in FIGS. 3 and 6, also in the third step S3, the transition is made between the alarm ON state and the alarm OFF state, triggered by the belt attachment and the belt non-attachment. However, in the alarm ON state (when the belt is not attached), the states indicated as the output ON state and the output OFF state in the figure are repeated every predetermined time. In other words, the output ON state continues for 5 seconds, and when this 5 seconds elapses, the output transitions to the output OFF state. The output OFF state continues for 1 second, and when this 1 second elapses, the output is turned ON. Further, in the output ON state, the lamp ON state and the lamp OFF state are repeated every 0.2 seconds. The lamp is on when the lamp is on, and the lamp is off when the lamp is off. On the other hand, in the alarm OFF state (when the belt is not attached), both the lamp and the buzzer are OFF as in the other stages. In this third stage S3, when the buzzer ON total is 90 seconds or more (regardless of the above-mentioned alarm ON state and alarm OFF state), the process proceeds to the next fourth stage S4, and when the vehicle speed becomes less than 24 km / h, Transition to one stage S1.
[0041]
As shown in FIG. 3 and FIG. 7, in the fourth stage S4, transition to the alarm ON state by the belt attachment, but in this alarm ON state, if the vehicle speed is less than 24 km / h and the belt is not attached, Transition to the first stage S1. In the alarm ON state (when the belt is not attached), the lamp is ON and the buzzer is OFF. In the alarm OFF state (when the belt is not attached), both the lamp and the buzzer are OFF.
[0042]
The first stage S1 corresponds to the low alarm stage of the claims, and the second stage S2 and the third stage S3 correspond to the high alarm stage of the claims. In particular, the second stage S2 and the third stage S3 respectively correspond to the first high warning stage and the second high warning stage of the claims. In addition, in order to demonstrate operation | movement of this embodiment, said each state is named for convenience, and does not limit invention. The time chart corresponding to the description using FIG. 3 to FIG. 7 is as shown in FIG.
[0043]
As described above, according to the present embodiment, when the belt is not worn, for example, when the vehicle is stopped, the buzzer 6 does not warn the user, so that the user does not feel uncomfortable. Further, at the time of low speed operation, only a minimum alarm is performed only by the belt lamp 5, and the belt lamp 5 is flashed or an alarm by the buzzer 6 is performed as the operation speed or operation time increases and the degree of danger increases. Necessary alarms are surely made. According to the present embodiment, it is possible to reliably perform an alarm according to the situation without causing discomfort to the driver. Furthermore, this embodiment also helps to make a vehicle that satisfies various vehicle evaluation criteria.
[0044]
In addition, the warning method shown by 2nd step S2 and 3rd step S3 is not limited to the method shown in the Example, Various variations can be considered. In short, the alarm level at the next stage may be raised rather than the alarm of only the lamp at the first stage S1. Furthermore, the belt non-wearing detection may be extended not only to the driver's seat but also to the passenger seat and the rear seat.
[0047]
【The invention's effect】
As described above , according to the first aspect of the present invention, only the visible alarm means is lit and driven in the low alarm stage until the predetermined vehicle speed is reached after the engine is started. At the high alarm stage when the vehicle speed is reached, the audible alarm means is driven to blink. Therefore, since the audible alarm is not given when the belt is not required when the vehicle is stopped or the like, the user is not uncomfortable. When driving at low speeds until the vehicle reaches the predetermined vehicle speed, the minimum alarm is given only by visual alarms.When the vehicle reaches the predetermined vehicle speed and the degree of danger increases, the visual alarm flashes and changes to a visible alarm. Done. That is, according to the present invention, it is possible to reliably perform an alarm according to the situation without giving the driver unpleasant feeling.
[0048]
According to the invention described in claim 2 , the high alarm stage is divided into the first high alarm stage and the second high alarm stage. First, in the first high alarm stage exceeding the predetermined vehicle speed in the low alarm stage, Only a flashing visual alarm is performed, and an audible alarm is also performed in synchronization with the flashing visual alarm at the second high alarm stage after a predetermined time has elapsed from the first high alarm stage. Therefore, when the predetermined vehicle speed is reached and the degree of danger increases, an alarm is more reliably raised. That is, according to the present invention, it is possible to reliably perform an alarm according to the situation without giving the driver unpleasant feeling.
[0049]
According to the invention described in claim 3 , the high alarm stage is divided into the first high alarm stage and the second high alarm stage. First, in the first high alarm stage exceeding the predetermined vehicle speed in the low alarm stage, Only the blinking visual alarm is performed, and the blinking visual alarm is performed at a shorter cycle in the second high alarm stage after a predetermined time has elapsed from the first high alarm stage. Therefore, the alarm is alerted gradually and reliably.
[0050]
According to the invention described in claim 4 , in the second high alarm stage, an audible alarm is also performed in synchronization with the blinking visual alarm. Therefore, when the predetermined vehicle speed is reached and the degree of danger increases, the alarm is more reliably raised.
[0051]
According to the fifth aspect of the present invention, only the visual alarm means is driven to be lit in the low alarm stage until the predetermined vehicle speed is reached after the engine is started, and the predetermined vehicle speed is reached in the low alarm stage. In the high alarm stage, the audible alarm means, or both the visual alarm means and the audible alarm means are driven. Therefore, since the audible alarm is not given when the belt is not required when the vehicle is stopped or the like, the user is not uncomfortable. In addition, at the time of low speed driving until reaching a predetermined vehicle speed, a minimum warning is performed only by a visual alarm, and when the predetermined vehicle speed is reached and the degree of danger increases, an audible alarm, or both a visual alarm and an audible alarm, An alarm is definitely aroused. That is, according to the present invention, it is possible to reliably perform an alarm according to the situation without giving the driver unpleasant feeling.
[0052]
According to the sixth aspect of the present invention, the engine start is detected based on the ON operation of the ignition switch, the warning buzzer and the warning lamp are effectively used properly, and the necessary alarm is ensured without causing discomfort. Done.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a seat belt reminder device according to an embodiment of the present invention and a basic configuration around the device.
FIG. 2 is a time chart showing an alarm operation performed at each alarm stage according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a state transition diagram for explaining state transitions between respective alarm stages according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a state transition diagram related to an alarm operation in a first stage.
FIG. 5 is a state transition diagram related to an alarm operation in a second stage.
FIG. 6 is a state transition diagram related to an alarm operation in a third stage.
FIG. 7 is a state transition diagram relating to an alarm operation in a fourth stage.
FIG. 8 is a time chart showing an alarm operation related to a conventional seat belt reminder.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Seat belt reminder device 2 Ignition switch 3 Vehicle speed sensor 4 Seat belt switch 5 Belt lamp 6 Buzzer S1 1st stage S2 2nd stage S3 3rd stage S4 4th stage

Claims

A different alarm stage is set based on at least one of the vehicle speed, distance, and time when the seat belt of the vehicle is not worn, which is obtained by the alarm information acquisition means, and an audible alarm is set according to this alarm stage. A seat belt reminder method for alarming non-mounting of a seat belt by driving at least one of the means and the visual warning means,
A low alarm stage for driving only the visual alarm means to light until reaching a predetermined vehicle speed determined from the start of the engine,
A high warning stage for driving the visual warning means to flash when a predetermined vehicle speed is reached in the low warning stage;
A seat belt reminder method comprising:

The seat belt reminder method according to claim 1 ,
The high warning stage includes a first high warning stage that drives only the visible warning means to flash when a predetermined vehicle speed is exceeded in the low warning stage;
A second high warning stage that drives the audible warning means in synchronization with the visual warning means when a predetermined time has elapsed from the first high warning stage,
The seat belt reminder method characterized by the above-mentioned.

The seat belt reminder method according to claim 1 ,
The high alarm stage includes a first high alarm stage that drives only the visible alarm means to blink in a first cycle when a predetermined vehicle speed is exceeded in the low alarm stage;
A second high alarm stage for driving the visible alarm means to blink at a second period shorter than the first period when a predetermined time has elapsed from the first high alarm stage;
A seat belt reminder method comprising:

The seat belt reminder method according to claim 3 ,
In the second high alarm stage, the audible alarm means is also driven in synchronization with the visual alarm means.

A different alarm stage is set based on at least one of the vehicle speed, distance, and time when the seat belt of the vehicle is not worn, which is obtained by the alarm information acquisition means, and an audible alarm is set according to this alarm stage. A seat belt reminder device that warns that the seat belt is not worn by driving at least one of the means and the visual warning means,
From the start of the engine until reaching a predetermined vehicle speed is set as a low alarm stage, and when the predetermined vehicle speed is reached at this low alarm stage, it is set as a high alarm stage,
In the low alarm stage, only the visible alarm means is driven to be lit, and in the high alarm stage, the audible alarm means or both the visible alarm means and the audible alarm means are driven. A seat belt reminder device comprising a control means.

In the seat belt reminder device according to claim 5 ,
The engine start is detected based on an ON operation of an ignition switch, and the visual warning means and the audible warning means are a warning buzzer and a warning lamp, respectively.