JP3878400B2 - ドキュメント管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子化されたドキュメントデータの生成/編集を行うドキュメント管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、文字認識技術の発展およびコンピュータの普及により、従来では紙媒体として取り扱われていた帳票等の文書を、電子化されたドキュメントデータとして取り扱うシステムが開発され始めている。このシステムにおいては、帳票上への記入操作や記入内容の確認などの作業を全てコンピュータ上で行うことができると共に、帳票のドキュメントデータをデータファイルとして保存または配布したり、必要に応じて帳票のドキュメントデータを紙媒体にプリント出力したりするといった運用が可能となる。
【0003】
しかし、電子化されたドキュメントデータの場合には、その内容を容易に変更することが可能であるため、帳票上の記入内容が不正に書き換えられるといった問題が生じる危険がある。そこで、従来では、ドキュメントデータのデータファイルにパスワードをかけて保護したり、ドキュメントデータの内容を暗号化した後にデータファイルとして保存するといった方法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いったんパスワードや暗号が破られると、データの改竄が容易に行われてしまう危険があった。また改竄されたことを発見したとしても、どのような改竄がなされたかについてはそれを特定することは非常に困難である。特に、ドキュメントデータをいったん紙に印刷した後に受け渡すような場合には、パスワードや暗号化の手法は全く役にたたなくなるという問題があった。
【0005】
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、電子化されたドキュメントデータの改竄防止を図ると共に、正しいドキュメントデータの内容を保証することができるドキュメント管理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、電子化されたドキュメントデータの生成/編集を行うドキュメント管理方法において、第1のドキュメントデータに対する入力・編集操作に応じて第2のドキュメントデータを得るステップと、前記第1のドキュメントデータと前記第2のドキュメントデータとの差分情報を抽出するステップと、前記抽出された差分情報に基づいて、前記第2のドキュメントデータ内に存在する所定のイメージまたは前記第2のドキュメントに新たに付加すべき所定のイメージを変形するイメージ変形ステップと、前記変形されたイメージを前記第2のドキュメントデータに付加するステップとを具備することを特徴とする。
【0007】
このドキュメント管理方法によれば、第1のドキュメントデータと第2のドキュメントデータとの間の差分情報が、第1のドキュメントデータに対しての追加・修正に関する情報として抽出され、そしてその抽出された差分情報に基づいて、第2のドキュメントデータ内に存在するイメージまたは第2のドキュメントに新たに付加すべきイメージが変形され、その変形されたイメージが第2のドキュメントデータに付加して出力される。よって、付加されたイメージから追加・修正内容を示す差分情報を復元して、実際の第2のドキュメントデータの内容と比較すること等により、改竄の有無をチェックすることができる。また、付加された情報から追加・修正内容を復元できるので、改竄前の正しい内容を知ることも可能となる。
【0008】
また、前記入力・編集操作が行われた箇所若しくは変更日時またはその操作者に関する情報を含むドキュメント属性情報と前記差分情報とに基づいて符号化データを生成し、その符号化データを第2のドキュメントに付加することにより、変更箇所や変更日時、操作者等の情報をも考慮してドキュメントデータの信頼性を確認することが可能となる。
【0009】
また、前記第2のドキュメントデータ内の任意の領域に対する編集操作を制限するために必要な情報を符号化して前記第2のドキュメントデータにさらに付加しておくことが好ましい。これにより、不用意に重要な部分が変更されることを防止することができる。
【0010】
また、差分情報を符号化して前記第2のドキュメントデータに付加するに際しては、例えば印鑑イメージ、ロゴなどの文字パターン、または罫線若しくは下線などの任意のイメージを差分情報に基づいて変形し、その変形後のイメージを付加することが好ましい。
【0011】
このように任意のイメージの形態そのものを差分情報によって変形するという元画像自体を加工する処理を用いることにより、第2のドキュメントデータを電子データではなく紙に印刷されたデータとして受け取った場合でも、それをスキャナ等で読み込んだ後に元の差分情報を復元することにより、改竄チェックを正しく行うことが可能となる。特に、変形処理としては、元の画像のドットパターンに変更を加える処理、例えばドット位置の変更、ドット反転、エッジや色を変えるといった処理を利用することが好ましく、これにより、第2のドキュメントデータを紙に印刷されたデータとして受け取った場合でも、確実に元の情報を復元することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドキュメント管理システムの概略構成を示すブロック図である。このドキュメント管理システム101は例えばコンピュータ上で実行されるソフトウェアとして実現されており、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバ等の各種コンピュータに適用することができる。
【0013】
ドキュメント管理システム101は電子化された帳票等のドキュメントデータを取り扱うものであり、ドキュメントデータの生成/編集のための管理機能を提供する。紙に印刷された帳票11は図示のようにスキャナ12による読み取り処理、および必要に応じて行われるOCR13による文字認識処理等を経て電子データ14に変換されてドキュメント管理システム101に取り込まれ、また電子データとして提供される帳票15については記憶媒体やネットワークを通してドキュメント管理システム101に取り込まれる。
【0014】
ドキュメント管理システム101は大別すると文書作成部102と文書編集部103とからなる。文書作成部102は主に電子化されたドキュメントデータの生成に関する管理機能を提供するためのモジュールであり、また文書編集部103は主に生成された文書を受け取り、その編集操作の管理を提供するためのモジュールである。
【0015】
文書作成部102には、生成されたドキュメントに対して改竄防止用の情報を付加する機能が設けられている。この機能は、入力・編集操作によって追加・修正された情報を符号化してそれをドキュメントに付加して出力するものであり、このようにして改竄防止用の情報が付加された帳票等のドキュメント16は電子データとしてまたは紙に印字されて出力される。一方、文書編集部103には、紙媒体または電子データとして入力された帳票等のドキュメントに付加されている符号化情報を用いて、そのドキュメントデータの改竄をチェックする機能が設けられている。
【0016】
図2には、文書作成部102の基本構成が示されている。
文書作成部102は、図示のように、文書入力部201、変更箇所抽出部202、差分データ抽出部203、データ加工部204、およびデータ画像出力部205を備えている。
【0017】
文書入力部201では、生成または編集の対象となる文書(ドキュメント)中に文字等を追加したり、削除するといった入力・編集操作が行われる。変更箇所抽出部202では、文書中のこのような入力・編集が行われた部分のデータが抽出され、それが内部的に記憶される。差分データ抽出部203においては、変更箇所抽出部202で抽出および記憶された情報を基に、文書入力部201による入力・編集操作で追加・修正された情報が、入力・編集操作前と操作後の差分情報として抽出される。
【0018】
データ加工部204では、差分データ抽出部203にて抽出された差分情報と、変更箇所、更新日時、更新者のID等のデータ、その他の各種ステータスからなる文書属性情報とに対して必要な暗号化、圧縮などの加工処理を施し、そしてその加工データを、文書中のイメージまたは新たに文書に付加するイメージ中に埋め込むという処理が行われる。このようにして、差分情報および文書属性情報を基にした符号化データが生成される。
【0019】
データ画像出力部205では、必要な情報が埋め込まれたイメージ(画像データ)を、入力・編集後の文書上に差分情報および文書属性情報の符号化データとして付加(添付)する処理が行われ、その符号化データが付加された文書が入力・編集後の新たな文書として出力される。画像データへの情報の埋めこみは、たとえば編集した人の印鑑イメージを用意し、その印鑑イメージに情報の埋めこみを行ってそれを文書中に張り付けるという処理を利用することができる。これにより、自然な形で文書に必要な情報を付加することができる。また、画像データへの情報埋め込みに際しては、電子すかし技術や、画像の畳み込みを用いてデータを重畳させる方法を利用することができる。例えば信学技法IE97−14(1997−05)で用いられているような画像深層暗号化手法を用いて、埋め込むデータを2値化しそれを画像データに埋め込めばよい。
【0020】
図3は文書作成部102の第2の例であり、前述の文書入力部201、変更箇所抽出部202、差分データ抽出部203、データ加工部204、およびデータ画像出力部205に加え、権限設定部211、変形データ生成部212、および基準データ格納部213を有している。
【0021】
権限設定部211では、文書中の任意の領域に対する編集操作を制限するために必要な情報や編集者の持つ変更許可等の権限情報を設定するためのものであり、これら制限および権限情報に対しては、データ加工部204にて差分情報および文書属性情報と一緒に、あるいはそれらとは独立した状態で暗号化/圧縮等のデータ加工処理が施される。
【0022】
変形データ生成部212では、データ加工部204で得られた加工データに基づいて、文書中のイメージまたは新たに文書に付加するイメージの形態を変形するという処理が行われる。これは、画像深層暗号化手法等とは異なり、元のイメージ自体に変形を加え、その変形されたイメージそのものについてのパターン形状などに情報を含ませるものであるので、これにより電子データに限らず紙に出力した場合でもイメージのパターン形状などから元の情報を復元することができる。この変形処理手法としては、元の画像のドット位置の変更、ドット反転、元画像のエッジや色を変えるといった方法が利用できるが、その具体例については図13以降で後述する。
【0023】
基準データ格納部213には、変形前の基準となる画像データが予め登録されている。例えば編集者の印鑑イメージを変形して文書に付加する場合には、変形前の基準となる印鑑イメージが基準データ格納部213から読み出され、それが変形データ生成部212によって変形されることになる。もちろん、文書中に予め存在しているロゴなどの文字パターンを変形してもよい。変形されたイメージはデータ画像出力部205によって入力・編集後の文書上に差分情報および文書属性情報の符号化データとして付加(添付)され、それが新たな文書として出力される。この場合、変形イメージからの情報復元のために、変形前の基準となる印鑑イメージなどを捨て印として文書上に付加してもよい。また、基準データ格納部213が共通に参照し得るものであれば、変形イメージからの情報復元に際しても基準データ格納部213の基準データを用いることができる。
【0024】
次に、図4を参照して、文書編集部103の構成について説明する。
文書編集部103は、図示のように、基準データ参照部301、部分画像抽出部302、データ比較部303、差分データ抽出部304、データ復元部305、編集コントロール部306、改竄チェック部307、権限制御部308、および文書入力部309などを備えている。
【0025】
まず、文書作成部102によって作成された文書を編集するときは、部分画像抽出部302にて、符号化データとして文書に付加されている画像データがその文書から抽出される。例えば、画像データの配置位置や画像データの種類、形状、絵柄などを予めきめておくことにより、該当する画像データを容易に文書から切り出し、抽出することができる。基準データ参照部301では、部分画像抽出部302にて抽出された画像データに対応する基準画像のデータを前述の基準データ格納部213または文書上から取得する処理が行われる。
【0026】
データ比較部303ではそれぞれの画像データの比較が行われ、データに差異がある場合にはその差分データを差分データ抽出部304において抽出する。つまり、画像に変形が加えられている場合には、その変形に関する情報が抽出されることになる。そして、その差分データから画像データに含まれていた元の情報(文書の追加・修正に関する差分情報、文書属性情報、編集制限・権限情報など)を復元する処理がデータ復元部305にて行われる。この場合、暗号化を解除するための復号処理や伸張処理なども必要に応じて実行され、これにより最終的な元情報への復元が行われる。
【0027】
編集コントロール部306においては改竄チェック部307と権限制御部308とが設けられており、復元された情報を元に改竄チェック処理と、権限に基づく文書の変更の禁止等の制御が行われ、その結果に基づいて文書入力部309での文書入力が制御される。改竄チェック処理では、文書の記入部分と、復元された差分情報との比較を行うことにより、整合性が取れているか否か、すなわち改竄されているかどうかを調べることができる。
【0028】
本実施例の構成を用いることによって、大きく分けて編集時のデータの付加、編集された文書(ドキュメント)の改竄チェック、権限等に基づくドキュメントの編集規制という機能が実現できる。
【0029】
これらそれぞれの機能を実現する例をさらに具体例を挙げて説明する。
まず、文書生成・編集時の符号化データの付加であるが、図5のように、あらかじめ入力する用件が決まっているような帳票への入力を行おうとすると、この帳票のうちの重要な部分、すなわち改竄されては困る部分を変更不可領域として設定する。図5では、入力・編集対象の文書はブランク帳票401であり、その帳票内の「契約内容」の記入領域が変更不可領域として設定されると共に、「契約内容」およびその下の「記入欄」に文字コードが新たに入力された場合を示している。
【0030】
この後、入力・編集後の帳票402と元の帳票401との差分を計算し抽出することにより、新たに記入された内容403が追加・修正の内容を示す差分データ404として抽出される。そして、差分データ404と、更新日時、変更者ID(編集者ID)、変更箇所、その他からなる属性情報405とを合わせ、それらに対して必要に応じてデータ圧縮や暗号化の処理406が施される。これにより生成されるのが、差分データ404と属性情報405を含む変更データGである。
【0031】
次いで、差分データ404と属性情報405を含む変更データGに基づいて、基準データ格納部213に予め登録しておいた編集者の印鑑イメージ(印影画像F)のパターンを所定の規則に従って変形する処理(P×G)407が実行される。変更データを含んだ変形後の印影画像は入力・編集後の帳票402の余白や所定の承認印捺印用領域上にイメージとして添付され、最終的な帳票408のドキュメントデータが生成される。つまり、印影画像はその文書の追加・修正の内容を保証するための承認印としての役割も兼ね備えている。
【0032】
図6は、変更データが重畳された画像データが付加された文書を受け取ったときの処理例である。この場合、図6のように、まず、帳票501の中から変更データを含む部分画像データ(印影画像)が抽出され、元の変更データの復元が行われる。この復元は、帳票501に添付された印影画像と予め登録しておいた基準画像データとの差を抽出する処理502を実行し、そして、変形処理で用いた規則に対応する規則にて逆変換の処理を行うことによって実現される。この基準画像は何らかの形であらかじめ入手しておいてもよいが、たとえば印影の画像データという形であれば、前述したように文書内に捨て印として付加しておくことによって該当文書だけでチェックができる。そして、取り出された変更データに対して暗号化を解除する復号処理503を施すことにより、元の差分データ504と属性情報505が復元される。
【0033】
次に、文書が改竄されているかどうかをチェックする具体例について説明する。
図7のように記入された帳票のドキュメント601が来た場合、前述したように、付加された画像、たとえば印影の画像を抽出し、基準画像との差分を取り出す処理602が行われ、そして取り出された変更データに対して暗号化を解除する復号処理603を施すことにより、元の差分データ604と属性情報605が復元される。これら復元された情報には、文書を編集したとき、もしくは印影画像を付加したときの、追加・修正内容、変更箇所、変更日時、変更者といったデータが埋めこまれているので、帳票内の該当する部分の内容との比較処理606により改竄をチェックすることができ、例えば承認印を押された後に改竄されたデータかどうかを知ることができる。
【0034】
なお、以上の説明では、ブランク帳票を編集対象文書として使用した場合、つまり新たに追加・修正された情報である差分情報自体が、編集後の内容全体を示している場合を例示したが、すでに編集が施されており、その内容を示す差分情報が埋め込まれている印影データが付加された文書を編集対象とすることもできる。この場合、例えば、1)追加・修正による変更の度に、差分情報の抽出およびその差分情報を埋め込んだ印影画像の付加を行い、変更の回数分に相当する数の印影画像が文書に付加されるようにしたり、2)あるいは、編集対象文書の印影画像から復元した差分情報と、編集対象文書に対する変更によって生じた新たな差分情報とを合成して、最新の内容とブランク帳票との間の差分情報を生成し、その差分情報が埋め込まれた新たな印影画像を、編集対象文書にすでに付加されている印影画像に代えてあるいはそれに追加して付加してもよい。1)の方式を利用した場合には、複数の印影画像それぞれから文書全体の最新の内容を復元することができる。
【0035】
次に、図8のフローチャートを参照して、文書作成から改竄チェックまでの一連の処理の流れについて説明する。
【0036】
まず、ドキュメント(文書)中の必要な部分に記入等の編集作業を行う文書入力処理が行われる(ステップS101)。次に、ドキュメント中の変更禁止にしたい領域の指定がなされ、その設定処理が行われる(ステップS102)。この場合、指定した部分の位置、記述内容を編集した人の権限等の情報、設定日付に関する情報がデータ化される。そして、印影画像に含ませるべき埋め込み用のデータ(変更禁止の設定情報、入力・修正された内容を示す差分データおよび属性情報)が生成される(ステップS103)。この後、先に説明した方法と同様にして、埋め込み用のデータに基づいて印影画像を変形する処理が行われ(ステップS104)、それが編集後のドキュメントに添付されて出力される(ステップS105)。
【0037】
次にこのようなドキュメントを受け取った人がこのドキュメントを変更するときには、まず、印影画像のデータをドキュメントから抽出する部分画像読み取り処理が行われ(ステップS106)、前述した手法で元の埋め込みデータの復元が行われる(ステップS107)。そして、埋め込みデータに含まれる差分データとドキュメント上の実際の記述内容との比較により、改竄チェック処理が実行される(ステップS107)。改竄がなく、文書内容の正当性が保証されれば、通常の文書編集操作を行うことができる(ステップS107)。
【0038】
ステップS107の改竄チェック処理の具体例をそれぞれ図9、図10に示す。図9では、復元した差分データを用いて元データの追加・修正の内容を、ドキュメントの該当記入領域の表示位置に合わせて画面表示する処理(ステップS201)が実行される。編集者は、画面上の表示内容を見比べることにより改竄の有無を知ることができる。
【0039】
図10は、元データの追加・修正の内容とドキュメント上の実際の内容との突きあわせを自動的に行う場合の例であり、まず、ドキュメントの該当記入領域の部分画像を抽出し、それを文字認識して文字コード化する処理が行われる(ステップS211,S212)。電子データとしてドキュメントを受け取った場合には、ドキュメントの該当記入領域の文字コードをそのまま抽出すればよい。この後、現在のデータつまりドキュメント上の実際の内容と、画像から復元した元データの追加・修正の内容との比較が行われ(ステップS213)、不一致の場合には改竄されたものであるとして警告表示がなされる(ステップS214)。
【0040】
次に、編集制限および権限の設定情報を用いてドキュメント編集に関する規制を行う方法について具体的に説明する。
【0041】
図11のように帳票701の部分領域に変更禁止の規制をかけて、その情報を印影画像のデータに含ませるとすると、そのドキュメントを受け取った人がその部分を変更する場合には、変更する権限を持っているかどうかをチェックし、権限のない場合には変更できないようにドキュメントの該当部分をロックする。また、変更権限がある場合には、その部分に規制がかけられている旨のメッセージを表示し注意を促す。その箇所が変更された場合には、変更履歴や変更者の情報が、データとして保存され、変更者の印影データに重畳されてドキュメントに張りつけられる。すなわち、編集によって新たに生じた差分情報に基づいて編集者の印影画像のデータの変形が行われ、それがドキュメントに追加される。
【0042】
なお、このようにして、変更の度にその追加・修正の内容を示す差分情報がその変更者の印影データに埋め込んだ形でドキュメントに新たに追加されていくので、ドキュメント上の印影データそれぞれから差分情報、属性情報を復元することにより、どのような追加・修正がどの編集者によっていつ行われたかという変更履歴をドキュメント上の印影データから確認することができる。
【0043】
次に、図12のフローチャートを参照して、変更規制に関する一連の処理の流れについて説明する。
【0044】
まず、ドキュメント(文書)中の必要な部分に記入等の編集作業を行う文書入力処理が行われる(ステップS301)。次に、ドキュメント中の変更禁止にしたい領域の指定がなされ、その設定処理が行われる(ステップS302)。この場合、指定した部分の位置、記述内容を編集した人の権限等の情報、日付、といった日時に関する情報がデータ化される。そして、印影画像に含ませるべき埋め込み用のデータ(変更禁止の設定情報、入力・修正された内容を示す差分データおよび属性情報)が生成される(ステップS303)。この後、先に説明した方法と同様にして、埋め込み用のデータに基づいて印影画像を変形する処理が行われ(ステップS304)、それが編集後のドキュメントに添付されて出力される(ステップS305)。
【0045】
次にこのようなドキュメントを受け取った人がこのドキュメントを変更するときには、まず、印影画像のデータをドキュメントから抽出する部分画像読み取り処理が行われ(ステップS306)、そして前述した手法で元の埋め込みデータの復元が行われる(ステップS307)。そして、規制されている部分の情報を読み取り、変更しようとしている部分が変更禁止に設定されているか否かの判断が行われる(ステップS308)。変更禁止領域であれば、変更者が規制をかけた人より権限が高いかどうかのチェックを行い(ステップS309)、変更権限がない場合はその旨を表示して変更を禁止する(ステップS310)。一方、権限がある場合は、注意を促すメッセージを出し確認を求めた後に(ステップS311)、実際の編集作業が行われる(ステップS312)。
【0046】
なお、変更禁止領域については、ドキュメント上のその部分の色を変えて表示したり、網掛け表示したり、またはあらかじめ入力できないような形態で表示しておくなどして編集しようとするものに対して視覚的に変更禁止領域を区別できるようにしてもよい。
【0047】
次に、画像データそのものを変形することによって画像にデータの埋めこむための具体的な方法について例を挙げて説明する。
【0048】
すなわち、前述したように電子データで受け渡しする場合には、信学技法IE97−14(1997−05)で用いられているような画像深層暗号化手法を用いて、埋めこむデータを2値化し画像データに埋めこむことができる。しかし、いったん紙のような印刷物として出力されたものは、このような方法で埋めこまれたデータの復元はほぼ不可能となる。そこで、いったん印刷物として打ち出された文書に対しても復元可能な方法を説明する。
【0049】
今、図13のようなN×Mドットの2値画像を基準画像とする。この基準画像の文字パターン情報(TO−HIBA)は例えばドキュメント上にロゴとして添付して使用されるものである。基準画像を構成する各文字パターンの1つのドットを表すのにサブピクセルに分け、例えば図14のように4つのサブピクセルで1ドットを表すとすると、データの埋めこみをこの4つのどの位置にドットを打つかによって画像の見た目をそれほど変えずに情報を埋め込むことができる。
【0050】
模様の地である部分(ドットが打たれていない部分)をのぞくと、4つのサブピクセルからなる1つのメッシュに対して24−1=15通りのパターンが表現できる(−1しているのは4つのサブピクセルが全て白となるパターンを除く意味である)。つまり、ドットの存在する1つのメッシュ毎に、15通りの変形が可能となる。各ドットの濃淡の割合を変えないようにするとたとえば、4つのうちの1つのサブピクセルにドットを打つか打たないかだけの変形を行っても良い。この場合は4パターンを表現できる。さらに、中央にサブピクセルと同じ大きさで打つことによって、もう1パターン増やすこともできる。さらに、塗りつぶすサブピクセルの数は、各ドットで同じ数にすれば、濃淡値が変わらないので1つのサブピクセルではなく、2つ、3つにしてもよい。また、4サブピクセルで1ドットを表す場合を説明したが、サブピクセル数は4つに限ったことではなく、さらに大きいサブピクセル数にしても同様である。
【0051】
この1ドットもしくは1サブピクセルの大きさをある程度の大きさにしておくと、文書をスキャナ等の入力装置で入力する場合の解像度を適当に設定しておけばドットのパターンの読み取りは可能となる。読み取られた画像データは基準画像との差分を取るために位置合わせ等の調整を行って、ドット位置の差を抽出することができる。以上の手法は、上述の印影画像の変形に際しても利用することができる。
【0052】
また、図15のように画像を表すときに中空の円や四角といった中空のパターンを用いて基準画像を作成しておけば、この中空の中に埋め込むデータのパターン(ドットを打つ打たない)でデータを埋めこむことができる。この場合も、スキャナ等で読み込む時に、中空のドットがつぶれないように解像度を調整してデータ化することによって復元可能なデータ化ができる。文字パターンの余白部にドットを打つことによってもデータの埋め込みが可能である。また、各ドットを多角形で表現し図形の向きによってデータ化しても良い。たとえば図16のように1ドットを三角形で表現したとすると、この三角形の頂点の向きによってコード化したデータ(上向き=00、左向き=01、下向き=11、右向き=10)を表すことができる。
【0053】
さらに、次のような方法でもデータの復元が可能な埋めこみができる。
【0054】
文書に例えばアンダーラインを引くときに図17のように基準ラインを引いてその前後に、情報を2値データ化し、その2値パターンに基づいてドットを打つことによっても上記と同様にそのパターンを印刷物から読み取ることができる。これはアンダーラインの変形処理であるが、同様の方法で罫線の変形も可能である。
【0055】
また、カラーの文書の場合、ドットの色を変えて打つことによって、さらに1ドットで区別できるパターンが多くなり、埋めこみ可能なデータ量を増やすことができる。
【0056】
以上のように、本実施形態によれば、追加・修正された内容を示す差分情報をドキュメントに符号化して付加しているので、編集入力されたドキュメントが改竄されたかどうかを知ることができ、また付加された符号化データから追加・修正内容を復元できるので、改竄前の正しい内容を知ることも可能となる。また不用意に重要な部分を変更するのを防止することもできる。
【0057】
しかも、該当文書内に変更履歴等の情報を印影等の自然な画像として埋めこむことで、改竄チェックのための情報がどこにあるのかを知ることが困難なためデータの偽造を防ぐことができる。また、データ埋め込みに画像データの変形を利用することで、電子データではなく、印字したドキュメントとして受け取った場合でも、そのドキュメントが改竄されたものかどうかを確かめることができる。
【0058】
また、本実施形態のドキュメント管理システムの機能は全てコンピュータプログラムによって実現できるので、そのコンピュータプログラムをCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶しておき、その記憶媒体を通じてコンピュータプログラムを通常のコンピュータに読み込んで実行させるだけで本実施形態と同様の効果を容易に得ることができる。
【0059】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子化されたドキュメントデータの改竄防止を図ることができ、正しいドキュメントデータの内容を保証することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るドキュメント管理システムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムに設けられた文書作成部の構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態のシステムに設けられた文書作成部の他の構成例を示すブロック図。
【図4】同実施形態のシステムに設けられた文書編集部の構成を示すブロック図。
【図5】同実施形態のシステムにおいて文書生成・編集時の符号化データの付加処理を説明するための図。
【図6】同実施形態のシステムにおいて変更データを含む画像データが付加された文書を受け取ったときの処理を説明するための図。
【図7】同実施形態のシステムにおいて変更データを含む画像データが付加された文書を受け取ったときに行われる改竄チェック処理を説明するための図。
【図8】同実施形態のシステムにおける文書作成から改竄チェックまでの一連の処理の流れを説明するフローチャート。
【図9】同実施形態のシステムにおける改竄チェックのための処理例を示すフローチャート。
【図10】同実施形態のシステムにおける改竄チェックのための他の処理例を示すフローチャート。
【図11】同実施形態のシステムにおける文書編集に関する規制処理を説明するための図。
【図12】同実施形態のシステムにおける文書作成から文書編集規制までの一連の処理の流れを説明するフローチャート。
【図13】同実施形態のシステムにおいて使用される文書添付用の基準画像の一例を示す図。
【図14】図13の基準画像のドット位置を埋め込みデータによってずらした状態を示す図。
【図15】同実施形態のシステムで使用される画像データ変形処理の他の例を示す図。
【図16】同実施形態のシステムで使用される画像データ変形処理の別の例を示す図。
【図17】同実施形態のシステムで使用される画像データ変形処理の更に他の例を示す図。
【符号の説明】
101…ドキュメント管理システム
102…文書作成部
103…文書編集部
201…文書入力部
202…変更箇所抽出部
203…差分データ抽出部
204…データ加工部
205…データ画像出力部
211…権限設定部
212…変形データ生成部
213…基準データ格納部
301…基準データ参照部
302…部分画像抽出部
303…データ比較部
304…差分データ抽出部
305…データ復元部
306…編集コントロール部
307…改竄チェック部
308…権限制御部
Claims (9)
- 電子化されたドキュメントデータの生成/編集を行うドキュメント管理方法において、
第1のドキュメントデータに対する入力・編集操作に応じて第2のドキュメントデータを得るステップと、
前記第1のドキュメントデータと前記第2のドキュメントデータとの差分情報を抽出するステップと、
前記抽出された差分情報に基づいて、前記第2のドキュメントデータ内に存在する所定のイメージまたは前記第2のドキュメントに新たに付加すべき所定のイメージを変形するイメージ変形ステップと、
前記変形されたイメージを前記第2のドキュメントデータに付加するステップとを具備することを特徴とするドキュメント管理方法。 - 前記イメージ変形ステップは、前記入力・編集操作が行われた箇所若しくは変更日時またはその操作者に関する情報を含むドキュメント属性情報と前記差分情報とに基づいて前記イメージデータを変形するステップを含むことを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
- 前記第2のドキュメントデータ内の任意の領域を指定するステップと、前記指定された領域に対する編集操作を制限するために必要な情報を符号化して前記第2のドキュメントデータに付加するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
- 前記イメージ変形ステップは、前記差分情報に基づいて、前記第2のドキュメントデータ内に存在する所定のイメージのドットパターンまたは前記第2のドキュメントに新たに付加すべき所定のイメージのドットパターンに変更を施すステップを含むことを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
- 前記イメージ変形ステップは、前記第2のドキュメントデータ内に存在する罫線または下線、あるいは文字パターンを変形することを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
- 前記第2のドキュメントに新たに付加すべきイメージは前記入力・編集操作の操作者の印鑑イメージであり、
前記イメージ変形ステップは、前記印鑑イメージを前記差分情報に基づいて変形することを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。 - 電子化されたドキュメントデータの生成/編集を行うドキュメント管理方法において、
第1のドキュメントデータに対する入力・編集操作に応じて第2のドキュメントデータを得るステップと、
前記第1のドキュメントデータと前記第2のドキュメントデータとの差分情報を抽出するステップと、
前記抽出された差分情報に基づいて、前記入力・編集操作の操作者の印鑑イメージを変形するステップと、
前記変形された印鑑イメージを前記第2のドキュメントデータに付加すると共に、前記入力・編集操作の操作者の印鑑イメージを、前記変形された印鑑イメージの変形前の基準イメージとして前記第2のドキュメントデータに付加するステップとを具備することを特徴とするドキュメント管理方法。 - 電子化されたドキュメントデータの生成/編集に必要なドキュメント管理用プログラム が記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記プログラムは、
第1のドキュメントデータに対する入力・編集操作に応じて第2のドキュメントデータを得る手順と、
前記第1のドキュメントデータと前記第2のドキュメントデータとの差分情報を抽出する手順と、
前記抽出された差分情報に基づいて、前記第2のドキュメントデータ内に存在する所定のイメージまたは前記第2のドキュメントに新たに付加すべき所定のイメージを変形するイメージ変形手順と、
前記変形されたイメージを前記第2のドキュメントデータに付加する手順とをとを具備することを特徴とする記憶媒体。 - 電子化されたドキュメントデータの生成/編集に必要なドキュメント管理用プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記プログラムは、
第1のドキュメントデータに対する入力・編集操作に応じて第2のドキュメントデータを得る手順と、
前記第1のドキュメントデータと前記第2のドキュメントデータとの差分情報を抽出する手順と、
前記抽出された差分情報に基づいて、前記入力・編集操作の操作者の印鑑イメージを変形する手順と、
前記変形された印鑑イメージを前記第2のドキュメントデータに付加すると共に、前記入力・編集操作の操作者の印鑑イメージを、前記変形された印鑑イメージの変形前の基準イメージとして前記第2のドキュメントデータに付加する手順とを具備することを特徴とする記憶媒体。
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