JP3875940B2 - 放電ランプの口金 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、放電ランプの及び放電ランプの口金及び放電ランプの受金に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.
図7は、従来の放電ランプの口金(部分)の一例を示した図である。
11,12は、口金の絶縁部分であるセラミック部である。
20は、口金のシェルである。
30は、電気的に接触する接触部(電気接触部)である。
また、以下の説明において、aは、接触部30を指し、bは、シェル20の端部のうち、口金がソケットと接触する先端部側の端部(口金が発光管と接続する部分とは反対側の端部)を指す。
【0003】
従来の放電ランプの口金では、L0 の長さを7mmとした場合、非正弦波による耐電圧特性としては、約9kvである。異電極間の放電は、a−b間において発生する。
【0004】
上記放電ランプの口金を用いた場合、従来の高圧放電ランプには問題なく使用できる。しかしながら、瞬時点灯を可能とするシステム(照明器具)を用いる場合、始動イグナイターから発生する高圧パルス値が10kv以上となる。始動イグナイターは、ランプを点灯させるために用い、高圧パルスを発生させる装置である。上記従来の放電ランプの口金(E口金)は、耐電圧特性が約9kvであることより、上記始動イグナイターを用いる場合は使用することができない。
【0005】
また、L0 の長さを伸ばした場合、口金が大きくなってしまう。このため、放電ランプの発光管自体がコンパクトであっても照明器具が大きくなることにより、放電ランプを点灯する装置の小型化が維持できない。
【0006】
また、図7に一例として示した口金は、屋外で使用した場合、降雨時等に、ソケットと口金の間に湿気が入りこみ、入りこんだ湿気によってa−b間の放電が発生していた。このため、湿気対策なしの器具に対して放電ランプを屋外で使用することができなかった。
【0007】
従来例2.
従来の放電ランプの受金として特開平7−106078号公報に記載された「照明器具」の発明がある。
図27,28に従来例2の放電ランプとソケットとを示す。
図27において、ランプソケット92が口金導電部911を螺合してランプ保持部となる雌ねじ部920を有し、中央接点919に接触する中央接片921を有する。図28において、口金導電部911が雌ねじ部920に螺合されると、中央接点919が中央接片921に接触するが、ランプ接片916はスライドボタン924を操作しない限り、口金導電部911から離れている。スライドボタン922を図28の矢印の方向に移動すると、押圧部927でスイッチ接片917を押してランプ接片916に接触し、さらにランプ接片916を押して口金導電部911に接触して、図28の状態になる。
従来例2のランプソケット92には、図27,28に図示した放電ランプ93の着脱方向に伸縮して、放電ランプが装着されていない場合には図27のように中央接片921の伸縮する部分は伸びている状態であって、放電ランプが装着されている場合には図28のように中央接片921の伸縮する部分は縮んでいる状態である。従って、中央接点919と接触する中央接片921は、自身を変形させることによって接触をしていると考えられる。
【0008】
従来例2の中央接片921は、図27,28のような構造をしているため、口金側の中央接点919が屈曲部を有する絶縁体に設置されていると、放電ランプ93をランプソケット92に図28のように装着して、スライドボタン922をスライドさせても、屈曲部と中央接片921とがぶつかってしまい、中央接点919と中央接片921とは接触しなくなることが考えられる。
【0009】
また、図27,28に示した放電ランプを屋内で使用した場合、降雨時にソケット内、及び、ソケットの口金との間に湿気が入り込み、入り込んだ湿気によって中央接片921,中央接点919付近に放電が発生することが考えられる。
【0010】
【特許文献1】
特開平7−106078号公報(段落番号[0024],[0025]、第6図,第7図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、ランプの全長、特に、口金の寸法を伸ばすことなく、異電極間距離(沿面距離)を伸ばすことができる口金の構造を提供することを目的とする。
【0012】
また、屋外で使用できる放電ランプに適用できる口金を提供することを目的とする。
【0013】
また、口金側の中央接点919が屈曲部を有する絶縁体に設置されている形状の口金に合う形状を有する受金を提供することを目的とする。
【0014】
また、屋外で使用できる放電ランプに適用できる受金を提供することを目的とする。
【0015】
また、受金の寸法を変えることなく、沿面距離を伸ばすことができる受金の構造を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放電ランプの口金は、二つのリード線と接続された放電ランプの口金において、
一方のリード線と接続されたシェルと、
他方のリード線と接続された先端部と、
絶縁体によって形成され、上記シェルと上記先端部との間に配置され、上記シェルと上記先端部との間の壁面へ屈曲部を形成した絶縁部とを備え、上記屈曲部は、先端部が配置されている側に形成された凹部であり、上記先端部は、上記凹部の中へ配置され、上記絶縁部は、上記凹部の内側側面又は外側側面の少なくともいずれかに、さらに屈曲部を形成したことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の放電ランプの口金(部分)の一例を示した図である。
図1の(A)は、口金の一部分を表した図であり、(B)は、口金アイレット部の断面図である。
図1において、11,12は、口金の絶縁部分であるセラミック部である。
20は、一方のリード線と接続される口金のシェルである。
30は、他方のリード線と接続され、ソケットと電気的に接触する接触部(電気接触部)である。接触部は、先端部ともいう。
セラミック部12は、シェル20と接触部(先端部)30との間に配置された絶縁部ともいう。
L1 は、セラミック部12の長さを示している。
また、aは、接触部30がセラミック部12と接する端部(接触部30の端部)を指し、bは、シェル20の端部のうち、口金がソケットと接触する先端部側の端部(口金が発光管と接続する部分とは反対側の端部)を指す。
口金アイレットは、口金のシェル20の端部bから口金の接触部30の端部までを指す。
また、以下の説明では、放電ランプと高圧放電ランプとは特に区別しない。放電ランプに高圧放電ランプが含まれる。
【0034】
図1の口金では、セラミック部12に凹部を形成し、形成した凹部に接触部30を設けている。従って、図1のL1 と図7のL0 との長さが同じ場合であっても、a−b間の直線距離は、図7に示した口金の方が長いが、a−b間の沿面距離は、図1の口金の方が長くなる。沿面距離は、壁面に沿った長さ(距離)を指す。電圧の特性を考えて異電極間放電の発生を考える場合、直線距離ではなく、沿面距離が問題となる。
図1に一例を示したように、セラミック部12に凹部を形成することによって、a−b間の沿面距離を長くすることが可能となる。
【0035】
さらに、セラミック部12に凹部を形成することにより、屋外で放電ランプを使用することが可能となる。すなわち、セラミック部12に凹部を形成することにより、屋外で使用する場合に問題となる、ソケットと口金との間への湿気(水分)の侵入を防止することが可能となる。
【0036】
実施の形態2.
図2は、図1(B)に示した口金アイレット部の長さを特定した図である。
L1 +L2 +L3 の値が、10mm以上の場合が好ましい。
一般的に、空気中において、沿面距離(異電極間距離)1mmで耐電圧約1Kvとされている。
このため、上記10mmの値は、耐電圧特性を10Kv以上とした場合、少なくとも沿面距離(異電極間距離)10mm以上必要となることに基づいている。
図2では、L1 ,L2 ,L3 それぞれを、直線距離として表している。
従って、L1 とL2 とL3 との和が10mm以上であれば充分であるといえることになる。
さらに、図2の例では、L3 で示した距離の代わりに、凹部内側の沿面距離を用いた場合に、10mm以上であれば充分である。
【0037】
すなわち、セラミック部12がシェル20と接する部分から接触部30に至るまでの沿面距離(セラミック部12の沿面距離)が10mm以上であればよいことになる。
後述するように、セラミック部12の壁面に屈曲部を設けた場合(または、図2のように、セラミック部に傾斜を設けた場合)等には、セラミック部12の沿面距離は、図2のL1 ,L2 ,L3 の和よりも長い距離にすることが可能になる。
【0038】
図3は、異電極間距離と耐電圧値の実験データを示したグラフである。
点線は、従来の口金(従来仕様)のデータ値を示し、実線は、この発明に係る口金(新仕様)のデータ値を示している。
上記データが示すように、L1 寸法(口金アイレット部全長)を従来品の寸法と同等で耐電圧値を従来仕様と比較し、2倍以上の値を得ることが可能となった。これは、口金内側に引き込んでいること、もしくは、口金アイレット部を2段以上としていることにより、L1 寸法を変えずに異電極間の距離(沿面距離)を伸ばしていることが主な理由となっている。
セラミック部12の沿面距離が長くなることによって、得られる耐電圧に差が生じているといえる。
【0039】
実施の形態3.
図4は、実施の形態3の放電ランプの口金(部分)の一例を示した図である。
図1と同じ符号をつけた部分は、図1と同様であるため、説明を省略する。
13,14は、絶縁体部分であるセラミック部である。図1のセラミック部12をセラミック部13とセラミック部14との構成に変更したものである。
図1のセラミック部12に段差をつけ、セラミック部13とセラミック部14とによって構成したものであり、図1のセラミック部12に相当する面積を増やしている。これにより、a−b間の沿面距離が延長されることになる。
また、図4では、セラミック部へ一つの段差をつけた例を示したが、段差は、一つ以上の複数であってもかまわない。
【0040】
実施の形態4.
図5は、図4に示した口金のセラミック部分(口金アイレットの部分)を変形した口金(部分)の一例を示した図である。
(A)、(B)は、セラミック部分に溝を形成した例である。溝は、(A)に示すように一つでもよいし、(B)に示すように複数(例えば、3つ)であってもよい。溝の数が増えるほど、沿面距離は伸びることになる。
また、(C)は、図2のように段差をつけた口金の形状にさらに段差の数を増やした例である。
(D)は、段差の形状を変化させた例である。
(E)は、セラミック部分を円柱形状にした例であり、(F),(G)は、セラミック部分を円柱形状にし、溝を形成した例である。
(H)は、セラミック部分を曲線状の屈曲を形成した例である。
【0041】
図5に示した例は、一例であり、これらに限られることはない。セラミック部分をスクリューの形状にしてもよい。a−b間の沿面距離が長くなる形状であれば上記以外の形状であってもよい。
【0042】
また、図6は、口金に凹部を設けた別の例を示した図である。
(A)は、凹部の形状を円筒の形状にした例であり、(B)は、その断面図である。
また、(C)は、図1の口金の外側に溝を設けた例であり、(D)は、その断面図である。
(E)は、凹部へ溝を形成した例であり、(F)は、その断面図である。
(G)は、口金の外側と凹部との両方に溝を形成した例であり、(H)は、その断面図である。
(C)から(H)の例では、溝を形成した例を示したが、図5に示したように、溝以外のその他の形状の屈曲を形成してもよい。
【0043】
図5、図6に示したように、口金の形状へ屈曲(段差、溝等を含む)を形成すること、あるいは、口金のセラミック部分へ凹部を形成すること、また、その組合せによって、沿面距離を伸ばすことができる。このようにして、a‐b間の放電を防止することが可能となる。
【0044】
実施の形態5.
この実施の形態5では、放電ランプの受金の構造について一例を説明する。
図8は、放電ランプの受金(部分)の一例を示した図である。
図8(A)は、受金の一部分を表した正面図であり、(B)は、図8(A)の断面図であり、(C)は、受金に口金を装着した場合の断面図(ただし、口金は断面図にしていない)である。
図8において、100は受金の絶縁部分であり、セラミックやプラスチックからなるソケットである。110は、ソケットの内側に装着された金属製の受金導電部であり、口金をねじこんで装着された場合に口金のシェル20と接触するらせん状の凹部を有する部分である。120は、電極接触部であり、口金を装着された場合に一端が口金の接触部30と接触する。130は、コイルバネ状の伸縮部であり、電極接触部120の他端と接続されて、口金を着脱する方向に伸縮可能である。120と130とで全体として棒状の形を呈している。140は、電極線であり、一端が電極接触部120と接続され、他端が電源(図示せず)と接続されている。150は、伸縮部支持部であり、伸縮部130を接続して支持するものである。111は、絶縁体で形成された受金絶縁部であり、受金導電部110と電極接触部120との間に露出されている。受金導電部110は、電極線140とは別の電極線141と接続されており、受金絶縁部111は受金導電部110と電極接触部120とを絶縁する。また、受金絶縁部111は、口金を装着された場合に口金のセラミック部12と接触する部分である。112は、受金絶縁部111に設けられた断面がL字状の角(以下、段という)である。L5 は口金が受金に装着されていない場合の伸縮部支持部150の底から電極接触部120の先端部までの長さであり、L4 は口金が受金に装着されている場合の伸縮部支持部150の底から電極接触部120の先端部までの長さである。L4 とL5 との関係は、L5 >L4 である。L8 は、口金のセラミック部の屈曲部内側の径を示し、L9 は、電極接触部120の径を示し、L8 とL9 との関係は、L8 >L9 である。電極接触部120を棒状にすることによって、L9 をL8 よりも容易に小さくできる。
図8に示す受金は、上記実施の形態1の図1に示したシェル20と先端部との間の壁面へ屈曲部を形成した絶縁体のセラミック部12を有する口金を装着する受金の一例である。この受金の特徴は、屈曲部(セラミック部12)の中へ先端部(接触部30)が配置されている口金を装着する場合に、電極接触部120がセラミック部12とぶつからないように屈曲部分の径(L8 )よりも電極接触部の径(L9 )を小さくしたことである。また、別の特徴は、屈曲部分の先端部分と受金絶縁部111との間に隙間が発生しないように、受金絶縁部111に段(図8(B)の112で示した点線部分)を形成し、屈曲部の断面がL字状の先端部分と接触する受金絶縁部111の形状を一致させた。また、別の特徴は、口金を挿入されると接触部30と電極接触部120とが接触され、接触状態を保ちながら口金が受金に十分差し込まれるまで伸縮部130が口金の挿入方向に縮むことである。また、別の特徴は、伸縮部130は、口金が受金から脱着されると、縮んだ状態から脱着側に伸びて図8(B)に示す状態に戻ることである。
【0045】
このように、受金に口金を装着する場合に、受金絶縁部111に角(図8(B)の112で示した点線部分)を設けると、セラミック部12の先端部分と受金絶縁部111との間に隙間が無くなり、この受金と口金を備えた放電ランプを屋外で使用しても湿気が口金と受金との間に入りにくくなる。このため、放電ランプに対して屋外で使用するための機構を特別に設けることなく、屋内で使用する場合と同じ仕様で放電ランプを屋外で使用できる。
【0046】
また、図4に示したようなセラミック部13とセラミック部14との間に段差のある口金に対応する受金を、図9に示す。図9は、別の放電ランプの受金の一例を示す図である。図9(A)は、別の受金の断面図であり、(B)は、(A)の受金に口金を装着した場合の断面図である。図9において、113は段であり、受金絶縁部111に段113を設けた点が図8の受金と異なる点である。段113は、口金を受金に装着した場合に図4のセラミック部13とセラミック部14との境の段差と隙間なく接触する。また、受金絶縁部111には、段112が設けられ、セラミック部14の先端部分と隙間のないように接触する。電極接触部120と伸縮部130と電極線140と伸縮部支持部150とは、図8と同じである。
【0047】
このように、電極接触部と伸縮部との形状は同じで、受金絶縁部の形状を口金のセラミック部の形状に合うように形成することが可能である。
【0048】
また、図5(A)〜(D)と(H)に示したセラミック部の形状をした口金に合う受金を図10に示す。
図10は、別の受金の一例を示す断面図である。図5の(A)〜(D)と(H)に示したセラミック部分には溝(屈曲部)が形成されているが、図10の受金の受金絶縁部111には、溝はない。
【0049】
また、図5(A)〜(D)と(H)に示したセラミック部の形状をした口金を装着する受金の別の例を図11(A),(B)に示す。
図11(A),(B)は、別の受金の一例を示す断面図である。図11(A),(B)において、口金のセラミック部12の側面をガイドする部分は図10と同様に受金絶縁部111と称して、受金絶縁部111の電極接触部120の周囲に位置する部分はスライドガイド孔114と称する。114は、120の伸縮方向が直線方向(図において上下方向)になることを保証(ガイド)するものである。114の内径は、120と130の外径と等しいかわずかに大きい値を有している。図11(A)の受金絶縁部111には山形状の凹凸の環状屈曲部が形成され、この点で図10の受金絶縁部111と異なる。図11(B)の受金絶縁部111には波状の凹凸の屈曲部が形成され、この点で図10の受金絶縁部111と異なる。このように、受金絶縁部111に屈曲部を形成することによって、受金導電部110と電極接触部120とを結ぶ沿面距離を伸ばすことができる。沿面距離を伸ばすことにより、耐電圧特性を従来よりもアップさせることが可能となり、高い電圧をかけてランプを点灯させることができる。
【0050】
また、図5(E)〜(G)に示したセラミック部の形状をした口金に合う受金の別の例を図12に示す。
図12は、別の受金の一例を示す断面図である。図5の(F),(G)に示したセラミック部分には溝が形成されているが、受金の受金絶縁部111には、溝は設けていない。
【0051】
また、図5(E)〜(G)に示したセラミック部の形状をした口金に合う受金の別の例を図13に示す。
図13(A),(B)は、別の受金の一例を示す断面図である。図13(A),(B)において、口金のセラミック部12をガイドする部分は図11と同様に受金絶縁部111と称して、受金絶縁部111の電極接触部120の周囲に位置する部分はスライドガイド孔114と称する。図13(A)の受金絶縁部111には山形状の凹凸の環状屈曲部が形成され、この点で図12の受金絶縁部111と異なる。図13(B)の受金絶縁部111には波状の凹凸の屈曲部が形成され、この点で図12の受金絶縁部111と異なる。このように、受金絶縁部111に屈曲部を形成することによって、受金導電部110と電極接触部120とを結ぶ沿面距離を伸ばすことができる。沿面距離を伸ばすことにより、耐電圧特性を従来よりもアップさせることが可能となり、高い電圧をかけてランプを点灯させることができる。水分を溜めることができる。
【0052】
実施の形態6.
この実施の形態では、別の形状の電極接触部を備える放電ランプの受金の一例を説明する。
図14は、電極接触部の一例を示す図であり、(A)は電極接触部の正面図、(B)は受金の断面図、(C)は受金に口金を装着した場合の断面図である。(B),(C)は断面図であるが、電極接触部は正面から見ているように図示している。
図14(A)の電極接触部120は、金属製であり、棒状である。伸縮部130は、金属製であり、口金の着脱方向に伸縮可能なバネ状をしている。電極接触部120と伸縮部130は別々の金属でそれぞれ成形して2つを結合してもいいし、1つの金属片から電極接触部120と伸縮部130とを成形しても良い。図14(A)に口金を装着する場合にかかる圧力の方向を矢印で示す。電極接触部120に対して矢印の方向に圧力が掛けられると、伸縮部130が圧力の方向に縮んで、電極接触部120と伸縮部130とは点線で示すようになる。図14(B)の受金は、電極接触部120と伸縮部130とが図8の受金と異なり、その他は図8の受金と同様である。図14(B)に示すように、電極接触部120の先端は、スライドガイド孔114よりも受金導電部110側に突出するように設置される。伸縮部130の一端は電極接触部120を接続して、他端は電極線140を接続する。L6 は、口金が装着されていない場合の伸縮部130の低辺から電極接触部120の先端までの高さである。L7 は、口金が装着されている場合の伸縮部130の低辺から電極接触部120の先端までの高さである。図14(B)の受金に口金が装着されると、図14(C)のように口金の接触部30と電極接触部120とが接触し、接触状態のままさらに口金が押し込まれると伸縮部130には図14(A)の矢印の方向に圧力がかかる。伸縮部130の低辺から電極接触部120の先端までの高さは、圧力を掛けられることによってL6 からL7 に変化する(L6 >L7 )。口金が受金から脱着されると、伸縮部130は脱着方向に伸びて、伸縮部130の低辺から電極接触部120の先端までの高さがL7 からL6 に戻る。
【0053】
電極接触部120は棒状であって、口金の接触部30が設置されている凹部の径よりも電極接触部120の径を小さくしている。このため、口金の接触部30が凹部の内側に設置されていても、電極接触部120が凹部の内側に入ることができ、接触部30と確実に接触できる。また、伸縮部130が口金の着脱方向に伸縮するので、口金を適切な位置まで挿入できる。
【0054】
実施の形態7.
この実施の形態では、別の形状の電極接触部を備える放電ランプの受金の一例を説明する。
図15は、電極接触部の一例を示す図であり、(A)は電極接触部の正面図、(B)は電極接触部の斜視図、(C)は受金の断面図、(D)は受金に口金を装着した場合の断面図である。(C),(D)は断面図であるが、電極接触部をわかりやすくするため、電極接触部を正面から見たように図示している。
図15の電極部122は、中央頂部に置いた突起121と、その突起を口金の着脱方向に移動可能に保持する弾性体からなるフレア部131とを一体形成したものである。突起121付近は変形せず、図の点線の円の部分に示したフレア部131が変形する。突起121とフレア部131とは1つの金属片から成形されている。図15の受金に口金が装着されると、図15(A)に図示した矢印の方向に圧力がかかる。圧力が掛けられると、電極部122は、フレア部131が変形して、図15(A)の点線で示したような形状になる。図15(C)に示すように、突起121の近傍に電極線140が接続される。受金の電極部122の他の部分は、図8と同じである。L6 は、受金に口金が装着されていない状態の電極部122の頂部からフレア部131の底辺までの高さである。受金に口金が装着されると、図15(D)のように、突起121と接触部30とが接触し、接触状態のまま図15(A)の矢印の方向に圧力が掛けられて、フレア部131が変形し、電極部122の高さがL7 になる(L6 >L7 )。
【0055】
この実施の形態の電極部は、突起とフレア部とを一体形成しているので、電極部の部品の形成工程が複数の部品を組み合わせたり結合する工程よりも簡単になる。
【0056】
また、電極部122は、図16(A)のように、フレア部131を4つ組み合わせて十字にしてもかまわない。また、電極部122は、図16(B)のように、フレア部131を3つ組み合わせて3つ又にしても良い。フレア部131を3つ以上組み合わせることによって、フレア部が2つの場合よりも突起121の部分の面積を大きくできるので、口金が装着されて圧力が掛けられた際に突起部と口金の接触部とがずれることなく接触できる。
また、電極部122は、図16(C)のように、円盤状の金属から突起121とフレア部131とを形成してもかまわない。
また、突起121は、図16(D)のように、口金の接触部と接触する面(電極部122の頂部)が平らに形成されてもかまわない。この場合、図16(A)の電極部122と同様に突起121は変形せずにフレア部131が変形する。
【0057】
実施の形態8.
この実施の形態では、別の形状の電極接触部を備える放電ランプの受金の一例を説明する。
図17は、電極部の一例を示す図であり、(A)は電極部の斜視図、(B)は受金の断面図、(C)は受金に口金を装着した場合の断面図である。
図17(A)の電極部122は、一端が口金の接触部30と接触する電極接触部120と、電極接触部の他端と接続されて口金の着脱方向に伸縮可能な、電極線に接続されたコイルバネ状の伸縮部130とを一体形成してなる。口金が受金に装着されると、図17(A)の矢印の方向に圧力が掛けられる。圧力が掛けられると、伸縮部130は圧力と同じ方向に縮んで変形する。この時、伸縮部130は縮む前と後とでは、同じ径を有する。図17(B)のL6 は、口金が装着されていない状態の電極部122の頂点から底辺までの高さを示す。口金が受金に装着されると、口金の接触部30が電極接触部120と接触して、接触状態のまま伸縮部130に対して図17(A)の方向に圧力が掛けられる。圧力が掛けられると、伸縮部130は圧力の方向に縮んで伸縮部130の高さがL7 に変化する(L6 >L7 )。
【0058】
このように、電極部122は、コイルバネ状の伸縮部と電極接触部とを一体形成してもかまわない。
【0059】
実施の形態9.
この実施の形態では、電極線を耐熱性物質の溶接材で溶接して電極接触部を形成する例を説明する。
図18は、電極線の断面図である。
図19は、溶接材の耐熱性を比較した図である。
図18において、電極線140は、一端を耐熱性の溶接材で溶接されて、電極接触部120を形成されている。電極接触部120は、受金に口金が装着された場合に口金の接触部30と接触する。電極線140の他端は、口金の着脱方向に伸縮可能なバネ状の伸縮部130と接続されている。電極線140は、耐熱物質で形成された保護管160によって保護されている。
電極線140を溶接する際に使用する溶接材は、図19に示すように「プラズマ溶接」、「銀ろう」、「ハンダ」等が考えられ、記載した上から順に耐熱性が「大」から「小」へ変化する。
【0060】
溶接されて形成された電極接触部120の形状は、図18では頂部が円形であった。しかし、図20(A)のように頂部がとがっている形状や、図20(B)のように頂部がクローバー形や、図20(C)にように頂部が矢印形であってもかまわない。また、保護管は図20(C)のようになくてもかまわない。
【0061】
このように、電極接触部は、電極線の一端に溶接されて形成されてもかまわない。また、電極線を耐熱物質で保護してもかまわない。
【0062】
実施の形態10.
この実施の形態では、受金導電部と電極接触部との間に突起部を配置する受金について説明する。
図21(A)〜(C)はそれぞれ、突起部を形成した受金の一例の断面図である。
図21(A)において、170は、環状突起部であり、他は図8と同様である。
図21(A)には、受金に口金を装着した場合に、口金のセラミック部の最先端と接触する受金の段112の近傍に、突起部170が配置されている。電極接触部120を中心に周囲360゜に電極接触部120の周囲360度に電極接触部120を取り囲むように突起部170を配置することによって、いずれの方向においても受金導電部110と伝極接触部120とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となる。
なお、突起部170は、電極接触部120を中心に左右にそれぞれ1つずつ、あるいは、複数配置されていてもいい。
【0063】
図21(B)において、171は受金に配置された突起部、180は口金に配置された突起受け部であり、その他は図8と同じである。
図21(B)には、図21(A)と同様に、受金に口金を装着した場合に、口金のセラミック部の最先端と接触する受金の段112の近傍に、突起部171が配置されている。また、突起部171が電極接触部120を中心に環状に、電極接触部120の周囲360度に電極接触部120を取り囲むように配置されている他に、口金のセラミック部12の先端に突起部171を差し込まれる突起受け部180が図示されている。この場合、突起受け部180は、接触部30の周囲360度に配置される溝となる。突起部171を配置することによって、受金導電部110と電極接触部120とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となり、さらに、突起受け部180を配置することによって口金のシェルと先端部とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となる。
突起部171は、電極接触部120を中心に左右にそれぞれ1つずつ又は複数配置されていてもいい。
【0064】
図21(C)において、170と171とは受金の突起部であり、180は口金の突起受け部である。図21(C)の受金と口金とは、図21(A)の突起部170と図21(B)の突起部171と突起受け部180とを併せ持っている。このため、受金導電部110と電極接触部120とを結ぶ沿面距離を図21(A)及び(B)よりもさらに伸ばすことが可能である。また、口金のシェルと先端部を結ぶ沿面距離を、図21(B)と同様に伸ばすことが可能となる。
【0065】
このように、沿面距離を伸ばすことによって、耐電圧特性を向上させることが可能となり、高い電圧をかけてランプを点灯させることができる。
【0066】
また、突起部170は1つであっても、複数(3つ以上)であってもかまわない。
また、突起部171は1つであっても、複数(3つ以上)であってもかまわない。この場合口金の突起受け部180は、突起部171の数に比例して配置させる。
【0067】
実施の形態11.
この実施の形態では、口金の別の形状を説明する。
図22(A)は、口金のセラミック部12と接触部30の断面図である。図22(B)は、受金と口金の断面図である。
図22の口金はシェル20の形状がスクリュー状ではなくその側面が凹凸のないストレートな形状であることと、接触部30がセラミック部12の凹部の内側の中央付近ではなく、凹部の内側側面に配置されていることが、図8の口金と異なる点である。シェル20の側面をストレートな形状にしたため、口金を受金に装着する場合に、接触部30は凹部の中央付近にあるよりも凹部の左右いずれかの側面に配置されていたほうが、接触部30と電極接触部120とは接触後にはなれにくくなる。
【0068】
また、受金は突起部170を備えていてもかまわない。
図23は、図22(B)の受金に突起部170を備えた。突起部170を備えることによって、受金導電部110と電極接触部120とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となる。
図24は、図22(B)の受金に突起部171を備え、口金に突起受け部180を備えた。突起部171を備えることによって、受金側は受金導電部110と電極接触部120とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となるとともに、突起受け部180を備えることによって、口金側はシェルと先端部とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となる。
また、受金に口金を装着する場合に、突起部171を突起受け部180に差し込む構造とすることによって、口金と受金との接着力を向上できる。
図25は、図22(B)の受金に突起部170と171とを備え、口金に突起受け部180を備えた。突起部170と171とを備えることによって図23、或いは図24の受金よりもさらに受金導電部110と電極接触部120とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となる。
【0069】
このように、口金のシェルはスクリュー状でなくてもかまわないし、また、口金の接触部は凹部の中央付近ではなく、凹部の別の場所に配置されていてもかまわない。また、口金の接触部が凹部のいずれの場所に配置されていても、受金は突起部を備えることが可能であるとともに、口金は突起受け部を備えることが可能である。
【0070】
実施の形態12.
この実施の形態では、図6に図示した(A)〜(H)それぞれの先端部に突起受け部を配置する例を説明する。
図26は、図6の(A)〜(H)それぞれの先端部に突起受け部を配置した図である。(A),(C),(E),(G)は正面図、(B),(D),(F),(H)は断面図である。
図26に図示したように、先端部であるセラミック部12にさらに突起受け部180を配置することによって、シェルと接触部とを結ぶ沿面距離を伸ばすことが可能となる。
突起受け部180は、接触部30を中心に左右に2つ配置したが、突起受け部180は1つでもいいし、3つ以上であってもかまわない。
【0071】
【発明の効果】
この発明に係る口金によれば、口金の長さ(ランプの全長)、特に口金アイレット部分の長さを伸ばすことなく、異電極間の距離(沿面距離)を伸ばすことができる。これによって、耐電圧特性を10kv以上とすることが可能となり、高い電圧をかけてランプを点灯させることができる。
【0072】
また、ランプの全長を伸ばすことなく耐電圧特性を向上させることにより、耐電圧性の高い、かつ、コンパクトな照明システム(照明装置)を実現することができる。
【0073】
また、口金の耐電圧性を向上させることにより、瞬時再始動を可能とする点灯システム、例えば、10kvの高圧パルスを発生する始動イグナイターとの組合せを用いることができる。
【0074】
また、口金の接触部を、口金に形成した凹部に配置することによって、口金とソケットとの間に入りこむ湿気を削減することができる。これにより、従来の点灯システム(安定器)を用いて、屋外でランプを使用することができるE型口金を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の放電ランプの口金(部分)の一例を示した図である。
【図2】 図1(B)に示した口金アイレット部の長さを特定した図である。
【図3】 異電極間距離と耐電圧値の実験データを示したグラフである。
【図4】 実施の形態3の放電ランプの口金(部分)の一例を示した図である。
【図5】 図4に示した口金のセラミック部分(口金アイレットの部分)を変形した口金(部分)の一例を示した図である。
【図6】 口金に凹部を設けた別の例を示した図である。
【図7】 従来の放電ランプの口金(部分)の一例を示した図である。
【図8】 (A)は実施の形態5の受金の一部分を表した表面図であり、(B)は図8(A)の断面図であり、(C)は、受金に口金を装着した場合の断面図。
【図9】 (A)は実施の形態5の別の受金の断面図であり、(B)は(A)の受金に口金を装着した場合の断面図。
【図10】 実施の形態5の別の受金の一例を示す断面図。
【図11】 (A),(B)は実施の形態5の別の受金の一例を示す断面図。
【図12】 実施の形態5の別の受金の一例を示す断面図。
【図13】 (A),(B)は実施の形態5の別の受金の一例を示す断面図。
【図14】 実施の形態6の電極接触部の一例を示す図であり、(A)は電極接触部の正面図、(B)は受金の断面図、(C)は受金に口金を装着した場合の断面図。
【図15】 実施の形態7の電極接触部の一例を示す図であり、(A)は電極接触部の正面図、(B)は電極接触部の斜視図、(C)は受金の断面図、(D)は受金に口金を装着した場合の断面図。
【図16】 実施の形態7のフレア部の別の例を示す斜視図。
【図17】 実施の形態8の電極部の一例を示す図であり、(A)は電極部の斜視図、(B)は受金の断面図、(C)は受金に口金を装着した場合の断面図。
【図18】 実施の形態9の電極線の断面図。
【図19】 実施の形態9の溶接材の耐熱性を比較した図。
【図20】 実施の形態9の別の電極線の断面図。
【図21】 (A)〜(C)はそれぞれ、実施の形態10の突起部を配置された受金の一例の断面図。
【図22】 (A)は実施の形態11の口金のセラミック部と接触部の断面図であり、(B)は受金と口金の断面図。
【図23】 図22(B)の受金に突起部を備えた断面図。
【図24】 図22(B)の受金に突起部を備え断面図。
【図25】 図22(B)の受金に突起部を備え、口金に突起受け部を備えた断面図。
【図26】 図6の(A)〜(H)それぞれの先端部に突起受け部を配置した図。
【図27】 従来例2の放電ランプとソケットとを示す図。
【図28】 従来例2の放電ランプとソケットとを示す図。
【符号の説明】
11,12,13,14 セラミック部、20 シェル、30 接触部、100 ソケット、110 受金導電部、111 受金絶縁部、112,113 段、114 スライドガイド孔、120 電極接触部、121 突起、122 電極部、130 伸縮部、131 フレア部、140 電極線、150 伸縮部支持部、160 保護管、170,171 突起部、180 突起受け部。
Claims (1)
- 二つのリード線と接続された放電ランプの口金において、
一方のリード線と接続されたシェルと、
他方のリード線と接続された先端部と、
絶縁体によって形成され、上記シェルと上記先端部との間に配置され、上記シェルと上記先端部との間の壁面へ屈曲部を形成した絶縁部とを備え、上記屈曲部は、先端部が配置されている側に形成された凹部であり、上記先端部は、上記凹部の中へ配置され、上記絶縁部は、上記凹部の内側側面又は外側側面の少なくともいずれかに、さらに屈曲部を形成したことを特徴とする放電ランプの口金。
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