JP3872670B2 - ディジタル無線通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線フレームを用いて通信を行うディジタル無線通信装置に関し、特に、伝搬路変動推定回路を具備するディジタル無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信においては空間を媒体として信号を伝送するため、受信側では伝搬路歪、すなわち、フェージングによる信号の振幅変動および位相変動が発生する。この変動は、移動体通信においては、一様ではなく時間経過とともに変化する。このような電波伝搬路の時間的変化に追従しつつ、伝搬路歪を補償する方法として、パイロット信号挿入型伝搬路変動推定方法が一般に知られている(特開平1−196924号)。
【0003】
図6は、従来のディジタル無線通信装置の構成を示す図であり、図7は、従来のディジタル無線通信システムの無線フレームの構成を示す図である。図7に示すように、従来の方法によれば、無線フレーム構成のデータ信号内に、送受信機間で既知のパイロット信号が周期的に挿入される。かかる挿入されたパイロット信号は、パイロット信号分離回路613で、受信した信号列から分離される。
【0004】
当該分離されたパイロット信号は、参照信号生成回路607で生成された参照信号と伝搬路変動推定回路608において比較される。そして、振幅変動値および位相変動値がパイロット信号の受信時における伝搬路変動として、推定される。当該推定された振幅変動値および位相変動値が伝搬路歪補償回路604において、補間または補外され、データ信号受信時の伝搬路変動値が推定される。
【0005】
そして、データ信号の伝搬路歪が補償される。このように、従来の方法は、データ内に周期的にパイロット信号を挿入して伝搬路変動を推定することで電波伝搬路の時間的変化に追従しながら伝搬路歪を補償する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来の方法では、無線フレーム構成におけるデータ信号内へパイロット信号が挿入されるために、フレーム使用効率が劣化してしまう。
【0007】
そこで、本発明は、無線フレーム内の、データ信号列および制御信号に付加されたプリアンブル信号が信号検出や同期捕捉のため、送受信機間において既知信号であることに鑑み、プリアンブル信号をパイロット信号の代わりに利用することにより、フレーム使用効率の劣化を全く生じない伝搬路変動推定回路を具備するディジタル無線通信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、前記特許請求の範囲に記載の手段により、解決される。すなわち、請求項1に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、同期捕捉用プリアンブル信号を付加した制御信号とデータ識別用プリアンブル信号を付加した一つまたは複数のデータ信号列とで構成される無線フレームを用いて通信を行うディジタル無線通信装置において、
【0009】
受信したデータ信号列からデータ識別用プリアンブル信号を分離するプリアンブル信号分離回路と、送信時に付加される前記データ識別用プリアンブル信号と同一の参照信号を生成する参照信号生成回路と、前記プリアンブル信号分離回路から出力される前記データ識別用プリアンブル信号と前記参照信号生成回路から出力される前記参照信号とを比較して、当該プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を求める伝搬路変動推定回路と、
【0010】
前記伝搬路変動推定回路において推定した前記伝搬路変動推定値を用いて前記データ識別用プリアンブル信号に続いて受信されるデータ信号の伝搬路歪を補償する伝搬路歪補償回路と、を具備することを特徴とする。
【0011】
請求項1に記載の発明は、従来の技術が利用していた伝搬路変動を推定するために挿入していたパイロット信号を利用せず、プリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行う。したがって、請求項1に記載の発明によれば、データ信号の伝搬路歪を補償できるのみならず、フレーム使用効率が全く劣化しない。
【0012】
請求項2に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、前記プリアンブル信号分離回路から出力される自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号のみを、前記参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号と比較して、当該自装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号受信時における伝搬路変動推定値を算出し、請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した自装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号の受信時の伝搬路変動推定値を、連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
【0014】
請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、前記伝搬路変動推定回路が記憶する当該複数の伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、パイロット信号を挿入せずにプリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行うため、データ信号の伝搬路歪を補償できるとともにフレーム使用効率は全く劣化することがなく、また過去の無線フレームで算出した複数の伝搬路変動推定値を利用することにより伝搬路変動を推定するため、より精度よくデータ信号の伝搬路歪補償を行うことができる。
【0016】
請求項4に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号、および、一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号と、請求項1に記載の参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号とを比較して、当該プリアンブル信号の受信時における伝搬路変動推定値を算出し、請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、パイロット信号を挿入せずにプリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行うため、データ信号の伝搬路歪を補償できるとともにフレーム使用効率は全く劣化することがない。また、他装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号を利用することにより、一つの無線フレームにおいて複数の伝搬路変動推定値を用いることができ、より精度よく自装置宛てデータ信号の伝搬路歪補償を行うことができる。
【0018】
請求項5に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号の受信時の伝搬路変動推定値、および、一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号の受信時の伝搬路変動推定値を、連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
【0019】
請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定回路が記憶する当該複数の伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、パイロット信号を挿入せずにプリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行うため、データ信号の伝搬路歪を補償できるとともにフレーム使用効率は全く劣化することがなく、また自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号および他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号を利用し、かつ過去の無線フレームで算出した複数の伝搬路推定値を利用することにより、より精度よくデータ信号の伝搬路歪補償を行うことができる。
【0021】
請求項6記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、同期捕捉用プリアンブル信号を付加した制御信号と、データ識別用プリアンブル信号を付加した一つまたは複数のデータ信号列とで構成された無線フレームを用いて通信を行うディジタル無線通信装置において、
【0022】
受信した無線フレームから同期捕捉用プリアンブル信号およびデータ識別用プリアンブル信号を分離するプリアンブル信号分離回路と、送信時に付加された前記同期捕捉用プリアンブル信号および前記データ識別用プリアンブル信号と同一の参照信号を生成する参照信号生成回路と、
【0023】
前記プリアンブル信号分離回路から出力される前記同期捕捉用プリアンブル信号および前記データ識別用プリアンブル信号と前記参照信号生成回路から出力される前記参照信号とを比較して当該プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を求める伝搬路変動推定回路と、
【0024】
前記伝搬路変動推定回路において推定した前記伝搬路変動推定値を用いて前記データ識別用プリアンブル信号に続くデータ信号の伝搬路歪を補償する伝搬路歪補償回路と、を具備することを特徴とする。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、パイロット信号を挿入せずにプリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行うため、データ信号の伝搬路歪を補償できるとともにフレーム使用効率は全く劣化することがない。
【0026】
また、請求項6に記載の発明によれば、自装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号および同期捕捉用プリアンブル信号を利用することにより、一つの無線フレームにおいて複数の伝搬路変動推定値を用いることができ、より精度よくデータ信号の伝搬路歪補償を行うことができる。
【0027】
請求項7に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、前記同期捕捉用プリアンブル信号および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号を前記参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号と比較して当該プリアンブル信号受信時における伝搬路変動推定値を算出し、
請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0028】
請求項8に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した前記同期捕捉用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
【0029】
請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定回路が記憶する当該複数の伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0030】
請求項8に記載の発明によれば、パイロット信号を挿入せずにプリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行うため、データ信号の伝搬路歪を補償できるとともにフレーム使用効率は全く劣化することがない。また、自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号および同期識別用プリアンブル信号を利用し、かつ過去の無線フレームで算出した複数の伝搬路変動値を利用することにより、より精度よくデータ信号の伝搬路歪補償を行うことができる。
【0031】
請求項9に記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、前記同期捕捉用プリアンブル信号および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号および一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号と、
【0032】
前記参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号とを比較して、当該プリアンブル信号受信時における伝搬路変動推定値を算出し、請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0033】
請求項9に記載の発明によれば、パイロット信号を挿入せずにプリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行うため、データ信号の伝搬路歪を補償できるとともにフレーム使用効率は全く劣化することがない。
【0034】
また、自装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号および他装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号および同期捕捉用プリアンブル信号を利用することにより、一つの無線フレームにおいて複数の伝搬路変動推定値を用いることができ、より精度よくデータ信号の伝搬路歪補償を行うことができる。
【0035】
請求項10記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した前記同期捕捉用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値および一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
【0036】
請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定回路が記憶する複数の当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、ことを特徴とする。
【0037】
請求項10に記載の発明によれば、パイロット信号を挿入せずにプリアンブル信号を利用して伝搬路推定を行うため、データ信号の伝搬路歪を補償できるとともにフレーム使用効率は全く劣化することがない。
【0038】
また、自装置宛てデータ用プリアンブル信号および他装置宛てデータ用プリアンブル信号および同期捕捉用プリアンブル信号を利用し、かつ過去の無線フレームで算出した複数の伝搬路変動値を利用することにより、より精度よくデータ信号の伝搬路歪補償を行うことができる。
【0039】
請求項11記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項1から10のいずれか一項に記載のディジタル無線通信装置において、伝搬路歪補償回路から出力されるデータ信号を復号する復号回路と、復号回路から出力される復号データ信号を再符号化する再符号化回路と、
【0040】
再符号化回路から出力される再符号化データ信号と前記伝搬路歪補償回路から出力されるデータ信号とを比較して歪補償誤差値を算出する歪補償誤差検出回路と、歪補償誤差検出回路から出力される前記歪補償誤差値を用いて前記伝搬路歪補償回路から出力されるデータ信号の歪誤差補償を行う歪補償誤差補償回路とを具備し、自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償することを特徴とする。
【0041】
請求項11に記載の発明によれば、請求項1から10のいずれかに記載のディジタル無線通信装置において生じる歪補償誤差を補償することができ、精度の高い伝搬路歪補償を行うことができる。
【0042】
請求項12記載のディジタル無線通信装置に関する発明は、請求項1から11のいずれかに記載のディジタル無線通信装置において、伝搬路歪補償回路は、前記伝搬路変動推定回路から出力される一つまたは複数の伝搬路変動推定値を用いた線形補外(補間)またはその他の補外(補間)により前記自装置宛てのデータ信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償することを特徴とする。
【0043】
請求項12に記載の発明によれば、最適な補外式(または補間式)を用いることによって、より高い精度で伝搬路変動特性を近似することができ、精度の高い伝搬路補償を行うことができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、無線フレームの構成におけるデータ信号にパイロット信号を挿入せず、前記無線フレーム内に付加されたプリアンブル信号を利用して伝搬路変動推定を行うことによって、フレーム使用効率を全く劣化させずに伝搬路の時間変動に追従しつつ、データ信号の伝搬路歪を補償することである。以下、本発明のディジタル無線通信装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0045】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。また、図5は、本発明の実施の形態1〜4おいて使用する無線フレーム構成の一例を示す図である。図5に示す無線フレームは、制御信号とデータ信号およびこれらの信号に付加されたプリアンブル信号によって構成され、制御信号は、他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミング情報501〜503および自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミング情報504を含んでいる。
【0046】
無線アンテナ101で受信された無線信号は、無線受信回路102を介してベースバンド信号となり、プリアンブル信号分離回路103に入力される。プリアンブル信号分離回路103では、データ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路106から出力される自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号および他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミングで、各プリアンブル信号を、無線受信回路102の出力の信号列から分離し、伝搬路変動推定回路108へ出力する。
【0047】
参照信号生成回路107では、送信時に付加されたそれぞれのプリアンブル信号と同一の参照信号を生成して、伝搬路変動推定回路108へ出力する。伝搬路変動推定回路108では、伝搬路変動推定に必要なプリアンブル信号とそれに対応する参照信号とを比較して、各プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、伝搬路歪補償回路104へ出力する。
【0048】
伝搬路歪補償回路104では、伝搬路変動推定回路108から出力されるプリアンブル信号の受信時の伝搬路変動推定値を用いてデータ信号の受信時の伝搬路変動推定値を推定し、データ信号の伝搬路歪を補償する。また、受信された制御信号は、復号回路105で復号される。
【0049】
データ識別用プリアンブル信号の受信タイミング検出回路106では、復号した制御信号内の受信タイミング情報501〜504からデータ信号列に付加されたデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミングを知り、この受信タイミングをプリアンブル信号分離回路103に通知する。
【0050】
本実施の形態においては、伝搬路歪補償回路104におけるデータ信号の受信時の伝搬路変動推定法として、伝搬路変動推定回路108から出力される伝搬路変動推定値のうち自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の伝搬路変動推定値のみを用いて推定する方法、または、自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の伝搬路変動推定値のみならず一つまたは複数の他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の伝搬路変動推定値を用いて推定する方法を用いることができる。
【0051】
また、伝搬路変動推定回路108内にメモリを配備することにより、過去の連続した無線フレームにおいて算出した伝搬路変動推定値を記憶できるように構成すれば、より多くのサンプルを上記二つの伝搬路変動推定方法に用いることができる。
【0052】
伝搬路歪補償回路104では、上記の各方法に線形補外法(補間法)またはその他の補外法(補間法)を適用して得られた伝搬路変動推定値を用いてデータ信号の伝搬路歪を補償する。
【0053】
したがって、本実施の形態によれば、パイロット信号を挿入することなく伝搬路変動推定を行うためフレーム使用効率が劣化せず、かつ、フェージングによりデータ信号が受けた伝搬路歪を精度よく補償することができる。
【0054】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2に係るディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。また、本実施の形態においても図5に示す無線フレーム構成を使用する。
【0055】
無線アンテナ201で受信された無線信号は、無線受信回路202を介してベースバンド信号となり、プリアンブル信号分離回路203に入力される。同期捕捉用プリアンブル信号受信タイミング検出回路209は、フレーム同期処理において同期捕捉用プリアンブル信号の受信タイミングを算出し、その受信タイミングをプリアンブル信号分離回路203へ通知する。
【0056】
また、データ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路206は、受信した制御情報からデータ信号列に付加されたデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミングを知り、自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号および他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミングをプリアンブル信号分離回路203へ通知する。
【0057】
プリアンブル信号分離回路203は、同期捕捉用プリアンブル信号受信タイミング検出回路209およびデータ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路206から通知された受信タイミングで、各プリアンブル信号を無線受信回路202の出力の信号列から分離し、伝搬路変動推定回路208へ出力する。
【0058】
参照信号生成回路207は、送信時に付加されたそれぞれのプリアンブル信号と同一の参照信号を生成して伝搬路変動推定回路208へ出力する。伝搬路変動推定回路208では、伝搬路変動推定に必要なプリアンブル信号とそれに対応する参照信号とを比較して各プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、伝搬路歪補償回路204へ出力する。
【0059】
伝搬路歪補償回路204では、同期捕捉用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値とデータ識別用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値とを用いてデータ信号受信時の伝搬路変動推定値を推定し、データ信号の伝搬路歪を補償する。また、受信された制御信号は、復号回路205で復号される。
【0060】
データ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路206では、復号した制御信号内の受信タイミング情報501〜504からデータ信号列に付加されたデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミングを知り、この受信タイミングをプリアンブル信号分離回路203に通知する。
【0061】
本実施の形態においては、伝搬路歪補償回路204におけるデータ信号受信時の伝搬路変動推定法として、伝搬路変動推定回路208から出力される伝搬路変動推定値のうち自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号および同期捕捉用プリアンブル信号の伝搬路変動推定値を用いて推定する方法、または、自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号および同期捕捉用プリアンブル信号および一つまたは複数の他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の伝搬路変動推定値を用いて推定する方法が考えられる。
【0062】
また、伝搬路変動推定回路208内にメモリを配備することにより、過去の連続した無線フレームにおいて算出した伝搬路変動推定値を記憶できるように構成すれば、より多くのサンプルを上記二つの方法に用いることができる。
【0063】
伝搬路歪補償回路204では、上記の各方法に線形補外(補間)またはその他の補外(補間)を適用して得られた伝搬路変動推定値を用いてデータ信号の伝搬路歪を補償する。
【0064】
したがって、本実施の形態によれば、パイロット信号を挿入することなく伝搬路変動推定を行うためフレーム使用効率が劣化せず、かつ、フェージングによりデータ信号が受けた伝搬路歪を精度よく補償することができる。
【0065】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3に係るディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。また、本実施の形態においても図5に示す無線フレーム構成を使用する。
【0066】
本実施の形態において、伝搬路歪補償回路304までの動作は、実施の形態1と同様である。伝搬路歪補償回路304から出力された被歪補償データ信号は、復号回路305において復号される。この復号信号は再符号化回路310で再符号化され、歪補償誤差検出回路311に入力される。
【0067】
歪補償誤差検出回路311では、この再符号化データ信号とあらかじめ歪補償誤差検出回路311内のメモリに記憶しておいた前述の被歪補償データ信号とを比較して歪補償誤差値を算出し、歪補償誤差補償回路312に出力する。歪補償誤差補償回路312では、歪補償誤差検出回路311から出力される歪補償誤差値を用いて被歪補償データ信号の歪補償誤差を補償する。
【0068】
本実施の形態によれば、パイロット信号を挿入することなく伝搬路変動推定を行うためフレーム使用効率が劣化せず、また、伝搬路歪補償回路において生じる歪補償誤差を補償するため、フェージングによりデータ信号が受けた伝搬路歪を精度よく補償することができる。
【0069】
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4に係るディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態においても図5に示す無線フレーム構成を使用する。
【0070】
本実施の形態において、伝搬路歪補償回路404までの動作は、実施の形態2と同様である。伝搬路歪補償回路404から出力された被歪補償データ信号は、復号回路405において復号される。この復号信号は再符号化回路410で再符号化され、歪補償誤差検出回路411に入力される。
【0071】
歪補償誤差検出回路411では、この再符号化データ信号とあらかじめ歪補償誤差検出回路411内のメモリに記憶しておいた前述の被歪補償データ信号とを比較して歪補償誤差値を算出し、歪補償誤差補償回路412に出力する。
【0072】
歪補償誤差補償回路412では、歪補償誤差検出回路411から出力される歪補償誤差値を用いて被歪補償データ信号の歪補償誤差を補償する。
【0073】
本実施の形態によれば、パイロット信号を挿入することなく伝搬路変動推定を行うためフレーム使用効率が劣化せず、また、伝搬路歪補償回路において生じる歪補償誤差を補償するため、フェージングによりデータ信号が受けた伝搬路歪を精度よく補償することができる。
【0074】
【発明の効果】
本発明のディジタル無線通信装置は、送受信機間で既知のプリアンブル信号を利用するために、パイロット信号挿入型伝搬路変動推定法において課題となるフレーム使用効率の劣化を全く生じさせることがない。
【0075】
本発明のディジタル無線通信装置よれば、高精度の伝搬路変動推定を行うために必要となるサンプル数を十分に確保できるため、効果的なデータ信号の伝搬路歪補償が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ’本発明の実施の形態1に係るディジタル無線通信装置の構成を示 すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係るディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係るディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4に係るディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1〜4において使用する無線フレーム構成の一例を示す図である。
【図6】従来のディジタル無線通信装置の構成を示す図である。
【図7】従来のディジタル無線通信システムの無線フレームの構成を示す図である。
【符号の説明】
101 アンテナ
102 無線受信回路
103 プリアンブル信号分離回路
104 伝搬路歪補償回路
105 復号回路
106 データ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路
107 参照信号生成回路
108 伝搬路変動推定回路
201 アンテナ
202 無線受信回路
203 プリアンブル信号分離回路
204 伝搬路歪補償回路
205 復号回路
206 データ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路
207 参照信号生成回路
208 伝搬路変動推定回路
209 同期捕捉用プリアンブル信号受信タイミング検出回路
301 アンテナ
302 無線受信回路
303 プリアンブル信号分離回路
304 伝搬路歪補償回路
305 復号回路
306 データ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路
307 参照信号生成回路
308 伝搬路変動推定回路
310 再符号化回路
311 歪補償誤差検出回路
312 歪補償誤差補償回路
401 アンテナ
402 無線受信回路
403 プリアンブル信号分離回路
404 伝搬路歪補償回路
405 復号回路
406 データ識別用プリアンブル信号受信タイミング検出回路
407 参照信号生成回路
408 伝搬路変動推定回路
409 同期捕捉用プリアンブル信号受信タイミング検出回路
410 再符号化回路
411 歪補償誤差検出回路
412 歪補償誤差補償回路
501 他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミング情報
502 他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミング情報
503 他装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミング情報
504 自装置宛てデータ識別用プリアンブル信号の受信タイミング情報
601 アンテナ
602 無線受信回路
604 伝搬路歪補償回路
605 復号回路
607 参照信号生成回路
608 伝搬路変動推定回路
613 パイロット信号分離回路

Claims (12)

  1. 同期捕捉用プリアンブル信号を付加した制御信号とデータ識別用プリアンブル信号を付加した一つまたは複数のデータ信号列とで構成される無線フレームを用いて通信を行うディジタル無線通信装置において、
    受信したデータ信号列からデータ識別用プリアンブル信号を分離するプリアンブル信号分離回路と、
    送信時に付加される前記データ識別用プリアンブル信号と同一の参照信号を生成する参照信号生成回路と、
    前記プリアンブル信号分離回路から出力される前記データ識別用プリアンブル信号と前記参照信号生成回路から出力される前記参照信号とを比較して、当該プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を求める伝搬路変動推定回路と、
    前記伝搬路変動推定回路において推定した前記伝搬路変動推定値を用いて前記データ識別用プリアンブル信号に続いて受信されるデータ信号の伝搬路歪を補償する伝搬路歪補償回路と、
    を具備することを特徴とするディジタル無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、前記プリアンブル信号分離回路から出力される自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号のみを、前記参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号と比較して、当該自装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号受信時における伝搬路変動推定値を算出し、
    請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディジタル無線通信装置。
  3. 請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した自装置宛てのデータ識別用プリアンブル信号の受信時の伝搬路変動推定値を、連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
    請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、前記伝搬路変動推定回路が記憶する当該複数の伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディジタル無線通信装置。
  4. 請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号、および、一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号と、請求項1に記載の参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号とを比較して、当該プリアンブル信号の受信時における伝搬路変動推定値を算出し、
    請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディジタル無線通信装置。
  5. 請求項1に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号の受信時の伝搬路変動推定値、および、一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号の受信時の伝搬路変動推定値を、連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
    請求項1に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定回路が記憶する当該複数の伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディジタル無線通信装置。
  6. 同期捕捉用プリアンブル信号を付加した制御信号と、データ識別用プリアンブル信号を付加した一つまたは複数のデータ信号列とで構成された無線フレームを用いて通信を行うディジタル無線通信装置において、
    受信した無線フレームから同期捕捉用プリアンブル信号およびデータ識別用プリアンブル信号を分離するプリアンブル信号分離回路と、
    送信時に付加された前記同期捕捉用プリアンブル信号および前記データ識別用プリアンブル信号と同一の参照信号を生成する参照信号生成回路と、
    前記プリアンブル信号分離回路から出力される前記同期捕捉用プリアンブル信号および前記データ識別用プリアンブル信号と前記参照信号生成回路から出力される前記参照信号とを比較して当該プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を求める伝搬路変動推定回路と、
    前記伝搬路変動推定回路において推定した前記伝搬路変動推定値を用いて前記データ識別用プリアンブル信号に続くデータ信号の伝搬路歪を補償する伝搬路歪補償回路と、
    を具備することを特徴とするディジタル無線通信装置。
  7. 請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、前記同期捕捉用プリアンブル信号および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号を前記参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号と比較して当該プリアンブル信号受信時における伝搬路変動推定値を算出し、
    請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のディジタル無線通信装置。
  8. 請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した前記同期捕捉用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
    請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定回路が記憶する当該複数の伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のディジタル無線通信装置。
  9. 請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、前記同期捕捉用プリアンブル信号および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号および一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号と、前記参照信号生成回路から出力される当該プリアンブル信号に対応する参照信号とを比較して、当該プリアンブル信号受信時における伝搬路変動推定値を算出し、
    請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のディジタル無線通信装置。
  10. 請求項6に記載の伝搬路変動推定回路は、算出した前記同期捕捉用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値および自装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値および一つまたは複数の他装置宛ての前記データ識別用プリアンブル信号受信時の伝搬路変動推定値を連続した複数の無線フレームに渡って記憶し、
    請求項6に記載の伝搬路歪補償回路は、当該伝搬路変動推定回路が記憶する複数の当該伝搬路変動推定値を用いて自装置宛てのデータ信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該伝搬路変動推定値を用いて当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のディジタル無線通信装置。
  11. 伝搬路歪補償回路から出力されるデータ信号を復号する復号回路と、
    復号回路から出力される復号データ信号を再符号化する再符号化回路と、
    再符号化回路から出力される再符号化データ信号と前記伝搬路歪補償回路から出力されるデータ信号とを比較して歪補償誤差値を算出する歪補償誤差検出回路と、
    歪補償誤差検出回路から出力される前記歪補償誤差値を用いて前記伝搬路歪補償回路から出力されるデータ信号の歪誤差補償を行う歪補償誤差補償回路とを具備し、
    自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のディジタル無線通信装置。
  12. 伝搬路歪補償回路は、前記伝搬路変動推定回路から出力される一つまたは複数の伝搬路変動推定値を用いた線形補外(補間)またはその他の補外(補間)により前記自装置宛てのデータ信号受信時の伝搬路変動推定値を算出し、当該自装置宛てのデータ信号の伝搬路歪を補償することを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のディジタル無線通信装置。
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