JP3871748B2 - プラズマ処理装置の電極板洗浄方法 - Google Patents

プラズマ処理装置の電極板洗浄方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマ処理装置における電極板の洗浄方法、特に、反応性イオンエッチング装置(RIE)、例えば、平行平板型プラズマエッチング装置における電極板の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドライエッチング処理プロセスは、異方性エッチング処理特性に優れており、LSI処理時に必要とされる高度に精細な製造工程に欠かせないものの一つになっている。このドライエッチング処理をウェーハ等に施すための装置の一つに図1に示すような反応性イオンエッチング装置10がある。反応性イオンエッチング装置10は、エッチングガスを低ガス圧下で活性度の高いプラズマ状態にすることによってエッチング反応を促進させるようにした装置である。
この反応性イオンエッチング装置10にあっては、プラズマ生成室11において被処理材の1つであるウェーハ12を載置するステージ13の上部に、例えば、その表面にアルマイト加工を施したアルミニウム製の電極板14が設けられている。
【0003】
電極板14は、例えば、直径250mmφ、厚み10mmの上方凸の皿の形状を有しており、厚さ10mmの水平部分に750μm(0.75mm)φの細孔が5mmピッチで約1400個穿設されている。この電極板14は、エッチングガスをプラズマ生成室11全体に整流・分散させる機能も有しており、エッチングガス流の均一性及び方向性を改善することができる。従って、電極板14は、一般に、LSI製造プロセスにおいて多用されている。
【0004】
ところで、上記した反応性イオンエッチング装置10において、例えば、ウェーハ12にエッチング処理を施すに際しては、エッチング処理によって生成する物質がプラズマ生成室11に付着堆積することになる。特に、ウェーハ12が載置されているステージ13の上部に配設されている電極板14に生成物質が付着して成長すると、これが剥離してウェーハ12の表面に落下し、パーティクルになってウェーハ12を汚染したり、エッチング不良等、ウェーハ12欠陥を生じる。
【0005】
これを避けるために、電極板14における付着堆積物の剥離、落下量が多くなる前に反応性イオンエッチング装置10を停止し、プラズマ生成室11及び電極板14の清掃・洗浄を行う。特に、被処理材であるウェーハ12の上部に位置する電極板14の洗浄は特に入念に行われる。しかしながら、このような洗浄を行っても、電極板14への付着、堆積物を完全に除去することは困難であり、従って、新品の電極板14と交換することになり、LSIを製造する場合、この交換頻度の増大が生産コストの上昇につながると共に、設備休止を増大させ、生産性を低下させることになっていた。このため、電極板14の完全な洗浄により電極板14の長時間連続使用を可能にする電極板洗浄手段が要望されていた。
【0006】
このような電極板洗浄手段の一つとして、従来、純水中で電極板14を超音波を用いて洗浄する方法が用いられている。この方法は、電極板14の表面に付着しているパーティクルを除去する手段として一般によく用いられている方法であり、純水中に電極板14を浸漬した後、超音波発生装置で発生した超音波振動を電極板14に印加することによって電極板14を振動させ、電極板14の表面に付着しているパーティクルを除去するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した電極板の超音波洗浄方法は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
即ち、電極板14には、ガス導入孔として約1mm以下の口径を有する多数の細孔が穿設されているが、超音波振動を電極板14に印加することにより生じるキャビテーションのみでは電極板14の表面及び穿孔されている細孔内に強固に付着しているエッチング処理の際の生成物質を短時間に完全に剥離、除去する物理力となり得ない。このように、従来技術によっては、電極板14の表面や細孔内部の付着物を完全に除去することは困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、多数の細孔を有する電極板のあらゆる箇所に付着しているエッチング反応生成物質を、容易かつ完全に除去することができるプラズマ処理装置の電極板洗浄方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的に沿う請求項記載のプラズマ処理装置の電極板洗浄方法は、プラズマ処理装置に用いられ、表面から裏面に貫通する多数の細孔が設けられている平板状の電極板を洗浄するプラズマ処理装置の電極板洗浄方法であって、前記電極板を液体中に浸漬すると共に超音波振動を印加し、前記細孔内に液体を流入させることによって前記細孔内の空気を液体と置換する第1の超音波洗浄工程と、前記電極板の表面に1MPa〜40MPaの高圧液体を噴射し、前記電極板の表面と細孔内部を洗浄する高圧液体噴射洗浄工程と、前記高圧液体中に含まれ、前記電極板の表面と細孔内部に付着する油脂分を除去するための脱脂処理工程と、前記電極板を純水中に浸漬すると共に超音波振動を印加し、前記電極板の表面に付着するパーティクルを除去するための第2の超音波洗浄工程とを具備する。
【0010】
【0011】
上記した請求項記載のプラズマ処理装置の電極板洗浄方法においては、1MPa〜40MPa、好ましくは20MPa〜40MPaの圧力を有する高圧水等の高圧液体を電極板に噴射する。
ここで、電極板に噴射する高圧液体の圧力を1MPa〜40MPaとしたのは、IMPa未満では、電極板の細孔内に予め封入されている液体に十分な衝撃波を与えることができないからであり、40MPaをえても電極板からのパーティクルの除去率はそれ以上伸びないからである。また、高圧液体の好ましい圧力範囲を20MPa〜40MPaとする。この圧力範囲で、実験的に、エッチング反応生成物を最も効率よく除去できたからである。
【0012】
また、請求項記載のプラズマ処理装置の電極板洗浄方法においては、高圧液体による電極板の洗浄に先立って、電極板を超音波洗浄することによって電極板に多数穿設されている細孔の内部に充満している空気と液体とを置換して細孔の内部まで高圧液体をスムーズに通過させることができる。従って、高圧液体の噴射によって発生する衝撃波の伝播が行われやすくなるから細孔の内部に付着しているエッチング反応生成物を容易かつ完全に除去することができると共に、プラズマ処理装置の休止時間を少なくでき、設備生産性を高めることができる。
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
まず、図2を参照して、本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装置の電極板洗浄方法について説明する。
図示するように、本実施の形態に係るプラズマ処理装置の電極板洗浄方法は、好ましくは、第1の超音波洗浄工程Aと、高圧液体噴射洗浄工程Bと、脱脂処理工程Cと、第2の超音波洗浄工程Dの4つの工程からなる。
【0016】
以下、各工程A〜Dについて詳細に説明する。
(第1の超音波洗浄工程A)
本工程Aは、実質的に、表面から裏面に達する多数の細孔(例えば、口径が750μmφの孔)が穿設されている電極板を水等の液体に浸漬すると共に超音波振動を印加する工程である。このように、電極板を液体中に浸漬した状態で超音波振動を印加することによって、各細孔内に充満されている空気が外部に除去されると共に液体が細孔内に充満されることになる。即ち、細孔中の空気は液体によって効果的に置換されることになる。
ここで、超音波の波長は、好ましくは、20kHz〜50kHzとする。
【0017】
(高圧液体噴射洗浄工程B)
本工程Bは、第1の超音波洗浄工程Aの終了後、電極板の表面に1MPa〜40MPa、好ましくは、20MPa〜40MPaの高圧液体を噴射し、電極板の表面と細孔内部を洗浄する工程である。
即ち、電極板に噴射された高圧液体は、低圧水と異なり、強力な噴射エネルギーを有するので、細孔の口径が750μmφと小径であっても、細孔の内部までスムーズに流入することができる。また、細孔の内部には、第1の超音波洗浄工程Aによって液体が充満されているので、高圧液体を電極板に噴射することによって生じる衝撃波が細孔の内部に伝播しやすくなる。従って、電極板の表面及び細孔の内面に付着又は堆積している付着物の除去を促進できる。
【0018】
(脱脂処理工程C)
本工程Cは、高圧液体噴射洗浄工程Bの終了後、高圧液体中に含まれ、電極板の表面と細孔内部に付着する油脂分を除去するための工程である。即ち、高圧液体中にはシリンダ油等が微小量ではあるが含まれている場合がある。このようなシリンダ油等は、高圧液体を電極板の表面に向けて噴射した際に電極板の表面と細孔内部に付着する可能性がある。従って、電極板をアルカリ液に浸漬した状態で、超音波振動を電極板に印加することによって、電極板からシリンダ油等を効果的に剥離除去することができる。
【0019】
(第2の超音波洗浄工程D)
本工程Dは、脱脂処理工程Cの終了後、電極板を純水中に浸漬すると共に超音波振動を印加し、電極板の表面に付着するパーティクルを除去するための工程である。このように、最終工程として、電極板を純水を用いて超音波処理することによって、前記した高圧液体噴射洗浄工程Bや脱脂処理工程Cで万一パーティクルが除去できなかった場合であっても、このようなパーティクルの電極板への付着を完全に防止することができる。
【0020】
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置の電極板洗浄装置20の構成について説明する。
図示するように、支持テーブルの一例であるローラコンベア21の一部を囲む状態で高圧水噴射室22が設けられている。そして高圧水噴射室22内に位置するローラコンベア21上には保持機構の一例である電極板保持装置23が移送されてきており、電極板保持装置23の上面には、固定ボルトやスプリングチャックからなるクランプ装置24によって電極板14(図1参照)が着脱自在に保持されている。
【0021】
高圧水噴射室22の上方には、図示しない公知のノズル高さ調整機構(例えば、リニアボールねじ)及びノズル回転機構(例えばウオームとウオームホイール)によって昇降かつ回転自在なノズル取付ヘッド25が配設されている。
ノズル取付ヘッド25の下部には複数の高圧液体噴射ノズルの一例である高圧水噴射ノズル26が一定の傾斜角度を持って取付けられており、その上部には高圧水供給配管27を介して高圧水発生装置28が接続されている。
【0022】
高圧水噴射室22の下部には排水口29が設けられており、排水口29は排水配管30を介して図示しない排水処理装置に接続されている。また、高圧水噴射室22の側壁31、32は高圧水噴射室22内に噴射される高圧液体の一例である高圧水が外部に飛散しない構造と強度を有するものであり、また、電極板14と電極板保持装置23の出入を容易にするため、及び、定期的点検を容易にするため開閉自在に構成されている。
【0023】
本実施の形態では、上述したようにノズル取付ヘッド25を昇降することによって高圧水噴射ノズル26と電極板14との距離Hを調整すると共に、ノズル取付ヘッド25の下部に高圧水噴射ノズル26を所定の傾斜角度をもって取付けることによって、高圧水噴射ノズル26を電極板14に対して水平面内で相対的に変位可能としている。
しかし、高圧水噴射ノズル26の電極板14に対する水平面内での相対変位は、高圧水噴射ノズル26を水平面内で縦横方向に移動することによっても実現できる。また、逆に、高圧水噴射ノズル26を固定して、電極板14を水平面内で縦横方向に移動することによっても、高圧水噴射ノズル26の電極板14に対する水平面内での相対変位を実現できる。
【0024】
次に、上記した構成を有するプラズマ処理装置の電極板洗浄装置20による電極板14の洗浄方法について、図3を参照しながら簡単に説明する。
図2を参照して説明した第1の超音波洗浄工程Aによって電極板14の細孔内の空気を水に置換させた後、電極板14を電極板保持装置23に固定保持し、ローラコンベア21を駆動して高圧水噴射室22内に移送する。電極板14の大きさ等を考慮してノズル取付ヘッド25を昇降して高圧水噴射ノズル26の噴射位置を決めた後、高圧水発生装置28を駆動して1MPa以上の所定の圧力を有する高圧水をつくり、高圧水噴射ノズル26から高圧水を電極板14の表面に向けて噴射し、電極板14の表面及び細孔内に付着しているエッチング反応生成物を剥離、除去する。その後、ローラコンベア21を駆動して、電極板14を脱脂処理工程Cを行う脱脂処理装置に移送して脱脂処理を行い、さらに、電磁板14を第2の超音波洗浄工程Dを行う純水中超音波洗浄装置によって電極板14の表面に付着する残留パーティクルを除去する。
【0025】
【実施例】
直径250mmφ、厚さ10mmの、表面にアルマイト処理されたアルミニウム製の、平面部に0.75mmφの細孔が5mmピッチで穿設されている電極板を以下の洗浄プロセスで洗浄した。
(第1の超音波洗浄工程)
水を満たした洗浄槽内で、フェライト振動子を有する超音波洗浄機によって40kHzの振動を電極板に15分間印加し、細孔内の空気を水に置換した。
(高圧液体噴射洗浄工程)
40MPaの高圧水を60秒間電極板に噴射し、電極板の表面及び細孔内に付着しているエッチング反応生成物を剥離、除去した。
【0026】
(脱脂処理工程)
43℃のNaOH溶液(pH:10.4)中に電極板を120秒間浸漬して、脱脂処理した。
(第2の超音波洗浄工程)
純水を満たした洗浄槽内で、フェライト振動子を有する超音波洗浄機によって40kHzの振動を電極板に15分間印加して洗浄した。
【0027】
本発明によって洗浄した電極板と従来の超音波洗浄した電極板の細孔内の堆積物の厚みの経時変化と、本発明によって洗浄した電極板と従来の超音波洗浄した電極板のパーティクルの増加数の経時変化と、本発明によって洗浄した電極板と従来の超音波洗浄した電極板をそれぞれ用いてシリコン・ウェーハをドライエッチングしたときの良品歩留りの経時変化を、それぞれ、図4(a)、(b)、(c)に示す。
【0028】
図4(a)から明らかなように、本発明では電極板洗浄を行うたびに堆積物は殆ど除去されるので、電極板を定期的に洗浄することによって長く使用でき、交換回数を著しく少なくすることができる。これに対して、従来方法では電極板洗浄を行っても堆積物はわずかしか除去されないので、累積的に堆積物は増加するので電極板は短期間に交換を要することになる。
【0029】
また、図4(b)から明らかなように、本発明では電極板洗浄を行うたびにパーティクル数を最初の状態に戻すことができるので、電極板を定期的に洗浄することによって長く使用でき、交換回数を著しく少なくすることができる。これに対して、従来方法では一回目の電極板洗浄後にパーティクル数は急激に増加するので電極板は短期間に交換を要することになる。
さらに、図4(c)から明らかなように、本発明によれば、ウェーハ等は高い歩留りを維持できると共に電極板寿命も格段に長くなる。また、設備休止時間も格段に短縮できることになる。これに対し、従来方法では1回の電極板洗浄の後、急激に歩留りが低下している。
【0030】
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変容例も含むものである。
【0031】
【発明の効果】
請求項記載のプラズマ処理装置の電極板洗浄方法においては、プラズマ処理装置に用いられ、表面から裏面に貫通する多数の細孔が設けられている平板状の電極板の表面に1MPa〜40MPaの高圧液体を噴射し、前記電極板を洗浄するようにしている。
【0032】
このように、高圧液体によって電極板の表面及び細孔内の付着物を直接的に除去できるので、電極板の表面及び細孔内に堆積されている付着物の剥離、落下に起因するウェーハの汚染を可及的に低減でき、ウェーハの製品歩留りを高めることができる。また、電極板の継続使用時間を長くできるので、プラズマ処理装置の稼働率を向上することができ、設備の生産性を高めることができる。
【0033】
また、このプラズマ処理装置の電極板洗浄方法においては、高圧液体噴射洗浄に先立って電極板を液体中に浸漬すると共に超音波振動を印加し、細孔内に液体を流入させ細孔内の空気を液体と置換するようにしているので、高圧液体を電極板に噴射することによって生じる衝撃波が細孔の内部に伝播しやすくなる。従って、電極板の表面及び細孔の内面に付着又は堆積している付着物の除去を促進できる。また、高圧液体噴射洗浄の後に脱脂処理と純水中超音波洗浄を行うようにしているので、高圧液体中にシリンダ油等が含まれていて、高圧液体噴射洗浄時に電極板の表面に付着した場合でも、電極板からシリンダ油等を効果的に剥離除去することができると共に、純水中における超音波振動の印加によって電極板の表面に付着する残留パーティクルを完全に除去することができる。
【0034】
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装置の電極板洗浄装置を用いて洗浄できる電極板を組み込んだ反応性イオンエッチング装置の構成説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装置の電極板洗浄方法の工程説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装置の電極板洗浄装置の構成説明図である。
【図4】同プラズマ処理装置の電極板洗浄方法と従来方法との電極板の細孔内部への堆積物の厚み、パーティクル増加数及びウェーハ歩留りに関する経時変化を示すグラフである。
【符号の説明】
A 第1の超音波洗浄工程 B 高圧液体噴射洗浄工程
C 脱脂処理工程 D 第2の超音波洗浄工程
10 反応性イオンエッチング装置 11 プラズマ生成室
12 ウェーハ 13 ステージ
14 電極板 20 電極板洗浄装置
21 ローラコンベア(支持テーブル)
22 高圧水噴射室 23 電極板保持装置(保持機構)
24 クランプ装置 25 ノズル取付ヘッド
26 高圧水噴射ノズル(高圧液体噴射ノズル)
27 高圧水供給配管 28 高圧水発生装置
29 排水口 30 排水配管
31 側壁 32 側壁

Claims (1)

  1. プラズマ処理装置に用いられ、表面から裏面に貫通する多数の細孔が設けられている平板状の電極板を洗浄するプラズマ処理装置の電極板洗浄方法であって、
    前記電極板を液体中に浸漬すると共に超音波振動を印加し、前記細孔内に液体を流入させることによって前記細孔内の空気を液体と置換する第1の超音波洗浄工程と、
    前記電極板の表面に1MPa〜40MPaの高圧液体を噴射し、前記電極板の表面と細孔内部を洗浄する高圧液体噴射洗浄工程と、
    前記高圧液体中に含まれ前記電極板の表面と細孔内部に付着する油脂分を除去するための脱脂処理工程と、
    前記電極板を純水中に浸漬すると共に超音波振動を印加し、前記電極板の表面に付着するパーティクルを除去するための第2の超音波洗浄工程とを具備するプラズマ処理装置の電極板洗浄方法。
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