JP3868526B2 - 手術溝を介して柔軟な面状部材を挿入する挿入器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手術溝を介して柔軟な面状部材を挿入する挿入器に関わり、特に鼠径部のヘルニア手術時にネットを挿入するのに好適な挿入器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
外科手術時には、柔軟な挿入部材を折りたたまれた状態又は閉じられた状態で外部より操作可能な手術溝を介して挿入して、手術溝の内側で開く必要がしばしば生ずる。このようなことは、例えば鼠径部のヘルニア手術の間に行われる。ここで、治療中に形成されネットの中に入り込む組織の安全を確保するために、例えばポリプロピレンで作られたネットが有効である。そして手術の間、このネットは手術溝が通る組織と、手術中本来の位置に保持されている腸の部分との間に置かれなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法によると、手術溝の内側にネットを広げることは極めて困難であった。それは平面的に広げられるネットの特に端部が手術溝を介して操作しにくいからである。
【0004】
そこで本発明の目的は、特に鼠径部のヘルニア手術中にネットを挿入するために用いることが可能な、挿入部材の挿入及び開放を迅速且つ安全に行うことができる、手術溝を通して柔軟な面状部材を挿入する挿入器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的は、手術溝を通して柔軟な面状の部材を挿入する請求項1に記載の特徴を有する挿入器、特に鼠径部のヘルニア手術中にネットを挿入する挿入器によって達成される。またいくつか示した好ましい実施様態により、より有利な構成が実現される。
【0006】
本発明による挿入器は、手術溝の上に末端部を置くことのできる案内管を備えている。シャフト部とその末端部に取り付けられた開放部すなわち展開部とからなるスライド部材は、案内管の基部を介してこの案内管内に挿入される。スライド部材を末端部の方向に移動させることにより、装着される柔軟な面状の挿入部材は開放部の前に押される。開放部が挿入部材と共に案内管の末端部から出てくると、開放部に設けられた開放素子すなわち展開素子が挿入部材の開放を確実に行って面形状とする。この結果、本発明の挿入器によれば、挿入部材の挿入を迅速に且つ確実に行うことができる。
【0007】
好ましくは、開放素子すなわち展開素子は案内管内を基端部の方向から末端部に向かって押される際に後方に曲げられる細長いスプリング、より好ましくは螺旋状のスプリングを有しているのが望ましい。案内管の末端部から突出した後に、スプリングは案内管の中心軸に垂直に立つように動き、解放される。開放素子により案内された柔軟な挿入部材はスプリングにより開放されて面形状となる。次にスライド部材を基端側に引き戻すと、スプリングは案内管内に再び入り、末端部の方向に曲がる。このため、スプリングは挿入部材を押すことができる。この構成は簡単に設計されており、安価であり、且つ挿入部材を所定の位置で自動的に開放することができる。
【0008】
開放部すなわち展開部は好ましくは、案内管の中心軸方向に延びるキャリア部を有しており、キャリア部の末端部には複数個の螺旋状のスプリングが相互に方位角を離して且つキャリア部に対してほぼ直角に延びている。もし他の螺旋状のスプリングがキャリア部のより基端側から延び、キャリア部の末端から延びる螺旋状の各スプリングの方位角の間に配置されている場合は、挿入部材は次の2段階で開放される。まず、キャリア部の末端部に取り付けられた螺旋状のスプリングが動作し、それから、より基端側より出ている螺旋状のスプリングが案内管から出てきて動作する。スライド部材が基部方向に移動する時は、動作の順序が逆になる。このようにして挿入部材に対する均一な開放と均一な押圧が達成される。
【0009】
案内管内を通すために螺旋状スプリングを曲げるのに必要な曲げ応力は0.6Nから1.0Nの範囲が好ましい(この値は内径15mmの円筒状の案内管の場合の螺旋状スプリング一本あたりの値である)。この基準に当てはまる螺旋状スプリングは、このように柔軟であり、挿入部材を開放する間に損傷が発生することを防ぐことができる。他方、このようなスプリングは容易に挿入部材を開放状態にするために必要な十分な固さを持っている。即ち、挿入部材を安全に開放させることができる。
【0010】
開放部すなわち展開部はシャフト部から取り外せることが望ましい。シャフト部は例えば殺菌して再使用できるように工夫されている。一方、開放部は手術後廃棄される使い捨て部材である。特に螺旋状スプリングを用いる場合の殺菌は事実上困難である。したがって開放部は前もって機械的に清浄化しておき、使い捨て部材とする方が有利である。
【0011】
スライド部材は案内筒の基端方向にスプリングにより前もって付勢しておくことが好ましい。スライド部材を前進させる時は、医者は力を加える必要がある。しかしながらスライド部材を後退させる時、スライド部材は挿入部材が開放された後にスタートの位置に自動的に戻る。このようにすることにより全体の操作を容易にすることができる。
【0012】
有利な配置としては、挿入部材が案内管に挿入される前に挿入部材を載置する支持体を、案内管の基端部の外側に配置する。挿入部材はこの支持体上で開放しておくことができる。スライド部材が案内管内に挿入されると、初めに開放された状態にあった開放部は、開放された挿入部材に噛み合う。即ち、このようにして案内管内に押し込めば、案内管の他端から出た挿入部材を確実に開放できる。
【0013】
好ましくは、案内管の末端部の外側に基板を設けることにより、案内管を手術溝の上に支持することができる。この基板に案内管に到達する切込部を設けることもでき、これにより医者は案内管に接近する挿入部位を探すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による挿入器の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
本発明による挿入器は図1に示すような案内管1と、図2に示すようなシャフト部4及び開放部5を備えたスライド部材2とを有している。
【0015】
案内管1は主として円筒状のチューブ10から構成されている。案内管1の基端12にはリング14が設けられており、リング14の外周には4本のピン15が突設されている。ピン15は案内管1の中心軸L−Lに対して直角方向の面上に広がっている。リング14とピン15とは後述するように案内管1内に挿入する前に面状の挿入部材を載置する台座を形成している。案内管1の末端部16には円板状の基板18が固定されており、基板18にはチューブ10の外周に達する切込部19が形成されている。案内管1の内周は貫通自在となっている。
案内管1は望ましくは高品位の鋼、例えば材料番号1.4305の鋼で作られている。このことにより案内管1は十分な清浄性と殺菌性を得ることができる。
【0016】
スライド部材2は図2に示すように、基端の部分がシャフト部4を、末端の部分に開放部5すなわち展開部を有している。
シャフト部4は円筒状の案内筒20から構成されており、その外径はチューブ10の内径に合わせられている。スライド部材2の中心軸の方向に移動する接続棒22は案内筒20より小さい外径を有しており、案内筒20の末端から突出している。接続棒22の末端部23には図2に図示していないがネジピンが設けられており、このネジピンに開放部5がネジ止めされている。
【0017】
案内筒20の外周には螺旋状のスプリング26が巻回されている。スプリング26の基端は受座27の外周に形成された円周溝にクランプされている。受座27の内周には内径ネジが形成されており、受座27は内径ネジを介して案内筒20の上端外周に形成された外径ネジに螺着されている。受座27の上端に強固に固定された円板27´は受座27の位置決めの作用を有する。スプリング26の末端部はスライドリング28の外周に形成された円周溝にクランプされており、このスライドリング28は案内筒20の外周に案内されて移動可能となっている。
【0018】
案内筒20は望ましくは高品位の鋼、例えば材料番号1.4305の鋼で作られており、同様にスプリング26も例えば材料番号1.4310の鋼で作られている。殺菌性のよい高品位鋼は、受座27及びスライドリング28の材料としても適している。
【0019】
開放部5はスライド部材2の中心軸方向に移動するキャリア部30を備えており、キャリア部30はその基端面31に形成された内径ネジを介して接続棒22に強固にネジ結合されている。キャリア部30の末端部32の近傍には2個の貫通孔がキャリア部30の中心軸に対して直角方向に形成されており、2個の貫通孔の軸方向は相互に直角となっている。一方の貫通孔には例えばグラブネジ(grub screw)により第 1 の螺旋状スプリングとしての螺旋状のスプリング34、34´が固定されており、他方の貫通孔には第 1 の螺旋状スプリングとしての螺旋状のスプリング35、35´が固定されている。一個のスプリングの図中左側の部分34と右側の部分34´はそれぞれ開放素子すなわち展開素子を形成している。もう一個のスプリングの、前方の部分35と、図2においてキャリア部30に隠れて見えない裏側の部分35´も同様にそれぞれ開放素子を形成している。
【0020】
キャリア部30の基端部寄りの部位には別の2個の貫通孔が形成されており、これらの貫通孔には部分36、36´を有する第2の螺旋状スプリングとしての螺旋状のスプリングと部分37、37´を有する第2の螺旋状スプリングとしての螺旋状のスプリングとが通されている。これらのスプリングも同様に例えばグラブネジにより固定することができる。これらのスプリング36、36´及び37、37´は解放状態ではキャリア部30に対して直角の方向に向いている。なお、スプリング36、36´及び37、37´(第2の螺旋状スプリング)はスプリング34、34´、35、35´(第1の螺旋状スプリング)に対して方向角の方向において45度ずつ離れている。
【0021】
螺旋状のスプリングの部分34、34´、35、35´、36、36´、37、37´のそれぞれの自由端は、これらの部分が組織に接触して傷付けることのないように端末キャップで被覆されている。これらの端末キャップは高品位の鋼で作られており、スプリングの自由端に圧着または溶接されている。或いは例えば熱可望性樹脂で作られたキャップをスプリングの端末に溶着してもよい。
【0022】
手術が終了した後、スプリング34、34´、35、35´、36、36´及び37、37´を完全に清浄化することはできない。このため開放部5全体を使い捨て部品として構成することが好ましい。材料として考えられるのは、例えば合成樹脂や高品位鋼(キャリア部30用には材料番号1.4305、螺旋状スプリング用には材料番号1.4310)である。
【0023】
螺旋状スプリング34、34´、35、35´、36、36´及び37、37´は堅すぎてもたわみ性がありすぎてもいけない。このようにして一方では、スプリングが急に解放状態に変化した時に組織を傷付けることを防ぐことができる(後述の部分参照)。他方では、挿入された部材を安全に開放することを確実に行うことができる。案内管1内を通すときのスプリングを曲げるために必要な曲げ応力は、0.6Nから1.0N(スプリングの各部分当り)の範囲内が適切である。これらの値はチューブの内径15mmと関係しており、内径にしたがって変えることができる。特に好ましい値は0.8Nである。
【0024】
図3に挿入器を使い始める時の案内管1とスライド部材2との配置を示す。この挿入器の目的は柔軟な面状の挿入部材、例えばポリプロピレンで作られたネットNを手術溝Kを通して挿入し、手術溝Kの内側で開くことである。図5は手術後に開いたネットNを手術溝Kの周りの組織Gと腸Eの一部との間に装着した時の好ましい状態を示す簡略化された縦断面図である。
【0025】
挿入器を使用する時は、先ず案内管1を手術溝Kの上に置く。切込部19は手術部位を探す時に有用である。ネットNは折りたたまれず開いた状態でリング14とピン15とで形成された台座上に載置される。次にスライド部材2を図3に示すように案内管1に向かって移動する。開放素子を構成する螺旋状のスプリング34、34´、35、35´、36、36´及び37、37´は解放状態にある。これらのスプリングがネットNに接触した後、スライド部材2を更に末端部の方向に移動すると、各スプリングはネットNをチューブ10内に押し込み、ネットNをスプリングの前面に押し出す。チューブ10内に押し込まれる時、スプリング34、34´、35、35´、36、36´及び37、37´は基端側の方向に曲げられる。スライドリング28が案内管1のリング14に到達してからは、スプリング26が反対方向に付勢を行うため、手術者はスライド部材2を更に前進させるためには力を加えなければならない。ピン15は案内管1を強固に保持するために用いられる。この状態を図4に示す。
【0026】
螺旋状のスプリング34、34´及び35、35´の自由端が基端方向に曲げられた状態で案内管1の末端部16に到達すると、キャリア部30の末端部32もネットNの中心部と共に手術溝Kの末端部又は他の側部に位置する。スプリングを更に前方に押すと、スプリング34、34´及び35、35´の自由端はもはやチューブ10内に留まらず、この結果スプリングは開放され、ネットNも外側に広げられる。スライド部材2が更に末端部の方向に移動し、図2に示す状態になって、スプリング36、36´及び37、37´もまた解放されると、ネットNは完全に開放される。
【0027】
医者がスライド部材2を基部の方向に引き抜くか、螺旋状スプリング26の作用によって引き抜くと、スプリング34、34´、35、35´、36、36´及び37、37´は逆動作を行う。まず第1にスプリング36、36´及び37、37´をチューブ10内に引き込むと、そこでこれらのスプリングは末端部の方向に曲げられる。これらのスプリングは広げられたネットNに対して末端部の方向に力を加える。この結果ネットNは確実に押し付けられる。スプリング34、34´及び35、35´もその後同様に、ネットNのスプリング方位角間の部位に対して同様の作用を行う。
【0028】
手術終了後、開放部5はスライド部材2からネジを介して取り外し使い捨てとすることができる。案内管1及びシャフト部4は洗浄及び殺菌を行い再使用できるようにすることが望ましい。シャフト部4を洗浄する時は、受座27とスプリング26及びスライドリング28をネジを介して取り外すことができる。
【0029】
本発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
A) 手術溝(K)を介して柔軟な面状の挿入部材を挿入する挿入器、特に鼠径部のヘルニア手術時にネット(N)を装着する挿入器であって、
基端部(12)と末端部(16)とを有し、末端部(16)を手術溝(K)上に載置できる案内管(1)と、
案内管(1)の基端部(12)を介して案内管(1)内に挿入可能で、シャフト部(4)の末端部(23)に案内管(1)の末端部(16)から抜け出た時に開放可能な開放素子(34、34´、35、35´、36、36´、37、37´)を有する開放部(5)を備えたスライド部材2と、
を具備したことを特徴とする挿入器。
1)前記開放素子は、案内管(1)内で末端部(16)の方向に押し込まれる際には基端部方向に曲っており、案内管(1)の末端部(16)から抜け出た時に解放された状態で案内管(1)の中心軸(L−L)に対し垂直に立つ細長いスプリング(34、34´、35、35´、36、36´、37、37´)からなることを特徴とする実施態様A)記載の挿入器。
2)前記スプリングは、螺旋状スプリング(helical spring)(34、34´、35、35´、36、36´、37、37´)であることを特徴とする実施態様1)記載の挿入器。
3)前記螺旋状スプリング(34、34´、35、35´、36、36´、37、37´)の自由端は、端末キャップで被覆されていることを特徴とする実施態様2)記載の挿入器。
4)前記開放部(5)は、案内管(1)の中心軸(L−L)の方向に配置されたキャリア部(30)を備えており、キャリア部(30)の末端部には相互に方位角をずらして配置され、キャリア部(30)に対してほぼ直角の向きに伸張する複数個の螺旋状スプリング(34、34´、35、35´)が設けられていることを特徴とする実施態様2)又は3)記載の挿入器。
5)前記キャリア部(30)のより基端部側の部分からは別の螺旋状スプリング(36、36´、37、37´)が伸張し、これらのスプリングはキャリア部の末端部から伸張している螺旋状スプリング(34、34´、35、35´)の方位角の間に配置されていることを特徴とする実施態様4)記載の挿入器。
6)案内管(1)内を通して押し込む時に螺旋状スプリングを曲げるために必要な曲げ応力は、内径15mmの円筒状の案内管(1)において、螺旋状スプリング1個につき、0.6Nから1.0Nの範囲であることを特徴とする実施態様2)から実施様態5)のうちのいずれかに記載の挿入器。
7)開放部(5)は、シャフト部(4)から取り外し可能であることを特徴とする実施態様A)または実施態様1)から実施様態6)のうちのいずれかに記載の挿入器。
8)シャフト部(4)の案内筒(20)の少なくとも一部の断面は、案内管(1)の通過可能断面に一致していることを特徴とする実施態様A)または実施態様1)から実施態様7)のうちのいずれかに記載の挿入器。
9)スライド部材(2)は、スプリング(26)により案内管(1)の基端側に付勢されていることを特徴とする実施態様A)または実施様態1)から実施態様8)のいずれかに記載の挿入器。
10)スプリング(26)は、シャフト部(4)に取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする実施態様9)記載の挿入器。
【0030】
11)挿入部材(N)を案内管(1)内に挿入する前に挿入部材(N)を載置するための支持体(14、15)を案内管(1)の基端部外周に設けたことを特徴とする実施態様A)または実施態様1)から実施態様10)のうちのいずれかに記載の挿入器。
12)案内管(1)を手術溝(K)上に支持するために基板(18)を案内管(1)の末端部外周に設けたことを特徴とする実施態様A)または実施態様1)から実施態様11)のうちのいずれかに記載の挿入器。
13)挿入部位を探るために、基板(18)に切込部(19)を設けたことを特徴とする実施態様12)記載の挿入器。
【0031】
なお、上記各実施態様には、以下のような効果がある。
実施態様1)、2)、4)、5)、6)に記載の挿入器によれば、末端部に細長い螺旋状スプリングまたはスプリングを有するシャフト部を、基端部に挿入部材であるネットが載置された案内管内にネットと共に挿入し、案内管から抜けたネットを手術溝内に入れてスプリングにより面状に開くようにしたので、手術溝内にネットを急速且つ安全に装着することができる。
【0032】
実施態様3)記載の挿入器によれば、スプリングの自由端を端末キャップで被覆したので、スプリングでネットを手術溝内に押し拡げた時組織を損傷することがない。
【0033】
実施態様7)記載の挿入器によれば、開放部をシャフト部から取り外し可能としたので、洗浄が困難な開放部を使い捨てとして新品と交換することができる。
【0034】
実施態様8)記載の挿入器によれば、シャフト部の案内筒の横断面を案内管の横断面と一致させたので、シャフト部を案内管内に円滑に挿入することができる。
【0035】
実施態様9)記載の挿入器によれば、スライド部材はスプリングにより案内管の基端側方向に付勢されているので、案内管内に押し込む力を除去すればスライド部材を案内管から自動的に引き抜くことができる。
【0036】
実施態様10)記載の挿入器によれば、スプリングはシャフト部に取り外し可能に取り付けられているので、シャフト部を洗浄する際にスプリングを取り外して有効に洗浄を行うことができる。
【0037】
実施様態11)記載の挿入器によれば、案内管の基端部外周にネットを載置する支持体を設けたので、挿入前にネットを所定の位置に載置することができる。
【0038】
実施様態12)記載の挿入器によれば、案内管の末端部外周に基板を設けたので、案内管を手術溝上に安定して支持することができる。
【0039】
実施様態13)記載の挿入器によれば、基板に切込部を設けたので、切込部を介して挿入されたネットの部位を容易に探ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の挿入器によれば、案内管の末端部を手術溝の上に載置した後、スライド部材を、シャフト部の末端部に設けられた開放部で柔軟な面状挿入部材を押し込むようにして案内管の基端部より挿入し、開放部が案内管の末端部から抜け出た時に開放部の開放素子を開放することにより、柔軟な面状挿入部材を手術溝を通して挿入して手術溝の内側で面形状に広げる操作を確実に、且つ迅速に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による挿入器の案内管を示す斜視図である。
【図2】本発明による挿入器のスライド部材を示す斜視図である。
【図3】ネットが載置された図1に示す案内管に図2に示すスライド部材を挿入する前の配置を示す斜視図である。
【図4】スライド部材を案内管内に挿入した後の配置を示す斜視図である。
【図5】装着後の折りたたまれていないネットの鼠径部ヘルニアの手術中の位置を説明する簡略化された縦断面図である。
【符号の説明】
1 案内管
4 シャフト部
5 開放部
12 基端部
14 支持体(リング)
15 支持体(ピン)
16 末端部
18 基板
19 切込部
20 案内筒
23 末端部
26 スプリング
30 キャリア部
34、34´、35、35´、36、36´、37、37´ 開放素子(スプリング、螺旋状スプリング)
N 挿入部材(ネット)
Claims (6)
- 手術溝を介して柔軟な面状の挿入部材を挿入する挿入器であり、鼠径部のヘルニア手術時にネットを装着するために使用可能な挿入器であって、
基端部と末端部とを有し、前記末端部を前記手術溝上に載置できる、案内管と、
前記案内管の前記基端部を介して当該案内管内に挿入可能で、前記案内管の前記末端部から抜け出た時に展開可能な展開素子を有する展開部をシャフト部の末端部に備えた、スライド部材と、
を具備し、
前記展開素子は、細長い螺旋状スプリングを備え、その螺旋状スプリングによってもたらされる当該展開素子自体の可撓性により、前記案内管内で前記末端部の方向に押し込まれる際には前記基端部の方向に曲っており、前記案内管の前記末端部から抜け出て解放された状態では前記案内管の中心軸に対しほぼ垂直となる、挿入器。 - 請求項1に記載の挿入器であって、
前記案内管は、当該案内管を手術溝上に支持するために当該案内管の前記末端部の外周に設けた基板をさらに備え、
前記基板は挿入部位を探るための切込部を備える、挿入器。 - 請求項1または2に記載の挿入器であって、
前記展開部は、前記案内管の中心軸の方向に配置されたキャリア部を備えており、
前記螺旋状スプリングは、当該キャリア部の末端部には相互に方位角をずらして配置され、前記キャリア部に対してほぼ直角の向きに伸張する複数個の第1の螺旋状スプリングを含む、挿入器。 - 請求項3記載の挿入器であって、
前記螺旋状スプリングは、前記キャリア部のより基端部側の部分から相互に方位角をずらして伸張し、前記第1の螺旋状スプリングの間に位置する、第2の螺旋状スプリングを含む挿入器。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の挿入器であって、
前記スライド部材は、スプリングにより前記案内管の基端側に付勢されている、挿入器。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の挿入器であって、
前記挿入部材を前記案内管内に挿入する前に当該挿入部材を載置するための支持体を前記案内管の前記基端部の外周に設けた、挿入器。
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