JP3867977B2 - 生理用布ナプキン - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、女性の生理時、およびおりもの用として、洗って繰り返し使用できる布ナプキンの形状に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の洗って繰り返し使用できる布ナプキンの形状は、図４に示すように、ホルダーにポケットが付けられたもの。あるいは、ホルダーに固定用のひもを付けたもの、ホルダーが直接肌にあたるもの、パッドを止める手段のないものである。
【０００３】
防水シートに関しては、パッドもしくはホルダーの中にあらかじめ入っているもの。あるいは、防水シートが全くないものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術によれば、肌に触れる面に凹凸があり、しかも、ホルダーが汚れやすい。また、パッドを止める手段のないものは、パッドがずれたり転落することがある。
防水シートに関しては、パッドもしくはホルダーの中に入っているものは、経血量の少ない時はムレてしまう。また、防水シートが入っていないものは、経血量が多い時に漏れてしまう。という問題点があった。
本発明は、肌に触れる面に凹凸ができず、パッドのみの交換で清潔に使えて、経血量の少ない時にムレずに、経血量の多い時に漏れない生理用布ナプキンを提供することを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の生理用布ナプキンは、パッドの裏面にポケットを付け、ホルダーを包み込むことができるようにしたものである。
また、防水シートをパッドとホルダーの間に挟んだ生理用布ナプキンである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
この発明の形態を図面を参照にして説明する。
図１はポケットの付いたパッドで、表面（１ａ）は、有機栽培綿から成り，裏面（１ｂ）は、無漂白・無蛍光綿から成る。図２はパッドを支えるホルダーで、表面（２ａ）は、有機栽培綿から成り、裏面（２ｂ）は、模様プリント綿である。図３は、パッドとホルダーを装着した形態である。
【０００７】
図６は防水シートで、ポリエステルまたは綿から成る。図７は、パッドとホルダーの間に防水シートを挟んで装着した形態である。
【０００８】
【発明の効果】
この形態によれば、図３に示すように、肌に触れる面に凹凸ができない。
【０００９】
さらに、パッドがホルダーを全て覆うため、経血でホルダーが汚れることも防いでくれるので、パッドのみの交換で清潔に使える。
【００１０】
また、経血量が少なく、ホルダーのみで使用する場合があっても肌に触れる面に凹凸ができない。
【００１１】
パッドのポケットで固定されるので、ずれたり転落する心配がない。
【００１２】
経血量の多い時のみ、図７に示すように、防水シートをパッドとホルダーの間に挟んで使用できるので、経血量がさほど多くなく、防水シートを必要としない時は、防水シートをはずして図３に示すように使用できるので、よりさわやかで快適に過ごすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の形態である、ポケットを付けたパッドを示す。１ａが表面、１ｂが裏面を示す。
【図２】この発明の形態である、パッドを支えるホルダーを示す。２ａが表面、２ｂが裏面を示す。
【図３】この発明の形態である、パッドとホルダーを装着した断面図である。
【図４】従来技術の一形態を示す、パッドとホルダーである。共に表面である。
【図５】従来技術の一形態である図４を装着した断面図である。
【図６】防水シートを示す。
【図７】この発明の形態である、パッドとホルダーの間に防水シートを挟んで装着した断面図である。

Claims (2)

1. 布製パッドとパッドを裏面から保持し下着に装着するためのホルダーとを備え、ホルダーを包み込むことができるように、パッドの裏面にポケットを付けたことを特徴とする生理用布ナプキン。
2. パッドとホルダーの間に防水シートを挟んだことを特徴とする請求項１記載の生理用布ナプキン。

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