JP3867883B2 - 画像合成処理方法、画像合成処理装置及び記録媒体 - Google Patents

画像合成処理方法、画像合成処理装置及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理の分野に係り、特に、カメラを用いて一つの対象を分割撮影したような複数の画像を貼り合わせ合成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
2枚の画像を貼り合わせ合成するためには、両画像の内容が一致するように、片方の画像を移動、変形する必要がある。このような画像合成に関しては多くの従来技術が知られている。例えば、特開平8−116494号公報には、一つの対象を分割撮影した複数の画像に対して歪曲収差及び/又は視差の補正を施し、補正後の画像を、平行移動及び回転の変形を行って合成する技術が述べられている。
【0003】
しかし、一般的なカメラによって分割撮影したような場合、各画像の撮影時の撮像面の方向が異なるため、平行移動と回転の変形だけでは、たとえ平面対象物であっても、複数の画像を、ずれなく合成することは不可能である。そのような複数の画像をずれなく合成するためには、画像に対し透視変換に基づく変形を施す必要がある。
【0004】
1枚の平面を2つの異なる条件(位置、方向など)で透視変換した2枚の画像上の位置(x0,y0),(x1,y1)は
【数1】
Figure 0003867883
なる関係にある。論文「Richard Szeliski;Video Mosaics for Virtual Environments;IEEE Computer Graphics and Applications, March 1996,pp.22−30」には、一方の画像を変形して求めた画素値と他方の画像の画素値とを比較し、その差が小さくなるように変形パラメータを逐次変更しながら繰り返し処理を行うことで、(1)式の変形パラメータc0〜c7を求める方法が述べられている。しかし、輝度勾配に基づいて、いわゆる「山登り法」によってパラメータの変更量を決定するため、真の値に近いパラメータを初期値とすれば正解が求まるが、初期値のとり方によっては誤った極小値が得られる可能性があり、安定性が悪い。また、カメラで被写体を撮影したような場合に、画像の周辺部ほど中心部に比べ光量が減衰したり、被写体に対する照明角度に関連して撮影位置や撮影角度の違いで画像の輝度が変化したり、カメラの自動露出機能により画像毎に輝度が変化したりするが、画素値の差分を最小化する方法では、そのような周辺光量減衰や、照明角度、自動露光による輝度変化などに対応できない。さらに、解を得るための非線形最適化演算には繰り返し処理が必要であり、適当なダンピング係数の設定などが難しく、処理に非常に時間がかかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、一般的なカメラで撮影した、カメラ位置や撮影方向などの撮影条件が不明な画像に対しても、ずれのない高精度な画像合成を可能にすることにある。本発明の他の目的は、そのような画像合成のための処理の高速化と安定化を図ることにある。本発明のもう一つの目的は、デジタルカメラなどの撮像装置において、撮像画像の高精度な合成を可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、合成すべき複数の入力画像のそれぞれについて、入力画像とその縮小画像から構成される、入力画像を最高階層とする2階層以上のピラミッド型データ構造を構築する縮小処理ステップと、前記縮小処理ステップにより構築された前記複数の入力画像に対応する各ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の平行移動量を推定する処理を最低階層から最高階層へ向かって順に画像をブロック分割してブロック単位に行い、各階層の画像間の平行移動量の推定処理の結果を該階層より1つ上の階層の画像間の平行移動量の推定処理に利用し、最高階層の入力画像間の平行移動量の推定処理の結果から透視変換に対応する変形パラメータを推定する推定ステップと、前記推定ステップにより推定された変形パラメータを用い透視変換に基づく変形を入力画像に施して合成する合成ステップとを有することを特徴とする画像合成処理方法である。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に係る画像合成処理方法であって、前記推定ステップにおいて、ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の推定した平行移動量を、高い階層ほど自由度の高い変形モデルによる近似式で近似し、最低階層以外の各階層の画像間の平行移動量の推定を、その1つ下の階層の画像間の平行移動量の近似式で計算される位置を中心とした所定の範囲に関して行うことを特徴とする画像合成処理方法である。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明に係る画像合成処理方法であって、前記推定ステップにおいて、変形パラメータの推定に線形最小2乗法を利用することを特徴とする画像合成処理方法である。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の発明に係る画像合成処理方法であって、前記推定ステップにおいて、平行移動量の推定に画像間の相関係数を利用することを特徴とする画像合成処理方法である。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の発明に係る画像合成処理方法であって、前記縮小処理ステップにおいて、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法を選択できることを特徴とする画像合成処理方法である。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の発明に係る画像合成処理方法であって、前記縮小処理ステップにおいて、入力画像の画素値分布に基づいて画像の種類を推定し、推定した画像の種類が「白地に黒線が描かれた画像」又は「黒地に白線が描かれた画像」の場合に、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法をそれぞれ選択することを特徴とする画像合成処理方法である。
【0012】
請求項7記載の発明は、合成すべき複数の入力画像のそれぞれについて、入力画像とその縮小画像から構成される、入力画像を最高階層とする2階層以上のピラミッド型データ構造を構築する縮小処理手段と、前記縮小処理手段により構築された前記複数の入力画像に対応する各ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の平行移動量を推定する処理を最低階層から最高階層へ向かって順に画像をブロック分割してブロック単位に行い、各階層の画像間の平行移動量の推定処理の結果を該階層より1つ上の階層の画像間の平行移動量の推定処理に利用し、最高階層の入力画像間の平行移動量の推定処理の結果から透視変換に対応する変形パラメータを推定する推定手段と、前記推定手段により推定された変形パラメータを用い透視変換に基づく変形を入力画像に施して合成する合成手段とを有することを特徴とする画像合成処理装置である。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明に係る画像合成処理装置であって、前記推定手段は、ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の推定した平行移動量を、高い階層ほど自由度の高い変形モデルによる近似式で近似し、最低階層以外の各階層の画像間の平行移動量の推定を、その1つ下の階層の画像間の平行移動量の近似式で計算される位置を中心とした所定の範囲に関して行うことを特徴とする画像合成処理装置である。
【0014】
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の発明に係る画像合成処理装置であって、前記推定手段は、変形パラメータの推定に線形最小2乗法を利用することを特徴とする画像合成処理装置である。
【0015】
請求項10記載の発明は、請求項7,8又は9記載の発明に係る画像合成処理装置であって、前記推定手段は、平行移動量の推定に画像間の相関係数を利用することを特徴とする画像合成処理装置である。
【0016】
請求項11記載の発明は、請求項7乃至10のいずれか1項記載の発明に係る画像合成処理装置であって、前記縮小処理手段は、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法を選択できることを特徴とする画像合成処理装置である。
【0017】
請求項12記載の発明は、請求項7乃至10のいずれか1項記載の発明に係る画像合成処理装置であって、前記縮小処理手段は、入力画像の画素値分布に基づいて画像の種類を推定し、推定した画像の種類が「白地に黒線が描かれた画像」又は「黒地に白線が描かれた画像」の場合に、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法をそれぞれ選択することを特徴とする画像合成処理装置である。
【0018】
請求項13記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項記載の発明に係る画像合成処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能記録媒体である。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による画像合成処理のフローチャートである。ここでは、この画像合成処理が、例えば図2に簡略化して示すような構成のコンピュータ上でソフトウェアにより実現されるものとして説明する。図2において、100はCPU、101はメモリ、102はディスプレイ、103はマウス等のポインティングデバイス、104はフロッピーディスクやCD−ROM等の記録媒体105の読み書きのためのドライブ、106はハードディスク等の補助記憶装置、107は外部インターフェース、109はシステムバスである。図1に示す画像合成処理の各処理ステップを実行させるためのプログラム110は、例えば、それらが記録されたフロッピーディスクやCD−ROM等の記録媒体105よりドライブ104を介してメモリ101に読み込まれて実行され、あるいは、プログラム110は補助記憶装置106に保存され、処理実行時に補助記憶装置106からメモリ101に読み込まれる。
【0020】
以下、図1に示す各処理ステップについて順に説明する。まずステップS1において、一つの対象物をフォーカス位置を変えて撮影した複数枚の画像データを入力する。具体的には、例えば、外部インターフェース107に接続されたデジタルカメラやイメージスキャナ等の画像入力装置108から、あるいは、フロッピーディスクなどの記録媒体105から、合成処理の対象となるデジタル画像データが入力される。ここでは、説明を簡単にするため、2枚のグレースケール画像データが入力されるものとして説明する。ただし、カラー画像に対しても、各コンポーネントのプレーンまたは輝度データに対して、同様の処理をすることができる。
【0021】
ラスター画像データを扱う画像処理では、処理時間の短縮等を目的として、元の画像データから複数段階の縮小画像データを作り、図3に模式的に示すような、いわゆるピラミッド型データ構造を利用する方法がよく利用される。本発明においても、画像間の平行移動量の推定を効率的に行うために、ピラミッド型データ構造を利用する。図3において、第1層の画像200は入力画像、第2層の画像201は入力画像を例えば縦横1/2に縮小した画像、第3層の画像202は第2層の画像201を例えば縦横1/2に縮小した画像である。
【0022】
このような画像の縮小処理の方法としては、縮小画像の各画素の画素値として、その画素に対応した元画像の2×2画素領域の画素値の平均値を用い、縦横1/2に縮小した画像を生成する方法が知られている。しかし、紙やホワイトボードなどの平面的な撮影対象では、通常、白い背景に黒い線で文字や図形が描かれており、暗い部分は面積としてごく小さい。そのような対象の画像を2×2画素の平均値をとる方法で縮小すると、面積の小さい暗い部分がぼけてしまい、縮小画像上では位置合わせの手がかりとなる濃淡変化が失われてしまう。このような撮影対象の画像に対しては、2×2画素領域中の最も暗い画素値を1/2縮小画像の画素値として用いるほうが、縮小によるぼけが低減し好ましい。他方、黒を背景にして白い線が描かれたような画像の場合、例えば撮影対象が黒板のような場合には、2×2画素領域中の最も明るい画素値を1/2縮小画像の画素値として用いるほうが、白い線のつぶれが起きにくく好ましい。このような画像(撮影対象)の種類に応じた縮小方法の選択は、人の判断によって行うことも可能であるが、画像データから自動的に画像(撮影対象)の種類を判別して縮小方法を決定するほうが一般に望ましい。
【0023】
白地に黒線が描かれた画像、黒地に白線が描かれた画像、その他の画像の典型的な画素値ヒストグラムを図4に示す。ホワイトボードを撮影した画像のような白地に黒線が描かれた画像では、図4の(a)に示すように、白地に対応した画素値の大きい(明るい)領域にピークを持ち、黒線に対応した画素値の小さい(暗い)領域の頻度は低い。黒板を撮影した画像のような黒地に白線が描かれた画像では、図4の(b)に示すように、白地に黒線が描かれた画像とちょうど逆の分布となる。その他の一般的な画像では、図4の(c)に示すように、頻度のピークは中央付近になることが多い。
【0024】
ステップS2においては、そのような画素値分布の違いから、入力画像が、白地に黒線が描かれた画像、黒地に白線が描かれた画像、その他の一般画像のいずれであるか推定し、推定した画像の種類に応じて縮小方法を決定する。具体的には、例えば図5のフローチャートに示すように、入力画像の画素値の平均値、最大値及び最小値を測定し(ステップS10)、[(最大値−平均値)−(平均値−最小値)]を計算する(ステップS11)。そして、この計算値と、第1の閾値Th1(画素値が0〜255の256階調の場合、例えばTh1=128)及び第2の閾値Th2(画素値が0〜255の256階調の場合、例えばTh2=−128)との比較判定により画像の種類を推定する(ステップS12)。計算値が閾値Th1より大きいときには「黒地に白線が描かれた画像」と推定し、2×2画素領域内の最大の画素値(最も明るい画素値)を縮小画像の画素値とする縮小方法を選択し(ステップS13)、計算値が閾値Th2より小さいときには「白地に黒線が描かれた画像」であると推定し、2×2画素領域内の最小の画素値(最も暗い画素値)を縮小画像の画素値とする縮小方法を選択し(ステップS14)、計算値が上記条件のいずれにも該当しないときには「その他の一般画像」と推定し、2×2画素領域内の平均画素値を縮小画像の画素値とする縮小方法を選択する(ステップS15)。
【0025】
図1に戻って説明を続ける。ステップS3において、前ステップS2で決定された縮小方法によって入力画像の縮小画像を生成し、ピラミッド型データ構造を構築する。上に述べたような画像の種類に応じた縮小方法が用いられるため、ホワイトボードや黒板を撮影した画像が入力された場合でも、位置合わせの手がかりとなる濃淡変化が保存されたピラミッド型データ構造を得られる。
【0026】
ここでは、入力画像データを第1階層、入力画像データを縦横1/2に縮小した画像を第2階層とする、2階層のデータ構造を作成して利用するものとして説明する。しかし、例えば、1/2画像を同じ縮小方法で縦横1/2に縮小した画像も含む3階層データ構造、同様の4階層以上のデータ構造を作成してもよい。また、ここでは縮小率を縦横1/2としたが、これに限るものではない。例えば、入力画像の種類に応じて、元の画像のn×n画素領域内の最大画素値、最小画素値又は平均画素値を、縮小画像の対応した1画素の画素値とした、縦横1/n縮小画像を生成するようにしてもよい(ただし、nは3以上の自然数)。縦方向と横方向の圧縮率を異ならせることも可能である。
【0027】
次のステップS4において、ピラミッド型データ構造の第2階層の画像データ、すなわち2枚の入力画像の1/2縮小画像データを使い、2枚の入力画像の相対的な平行移動量を粗く推定する。具体的には、2枚の縮小画像を全体として相対的に平行移動させながら、画素値の正規化相関係数を求める。1枚目の縮小画像の位置(i,j)の画素値をI01(i,j)、2枚目の縮小画像の位置(i,j)の画素値をI02(i,j)とすると、2枚の縮小画像を(x,y)だけずらした時の相関係数は次式で求められる。
【0028】
【数2】
Figure 0003867883
ただし、総和(k,l)は、I01(k,l)とI02(k−x,l−y)が共に画像範囲内にある部分をとる。
【0029】
この相関係数C(x,y)が最大値をとる位置(x,y)を求め、これを(x0,y0)とする。1枚目の画像の位置を基準として、2枚目の画像を変形するものとすると、1枚目の画像上の画素位置(i,j)に映っている対象物が2枚目の画像上では位置(f(i,j),g(i,j))に存在するような位置変換関数(f,g)を考えると、この位置変換関数(f,g)の近似として、
【数3】
Figure 0003867883
が得られた。すなわち、ここでは平行移動のみの変形モデルにより平行移動量を近似したわけである。
【0030】
このようにして推定された位置変換関数に基づいて、1つ上の階層の画像データを用いて、より詳細な位置変換関数を推定する。すなわち、次のステップS5において、第1階層画像データ、すなわち入力画像データをブロック分割し、ブロック毎に、前記(3)式で計算される平行移動位置を中心とした所定の探索範囲について、画像間の平行移動量の推定を行い、さらに、推定した各ブロックの平行移動量を透視変換による移動とみなして多項式近似することにより、一方の画像を基準とした他方の画像の変形パラメータを推定する。
【0031】
具体的に説明する。まず、2枚の入力画像データを例えば16×16画素のブロックに分割する。そして、輝度変化のある各ブロック毎に、2枚の入力画像を相対的に移動させながら前記(2)式と同様の計算によって画素値の相関係数を求める。この際、総和(k,l)はブロック内でとり、また相関係数が最大化する位置を探索する範囲は、前記(3)式で計算される画像全体の相関係数が最大化する位置を中心とした、±8画素の範囲とする。ただし、前ステップで求めた(x0,y0)は1/2縮小画像上での位置であるので、それを2倍した(2x0,2y0)を代わりに用いる。そして、各ブロックについて、相関係数を最大化する位置(x,y)を求め記憶する。ここでは、第Nブロックについて相関係数を最大化する位置を(xshiftN,yshiftN)と表す。
【0032】
次に、ブロック毎の平行移動量を、全体として多項式近似する。すなわち、1枚目の入力画像上の第Nブロックの中心位置を(pN,qN)とすると、推定された各ブロックのマッチング位置は、透視変換の前記(1)式より、
【数4】
Figure 0003867883
と近似できる。しかし、(4)式は、パラメータc0〜c7について非線形な近似式であるため、最小2乗近似のためには複雑な反復演算が必要になる。
【0033】
本発明においては、推定の高速化を図るため線形最小2乗法を利用する。すなわち、上記(4)式の左右両辺を等しいと考え、分母(c6pN+c7qN+1)を移項し整理した次の近似式を用い、パラメータc0〜c7の最小2乗解を求める。
【0034】
【数5】
Figure 0003867883
この(5)式は、pNxshiftN,qNxshiftN,pNyshiftN,及びqNyshiftNを測定値と考えれば、パラメータc0〜c7に関して線形な近似式であるから、一般的な行列演算によって最小2乗解を簡単に求めることができる。この最小2乗解は、次のステップS6において、1枚目の入力画像を基準とした2枚目の入力画像の変形パラメータとして利用される。
【0035】
ここでは、2階層のピラミッド型データ構造、すなわち入力画像データと、その1/2縮小画像データを利用したが、より多階層のデータ構造を利用することも可能である。例えば、入力画像データ(第1階層)、入力画像データの1/2縮小画像データ(第2階層)、その1/2縮小画像データ(第3階層)からなる3階層のピラミッド型データ構造を利用する場合を考える。この場合、最も低いピラミッド階層である第3階層の縮小画像データを利用し、ステップS4の処理と同様に画像全体の平行移動量を求め、それを最も自由度の小さい平行移動モデルによる近似式を用いて近似する。次に、ステップS5と同様にして、1つ上の階層である第2階層の縮小画像データを利用しブロック毎の平行移動量を推定するが、この推定は、第3階層の平行移動量の近似式で計算される位置を中心とした所定の探索範囲に関して行う。そして、第2階層で推定したブロック毎の平行移動量を全体として近似するが、この近似には、より自由度の高い変形モデルによる近似式、例えば回転及び拡縮を含む剛体変換による下記(6)式や、アフィン変換による下記(7)式を用いる。両式の変形パラメータは、(5)式の場合と同様に求めることができる。そして最も高い階層の入力画像データについて、ステップS5と同様のブロック毎の平行移動量の推定を行うが、この推定は、(6)式又は(7)式により計算される位置を中心とした所定の探索範囲について行う。そして、ブロック毎の移動量を全体として(5)式により近似し、透視変換に対応した変形パラメータを推定する。
【0036】
【数6】
Figure 0003867883
【数7】
Figure 0003867883
【0037】
さらに、4階層のデータ構造を利用し、第3階層で前記(6)式を用い、第2階層で前記(7)式を用いるようにしてもよい。
【0038】
以上に述べたように、ピラミッド型データ構造を利用し、高いピラミッド階層ほど自由度の高い変形モデルによる近似式を用いて平行移動量を近似する方法によれば、高速かつ安定な、変形パラメータの推定が可能である。
【0039】
ステップS6において、以上のようにして推定された変形パラメータを使って、一方の入力画像に透視変換に基づく変形を施すことにより、2つの入力画像の貼り合わせ合成を行う。合成画像上の、複数の入力画像が対応する画素位置の画素値としては、いずれか一方の入力画像の画素値を採用するか、あるいは、画像の縁に近づくほど小さくなる重みを用いて両方の入力画像の画素値の加重和を採用すればよい。後者の加重和を採用する方法によれば、画像のつなぎ合わせ部分がより滑らかになる。このようにして得られた合成画像データは、次のステップS7において、例えば、補助記憶装置106やフロッピーディスク等の記録媒体105、あるいは、ディスプレイ102や外部インターフェース107により接続された他の出力装置へ出力される。
【0040】
本発明の別の実施の形態によれば、図1に関連して説明した画像合成処理のための機能が、撮像素子によって被写体のデジタル画像データを得る撮像装置、例えばデジタルカメラやイメージスキャナに実装される。
【0041】
図6は、そのようなデジタルカメラの一例の概略ブロック図である。図6において、300は不図示の光学系を介して光像が結像される、撮像素子としてのCCDイメージセンサ、301はCCDイメージセンサ300から出力されるアナログ画像信号の増幅やデジタル信号への変換等を行う信号回路部、302は画像データ等の記憶のためのデータメモリ、303はデジタル画像データの圧縮/伸長やビデオ信号への変換等を行うデジタル信号プロセッサ、304は液晶ディスプレイパネル等を用いたモニタディスプレイである。306はマイクロコンピュータであり、CPU310やROM311、RAM312等からなる。307はユーザがマイクロコンピュータ306へ各種指示を入力するための操作部である。
【0042】
操作部307の撮影ボタンが押されない状態では、デジタル信号プロセッサ303は、信号回路部301から連続的に入力するデジタル画像データをビデオ信号に変換してモニタディスプレイ304に出力するため、ユーザはカメラ視野内のシーンをモニタディスプレイ304で監視することができる。ユーザが操作部307上の撮影ボタンを押すと、マイクロコンピュータ306の制御により、信号回路部301より出力される画像1枚分のデジタル画像データがデータメモリ302に一時的に保存される。次に、この画像データがデジタル信号プロセッサ303へ転送され、必要な階調補正等が施された後に圧縮される。得られた圧縮画像データはデータメモリ302へ転送され保存される。外部のパソコン等への画像データ出力が操作部307より指示されると、マイクロコンピュータ306の制御により、データメモリ302内の圧縮画像データがデジタル信号プロセッサ303へ転送されて伸長される。伸長された画像データは再びデータメモリ302に書き込まれる。そして、この画像データがマイクロプロセッサ306の制御により外部のパソコン等へ転送される。このようなデジタルカメラ内部の一般的な制御は、ROM311に格納されたプログラムに従って遂行される。
【0043】
ここに示すデジタルカメラにおいては、図1に関連して説明した画像合成処理のための各ステップのための手段がソフトウェアにより実装される。すなわち、図1に関連して説明した各処理ステップをマイクロコンピュータ306に実行させるためのプログラム320がROM511に格納されている。
【0044】
ユーザは、予め分割撮影した画像の合成処理を操作部507の操作により指示することができる。ここでは、説明を簡単にするため、2枚のグレースケール画像を合成するものとして説明する。この画像合成処理の指示が入力されると、マイクロコンピュータ306は、プログラム320に従って図1に示した画像合成処理の各ステップを順次実行する。
【0045】
マイクロコンピュータ306は、まずステップS1を実行する。具体的には、データメモリ302上の合成すべき1枚目の画像の圧縮画像データをデジタル信号プロセッサ303へ転送して伸長させ、伸長された画像データをデータメモリ302に格納させ、続いて、2枚目の画像の圧縮画像データをデジタル信号プロセッサ303へ転送して伸長させ、伸長された画像データをデータメモリ302に格納させる。なお、分割撮影の場合に、非圧縮の画像データをデータメモリ302上に保存させるようにしてもよい。この場合は、分割撮影の段階で、実質的に合成すべき画像データの入力が完了することになる。
【0046】
次に、マイクロコンピュータ506はステップS2を実行する。すなわち、データメモリ302上の1枚目又は2枚目の画像データを参照し、前述のように画像上の画素値の最大値、最小値及び平均値を求め、それらの値を用いて画像の種類を判別し、画像種類に対応した縮小方法を決定する。ステップS3に進み、前ステップで決定した縮小方法に従って、1枚目の画像データ及び2枚目の画像データの縮小処理を行う。生成された縮小画像データは、例えば内部RAM311に一時的に保存される。次にマイクロコンピュータ306は、縮小画像データを用いた画像間の平行移動量の推定処理、すなわちステップS4を実行する。ステップS5に進み、前ステップで推定された平行移動量を利用し、データメモリ302上の画像データのブロック毎の平行移動量を推定し、前述の線形最小2乗近似により、1枚目の画像を基準とした、2枚目の画像の透視変換に対応する変形パラメータを推定する。そしてステップS6に進み、推定された透視変換パラメータを利用して2枚目の画像データを変形して2枚の画像データを合成する。次にステップS7へ進み、データメモリ302に得られた合成画像データをデジタル信号プロセッサ303へ転送させて圧縮を行わせ、合成画像の圧縮データをデータメモリ302に保存させる。この際、デジタル信号プロセッサ303より合成画像の映像信号がモニタディスプレイ304へ送られ、ユーザは合成画像を確認することができる。合成画像を外部のパソコン等へ出力させたい場合には、ユーザはその旨の指示を操作部307より入力する。この指示が入力された場合、マイクロコンピュータ306はデータメモリ302内の合成画像の圧縮データをデジタル信号プロセッサ303へ転送して伸長させ、伸長された合成画像データを再びデータメモリ302に格納させ、次にその合成画像データを外部のパソコン等へ転送する。
【0047】
なお、画像合成処理のためのステップS2〜S6をすべてマイクロコンピュータ306上で実行するものとして説明したが、それに限られるものではない。例えば、ステップS2の処理に関しては、デジタル信号プロセッサ303において、圧縮画像データの伸長処理の際に各画像の画素値の最大値、最小値及び平均値の測定を実行させ、それらの値に基づいた画像の種類の判別と縮小方法の決定だけをマイクロコンピュータ306で行う構成も可能である。また、ステップS3の縮小処理も、デジタル信号プロセッサ303で実行させることも可能である。また、個々の撮影画像や合成画像のデータが圧縮データとしてデータメモリ302に保存されるものとして説明したが、データメモリメモリ302の記憶容量に余裕がある場合には、それらの画像を非圧縮画像データとしてデータメモリ302に保存させることも可能である。この場合、画像合成処理過程における圧縮画像データの伸長のための処理は不要となる。また、合成画像等は伸長された画像データとして外部のパソコン等に出力されるものとして説明したが、圧縮データとして外部に出力させることも当然に可能である。さらに、デジタルカメラの内部の全体的構成も、図5に示した構成に限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】
以上に詳述した如く、請求項1乃至12の各項記載の発明によれば、一般的なカメラによって任意のカメラ位置、方向で撮影した画像なども、ずれのない高精度な画像合成が可能になる。請求項3,9記載の発明によれば、透視変換に対応した変形パラメータの推定のたの処理時間を短縮できる。請求項4,10記載の発明によれば、画像撮影時の露出条件の違いや周辺光量低下などの影響を回避できる。請求項1,7記載の発明によれば、平行移動量の推定を効率的に行うことができる。請求項2,8記載の発明によれば、高速かつ安定な変形パラメータの推定が可能になる。請求項5,6,11,12記載の発明によれば、ホワイトボードの画像や黒板などの画像が入力された場合に、適切な縮小方法を選択することにより、位置合わせの手がかりとなる濃淡変換を保存したピラミッド型データ構造を構築することができ、請求項6,12記載の発明によれば、そのような適切な縮小方法の選択を自動的に行うことが可能である。また、請求項13記載の発明によれば、請求項1乃至6の各項記載の発明を利用して容易に実施することができる、等々の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像合成処理のフローチャートである。
【図2】 本発明をソフトウェアにより実施するためのコンピュータの一例を示すブロック図である。
【図3】 ピラミッド型データ構造の説明図である。
【図4】 白地に黒線が描かれた画像、黒地に白線が描かれた画像、その他の一般的な画像の典型的な画素値ヒストグラムを示す図である。
【図5】 図1のステップS2における処理の具体例を示すフローチャートである。
【図6】 本発明によるデジタルカメラの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 CPU
101 メモリ
102 ディスプレイ
104 ドライブ
105 記録媒体
106 補助記憶装置
107 外部インターフェース
108 画像入力装置
110 画像合成処理のためのプログラム
300 CCDイメージセンサ
301 信号回路部
302 データメモリ
303 デジタル信号プロセッサ
304 モニタディスプレイ
306 マイクロコンピュータ
307 操作部
310 CPU
311 ROM
312 RAM
320 画像合成処理のためのプログラム

Claims (13)

  1. 合成すべき複数の入力画像のそれぞれについて、入力画像とその縮小画像から構成される、入力画像を最高階層とする2階層以上のピラミッド型データ構造を構築する縮小処理ステップと、
    前記縮小処理ステップにより構築された前記複数の入力画像に対応する各ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の平行移動量を推定する処理を最低階層から最高階層へ向かって順に画像をブロック分割してブロック単位に行い、各階層の画像間の平行移動量の推定処理の結果を該階層より1つ上の階層の画像間の平行移動量の推定処理に利用し、最高階層の入力画像間の平行移動量の推定処理の結果から透視変換に対応する変形パラメータを推定する推定ステップと、
    前記推定ステップにより推定された変形パラメータを用い透視変換に基づく変形を入力画像に施して合成する合成ステップとを有することを特徴とする画像合成処理方法。
  2. 前記推定ステップにおいて、ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の推定した平行移動量を、高い階層ほど自由度の高い変形モデルによる近似式で近似し、最低階層以外の各階層の画像間の平行移動量の推定を、その1つ下の階層の画像間の平行移動量の近似式で計算される位置を中心とした所定の範囲に関して行うことを特徴とする請求項1に記載の画像合成処理方法。
  3. 前記推定ステップにおいて、変形パラメータの推定に線形最小2乗法を利用することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像合成処理方法。
  4. 前記推定ステップにおいて、平行移動量の推定に画像間の相関係数を利用することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の画像合成処理方法。
  5. 前記縮小処理ステップにおいて、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法を選択できることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像合成処理方法。
  6. 前記縮小処理ステップにおいて、入力画像の画素値分布に基づいて画像の種類を推定し、推定した画像の種類が「白地に黒線が描かれた画像」又は「黒地に白線が描かれた画像」の場合に、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法をそれぞれ選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像合成処理方法。
  7. 合成すべき複数の入力画像のそれぞれについて、入力画像とその縮小画像から構成される、入力画像を最高階層とする2階層以上のピラミッド型データ構造を構築する縮小処理手段と、
    前記縮小処理手段により構築された前記複数の入力画像に対応する各ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の平行移動量を推定する処理を最低階層から最高階層へ向かって順に画像をブロック分割してブロック単位に行い、各階層の画像間の平行移動量の推定処理の結果を該階層より1つ上の階層の画像間の平行移動量の推定処理に利用し、最高階層の入力画像間の平行移動量の推定処理の結果から透視変換に対応する変形パラメータを推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された変形パラメータを用い透視変換に基づく変形を入力画像に施して合成する合成手段とを有することを特徴とする画像合成処理装置。
  8. 前記推定手段は、ピラミッド型データ構造の各階層の画像間の推定した平行移動量を、高い階層ほど自由度の高い変形モデルによる近似式で近似し、最低階層以外の各階層の画像間の平行移動量の推定を、その1つ下の階層の画像間の平行移動量の近似式で計算される位置を中心とした所定の範囲に関して行うことを特徴とする請求項7に記載の画像合成処理装置。
  9. 前記推定手段は、変形パラメータの推定に線形最小2乗法を利用することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像合成処理装置。
  10. 前記推定手段は、平行移動量の推定に画像間の相関係数を利用することを特徴とする請求項7,8又は9に記載の画像合成処理装置。
  11. 前記縮小処理手段は、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法を選択できることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像合成処理装置。
  12. 前記縮小処理手段は、入力画像の画素値分布に基づいて画像の種類を推定し、推定した画像の種類が「白地に黒線が描かれた画像」又は「黒地に白線が描かれた画像」の場合に、縮小画像の各画素の画素値として、該各画素に対応する元画像の小領域内の画素値の最小値又は最大値を用いる縮小方法をそれぞれ選択することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像合成処理装置。
  13. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像合成処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能記録媒体。
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