JP3866533B2 - ファイル管理システムおよび方法、プログラム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、UNIXをオペレーティングシステムとするシステムのように、ファイル作成中に当該ファイルを参照可能であるシステムに適用されるファイル管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
外部システムへのデータ配信を行うシステムでは、一般的なファイル転送プロトコルであるftp(File Transfer Protocol)を利用することが多い。ftpでは、リモートファイルの排他制御を行わないため、転送ファイル名を知っていれば、受信者が送信途中のその転送ファイルにアクセスすることが可能である。
【0003】
図2は、従来のファイル管理システムの構成を示すブロック図である。図2に示すように、従来のファイル管理システムは、データ配信システム110と、各利用者(ユーザ)がそれぞれ利用する利用者端末20、30とを備えている。
【0004】
データ配信システム110は、データ配信業者であるA社によって運営されていて、利用者端末20、30からインターネット等のネットワーク(不図示)を介してアクセス可能なシステムである。データ配信システム110は、業務サーバ111を備えており、業務サーバ111は、ファイル作成機能部112を備えている。また、業務サーバ111のオペレーティングシステム(OS)はUNIXであるため、ftpサーバ113が標準実装されている。ファイル作成機能部112は、配信対象となるデータファイルを作成する。データ配信システム110の利用者端末20、30のOSは、ftpクライアント14を実装したOSであり、利用者端末20、30は、ftpのgetコマンドによって業務サーバ11のデータファイルを受信したうえで、そのデータファイルを参照することができる。
【0005】
このようなftpを用いたシステムでは、一般的に、ftpは、リモートファイルの排他制御を行わない。したがって、図2に示すように、‘A’という名前のデータファイルがファイル作成機能部112によって作成中であっても、利用者端末20、30は、業務サーバ111にアクセスして、作成中のデータファイル‘A’を参照することができてしまうという問題がある。
【0006】
このようなファイルの排他制御の問題は、UNIX上で動作するシェルやタスク間でも発生する。つまり、UNIXのシステムでは、先に起動されるべき処理が、各処理間のUNIX形式ファイルに完全に書きこみを行っていない状態であっても、後に起動されるべき処理が書き込み中のファイルを参照することができてしまう。
【0007】
上述のような問題を解決するために、予め、業務サーバ111において、データファイルにそのデータファイルのサイズを書き込んでおいたり、データファイルの終端にファイル終端サインを書き込んでおいたりして、サイズが合わないファイル、ファイル終端サインのないファイルは参照しないようにして、ファイルの排他制御を実現する方法がある。
【0008】
しかし、これらの方法を用いた場合には、業務サーバ111においてデータファイルの加工が必要となり、利用者端末20、30においてデータファイルのチェックを行う必要が生じる。そのため、システムが複数の利用者端末にデータ配信を行う場合には、その配信先毎に上述のデータファイルの加工とチェックの処理が必要となり、システムの処理負荷が増大してしまうという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、ftpでファイルの送受信を行うシステムや、UNIXのシステムでは、ファイルの排他制御を行なうとすると、ファイルを加工する処理やファイルのチェック処理が新たに必要となり、システムの処理負荷が増大してしまうという問題があった。
【0010】
本発明は、システムの処理負荷を増大させることなく、ファイルの排他制御を行うことができるファイル管理システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、ファイル名を指定することによってファイルを参照するデータ参照手段と、前記ファイルを作成するファイル作成手段とを備えるファイル管理システムにおいて、
前記ファイル作成手段は、前記ファイル参照手段の指定ファイル名とは別のファイル名でファイルを作成し、前記ファイルの作成完了後に、前記ファイルにリンクし前記指定ファイル名を有するシンボリックリンクファイルを作成することを特徴とする。
【0012】
本発明のファイル管理システムでは、参照するファイル名とは別のファイル名でファイルを作成し、そのファイル作成後にそのファイルとリンクするシンボリックリンクファイルを作成する。こうすることによって、ファイル参照手段は、作成中のファイルを参照することができなくなり、ファイルの排他制御を実現することができる。したがって、本発明のファイル管理システムでは、ファイルを加工する処理や、ファイルのチェック処理などの処理負荷が増大する処理を行う必要がなくなるため、システムの処理負荷を増大させることなく、データファイルの排他制御を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態のファイル管理システムを図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態のファイル管理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のファイル管理システムは、データ配信システム110の代わりに、データ配信システム10を備えている点が、図2に示す従来のファイル管理システムと異なっている。
【0014】
データ配信システム10は、データ配信業者であるA社によって運営されていて、利用者端末20、30からアクセス可能なシステムである。データ配信システム10は、業務サーバ11を備えており、業務サーバ11は、ファイル作成機能部12を備えている。また、業務サーバ11のオペレーティングシステム(OS)はUNIXであるため、ftpサーバ13が標準実装されている。ファイル作成機能部12は、配信対象となるデータファイルを利用者端末20、30が指定する指定ファイル名とは別のファイル名で作成し、このデータファイルの作成を完了した後に、当該データファイルへのシンボリックリンクファイルを、利用者端末20、30が指定する指定ファイル名で作成する。
【0015】
次に、本実施形態のファイル管理システムの動作について説明する。図1に示すように、まず、ファイル作成機能部12が、配信対象となるデータファイルを‘B’というファイル名で作成する(▲1▼)。この時点では、業務サーバ11に‘A’という名前のファイルは存在していない。この状態で、利用者端末20および、利用者端末30から、データ配信システム10にアクセスし、ftpのgetコマンドによって業務サーバ11上の‘A’という名前のファイルを受信しようと試みても、業務サーバ11上に‘A’という名前のファイルは存在しないため、利用者端末20、30ともに‘A’という名前のファイルを受信することはできない。
【0016】
次に、ファイル作成機能12は、‘B’という名前のファイルの作成が完了した後、‘B’という名前のファイルに対するシンボリックリンクファイルを‘A’という名前で作成する。この時点で、業務サーバ11上に‘A’という名前のファイルが存在することになる。この状態で、利用者端末20および、利用者端末30からデータ配信システム10にアクセスし、ftpのgetコマンドによって業務サーバ11上の‘A’という名前のファイルの受信を試みた場合には、、利用者端末20、30は、シンボリックリンクファイル‘A’を介して、データファイル‘B’を受信することができる。
【0017】
以上述べたように、本実施形態のファイル管理システムは、参照するファイル名と別の名前でファイルを作成し、そのファイル作成後にそのファイルとリンクするシンボリックリンクファイルを作成する。こうすることによって、利用者端末20、30は作成中のファイルに参照することができなくなり、ファイルの排他制御を実現することができる。したがって、本実施形態のファイル管理システムでは、ファイルを加工する処理や、ファイルのチェック処理などの処理負荷が増大する処理を行う必要がなくなるため、システムの処理負荷を増大させることなく、データファイルの排他制御を行うことができる。
【0018】
特に、本実施形態のファイル管理システムでは、利用者端末20、30には、ファイルチェック処理等の新たな処理が付加されていないため、利用者側の処理負荷は従来のままとなる。
【0019】
なお、本実施形態のファイル管理システムでは、端末間におけるファイルの排他制御を行うものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、UNIX上で動作する各処理間におけるUNIX形式ファイルの排他制御にも適用することができる。例えば、UNIX上で動作する処理が、他の処理の参照対象であるUNIX形式ファイルを作成する場合には、そのUNIX形式ファイルを他の処理が参照する名前とは別の名前で作成し、そのUNIX形式ファイルの作成が完了した後に、他の処理が参照する名前を有し、そのUNIX形式ファイルとリンクするシンボリックリンクファイルを作成する。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のファイル管理システムでは、参照するファイル名と別の名前でファイルを作成し、そのファイル作成後にそのファイルとリンクするシンボリックリンクファイルを作成する。こうすることによって、ファイル参照手段は作成中のファイルに参照することができなくなり、ファイルの排他制御を実現することができる。したがって、本発明のファイル管理システムでは、ファイルを加工する処理や、ファイルのチェック処理などの処理負荷が増大する処理を行う必要がなくなるため、システムの処理負荷を増大させることなく、データファイルの排他制御を行うことができる。
【0021】
特に、ファイル参照手段が、ユーザによって利用される利用者端末である場合には、利用者端末には、ファイルチェック処理等の新たな処理が付加されていないため、利用者側の処理負荷は従来のままとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のファイル管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】従来のファイル管理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、110 データ配信システム
11、111 業務サーバ
12、112 ファイル作成機能部
13 ftpサーバ
14 ftpクライアント
20、30 利用者端末

Claims (6)

  1. ファイル名を指定することによってファイルを参照するデータ参照手段と、前記ファイルを作成するファイル作成手段とを備えるファイル管理システムにおいて、
    前記ファイル作成手段は、前記ファイル参照手段の指定ファイル名とは別のファイル名でファイルを作成し、前記ファイルの作成完了後に、前記ファイルにリンクし前記指定ファイル名を有するシンボリックリンクファイルを作成することを特徴とするファイル管理システム。
  2. 前記ファイル参照手段は、ftpのgetコマンドによって前記ファイルを受信したうえで、前記ファイルを参照する請求項1記載のファイル管理システム。
  3. ファイル名を指定することによって参照されるファイルを管理するファイル管理方法において、
    前記ファイルを参照するときの指定ファイル名とは別のファイル名でファイルを作成するステップと、
    前記ファイルの作成完了後に、前記ファイルにリンクし前記指定ファイル名を有するシンボリックリンクファイルを作成するステップとを有することを特徴とするファイル管理方法
  4. 前記ファイルを参照する際には、ftpのgetコマンドによって前記ファイルを受信したうえで、前記ファイルを参照するステップをさらに有する請求項3記載のファイル管理方法
  5. ファイル名を指定することによって参照されるファイルを管理する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記ファイルを参照するときの指定ファイル名とは別のファイル名でファイルを作成する処理と、
    前記ファイルの作成完了後に、前記ファイルにリンクし前記指定ファイル名を有するシンボリックリンクファイルを作成する処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 前記ファイルを参照する際には、ftpのgetコマンドによって前記ファイルを受信したうえで、前記ファイルを参照する処理をコンピュータに実行させるための請求項5記載のプログラム。
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