JP3865168B2

JP3865168B2 - Strut mounting structure

Info

Publication number: JP3865168B2
Application number: JP30652097A
Authority: JP
Inventors: 良武石井
Original assignee: Suzuki Motor Co Ltd
Current assignee: Suzuki Motor Co Ltd
Priority date: 1997-10-21
Filing date: 1997-10-21
Publication date: 2007-01-10
Anticipated expiration: 2017-10-21
Also published as: JPH11115809A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明はストラット取付構造に係り、特にストラットサポートに、車体側取付部とタワーバー取付部とを夫々異なる位置に設け、ストラットサポートによってゆるみと強度負担とを減少させることができ、締結部位の安全率を増加し得るストラット取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
車両においては、車体フレームと車軸との間に緩衝機構を備えたサスペンション装置が設けられている。緩衝機構には、ダンパシリンダとダンパロッドとを有するストラットがある。
【０００３】
このストラットとは、ロアコントロールアームの外端にショックアブソーバの下端をピボットし、ショックアブソーバに直接車輪支持部材を取り付け、キングピンを兼ねさせたものであり、ショックアブソーバの上端は車体側に揺動可能にマウントされている。
【０００４】
また、ストラット取付構造としては、特開平８−１５６８２６号公報に開示されるものがある。この公報に開示されるストラットバー取付構造は、サスペンションとストラットバーをシャーシーフレームのストラットタワーに取付けるようにしたストラットバー取付構造において、サスペンション取付用座面とストラットバー取付用座面をもったストラットバーステーを形成し、ステーのサスペンション取付用座面をサスペンションとともにストラットタワーに共締め固定した後、ストラットバー取付用座面にストラットバーを固定し、モノコック構造の車両の場合でも、サスペンションのシャーシーフレームに固定しているナットを再び取り外すことなく、ストラットバーを容易に取付けることができるようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のストラット取付構造において、例えばストラットタイプの自動車のフロント（「ＦＷＤ」ともいう）用のサスペンションを、以下に開示する。
【０００６】
図５〜図７に示す如く、ストラット１０２は、下端側をボルト１０８によってナックル１０６に締結し、上端側においては、ストラットサポート１１２を介して図示しないアッパボディのサイドエプロン１２０から突出しているシャシーフレーム１１４のマウントステイ１１６に取り付けられている。なお符号１０２−１はストラットのダンパシリンダ、１０２−２はダンパロッド、１０２−３はダンパロッド１０２−３の先端側のシート、１０２−９はブーツである。
【０００７】
このとき、マウントステイ１１６は、図８及び図９、図１１に夫々示す如く、シャシーフレーム１１４のフロント側且つ左右の両側に配設される。
【０００８】
また、前記マウントステイ１１６は、図５に示す如く、サイドエプロン１２０の開口部位からエンジンルーム１３４側に突出すべく配設される際に、図５及び図１０に示す如く、サイドエプロン１２０にカバー部１４０を設け、このカバー部１４０によって開口部位からエンジンルーム１３４内への泥水の侵入（図５の黒太矢印参照）を防止している。
【０００９】
前記ストラット１０２の上端側を、ストラットサポート１１２を介してマウントステイ１１６に取り付ける際には、図１２に示す如く、マウントステイ１１６の下側にストラットサポート１１２を位置させるとともに、マウントステイ１１６の上側にスペーサ１４２を配設し、第１固定具１４４によってストラットサポート１１２をマウントステイ１１６に固定している。
【００１０】
そして、前記スペーサ１４２上部には、図１１及び図１２に示す如く、シャシーフレーム１１４のフロント側且つ左右両側に配設されるマウントステイ１１６を連絡するタワーバー１２４を第２固定具１４６によって固定している。このとき、タワーバー１２４を固定する際には、図１２に示す如く、スペーサ１４２に設けた凸状座面１４８を利用してタワーバー１２４を固定している。このため、スペーサ１２４の凸状座面１４８がタワーバー取付部として機能している。
【００１１】
更に、前記ストラットサポート１１２は、図１３及び図１４に示す如く、筒形状に形成するとともに一方の開口部位側を外側方向に指向すべく折り返して折り返し部１５０を形成した筒部１１２Ａと、この筒部１１２Ａの他方の開口部位側に形成したフランジ部１１２Ｂとからなり、フランジ部１１２Ｂを車体（「シャシー」ともいう）側取付部として機能させている。そして、前記筒部１１２Ａ内にゴムブシュ１１２Ｃを配設するとともに、このゴムブシュ１１２Ｃ内に筒状のインナ１１２Ｄを保持させている。なお符号１２８は車体側に取り付ける際に使用されるスタッドボルトである。
【００１２】
上述した構造により、前記ストラット１０２はタイヤ１５２がストロークするときに、タイヤ１５２の位置決めとサスペンション１０４の支柱としての働き及び路面からタイヤ１５２の受ける力やスプリングによりサスペンション１０４が伸びようとする力に対して減衰力を与え、クッションとしての機能を有している。
【００１３】
しかし、上記構成の場合には、図５に示す如く、マウントステイ１１６がサイドエプロン１２０の開口部位からエンジンルーム１３４側に突出していることにより、マウントステイ１１６とストラットサポート１１２との取付箇所とシャシーフレーム１１４との距離、つまりマウントステイ１１６の高さＨ１が大きく、マウントステイ１１６が板金のプレス製品であることによって型及び行程上コストの高いものとなり、経済的に不利であるという不都合がある。
【００１４】
また、前記サイドエプロン１２０の開口部位からエンジンルーム１３４内への泥水の侵入（図５の黒太矢印参照）を防止するためにカバー部１４０を設ける必要があることにより、部品点数が増加して構成が複雑化し、製作が困難となって実用上不利であるとともに、コストが大となって経済的にも不利であるという不都合がある。
【００１５】
更に、路面からの横方向の力（「横入力」ともいう）Ｆが作用すると、図５に示す如く、ストラット１０２はＡ方向（図５の白抜き矢印参照）に倒れようとする。このとき、これに対する補強を、図１１及び図１２に示す如く、シャシーフレーム１１４のフロント側且つ左右両側に配設されるマウントステイ１１６を連絡するタワーバー１２４によって行っている。
【００１６】
しかし、図１２に示す如く、ストラットサポート１１２をマウントステイ１１６に取り付ける際に、スペーサ１４２と共締めされるとともに、このスペーサ１４２にタワーバー１２４が固定されることにより、略同一の高さ位置にてストラットサポート１１２とマウントステイ１１６とタワーバー１２４とが固定され、第１、第２固定具１４４、１４６に大なる曲げ荷重が発生し、強度上不利であるとともに、取付に際してスペーサ１４２が使用されることとにより、部品点数が増加してコストが大となり、経済的に不利であるという不都合がある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、ストラットをストラットサポートにより取り付けるストラット取付構造において、車体側へ取り付ける車体側取付部と車両の左右両側に配設される前記ストラットサポートを連絡するタワーバーを取り付けるタワーバー取付部とを有する前記ストラットサポートを設け、前記ストラットサポートは、深筒形状に形成するとともに一方の開口部位側を小径に絞って形成した筒部と、この筒部の他方の開口部位側に形成したフランジ部とからなり、前記一方の開口部位側の小径部分に筒状のインナを保持した前記ストラットが取付けられるゴムブシュを装着するとともに、前記ストラットサポートの前記一方の開口部位側にタワーバー取付部用の雌ねじ部が形成されたタワーバー取付部を形成し、前記他方の開口部位側に形成したフランジ部にスタッドボルトを取付けて車体側取付部を形成するとともに、前記ストラットサポートにより前記ストラットを車体側に取り付けしたことを特徴とする。
【００１８】
【発明の実施の形態】
上述の如く発明したことにより、の車体側取付部とタワーバー取付部とを夫々異なる位置に設けたストラットサポートによってゆるみと強度負担とを減少させ、締結部位の安全率を増加させている。
【００１９】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
【００２０】
図１〜図４は、この発明の実施例を示すものである。図１において、２はストラット、例えばフロント側のストラットである。
【００２１】
このストラット２は、下端側がサスペンション４のナックル６にボルト８にて締結されるとともに、上端側が車体１０に連絡される。
【００２２】
そして、ストラット２は、ダンパシリンダ２−１と、ダンパロッド２−２と、ダンパロッド８先端側のシート２−３と、ダンパシリンダ２−１に対して摺動自在な外筒２−４とを有している。
【００２３】
前記ストラット２の上端側においては、図１に示す如く、ストラットサポート１２を介してシャシーフレーム１４のマウントステイ１６に取り付けられている。
【００２４】
つまり、図１及び図２に示す如く、シャシーフレーム１４にマウントステイ１６の下端を装着するとともに、マウントステイ１６の上端に開口部１８を形成し、この開口部１８の周囲にて前記ストラットサポート１２を固定する。このとき、マウントステイ１６上端の開口部１８の高さ位置は、図示しないアッパボディのサイドエプロン２０の高さ位置に対して略同一高さ位置となっている。
【００２５】
そして、前記ストラットサポート１２に、車体１０側へ取り付ける車体側取付部２２とタワーバー２４を取り付けるタワーバー取付部２６とを設けるとともに、車体側取付部２２とタワーバー取付部２６とを夫々異なる位置に設ける構成とする。
【００２６】
詳述すれば、前記ストラットサポート１２は、図３及び図４に示す如く、深筒形状に形成するとともに一方の開口部位側を小径に絞って形成した筒部１２Ａと、この筒部１２Ａの他方の開口部位側に形成したフランジ部１２Ｂと、筒部１２Ａの一方の開口部位側に装着したゴムブシュ１２Ｃと、このゴムブシュ１２Ｃ内に保持される筒状のインナ１２Ｄとからなり、前記フランジ部１２Ｂに車体側取付部２２を形成するとともに、車体側取付部２２にスタッドボルト２８を設け、前記筒部１２Ａの一方の開口部位側にタワーバー取付部２６を形成するとともに、タワーバー取付部２６に雌ねじ部３０を形成するものである。
【００２７】
また、前記ストラットサポート１２は、ストラット２を車体１０に取り付ける際に、車体１０側のサイドエプロン２０に設けた開口部３２に対して、フランジ部１２Ｂ及びマウントステイ１６を略同一高さ位置に取り付ける。
【００２８】
つまり、マウントステイ１６上端の開口部１８の高さ位置を、サイドエプロン２０の高さ位置に対して略同一高さ位置に形成しており、マウントステイ１６上端の開口部１８及びサイドエプロン２０の開口部３２を下側から上側のエンジンルーム３４へストラットサポート１２の筒部１２Ａを貫通させた後、マウントステイ１６上端の開口部１８の周囲部位にフランジ部１２Ｂを接触させて固定することにより、サイドエプロン２０に設けた開口部３２やフランジ部１２Ｂ、そしてマウントステイ１６上端の開口部１８の高さ位置が略同一高さ位置となるものである。
【００２９】
なお符号Ｓは、前記サイドエプロン２０に設けた開口部３２とマウントステイ１６上端との間に形成される微小な間隙である。
【００３０】
次に、この実施例の作用を説明する。
【００３１】
前記ストラット２を車体１０側に取り付ける際には、ストラットサポート１２のインナ１２Ｄによってストラット２のダンパロッド２−２の先端部位を係合させ、マウントステイ１６上端の開口部１８及びサイドエプロン２０の開口部３２を下側から上側のエンジンルーム３４へストラットサポート１２の筒部１２Ａを貫通させる。
【００３２】
そして、マウントステイ１６上端の開口部１８の周囲部位にフランジ部１２Ｂを接触させつつスタッドボルト２８にて固定し、サイドエプロン２０に設けた開口部３２やフランジ部１２Ｂ、そしてマウントステイ１６上端の開口部１８の高さ位置が略同一高さ位置とする。
【００３３】
このとき、サイドエプロン２０に設けた開口部３２とマウントステイ１６上端との間隙Ｓは微小なものとなっている。
【００３４】
これにより、前記ストラットサポート１２に、車体側取付部２２とタワーバー取付部２６とを夫々異なる位置に設けることによってゆるみと強度負担とを減少させることができ、締結部位の安全率を増加し得て、管理が容易となり、実用上有利である。
【００３５】
また、前記ストラットサポート１２を、深筒形状に形成するとともに一方の開口部位側を小径に絞って形成した筒部１２Ａと、この筒部１２Ａの他方の開口部位側に形成したフランジ部１２Ｂと、筒部１２Ａの一方の開口部位側に装着したゴムブシュ１２Ｃと、このゴムブシュ１２Ｃ内に保持される筒状のインナ１２Ｄとから構成するとともに、前記フランジ部１２Ｂに車体側取付部２２を形成するとともに、前記筒部１２Ａの一方の開口部位側にタワーバー取付部２６を形成したことにより、高さ位置及び取付箇所の異なる車体側取付部２２とタワーバー取付部２６とをストラットサポート１２に形成することができ、従来の如きスペーサが不要となり、部品点数を減少させて構成が簡略化し、コストを低廉とし得て、経済的に有利であるとともに、取付作業性を向上し得て、実用上有利であり、しかもストラットサポート１２のスタッドボルト２８にタワーバー２４からの曲げ力が作用せず、スタッドボルト２８の設計自由度を大とし得るとともに、締結部位の安全性を向上し得て、管理が容易となるものである。
【００３６】
更に、前記ストラット２を車体１０に取り付ける際に、車体１０側のサイドエプロン２０に設けた開口部３２に対して、前記ストラットサポート１２のフランジ部１２Ｂ及びマウントステイ１６を略同一高さ位置に取り付けたことにより、マウントステイ１６の高さＨを従来の高さＨ１よりも小としてマウントステイ１６を小型化することができ、大幅なコストダウンを図ることができ、経済的に有利であるとともに、サイドエプロン２０に設けた開口部３２とマウントステイ１６上端との間隙Ｓを微小なものとすることができ、従来の如きカバー部を設けなくとも、エンジンルーム３４内への泥水の侵入を確実に防止することができ、カバー部が不要となって部品点数が減少し、コストを低廉とし得て、経済的に有利である。
【００３７】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如くこの発明によれば、ゆるみと強度負担とを減少させることができ、締結部位の安全率を増加し得て、管理が容易となり、実用上有利である。
【００３８】
また、高さ位置及び取付箇所の異なる車体側取付部とタワーバー取付部とをストラットサポートに形成することができ、従来の如きスペーサが不要となり、部品点数を減少させて構成が簡略化し、コストを低廉とし得て、経済的に有利であるとともに、取付作業性を向上し得て、実用上有利であり、しかもストラットサポートのスタッドボルトにタワーバーからの曲げ力が作用せず、スタッドボルトの設計自由度を大とし得るとともに、締結部位の安全性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例を示すフロント側のサスペンションの概略断面図である。
【図２】ストラットサポートとマウントステイとタワーバーとの取付状態を説明する概略斜視図である。
【図３】ストラットサポートの平面図である。
【図４】図３の〓Ｖ−〓Ｖ線による断面図である。
【図５】この発明の従来の技術を示すフロント側のサスペンションの概略断面図である。
【図６】フロント側のサスペンションの概略平面図である。
【図７】ストラットの取付状態を示す概略斜視図である。
【図８】シャシーフレームにマウントステイを装着した状態の斜視図である。
【図９】シャシーフレームにマウントステイを装着する前の状態の斜視図である。
【図１０】車両のフロント側ボディ部分の概略組立斜視図である。
【図１１】シャシーフレームのマウントステイにタワーバーを装着する前の状態の斜視図である。
【図１２】ストラットサポートとマウントステイとスペーサとタワーバーとの取付状態を説明する概略斜視図である。
【図１３】ストラットサポートの平面図である。
【図１４】図１３のＸ〓Ｖ−Ｘ〓Ｖ線による断面図である。
【符号の説明】
２ストラット
４サスペンション
６ナックル
８ボルト
１０車体
１２ストラットサポート
１２Ａ筒部
１２Ｂフランジ部
１２Ｃゴムブシュ
１２Ｄインナ
１４シャシーフレーム
１６マウントステイ
１８開口部
２０サイドエプロン
２２車体側取付部
２４タワーバー
２６タワーバー取付部
２８スタッドボルト
３０雌ねじ部
３２開口部
３４エンジンルーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a strut mounting structure, and in particular, a strut support is provided with a vehicle body side mounting portion and a tower bar mounting portion at different positions, and the strut support can reduce looseness and strength burden, and can secure a fastening portion. The present invention relates to a strut mounting structure capable of increasing the rate.
[0002]
[Prior art]
In a vehicle, a suspension device including a buffer mechanism is provided between a body frame and an axle. There exists a strut which has a damper cylinder and a damper rod in a buffer mechanism.
[0003]
This strut is the one that pivots the lower end of the shock absorber to the outer end of the lower control arm, attaches the wheel support member directly to the shock absorber, and also serves as a king pin. The upper end of the shock absorber can swing to the vehicle body side Is mounted on.
[0004]
Further, as a strut mounting structure, there is one disclosed in JP-A-8-156826. The strut bar mounting structure disclosed in this publication is a strut bar mounting structure in which a suspension and a strut bar are mounted on a strut tower of a chassis frame, and a strut bar stay having a suspension mounting seat surface and a strut bar mounting seat surface is formed. The suspension mounting seat surface of the stay is fastened together with the suspension to the strut tower, and then the strut bar is fixed to the strut bar mounting seat surface. Even in the case of a monocoque vehicle, the nut is fixed to the suspension chassis frame. The strut bar can be easily attached without removing the bracket again.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional strut mounting structure, for example, a suspension for a front (also referred to as “FWD”) of a strut type automobile is disclosed below.
[0006]
As shown in FIGS. 5 to 7, the strut 102 has a lower end side fastened to the knuckle 106 by a bolt 108, and a chassis frame protruding from an upper body side apron 120 (not shown) via a strut support 112 on the upper end side. It is attached to 114 mount stays 116. Reference numeral 102-1 is a strut damper cylinder, 102-2 is a damper rod, 102-3 is a front-end seat of the damper rod 102-3, and 102-9 is a boot.
[0007]
At this time, the mount stays 116 are disposed on the front side and both the left and right sides of the chassis frame 114 as shown in FIGS.
[0008]
Further, when the mount stay 116 is disposed so as to protrude from the opening portion of the side apron 120 toward the engine room 134 as shown in FIG. 5, the mount stay 116 covers the side apron 120 as shown in FIGS. A portion 140 is provided, and this cover portion 140 prevents muddy water from entering the engine room 134 from the opening (see the thick arrow in FIG. 5).
[0009]
When the upper end side of the strut 102 is attached to the mount stay 116 via the strut support 112, the strut support 112 is positioned below the mount stay 116 and the upper side of the mount stay 116 as shown in FIG. A spacer 142 is provided, and the strut support 112 is fixed to the mount stay 116 by the first fixing tool 144.
[0010]
11 and 12, the tower bar 124 that connects the mount stays 116 disposed on the front side and the left and right sides of the chassis frame 114 is fixed to the upper portion of the spacer 142 by the second fixing tool 146. ing. At this time, when the tower bar 124 is fixed, the tower bar 124 is fixed using a convex seat surface 148 provided on the spacer 142 as shown in FIG. For this reason, the convex seating surface 148 of the spacer 124 functions as a tower bar mounting portion.
[0011]
Further, as shown in FIGS. 13 and 14, the strut support 112 is formed into a cylindrical shape, and a cylindrical portion 112A in which a folded portion 150 is formed by folding back one side of the opening portion so as to be directed outward. The flange portion 112B is formed on the other opening portion side of the portion 112A, and the flange portion 112B functions as a vehicle body (also referred to as “chassis”) side attachment portion. A rubber bush 112C is disposed in the cylindrical portion 112A, and a cylindrical inner 112D is held in the rubber bush 112C. Reference numeral 128 denotes a stud bolt used when attaching to the vehicle body side.
[0012]
Due to the structure described above, when the tire 152 strokes, the strut 102 acts against the positioning of the tire 152, the function of the suspension 104 as a support, the force received by the tire 152 from the road surface, and the force that the suspension 104 tends to extend by the spring. It gives a damping force and functions as a cushion.
[0013]
However, in the case of the above configuration, as shown in FIG. 5, the mounting stay 116 protrudes from the opening portion of the side apron 120 toward the engine room 134, so that the mounting location of the mounting stay 116 and the strut support 112 and the chassis are Since the distance from the frame 114, that is, the height H1 of the mount stay 116 is large and the mount stay 116 is a sheet metal press product, the cost is high in terms of mold and stroke, which is disadvantageous economically.
[0014]
Further, since it is necessary to provide a cover part 140 to prevent muddy water from entering the engine room 134 from the opening part of the side apron 120 (see the thick arrow in FIG. 5), the number of parts increases. There are disadvantages in that the configuration is complicated and difficult to manufacture, which is disadvantageous for practical use, and that the cost is large and economically disadvantageous.
[0015]
Further, when a lateral force F (also referred to as “lateral input”) F acts from the road surface, the strut 102 tends to fall in the A direction (see the white arrow in FIG. 5), as shown in FIG. At this time, as shown in FIG. 11 and FIG. 12, the tower bar 124 that connects the mount stays 116 disposed on the front side and both the left and right sides of the chassis frame 114 is reinforced.
[0016]
However, as shown in FIG. 12, when the strut support 112 is attached to the mount stay 116, the spacer 142 is fastened together with the spacer 142, and the tower bar 124 is fixed to the spacer 142. The strut support 112, the mount stay 116, and the tower bar 124 are fixed, a large bending load is generated on the first and second fixtures 144 and 146, which is disadvantageous in strength, and the spacer 142 is used for mounting. As a result, the number of parts increases and the cost increases, which is disadvantageous economically.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in order to eliminate the above-described inconveniences, the present invention communicates the vehicle body side mounting portion attached to the vehicle body side and the strut support disposed on the left and right sides of the vehicle in the strut mounting structure in which the strut is attached by the strut support. The strut support having a tower bar mounting portion for mounting a tower bar is provided, and the strut support is formed in a deep cylindrical shape and one opening portion side is narrowed to a small diameter, and the other of the cylindrical portions And a rubber bush to which the strut holding the cylindrical inner is attached to a small-diameter portion on the one opening portion side, and the one opening portion of the strut support. The tower bar mounting part is formed with a female thread part for the tower bar mounting part on the side. And, to form the said other opening portion side body side mounting portion attached to the stud bolt to the flange portion formed on, characterized in that the strut by the strut support was attached to the vehicle body.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
By inventing as described above, the strut support in which the vehicle body side mounting portion and the tower bar mounting portion are provided at different positions reduces the looseness and the strength burden, and increases the safety factor of the fastening portion.
[0019]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described in detail and specifically with reference to the drawings.
[0020]
1 to 4 show an embodiment of the present invention. In FIG. 1, 2 is a strut, for example, a front side strut.
[0021]
The strut 2 has a lower end side fastened to a knuckle 6 of the suspension 4 with a bolt 8 and an upper end side connected to the vehicle body 10.
[0022]
The strut 2 includes a damper cylinder 2-1, a damper rod 2-2, a seat 2-3 on the tip side of the damper rod 8, and an outer cylinder 2-4 slidable with respect to the damper cylinder 2-1. have.
[0023]
As shown in FIG. 1, the upper end side of the strut 2 is attached to a mount stay 16 of the chassis frame 14 via a strut support 12.
[0024]
That is, as shown in FIGS. 1 and 2, the lower end of the mount stay 16 is attached to the chassis frame 14, and the opening 18 is formed at the upper end of the mount stay 16, and the strut support 12 is formed around the opening 18. To fix. At this time, the height of the opening 18 at the upper end of the mount stay 16 is substantially the same as the height of the side apron 20 of the upper body (not shown).
[0025]
The strut support 12 is provided with a vehicle body side attachment portion 22 attached to the vehicle body 10 side and a tower bar attachment portion 26 for attaching the tower bar 24, and the vehicle body side attachment portion 22 and the tower bar attachment portion 26 are located at different positions. It is set as the structure provided in.
[0026]
More specifically, as shown in FIGS. 3 and 4, the strut support 12 is formed in a deep cylindrical shape and has a cylindrical portion 12A formed by narrowing one opening portion side to a small diameter, and the other of the cylindrical portions 12A. A flange portion 12B formed on the opening portion side, a rubber bush 12C attached to one opening portion side of the cylindrical portion 12A, and a cylindrical inner 12D held in the rubber bush 12C. The vehicle body side mounting portion 22 is formed, the stud bolt 28 is provided on the vehicle body side mounting portion 22, the tower bar mounting portion 26 is formed on one opening portion side of the cylindrical portion 12 A, and the tower bar mounting portion 26 is internally threaded. The part 30 is formed.
[0027]
Further, when the strut support 12 is attached to the vehicle body 10, the flange portion 12B and the mount stay 16 are attached to the opening 32 provided in the side apron 20 on the vehicle body 10 side at substantially the same height position. .
[0028]
That is, the height position of the opening 18 at the upper end of the mount stay 16 is formed at substantially the same height as the height position of the side apron 20, and the opening 18 and the side apron 20 at the upper end of the mount stay 16 are formed. After passing the opening 32 through the cylinder portion 12A of the strut support 12 from the lower side to the upper engine room 34, the flange portion 12B is brought into contact with and fixed to the peripheral portion of the opening 18 at the upper end of the mount stay 16; The height positions of the opening portion 32 and the flange portion 12B provided in the side apron 20 and the opening portion 18 at the upper end of the mount stay 16 are substantially the same height position.
[0029]
Reference numeral S is a minute gap formed between the opening 32 provided in the side apron 20 and the upper end of the mount stay 16.
[0030]
Next, the operation of this embodiment will be described.
[0031]
When the strut 2 is attached to the vehicle body 10 side, the inner end 12D of the strut support 12 engages the tip end portion of the damper rod 2-2 of the strut 2 to open the opening 18 at the upper end of the mount stay 16 and the opening of the side apron 20. The cylindrical portion 12A of the strut support 12 is passed through the portion 32 from the lower side to the upper engine room 34.
[0032]
Then, the flange portion 12B is fixed to the peripheral portion of the opening 18 at the upper end of the mount stay 16 with the stud bolt 28, and the opening 32 and the flange portion 12B provided in the side apron 20 and the opening at the upper end of the mount stay 16 are fixed. It is assumed that the height position of the part 18 is substantially the same height position.
[0033]
At this time, the gap S between the opening 32 provided in the side apron 20 and the upper end of the mount stay 16 is very small.
[0034]
As a result, by providing the vehicle body side mounting portion 22 and the tower bar mounting portion 26 at different positions on the strut support 12, the looseness and the strength burden can be reduced, and the safety factor of the fastening portion can be increased. Therefore, management is easy and it is practically advantageous.
[0035]
In addition, the strut support 12 is formed in a deep cylindrical shape, and a cylindrical portion 12A formed by narrowing one opening portion side to a small diameter, and a flange portion 12B formed on the other opening portion side of the cylindrical portion 12A, While comprising the rubber bushing 12C attached to one opening part side of the cylindrical part 12A and the cylindrical inner 12D held in the rubber bushing 12C, the vehicle body side mounting part 22 is formed on the flange part 12B, By forming the tower bar mounting portion 26 on one opening site side of the cylindrical portion 12A, the vehicle body side mounting portion 22 and the tower bar mounting portion 26 having different height positions and mounting locations are formed on the strut support 12. This eliminates the need for conventional spacers, reduces the number of parts, simplifies the configuration, reduces costs, and is economically advantageous. In both cases, the mounting workability can be improved, which is practically advantageous, and the bending force from the tower bar 24 does not act on the stud bolt 28 of the strut support 12, so that the design freedom of the stud bolt 28 can be increased. The safety of the fastening part can be improved, and management becomes easy.
[0036]
Further, when the strut 2 is attached to the vehicle body 10, the flange portion 12B of the strut support 12 and the mount stay 16 are attached at substantially the same height position with respect to the opening 32 provided in the side apron 20 on the vehicle body 10 side. As a result, the height H of the mount stay 16 can be made smaller than the conventional height H1, so that the mount stay 16 can be reduced in size. The gap S between the opening 32 provided in the side apron 20 and the upper end of the mount stay 16 can be made very small, so that muddy water can surely enter the engine room 34 without providing a cover as in the prior art. This can be prevented, the cover portion is unnecessary, the number of parts is reduced, the cost can be reduced, and this is economically advantageous.
[0037]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, it is possible to reduce the looseness and the burden of strength, increase the safety factor of the fastening portion, facilitate management, and are practically advantageous.
[0038]
Also, the vehicle body side mounting part and tower bar mounting part with different height positions and mounting locations can be formed on the strut support, eliminating the need for conventional spacers, reducing the number of parts, simplifying the configuration, and reducing the cost. In addition to being economically advantageous, the mounting workability can be improved, and it is practically advantageous, and the bending force from the tower bar does not act on the stud bolt of the strut support. The degree of design freedom can be increased and the safety of the fastening portion can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a front-side suspension showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic perspective view for explaining a mounting state of a strut support, a mount stay, and a tower bar.
FIG. 3 is a plan view of a strut support.
4 is a cross-sectional view taken along line V-V in FIG. 3;
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view of a front-side suspension showing the prior art of the present invention.
FIG. 6 is a schematic plan view of a front-side suspension.
FIG. 7 is a schematic perspective view showing an attached state of the struts.
FIG. 8 is a perspective view of a chassis frame with a mount stay attached thereto.
FIG. 9 is a perspective view of a state before a mount stay is attached to a chassis frame.
FIG. 10 is a schematic assembly perspective view of a front body portion of a vehicle.
FIG. 11 is a perspective view of a state before the tower bar is mounted on the mount stay of the chassis frame.
FIG. 12 is a schematic perspective view for explaining a mounting state of the strut support, the mount stay, the spacer, and the tower bar.
FIG. 13 is a plan view of a strut support.
14 is a cross-sectional view taken along line X〓V-X〓V in FIG. 13;
[Explanation of symbols]
2 Strut 4 Suspension 6 Knuckle 8 Bolt 10 Car body 12 Strut support 12A Tube part 12B Flange part 12C Rubber bushing 12D Inner 14 Chassis frame 16 Mount stay 18 Opening part 20 Side apron 22 Car body side attaching part 24 Tower bar 26 Tower bar attaching part 28 Stud Bolt 30 Female thread part 32 Opening part 34 Engine room

Claims

In the strut mounting structure in which the strut is attached by a strut support, the strut support having a vehicle body side mounting portion that is attached to the vehicle body side and a tower bar mounting portion that attaches a tower bar that communicates with the strut support disposed on the left and right sides of the vehicle. The strut support is formed of a cylindrical portion formed in a deep cylindrical shape and narrowed on one opening portion side to a small diameter, and a flange portion formed on the other opening portion side of the cylindrical portion. A rubber bush to which the strut holding the cylindrical inner is attached to a small diameter portion on the opening portion side of the opening, and a female screw portion for a tower bar attaching portion is formed on the one opening portion side of the strut support A bar mounting part is formed and a flange is formed on the other opening part side. To form a vehicle body side mounting portion attached to Ddoboruto, strut attachment structure, characterized in that it has attached to the strut to the vehicle body by the strut support.