JP3858941B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、特に、遊技球が入賞しうる入賞口が設けられてなる遊技盤を備えた遊技機に関するものである。
従来より、遊技機(例えばパチンコ機)は、遊技盤を備えており、当該遊技盤は、木製の基板に対し、各種絵柄や模様の施されたセル板が取着されることにより構成されている。かかる遊技盤には、多数の釘が植設されていることに加えて、役物と称される種々の取付部材が配設されている。
中でも、図柄作動口や、一般入賞口、或いは可変入賞装置の大入賞口等の入賞口を備えた役物は、遊技球の入賞口への入賞により所定の景品球が払い出されることから、遊技者が最も注目する役物でもある。
一般に、パチンコ機においては、各入賞口を通過した遊技球(入賞球)を、パチンコ機裏側の集合路から1列になるよう導出して、最終的には、入賞球処理装置において先行順に1球ずつ検出するとともに、排出部へと排出するようになっている。
より詳しく説明すると、図10に示すように、図柄作動口に入賞した入賞球は、遊技盤71の裏側に設けられた図柄作動口用通路72を通って集合路70の方へ導出される。また、一般入賞口に入賞した入賞球は、一般入賞口用通路73,74を通って集合路70の方へ導出される。さらに、可変入賞装置の大入賞口に入賞した入賞球は、大入賞口用通路75を通って集合路70の方へ導出される。
図柄作動口用通路72の途中には図柄作動口用スイッチ76が設けられ、該スイッチ76を入賞球が通過することによって、遊技球が図柄作動口に入賞したことが検出される。そして、この検出に基づいて、制御装置では、図示しない可変表示装置での図柄変動が行われたり、大当たり状態発生の判定等が行われる。また、一般入賞口用通路73,74には、一般入賞口用スイッチ77,78が設けられ、該スイッチ77,78を入賞球が通過することによって、遊技球が一般入賞口に入賞したことが検出される。さらに、大入賞口用通路の途中には大入賞口用スイッチ79及びVゾーン用スイッチ80が設けられ、該スイッチ79,80を入賞球が通過することによって、遊技球が大入賞口及びVゾーンに入賞したことが検出される。そして、これらの検出に基づいて、大入賞口への入賞個数がカウントされたり、ラウンド継続条件であるVゾーンへの入賞が確認されたりする。なお、遊技盤71には通過ゲートが設けられている場合があり、この場合には通過ゲートに対応して通過ゲート用スイッチ81,82が設けられる。該スイッチ81,82を遊技球が通過することによって、遊技球が通過ゲートを通過した旨が検出され、これを契機に普通図柄表示装置での変動表示が開始されたりする。
さて、集合路70の方へ導出された入賞球は、入賞球処理装置90へと案内される。この入賞球処理装置90の内部には、入賞球通路が設けられ、その通路の途中に球検出スイッチ91が設けられている。そして、入賞球処理装置90内の球検出スイッチ91において、入賞球は先行順に1球ずつ検出されるとともに、排出部へと排出される。ここで、球検出スイッチ91からの信号に基づいて、制御装置は、別途パチンコ機の裏側に設けられた景品球払出装置に対し、直接的又は間接的に制御信号を出力する。この制御信号に基づいて、景品球払出装置は、前記1球ずつ検出された入賞球に基づいて所定数(例えば5個又は10個又は15個等)の景品球を払い出すようになっている。
なお、この例では、全ての入賞口に対し、個別にスイッチ76〜80を設ける場合を紹介した(このように配設すればどの遊技球がどの入賞口に入賞したのかを判別することができ、例えば遊技場側でのデータ採りに有効となる)。これに対し、複数の通路(例えば左右の一般入賞口用通路)を1つに合流させた上で、検出スイッチを共有化することも当然行われている。
ところが、上記のような従来技術では、次に記すような不具合が生じうる。すなわち、最終的に遊技者に対し景品球が払い出されるのは、入賞球処理装置90に設けられた球検出スイッチ91によって入賞球が検出されてからである。このため、遊技球が入賞口に入賞してから、その入賞球が球検出スイッチ91によって検出され、実際に景品球が払い出されるまでに時間を要する場合があった。そして、かかる払い出しの遅延により、種々の問題が生じるおそれがあった。
例えば、払い出しに遅延があると、景品球が払い出されていないと感じた遊技者は、パチンコ機を叩いたり揺すったりといった不正行為に及ぶおそれがあり、この場合には、パチンコ機が故障したりする原因ともなっていた。さらに、入賞口から入賞球処理装置までの間において、入賞球が詰まってしまったような場合には、景品球が払い出されないまま、遊技者がそれに気づかずに席を離れてしまうような場合もあり、遊技者が不利益を受けてしまうおそれもあった。
また、残り少ない遊技球で遊技をしている最中に大当たり状態が発生したような場合には、遊技者は、新たに遊技球を購入することなく、先ほど作動口等に入賞したことに基づいて払い出されるであろう景品球によって遊技を継続しようとすることがある。この場合には、払い出しに遅延があると、遊技球を打ち出すことができない場合が生じ、せっかく開放している大入賞口に遊技球を入賞させることができずに大当たり状態が終了してしまうおそれがあった(いわゆるパンクと称される)。その結果、遊技者は愕然とし、興趣の著しい低減を招いてしまうおそれがあった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、遊技球が入しうる可変入賞装置が設けられてなる遊技機において、払い出しの遅延による種々の不具合を解消することのできる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、
遊技球が入球可能な作動口と、
表示部において図柄の変動表示を行う可変表示装置と、
遊技球が入球できない第1の状態と、遊技球が入球可能な第2の状態とを切換可能な可変入賞装置とを備え、
前記作動口に遊技球が入球することに基づき前記表示部において図柄の変動表示を開始し、当たり図柄で停止した場合に、前記可変入賞装置を第1の状態から第2の状態に切り換えて当たり遊技を実行する当たり状態を発生させる遊技機において、
前記可変入賞装置には、その可変入賞装置に入球した遊技球を検出する入球検出手段を1つのみ設けると共に、遊技球を前記入球検出手段に案内する案内手段を設け、
景品球を払い出すために駆動制御されるモータを備えた景品球払い出し手段と、
前記入球検出手段により入球が検出された場合に、景品球の払い出し個数を書き込む書き込み手段と、
前記書き込まれている払い出し個数に基づき、前記景品球払い出し手段のモータを所定速度で駆動させて払い出し処理を実行する駆動制御手段と、
前記モータが駆動されている最中に、払い出すべき残数が所定数に達したか否かを判定する残数判定手段と、
前記残数判定手段により払い出すべき残数が所定数に達したと判定された場合に、前記景品球払い出し手段のモータを前記所定速度よりも低速で駆動させて払い出し処理を実行する低速駆動制御手段と、
前記景品球払い出し手段により払い出された景品球の数と、前記書き込み手段により書き込まれた払い出し個数とが一致する場合に前記景品球払い出し手段による払い出しを停止する停止手段と、
前記モータが駆動されている最中に、前記入球検出手段により入球が検出されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記モータが駆動されている最中に前記入球検出手段により入球が検出されたと判定された場合に、新たに払い出すべき払い出し個数を再設定する払い出し個数再設定手段とを設け、
払い出すべき残数が所定数に達する前に前記払い出し個数再設定手段により新たに払い出すべき払い出し個数が再設定された場合には、前記駆動制御手段は、再設定された新たに払い出すべき払い出し個数に基づき、前記景品球払い出し手段のモータを低速に切り替えることなく前記所定速度での駆動を継続させて払い出し処理を実行することをその要旨としている。
また、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の遊技機において、払い出すべき残数が前記所定数に達して前記景品球払い出し手段のモータを前記所定速度よりも低速で駆動させて払い出し処理を実行している最中に、前記払い出し個数再設定手段により新たに払い出すべき払い出し個数が再設定された場合には、前記景品球払い出し手段のモータを前記所定速度に復帰させることをその要旨としている。
(作用)
上記請求項1に記載の発明にかかる遊技機によれば、作動口に遊技球が入球することに基づき可変表示装置の表示部において図柄の変動表示が開始され、当たり図柄で停止した場合に、前記可変入賞装置が第1の状態から第2の状態に切り換えられて当たり遊技を実行する当たり状態が発生させられる。可変入賞装置に遊技球が入賞することにより、遊技者は景品球の払い出しを期待する。
本発明では、可変入賞装置に入球した遊技球が、案内手段によって、可変入賞装置に1つのみ設けられた入球検出手段へ案内され、入球検出手段により、遊技球の入球が検出される。そして、入賞球検出手段により入球が検出された場合に、書き込み手段によって景品球の払い出し個数が書き込まれる。書き込まれている払い出し個数に基づき、駆動制御手段によって、景品球払い出し手段のモータが所定速度で駆動されて払い出し処理が実行される。さらに、前記モータが駆動されている最中に、払い出すべき残数が所定数に達したか否かが残数判定手段によって判定され、残数判定手段により払い出すべき残数が所定数に達したと判定された場合に、低速駆動制御手段によって、前記景品球払い出し手段のモータが前記所定速度よりも低速で駆動させられて払い出し処理が実行される。そして、景品球払い出し手段により払い出された景品球の数と、前記書き込み手段により書き込まれた払い出し個数とが一致する場合に、停止手段により前記景品球払い出し手段による払い出しが停止される。モータが駆動されている最中に、入賞球検出手段により入賞が検出されたか否かが判定手段によって判定される。判定手段により、モータが駆動されている最中に入賞球検出手段により入賞が検出されたと判定された場合に、払い出し個数再設定手段によって、新たに払い出すべき払い出し個数が再設定される。そして、払い出すべき残数が所定数に達する前に払い出し個数再設定手段により新たに払い出すべき払い出し個数が再設定された場合には、駆動制御手段は、再設定された新たに払い出すべき払い出し個数に基づき、景品球払い出し手段のモータを低速に切り替えることなく前記所定速度での駆動を継続させて払い出し処理を実行する。
また、請求項2に記載の発明によれば、払い出すべき残数が前記所定数に達して前記景品球払い出し手段のモータが前記所定速度よりも低速で駆動させられて払い出し処理が実行されている最中に、前記払い出し個数再設定手段により新たに払い出すべき払い出し個数が再設定された場合には、前記景品球払い出し手段のモータが前記所定速度に復帰させられる。
以上詳述したように、本発明によれば、遊技球が入しうる可変入賞装置が設けられてなる遊技機において、払い出しの遅延による種々の不具合を解消することができるという優れた効果を奏する。
以下に、本発明における遊技機を、パチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」という)に具体化した一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、外枠1には前枠2が回動軸を中心に回動可能に装着されている。同図では前枠2は閉じた状態にある。前枠2には、遊技盤3(図2参照)、遊技盤3の前方に設けられガラス板4aを有してなるガラス扉枠4、上皿5、下皿6、ハンドル7等が装着されている。上皿5の側方であって、前枠2の内部にはスピーカ8が埋設されている。スピーカ8は、遊技の進行に伴い種々の効果音を鳴らしたり、遊技者に遊技状態を音声にて報知する。前枠2内部には各種機構部が配設されている。
次に、遊技盤3の遊技面上の構成について説明する。図2,3に示すように、遊技盤3には、作動口ユニット11及び大入賞口ユニット12が設けられている。作動口ユニット11は、遊技球Bの作動口11a及び作動ゲート11bを備えており、その作動口11aの入口には羽根13が開閉可能に支持されている。
また、大入賞口ユニット12は、大入賞口12a及びシャッタ14を備えている。シャッタ14は、大入賞口12aの側部に設けられた図示しない大入賞口用ソレノイドにより作動させられ、大入賞口12aを開閉する。詳しくは、当該ソレノイドが励磁状態となることにより、シャッタ14が略水平に傾き、これにより大入賞口12aが開かれる。また、ソレノイドが非励磁状態となることにより、シャッタ14が略垂直状態となり、これにより大入賞口12aは閉鎖される。
さらに、遊技盤3の側部には、一般入賞口ユニット15,16,17,18が設けられている。一般入賞口ユニット15〜18は、一般入賞口15a,16a,17a,18aを備えている。
遊技盤3の中央部分(大入賞口ユニット12の上方)には、可変表示装置としての特別図柄表示装置(以下、単に「表示装置」という)19が組込まれている。表示装置19は、液晶ディスプレイ(LCD)よりなる表示部19aを備えており、ここに複数の(例えば3つの)図柄列が表示される。図柄列は、基本的には、複数種類の図柄によって構成されている。これらの図柄は、特別遊技図柄としての大当たり図柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄のいずれかになりうる。
表示装置19の表示部19aでは、各図柄列の図柄変動(回転変動)が、遊技球Bの作動口11aへの入賞に基づいて開始させられる。また、大当たり図柄、外れリーチ図柄、外れ図柄の中から1つが選択され、これが停止図柄として設定される。停止図柄とは、各図柄列が図柄変動を停止したときに表示される図柄である。
大当たり図柄は、いわゆるリーチ状態を経た後、遊技者に有利な大当たり状態を発生させるための図柄である。詳しくは、全ての図柄列の変動が停止させられたとき、表示されている図柄の組合せが、予め定められた大当たりの組合せ、すなわち、同一種類の図柄が大当たりラインに沿って並んでいるときの同図柄の組合せ(例えば、「7」、「7」、「7」の図柄)となる場合がある。この組合せを構成する図柄が「大当たり図柄」である。大当たりの組合せが成立すると、特別電動役物が作動し(大入賞口12aが開かれ)、遊技者にとって有利な大当たり状態の到来、すなわち、より多くの賞球を獲得することが可能となる。
表示装置19において、表示部19aの上方には、発光ダイオード(LED)からなる保留ランプ21a,21b,21c,21dが組み込まれている。保留ランプ21a〜21dは、基本的には作動口11aへの入賞に基づく変動表示の保留毎に点灯させられ、その保留に対応した変動表示の実行に伴い消灯させられる。
また、表示装置19の上部には、普通図柄表示部たるLEDよりなる7セグ表示部22が設けられている。さらに、前記表示装置22の左右両側方には一対の通過ゲート23a,24aを備えた通過ゲートユニット23,24が配設されている。同通過ゲート23a,24aを遊技球Bが通過することに基づいて、前記7セグ表示部22が作動する。本実施の形態では、7セグ表示部22は、「0」から「9」までの数字を可変表示する。そして、その数字が所定値(本実施の形態では「7」)で停止することに基づいて、作動口ユニット11の羽根13が所定秒数開放するようになっている。この開放により、作動口11aへの入賞が比較的容易なものとなる。普通図柄表示部では、遊技球Bの通過ゲート23a,24aの通過回数を4回まで記憶することができ、図示しない4つの保留ランプでその保留数を表示する。従って、4つの保留ランプが点灯している状態で遊技球Bが通過ゲート23a,24aを通過してもカウントされず、保留ランプが点灯している限り、遊技球Bが通過ゲート23a,24aを通過しなくとも保留数に応じた回数だけ7セグ表示部22は作動するようになっている。
また、遊技盤3の複数箇所には、遊技効果を高めるための各種ランプ等の他の役物が取付けられている(ランプ風車、コーナー飾り等)。
本実施の形態では、遊技者の操作に応じて変化するパチンコ機の遊技状態を検出するべく、遊技盤3には、入賞球検出手段としての種々の検出スイッチが取付けられている。より詳しくは、図4,5,6に示すように、作動ゲート11bには、作動ゲート用スイッチ31が設けられている。また、作動口11a近傍には作動口用スイッチ32が設けられている。これらのスイッチ31,32は、いずれも遊技盤3の裏面よりも前側に設けられており、かつ、遊技者が視認可能な位置に設けられている。本実施の形態では、作動口用スイッチ32にて遊技球Bの入賞が検出された場合、遊技者に対し、1入賞あたり5個の景品球が払い出されるようになっている。
また、図4に示すように、大入賞口12a近傍には、2つの大入賞口用スイッチ33,34が設けられている。シャッタ14の内側面には、逆ハの字状をなす案内レール14aが一体形成されており、該案内レール14aにより、大入賞口12aに入賞した入賞球は円滑に、かつ、速やかにいずれかの大入賞口用スイッチ33,34を通過しうる。また、これら大入賞口用スイッチ33,34も遊技盤3の裏面よりも前側に設けられており、かつ、遊技者が視認可能な位置に設けられている。本実施の形態では、大入賞口用スイッチ33,34にて遊技球Bの入賞が検出された場合、遊技者に対し、1入賞あたり15個の景品球が払い出されるようになっている。
さらに、図4,7,8に示すように、一般入賞口15a〜18a近傍には、一般入賞口用スイッチ35,36,37,38が設けられている。これらの一般入賞口用スイッチ35,36,37,38もまた、遊技盤3の裏面よりも前側で、かつ、遊技者が視認可能な位置に設けられている。本実施の形態では、一般入賞口用スイッチ35〜38にて遊技球Bの入賞が検出された場合、遊技者に対し、1入賞あたり10個の景品球が払い出されるようになっている。
併せて、図2,4に示すように、通過ゲート23,24には、通過ゲート用スイッチ39,40が設けられている。これらのスイッチ39,40も同様にして、遊技盤3の裏面よりも前側で、かつ、遊技者が視認可能な位置に設けられている。
本実施の形態では、これらのスイッチ31〜40により、遊技球Bの作動ゲート11bの通過や作動口11aへの入賞、大入賞口12aへの入賞、或いは一般入賞口15a〜18aへの入賞や、通過ゲート23a,24aの通過等が検出されるようになっている。また、本実施の形態では、従来技術で説明したような入賞球処理装置は設けられておらず、各スイッチ32〜38の検出結果に基づき、景品球払出装置41(図2参照)の駆動制御が導出されるようになっている。周知のとおり、景品球払出装置41は、パルスモータを備えており、該モータが駆動させられることにより、図示しないタンク等に貯留されている景品球が、払い出し通路を通って、上皿5(又は下皿6)へと払い出されるようになっている。
本実施の形態では、上記各スイッチ31〜40の検出結果に基づき、各種ソレノイドや、表示装置19、各保留ランプ21a〜21d、各種ランプ、スピーカ8等をそれぞれ駆動制御するために制御装置50が設けられている。制御装置50は、これらの駆動制御に加えて、上記各スイッチ32〜38の検出信号に基づき、直接的に(又は別途の制御装置を介して間接的に)景品球払出装置41のモータに対し払い出し信号を出力する。景品球払出装置41のモータは、この出力信号に基づいて高速又は低速にて駆動制御される。なお、制御装置50は、いわゆる主基板に設けられていて、別途設けられた払出制御基板を介して景品球払出装置41を駆動制御するような構成となっていてもよいし、払出制御基板に直接設けられていて、景品球払出装置41を駆動制御するような構成となっていてもよい。
制御装置50は、読み出し専用メモリ(ROM)、中央処理装置(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を備えている。ROMは所定の制御プログラムや初期データを予め記憶しており、CPUはROMの制御プログラム等に従って各種演算処理を実行する。
次に、本実施の形態の作用及び効果を、制御装置50が実行する払出し制御に関する処理内容に則して説明する。
図9は、制御装置50により実行される「払出し制御ルーチン」を示すフローチャートである。なお、本実施の形態では、入賞指令テーブルなるものが用意されており、本ルーチンが実行されるに際し、当該入賞指令テーブルに書き込まれたデータが適宜参照されるようになっている。この入賞指令テーブルは、上記各作動口11a、大入賞口12a、一般入賞口15a〜18aに遊技球Bの入賞があった場合、スイッチ32〜38の検出信号に基づき、5個又は10個又は15個の景品球の払い出し指令を導出するためのテーブルである。このテーブルには、作動口11aへの入賞があった場合には、入賞検出から所定時間T1秒後に5個の景品球の払い出しデータが書き込まれる。また、大入賞口12aへの入賞があった場合には、入賞検出から所定時間T1秒後に15個の景品球の払い出しデータが書き込まれる。さらに、一般入賞口15a〜18aへの入賞があった場合には、入賞検出から所定時間T1秒後に10個の景品球の払い出しデータが書き込まれる。ここで、所定時間T1秒というのは、第1の所定時間(例えば、遊技者がある入賞口に入賞したであろうことを把握するのに十分な時間:0.01秒〜0.5秒、より好ましくは0.1秒〜0.3秒)よりも長く、かつ、第2の所定時間(例えば、従来の入賞球処理装置が設けられている場合における実際の入賞から払い出しが行われるまでの時間:0.5秒〜2.0秒、より好ましくは0.6秒〜1.0秒)よりも短い必要がある(但し、上記秒数はあくまでも具体例にすぎず、遊技者が目で追える程度であれば上記数値に何ら限定されるものではない)。また、入賞指令テーブルに書き込まれた払い出しデータは、実際の景品球の払い出しの完了に伴い消去されるようになっている(但し、幾分かのデータを参照用として残しておいて、数件〜数十件のデータがたまる毎に消去するようにしてもよい)。
さて、当該「払出し制御ルーチン」が開始されると、制御装置50は、ステップS101において、前記入賞指令テーブルに払い出しデータが書き込まれているか否かを判定する。そして、入賞指令テーブルに払い出しデータが書き込まれていない場合には、何らの処理をも行うことなく、本ルーチンを一旦終了する。
また、入賞指令テーブルに払い出しデータが書き込まれている場合には、続くステップS102において、当該書き込まれているデータに基づき指令値iを設定する。より詳しくは、払い出しデータが5個の場合には、指令値iを「5」に設定し、払い出しデータが10個の場合には、指令値iを「10」に設定し、払い出しデータが15個の場合には、指令値iを「15」に設定する。
次に、ステップS103において、制御装置50は、景品球払出装置41のモータの駆動速度を「高速」に設定する。また、続くステップS104において、払い出しカウンタCの値を「0」にクリヤする。
そして、ステップS105において、制御装置50は、景品球払出装置41のモータを駆動させる。このとき、モータの駆動速度は「高速」に設定されているため、モータは高速で駆動され、景品球の払い出される速度も比較的早い。また、払い出し通路には、払い出される景品球を検出するための図示しない検出スイッチが設けられており、当該検出スイッチの検出結果に基づいて、払い出しカウンタCの値は、逐次「1」ずつインクリメントされる。
また、制御装置50は、ステップS106において、現在の払い出しカウンタCの値が、前記指令値iから所定数(例えば所定数=「2」)を減算した値に達したか否かを判定する。ここで、指令値iから「2」を減算した値を基準としたのは、モータが高速状態から急減期に停止された場合に、勢いあまって余分に景品球が払い出されてしまうといった事態を回避するためである。そして、払い出しカウンタCの値が、指令値iから「2」を減算した値に未だ達していない場合には、再度ステップS105へ移行する。
また、前記ステップS106において肯定判定された場合、つまり、現在の払い出しカウンタCの値が、指令値iから「2」を減算した値に達した場合にはステップS107へ移行する。ステップS107においては、入賞指令テーブルに次の払い出しデータが書き込まれているか否かを判定する。そして、入賞指令テーブルに次の払い出しデータが書き込まれている場合には、当該データに基づく払い出しを引き続き行う必要があるものとして、ステップS108へ移行する。
ステップS108において、制御装置50は、現在の指令値iから現在の払い出しカウンタCの値を減算するとともに、その減算値に次の払い出しデータの値(「5個」又は「10個」又は「15個」)を加算した値を新たな指令値iとして設定する。例えば、当初の指令値iが「5」である場合において、「5」−「2」=「3」個払い出された場合にステップS106で肯定判定される。そして、次の払い出しデータが書き込まれており、そのデータが「10個」の場合には、「3」+「10」=「13」がステップS108で新たに設定される指令値iとなる。ステップS108の処理を実行した後、制御装置50は、ステップS103へ移行し、上記ステップS103〜ステップS107の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS107で否定判定された場合、つまり、次の払い出しデータが書き込まれていない場合には、ステップS109へ移行する。ステップS109において、制御装置50は、最終的な払い出しカウンタCの値が指令値iと正確に一致するようにするため、景品球払出装置41のモータの駆動速度を「低速」に設定する。従って、それまで高速で駆動されていたモータは低速で駆動され、景品球の払い出される速度も比較的ゆっくりとなる。
さらに、続くステップS110において、今回の払い出しカウンタCの値が、現在設定されている指令値iに達したか否かを判定する。例えば、指令値iが「18個」の場合には払い出しカウンタCの値が「18個」になったか否かを判定する。そして、今回の払い出しカウンタCの値が、指令値iに達した場合には、ステップS111においてモータを停止させる(払出しを停止する)。このとき、それまでのモータの駆動速度が比較的遅いため、モータの停止時において実際に払い出される景品球の数が指令値iを超えてしまうことはない。そして、制御装置50はその後の処理を一旦終了する。
また、今回の払い出しカウンタCの値が、指令値iに未だ達していない場合には、再度ステップS107へ移行し、次のデータが書き込まれているか否かを判定する。
以上詳述したように、本実施の形態によれば、遊技盤3に設けられた各種スイッチ31〜40により、遊技球Bの作動ゲート11bの通過や作動口11aへの入賞、大入賞口12aへの入賞、或いは一般入賞口15a〜18aへの入賞や、通過ゲート23a,24aの通過等が検出される。従って、それら入賞や通過の事実が確認されうる。特に、本実施の形態では、全ての入賞口(通過ゲート等も含む)に対し、それぞれ各スイッチ31〜40を設けることとした。このため、遊技球Bがどの入賞口にどのタイミングで入賞したのかを判別することができ、例えば遊技場側でのデータ採りに非常に有効となる。
また、これとともに、各種スイッチ32〜38は、遊技球Bが各入賞口に入賞したことの検出に基づいて景品球の払い出しを実行する指令を導出する。より詳しくは、入賞球処理装置を経ずとも、各種スイッチ32〜38にて遊技球Bが入賞したことが検出されてから第2の所定時間経過前には景品球の払い出しを実行する指令が出力され、速やかに景品球の払い出しが行われることとなる。その結果、景品球の払い出しの遅延が解消されるとともに、この遅延に伴う種々の不具合を防止することができる。
さらに、遊技球Bの各入賞口への入賞の検出があってから第1の所定時間経過後に景品球の払い出しを実行する指令が出力されることから、あまりに早すぎる払い出しが回避されることとなる。その結果、入賞してからあまりに早く払い出されることによる違和感を払拭することができる。また、あまりに払い出しが早いために、当該払い出しがどの入賞口に入賞したことによるものなのかが分からなくなってしまうといった不具合を極力解消することができる。
また、本実施の形態によれば、前記各スイッチ31〜40は各入賞口又はその近傍に設けられている。そのため、遊技球Bが各入賞口に入賞してすぐに入賞が検出されることとなる。したがって、上記作用効果をより確実に奏せしめることができる。
さらに、本実施の形態によれば、前記各スイッチ31〜40は、遊技者が視認可能な位置に設けられている。このため、上記作用効果に加えて、遊技者は各スイッチ31〜40の存在を確認することができる。したがって、仮に遊技場側が不正にスイッチを外して景品球の払い出し数を不正に増減しようとしても、遊技者はそれを確認することができる。そのため、不正行為の抑制を図ることができる。
併せて、本実施の形態によれば、前記各スイッチ31〜40は、遊技盤3の裏面よりも前側に設けられている。そのため、入賞口に入賞した入賞球を通過案内するための通路の簡素化を図ることができるとともに、遊技盤3裏側の構成の著しい簡素化及び省スペース化を図ることができる。
加えて、本実施の形態では、連続的に入賞があった場合、連続的に払い出しが行われることとなる。例えば、まず、作動口11aに入賞があった場合(当初の指令値iが「5」である場合)において、引き続き連続的に一般入賞口15aに入賞があった場合、次の払い出しデータが当該入賞から所定時間T1後に書き込まれる。このように次の払い出しデータの書き込みがあった場合、例えばそのデータが「10個」の場合には、(「5」−「2」)+「10」=「13」がステップS108で新たに設定される指令値iとなる。つまり、その後さらなる次の払い出しデータがない限り、「13」個の景品球が連続して払い出されることとなる。
従って、全体的な払い出しに要する期間の短縮を図ることができる。また、本実施の形態の如くモータの駆動速度を「高速」、「低速」間で切り換えるようなパチンコ機においては、「高速」、「低速」間の切換の頻度が少なくなる。その結果、モータ(景品球払出装置41)に対する負荷を極力抑制することができる。
尚、本発明は上述した実施の形態の記載内容に限定されるものではなく、従って、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば次のように実施してもよい。
(a)上記実施の形態では特に言及しなかったが、現在どの入賞口への入賞に対する払い出しが行われているのかを遊技者に認識させるようにしてもよい。例えば、遊技盤3の報知手段を設けておき(各入賞口に対応させてランプ等を設けたり、別途遊技盤3の周縁部に報知ランプを設けてもよい)、当該報知手段を光らせたり別途種類の異なる音声を発せしめる等により、遊技者に払い出し対象入賞口を報知するようにしてもよい。このような構成とすることで、遊技者が現在いかなる入賞口への入賞に対する払い出しがなされているのかを確実に認識することができるため、さらなる興趣の向上を図ることができる。
(b)上記実施の形態では、各入賞口11a,12a,15a〜18aへの入賞があった場合には、入賞検出から所定時間T1秒後に5個、15個又は10個の景品球の払い出しデータが書き込まれることとなっていた。これに対し、入賞検出に基づきすぐに払い出しデータを書き込むこととしてもよい。そして、書き込み時刻から所定時間T1経過後に、モータ(景品球払出装置41)を駆動するようにしてもよい。
(c)上記実施の形態では、ステップS110で否定判定された場合にステップS107へ移行することとしていた。これに対し、ステップS109へ移行することとしても差し支えない。このような構成とすることで、次のデータが書き込まれた場合に、モータが「低速」から「高速」へ切り換えられるスパンが短くなりすぎてしまうことによるモータへの負荷が少なくて済む。
(d)全てのスイッチ31〜40につき、遊技盤3の裏面よりも前側に設ける構成としたが、一部のみであってもよい。
(e)上記実施の形態では、大入賞口12aにはVゾーンを設けない構成としたが、Vゾーンを有するタイプの大入賞口としてもよい。かかる構成の場合には、大当たり時において、少なくとも1つの遊技球BのVゾーンへの入賞がラウンド継続条件となる。
(f)上記実施の形態では、大入賞口用スイッチ33,34は遊技盤3に対し垂直方向に配設されていたが、遊技盤3に対し平行に配設するようにしてもよい。また、大入賞口用スイッチの数は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
(g)作動口ユニット11において、羽根13を有しないタイプの作動口を採用してもよい。
(h)上記実施の形態では説明しなかった他の入賞口についても本発明を適用することができる。例えば、大入賞口とは異なる可変入賞装置における検出スイッチや、他の電動役物における検出スイッチについても本発明を適用できる。
また、上記実施の形態に挙げた役物以外にも、他の役物(例えば羽根開放式の特別電動役物、回転体、クルーン等)を有するパチンコ機にも具体化できる。また、上記役物の一部を省略しても差し支えない。
(i)本発明は、上記実施の形態とは異なるタイプのパチンコ機にも適用できる。従って、表示装置19のないパチンコ機にも応用できる。
(j)前記実施の形態では特に言及しなかったが、払い出しランプ等において、遊技者にどれだけの払い出し数があるのかを報知するようにしてもよい(払い出し数報知手段を設けてもよい)。例えば、払い出しランプに液晶表示装置を設けておき、どの入賞口にどれだけの入賞があったのかを報知するとともに、払い出しの実行に伴いその表示値を減じると共に未払い出し数を表示するようにしてもよい。
(k)上記実施の形態における景品球の払い出し数(「5個」又は「10個」又は「15個」)に関する数値はあくまでも例示であって、上記数値に何ら限定されるものではない。
(l)上記実施の形態では、モータの駆動速度を「高速」及び「低速」間で切換可能としたが、このような切換を行わないタイプのモータにも適用できる。また、2段階ではなく、3段階以上の多段階或いは連続的に速度調節が可能なモータを用いてもよい。
(m)本実施の形態における払い出しデータや、指令値iや払い出しカウンタCの値を、別途の基板に設けられたバックアップメモリに記憶しておくような構成としてもよい。このような構成とすることで、停電時において、一方のデータが消去されてしまった場合であっても、遊技者に対し景品球を補償することができる。
特許請求の範囲の請求項に記載されないものであって、上記実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)遊技球が入賞しうる入賞口が設けられてなる遊技盤を備えた遊技機において、
前記遊技球の入賞口への入賞を検出する入賞球検出手段と、
遊技者に対し所定個数の景品球を払い出すための景品球払い出し手段と、
前記入賞球検出手段の検出結果に基づいて景品球の払い出しを実行する指令を出力し、前記景品球払い出し手段を制御する制御手段と、
前記景品球払い出し手段によって景品球が払い出されている最中に、前記入賞球検出手段にて別の入賞が検出された場合に、それまでに払い出すべき残数と、別の入賞に基づいて払い出すべき所定個数とを加算して、連続的に景品球の払い出しを実行する指令を出力し、前記景品球払い出し手段を制御する連続払い出し制御手段と
を設けたことを特徴とする遊技機。
(2)請求項1〜3に記載の遊技機において、
さらに、前記景品球払い出し手段によって景品球が払い出されている最中に、前記入賞球検出手段にて別の入賞が検出された場合に、それまでに払い出すべき残数と、別の入賞に基づいて払い出すべき所定個数とを加算して、連続的に景品球の払い出しを実行する指令を出力し、前記景品球払い出し手段を制御する連続払い出し制御手段を設けたことを特徴とする遊技機。
(3)請求項1〜3、上記付記(1)、(2)に記載の遊技機において、
前記景品球払い出し手段は、駆動速度を変更しうるものであることを特徴とする遊技機。
(4)請求項1〜3、上記付記(1)〜(3)に記載の遊技機において、
さらに、現在どの入賞口への入賞に対する払い出しが行われているのかを遊技者に認識させる認識手段(報知手段)を設けたことを特徴とする遊技機。
一実施の形態におけるパチンコ機を示す斜視図である。 パチンコ機の遊技盤等を示す正面図である。 遊技盤及び各種入賞口等の構造を示す分解斜視図である。 各種入賞口を拡大して示す分解斜視図である。 作動口ユニットを示す正面図である。 図5のJ−J線断面模式図である。 一般入賞口ユニットを示す正面図である。 図7のK−K線断面模式図である。 制御装置により実行される「払出し制御ルーチン」を示すフローチャートである。 従来技術における遊技盤の裏側の構成の一例を示す図である。
符号の説明
3…遊技盤、11…作動口ユニット、11a…作動口、11b…作動ゲート、12…大入賞口ユニット、12a…大入賞口、15,16,17,18…一般入賞口ユニット、15a,16a,17a,18a…一般入賞口、23,24…通過ゲートユニット、23a,24a…通過ゲート、31…作動ゲート用スイッチ、32…作動口用スイッチ、33,34…大入賞口用スイッチ、35,36,37,38…一般入賞口用スイッチ、39,40…通過ゲート用スイッチ、41…景品球払出装置、50…制御装置。

Claims (2)

  1. 遊技球が入球可能な作動口と、
    表示部において図柄の変動表示を行う可変表示装置と、
    遊技球が入球できない第1の状態と、遊技球が入球可能な第2の状態とを切換可能な可変入賞装置とを備え、
    前記作動口に遊技球が入球することに基づき前記表示部において図柄の変動表示を開始し、当たり図柄で停止した場合に、前記可変入賞装置を第1の状態から第2の状態に切り換えて当たり遊技を実行する当たり状態を発生させる遊技機において、
    前記可変入賞装置には、その可変入賞装置に入球した遊技球を検出する入球検出手段を1つのみ設けると共に、遊技球を前記入球検出手段に案内する案内手段を設け、
    景品球を払い出すために駆動制御されるモータを備えた景品球払い出し手段と、
    前記入球検出手段により入球が検出された場合に、景品球の払い出し個数を書き込む書き込み手段と、
    前記書き込まれている払い出し個数に基づき、前記景品球払い出し手段のモータを所定速度で駆動させて払い出し処理を実行する駆動制御手段と、
    前記モータが駆動されている最中に、払い出すべき残数が所定数に達したか否かを判定する残数判定手段と、
    前記残数判定手段により払い出すべき残数が所定数に達したと判定された場合に、前記景品球払い出し手段のモータを前記所定速度よりも低速で駆動させて払い出し処理を実行する低速駆動制御手段と、
    前記景品球払い出し手段により払い出された景品球の数と、前記書き込み手段により書き込まれた払い出し個数とが一致する場合に前記景品球払い出し手段による払い出しを停止する停止手段と、
    前記モータが駆動されている最中に、前記入球検出手段により入球が検出されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記モータが駆動されている最中に前記入球検出手段により入球が検出されたと判定された場合に、新たに払い出すべき払い出し個数を再設定する払い出し個数再設定手段とを設け、
    払い出すべき残数が所定数に達する前に前記払い出し個数再設定手段により新たに払い出すべき払い出し個数が再設定された場合には、前記駆動制御手段は、再設定された新たに払い出すべき払い出し個数に基づき、前記景品球払い出し手段のモータを低速に切り替えることなく前記所定速度での駆動を継続させて払い出し処理を実行することを特徴とする遊技機。
  2. 払い出すべき残数が前記所定数に達して前記景品球払い出し手段のモータを前記所定速度よりも低速で駆動させて払い出し処理を実行している最中に、前記払い出し個数再設定手段により新たに払い出すべき払い出し個数が再設定された場合には、前記景品球払い出し手段のモータを前記所定速度に復帰させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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