JP3857942B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣用スピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、魚釣用スピニングリールは、リール本体と、リール本体から延出する脚部と、脚部の端部に形成されて釣竿に取り付けられる竿取付部とを有している。前記リール本体内には、ハンドルが固定されるハンドル軸が回転可能に支持されている。また、ハンドル軸にはドライブギアが固定されており、このドライブギアには、ハンドル軸に対して直交する方向に延び且つリール本体に回転可能に支持された管状の駆動筒軸(ピニオンギア)が噛合している。また、ピニオンギアの先端部にはロータが一体的に取り付けられ、ハンドル軸と直交する方向に延在するスプール軸がピニオンギアを貫通している。この場合、スプール軸は、ピニオンギアと同心的に配されており、オシレート機構によりハンドル軸と直交する方向に沿って前後動できる。また、スプール軸の先端部には釣糸が巻回されるスプールが取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、魚釣用スピニングリールにあっては、前記オシレート機構を介してスプール軸がピニオンギア内で前後動されることにより、釣糸がスプールに平行(均等)に巻回される。この場合、一般に、ピニオンギアの内周面が全てスプール軸に接触しており、ピニオンギアとスプール軸との接触面は、軸方向に摺動しながら回転する摺接面となっている。
【0004】
しかしながら、このようにピニオンギアの内周面が全てスプール軸に接触していると、長期の使用によって摺接面の摩耗が進む。そのため、スプール軸とピニオンギアとのガタが大きくなって交換が必要となるが、ピニオンギアを交換すると、部品単価が高いため、メンテナンスコストが増えるといった問題が生じる。
【0005】
また、ピニオンギアを交換すると、新規のピニオンギアとドライブギアとの間に噛み合い誤差が生じるため、回転不良にならないようにラッピングを行なう必要がでてくる。
【0006】
このような問題は、ピニオンギアとスプール軸との摺動抵抗を減らすことによってある程度解決され得る。そのため、実用新案登録第2530523号および特開平11−206287号公報には、軸受またはカラーによってスプール軸をピニオンギア内で支持することにより両者の摺動抵抗を減らす技術が開示されている。
【0007】
しかしながら、実用新案登録第2530523号および特開平11−206287号公報に開示された技術は何れも、軸受またはカラーがピニオンギアの内部に支持されているため、これら軸受やカラーを支持するピニオンギアの肉厚が薄くなり、ピニオンギアの強度が低下するといった問題がある。
【0008】
また、一般に、従来のスピニングリールにおいて、スプール軸の前方側はピニオンギアによって支持されているが、ピニオンギアよりも前方側でスプール軸は支持されていないため、スプールの前後動によってスプールが最も前方に位置した場合(スプールの前方側がピニオンギアによる支持部を超えて大きく突出した場合)には、スプール軸の支持が不十分となり、ガタ付きを生じる不具合がある。このような不具合は、前記実用新案登録第2530523号および特開平11−206287号公報に開示された技術においても生じる。すなわち、これらの技術では、ピニオンギアの内部でスプール軸が軸受またはカラーによって支持されており、ピニオンギアよりも前方側でスプール軸が支持されていないため、スプール軸の支持が不十分となり、ガタ付きを生じる虞がある。
【0009】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ピニオンギアの強度を低下させることなくピニオンギアとスプール軸との摺動抵抗を減らすことができるとともに、スプール軸を十分に支持してスプール軸のガタ付きを抑えることができる魚釣用スピニングリールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の魚釣用スピニングリールは、リール本体と、前記リール本体に回転可能に支持されたロータと、前記リール本体に取り付けられたハンドルの回転に連動して回転し、この回転力を前記ロータに伝達する駆動筒軸と、前記駆動筒軸内を貫通して延び、前記ハンドルの回転に連動して前後動するスプール軸と、前記スプール軸に支持され、前記ロータの回転によって釣糸が巻回されるスプールとを具備し、前記スプール軸は、前記駆動筒軸とその略全長にわたって接触しないように、支持部材によって支持され、前記支持部材は、前記ロータを前記駆動筒軸に固定するためのナットに形成された抜け止め用の段部によって抜け止め支持されるとともに、前記駆動筒軸よりも前方側で前記スプール軸に当接してスプール軸を支持する当接支持部を有し、この当接支持部は、抜け止め用の前記段部よりも前方側に延出する延出部を形成していることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、本発明において、「前側」「先端側」とは、リールのスプール(ベール)側を意味し、「後側」「基端側」とは、その反対の側を意味している。
【0012】
図1および図2は本発明の第1の実施形態を示している。これらの図に示されるように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1は、リール本体1aと、リール本体1aから延出する脚部1bと、脚部1bの端部に形成され且つ図示しない釣竿に取り付けられる竿取付部1cとを有している。リール本体1a内には、ハンドル5が固定されるハンドル軸2が回転可能に支持されている。ハンドル軸2にはドライブギア3が固定されており、このドライブギア3には、ハンドル軸2に対して直交する方向に延び且つリール本体1aに軸受11を介して回転可能に支持された管状の駆動筒軸(以下、ピニオンギアという)13が噛合している。このピニオンギア13の先端部には、ベール6および釣糸案内部15を備えたロータ8が、ナット42を介して一体的に取り付けられている。
【0013】
ハンドル軸2と直交する方向に延在するスプール軸9がピニオンギア13を貫通している。この場合、スプール軸9は、ピニオンギア13と同心的に配されており、ハンドル軸2と直交する方向に沿って前後動できる。また、スプール軸9の先端部には釣糸が巻回されるスプール10が取り付けられている。
【0014】
また、ドライブギア3にはピニオンギア13を介してオシレーティング機構19が係合している。このオシレーティング機構19は、ピニオンギア13と噛み合って回転するウォームシャフト(トラバースカム軸)19aと、ウォームシャフト19aの溝と噛み合い且つスプール軸9に対してその軸方向に移動不能に取り付けられたスライダ19bとからなり、ハンドル軸2がハンドル5の回転操作によって回転されると、スプール軸9を軸方向に沿って往復駆動(前後動)する。
【0015】
このような構成では、ハンドル5を回転操作してハンドル軸2を回転させると、ドライブギア3およびピニオンギア13を介してロータ8が回転駆動するとともに、ピニオンギア13およびオシレーティング機構19を介してスプール軸9に取り付けられたスプール10が前後に往復動する。したがって、スプール10には、釣糸案内部15を介して、釣糸が均等に巻回される。
【0016】
また、リール本体1aには、ロータ8の逆回転を防止する逆転防止機構が設けられている。この逆転防止機構は、ピニオンギア13に対して回り止め嵌合され且つ軸受12を介してピニオンギア13とともにリール本体1aに回転可能に支持された内輪20と、内輪21の外側に配された環状の保持体27と、保持体27の外側に配され且つリール本体1aに取付け固定された外輪25とを有している。
【0017】
保持体27は複数の転動部材27aを保持している。各転動部材27aは、内輪20の外周面と摩擦接触して内輪20の回転動作によって転動するとともに、外輪25の内周面と摩擦接触することができる。また、外輪25の内周面には、各転動部材27aがフリーに回転(転動)できるフリー回転領域と、各転動部材27aと摩擦接触して各転動部材27aの回転を阻止する楔領域とが形成されている。また、各転動部材27aは、保持体27に設けられたバネ部材(図示せず)によって、前記楔領域に向けて常時付勢されている。また、保持体27は、各転動部材27aが前記バネ部材の付勢力に抗してフリー回転領域に強制的に位置される逆転可能位置と、各転動部材27aが楔領域とフリー回転領域とを自由に移動できる逆転防止位置との間で、内輪20に対し回動できる。
【0018】
保持体27には、保持体27とともに回動する回動部材21が取付け固定されている。この回動部材21の端部にはスリット孔21aが設けられている。また、スリット孔21aには、回動部材21を介して保持体27を逆転可能位置と逆転防止位置との間で回動させるための切換操作軸22の一端部22aが係合している。切換操作軸22は、スプール軸9と平行に延びるとともに、リール本体1aに回動可能に支持されており、その他端部がリール本体1aの後端部から外部に突出している。なお、リール本体1aの後端部から突出する切換操作軸22の他端部には、操作ツマミ23が取り付けられている。
【0019】
このような構成の逆転防止機構では、操作ツマミ23を一方向に操作することにより保持体27を回動させて逆転防止位置に位置させると、ロータ8の正回転が許容され逆回転が阻止される。すなわち、保持体27が逆転防止位置に位置された状態で、ピニオンギア13とともに内輪20が正回転する(ロータ8が糸巻き取り方向に正回転する)と、保持体27の転動部材27aが外輪25のフリー回転領域に位置され、内輪20の回転に伴う転動部材27aの転動が外輪25によって阻止されない。したがって、内輪20すなわちロータ8はそのまま正回転し続けることができる。しかし、ピニオンギア13とともに内輪20が逆回転する(ロータ8が糸繰り出し方向に回転する)と、保持体27の転動部材27aが外輪25の楔領域に位置され、内輪20の回転に伴う転動部材27aの転動が外輪25によって阻止される。したがって、内輪20すなわちロータ8は逆回転することができない。
【0020】
一方、操作ツマミ23を他方向に操作することにより保持体27を回動させて逆転可能位置に位置させると、ロータ8の正回転および逆回転の両方が許容される。すなわち、保持体27が逆転可能位置に位置されると、保持体27の転動部材27aが外輪25のフリー回転領域に強制的に位置されて保持されるため、ピニオンギア13とともに内輪20を正回転させても、あるいは、ピニオンギア13とともに内輪20を逆回転させても、内輪20の回転に伴う転動部材27aの転動が外輪25によって阻止されず、内輪20すなわちロータ8は正回転および逆回転をすることができる。
【0021】
図2に明確に示されるように、スプール軸9は、ピニオンギア13とその略全長にわたって接触しないように、支持部材としてのカラー部材40によって支持されている。具体的には、スプール軸9は、ピニオンギア13の基端(図中右側の端)に一体形成された支持部13aと、ピニオンギア13の先端面(図中左側の端面)に当接してピニオンギア13の前側に位置するカラー部材40とによって前後動可能に支持されており、ピニオンギア13の支持部13a以外の部位でピニオンギア13と接触していない。
【0022】
カラー部材40は、ロータ8をピニオンギア13に固定するためのナット42に形成(一体形成)された抜け止め用の段部42aによって抜け止め支持されている(軸方向の移動が規制されている;スプール軸9からの抜けが防止されている)。また、カラー部材40は、ピニオンギア13の前方側でスプール軸9に当接してスプール軸9を支持する当接支持部40aを有しており、この当接支持部40aは、抜け止め用の段部42aよりも前方側に延出する延出部40bを形成している。
【0023】
以上のように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1において、スプール軸9は、ピニオンギア13とその略全長にわたって接触しないように、ナット42の段部42aで抜け止めされたカラー部材40によって支持されている。したがって、ピニオンギア13の内周面の加工を容易としながら、ピニオンギア13とスプール軸9との摺動抵抗を減らすことができ、ロータ8の回転が摩擦抵抗(摺動抵抗)によって重くなることを防ぐことができる。また、摺動面の摩耗が進んで摺動面とスプール軸9とのクリアランスが拡大してしまった場合でも、カラー部材40のみ交換すれば済むため、メンテナンスコストを減らすことができる。また、ピニオンギア14を交換せずに済むため、ピニオンギア13とドライブギア3との良好な噛み合いを維持でき、新品のピニオンギア13の変更時に必要となる噛み合い適正化のためのラッピング加工を無くすことができる。
【0024】
また、本実施形態において、カラー部材40は、ピニオンギア13よりも前方側でスプール軸9に当接してスプール軸を支持する当接支持部40aを有し、この当接支持部40aは、抜け止め用の段部42aよりも前方側に延出する延出部40bを形成している。したがって、ピニオンギア13よりも前方側でスプール軸9を支持できるため、従来と比較してロータ8より前側のスプール軸9の撓みやガタを効果的に抑えることができる。また、ピニオンギア13の外側にカラー部材40があるため、ピニオンギア13が薄肉になって強度が低下することを防止できる。
【0025】
また、本実施形態において、カラー部材40の抜け止めを行なう段部42aは、ナット42に一体形成されている。したがって、組み込み作業性が良好となり、また、部品点数の削減が可能である。
【0026】
また、本実施形態において、スプール軸9は、カラー部材40だけでなく、ピニオンギア13の後部に一体形成された支持部13aによっても支持されているため、すなわち、前方側だけでなく後方側も支持されているため、大きく離間してスプール軸9を十分に支持することができ、スプール軸9のガタ付きをより効果的に抑えることができる。
【0027】
更に、本実施形態においては、カラー部材40の前方延出部40bがナット42の前方側端面42bよりも前方側に延びているため、更に大きく離間した範囲でスプール軸9を支持でき、スプール軸9のガタ付きを極力減らすことが可能となる。
【0028】
図3は、本発明の第2の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】
図示のように、本実施形態において、ロータ8とピニオンギア13とを結合するナット42は、本体部材45と、この本体部材45にネジ47により固定された別体のプレート46とによって構成されており、カラー部材40の抜け止めを行なう段部42aがプレート46によって形成されている。なお、それ以外の構成は、第1の実施形態と同じである。したがって、本実施形態の構成によっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0030】
図4は、本発明の第3の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】
図示のように、本実施形態において、カラー部材40は、ピニオンギア13の先端部の外周面を支持する外側延出部40cを有している。なお、それ以外の構成は、第1の実施形態と同じである。したがって、本実施形態の構成によっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0032】
図5は、本発明の第4の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0033】
図示のように、本実施形態において、カラー部材40の当接支持部40aは、ピニオンギア13内に延びる内側延出部40dを有している。なお、それ以外の構成は、第1の実施形態と同じである。
【0034】
このような構成によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、ピニオンギア13内に延びる内側延出部40dによってもスプール軸9を支持できるため、スプール軸9を支持するために必要な支持面幅を大きく確保でき、スプール軸9の支持を安定して行なえる。
【0035】
図6は、本発明の第5の実施形態を示している。なお、本実施形態は、第4の実施形態の変形例であるため、第4の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0036】
図示のように、本実施形態において、ピニオンギア13の後部には、スプール軸9と当接してこれを支持する支持部50aを有するカラー部材50が、ピニオンギア13と別体で設けられている。なお、それ以外の構成は、第4の実施形態と同じである。
【0037】
このような構成によれば、第4の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、スプール軸9を前方側だけでなく後方側でも支持できるため、大きく離間してスプール軸9を十分に支持することができ、スプール軸9のガタ付きをより効果的に抑えることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の魚釣用スピニングリールによれば、ピニオンギアの強度を低下させることなくピニオンギアとスプール軸との摺動抵抗を減らすことができるとともに、スプール軸を十分に支持してスプール軸のガタ付きを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの部分側断面図である。
【図2】図1の魚釣用スピニングリールの要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの要部拡大断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの要部拡大断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの要部拡大断面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…スピニングリール
1a…リール本体
2…ハンドル軸
3…ドライブギア
5…ハンドル
8…ロータ
9…スプール軸
10…スプール
13…ピニオンギア(駆動筒軸)
13a…支持部
40…カラー部材(支持部材)
40a…当接支持部
40b…延出部
40d…内側延出部
42…ナット
42…段部

Claims (4)

  1. リール本体と、
    前記リール本体に回転可能に支持されたロータと、
    前記リール本体に取り付けられたハンドルの回転に連動して回転し、この回転力を前記ロータに伝達する駆動筒軸と、
    前記駆動筒軸内を貫通して延び、前記ハンドルの回転に連動して前後動するスプール軸と、
    前記スプール軸に支持され、前記ロータの回転によって釣糸が巻回されるスプールと、
    を具備し、
    前記スプール軸は、前記駆動筒軸とその略全長にわたって接触しないように、支持部材によって支持され、
    前記支持部材は、前記ロータを前記駆動筒軸に固定するためのナットに形成された抜け止め用の段部によって抜け止め支持されるとともに、前記駆動筒軸よりも前方側で前記スプール軸に当接してスプール軸を支持する当接支持部を有し、この当接支持部は、抜け止め用の前記段部よりも前方側に延出する延出部を形成していることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 抜け止め用の前記段部が前記ナットに一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記支持部材の前記当接支持部は、前記駆動筒軸内に延びる内側延出部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
  4. 前記駆動筒軸の後部には、前記スプール軸と当接してこれを支持する支持部が一体または別体で設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
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