JP3857577B2 - バーベキューコンロ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーベキューコンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来から、内部に炭や薪などの燃料を収納し得るコンロ本体の上方開口部に金属網や金属板などの焼き具を配設して焼き調理が行えるように構成したバーベキューコンロが提案されている(以下、従来例という。)。
【0003】
ところで、従来例は、例えば調理中などにおいて燃料の補充が必要となった場合、箸や挟み具などで熱い焼き具をコンロ本体の上方開口部から持ち上げて補充している。
【0004】
しかしながら、焼き具を持ったまま片手で燃料の補充作業を行うのは厄介であり、しかも、不安定な状態の為に熱い焼き具を落とした場合には極めて危険であるなどの問題点がある。
【0005】
本発明は、上述問題点を解決する画期的なバーベキューコンロを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための構造】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】
内部に炭や薪などの燃料1を収納し得るコンロ本体2の上方開口部に金属網や金属板などの焼き具3を配設して焼き調理が行えるように構成されたバーベキューコンロであって、前記コンロ本体2には、該コンロ本体2に対して起伏自在となる連結体6が設けられ、この連結体6には、前記焼き具3を載置し得る焼き具載置体5が設けられ、この連結体6を起状態とした際、前記焼き具載置体5は前記焼き具3が前記コンロ本体2から所定高さ 位置において水平状態を維持したまま該コンロ本体2の後方に移動して該焼き具載置体5に載置された該焼き具3と該コンロ本体2の上方開口部との間に前記燃料1を通過させて収納するに適した燃料通過空間Sが形成され、この連結体6を伏状態とした際、前記焼き具載置体5が前記コンロ本体2の上方に復帰動して前記燃料通過空間Sが前記焼き具3により閉塞されるように構成された焼き具移動構造4を具備し、前記連結体6の上端は前記焼き具載置体5に夫々枢着され、また、前記連結体6の下端は屈曲され、この屈曲部は、該連結体6が起状態となって該コンロ本体2に対し90°を超えた位置において該コンロ本体2の上縁部に当接するストッパーに設定され、前記連結体6は、前記焼き具載置体5が前記コンロ本体2の上方に位置している水平の伏状態から該コンロ本体2に対して90°を超えた位置となる起状態までの間において回動せしめられるように構成されていることを特徴とするバーベキューコンロに係るものである。
【0008】
また、請求項1記載のバーベキューコンロにおいて、前記連結体6には、該連結体6の起伏動を握持操作し得るグリップ 12 が設けられていることを特徴とするバーベキューコンロに係るものである。
【0009】
また、請求項1,2いずれか1項に記載のバーベキューコンロにおいて、前記焼き具載置体5は方形枠状であることを特徴とするバーベキューコンロに係るものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】
本発明は、コンロ本体2内に燃料1を収納する場合、即ち、例えば燃料1の補充が必要になった場合、コンロ本体2に設けた焼き具移動構造4により焼き具3を移動させて当該焼き具3とコンロ本体2の上方開口部との間に燃料通過空間Sを形成し、この燃料通過空間Sから該燃料1をコンロ本体2内に収納するものである。
【0011】
従って、本発明は、従来例に比し、燃料1の収納(補充)が安全に且つ良好に行えることになる。
【0012】
以上のように、本発明は、従来にない画期的な作用効果を発揮し、極めて商品価値の高いものになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面は本発明の一実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0014】
本実施例は、内部に炭や薪などの燃料1を収納し得るコンロ本体2の上方開口部に金属網や金属板などの焼き具3を配設して焼き調理が行えるように構成したものである。
【0015】
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。
【0016】
コンロ本体2は、図1,2に図示したように適宜な金属製の板部材を箱状に形成したものであり、その内部には燃料1を載置する燃料載置部8(火格子)が設けられ、外部には4本の脚部材7が着脱自在に設けられている。
【0017】
また、コンロ本体2には、その上方開口部2aに配設した焼き具3を移動せしめて該焼き具3とコンロ本体2の上方開口部2aとの間に燃料1を通過させて該コンロ本体2に該燃料1を収納するに適した燃料通過空間Sを形成する焼き具移動構造4が設けられている。
【0018】
具体的には、この焼き具移動構造4は、焼き具3を載置する焼き具載置体5と、この焼き具載置体5をコンロ本体2に連結する連結体6とで構成されている。
【0019】
焼き具載置体5は、図1〜5に図示したように適宜な金属製の棒材を方形枠状に形成したものであり、コンロ本体2の上方開口部2aと略同一の大きさに設けられ、焼き具3を架設状態に載置し得るように構成されている。
【0020】
また、この焼き具載置体5は、連結体6を介してコンロ本体2に連設されている。
【0021】
連結体6は、図1〜5に図示したように適宜な金属製の棒材により構成され、焼き具載置体5の左右側部の略中央位置に枢着される第一連結部材9と、焼き具載置体5の左右側部の前方寄りの位置に枢着される第二連結部材10とで構成されている。
【0022】
また、この左右の第一連結体9の他端は、コンロ本体2の左右側面夫々の後端部に枢着され、一方、左右の第二連結部材10の他端は、コンロ本体2の左右側部夫々の略中央位置に枢着されており、よって、この第一連結部材9及び第二連結部材10は夫々コンロ本体2に対して伏状態から起状態へ起伏自在となり、この第一連結部材9及び第二連結部材10夫々の起伏動により、焼き具載置体5は略水平状態を維持したまま図3に図示したコンロ本体2の上方開口部2aに合致する位置から、図4に図示したコンロ本体2の上部開口部2aから所定高さの後方へずれた位置までの間を昇降することになる。
【0023】
また、左右の第二連結部材10同志は、コ字状部材11により連設されており、このコ字状部材11の中央にはグリップ部12が設けられている。
【0024】
従って、このグリップ部12を握持操作することにより、焼き具載置体5をコンロ本体2の上方開口部2aと合致する状態から所定高さ後方へずれた位置に移動させることができ、このことから、焼き具3とコンロ本体2の上方開口部2aとの間には燃料1を通過させてコンロ本体2へ収納するに十分な空間(燃料通過空間S)が形成されることになる。
【0025】
また、第一連結部材9は、夫々そのコンロ本体2との枢着部にしてコンロ本体2内に嵌挿される端部が屈曲形成されており、この屈曲部9aは第一連結部材9の抜け止め機能を発揮するとともに、第一連結部材9を起状態とした際、コンロ本体2の上縁部(鍔部2a’の内面)に当接して、第一連結部材9がそれ以上後方に回動するのを阻止するストッパーとして機能するように構成されている。
【0026】
この屈曲部9aにおける回動阻止機能は、第一連結部材9が90°(伏状態を0°とした場合)よりも多く回動させた所定位置(本実施例では約100°の位置)で機能するように構成されており、これは、移動させた焼き具載置体5が自然に元に戻らないようにする(自重で復帰動しないようにする)ための構成である。
【0027】
本実施例は上述のように構成したから、コンロ本体2内に燃料1を補充する場合、連結体6を起状態となるように回動させて焼き具3を移動させて当該焼き具3とコンロ本体2の上方開口部2aとの間に燃料通過空間Sを形成し、この燃料通過空間Sから燃料1を通過させてコンロ本体2内に収納する。
【0028】
燃料1の補充後、連結体6を伏状態となるように復帰動(回動)させることで焼き具載置体5を前方へ移動させて焼き調理可能な状態とする。
【0029】
よって、本実施例によれば、従来例に比し、燃料1の収納(補充)が安全に且つ良好に行えることになる。
【0030】
また、本実施例は、焼き具移動構造4は、焼き具3の移動が略水平状態で行われる構成であるから、いつでも燃料1の収納が良好に行えることになる。即ち、例えば焼き調理中に焼き具3の上に食材が載っていても、そのままの状態で燃料1の補充が行えることになり、しかも、この焼き具3の移動は単に燃料1の収納・補充のときだけ有効になるのではなく、焼き具3を燃料1に任意に遠ざけたり近づけたりすことができることにもなるから食材の焼き過ぎを防止したり、或いは、火力調整にも有効である。
【0031】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例を示す斜視図である。
【図2】 本実施例の概略動作説明図である。
【図3】 本実施例を示す側面図である。
【図4】 本実施例の概略動作説明図である。
【図5】 本実施例に係る要部を説明する斜視図である。
【符号の説明】
S 燃料通過空間
1 燃料
2 コンロ本体
3 焼き具
4 焼き具移動構造
5 焼き具載置体
6 連結体
12 グリップ
Claims (3)
- 内部に炭や薪などの燃料を収納し得るコンロ本体の上方開口部に金属網や金属板などの焼き具を配設して焼き調理が行えるように構成されたバーベキューコンロであって、前記コンロ本体には、該コンロ本体に対して起伏自在となる連結体が設けられ、この連結体には、前記焼き具を載置し得る焼き具載置体が設けられ、この連結体を起状態とした際、前記焼き具載置体は前記焼き具が前記コンロ本体から所定高さ位置において水平状態を維持したまま該コンロ本体の後方に移動して該焼き具載置体に載置された該焼き具と該コンロ本体の上方開口部との間に前記燃料を通過させて収納するに適した燃料通過空間が形成され、この連結体を伏状態とした際、前記焼き具載置体が前記コンロ本体の上方に復帰動して前記燃料通過空間が前記焼き具により閉塞されるように構成された焼き具移動構造を具備し、前記連結体の上端は前記焼き具載置体に夫々枢着され、また、前記連結体の下端は屈曲され、この屈曲部は、該連結体が起状態となって該コンロ本体に対し90°を超えた位置において該コンロ本体の上縁部に当接するストッパーに設定され、前記連結体は、前記焼き具載置体が前記コンロ本体の上方に位置している水平の伏状態から該コンロ本体に対して90°を超えた位置となる起状態までの間において回動せしめられるように構成されていることを特徴とするバーベキューコンロ。
- 請求項1記載のバーベキューコンロにおいて、前記連結体には、該連結体の起伏動を握持操作し得るグリップが設けられていることを特徴とするバーベキューコンロ。
- 請求項1,2いずれか1項に記載のバーベキューコンロにおいて、前記焼き具載置体は方形枠状であることを特徴とするバーベキューコンロ。
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JP2001367358A Expired - Lifetime JP3857577B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | バーベキューコンロ |
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Cited By (1)
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CN103989418A (zh) * | 2014-06-03 | 2014-08-20 | 常州市科宏电子电器有限公司 | 一种金属烧烤架 |
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- 2001-11-30 JP JP2001367358A patent/JP3857577B2/ja not_active Expired - Lifetime
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