JP3856761B2 - ロッドレス直線駆動装置 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、長手方向に配置されたスロットを有するハウジングを備え、スロット内に延在する移動可能な力連結部材を有する、ピストン・ロッドレス直線駆動装置に関する。スロットの外側の開口部は、少なくとも1つのカバーバンドを有するカバー手段を備え、カバーバンドは、外側のスロット開口部の第一の長手方向に延びる側面においてハウジングに固定される取り付け部と、外側のスロット開口部を覆うカバー位置と、力連結部材がスロット内に延在することを許容する解放位置との間で回転することができる回転カバー部とを有している。
この種のピストン・ロッドレス直線駆動装置は、ドイツ特許公報3,509,891 A1において開示されている。その直線駆動装置はハウジングを有し、ハウジング内には、ピストンが流体動力により摺動可能であるように配置され、ハウジング内の長手方向のスロットを通して延在する力伝達部材と駆動可能に連結されている。流体の流出を防ぐため、長手方向のスロットのピストン受容空間と向かい合う内側のスロット開口部は、シールバンドを備えている。ハウジングの外側の表面に位置する外側のスロット開口部においては、スロットの全長に沿って延び、外側のスロット開口部の第一の長手方向に延びる側面の長手面上の取り付け部においてハウジングに固定される、カバーバンドが備えられている。この取り付け部に回転可能に連結されたカバーバンドのカバー部は、長手方向のスロット内にごみが入るのを防ぐために、力伝達部材のいずれの側においても、外側のスロット開口部を軸方向に覆っている。力伝達部材において、カバー部は、ハッチの機能を有する開口部を通って力連結部材が延在することを可能にするため、ハッチ開放位置へと外向きに回転させられる。このハッチ領域は、ピストン及び力連結部材の移動及び瞬間的な位置に応じて、長手方向のスロットに沿って移動させられる。
公知の直線駆動装置の場合、カバー部がカバー位置を取ることは、自動的に解放位置へと回転した後、カバー部及び対応するように構成されたシールバンドを自動的に元に戻す十分な付勢効果により確実に行われる。付勢効果は、カバーバンド及びシールバンドと一体的に形成された、長手方向のスロット内に延在する結合リブによって生み出される。しかし、この場合、時が経つにつれて、材料疲労によりカバー位置が確実に取れなくなるという短所がある。
米国特許No.4,555,980による同じ原理に基づいたカバーバンドについても、同様な問題が生じる。しかし、ドイツ特許公報3,509,891 A1による構成とは異なり、この場合のカバー手段は、共同して長手方向のスロットを覆う2つのカバーバンドを有している。
確かに、米国特許No.4,555,980においても、カバー位置において、シールバンドとの戻り止め結合部によってカバーバンドを固定することは示唆されている。
しかし、この場合には異なったタイプのカバーバンドが備えられており、このカバーバンドは、力連結部材の位置において、その全幅が長手方向のスロットから離れて移動し、力連結部材はカバーバンドが通り抜けるための通路を備えなければならないため、複雑な構造が求められるのである。
従って、本発明の1つの目的は、簡単な構造を有していながら、長期間の使用後も確実に長手方向のスロットを覆う、最初に述べたタイプの直線駆動装置を提供することである。
この目的を果たすため、カバー位置において解放可能な戻り止め式のロックをするために、回転して移動するカバー部に戻り止め手段が設けられており、また力連結部材と運動学的に連結される動作手段が備えられ、該動作手段が、戻り止めロック効果を生み出すべく関連するカバーバンドに作用するようになっている。
カバー手段は、瞬間的な力連結部材がある位置において、長手方向のスロットから、すなわちスロットを規定するハウジングから一方の長手方向に延びる側面より離れるよう持ち上げられる、少なくとも1つのカバーバンドを有するように構成されている。これによって、力連結部材に、このような構成でなければ必要な複雑な溝状の通路をカバーバンドのために設ける必要がないという利点が生じる。戻り止め連結は、材料疲労の発生が不利な影響をもたらすことなく、カバーバンドのカバー部が確実にカバー位置に留まるようにする。確実な戻り止め保持動作のために、力連結部材と運動学的に連結され、カバーバンドに、更に具体的にはカバーバンドの外側の面に作用するように配置された動作手段が用いられる。
本発明の更に有用な展開は、従属クレームにおいて定義されている。
カバー位置におけるカバーバンドの最適な固定は、戻り止め手段が、直線駆動装置のハウジング上に設けられた対になる戻り止め手段と協働できる場合に確実になる。しかし、対になる戻り止め手段を、内側のスロット開口部に追加的に備えられたシールバンド上に設けることも可能であり、これによりシールバンドがシール位置に確実に保持されるという追加的な利点がもたらされる。
戻り止め手段は、好適には、取り付け部と反対側のエッジ部に位置する、更に具体的には、外側のスロット開口部の第一の長手方向に延びる側面と向かい合う第二の長手方向に延びる側面に位置し、長手方向のスロットの長手方向に延びる支持リブにより構成される機械的戻り止め手段と協働する、カバー部のフォーク状の戻り止め部により構成されている。
原則的には、取り付け部がカバー部の回転運動に関与し、それに応じてカバーバンドがその全長にわたって回転部として機能するように、取り付け部を確実に直線駆動装置のハウジングに固定することができる。しかし、取り付け部がハウジング上に移動不可能に支持され、カバー部の回転運動及びカバー部の相対運動中に、カバー部と固定的に設置された取り付け部との間に相対運動が生じる構成が好適である。この配置の利点の1つは、カバーバンドの復元力のある弾性力が、カバー部に作用する復元力に寄与し得ることである。
カバーバンドは、ハウジング内の長手方向のスロットに向かって開口している取り付け溝内の取り付け部に固定されていることが好ましい。組立て及び固定は、具体的には、取り付け溝の2つの端部開口部のうちの一方端部から取り付け部の端部を挿入することにより、同時に行われる。
本発明による構成は、確かに、カバー位置において長手方向のスロットの全幅を覆う単一のカバーバンドを有するカバー手段に特に適している。しかし、互いに並んで設けられた2つのカバーバンドを有するカバー手段を備え、各カバーバンドが回転運動可能なカバー部を有し、2つのカバーバンドが共同して長手方向のスロットを完全に覆うようにすることも可能である。
戻り止め連結を生じさせるために設けられる動作手段は、力連結部材の軸方向における両側に位置することが好ましい。更に、動作手段を、力連結部材と運動学的に連結され、長手方向のスロットの開閉時にカバー部の回転を制御する案内手段の構成要素の形式で構成すると都合がよい。
カバーバンドは、弾力性のある樹脂材料、具体的にはエラストマー材料から成っていると都合がよい。更に、どの案内手段であれ、樹脂材料から製造されることが好ましい。
以下において、添付の図面を参照して、本発明が説明される。
一様に参照番号1が付された実施例のピストン・ロッドレス直線駆動装置は、流体動力により、更に具体的には圧縮空気により作動される。
直線駆動装置は、長手方向に延びたハウジング2を有し、ハウジングには、好ましくは円筒状の横断面形状を有する、長手方向に延びて形成されたピストン受容空間3が備えられている。原則として、ハウジング2は、具体的には終端カバーを有する押し出し成形された管状部の形式を取った管状体から成るが、図面には終端カバーが詳細には示されていない。
ハウジング2は、ハウジングのほぼ全長にわたって延びる、具体的には管状体4内に位置する長手方向のスロット5を有する。スロットは、ピストン受容空間3の周辺部において半径方向にハウジング2の壁を貫通しており、その結果、ピストン受容空間3内へと向いている内側スロット開口部6及びハウジング2の外側面にある外側スロット開口部7がある。スロット開口部6及び7はどちらも長手方向のスロット5の長手方向に延びている。
ピストン受容空間3の内部には、軸方向に移動するピストンがある。軸方向に離れた位置、好ましくは2つの軸方向の端部に、ピストン受容空間3の内表面と協働してシーリングを行うシール手段12がそれぞれ備えられている。従って、ピストン受容空間3は、軸方向に連なる3つの空間部、すなわち、2つのシール手段12の間にある1つの中央空間部と、各シール手段12とハウジング2の向かい合う端部カバーとの間にあって流体圧力を受けることが可能な作業空間の機能を有している、それぞれピストン8に隣接する2つの外側空間部とに分れているのである。
作動流体(ハウジング2内に延びている、図示されていない流体ダクトによって供給される)を作業空間内において制御下で作動させることにより、ピストン8は、ハウジングの長手方向に移動させることができる。移動方向は、双方向矢印13によって示されている。
ピストン8の直線運動は、ハウジング2の外部で力運搬部14により生じさせることができ、力運搬部14は力連結部材15に固定され、力連結部材15は、移動の方向13において運動学的にピストン8と連結されている。力運搬部14は、詳細には示されていないが、1つ以上の移動対象物を取り付けるための取付手段を有している。好ましくは、力運搬部14は、移動の方向13に走行する直線案内手段16によりハウジング2の外面上で案内され、ハウジングに垂直な方向に支持されている。従って、ピストン8及び力連結部材15が、力運搬部14に作用する力により過度の荷重を受けるのを防ぐことができる。力運搬部14は、滑走部あるいはキャリッジの形式で構成されていてもよい。
力連結部材15は、同調部材と呼ぶこともでき、長手方向のスロット5を介して半径方向にリブ状に延出している。例えばネジの形式を取っている取付手段17は、力運搬部14への取り付けの役割を果たす。ピストン8との連結のため、力連結部材15は、ピストン受容空間3内にあるその端部にフォーク状の支持部18を備えており、支持部18は、ピストン8の長手方向に延びる側面に嵌め込まれている。ピストン8は、この目的のため支持部18を受容する凹部22を有しており、移動の方向13における凹部22の寸法は支持部18の寸法と同一であるため、移動の方向13において有効に嵌合している。ピストン8の軸方向のあらゆる動きは、それ故に力連結部材15に遊びなしで伝達される。それと同時に、矢印で示されている支持部18の挿入方向23及びその反対方向に遊びを持つことが可能であり、そうした遊びが支持部18とピストン8との間にある場合には、ピストン受容空間3と直線案内手段16とが平行性を欠く場合に自動的な補正が為される。
内側スロット開口部6は、ピストン8の両側の2つの作業空間を周囲から密封し、長手方向のスロット5を介した作動流体の流出を防止するために、曲げ弾性を有するシールバンド24を備えている。シールバンド24は、長手方向のスロット5の全長に沿って延び、外側部25を有する。外側部25は、軸方向においてピストン8から離れ、長手方向のスロット5の両側における範囲を定めるスロット側面26と密封嵌合する。この場合、密封接点は一般にピストン受容空間3と長手方向のスロット5の間の移行領域にあり、図示されているように、シールバンド24は全体的或いは部分的に内側から長手方向のスロット5内に延びることができる。
ピストン8と同じ範囲において、従って2つのシール手段12の間の中央空間部において、シールバンド24は、その長さの一部にわたって完全に長手方向のスロット5から、すなわちスロット側面26から離れて保持される。持ち上げられたあるいは移動させられたシールバンド24の分離部27は、ピストン8の内部に規定された、力連結部材15の下で延びる湾曲経路28を通り抜けている。このようにして、力連結部材15は、シールバンド24に妨げられることなく、長手方向のスロット5を通り抜けることができる。シール手段12とシールバンド24の間の密封接点によって、中央空間部が隣接する作業空間から分離されているので、ピストン受容空間3からの流体の流出はこの部分においては考えられない。
長手方向のスロット5の外側開口部7は、一様に参照番号32を付されたカバー手段を備えている。図1乃至6に示された実施例において、カバー手段は単一のカバーバンド33を有している。カバーバンド33は、シールバンド24と同様に樹脂材料から成り、ゴム弾性を有する。カバーバンド33は、好適にはエラストマー材料製である。カバーバンド33は、長手方向のスロット5の全長にわたって延びており、その目的は、直線駆動装置1の周囲からスロット5内にごみが入るのを防ぐことである。
ピストンの実際の位置に拘らず、カバーバンド33はピストン8の両側の外側スロット開口部7を軸方向に密封する、すなわち塞ぐのであるが、それと同時に力連結部材15がスロット開口部7を通過することを可能にしている。しかし、シールバンド24の場合と異なり、カバーバンド33は、力連結部材15の近傍において長手方向のスロット5あるいはスロット5を規定するハウジング2から完全に離れてはいない。カバーバンド33は、長手方向のスロット5の長手方向に延びる一方の側面において常にハウジング2としっかり連結されており、長手方向に延びる他方の側面においてのみ離れるように移動でき、それにより力連結部材15を避けるように移動させられる。これは、力連結部材15がカバーバンド33用の複雑な通路を必要とせず、実際、バンドが力連結部材15の外表面上を通過できることを意味している。
詳細に言えば、カバーバンド33は、その長手方向において、長手方向に延びる側面が互いに隣接する2つのバンド部、すなわち取り付け部34及びカバー部35に分かれている。2つの部34及び35は一体的に結合されており、結合領域は、カバーバンド33の長手方向に延びる回転軸を有する回転領域36を規定している。
取り付け部34において、カバーバンド33は外側スロット開口部7の第一の長手方向に延びる側面37に固定され、従ってハウジングに対して固定されている。この目的のため、ハウジング2内において長手方向のスロット5に向かって開口している取り付け溝42内に取り付け部34が固定されるよう、取り付け部34はビードの形式を取った、隣接するカバー部35よりも大きい断面を有する構成であってもよい。本実施例において、取り付け部34は円柱状で、カバー部35が突出する狭まった溝開口部へとつながっている取り付け溝42における、取り付け部34の形状に対応するように形成された部分内に固定される。
取り付け部34及び取り付け溝42の横方向の寸法は、具体的には、組立時に取り付け部34を一方の端部から取り付け溝42内に挿入できるよう、互いに一致するようになっている。作業は弱い押し込み力を用いて行うことができる。
カバー部35は、取り付け部34に対して、ひいてはハウジング2に対して、図4に示されているカバー位置と図5に示されている解放位置との間で回転することができる。回転運動は、双方向矢印43により示されている。カバー位置において、カバー部35は、外側のスロット開口部7における第一の長手方向に延びる側面37と向かい合う第二の長手方向に延びる側面38との間に延びており、従って外側のスロット開口部7の全幅を覆っている。この場合、カバー部35は、外側から長手方向のスロット5内に部分的あるいは完全に延びていてもよい。
解放位置において、カバー部35は、ハウジング2から遠ざかるように回転し、従って、力連結部材15を通過あるいは貫通させるよう外側のスロット開口部7を露出させる。
カバー位置と解放位置との間の移行は、力連結部材15と軸方向において運動学的に連結された案内手段44により制御される。
案内手段44の構造は、力連結部材15と軸方向において同じ位置にあるカバー部35を、軸方向に隣接する移行領域45内において解放位置へと移動させ、続いてカバー位置へと移動させるようになっている。解放位置は、本実施例の場合カバー部35の回転角度の大きさが異なることによって特徴づけられ、回転角度の大きさは、力連結部材15の位置において最大であり、案内手段44の端部までの移行領域45及びそれに続くカバー位置の過程では徐々に減少する。
カバーバンド33の大きな特徴は、その回転運動をするカバー部35が戻り止め手段46を有しており、戻り止め手段46を介してカバー部35がカバー位置において解放可能に保持されることである。戻り止め保持作用は、取り付け部34の反対側にあるカバー部35の長手方向の端部領域41とハウジング2とを、関連する第二の長手方向に延びる側面38において確実に接触させる役割を有する。戻り止め作用によって、上記の構成要素間における付勢効果を得ることが可能であり、その結果、固形のごみや外部からの液体の侵入を防ぐ密封接触が確実なものとなる。
ピストン8の直線運動の間、カバーバンド33のカバー部35は前記の案内手段44を通過し、案内手段44がカバー部35の解放及び戻り止め封入の両方を生じさせる。
図1乃至5による実施例においては、カバー部35の戻り止め手段46が、直線駆動装置1のハウジング2上に直に設けられた対になる戻り止め手段47と協働する。この場合、対になる戻り止め手段47は、長手方向のスロット5の長手方向に延びる支持リブ48により構成されるのが好ましい。このリブ48は、長手方向のスロット5の第二の長手方向に延びる側面38に位置し、反対側のスロット端部に向かって延びている。戻り止め手段46は、カバー部35のフォーク状戻り止め部49から成り、その谷状開口部内に、支持リブ48がロックされた状態で延びる。この場合、支持リブ48は戻り止め部49の2つのフォーク状突起部53aと53bとの間に締付けられる。
内側のフォーク状突起部53bは変形可能であり、嵌合及び解放時に回転するように曲がる。この場合、スナップ作用連結と言うこともできる。
従って、支持リブ48が自由端に向かって先細になる横断面を備え、戻り止め部49のフォーク状突起部53aと53bとの間に規定される中間スペースもまた奥行き方向に向かって先細になっているため、遊びのない、すなわち密封された戻り止め連結が確実に行われる。これは、戻り止め嵌合作用が大いに促進されることを意味している。
案内手段44は、力連結部材15の両側に軸方向に配置された動作手段54を有しており、その動作手段54は、解放位置からカバー位置への移行に際してカバー部35をハウジングに対してロックするために、長手方向のスロット5の逆を向いているカバー部35の外側表面55と協働することができる。動作手段54が外側表面55を押す結果として、カバー部35が内側に回転し、対になる戻り止め手段47と戻り止め嵌合させられる。
動作手段54は、移行領域45の2つの外側の端部を規定し、その進路が所望するカバー部35の進路と同じである作動面により構成されている。動作手段54は湾曲しており、その外側スロット開口部7からの距離は、力連結部材15からの距離が増加するにつれて減少する。従って、カバー部35は対応する作動面の下部に押し込まれ、ピストン8の対応する方向への移動中に、次第に長手方向のスロット5上に押し下げられる。
2つの動作手段54の間において軸方向に、案内手段44は反対方向を向いた案内面56を備えている。動作手段54と向かい合う端部領域から始まって、案内面56は力連結部材15に向かって傾斜を増してゆく。カバー部35の内表面57は案内面56に沿って進むため、案内面56の進路がカバー位置と解放位置の間の回転動作を決定することになる。案内面56は力連結部材15の動作の中間において最も急峻になり、力連結部材15は案内面56の方向付け要素を構成することができる。
力連結部材15上に存在しうる構成要素とは別に、案内面56は、動作手段54、従って案内手段44全体と同様に1つの構成要素上に設けられており、その構成要素は、本実施例ではピストン8内に長手方向に挿入される挿入部58を構成している。挿入部58は樹脂材料から成り、動作手段54及び案内面56は具体的にはフリーモールディングによって製造されるのが好ましい。別体の構成要素上に案内手段44を形成することは、ピストン8の製造と関係なく案内手段44の複雑な表面形状を形成しうるという利点をもたらす。
挿入部58のピストン8内への取り付けは、定位置に嵌め込むことにより行われるのが好ましく、ピストン8は長手方向に延びる一側面において開口している凹部59を有し、その凹部59内に挿入部58の脚部62が移動の方向13と垂直に嵌め込まれる。この場合、例えばリブ及び溝といった連結センタリング手段が、相互の正確な固定を確実なものにする。
前記の湾曲経路は、好ましくは凹部59内に設けられる。前記の湾曲経路の一部はピストン8によって規定され、また一部は挿入部58の脚部62によって規定される。脚部62は、シールバンド24に面する湾曲面64を有していてもよい。
力連結部材15は、原則として挿入部58と一体になった構成要素であってよい。しかし、先に述べた理由により、別体の構成の方がより利点が多い。従って、本実施例において、挿入部58は、ピストン8の凹部22と同じ位置において、別の凹部65を有しており、それがフォーク状支持部18の挿入を可能にし、挿入部58は、結局、挿入部58にまたがっている支持部18により支持される。
案内手段44を介した移動の際に、動作手段54は、カバー部35を嵌合状態に押し込む押し下げ手段として作用する。中間に設けられた案内面56は、複数の連続する表面部分から成っていてもよいが、力連結部材15周辺で湾曲させて、カバー部35を解放状態における直立位置に移動させる役割がある。
図6に示すように、直線駆動装置の別の構成も可能であり、この場合嵌合状態にあるカバー部35は、やはり、ハウジング2とクランプ嵌合した状態で外側スロット開口部7の第二の長手方向に延びる側面38にある。しかし、この場合、対になる戻り止め手段47はハウジング2に直に設けられているのでなく、カバーバンド33と向かい合う、ハウジング2と嵌合しているシールバンド24の表面に設けられている。この構成は、カバー位置すなわちシール位置において、カバーバンド33とシールバンド24とが互いに支持し合うという利点をもたらす。
図7に示された構成は、カバー手段32が1つだけでなく2つのカバーバンド33a及び33bを有する点において、これまでに述べた構成とは異なっている。カバーバンド33a及び33bはそれぞれ取り付け部34及びカバー部35を有し、取り付け部34は、長手方向のスロット5の向かい合う長手方向に延びる側面において、ハウジングに対して固定されている。この位置から、それぞれのカバー部が互いの方に向かって突き出し、外側スロット開口部7の幅の一部をそれぞれ覆っている。本実施例においては、長手方向のスロット5が、カバー位置において両方のカバー部35により半分ずつ覆われるようになっている。
2つのカバー部の運動学的な動きは前記と同様であるため、更なる説明は不要である。しかしながら、案内手段44の構成に関しては、2つのカバー部35が反対方向に回転する点を考慮に入れる必要がある。具体的には、各カバー部35が独自の案内面を備えているため、両カバー部35は力運搬部14の両側を通過するのである。
図7による構成に関しては、両カバー部35とシールバンド24との間に、カバー位置における戻り止め連結部を設けてもよい。具体的には、シールバンド24における共用される対になる戻り止め手段47と協働する適切な戻り止め手段46が、両カバー部35の相互に向かい合う長手方向に延びる端部領域41に形成されてもよい。
ピストンが見えるようにハウジングカバーを取り外した、ピストンロッドレス直線駆動装置の第一の構成を示す端面図である。 図1による直線駆動装置の全長の一部を、ハウジングを省略し、斜視図で示した図である。 カバーバンドを省略した、図2に示された構成要素の分解図である。 図1乃至3の直線駆動装置を横断面図で示した図であり、その切断面は軸方向においてピストンの外側にあり、ハウジング、カバーバンド及びシールバンドのみが示されている。 図示されていない力連結部材の箇所で延びている切断面において、カバー部が開放すなわち解放位置に回転した状態を示す、図4に対応する図である。 カバーバンドとシールバンドとの間に、戻り止め結合部が設けられた、直線駆動装置の別の構成の一部分を横断面図で示した図である。 カバー手段が2つのカバーバンドを有している場合の、直線駆動装置の更に別の構成を示した図である。

Claims (20)

  1. 長手方向に配置されたスロット(5)を有するハウジング(2)を備え、スロット内に延在する移動可能な力連結部材(15)を有し、前記スロットの外側開口部(7)が少なくとも1つのカバーバンド(33、33a及び33b)を有するカバー手段(32)を備え、前記カバーバンド(33、33a及び33b)は前記スロットの外側開口部(7)の第一の長手方向に延びる側面(37)においてハウジングに固定される取り付け部(34)と、前記スロットの外側開口部(7)を覆うカバー位置と力連結部材(15)がスロット内に延在することを許容する解放位置との間において回転可能な回転カバー部(35)とを有しているロッドレス直線駆動装置であって、
    カバー位置における解放可能な戻り止めロックのため、戻り止め手段(46)が前記回転運動するカバー部(35)に設けられ、動作手段(54)が力連結部材(15)と連結するように設けられ、前記動作手段が戻り止めロック効果をもたらすよう関連するカバーバンド上で作用し、
    前記カバー部(35)のカバー位置において前記戻り止め手段(46)が、前記ハウジング(2)に設けられた対になる戻り止め手段(47)と嵌合し、
    前記対になる戻り止め手段(47)が、前記スロットの外側開口部(7)の前記第一の長手方向に延びる側面(37)と向かい合う第二の長手方向に延びる側面(38)に設けられていることを特徴とする、ロッドレス直線駆動装置。
  2. 長手方向に配置されたスロット(5)を有するハウジング(2)を備え、スロット内に延在する移動可能な力連結部材(15)を有し、前記スロットの外側開口部(7)が少なくとも1つのカバーバンド(33、33a及び33b)を有するカバー手段(32)を備え、前記カバーバンド(33、33a及び33b)は前記スロットの外側開口部(7)の第一の長手方向に延びる側面(37)においてハウジングに固定される取り付け部(34)と、前記スロットの外側開口部(7)を覆うカバー位置と力連結部材(15)がスロット内に延在することを許容する解放位置との間において回転可能な回転カバー部(35)とを有しているロッドレス直線駆動装置であって、
    カバー位置における解放可能な戻り止めロックのため、戻り止め手段(46)が前記回転運動するカバー部(35)に設けられ、動作手段(54)が力連結部材(15)と連結するように設けられ、前記動作手段が戻り止めロック効果をもたらすよう関連するカバーバンド上で作用し、
    前記戻り止め手段(46)が、前記カバー部(35)の前記取り付け部(34)と反対の端部領域(41)に設けられていることを特徴とする、ロッドレス直線駆動装置。
  3. 前記戻り止め手段(46)が、前記カバー部(35)のフォーク状の戻り止め部(49)により構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の直線駆動装置。
  4. 前記長手方向のスロット(5)の長手方向に延びる支持リブ(46)が、前記カバー部(35)のカバー位置において、前記対になる戻り止め手段(47)として前記フォーク状の戻り止め部(49)の開口部内に嵌まり込むことを特徴とする、請求項に記載の直線駆動装置。
  5. 前記取り付け部(34)が前記ハウジング(2)に静的に固定され、カバー位置と解放位置との間で、前記カバー部(35)が取り付け部(34)に関して回転運動を行うことを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  6. 前記取り付け部(34)が、前記ハウジング(2)内にある前記長手方向のスロット(5)に向かって開口している取り付け溝(42)内に固定されることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  7. 前記カバー手段(32)が、前記カバー位置において、前記スロットの外側開口部(7)で全幅にわたって前記長手方向のスロット(5)を覆う、単一のカバーバンドを備えたことを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  8. 前記カバー手段(32)が、前記長手方向のスロット(5)の向かい合う長手方向に延びる側面(37及び38)に固定された2つのカバーバンド(33a及び33b)を備え、前記2つのカバーバンドが、それぞれ前記長手方向のスロット(5)の幅の一部に延出しているため、前記カバー位置において、前記スロットの外側開口部(7)で前記2つのカバーバンドが共同して全幅にわたって前記長手方向のスロット(5)を覆うことを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  9. 戻り止め作用をもたらす手段は、前記カバー位置において、前記カバー部(35)が前記スロットの外側開口部(7)の第一の長手方向に延びる側面と向かい合う第二の長手方向に延びる側面で前記ハウジング(2)に保持されるようになっていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  10. 少なくとも1つのカバーバンド(33、33a及び33b)が弾性樹脂材料から成ることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  11. 前記動作手段(54)が、前記力連結部材(15)の軸方向における両側に設けられ、前記力連結部材(15)の移動の方向に応じて、戻り止めロック作用を担うことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  12. 前記動作手段(54)が前記力連結部材(15)と連結された案内手段(44)と一体化していることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  13. 一時的に解放位置を取る間に前記カバー部(35)が、移動する前記力連結部材(15)の周囲で湾曲するように、案内手段(44)が前記カバー部(35)の回転を制御することを特徴とする、請求項12に記載の直線駆動装置。
  14. 前記力連結部材(15)が、前記ハウジング(2)内を摺動するピストン(8)と連結されていることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  15. 前記動作手段(54)が、前記ピストン(8)の長手方向に延びる側面において前記ピストン(8)に嵌め込まれる挿入部(58)に形成されていることを特徴とする、請求項14に記載の直線駆動装置。
  16. 前記案内手段(44)が、少なくとも部分的に前記挿入部(58)上に形成されていることを特徴とする、請求項15に記載の直線駆動装置。
  17. 前記案内手段(44)が、全体的に前記挿入部(58)上に形成されていることを特徴とする、請求項16に記載の直線駆動装置。
  18. 前記力連結部材(15)が、前記ピストン(8)内に側方から挿入される、前記挿入部(58)に部分的にまたがるフォーク状の支持部(18)を有していることを特徴とする、請求項15乃至17のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  19. 流体動力によって駆動される構成を有することを特徴とする、請求項1乃至18のいずれか1つに記載の直線駆動装置。
  20. 空気圧によって駆動される構成を有することを特徴とする、請求項19に記載の直線駆動装置。
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