JP3853082B2 - 送信装置とこれを利用したやぐらこたつ - Google Patents

送信装置とこれを利用したやぐらこたつ Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、専用の送信アンテナを必要としない小型・薄型の送信装置と、これを利用したやぐらこたつに関する。
【0002】
【従来の技術】
天板に設けたリモコン送信部から発した制御信号を、天板を支える台となる本体内に設けたヒーター、ファン等にこたつ布団を介して伝えて、ヒーター、ファン等を操作する、やぐらこたつが知られている。
そのリモコン操作は、微弱電磁波を利用する方式であるが、リモコン式やぐらこたつにおいては、家庭電化製品から放射される不要電磁界の影響を避けるために、3GHz以上のマイクロ波のような高い周波数の電磁波を使用している。
【0003】
このような構成のやぐらこたつにおいては、マイクロ波を制御信号で変調して送信するリモコン送信部を天板に内蔵するとともに、リモコン送信部から送信されたマイクロ波を受信し制御信号を復調して前記内蔵ヒーターを制御するリモコン受信部を本体に内蔵する必要があるが、前記リモコン送信部のアンテナとして専用の送信アンテナを設けた場合、天板におけるアンテナ内蔵部分が嵩高になる。
【0004】
リモコン式やぐらこたつの場合、特に、天板が横方向にずれると、送受信アンテナ間のフェージング状態が変わるため、送信アンテナが1つだけでは通信できなくなることがあるので、マイクロ波を常に良好に送信できるようにするために、送信周波数波長の1/2波長程度の距離を取った位置に2個の送信アンテナを配置し、各送信アンテナにフェージング状態の違いを生じさせて、各送信アンテナを適宜に切り替えることで、天板に横方向のずれが起きて一方の送信アンテナに通信不良が生じても他方の送信アンテナがこれを補うようにさせる方式を採ることがあるが、このための送信アンテナをダイポールアンテナ等の専用アンテナを用いて構成すると、アンテナ自身の寸法が非常に大きくなる不都合がある。
【0005】
そのため、天板の強度を確保しながら、その厚み内に専用アンテナを組み込むことは困難である場合が多い。しかも、アンテナ内蔵部に飛び出し部が出来て、外観が悪くなり、また、商品機能上の不都合の生じることも多い。
他方、専用アンテナは、アンテナを外力から保護する保護機構が必要になるため、送信部の構成をさらに大きくさせる傾向があり、送信部に複数の送信アンテナを設ける場合にはこれらをやぐらこたつ内に納めることが不可能となる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の課題は、専用アンテナを必要とせず、アンテナ保護機構も必要としない送信装置を提供するとともに、この送信装置を利用したやぐらこたつを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明にかかる送信装置とこれを利用したやぐらこたつは、マイクロ波発振回路が配置された回路基板と、該回路基板を覆うように配置されて接地導体に接続されたシールドとを備え、前記マイクロ波発振回路が発するマイクロ波を制御信号で変調して送信する構成において、前記シールドにおけるマイクロ波発振用配線パターン近傍に形成された孔状のスロットが送信アンテナとなっていることを特徴とする。前記スロットは、シールドケース自体の覆壁や側壁などに形成するほか、シールドケースではないが遮蔽効果を有するシールドの一部となるプリント基板接地導体面などに形成することも可能である。
【0008】
上記構成において、前記スロットが、偏波方向の異なる複数個のスロットであって、偏波方向の異なるマイクロ波を切り替えて発振する複数のアンテナとなっていることが好ましい。
上記構成において、前記スロットが2個であり、これら2個のスロットをそれぞれ主たる送信アンテナとするマイクロ波発振回路が発生するマイクロ波の主たる偏波方向を前記スロットに対して略直交させるために、該回路を流れる主たるマイクロ波電流の方向が略直交するようにして同一のシールドケース内に配置されていることが好ましい。
【0009】
なお、余分な偏波方向の電界発生を抑制するために、信号発生回路の主たるマイクロ波電流の流れる方向と信号発生回路の近傍に位置するシールドケースの壁とは、平行または垂直な位置関係であることがより望ましい。また、スロット同士を直交する位置関係におき、スロットと信号発生回路を互いの近傍に設けることがより好ましい。このようにすることにより、同一シールド内に複数の信号発生回路があっても、信号発生回路とスロットアンテナの偏波方向による選択性で、動作させた信号発生回路に対応するスロットアンテナからのみの信号出力が行われ、信号発生回路の切り替えにより、スロットアンテナの偏波方向を切り替えての送信が可能となるからである。
【0010】
上記構成において、前記回路基板が略四角形状であって、その直交する2辺の各々に沿って2個のマイクロ波発振用配線パターンがそれぞれ配置されているとともに、前記回路基板における、前記マイクロ波発振用配線パターンが配置されていない2辺によって形成されるコーナーに当たる位置に前記マイクロ波発振回路の制御信号接続端子部が設けられており、前記回路基板を1個で覆うシールドケースの、前記コーナーに当たる部分が切り欠き部となっていることが好ましい。
【0011】
【作用】
本発明においては、シールドに形成したスロットを送信アンテナとして利用する。マイクロ波のような高周波領域においては、ライン形状のマイクロストリップとスリット形状のスロット間での結合により、信号伝達が出来る。このような構成であれば、スリットは、マイクロ波発振回路に物理的に接続されなくても信号の授受を行い得るからである。本発明では、この現象を利用することによって、別途の送信アンテナを不要とした。
【0012】
シールドに形成したスロットはそれ自体、場所をとらず、しかも、外力からの保護手段をも必要としない。
本発明の一形態では、スロットアンテナを、送信波の偏波方向が異なるように複数個設けている。これらのアンテナを切り換えることにより、送信されるマイクロ波の偏波方向を切り替えて送信することが出来るようになる。これら複数のアンテナ間においては送受信間のフェージング状態が異なるため、一偏波方向の送受信ではフェージングにより通信できなくなっても、同位置で、他の偏波方向を用いることができ、これにより、安定した通信が可能になる。
【0013】
本発明の一形態では、マイクロ波発振回路の発生偏波方向が略直交するので、同一のシールド内に複数の信号発生回路が存在しても、各信号発生回路間における相互干渉は小さく、無視できる。そのため、信号発生回路同士での相互干渉を避けるためのシールドを各信号発生回路毎に設けると言う必要がなく、複数の信号発生回路を小さくまとめることが可能となる。
【0014】
本発明の一形態では、2個のマイクロ波発振用配線パターンを回路基板の直交する2辺に沿って形成するようにしている。このようにしておくと、マイクロ波発振用配線パターンが配置されていない2辺が交わるコーナーではマイクロ波の反射による影響が小さくなる。そこで、このコーナーではシールドケースを切り欠いておくことが出来る。そのため、そこに、制御信号等の入出力部を形成することが出来るようになる。その結果、回路基板は、接続端子部までを含めた形状で、略四角形状にすることが可能となり、全体を小型にまとめることが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる送信装置とこれを利用したやぐらこたつの実施の形態について、図1〜図11を用いて説明する。
図1は本発明にかかるリモコン式やぐらこたつの一実施例を示している。図において、3は、リモコン送信部であり、マイクロ波を制御信号で変調して送信する送信アンテナを含んでいる。リモコン送信部3の操作部4は、天板1の隅部に内蔵されている。5はリモコン送信部3から送信されたマイクロ波を受信する受信アンテナであり、木枠本体2の略中央に取り付けた発熱体ユニット(ヒーター)6の略中央上部空隙に取り付けられている。7はマイクロ波受信アンテナ5で受信した制御信号を復調する信号処理部であり、8は発熱体ユニット6の発熱量を制御する制御部である。リモコン受信部は、前記受信アンテナ5と信号処理部7と制御部8とからなる。
【0016】
図2は本発明にかかる送信装置の一実施例を示しており、図1のリモコン式やぐらこたつにおけるリモコン送信部3はこの図2の送信装置で構成されている。図3〜10は図2の送信装置についての詳しい構成を示している。
図2〜7において、9は両面回路基板であり、10はシールドケースである。両面回路基板9は、図3に見るように、高誘電体からなる基板14の片面に信号発生回路15を備え、反対面を接地導体面13としている。図4〜6に見るようにして、シールドケース10内に両面回路基板9を嵌め込むことにより、図7に見るように、両面回路基板9の信号発生回路15をシールドケース10で覆い、両者9、10を半田16で接合し、信号発生回路15を遮蔽するシールドを形成する。図7において、12はスリット状のスロットである。
【0017】
図2、8〜10において、11a、11bは信号発生回路における基準信号発振回路の主たるマイクロ波電流が流れる基準信号発振回路用(マイクロ波発振用)配線パターンであり、図8、10に示されているように、それぞれの長さ方向が、両面回路基板9の直交する2辺にそれぞれ沿い、かつ、互いに直交するようにして、配置されている。図8の17a、17bはマイクロ波発振用配線パターン11a、11bにおいて主たるマイクロ波電流の流れる方向を示す。図2、9、10において、12a、12bは、基準信号発振回路用配線パターン11a、11bの近傍においてシールドケース10に設けられた送信用スロットアンテナであり、両スロットアンテナ12a、12bは、いずれも、スロットの縦横長さに十分な差を有していてそれぞれの長さ方向と直交する方向18a、18b(図9参照)を偏波方向とする放射特性をもつ。スロットアンテナ12a、12bは、図2、10に示されているように、それぞれの長さ方向が互いに直交する形で配置されており、かつ、それぞれに対応する基準信号発振回路用配線パターン11a、11bの各長さ方向とも直交する形となっている。
【0018】
図2、9、10に見るように、両面回路基板9の、基準信号発振回路用配線パターン11a、11bが配置されていない2辺によって形成されるコーナーに、制御信号用端子20が設けられており、シールドケース10の、このコーナーに対応する部分が切り欠き部となっている。すなわち、両面回路基板9は、このコーナー部分で露出しているのである。そして、ここで、制御信号入出力部19、すなわち、制御信号のシールド内外の接続をするために設けられた制御信号入出力部19が制御信号接続端子20に接続されているのである。
【0019】
図11はリモコン式やぐらこたつにおける送受信信号の流れを示しており、操作部4の操作で作られた制御信号は、信号切替回路により選択された変調送信回路A(又はB)に入力されてマイクロ波変調された送信信号となる。該変調送信信号は以下に述べるようにして選択送信アンテナA(又はB)から単一の偏波方向を持って発信され、受信アンテナに受信され、受信復調回路において元の制御信号に復調されて、ヒーターを制御する。
【0020】
ところで、上述のように、制御信号が信号切替回路により選択されて変調送信回路AまたはBの一方、例えば変調送信回路Aに入力され変調されると、この信号に対応して、基準信号発振回路用配線パターン11aには主たるマイクロ波電流が17aの向きで流れる。そして、このマイクロ波電流により、基準信号発振回路用配線パターン11aからは、17aに沿う方向に偏った強い電界分布が発生する。この偏波方向を有する電界は、その偏波方向が、基準信号発振回路用配線パターン11aに対応するスロットアンテナ12aの偏波方向(方向18a)と一致するため、スロットアンテナ12aからは偏波方向18aの強いマイクロ波が送信される。配線パターン11aから発せられた信号は、このとき、スロットアンテナ12bにも入力されるが、スロットアンテナ12bは方向18bに偏波方向を持ち、他方、発生電界は、その偏波方向がスロットアンテナ12bの偏波方向18bと直交する方向17aであって、スロットアンテナ12bの偏波方向に沿う成分を殆ど有しないことと、発信源である配線パターン11aとスロットアンテナ12bの距離が配線パターン11aとスロットアンテナ12aの距離に比較して十分に大きいこととのため、スロットアンテナ12bからは送信電力が殆ど発生しない。その結果、送信部3からは、実質的には、一つの偏波方向の信号のみが送信されることになる。信号切替回路により変調送信回路Bが選択された場合は、同様にして、スロットアンテナ12bからは偏波方向18bの強いマイクロ波が送信され、スロットアンテナ12aからは送信電力が殆ど発生しない。
【0021】
以上の信号流れのとき、一方の偏波方向を有する送信信号において、送信アンテナと受信アンテナ間のフェージング状態により通信が行えない位置関係でも、他方の偏波方向を有する送信信号では、マイクロ波の反射条件や受信アンテナの偏波方向違いによりフェージング状態も異なるため、通信確率を上げることが出来る。これにより、全体として、通信できない範囲を少なくし通信の信頼性をあげることが出来る。
【0022】
本発明にかかる構成の送信部は、各変調送信回路を同一のシールド内に構成しても信号を選択分離可能であり、且つ、送信アンテナ同士の距離によりフェージング状態を変える方式でないため、送信アンテナ間の距離も近くてよく、また、送信アンテナとシールドが一体であり、結果として、全体の構成が簡単で小型・薄型化が容易となり、天板への組み込みがしやすくなる。
【0023】
なお、本実施例ではスロットアンテナを信号生成パターンの直上のシールドケースに形成したが、要するに、発振回路上のマイクロ波電流の流れる主たるパターンの近傍であれば良く、送信回路基板の裏面シールドパターンに作り込んだり、シールドケース側面に作成することも可能である。
【0024】
【発明の効果】
本発明では、シールドにおける発振回路の近傍にスロット形状のアンテナを形成することにより、専用アンテナが不要となり、しかも、アンテナの補強も不要となる。
複数のスロットアンテナの電磁波の偏波方向を異ならせることにより送信アンテナ間の距離を近くすることができ、マイクロ波発振用配線パターンの電流方向を略直交させることによりシールドケースの部屋分割を不要とし、回路基板におけるマイクロ波発振回路の設置位置とシールドケースの形状の工夫によりマイクロ波発振回路の制御信号端子を回路基板内に納めることが出来るようになった。
【0025】
そのため、本発明によれば、送信部の小型・薄型化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるやぐらこたつを分解して示す斜視図。
【図2】本発明にかかる送信装置(リモコン送信部)を示す斜視図。
【図3】図2のリモコン送信部における回路基板の側断面図。
【図4】リモコン送信部の組立図。
【図5】リモコン送信部の斜視図。
【図6】リモコン送信部の側断面図。
【図7】リモコン送信部におけるスロットアンテナ部分を示す拡大側断面図。
【図8】回路基板の配線パターンを示す平面図。
【図9】リモコン送信部を示す平面図。
【図10】リモコン送信部の透視平面図。
【図11】やぐらこたつの送受信信号の流れを示すブロック図。
【符号の説明】
1 天板
2 木枠本体
3 リモコン送信部
5 リモコン受信部の一部を構成する受信アンテナ
6 発熱体ユニット(ヒーター)
7 リモコン受信部の一部を構成する信号処理部
8 リモコン受信部の一部を構成する制御部
9 両面回路基板
10 シールドケース
11a マイクロ波発振用配線パターン
11b マイクロ波発振用配線パターン
12a スロットアンテナ
12b スロットアンテナ
15 信号発生回路
19 制御信号入出力部
20 制御信号接続端子

Claims (6)

  1. マイクロ波発振回路が配置された回路基板と、該回路基板を覆うように配置されて接地導体に接続されたシールドとを備え、前記マイクロ波発振回路が発するマイクロ波を制御信号で変調して送信するリモコン送信部となる送信装置において、前記シールドにおけるマイクロ波発振用配線パターン近傍に形成した孔状のスロットを送信アンテナとすることを特徴とする送信装置。
  2. 前記シールドに2個のスロットが形成され、
    前記送信装置は、前記2個のスロットにそれぞれ設けられた第1と第2のマイクロ波発振回路を備え、
    前記第1と第2のマイクロ波発振回路は、前記第1と第2のマイクロ波発振回路をそれぞれ流れる各マイクロ波電流の方向が互いに略直交するように、同一のシールドケース内に設けられたことを特徴とする請求項に記載の送信装置。
  3. 前記回路基板が略四角形状であって、その直交する2辺の各々に沿って2個のマイクロ波発振用配線パターンがそれぞれ配置されているとともに、前記回路基板における、前記マイクロ波発振用配線パターンが配置されていない2辺によって形成されるコーナーに当たる位置に前記マイクロ波発振回路の制御信号端子部が設けられており、前記回路基板を1個で覆うシールドケースの、前記コーナーに当たる部分が切り欠き部となっている請求項に記載の送信装置。
  4. 天板と、この天板を支える台であってヒーターを内蔵する本体とを備え、前記天板はマイクロ波を制御信号で変調して送信するリモコン送信部を内蔵し、前記本体は前記リモコン送信部から送信されたマイクロ波を受信し制御信号を復調して前記内蔵ヒーターを制御するリモコン受信部を内蔵するやぐらこたつにおいて、前記送信部が、マイクロ波発振回路が配置された回路基板と、該回路基板を覆うように配置されて接地導体に接続されたシールドとを備え、前記シールドにおけるマイクロ波発振用配線パターン近傍に形成した孔状のスロットを送信アンテナとすることを特徴とするやぐらこたつ。
  5. 前記シールドに2個のスロットが形成され、
    前記送信部は、前記2個のスロットにそれぞれ設けられた第1と第2のマイクロ波発振回路を備え、
    前記第1と第2のマイクロ波発振回路は、前記第1と第2のマイクロ波発振回路をそれぞれ流れる各マイクロ波電流の方向が互いに略直交するように、同一のシールドケース内に設けられたことを特徴とする請求項に記載のやぐらこたつ。
  6. 前記回路基板が略四角形状であって、その直交する2辺の各々に沿って2個のマイクロ波発振用配線パターンがそれぞれ配置されているとともに、前記回路基板における、前記マイクロ波発振用配線パターンが配置されていない2辺によって形成されるコーナーに当たる位置に前記マイクロ波発振回路の制御信号接続端子部が設けられており、前記回路基板を1個で覆うシールドケースの、前記コーナーに当たる部分が切り欠き部となっている請求項に記載のやぐらこたつ。
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