JP3853051B2

JP3853051B2 - Container handling vehicle

Info

Publication number: JP3853051B2
Application number: JP33974297A
Authority: JP
Inventors: 光夫伊藤; 知行西岡; 善彦長田
Original assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Current assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1997-12-10
Filing date: 1997-12-10
Publication date: 2006-12-06
Anticipated expiration: 2017-12-10
Also published as: JPH11170905A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体側フレーム上にコンテナを積み卸し可能に搭載するコンテナ荷役車両に関し、詳しくは、コンテナの車台上への積み込みを円滑に行えるようにする対策に係る。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、コンテナ荷役車両は、車体側フレームに基端部が車体前後方向へ回動可能に支持され、先端側に伸縮移動可能なＬ型アームを有する荷役アームと、該荷役アームを車体側フレームに対して車体前後方向へ回動させる伸縮自在な傾動シリンダとを備えている。そして、上記Ｌ型アームを収縮させてコンテナを後方へ移動させた状態で上記傾動シリンダを伸長させることで、荷役アームをその基端部回りに後方へ回動させてコンテナを車体側フレーム上から地上に卸す一方、傾動シリンダを収縮させて荷役アームをその基端部回りに前方回動させた状態でＬ型アームを伸長させて荷役アームを前方へ摺動させることで、コンテナを地上から車体側フレーム上に積み込むように構成されている。
【０００３】
そして、このようなコンテナ荷役車両にあっては、走行時にコンテナに走行振動などが作用した際に車体側フレームに対するコンテナの跳ね上がりなどをコンテナと車体側フレームとの係合により防止するようにしたコンテナ固縛装置を備えたものがある。このコンテナ固縛装置としては、車体側フレームより上方に突出し、かつその上部に係合凹部を有する第１係合部材と、コンテナの下面に基端部が取付けられて下方に突出し、かつ先端が上記係合凹部に係脱可能に係合する断面略Ｌ字状の第２係合部材とを備え、コンテナ卸し時に伸縮シリンダを伸長させて荷役アームを後方へ摺動させることで、第２係合部材の先端を第１係合部材の係合凹部から離脱させてコンテナ固縛装置による車体側フレーム上からのコンテナの固縛を解除する一方、コンテナ積み込み時に伸縮シリンダを収縮させて荷役アームを前方へ摺動させることで、第２係合部材の先端を第１係合部材の係合凹部に係合させてコンテナ固縛装置により車体側フレーム上にコンテナを固縛するようにしたものが知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記コンテナを車体側フレーム上などの車台上に積み込む場合には、以下に述べるような欠点がある。
【０００５】
すなわち、コンテナの前方に駐車車両などの障害物が存在していると、荷役アーム先端のフックがコンテナのフック係合部材まで届かないために該フック係合部材に係合できず、障害物が退くまで待機する必要があり、コンテナを車台上に円滑に積み込むことができない。
【０００６】
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コンテナ側方からのフック係合により、コンテナの車台上への積み込みを円滑に行えるようにせんとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１記載の発明では、コンテナ側方からフックを係合させるようにしている。
【０００８】
具体的には、車台に、先端にフックを有する荷役アームが車体前後方向へ回動可能に支持され、上記車台に搭載されるコンテナの前面上端中央位置に、上記フックに対して係脱可能に係合する中央フック係合部材が設けられ、上記フックと中央フック係合部材とを係合させた状態で、上記荷役アームの後方回動により上記コンテナを車台上から卸す一方、上記荷役アームの前方回動により上記コンテナを車台上に積み込むようにしたコンテナ荷役車両を前提とする。そして、上記中央フック係合部材の少なくとも一側方に、上記フックが側方から係脱可能に係合する、該コンテナの前部を側方に引き出すための側方フック係合部材を設ける構成としたものである。
【０００９】
これにより、請求項１記載の発明では、中央フック係合部材の少なくとも一側方に側方フック係合部材が設けられているので、コンテナ前方に駐車車両などの障害物が存在している場合には障害物が退くまで待機しなくとも、上記コンテナの側方からのフックが側方フック係合部材に容易に届いて係合される。このため、上記コンテナの前部が側方に簡単に引き出されることになり、コンテナが車台上に迅速に積込まれる上、その積込作業効率も飛躍的に向上する。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１１】
図２ないし図４は本発明の第１の参考例に係るコンテナ荷役車両１の構成を示し、２は運転席３の下方より後方に延設された左右一対の車体フレーム、４は該各車体フレーム２の後部上にそれぞれ設けられた車台としてのサブシャーシである。上記サブシャーシ４（車体フレーム２）上には、そのサブシャーシ４上と地上との間でコンテナ５を積み卸し可能とする積み卸し装置６が搭載されている。上記コンテナ５の後壁は、軸９により上端が枢支されて後方へ下開き可能なテールゲート７に形成されている。尚、８はコンテナ５の下面を車体前後方向に延びる左右一対の主桁であり、また、ＦＴ，ＲＴは前輪および後輪である。
【００１２】
上記積み卸し装置６は、図５にも示すように、上記サブシャーシ４の後端部間において軸１１回りに後方へ傾動自在に支持され、サブシャーシ４後部に位置する左右一対の傾動フレーム１２と、該各傾動フレーム１２の前部の支持軸１３回りに起伏可能に連結された略Ｌ字状の荷役アーム１４とを備えている。また、上記荷役アーム１４は、案内部材１６と、該案内部材１６内に摺動自在に嵌挿された略Ｌ字形のＬ型アーム１７と、上記案内部材１６とＬ型アーム１７との間に連携された伸縮自在な伸縮シリンダ１８とを備えている。この伸縮シリンダ１８は、コンテナ５をサブシャーシ４上の搭載状態（図５のＡ参照）から地上に卸す際に収縮動作されてＬ型アーム１７を後退移動（図５のＢ参照）させ、この状態で荷役アーム１４を支持部１３回りに後方へ回動（図５のＣ参照）させることで、コンテナ５（主桁８）がその自重により案内ローラ２０（後述する）上にて摺動して地上に卸されるようになっている。一方、伸縮シリンダ１８は、荷役アーム１４を支持部１３回りに前方へ回動させてコンテナ５を地上からサブシャーシ４上に搭載する際に伸長動作されてＬ型アーム１７を前進移動させることにより、コンテナ５が地上からサブシャーシ４上に搭載されるようになっている。また、上記伸縮シリンダ１８は、サブシャーシ４上のコンテナ５を傾動させる際に収縮動作されず、この状態でＬ型アーム１７を前進位置（図５のＡ）に保持することにより、傾動フレーム１２に対する荷役アーム１４の支持部１３回りの回動が禁止されて、上記傾動フレーム１２および荷役アーム１４が一体的な固縛状態となり、傾動フレーム１２および荷役アーム１４が枢軸１１回りに後方へ傾動（図５のＤ参照）してコンテナ５が車体フレーム２上で傾動され、テールゲート７の開放に伴いコンテナ５内の内容物が排出されるようになっている。
【００１３】
上記荷役アーム１４の先端つまり案内部材１６の先端には、係合孔１５ａを有する鉤状のフック１５が設けられており、このフック１５は、コンテナ５前面上端中央位置に設けられたフック係合部材としての係合ピン５ａに対して係合孔１５ａを経て係脱可能に係合するようになっている。さらに、上記案内部材１６（荷役アーム１４）の後端に近い部位と、上記サブシャーシ４の前側位置との間には、それぞれ前後の枢軸１９ａ，１９ｂを介して左右一対の傾動シリンダ１９が回動自在に支持されている。該各傾動シリンダ１９は、図４において詳述するように、上記サブシャーシ４間における荷役アーム１４の左右両側方に配置され、そのサブシャーシ４の前端部間を連結するメンバ２１より後方へ延びる一対の延設フランジ２２の先端に上記前側の枢軸１９ａを介して前端が取り付けられている。一方、各傾動シリンダ１９の後端は、上記後側の枢軸１９ｂを介して荷役アーム１４（案内部材１６）の後端に近い左右両側部に取り付けられているとともに、その後側の枢軸の車幅方向外方から該後側の枢軸１９ｂよりも後方の荷役アーム１４の後端（基端）に亘って延設された左右一対の大型ブラケット２３により取り付けられている。この各大型ブラケット２３は、サブシャーシ４の後端部間の有効寸法を目一杯活用しかつ荷役アーム１４の後端部付近まで及んで形成され、コンテナ荷役車両に搭載されるコンテナの規制緩和に伴って重量の重いコンテナを積み卸しする際に荷役アーム１４に対する傾動シリンダ１９の連結点付近での応力集中が効果的に緩和されるように構成されている。
【００１４】
また、上記サブシャーシ４後端の枢軸１１には左右一対の案内ローラ２０が回動自在に支持されている。該各案内ローラ２０は、上記傾動フレーム１２間を車体前後方向へ延びる車体縦中心軸線Ｙ（車台の縦中心軸線）側となる内側部分に上記コンテナ５の主桁８と摺接するよう略均一外径形状に形成された摺接部２０ａを備えているとともに、上記摺接部２０ａの外側端に外方へ拡径されたテーパ状のフランジ２０ｂを備えている。
【００１５】
さらに、図１に示すように、上記傾動フレーム１２と、該傾動フレーム１２上に搭載されたコンテナ５の下面側（主桁８側）との間には、この傾動フレーム１２上においてコンテナ５を固縛するコンテナ固縛装置２４が設けられている。該コンテナ固縛装置２４は、上記左右の傾動フレーム１２の略中央部上に突設された左右一対の第１係合部材２６と、上記コンテナ５の下面後部に設けられた左右一対の第２係合部材２５とを備えている。上記第２係合部材２５は、その基端部が主桁８よりも車幅方向内側に取り付けられ、下方へ延びたのち先端２５ａが前方へ延びて断面略Ｌ字状に形成されてなる。一方、上記第１係合部材２６は、その上部に上記第２係合部材２５の先端２５ａが係脱可能に係合する係合凹部２６ａを有している。そして、上記コンテナ５を積み卸し装置６により傾動フレーム１２上に積み込んだ際には、伸縮シリンダ１８の収縮動作によるＬ型アーム１７の前進移動によって第２係合部材２５の先端２５ａが第１係合部材２６の係合凹部２６ａに後方から挿入されて係合することでコンテナ５が傾動フレーム１２に固縛され、一方、上記コンテナ５を積み卸し装置６により地上に卸す際には、伸縮シリンダ１８の伸長動作によるＬ型アーム１７の後退移動によって第２係合部材２５の先端２５ａが第１係合部材２６の係合凹部２６ａ内から後方へ離脱することでコンテナ５の傾動フレーム１２に対する固縛が解除されるようになっている。
【００１６】
そして、上記第１係合部材２６は、その係合凹部２６ａの下端より傾動フレーム１２の内外両側面に沿って下方に延びる左右一対の突片２６ｂが設けられ、この両突片２６ｂの下端部が傾動フレーム１２の内外両側面に対して水平ピン２６ｃにより回動自在に支持されて、車体前後方向向きの鉛直面内で上下方向への移動を可能にしている。上記荷役アーム１４の後端部には先端が支持軸１３よりも下方へ突出する突出片１４ａが設けられている。該突出片１４ａは、支持軸１３に回動自在に支持され、荷役アーム１４（案内部材１６）の直立状態（図１に二点鎖線で示す状態）から後方の係合可能な後傾状態（図１に実線で示す状態）の間の所定領域での前方回動および後方回動に連動して一体回転し、それ以外の荷役アーム１４の前方および後方回動時には該荷役アーム１４と相対回転するようになっている。そして、上記第１係合部材２６の内側の突片２６ｂの下端には下方へ延びるアーム２６ｄが設けられ、このアーム２６ｄの下端と上記突出片１４ａの先端との間には車体前後方向へ延びるリンク２７の前後両端がそれぞれ回動自在に支持されている。該リンク２７は、上記荷役アーム１４が前方回動する場合には上記所定領域での前方回動（荷役アーム１４の後傾状態から直立状態までの間での前方回動）と連動する突出片１４ａの後方回動により車体後方へ移動する一方、上記荷役アーム１４が後方回動する場合には上記所定領域での後方回動（荷役アーム１４の直立状態から後傾状態までの間での後方回動）と連動する突出片１４ａの前方回動により車体前方へ移動するようになっている。
【００１７】
また、上記第１係合部材２６は、上記荷役アーム１４の上記所定領域での前方回動と連動するリンク２７の後方移動により、車体前後方向後向きに下方へ回動して荷役アーム１４の回動軌跡Ｋ（図１に一点鎖線で示す領域）外に後退（退去）し、上記第２係合部材２５の先端２５ａが係合凹部２６ａ内に係合不能な非係合位置（図１に実線で示す位置）に位置付けられる。一方、上記第１係合部材２６は、上記荷役アーム１４の上記所定領域での前方回動と連動するリンク２７の後方移動により、車体前後方向前向きに上方へ回動して荷役アーム１４の回動軌跡Ｋ内に進出し、上記第２係合部材２５の先端２５ａが係合凹部２６ａ内に係合可能な係合位置（図１に二点鎖線で示す位置）に位置付けられ、該位置において係合姿勢に保持されるようになっている。そして、上記第１係合部材２６の係合位置において該第１係合部材２６直前方に対応する各傾動フレーム１２の内側対応位置にはストッパ２８が設けられている。上記第１係合部材２６は、荷役アーム１４の上記所定領域での前方回動に連動して後方移動するリンク２７により上方へ回動（荷役アーム１４の回動軌跡Ｋ内に進出）した際に上記ストッパ２８に当接し、係合位置において係合姿勢に保持される。
【００１８】
したがって、上記第１の参考例では、傾動フレーム１２より上方に突設した第１係合部材２６は、荷役アーム１４の所定領域での後方回動（荷役アーム１４の図１に二点鎖線で示す直立状態から図１に実線で示す後傾状態までの間での後方回動）時にのみその後方回動に連動して車体前後方向向きの鉛直面内で後向きに下方へ回動することで、荷役アーム１４の回動軌跡Ｋ外の非係合位置（図１に実線で示す位置）まで移動し、荷役アーム１４と干渉しないようにしているので、荷役アーム１４の左右両側方においてサブシャーシ４間の有効寸法を目一杯活用しかつ荷役アーム１４の後端部付近まで及ぶ左右一対の大型ブラケット２３により傾動シリンダ１９の後端が荷役アーム１４に対して取り付けられていても、この大型ブラケット２３が荷役アーム１４に伴い後方回動した際に第１係合部材２６との干渉が確実に防止され、荷役アーム１４の後方回動を円滑に行うことができる。
【００１９】
一方、第１係合部材２６は、荷役アーム１４の所定領域での前方回動（荷役アーム１４の図１に実線で示す後傾状態から図１に二点鎖線で示す直立状態までの間での前方回動）時にその荷役アーム１４の所定領域での前方回動と連動して車体前後方向前向きに上方へ回動することで、荷役アーム１４の回動軌跡Ｋ内における第２係合部材２５と係合可能な係合位置つまり傾動フレーム１２上の突出位置まで移動し、ストッパ２８との当接により該位置で係合姿勢に保持されるので、この荷役アーム１４の前方回動により積み込まれるコンテナ５下面の第２係合部材２５の先端２５ａが第１係合部材２６の係合凹部２６ａに対して円滑に係合し、サブシャーシ４上でのコンテナ５の固縛を確実に行うことができる。
【００２０】
尚、上記第１の参考例では、第１係合部材２６をリンク２７を介して上方の係合位置と下方の非係合位置との間で回動させたが、図６に示すように、第１係合部材２６の上部と、該第１係合部材２６前側に対応する傾動フレーム１２の対応位置との間にスプリング２９を連結し、該スプリング２９の付勢力により第１係合部材２６がストッパ２８に当接するまで車体前後方向前向きに上方へ付勢されて係合位置で係合姿勢に保持される一方、荷役アーム１４の後方への回動により大型ブラケット２３が第１係合部材２６の前面と当接して該第１係合部材２６がスプリング２９の付勢力に抗して車体前後方向後向きに下方へ回動して非係合位置に移動するようにしても良い。しかも、第１係合部材は、車体前後方向向きの鉛直面内で上下方向に回動して上方の係合位置と下方の退去位置との間で移動するものに限定されず、車体前後方向前向きに下方へ回動して非係合位置に、車体前後方向後向きに上方へ回動して係合位置にそれぞれ位置付けられるように両位置間で移動するものであっても良い。また、第１係合部材が、車幅方向向きの鉛直面内で車体内方向き又は外方向きに下方へ回動して非係合位置に、車体外方向き又は内方向きに上方へ回動して係合位置にそれぞれ位置付けられるように両位置間で移動するものなどであっても良い。
【００２１】
さらに、上記第１の参考例では、ストッパ２８を係合位置にある第１係合部材２６直前方に対応する各傾動フレーム１２の内側対応位置に設けたが、荷役アームの所定領域での前方回動完了時に突出片の後方回動又はリンクの後方移動を規制するストッパであっても良い。
【００２２】
しかも、上記第１の参考例では、コンテナ５下面の断面略Ｌ字状の第２係合部材２５の先端２５ａと、傾動フレーム１２上の第１係合部材２６の係合凹部２６ａとを係合させたが、コンテナ下面の第２係合部材に係合凹部を設ける一方、傾動フレーム上の第１係合部材を断面略Ｌ字状に形成しても良い。
【００２３】
次に、本発明の第２の参考例を図７に基づいて説明する。
【００２４】
この参考例では、案内ローラの構成を変更している。
【００２５】
すなわち、本参考例では、図７に示すように、傾動フレーム１２の後端部にそれぞれ車幅方向外方に突出する左右一対の支持ブラケット３１が設けられている。上記各支持ブラケット３１の外端には、水平方向に延びるピン状部材３２の一端（内端）が、鉛直方向に延びるピン３３（鉛直軸線）を介してそのピン３３回りに回動自在に支持されている。上記ピン状部材３２の他端側（外端側）には案内ローラ２０がそのピン状部材３２回りに回動自在に支持されている。つまり、案内ローラ２０は、傾動フレーム１２後端部の各支持ブラケット３１に対して水平面内で車体前後方向に揺動自在に支持されている。
【００２６】
この場合、各案内ローラ２０は、コンテナ５を積み込む際にそのコンテナ５の積込動作により水平面内で揺動し、コンテナ５の主桁８間を車体前後方向へ延びるコンテナ縦中心軸線Ｘ（コンテナの縦中心軸線）と車体縦中心軸線Ｙとの間に角度差θがあっても、各案内ローラ２０のフランジ２０ｂに対するコンテナ５の主桁５の係合により各案内ローラ２０のピン状部材３２がコンテナ縦中心軸線Ｘと直交する向きとなるよう支持ブラケット３１を伴い各案内ローラ２０が水平面内で車体前後方向に揺動し、コンテナ５が正規の積込み姿勢に修正されるようになっている。尚、案内ローラを除くその他の構成は上記第１の参考例の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【００２７】
したがって、上記参考例では、各案内ローラ２０は、コンテナ５を積み込む際にそのコンテナ５の積込動作により、フランジ２０ｂに対するコンテナ５の主桁８の係合により該各案内ローラ２０のピン状部材３２がコンテナ縦中心軸線Ｘと直交する向きとなるよう水平面内で車体前後方向に揺動し、コンテナ５を正規の積込み姿勢に修正するようにしているので、コンテナ５を積み込む際にそのコンテナ縦中心軸線Ｘと車体縦中心軸線Ｙとの間に角度差θが存在してコンテナ５の姿勢が悪化していても、コンテナ５の主桁８を各案内ローラ２０により確実に案内してコンテナ５をサブシャーシ４上へ円滑に積み込むことができる。
【００２８】
しかも、積込み姿勢が悪化しているコンテナ５が水平面内で揺動可能な各案内ローラ２０のフランジ２０ｂに両主桁８を係合させて正規の積込み姿勢に修正されることにより、コンテナ縦中心軸線Ｘと車体縦中心軸線Ｙとの間の角度差θも車体縦中心軸線Ｙ上を前方へ移動する荷役アーム１４の前方回動に伴って徐々に消滅し、走行振動などによるサブシャーシ４上からのコンテナ５の落下を確実に防止することができる。
【００２９】
尚、上記第２の参考例では、フランジ２０ｂを摺接部２０ａの外側端に設けたが、フランジ２０ｂを摺接部の内側端にフランジが設けられていても良いのは勿論のこと、摺接部の内外両側端にフランジが設けられていれば、サブシャーシ上でのコンテナの保持をより確実に行うことができる。
【００３０】
次に、本発明の第３の参考例を図８ないし図１０に基づいて説明する。
【００３１】
この参考例では、案内ローラの構成を変更している。
【００３２】
すなわち、本参考例では、図８および図９に示すように、各案内ローラ２０間、つまり各傾動フレーム１２の後端部間には、ロータ間隔変更手段としてのシリンダ４１が車幅方向に延びて設けられている。このシリンダ４１は、左右一対のピストン４１ａにより中央のヘッド側室４１ｂと左右のロッド側室４１ｃ，４１ｄとに区画され、上記両ピストン４１ａよりそれぞれ外方へ延びるピストンロッド４１ｅの先端に案内ローラ２０が設けられている。該各案内ローラ２０は、ピストンロッド４１ｅの先端において該ピストンロッド４１ｅの軸回りに回動自在に支持されている。上記各案内ローラ２０は、上記ピストンロッド４１ｅの伸縮作動により車幅方向に移動するようになっている。つまり、各案内ローラ２０間の間隔は、各ピストンロッド４１ｅの伸長作動時に増大する一方、各ピストンロッド４１ｅの収縮作動時に減少するようになっていて、サブシャーシ４上に積込まれるコンテナ５が、図８に示すようにコンテナ縦中心軸線Ｘと車体縦中心軸線Ｙとの間の角度差θによって各案内ローラ２０間の間隔ｄよりも両主桁８間の距離ｈ（ｄ＋ｉ）が増大しているものや、図１０に示すようなサイズの大きなコンテナ５´であるが故に各案内ローラ２０間の間隔ｄよりも両主桁８´間の距離ｈ´（ｄ＋ｉ）が増大しているものであっても、それぞれの主桁８（又は８´）間の距離ｈ（ｈ´）に応じた増減変更を可能にしている。また、積込み姿勢の悪いコンテナ５を積込んだ場合には、荷役アーム１４の前方回動終了にシリンダ４１のピストンロッド４１ｅを収縮動作させて各案内ローラ２０を車幅方向内方に移動させ、該各案内ローラ２０の摺接部２０ａ外側端間の間隔ｄを元に戻すことで、コンテナ縦中心軸線Ｘと車体縦中心軸線Ｙとの間の角度差θを消滅させて正規の積込み姿勢されるようにしている。尚、案内ローラを除くその他の構成は上記第１の参考例の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【００３３】
したがって、上記参考例では、シリンダ４１により、サブシャーシ４上に積込まれるコンテナ５（５´）の両主桁８（８´）間の距離に応じて各案内ローラ２０の車幅方向の間隔が増減変更されるので、コンテナ縦中心軸線Ｘと車体縦中心軸線Ｙとの間の角度差θによって各案内ローラ２０間の間隔ｄよりも両主桁８間の距離ｈが増大している積込み姿勢の悪いコンテナ５や、両主桁８´間の距離ｈ´が各案内ローラ２０間の間隔ｄよりもサイズの大きいコンテナ５´などを積み込む場合には、そのコンテナ５（５´）の主桁８（８´）間の距離に応じてシリンダ４１のピストンロッド４１ｅを伸長動作させて各案内ローラ２０の間隔を増大変更することで、コンテナ５（５´）の両主桁８（８´）間の距離ｈ（ｈ´）と各案内ローラ２０間の間隔ｄ＋ｉとを合致させることが可能となり、積込み姿勢の悪いコンテナ５や大きいサイズのコンテナ５´なども、その両主桁８（８´）が各案内ローラ２０により確実に案内されてサブシャーシ４上へ円滑に積込むことができる。
【００３４】
また、積込み姿勢の悪いコンテナ５を積込む場合には、コンテナ５の積込動作によってコンテナ５下面の両主桁８が各案内ローラ２０のフランジ２０ｂに係合して各案内ローラ２０により確実に案内されることでコンテナ縦中心軸線Ｘと車体縦中心軸線Ｙとの間の角度差θが荷役アーム１４の前方回動に伴って徐々に消滅する上、荷役アーム１４の前方回動終了にシリンダ４１のピストンロッド４１ｅを収縮動作させて各案内ローラ２０の摺接部２０ａ外側端間の間隔ｄが元に戻されるので、コンテナ５が正規の積込み姿勢に円滑に修正され、走行振動などによりコンテナ５がサブシャーシ４上から落下することを確実に防止できる。
【００３５】
尚、上記第３の参考例では、大きいサイズのコンテナ５´を積み込む場合について述べたが、これに限らず、小さいサイズのコンテナも積み込むことができるようにしても良い。具体的には、正規の積み込み姿勢で積み込まれるコンテナの両主桁間の距離に対して各案内ローラ間の間隔を増大変更のみでなく減少変更をも可能に構成しておくことで、小さいサイズのコンテナを積み込むことも可能となる。
【００３６】
また、上記第３の参考例では、単一のシリンダ４１を兼用して左右の案内ローラ２０を車幅方向へ移動させたが、左右個別の専用のシリンダ、又は兼用または専用のアクチュエータやモータなどにより左右の案内ローラが車幅方向へ移動するようにしても良いのは勿論である。
【００３７】
次に、本発明の第４の参考例を図１１および図１２に基づいて説明する。
【００３８】
この参考例では、フックの構成を変更している。
【００３９】
すなわち、本参考例では、図１１に示すように、フック１５には、コンテナ積み卸し時にコンテナ５の係合ピン５ａに対する該フック１５の係合を確認する係合確認手段５１が設けられている。該係合確認手段５１は、図１２にも示すように、上記フック１５の内部に設けられ、上記係合ピン５ａとの係合完了を検出する係合検出手段５２を備えている。該係合検出手段５２は、上記フック１５の形状に倣って湾曲する湾曲部５３ａを一端側（図１２では右側）に有するアーム状の係合検出部材５３を備えている。該係合検出部材５３は、その略中央部がピン５４を介してフック１５に回動自在に支持されている。また、上記係合検出部材５３の他端側はＬ型アーム１７内をその角部側に向かって直線状に延びている。そして、上記湾曲部５３ａは、係合ピン５ａがフック１５に係合する係合位置（図１２に二点鎖線で示す位置）よりも手前（図１２に実線で示す位置）で係合ピン５ａと当接し、この係合ピン５ａとの当接によりフック１５との係合位置まで下方に揺動するようになっており、これによって、他端側を上方に揺動させるようにしている。
【００４０】
上記係合検出部材５３の他端側の上方揺動位置（図１２に二点鎖線で示す位置）において係合検出部材５３の他端と対向するＬ型アーム１７内の対向位置には、近接スイッチ５５が設けられている。この近接スイッチ５５は、上記係合検出部材５３の他端側が上方へ揺動したことを検出、つまり係合ピン５ａがフック１５に係合完了していることを検出するように構成されている。この場合、係合検出手段５２は、係合検出部材５３および近接スイッチ５５により構成されている。
【００４１】
そして、運転席３から確認し易いＬ型アーム１７右側外面の角部付近には、係合報知手段としての発光ダイオード装置５６が取付けられている。該発光ダイオード装置５６は、上記係合検出部材５３の他端側の上方への揺動を近接スイッチ５５（係合検出手段５２）により検出した際の検出信号を受けて発光する発光部５６ａを有し、この発光部５６ａでの発光により、上記フック１５と係合ピン５ａとの係合が報知されるようになっている。この場合、係合確認手段５１は、係合検出手段５２（係合検出部材５３および近接スイッチ５５）と発光ダイオード装置５６とにより構成されている。尚、係合確認手段５１を除くその他の構成は上記第１の参考例の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【００４２】
したがって、上記参考例では、運転席３から確認し易いＬ型アーム１７右側外面の角部付近において発光する発光ダイオード装置５６の発光部５６ａにより、フック１５と係合ピン５ａとの係合が報知されるので、フック１５と係合ピン５ａとの係合が目視可能な荷役アーム１４先端付近までコンテナ積込み作業に従事する作業者、たとえばコンテ荷役車両１の運転者などが足を運んで確認しなくとも、運転席３に居ながらにしてフック１５と係合ピン５ａとの係合が確認される上、夜間や屋内など暗所でのフック１５と係合ピン５ａとの係合も容易に行え、積込み作業性の向上を効率良く図ることができる。
【００４３】
尚、上記第４の参考例では、発光ダイオード装置５６の発光部５６ａの発光によりフック１５と係合ピン５ａとの係合を報知せしめたが、このように視認により報知するものに限定されることはなく、警報、又は警報との組合わせにより報知せしめられるようにしても良い。また、発光ダイオード装置５６を荷役アーム１４（Ｌ型アーム１７）に設けたが、このような係合報知手段が運転席等視認性に優れた位置に設けられていても良いのは勿論である。
【００４４】
次に、本発明の第５の参考例を図１３ないし図１５に基づいて説明する。
【００４５】
この参考例では、フックと係合ピンとの係合を容易にする対策を施している。
【００４６】
すなわち、本参考例では、図１３に示すように、Ｌ型アーム１７の一側面（車体右側面）先端には赤外線発射検出装置６１が設けられている。該赤外線発射検出装置６１は、コンテナ積込時つまりＬ型アーム１７（荷役アーム１４）の後方回動時、コンテナ５の前面と対向する対向部側（図１３では右側）よりコンテナ５の前面（後述する反射板６３）に向かって赤外線を発射する一方、その発射した赤外線が反射して元通り戻ってきたことを検出するように構成されてなる。
【００４７】
そして、上記フック１５と係合ピン５ａとの係合は、荷役アーム１４を後方回動させて係合ピン５ａの中央にフック１５の係合孔１５ａの中央を一致させた状態で、フック１５が上下方向および左右方向に多少位置ずれしても係合ピン５ａに対する係合を許容する係合許容範囲Ｚ（図１４に示す範囲）内で行われるようになっている。上記係合ピン５ａの中央にフック１５の係合孔１５ａの中央を一致させた状態で上記赤外線発射検出装置６１に対向するコンテナ５の前面における係合ピン５ａよりも上方でかつコンテナ縦中心線軸線Ｘ（図示せず）よりも若干右寄り（図１４では左寄り）には、上記係合許容範囲Ｚと一致する形状となる横長矩形状の反射板６３が取り付けられている。上記係合ピン５ａの中央にフック１５の係合孔１５ａの中央を一致させた状態で上記赤外線発射検出装置６１から発射された赤外線は、上記反射板６３の中央に照射されて反射し、その反射光が元通り赤外線発射検出装置６１に戻って来るようになっている。つまり、フック１５は、赤外線発射検出装置６１から発射した赤外線が元通り戻って来ていれば係合許容範囲Ｚ内に位置しており、係合ピン５ａに対する係合が許容されるようになっている。
【００４８】
そして、上記赤外線発射検出装置６１および反射板６３により係合許容範囲検出手段６２が構成され、この係合許容範囲検出手段６２によって、コンテナ積込時にコンテナ荷役車両１が後退移動してコンテナ５に近付いた際、上記フック１５が係合許容範囲Ｚ内に位置していることが検出されるようにしている。
【００４９】
また、上記赤外線発射検出装置６１の背面側（コンテナ積込時には車体前面側）には係合許容範囲報知手段としてのランプ６４が取付けられている。該ランプ６４は、上記反射板６３への赤外線の照射により反射する反射光を赤外線発射検出装置６１により検出した際の検出信号を受けて点灯し、この点灯により、フック１５が係合許容範囲Ｚ内に位置していることが報知されるようになっている。尚、係合許容範囲検出手段６２およびランプ６４を除くその他の構成は上記第１の参考例の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【００５０】
したがって、上記参考例では、赤外線発射検出装置６１背面のランプ６４により、コンテナ積込時にコンテナ荷役車両１が後退移動してコンテナ１に近付いた際、フック１５が係合許容範囲Ｚ内に位置していることが報知されるので、コンテ荷役車両１の運転者が運転席３に居ながらにしてフック１５と係合ピン５ａとの位置合わせ確認が簡単に行える上、夜間や屋内など暗所でのフック１５と係合ピン５ａとの位置合わせ確認も容易に行え、コンテナ５の積込み作業を効果的に行うことができる。
【００５１】
尚、上記第５の参考例では、ランプ６４の点灯により係合許容範囲Ｚにフック１５が位置していることを報知せしめたが、このように視認により報知するものに限定されることはなく、警報、又は警報との組合わせにより報知せしめられるようにしても良い。また、ランプ６４を荷役アーム１４（Ｌ型アーム１７）に設けたが、このような係合許容範囲報知手段が運転席等視認性に優れた位置に設けられていても良いのは勿論である。
【００５２】
次に、本発明の第１の実施形態を図１６および図１７に基づいて説明する。
【００５３】
この実施形態では、係合ピンの構成を変更している。
【００５４】
すなわち、本実施形態では、図１６および図１７に示すように、コンテナ５の前面上端中央位置の係合ピン５ａ（中央フック係合部材）の左右両側方、つまりコンテナ５の前面上端の左右両側端には側方フック係合部材としての側方係合ピン７１，７２が設けられている。該両側方係合ピン７１，７２には、コンテナ５の前面側に駐車車両などの障害物Ｇが存在しているときにコンテナの斜め側方（図では左斜め側方）よりコンテナ積み込み姿勢でコンテナ荷役車両１を近付けてフック１５が係合されるようになっている。そして、各側方係合ピン７１，７２の一方（図では左側の側方係合ピン７１）にフック１５を係合させた状態で、コンテナ荷役車両１を前方（コンテナ５に対して左斜め側方）に移動させることにより、コンテナ５の前部が側方（図では左側方）に引き出され、一方の側方係合ピン７１（又は７２）からフック１５を離脱させて中央の係合ピン５ａにフック１５を係合し直すことで、サブシャーシ４上へのコンテナ５の積み込みを可能にしている。この左右の側方係合ピン７１，７２は、中央の係合ピン５ａと同一構造となっている。尚、側方係合ピン７１，７２を除くその他の構成は上記第１の参考例の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【００５５】
したがって、上記実施形態では、コンテナ５の前面上端の左右両側端に側方係合ピン７１，７２が設けられているので、コンテナ５前方に駐車車両などの障害物Ｇが存在している場合には障害物Ｇが退くまで待機しなくとも、上記コンテナ５の斜め側方からのフック１５が側方係合ピン７１（又は７２）に容易に届いて係合される。このため、上記コンテナ５の前部が側方に簡単に引き出され、中央の係合ピン５ａにフック１５を係合し直してサブシャーシ４上にコンテナ５を迅速に積込むことができる上、その積込作業効率も飛躍的に向上させることができる。
【００５６】
尚、上記第１の実施形態では、左右の側方係合ピン７１，７２を中央の係合ピン５ａと同一構造としたが、図１８に示すように、左右の側方係合ピン７３，７４がそれぞれ斜め外側方向きとなるよう湾曲形成しても良く、この場合には、左右の側方係合ピン７３，７４に対するフック１５の側方からの係合がより円滑に行われ、コンテナ５前部の側方への引き出しがさらに円滑に行われる。
【００５７】
また、上記第１の実施形態では、中央の係合ピン５ａの左右両側方にそれぞれ側方係合ピン７１，７２（７３，７４）を設けたが、中央の係合ピンの一側方にのみ側方係合ピンが設けられていても良い。
【００５８】
【発明の効果】
以上の如く、請求項１記載の発明におけるコンテナ荷役車両によれば、中央フック係合部材の少なくとも一側方に側方フック係合部材を設けたので、コンテナの側方からコンテナ前方の障害物を回避しつつフックを側方フック係合部材に係合させてコンテナ前部を側方に簡単に引き出せ、障害物により待機することなくコンテナを車台上に迅速に積込むことができる上、その積込作業効率も飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の参考例に係るコンテナ荷役車両におけるボディーロック装置付近の側面図である。
【図２】コンテナ荷役車両の背面図である。
【図３】コンテナ搭載状態でのコンテナ荷役車両の側面図である。
【図４】コンテナ荷役車両後部の平面図である。
【図５】傾動フレームおよび荷役アームの作動状態を示す側面図である。
【図６】第１の参考例の変形例を示す図１相当図である。
【図７】本発明の第２の参考例に係るコンテナ積込開始状態での車体後端部付近の平面図である。
【図８】本発明の第３の参考例に係るコンテナ積込開始状態での車体後端部付近の平面図である。
【図９】コンテナの積込終了後の姿勢矯正を示すコンテナ荷役車両の背面図である。
【図１０】サイズの大きいコンテナの積込状態を示すコンテナ荷役車両の背面図である。
【図１１】本発明の第４の参考例に係るコンテナ積込直前状態でのコンテナおよび荷役アームの側面図である。
【図１２】係合検出手段の構成を示すフック付近の側面図である。
【図１３】本発明の第５の参考例に係るコンテナ積込直前状態でのコンテナおよび荷役アームの側面図である。
【図１４】係合識別手段によるフックの係合許容範囲を示すコンテナの正面図である。
【図１５】コンテナ積込直前状態でのコンテナおよび荷役アームの斜視図である。
【図１６】本発明の第１の実施形態に係るコンテナ積込開始状態を示すコンテナおよび荷役アームの平面図である。
【図１７】係合ピンの構成を示すコンテナ前部付近の平面図である。
【図１８】第１の実施形態の変形例に係る図１７相当図である。
【符号の説明】
１荷役車両
４サブシャーシ（車台）
５，５´ コンテナ
５ａ係合ピン（中央のフック係合部材）
８，８´ 主桁
１４荷役アーム
１５フック
２０案内ローラ
２０ｂフランジ
２５第２係合部材
２６第１係合部材
３１コンテナ固縛装置
４１シリンダ（ローラ間隔変更手段）
５２係合検出手段
５６発光ダイオード（係合報知手段）
６２係合許容範囲検出手段
６４ランプ（係合許容範囲報知手段）
７１〜７４側方係合ピン（側方フック係合部材）
Ｚ係合許容範囲
ｄ案内ローラ間の間隔
ｈ，ｈ´ 主桁間の距離[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a container handling vehicle in which a container can be loaded and unloaded on a vehicle body side frame, and in particular, relates to a measure for smoothly loading a container onto a chassis.
[0002]
[Prior art]
In general, a container handling vehicle has a cargo handling arm having an L-shaped arm that is supported by a vehicle body side frame so that a base end portion thereof is pivotable in the longitudinal direction of the vehicle body, and can be expanded and contracted at a distal end side. A telescopic tilting cylinder that rotates in the longitudinal direction of the vehicle body is provided. Then, the tilting cylinder is extended in a state where the L-shaped arm is contracted and the container is moved rearward, whereby the cargo handling arm is rotated rearward around the base end portion thereof, and the container is moved from above the vehicle body side frame. On the other hand, the container is moved from the ground to the ground by contracting the tilting cylinder and extending the L-shaped arm with the cargo handling arm pivoting forward around its base end and sliding the cargo handling arm forward. It is configured to be loaded on the side frame.
[0003]
In such a container handling vehicle, the container is designed to prevent the container from bouncing up with respect to the vehicle body side frame by the engagement of the container and the vehicle body side frame when traveling vibration or the like acts on the container during traveling. Some have lashing devices. As this container lashing device, a first engagement member that protrudes upward from the vehicle body side frame and has an engagement recess in the upper portion thereof, a base end portion is attached to the lower surface of the container and protrudes downward, and a distal end thereof is A second engagement member having a substantially L-shaped cross section that is detachably engaged with the engagement recess, and the second engagement member is extended by sliding the cargo handling arm backward by extending the telescopic cylinder during container wholesale. The tip of the combined member is released from the engagement recess of the first engagement member to release the container from the vehicle body side frame by the container lashing device, while the container arm is contracted to retract the cargo handling arm when the container is loaded. By sliding forward, the tip of the second engagement member is engaged with the engagement recess of the first engagement member, and the container is secured on the vehicle body side frame by the container securing device. Are known.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when loading the container on a chassis such as a vehicle body side frame, there are the following drawbacks.
[0005]
That is, If there is an obstacle such as a parked vehicle in front of the container, the hook at the tip of the cargo handling arm does not reach the hook engaging member of the container, so it cannot be engaged with the hook engaging member until the obstacle retreats. It is necessary to wait, and the container cannot be loaded smoothly onto the chassis.
[0006]
The present invention has been made in view of such points, and is intended for that purpose. Is By hook engagement from the side of the antenna, the container can be smoothly loaded on the chassis.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above purpose Therefore, the invention of claim 1 Then, the hook is engaged from the side of the container.
[0008]
Specifically, a cargo handling arm having a hook at the tip is supported by the chassis so as to be pivotable in the longitudinal direction of the vehicle body, and can be engaged with and disengaged from the hook at the center of the front upper end of the container mounted on the chassis. An engaging central hook engaging member is provided, and in a state where the hook and the central hook engaging member are engaged, the container is unloaded from the chassis by rotating the cargo handling arm backward, while the cargo handling arm It is premised on a container handling vehicle in which the container is loaded on the chassis by turning forward. A configuration is provided in which at least one side of the central hook engaging member is provided with a side hook engaging member for pulling out the front portion of the container to the side where the hook is detachably engaged from the side. It is what.
[0009]
This Invention of Claim 1 Then, since the side hook engaging member is provided on at least one side of the central hook engaging member, when there is an obstacle such as a parked vehicle in front of the container, it waits until the obstacle retreats. Even if not, the hook from the side of the container can easily reach and engage the side hook engaging member. For this reason, the front part of the container is easily pulled out to the side, and the container is quickly loaded onto the chassis, and the loading work efficiency is dramatically improved.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
2 to 4 show the first of the present invention. Reference example 2 shows a configuration of a container handling vehicle 1 according to the above, 2 is a pair of left and right vehicle body frames extending rearward from below the driver's seat 3, and 4 is a sub as a chassis provided on the rear part of each vehicle body frame 2, respectively. It is a chassis. On the sub-chassis 4 (body frame 2), an unloading device 6 capable of unloading the container 5 between the sub-chassis 4 and the ground is mounted. The rear wall of the container 5 is formed as a tailgate 7 whose upper end is pivotally supported by a shaft 9 and can be opened rearward. Reference numeral 8 denotes a pair of left and right main beams extending in the longitudinal direction of the vehicle body on the lower surface of the container 5, and FT and RT are front wheels and rear wheels.
[0012]
As shown in FIG. 5, the unloading device 6 is supported between the rear end portions of the subchassis 4 so as to be tiltable rearward around the shaft 11, and a pair of left and right tilt frames 12 positioned at the rear portion of the subchassis 4. And a substantially L-shaped cargo handling arm 14 connected to be able to undulate around a support shaft 13 at the front portion of each tilting frame 12. The cargo handling arm 14 includes a guide member 16, a substantially L-shaped L-shaped arm 17 slidably inserted into the guide member 16, and a gap between the guide member 16 and the L-shaped arm 17. And a telescopic cylinder 18 which can be stretched and linked. The telescopic cylinder 18 is retracted when the container 5 is unloaded from the mounted state on the subchassis 4 (see A in FIG. 5) to move the L-shaped arm 17 backward (see B in FIG. 5). In this state, the container handling arm 14 (the main girder 8) slides on the guide roller 20 (described later) by its own weight by rotating the cargo handling arm 14 rearward around the support portion 13 (see C in FIG. 5). Are now being sold to the ground. On the other hand, the telescopic cylinder 18 is extended when the cargo handling arm 14 is rotated forward around the support portion 13 and the container 5 is mounted on the subchassis 4 from the ground to move the L-shaped arm 17 forward. The container 5 is mounted on the subchassis 4 from the ground. The telescopic cylinder 18 is not contracted when the container 5 on the subchassis 4 is tilted. In this state, the tilting frame 12 is held by holding the L-shaped arm 17 at the forward position (A in FIG. 5). Rotation of the load handling arm 14 around the support portion 13 is prohibited, and the tilt frame 12 and the load handling arm 14 are integrally secured, and the tilt frame 12 and the load handling arm 14 are tilted rearward around the pivot 11 ( The container 5 is tilted on the vehicle body frame 2 and the contents in the container 5 are discharged as the tailgate 7 is opened.
[0013]
A hook-like hook 15 having an engagement hole 15 a is provided at the tip of the cargo handling arm 14, that is, the tip of the guide member 16, and this hook 15 is hook-engaged provided at the center of the front upper end of the container 5. The engaging pin 5a as a member is engaged with the engaging pin 5a through the engaging hole 15a so as to be detachable. Further, a pair of left and right tilt cylinders 19 rotate between front and rear pivots 19a and 19b between a portion near the rear end of the guide member 16 (loading arm 14) and the front side position of the subchassis 4, respectively. It is supported freely. As will be described in detail with reference to FIG. 4, each tilting cylinder 19 is disposed on both the left and right sides of the cargo handling arm 14 between the subchassis 4, and extends rearward from a member 21 that connects between the front end portions of the subchassis 4. A front end is attached to the front ends of the pair of extending flanges 22 via the front pivot 19a. On the other hand, the rear end of each tilting cylinder 19 is attached to the left and right sides near the rear end of the cargo handling arm 14 (guide member 16) via the rear pivot 19b, and the vehicle width of the rear pivot. It is attached by a pair of left and right large brackets 23 extending from the outer side to the rear end (base end) of the cargo handling arm 14 behind the rear pivot 19b. Each of the large brackets 23 is formed to make full use of the effective dimension between the rear end portions of the subchassis 4 and extends to the vicinity of the rear end portion of the cargo handling arm 14 to ease the regulation of the container mounted on the container handling vehicle. Accordingly, when loading and unloading a heavy container, the stress concentration in the vicinity of the connection point of the tilting cylinder 19 with respect to the cargo handling arm 14 is effectively reduced.
[0014]
Further, a pair of left and right guide rollers 20 are rotatably supported on the pivot 11 at the rear end of the sub chassis 4. Each of the guide rollers 20 has a substantially uniform outer side so as to be in sliding contact with the main girder 8 of the container 5 on the inner side of the vehicle body longitudinal center axis Y (the longitudinal center axis of the chassis) extending between the tilting frames 12 in the longitudinal direction of the vehicle body. A sliding contact portion 20a formed in a diametric shape is provided, and a tapered flange 20b having a diameter increased outward is provided at the outer end of the sliding contact portion 20a.
[0015]
Further, as shown in FIG. 1, the container 5 is placed on the tilting frame 12 between the tilting frame 12 and the lower surface side (main girder 8 side) of the container 5 mounted on the tilting frame 12. A container lashing device 24 for lashing is provided. The container tying device 24 includes a pair of left and right first engaging members 26 projecting substantially from the center of the left and right tilting frames 12 and a pair of left and right second engagement members provided at the rear of the lower surface of the container 5. Engaging member 25. The second engaging member 25 has a base end attached to the inner side in the vehicle width direction of the main girder 8 and extends downward, and then has a distal end 25a extending forward to have a substantially L-shaped cross section. On the other hand, the first engaging member 26 has an engaging concave portion 26a on the upper portion thereof, in which the tip 25a of the second engaging member 25 is detachably engaged. When the container 5 is loaded onto the tilting frame 12 by the unloading device 6, the distal end 25a of the second engagement member 25 is moved forward by the forward movement of the L-shaped arm 17 by the contraction operation of the telescopic cylinder 18. The container 5 is secured to the tilting frame 12 by being inserted into and engaged with the engagement recess 26a of the joint member 26 from the rear. On the other hand, when the container 5 is unloaded on the ground by the unloader 6, The distal end 25a of the second engagement member 25 is moved backward from the engagement recess 26a of the first engagement member 26 by the backward movement of the L-shaped arm 17 due to the extending operation of 18, so that the container 5 is fixed to the tilting frame 12. The binding is released.
[0016]
The first engaging member 26 is provided with a pair of left and right projecting pieces 26b extending downward along the inner and outer side surfaces of the tilting frame 12 from the lower end of the engaging recess 26a, and the lower end portions of the projecting pieces 26b. Is supported by the horizontal pin 26c so as to be rotatable with respect to both the inner and outer side surfaces of the tilting frame 12, and can move in the vertical direction in the vertical plane in the longitudinal direction of the vehicle body. A projecting piece 14 a having a tip projecting downward from the support shaft 13 is provided at the rear end of the cargo handling arm 14. The projecting piece 14a is rotatably supported by the support shaft 13, and from the upright state (the state indicated by the two-dot chain line in FIG. 1) of the cargo handling arm 14 (guide member 16), it can be engaged rearward ( 1 is rotated integrally with the forward rotation and the backward rotation in a predetermined region (state indicated by a solid line in FIG. 1), and is rotated relative to the cargo handling arm 14 when the other cargo handling arms 14 are rotated forward and backward. It is supposed to be. An arm 26d extending downward is provided at the lower end of the projecting piece 26b inside the first engaging member 26, and extends in the longitudinal direction of the vehicle body between the lower end of the arm 26d and the tip of the projecting piece 14a. Both front and rear ends of the link 27 are rotatably supported. When the cargo handling arm 14 pivots forward, the link 27 is a protruding piece that interlocks with forward pivoting in the predetermined area (forward pivoting from the rearward tilting state to the upright state of the cargo handling arm 14). When the cargo handling arm 14 is pivoted backward while the cargo handling arm 14 is pivoted backward by the backward rotation of 14a, it is pivoted backward in the predetermined area (rearward between the upright state and the rearward tilted state of the cargo handling arm 14). The projecting piece 14a interlocking with the rotation is moved forward by the vehicle body.
[0017]
Further, the first engagement member 26 is rotated downward in the longitudinal direction of the vehicle body by the rearward movement of the link 27 that is interlocked with the forward rotation of the cargo handling arm 14 in the predetermined region, so that the cargo handling arm 14 rotates. A non-engagement position (in FIG. 1) in which the distal end 25a of the second engagement member 25 cannot be engaged with the engagement recess 26a by retreating (retreating) out of the movement locus K (a region indicated by a one-dot chain line in FIG. 1). (Position indicated by a solid line). On the other hand, the first engagement member 26 is rotated upward in the front-rear direction of the vehicle body by the rearward movement of the link 27 that is interlocked with the forward rotation of the cargo handling arm 14 in the predetermined region. The tip 25a of the second engagement member 25 is positioned in an engagement position (a position indicated by a two-dot chain line in FIG. 1) where the tip 25a of the second engagement member 25 can be engaged in the engagement recess 26a. The engagement posture is maintained. A stopper 28 is provided at a position corresponding to the inside of each tilting frame 12 corresponding to the position immediately before the first engagement member 26 at the engagement position of the first engagement member 26. When the first engaging member 26 is rotated upward by the link 27 that moves backward in conjunction with the forward rotation of the cargo handling arm 14 in the predetermined area (when the cargo handling arm 14 advances into the rotational trajectory K of the cargo handling arm 14). In contact with the stopper 28, the engaging position is maintained at the engaging position.
[0018]
Therefore, the first Reference example Then, the first engaging member 26 projecting upward from the tilting frame 12 rotates backward in a predetermined region of the cargo handling arm 14 (from the upright state indicated by the two-dot chain line in FIG. 1 to the solid line in FIG. Only when the vehicle is in the rearward tilt state shown in FIG. 2, the vehicle is moved downward in a vertical plane in the front-rear direction of the vehicle body in conjunction with the rearward rotation. Since it moves to a non-engagement position outside K (position shown by a solid line in FIG. 1) and does not interfere with the cargo handling arm 14, the effective dimensions between the subchassis 4 are fully filled on both the left and right sides of the cargo handling arm 14. Even if the rear end of the tilt cylinder 19 is attached to the cargo handling arm 14 by a pair of left and right large brackets 23 that are utilized and extend to the vicinity of the rear end of the cargo handling arm 14, the large bracket 23 is rearward along with the cargo handling arm 14. Times Interference with the first engagement member 26 upon is reliably prevented, it is possible to smoothly perform the rearward turning of the handling arm 14.
[0019]
On the other hand, the first engagement member 26 rotates forward in a predetermined region of the cargo handling arm 14 (from the rearward tilted state shown by the solid line in FIG. 1 to the upright state shown by the two-dot chain line in FIG. 1. The second engagement member in the rotation locus K of the cargo handling arm 14 by rotating upward in the vehicle body front-rear direction in conjunction with the forward rotation of the cargo handling arm 14 in a predetermined region. 25 is moved to an engaging position that can be engaged with 25, that is, a protruding position on the tilting frame 12, and is held in the engaging posture at the position by contact with the stopper 28. The front end 25a of the second engagement member 25 on the lower surface of the container 5 is smoothly engaged with the engagement recess 26a of the first engagement member 26, and the container 5 is securely secured on the sub chassis 4. be able to.
[0020]
The first Reference example Then, the first engagement member 26 is rotated between the upper engagement position and the lower non-engagement position via the link 27. However, as shown in FIG. A spring 29 is connected between the upper portion and the corresponding position of the tilting frame 12 corresponding to the front side of the first engagement member 26 until the first engagement member 26 abuts against the stopper 28 by the biasing force of the spring 29. The large bracket 23 is brought into contact with the front surface of the first engagement member 26 by the rearward rotation of the cargo handling arm 14 while being biased upward in the front-rear direction of the vehicle body and held in the engagement posture at the engagement position. The first engagement member 26 may rotate downward in the vehicle body front-rear direction against the urging force of the spring 29 and move to the non-engagement position. In addition, the first engagement member is not limited to one that rotates in the vertical direction within a vertical plane in the vehicle longitudinal direction and moves between the upper engagement position and the lower withdrawal position. It may be moved between the two positions so as to be rotated forward and downward to the non-engagement position and to be rotated rearward in the longitudinal direction of the vehicle body and positioned at the engagement position. Further, the first engagement member rotates downward in the vehicle body direction or outward in the vertical plane in the vehicle width direction to move to the non-engagement position and upward in the vehicle outward direction or inward direction. It may be one that moves between both positions so as to rotate and be positioned at the engagement position.
[0021]
Furthermore, the first Reference example In this case, the stopper 28 is provided at a position corresponding to the inside of each tilting frame 12 corresponding to the position immediately before the first engagement member 26 at the engagement position. It may be a stopper that restricts rotation or backward movement of the link.
[0022]
Moreover, the first Reference example Then, the tip 25a of the second engagement member 25 having a substantially L-shaped cross section on the lower surface of the container 5 and the engagement recess 26a of the first engagement member 26 on the tilting frame 12 are engaged. While providing the engagement recess in the second engagement member, the first engagement member on the tilting frame may be formed in a substantially L-shaped cross section.
[0023]
Next, the second of the present invention Reference example Will be described with reference to FIG.
[0024]
this Reference example Then, the configuration of the guide roller is changed.
[0025]
Ie book Reference example Then, as shown in FIG. 7, a pair of left and right support brackets 31 projecting outward in the vehicle width direction are provided at the rear end portion of the tilting frame 12. At the outer end of each of the support brackets 31, one end (inner end) of a pin-like member 32 extending in the horizontal direction is rotatably supported around the pin 33 via a pin 33 (vertical axis) extending in the vertical direction. Has been. A guide roller 20 is supported on the other end side (outer end side) of the pin-shaped member 32 so as to be rotatable around the pin-shaped member 32. That is, the guide roller 20 is supported by the support brackets 31 at the rear end portion of the tilting frame 12 so as to be swingable in the longitudinal direction of the vehicle body in a horizontal plane.
[0026]
In this case, when each container 5 is loaded, each guide roller 20 is swung in a horizontal plane by the loading operation of the container 5, and the container vertical center axis X (container) extending between the main beams 8 of the container 5 in the longitudinal direction of the vehicle body. Even if there is an angle difference θ between the vertical center axis of the vehicle body and the vertical axis Y of the vehicle body, the pin-like member 32 of each guide roller 20 is engaged by the engagement of the main beam 5 of the container 5 with the flange 20b of each guide roller 20. Each guide roller 20 swings in the front-rear direction of the vehicle body in a horizontal plane so that the container 5 is oriented in a direction perpendicular to the container longitudinal center axis X, so that the container 5 is corrected to a normal loading posture. . The other configurations except for the guide roller are the same as the first configuration. Reference example The same parts are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0027]
Therefore, above Reference example In this case, when the containers 5 are loaded, the guide rollers 20 are loaded so that the pin-like members 32 of the respective guide rollers 20 are moved in the longitudinal center of the container by the engagement of the main beam 8 of the container 5 with the flange 20b. Since the container 5 is swung in the longitudinal direction of the vehicle body in a horizontal plane so as to be orthogonal to the axis X, and the container 5 is corrected to the normal loading posture, the container vertical center axis X and the vehicle body are loaded when the container 5 is loaded. Even if there is an angle difference θ with respect to the longitudinal center axis Y and the attitude of the container 5 is deteriorated, the main girder 8 of the container 5 is reliably guided by the guide rollers 20 so that the container 5 is placed on the sub chassis 4. Can be loaded smoothly.
[0028]
In addition, the container 5 having a deteriorated loading posture is corrected to a normal loading posture by engaging the main girders 8 with the flanges 20b of the guide rollers 20 that can swing in the horizontal plane, thereby the container vertical center. The angle difference θ between the axis X and the longitudinal center axis Y of the vehicle body also gradually disappears as the cargo handling arm 14 moves forward on the longitudinal center axis Y of the vehicle body, and the sub chassis 4 is caused by traveling vibration. The container 5 can be reliably prevented from falling off.
[0029]
The second Reference example The flange 20b is provided at the outer end of the sliding contact portion 20a. However, the flange 20b may be provided at the inner end of the sliding contact portion, and the flange 20b may be provided at both inner and outer ends of the sliding contact portion. Is provided, the container can be more securely held on the subchassis.
[0030]
Next, the present invention Third reference example Will be described with reference to FIGS.
[0031]
this Reference example Then, the configuration of the guide roller is changed.
[0032]
Ie book Reference example Then, as shown in FIGS. 8 and 9, between the guide rollers 20, that is, between the rear ends of the tilting frames 12, a cylinder 41 as a rotor interval changing means is provided extending in the vehicle width direction. . The cylinder 41 is divided into a central head side chamber 41b and left and right rod side chambers 41c and 41d by a pair of left and right pistons 41a, and a guide roller 20 is provided at the tip of a piston rod 41e extending outward from the pistons 41a. It has been. Each guide roller 20 is supported at the tip of the piston rod 41e so as to be rotatable about the axis of the piston rod 41e. Each guide roller 20 moves in the vehicle width direction by the expansion and contraction operation of the piston rod 41e. In other words, the interval between the guide rollers 20 increases when the piston rods 41e extend, and decreases when the piston rods 41e contract. The container 5 loaded on the subchassis 4 As shown in FIG. 8, the distance h (d + i) between the main beams 8 is larger than the distance d between the guide rollers 20 due to the angle difference θ between the container longitudinal center axis X and the vehicle body longitudinal center axis Y. Or a container 5 'having a large size as shown in FIG. 10, and the distance h' (d + i) between the main beams 8 'is larger than the distance d between the guide rollers 20. Even so, the increase / decrease can be changed according to the distance h (h ′) between the main digits 8 (or 8 ′). Further, when the container 5 having a poor loading posture is loaded, the piston rod 41e of the cylinder 41 is contracted at the end of the forward rotation of the cargo handling arm 14 to move each guide roller 20 inward in the vehicle width direction, By returning the distance d between the outer ends of the sliding contact portions 20a of the respective guide rollers 20, the angular difference θ between the container longitudinal center axis X and the vehicle body longitudinal center axis Y is eliminated, and a normal loading posture is achieved. I try to do it. The other configurations except for the guide roller are the same as the first configuration. Reference example The same parts are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0033]
Therefore, above Reference example Then, the distance between the guide rollers 20 in the vehicle width direction is increased or decreased according to the distance between the main beams 8 (8 ′) of the container 5 (5 ′) loaded on the sub chassis 4 by the cylinder 41. Therefore, the container 5 having a poor loading posture in which the distance h between the main beams 8 is greater than the distance d between the guide rollers 20 due to the angle difference θ between the container vertical center axis X and the vehicle body vertical center axis Y. Alternatively, when the container 5 ′ having a larger distance h ′ between the main beams 8 ′ than the distance d between the guide rollers 20 is loaded, the main beam 8 (8 ′) of the container 5 (5 ′) is loaded. ) By extending the piston rod 41e of the cylinder 41 according to the distance between the guide rollers 20 and increasing the distance between the guide rollers 20, thereby increasing the distance h between the two main beams 8 (8 ') of the container 5 (5'). (H ′) and the distance d + i between the guide rollers 20 are matched The container 5 having a poor loading posture or the large size container 5 ′ can be smoothly loaded onto the subchassis 4 with its main girder 8 (8 ′) reliably guided by the guide rollers 20. Can do.
[0034]
When the container 5 having a poor loading posture is loaded, the main girder 8 on the lower surface of the container 5 is engaged with the flange 20b of each guide roller 20 by the loading operation of the container 5, and the guide rollers 20 securely As a result of the guidance, the angle difference θ between the container longitudinal center axis X and the vehicle body longitudinal center axis Y gradually disappears with the forward rotation of the cargo handling arm 14, and at the end of the forward rotation of the cargo handling arm 14, the cylinder Since the piston rod 41e of 41 is contracted and the distance d between the outer ends of the sliding contact portions 20a of the guide rollers 20 is restored, the container 5 is smoothly corrected to the normal loading posture, and the container 5 is driven by running vibration or the like. 5 can be reliably prevented from falling from above the sub chassis 4.
[0035]
The above third Reference example In the above description, the case of loading a large-sized container 5 ′ has been described. However, the present invention is not limited to this. Specifically, it is possible to reduce the size by configuring not only an increase change but also a decrease change in the distance between the guide rollers with respect to the distance between the two main beams of the container loaded in the normal loading posture. It is also possible to load other containers.
[0036]
In addition, the third Reference example Then, the left and right guide rollers 20 are moved in the vehicle width direction using the single cylinder 41, but the left and right guide rollers are moved to the vehicle width by the left and right dedicated cylinders, or the shared or dedicated actuators and motors. Of course, it may be moved in the direction.
[0037]
Next, the fourth of the present invention Reference example Will be described with reference to FIGS.
[0038]
this Reference example Then, the hook configuration is changed.
[0039]
Ie book Reference example Then, as shown in FIG. 11, the hook 15 is provided with an engagement confirmation means 51 for confirming the engagement of the hook 15 with the engagement pin 5a of the container 5 when the container is unloaded. As shown in FIG. 12, the engagement confirmation means 51 includes an engagement detection means 52 that is provided inside the hook 15 and detects completion of engagement with the engagement pin 5a. The engagement detection means 52 includes an arm-shaped engagement detection member 53 having a bending portion 53a that bends in accordance with the shape of the hook 15 on one end side (right side in FIG. 12). The engagement detection member 53 is rotatably supported by the hook 15 via a pin 54 at its substantially central portion. Further, the other end side of the engagement detecting member 53 extends linearly in the L-shaped arm 17 toward the corner side. The bending portion 53a is positioned before the engagement position (position indicated by the two-dot chain line in FIG. 12) where the engagement pin 5a engages the hook 15 (position indicated by the solid line in FIG. 12). And the other end side is swung upward by this contact with the engaging pin 5a.
[0040]
In the upward swing position (the position indicated by the two-dot chain line in FIG. 12) on the other end side of the engagement detection member 53, the position close to the opposite position in the L-shaped arm 17 that faces the other end of the engagement detection member 53 A switch 55 is provided. The proximity switch 55 is configured to detect that the other end side of the engagement detection member 53 swings upward, that is, to detect that the engagement pin 5 a has been engaged with the hook 15. . In this case, the engagement detection unit 52 includes an engagement detection member 53 and a proximity switch 55.
[0041]
A light emitting diode device 56 as an engagement notification unit is attached near the corner of the right outer surface of the L-shaped arm 17 that can be easily confirmed from the driver's seat 3. The light emitting diode device 56 has a light emitting portion 56a that emits light upon receiving a detection signal when the proximity switch 55 (engagement detecting means 52) detects the upward swing of the engagement detecting member 53 on the other end side. The light emitting portion 56a emits light to notify the engagement between the hook 15 and the engaging pin 5a. In this case, the engagement confirmation unit 51 includes an engagement detection unit 52 (an engagement detection member 53 and a proximity switch 55) and a light emitting diode device 56. The other configuration except for the engagement confirmation means 51 is the first configuration. Reference example The same parts are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0042]
Therefore, above Reference example Then, since the light emitting portion 56a of the light emitting diode device 56 that emits light in the vicinity of the corner on the right outer surface of the L-shaped arm 17 that can be easily confirmed from the driver's seat 3, the engagement between the hook 15 and the engaging pin 5a is notified. Even if a worker engaged in the container loading operation to the vicinity of the tip of the cargo handling arm 14 where the engagement between the engagement pin 15a and the engagement pin 5a can be visually observed, for example, the driver of the container handling vehicle 1 does not have to go and check. 3, the engagement between the hook 15 and the engagement pin 5a is confirmed, and the hook 15 and the engagement pin 5a can be easily engaged in a dark place such as at night or indoors. Can be efficiently improved.
[0043]
The above fourth Reference example Then, although the engagement between the hook 15 and the engagement pin 5a is notified by the light emission of the light-emitting portion 56a of the light-emitting diode device 56, the notification is not limited to the notification by visual recognition in this way. You may make it alert | report by the combination. Further, although the light emitting diode device 56 is provided on the cargo handling arm 14 (L-shaped arm 17), it is needless to say that such an engagement notification means may be provided at a position having excellent visibility such as a driver's seat. .
[0044]
Next, the fifth aspect of the present invention Reference example Will be described with reference to FIGS.
[0045]
this Reference example Then, measures are taken to facilitate the engagement between the hook and the engagement pin.
[0046]
Ie book Reference example Then, as shown in FIG. 13, an infrared emission detection device 61 is provided at the tip of one side surface (right side surface of the vehicle body) of the L-shaped arm 17. The infrared emission detection device 61 is loaded on the front surface of the container 5 from the opposite side (the right side in FIG. 13) facing the front surface of the container 5 when the container is loaded, that is, when the L-shaped arm 17 (loading arm 14) rotates backward. While the infrared ray is emitted toward the reflection plate 63) to be described later, it is configured to detect that the emitted infrared ray is reflected and returned.
[0047]
The hook 15 and the engagement pin 5a are engaged with each other in a state in which the cargo handling arm 14 is rotated backward to align the center of the engagement hole 15a of the hook 15 with the center of the engagement pin 5a. Is performed within an engagement allowable range Z (range shown in FIG. 14) that allows engagement with the engagement pin 5a even if the position is slightly displaced in the vertical and horizontal directions. In the state where the center of the engagement hole 15a of the hook 15 is aligned with the center of the engagement pin 5a, the container vertical center line is above the engagement pin 5a on the front surface of the container 5 facing the infrared emission detection device 61. A laterally long rectangular reflector 63 having a shape matching the engagement allowable range Z is attached to the right side (left side in FIG. 14) slightly to the axis X (not shown). Infrared rays emitted from the infrared emission detection device 61 in a state where the center of the engagement hole 15a of the hook 15 is aligned with the center of the engagement pin 5a is applied to the center of the reflection plate 63 and reflected. The reflected light returns to the infrared emission detection device 61 as before. That is, the hook 15 is positioned within the engagement allowable range Z if the infrared rays emitted from the infrared emission detection device 61 are returned to the original state, and the engagement with the engagement pin 5a is allowed. ing.
[0048]
The infrared emission detection device 61 and the reflection plate 63 constitute an allowable engagement range detection means 62, and the engagement allowable range detection means 62 causes the container handling vehicle 1 to move backward when the container is loaded into the container 5. When approaching, it is detected that the hook 15 is positioned within the engagement allowable range Z.
[0049]
Further, a lamp 64 as an engagement allowable range notification means is attached to the back side of the infrared emission detection device 61 (the front side of the vehicle body when loading containers). The lamp 64 is turned on in response to a detection signal when the reflected light reflected by the infrared irradiation to the reflecting plate 63 is detected by the infrared emission detecting device 61, and the hook 15 causes the hook 15 to enter the engagement allowable range Z. It is notified that it is located inside. The other configurations except for the engagement allowable range detecting means 62 and the lamp 64 are the above-described first configuration. Reference example The same parts are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0050]
Therefore, above Reference example Then, the lamp 64 on the back of the infrared emission detection device 61 informs that the hook 15 is located within the engagement allowable range Z when the container handling vehicle 1 moves backward and approaches the container 1 when loading the container. Therefore, the driver of the container handling vehicle 1 can easily check the alignment of the hook 15 and the engaging pin 5a while staying in the driver's seat 3, and can also engage with the hook 15 in a dark place such as at night or indoors. The alignment with the matching pin 5a can be easily confirmed, and the container 5 can be loaded effectively.
[0051]
The fifth Reference example In this case, the lamp 64 is turned on to notify that the hook 15 is positioned in the engagement allowable range Z. However, the notification is not limited to the visual notification as described above. You may make it alert | report by matching. Further, although the ramp 64 is provided on the cargo handling arm 14 (L-shaped arm 17), it is needless to say that such an engagement allowable range notification means may be provided at a position having excellent visibility such as a driver's seat. .
[0052]
Next, the present invention First The embodiment will be described with reference to FIGS. 16 and 17.
[0053]
In this embodiment, the configuration of the engagement pin is changed.
[0054]
That is, in this embodiment, as shown in FIGS. 16 and 17, the left and right sides of the engagement pin 5 a (center hook engagement member) at the center position of the front upper end of the container 5, that is, the left and right sides of the front upper end of the container 5. Side engagement pins 71 and 72 as side hook engagement members are provided at the ends. When the obstacle G such as a parked vehicle is present on the front side of the container 5, the both-side engagement pins 71 and 72 have a container loading posture from an oblique side (left oblique side in the figure) of the container. A hook 15 is engaged with the container handling vehicle 1 approaching. Then, with the hook 15 engaged with one of the side engaging pins 71 and 72 (the left side engaging pin 71 in the figure), the container handling vehicle 1 is moved forward (diagonally to the left with respect to the container 5). By moving the front side of the container 5 to the side (left side in the figure), the hook 15 is detached from one side engagement pin 71 (or 72) to engage the center. By re-engaging the hook 15 with the pin 5a, the container 5 can be loaded onto the sub chassis 4. The left and right side engaging pins 71 and 72 have the same structure as the central engaging pin 5a. The other configuration except for the side engagement pins 71 and 72 is the first configuration. Reference example The same parts are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0055]
Therefore, in the said embodiment, since the side engagement pins 71 and 72 are provided in the right-and-left both ends of the front upper end of the container 5, when the obstructions G, such as a parked vehicle, exist in front of the container 5 Without waiting until the obstacle G retreats, the hook 15 from the oblique side of the container 5 easily reaches the side engagement pin 71 (or 72) and is engaged therewith. For this reason, the front portion of the container 5 can be easily pulled out to the side, the hook 15 can be re-engaged with the center engaging pin 5a, and the container 5 can be quickly loaded onto the sub chassis 4. The loading work efficiency can be dramatically improved.
[0056]
The above First In the embodiment, the left and right side engagement pins 71 and 72 have the same structure as that of the center engagement pin 5a. However, as shown in FIG. In this case, the left and right side engagement pins 73 and 74 can be more smoothly engaged from the side of the hook 15, and the side of the container 5 front side The drawer is smoothly performed.
[0057]
Also, above First In the embodiment, the side engagement pins 71 and 72 (73, 74) are provided on the left and right sides of the center engagement pin 5a, respectively, but the side engagement pins are provided only on one side of the center engagement pin. May be provided.
[0058]
【The invention's effect】
As above, Invention of Claim 1 Since the side hook engaging member is provided on at least one side of the central hook engaging member, the side of the container handling vehicle avoids obstacles ahead of the container from the side of the container. The container front can be easily pulled out to the side by engaging with the joint member, so that the container can be quickly loaded onto the chassis without waiting due to obstacles, and the loading work efficiency is dramatically improved. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows the first of the present invention. Reference example It is a side view of the body lock device vicinity in the container handling vehicle concerning.
FIG. 2 is a rear view of the container handling vehicle.
FIG. 3 is a side view of a container handling vehicle in a container mounted state.
FIG. 4 is a plan view of the rear part of the container handling vehicle.
FIG. 5 is a side view showing operating states of the tilting frame and the cargo handling arm.
FIG. 6 shows the first Reference example FIG. 2 is a view corresponding to FIG.
FIG. 7 shows the second of the present invention. Reference example It is a top view of the vehicle body rear end part vicinity in the container loading start state which concerns on.
FIG. 8 shows the third of the present invention Reference example It is a top view of the vehicle body rear end part vicinity in the container loading start state which concerns on.
FIG. 9 is a rear view of the container handling vehicle showing posture correction after completion of container loading.
FIG. 10 is a rear view of a container handling vehicle showing a loaded state of a large container.
FIG. 11 shows the fourth aspect of the present invention. Reference example It is a side view of a container and a cargo handling arm in the state just before container loading concerning.
FIG. 12 is a side view of the vicinity of the hook showing the configuration of the engagement detection means.
FIG. 13 shows the fifth of the present invention. Reference example It is a side view of a container and a cargo handling arm in the state just before container loading concerning.
FIG. 14 is a front view of a container showing an engagement allowable range of a hook by an engagement identification unit.
FIG. 15 is a perspective view of a container and a cargo handling arm immediately before container loading.
FIG. 16 shows the present invention. First It is a top view of the container and cargo handling arm which show the container loading start state concerning an embodiment.
FIG. 17 is a plan view of the vicinity of the container front showing the configuration of the engagement pin.
FIG. 18 First FIG. 18 is a view corresponding to FIG. 17 according to a modification of the embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Cargo handling vehicle
4 Subchassis (chassis)
5,5 'container
5a Engaging pin (center hook engaging member)
8,8 'main girder
14 Handling arm
15 hook
20 Guide roller
20b flange
25 Second engaging member
26 First engaging member
31 Container lashing device
41 Cylinder (roller interval changing means)
52 Engagement detection means
56 Light emitting diode (engagement notification means)
62 Engagement allowable range detection means
64 lamp (engagement allowable range notification means)
71-74 Side engagement pin (side hook engagement member)
Z engagement tolerance
d Distance between guide rollers
h, h 'Distance between main beams

Claims

On the chassis, a cargo handling arm having a hook at the tip is supported so as to be rotatable in the longitudinal direction of the vehicle body,
  A central hook engaging member that is detachably engaged with the hook is provided at the center position of the front upper end of the container mounted on the chassis,
  In a state where the hook and the central hook engaging member are engaged, the container is unloaded from the chassis by the rearward rotation of the cargo handling arm, and the container is loaded on the chassis by the forward rotation of the cargo handling arm. A container handling vehicle
  At least one side of the central hook engaging member is provided with a side hook engaging member for removably engaging the hook from the side for pulling out the front portion of the container to the side. A container handling vehicle characterized by