JP3851141B2 - 中継ポンプ槽 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、家庭などのおける台所流し台のシンクや当該シンクに取り付けられるディスポーザ等の排水源からの排水を受け入れる中継槽と、この中継槽に受け入れた排水を排水処理装置へ排出するポンプとを備えた中継ポンプ槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、排水処理装置からの排水管を水封トラップ付きの桝で下水管に接続したり、中継桝(中継槽)とは別に排水処理装置で処理した排水を下水等に放流する箇所に放流桝を設け、放流桝内に排水処理装置からの排水管に対する水封トラップを構成していた。また、中継桝のオーバーフロー口を下水管等と水封する必要がある場合においては、中継桝のオーバーフロー口を放流桝に接続し、放流桝から下水管等への出口で水封トラップを構成していた。
【0003】
図7は、中継ポンプ槽を設置した場合の上述した構成を示すディスポーザ排水処理システムの全体構成図である。
【0004】
図において、屋内に設置された台所流し台1のシンク2の排水口3には、生ごみを粉砕するディスポーザ4が取り付けられている。
【0005】
上記ディスポーザ4の排出口に接続された排水管5には、途中に水封のためのU字状のトラップ5aが形成されて、屋外に埋設された中継桝7の流入管6に連結され、中継桝7の側壁上部にその流入口7aが形成されている。
【0006】
上記中継桝7内には圧送ポンプ8とフロートセンサ9が設けられており、圧送ポンプ8の吐出口に接続された吐出管10が中継桝7の上蓋7bを介して地上に設置された排水処理装置11に接続されている。
【0007】
上記排水処理装置11は、例えば、前記圧送ポンプ8からの吐出管10が配管される固液分離槽と、この固液分離槽の底部からエアリフトポンプにより移送される固液混合物を固体分と液体分に分離して液体分は前記固液分離槽に戻す固液分離装置と、前記固液分離槽の上澄み液が自然流下により流入して担体に棲息する微生物により有機物成分を分解処理する処理槽(曝気槽)と、この処理槽から自然流下により流入する処理水中の汚泥分を沈殿分離する沈殿分離槽と、前記固液分離装置で分離されて投入される固体分と予め収納された微生物担体とを攪拌体により攪拌混合して、担体に生息する微生物により堆肥化するコンポスト化装置等から成っている。
【0008】
上記沈殿分離槽で沈殿分離した汚泥はエアリフトポンプにより固液分離槽に返送され、沈殿分離槽の上澄み液が自然流下により排水処理装置11の近傍に埋設された放流桝13に排出される。この放流桝13には下水管14が接続されており、上記排水処理装置11から排出された処理水は放流桝13を介して下水管14に放流されるようになっている。
【0009】
また、前記中継桝7の側壁上部には、圧送ポンプ8やフロートセンサ9の正常動作時における中継桝7の最高水位よりも高い位置にオーバーフロー口7cが形成されており、このオーバーフロー口7cから上記放流桝13への接続管15が下り勾配を持たせて配管されている。
【0010】
上記排水処理装置11からの排水管12の下端は放流桝13内で常時水没するようにして水封トラップ12aを構成し、また、下水管14は放流桝13内で下方に折曲し常時水没するようにして水封トラップ14aを構成することにより、下水管14からの臭気ガスや虫が排水処理装置11や中継桝7へ侵入するのを防げるようになっている。
【0011】
以上の構成において、圧送ポンプ8やフロートセンサ9の正常動作時には、ディスポーザ4で粉砕された粉砕生ごみを含む排水や台所で発生する通常の生活排水が排水管5から流入管6を介して中継桝7に流入し、中継桝7の水位が一定以上になると、フロートセンサ9がONとなって、圧送ポンプ8が駆動される。圧送ポンプ8により圧送された排水は吐出管10を介して排水処理装置11に搬送される。排水処理装置11で上述したようにして浄化処理された処理水は、排水管12を通して放流桝13に自然流下し、下水管14に流される。
【0012】
一方、圧送ポンプ8の故障や停電あるいはフロートセンサ9の不作動などによって、圧送ポンプ8の搬送能力が不足したり機能しなくなった場合には、中継桝7内の水位が正常時の最高水位を超えて上昇するが、側壁上部に形成されたオーバーフロー口7c位置まで上昇すると、オーバーフロー口7cから自然流下により接続管15を介して放流桝13に流出し、下水管14に流される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構成においては、中継桝7を設置するだけでなく、中継桝7とは別にトラップ付きの桝や放流桝13を設置したり、中継桝7と放流桝13との接続管15を設置するといったことが必要となり、設置工事の手間がかかるだけでなく、設置場所や配管ルートが確保できずに排水処理システムそのものが設置できなくなるといった問題があった。
【0014】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、設置工事の手間が少なくて済むと共に、設置場所の確保が容易になる中継ポンプ槽を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、排水源からの排水を受け入れる中継槽と、この中継槽に受け入れた排水を排水処理装置へ排出するポンプとを備えた中継ポンプ槽において、前記中継槽に、前記排水源から受け入れた排水が所定の水位を超えるオーバーフロー時のオーバーフロー分の排水を前記排水処理装置以外の下水等の排出先に放流するオーバーフロー口を形成すると共に、前記排水処理装置から流下する排水を下水等の排出先に放流する放流流路と前記オーバーフロー口からの放流流路とを接続する接続部材を当該中継槽と一体化したことを特徴とするものである。
【0016】
さらに、前記オーバーフロー口に水封トラップを構成したことを特徴とするものである。
【0017】
また、前記排水処理装置の放流流路に水封トラップを構成したことを特徴とするものである。
【0018】
さらに、前記オーバーフロー口の水封トラップと排水処理装置の放流流路の水封トラップとを中継槽内に設けた貯水部によって構成したことを特徴とするものである。
【0019】
また、前記オーバーフローが発生する水位を、前記排水処理装置から流下する排水によって上昇する前記貯水部の水位より高く設定したことを特徴とするものである。
【0020】
また、オーバーフローが発生する水位を、前記排水源からの排水が流入する流入管の高さより低く設定したことを特徴とするものである。
【0021】
また、前記ポンプを中継槽内に設置して中継槽内に旋回流を生じさせつつ送水することによって固形物等の滞留を防止すると共に、前記旋回流の水位よりも上に前記貯水部を構成したことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本願発明の一実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図であり、前記図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0024】
本実施形態の中継ポンプ槽は、上下2部品から成る中継桝(中継槽)7の底部に圧送ポンプ8が設置され、この圧送ポンプ8の所定高さ位置にフロートセンサ9が取り付けられており、圧送ポンプ8の吐出口に接続された吐出管10が中継桝7の上蓋7bを介して前記図7に示したように地上に設置された排水処理装置11に接続されている。
【0025】
上記中継桝7の一側の上部側壁には、前記図7に示したディスポーザ4からの流入管6が配管されて、流入口7aが形成されると共に、他側の上部側壁にはオーバーフロー口7cが形成されている。
【0026】
そして、本実施形態においては、上記オーバーフロー口7cにT字管20が枝管20b側を上向きにして取り付けられ、中継桝7と一体化されている。このT字管20の枝管20b側には前記図7に示した排水処理装置11からの排水管12が連結されており、主管20a側には下水管14が連結されている。
【0027】
以上のように構成することにより、前記図7に示したような放流桝13を設置したり、中継桝7と放流桝13とを接続する接続管15を配管するといったことが不要となり、中継桝7だけを設置すれば良く、設置工事の手間が最小限で済むと共に、設置場所の確保が容易になる。
【0028】
本実施形態は、図7に示した排水処理装置11の内部又は排水管12の途中に水封トラップを構成しているような場合で、かつ圧送ポンプ8が吸込口8aの水位まで送水できずに中継桝7内に常に排水が残っており、排水処理装置11に中継桝7内の空気を送ることがない場合に有効で、このような場合であれば、下水からの臭気ガスや虫が排水処理装置11の排水管12や中継桝7を介して排水処理装置11へ侵入することはない。なお、中継桝7の流入管6が連結されるディスポーザ4の排水管5には、前記図7に示したようにU字状の水封トラップ5aが設けられているので、下水からの臭気ガスや虫が中継桝7を介して台所に侵入することはない。
【0029】
図2は、本願発明の他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0030】
本実施形態においては、前記実施形態の構成に加えて、オーバーフロー口7cの内側にエルボ管21を下向きに取り付けて、その下部開口21aが常時水没するような貯水部22を設けたものである。これにより、水封トラップ21bが構成され、貯水部22の上部開口22aが新たなオーバーフロー口となる。
【0031】
本実施形態は、図7に示した排水処理装置11の内部又は排水管12の途中に水封トラップを構成しているような場合に有効で、上記実施形態と同様な作用効果が得られると共に、オーバーフロー口7cに水封トラップ21bを構成したことにより、下水からの臭気ガスや虫が中継桝7に侵入するのを防止でき、ひいては中継桝7を介しての排水処理装置11への侵入を防止できる。
【0032】
図3は、本願発明の更に他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す図で、(a)は縦断面図、(b)はその要部上面図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0033】
本実施形態においては、オーバーフロー口7cに、主管23aとU字状の水封トラップ23cが形成された枝管23bとから成るトラップ付き継手管23が取り付けられ、中継桝7と一体化されている。このトラップ付き継手管23の枝管23b側には前記図7に示した排水処理装置11からの排水管12が連結されており、主管23a側には下水管14が連結されている。
【0034】
以上のように排水処理装置11の放流流路に水封トラップ23cを構成したことにより、下水からの臭気ガスや虫が排水管12を介して排水処理装置11に侵入するのを防止できる。本実施形態は、圧送ポンプ8が吸込口8aまで送水できずに中継桝7内に常に排水が残っており、排水処理装置11に中継桝7内の空気を送ることがない場合に有効で、この場合、オーバーフロー口7cには水封トラップがなくても良い。
【0035】
図4は、本願発明の更に他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0036】
本実施形態は、前記図2に示した実施形態と図3に示した実施形態を組み合わせたもので、中継桝7のオーバーフロー口7cの内側には図2の実施形態に示したエルボ管21と貯水部22が取り付けられており、外側には図3の実施形態に示したトラップ付き継手管23が取り付けられている。
【0037】
従って、本実施形態においては、どのような場合においても、下水からの臭気ガスや虫が中継桝7に侵入するのを防止でき、ひいては中継桝7を介しての排水処理装置11への侵入を防止できると共に、下水からの臭気ガスや虫が排水処理装置11の排水管12を介して排水処理装置11に侵入するのも防止できる。
【0038】
図5は、本願発明の更に他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0039】
本実施形態においては、前記図2や図4に示した中継桝7内側のエルボ管21や貯水部22はそのまま利用すると共に、中継桝7外側に一体化していたT字管20やトラップ付き継手管23は無くして、排水処理装置11からの排水管12を中継桝7の上蓋7bを通して中継桝7内に引き込み、その下部開口12bを貯水部22に水没させて、水封トラップ12cを構成したものである。従って、下水管14は中継桝7のオーバーフロー口7cに直接連結することができる。
【0040】
このように、オーバーフロー口7cの水封トラップ21bと排水処理装置11の放流流路の水封トラップ12cとを中継桝7内に設けた貯水部22によって構成したことにより、前記実施形態と同様な作用効果が得られると共に、設置工事の手間が最小限で済み、かつ中継桝7本体だけになるので、設置場所の確保が極めて容易になる。
【0041】
また、本実施形態においては、図6に示すように、貯水部22の上部開口22a(新たなオーバーフロー口)の高さH1は、排水処理装置11から排水管12を介して流下する排水によって上昇する水位H2よりも高く、かつディスポーザ4からの流入管6の上部側の高さH3よりも低くなるように構成している。さらに、貯水部22の下端の高さH4は、通常使用時の圧送ポンプ8の駆動によって生じる旋回流Cの最大水位H5よりも高くなるように構成している。
【0042】
以上のように構成したことにより、排水処理装置11から流下する排水によって上昇する水位H2よりもオーバーフローが発生する水位H1の方が高くなるので、排水処理装置11から流下する排水が中継桝7側に逆流するのを防止することができる。
【0043】
また、ディスポーザ4からの流入管6の上部側の高さH3よりもオーバーフローが発生する水位H1の方が低くなるので、オーバーフロー発生時にも流入管6が完全に水没することがなくなり、台所シンク2からの排水の流下を妨げることがない。
【0044】
さらに、通常使用時に中継桝7内で上下動する旋回流Cの最大水位H5よりも貯水部22の下端の高さH4の方が高くなるので、旋回流Cに乱れを生じさせることがなく、粉砕生ごみ等の固形物なども滞留させることなくスムーズに排出することができる。これは、本実施形態のように、中継桝7内に圧送ポンプ8が設置された中継ポンプ槽において有効である。
【0045】
なお、上記各実施形態においては、本願発明による中継ポンプ槽をディスポーザ排水処理システムに適用した場合について説明したが、例えば、ディスポーザを用いない生活排水のみを処理する簡易な排水処理システムにおいても、本願発明を有効に適用することができる。
【0046】
また、上記各実施形態においては、中継桝7内に圧送ポンプ8が設置された中継ポンプ槽に本願発明を適用した場合について説明したが、自給式のポンプ本体が地上に設置されていて、吸引管を中継桝7内に引き込んでいる構成の中継ポンプ槽にも適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本願発明によれば、排水源からの排水を受け入れる中継槽と、この中継槽に受け入れた排水を排水処理装置へ排出するポンプとを備えた中継ポンプ槽において、中継槽に、排水源から受け入れた排水が所定の水位を超えるオーバーフロー時のオーバーフロー分の排水を排水処理装置以外の下水等の排出先に放流するオーバーフロー口を形成すると共に、排水処理装置から流下する排水を下水等の排出先に放流する放流流路と前記オーバーフロー口からの放流流路とを接続する接続部材を当該中継槽と一体化したことにより、中継槽だけを設置すれば良く、設置工事の手間が少なくて済むと共に、設置場所の確保が容易になる。
【0048】
さらに、前記オーバーフロー口に水封トラップを構成することにより、上記効果に加えて、下水等からの臭気ガスや虫が中継槽に侵入するのを防止でき、ひいては排水処理装置への侵入も防止できる。
【0049】
また、前記排水処理装置の放流流路に水封トラップを構成することにより、上記効果に加えて、下水等からの臭気ガスや虫が排水処理装置へ侵入するのを防止できる。
【0050】
さらに、前記オーバーフロー口の水封トラップと排水処理装置の放流流路の水封トラップとを中継槽内に設けた貯水部によって構成することにより、上記効果に加えて、工事の手間が最小限で済むと共に、設置場所の確保が極めて容易になる。
【0051】
また、前記オーバーフローが発生する水位を、排水処理装置から流下する排水によって上昇する前記貯水部の水位より高く設定することにより、排水処理装置から流下する排水が中継槽に逆流するのを防止できる。
【0052】
また、前記オーバーフローが発生する水位を、排水源からの排水が流入する流入管の高さより低く設定することにより、オーバーフロー発生時にも中継槽への流入管が水没することがなく、排水源からの排水の流下を妨げることがない。
【0053】
また、前記ポンプを中継槽内に設置して中継槽内に旋回流を生じさせつつ送水することによって固形物等の滞留を防止すると共に、旋回流の水位よりも上に前記貯水部を構成することにより、旋回流に乱れを生じさせることがなく、固形物等も滞留させることなくスムーズに排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図。
【図2】本願発明の他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図。
【図3】本願発明の更に他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す図で、(a)は縦断面図、(b)はその要部上面図。
【図4】本願発明の更に他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図。
【図5】本願発明の更に他の実施形態に係る中継ポンプ槽の構成を示す縦断面図。
【図6】上記図5の実施形態に各部の高さ関係を図示した縦断面図。
【図7】中継ポンプ槽を設置した場合のディスポーザ排水処理システムの全体構成図。
【符号の説明】
1 台所流し台
2 シンク
3 排水口
4 ディスポーザ
5 排水管
5a 水封トラップ
6 流入管
7 中継桝
7a 流入口
7b 上蓋
7c オーバーフロー口
8 圧送ポンプ
8a 吸込口
9 フロートセンサ
10 吐出管
11 排水処理装置
12 排水管
12c 水封トラップ
14 下水管
20 T字管
21 エルボ管
21b 水封トラップ
22 貯水部
22a 上部開口
23 トラップ付き継手管
23c 水封トラップ
Claims (7)
- 排水源からの排水を受け入れる中継槽と、この中継槽に受け入れた排水を排水処理装置へ排出するポンプとを備えた中継ポンプ槽において、
前記中継槽に、前記排水源から受け入れた排水が所定の水位を超えるオーバーフロー時のオーバーフロー分の排水を前記排水処理装置以外の下水等の排出先に放流するオーバーフロー口を形成すると共に、前記排水処理装置から流下する排水を下水等の排出先に放流する放流流路と前記オーバーフロー口からの放流流路とを接続する接続部材を当該中継槽と一体化したことを特徴とする中継ポンプ槽。 - 前記オーバーフロー口に水封トラップを構成したことを特徴とする請求項1記載の中継ポンプ槽。
- 前記排水処理装置の放流流路に水封トラップを構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の中継ポンプ槽。
- 前記オーバーフロー口の水封トラップと排水処理装置の放流流路の水封トラップとを中継槽内に設けた貯水部によって構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の中継ポンプ槽。
- 前記オーバーフローが発生する水位を、前記排水処理装置から流下する排水によって上昇する前記貯水部の水位より高く設定したことを特徴とする請求項4記載の中継ポンプ槽。
- 前記オーバーフローが発生する水位を、前記排水源からの排水が流入する流入管の高さより低く設定したことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の中継ポンプ槽。
- 前記ポンプを中継槽内に設置して中継槽内に旋回流を生じさせつつ送水することによって固形物等の滞留を防止すると共に、前記旋回流の水位よりも上に前記貯水部を構成したことを特徴とする請求項5記載の中継ポンプ槽。
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