JP3850849B2 - 情報データ提供システム - Google Patents
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Description
特に、本発明のシステムは、これに限定されるものではないが、ディジタル放送を再送信してディジタル放送が受信可能なテレビジョン受像機で直接受信するケーブルテレビジョンシステムや、ディジタル放送を再変調して送信する場合にディジタル放送を受像可能とするためのセットトップボックスを用いたケーブルテレビジョンシステムにおいて、本発明のシステムを実現する場合に有効である。
したがって、本発明は、端末装置において、特に、本発明のシステムを実現するために特別な設備を要することなく、ディジタルデータ放送を受像することができる機器であれば、ディジタルテレビジョン放送と多重化されたシステムはもちろん、ディジタルテレビジョン放送が多重化されていないシステムにおいて、端末装置からの要求に応じて、必要な情報データを端末装置において、受信することが可能なシステムに関する。
また、他の発明の目的は、CATV伝送路が双方向型でない場合においても、要求により情報データを端末装置において受信可能とすることである。
さらに、他の発明の目的は、ディジタルデータ放送記述言語を用いたスクリプトをデータ放送として端末装置に送信するだけで、端末装置からの要求に応じて、センタから選択的に情報データを送信することができるシステムを構築することである。
また、他の発明の目的は、そのスクリプトにより、端末装置からの要求に応じて情報データを送信するシステムにおいて、端末装置からの操作や情報データを伝送するチャネルや伝送路の決定、情報データの送信の開始や終了などの制御をより正確に実行することを可能とすることである。
これらの発明の目的は、個々の発明が、それぞれ達成するものであって、個々の発明が全ての目的を達成するものと理解されるべきではない。
前記センタは、
前記端末装置からの要求により選択的に送信するディジタル放送用の情報データを記憶した情報データ記憶装置と、
前記端末装置が前記情報データを選択するための情報であって、画面に表示される表示データとデータ放送記述言語で記述したスクリプトからなる情報であり、前記スクリプトは、前記端末装置がその表示データに基づいて選択した情報データの送信を前記センタに要求する手順と、前記端末装置がその選択された情報データを受信して表示装置に表示するための手順とからなる制御手順が記述された情報である、前記表示データと前記スクリプトを前記ディジタルデータ放送として送信するデータ放送装置と、
前記端末装置が前記制御手順を実行して前記情報データを受信するのに必要な制御データを、前記端末装置との間で相互通信し、前記情報データ記憶手段から送信すべき情報データを選択して、空いている論理チャネルを介して送信するセンタ制御装置と、
を有し、
前記端末装置は、
前記ディジタルデータ放送による前記表示データを画像表示する表示装置と、
画像表示された前記表示データに対して、操作入力を与える操作入力装置と、
前記センタから前記ディジタルデータ放送を受信して前記スクリプトを実行することで、選択された情報データの送信要求と、その送信要求により前記センタから送信される選択された前記情報データを選局し、前記制御手順を実行するのに必要な制御データを前記センタ制御装置の間で相互通信する端末制御装置と、
を有し、
前記情報データの提供のための周波数帯域において前記情報データと前記ディジタルデータ放送とが時分割多重化されて送信される、
ことを特徴とする情報データ提供システムである。
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された幹線IDを前記センタ制御装置に伝送する割込処理が起動されるように構成されており、
前記センタ制御装置は、前記端末制御装置から受信した前記幹線IDにより、前記端末装置が接続されている幹線を特定し、その幹線にのみ選択された前記情報データを送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報データ提供システムである。
前記スクリプトは、前記モジュールの内容が更新された場合には、前記モジュールに付された幹線IDを前記センタ制御装置に伝送する割込処理が起動されるように構成されており、
前記センタ制御装置は、前記端末制御装置から受信した前記幹線IDにより、前記端末装置が接続されている幹線を特定し、その幹線にのみ選択された前記情報データを送信するすることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報データ提供システムである。
前記センタ制御装置は、前記情報データ記憶装置から前記端末装置から選択された情報データを読出して、前記論理チャネルに送信する準備が完了した時点で、準備完了情報を受信されるべき端末装置に対してデータ通信により通知する装置であり、
前記スクリプトは、前記情報データのIDの通知処理と、前記準備完了情報の受信処理とを1つの関数で行うものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報データ提供システムである。
インタネットやLANを用いる場合には、ルータなどを用いることができる。
前記センタ制御装置は、前記情報データのIDを受信した場合には、前記情報データ記憶装置から前記端末装置から選択された情報データを読出して、前記論理チャネルに送信する装置であり
前記スクリプトは、情報データの送信要求の後、所定時間間隔で割込処理を発生させて、前記センタ制御装置に対して、前記情報データの送信の準備が完了したか否かを問い合わせるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報データ提供システムである。
前記センタ制御装置は、前記情報データ記憶装置から前記端末装置から選択された情報データを読出して、前記論理チャネルに送信する準備が完了した時点で、準備完了情報と受信されるべき端末装置のIDとを付したイベントメッセージをデータ放送する装置であり、
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された準備完了情報を解読して、センタが情報データの送信の準備を完了したと判定される場合には、情報データの送信準備完了後に実行し得る手順を起動する割込処理が起動されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報データ提供システムである。
前記端末制御装置は、前記スクリプトの実行により、データ通信を実行して論理チャネルIDを受信して、そのIDで特定される論理チャネルで前記情報データを受信する装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の情報データ提供システムである。
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された論理チャネルIDで指定された論理チャネルで前記情報データを受信する割込処理が起動されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の情報データ提供システムである。
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された送信終了情報を解読して、センタが情報データの送信を終了したと判定される場合には、情報データの受信完了後に実行すべき手順を起動する割込処理が起動されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の情報データ提供システムである。
本発明は、受信端末装置に標準で搭載されているディジタルデータ放送の受信機能を用いて、本システムを実現したものである。すなわち、本システムでは、ディジタルデータ放送の記述言語を用いたスクリプトをセンタからデータ放送として端末装置に送信して、端末装置がそのスクリプトを実行することで、本システムの情報データの選択的な受信を可能としたシステムである。データ放送記述言語には、現在は、BML(broadcast Markup Language )が用いられているので、本発明のシステムは、データ放送に、BMLによるスクリプトを用いた。もちろんこのBMLに限定されるものではない。
図1は、本実施例装置の全体の構成を示すブロック図である。センタAには、情報データ記憶装置A1、センタ制御装置A2、データ放送装置A3が設けられている。また、センタAには、伝送路Xを介して、多数の端末装置(端末受信装置)Bが接続されている。端末装置Bは、表示装置B1、端末制御装置B2、装置入力装置B3を有している。伝送路Xは、CATVシステムの伝送路とデータ通信を行うためのインタネット、電話回線、他のCATVシステムの伝送路を含んでいる。
次に、VODサービスを例にとって 本発明を具現化する方法について詳細に説明する。まず、VODサービスを利用したい加入者は事前にCATV局に、VODサービスの申し込みを行う。通常、受信端末装置は、一般的には1世帯につき1台設置することが多い。その場合、家族で共有することになる。VOD番組は、アダルトなど視聴者の年齢を制限したコンテンツも含まれる可能性がある。そのため、そのような視聴制限をかけたい番組を実際に視聴する際に、IDとパスワードを入力させて、視聴者を特定する必要がある。そのため、CATV局は申し込みを承諾するときには、申込者を特定できるIDならびにパスワードを発行し、加入者へ通知する。同時に申込者に設置されている図2に示される受信端末装置251に挿入されているICカード254を特定するICカード番号255ならびにID、パスワードを双方向サーバ210に登録する。
次に、VODサービスを利用する場合は、VODサービスに割り当てられている論理チャネルのうち、いずれかの論理チャネルを選局する。実際には、申込者には特定の代表的な論理チャネル番号を告知しておき、サービスを受けたい場合は、加入者がそのチャネルを選局することになる。そして、実際に、VODサービスによる情報データを受信するには、センタから情報データを伝送するあいている論理チャネルが端末装置に通知され、端末装置はその論理チャネルに選局することになる。また、全ての論理チャネルには、データ放送も時分割多重化されており、各加入者の受信端末装置はデータ放送を受信して、常時、BMLスクリプトを実行できる。このBMLスクリプトの実行により、本発明のシステムが実現される。
1.サービスを受け得る受信端末装置の選別
図5に、受信端末装置251がBMLスクリプトによって実行する処理手順を示す。BMLスクリプトは、まず受信端末装置251がVODサービスを実行できるかをチェックする(S501)。これは、BSディジタル放送の開始当初に設置された受信端末装置は、IP通信機能などを有していないために、本発明を実現するVODサービス用のBMLスクリプトを実行することができないからである。チェック後、VODサービス対象の受信端末装置ではないと判明した場合、その旨を加入者に報知する画面を表示するか、代わりのサービスチャネルを選局するようにする(S516)。
もしも、加入者が視聴していない、すなわち、まだ番組が選択されていない場合は、受信端末装置がどの幹線に接続されているかを確認する処理を実施する(S506)。これは、実行直後では、受信端末装置が接続されている幹線を双方向サーバ210が認識できないためである。そのため、後述するようにヘッドエンドから特別の信号を伝送路へ送出して、それを受信端末装置にて受信することで幹線情報を得る。幹線情報は、番組を送出するVODサーバを特定するために必要である。
視聴可能の場合は、視聴準備処理を行う(S510)。このとき、センタでは、VODサーバは、指定された番組の頭出し作業を実施する。VODサーバがハードディスクなどランダムアクセス可能な記録媒体の場合は、頭出し作業は一瞬で終了する。しかし、テープ媒体で構成されるVODサーバの場合は、指定する番組を収録したテープをライブラリーから自動で取り出し、送出用のVTRへセットし、頭出しを行う必要があるため、時間がかかる。視聴準備が整うと、番組選局処理へ進む(S511)。
受信端末装置が別の論理チャネルを選択し、BMLスクリプトが、先頭から実行されることになっても、センタ側の双方向サーバは、既に、該当する受信機端末装置が、特定のチャネルを選局したことが分かっている。したがって、切替られる論理チャネルのデータ放送により受信したBMLスクリプトの実行により、受信機端末装置がセンタに問い合わせた時(S503のサービス確認処理)に、センタの双方向サーバは、その受信端末装置が特定の論理チャネルのコンテンツを視聴中である旨を、回答するようにしている。受信端末装置は、そのセンタからの視聴中である旨の状態データを受信して、番組特殊再生処理を実行する(S505)。番組特殊再生処理では、一時停止、早送り再生、再生、終了が指定できる。
〔端末装置の受信資格の判定〕
図6に、センタからデータ放送として送信されてくる対象受信機識別処理を記述したBMLスクリプトを示す。1 行目の関数602を実行すると、VODサービスを受け得る対象受信機であれば、変数601に「1」が入力される。VODサービス非対象受信機であれば「1 」以外の値がセットされる。よって 変数601を参照し、値が「1」である場合には、次のステップを実行する。
次に幹線情報取得処理を説明する。この処理を実現する方法には、2つの方式がある。それぞれの方式について個別に説明する。
まず第1の方式を図8を用いて説明する。受信端末装置自身は、選局直後ではどの幹線に接続されているかを認識できない。そこで、まず双方向サーバ210に対して、インタネット等によるIP通信により幹線情報を送信するように要求する(S801)。受信端末装置から要求を受け取った双方向サーバ210は、ランダム符号を生成し、図22(a)に示すように、幹線を識別する符号(幹線ID)とランダム符号とを有するイベントメッセージの送出指令をデータ放送送出装置212に出力する(S802)。ランダム符号は、以後の処理において受信端末装置が、幹線情報を正常に受信できたか否かを判定するために保持しておく。データ放送送出装置212は、それぞれの幹線IDを付加したイベントメッセージを個別に分配器214に出力する(図8のS803)。これにより、イベントメッセージは、データ放送として、各受信端末装置に送信される。この後、データ放送送出装置212は、イベントメッセージの送出が正常に完了した場合、または送出が失敗した場合には、そられの正常完了、異常完了の情報を双方向サーバ210へ回答する(S804)。
次に番組選択処理の詳細について説明する。
図10に、データ放送として受信されたBMLスクリプトにより実行される番組選択処理手順を示す。まず、VODサービスのメニューとして、BMLスクリプトとは別に、番組名、長さ、視聴制限などの番組属性情報からなる番組情報が、バイナリーテーブルと呼ばれるデータファイルの形式でデータ放送されている。このバイナリーテーブルから番組情報が読み出されて、番組情報が画面表示される。図11に番組を選択する画面例を示す。番組情報として、番組名(タイトル)、視聴時間、内容がリストで表示されており、視聴者はリモコン操作で視聴したい番組を選択し、特定のボタン(通常は「決定」ボタン)を押すことで、VODサービスの番組の選択を確定させる。
次に、図13を用いて、視聴準備処理手順について詳細に説明する。この処理手順については、3つの方式がある。第1の方式の処理手順を図13に示す。受信端末装置251のBMLスクリプトの実行により、選択された番組情報を添付して、番組視聴指示をインタネットによるIP通信により双方向サーバ210へ要求する(S1301)。双方向サーバ210は、スケジュール管理サーバ213へ視聴準備指示を出す(S1302)。スケジュール管理サーバ213は、受信した情報を内部のスケジューラへ登録して結果を回答し(S 1304)、双方向サーバ210はこの番組登録の結果を受けてステータスを記憶する(S1305)。そして、スケジュール管理サーバ213は、幹線IDからコンテンツを送出すべきVODサーバを選択して、該当するVODサーバへ指定された番組の送出指示を出す(S1306)。番組の送出指示を受信したVODサーバは該当する番組を送出できるように頭出しなどの準備作業を行う(S1307)。準備ができたら処理結果をスケジュール管理サーバ213へ通知する(S1308)。通知されたスケジュール管理サーバ213は、準備が完了したことを双方向サーバ210へ通知する(S1309)。その後、双方向サーバ210は、番組の視聴準備完了をステータスとして記憶する(S1310)。次に、受信端末装置251へ番組の視聴準備完了の旨を回答する(S 1311)。受信端末装置251は、双方向サーバ210より視聴準備完了をインタネットを用いたIP通信により受信し(S 1312)、次のステップを実行する。
次に、番組選局の処理手順を図16を用いて説明する。まず、受信端末装置は、BMLスクリプトの実行により、番組再生指示を双方向サーバ210へインタネットを用いたIP通信により伝送する(S 1601)。その番組再生指示を受信した双方向サーバ210は、スケジュール管理サーバ213へ番組の再生指示を行い(S 1602)、スケジュール管理サーバ213からは、その結果として、視聴チャネル情報(チャネルID)を受信し(S 1609)、その視聴チャネル情報をステータスとして記憶する。双方向サーバ210は受信した視聴チャネル情報を受信端末装置へインタネットを用いたIP通信により伝送する(S 1610)。受信端末装置は、視聴チャネル情報を受信した(S 1611)場合には、そのBMLスクリプトによる実行により、視聴チャネル情報により指示されたチャネルを選局する(S 1612)。この時点でBMLスクリプトの実行は、一旦、終了する。
番組視聴中は、特殊再生が可能である。特殊再生は、再生、一時停止、早送り再生、終了の機能を有したものである。特殊再生のための操作画面を図26に示す。再生画面2600内には、再生映像2603とアイコン2601が表示されている。視聴者は、リモコン2602を用いて、アイコン2601を選択する。視聴者が終了コントロールを選択した場合には、番組終了処理へ移行する。それ以外のコントロールが選択された場合には、図17に示す処理手順により、選択された特殊再生の指示を双方向サーバ210へインタネットを用いたIP通信により伝送する(S1703)。特殊再生指示を受信した双方向サーバ210はスケジュール管理サーバ213へその指示を転送する(S 1704)。スケジュール管理サーバ213は、その特殊再生指示をステータスとして記憶し(S1705)、VODサーバ210へ特殊再生指示を伝送する(S1706)。VODサーバは、特殊再生指示を受信すると、特殊再生を実行し(S1707)、データ放送として、幹線に送出する。特殊再生の実行結果は、スケジュール管理サーバ213へ伝送される(S1708)。スケジュール管理サーバ213は、双方向サーバ210へ特殊再生の実行結果を伝送し(S1709)、その実行結果はステータスとして記憶される(S1710)。そして、受信端末装置に、インタネットを用いたIP通信により、特殊再生の結果が伝送される(S1711)。
受信端末装置は、番組の終了を検知する必要がある。しかし、BMLスクリプトでは、双方向サーバ210から、特定の受信端末装置へ通信を要求することができない。そのため、次の2つの方法がある。
番組終了処理を図21を用いて示す。まず、受信端末装置は、BMLスクリプトの実行により、割り込み設定を解除する(S2101)。次に、VODサービス放送の視聴を終了することを双方向サーバ210へ通知する(S2102)。双方向サーバ210は、スケジュール管理サーバ213へ番組の視聴を終了することを通知する(S2103)。受信端末装置が途中で視聴の終了を選択した場合は、まだ、VODサーバは番組を放送しているため、スケジュール管理サーバ213は、VODサーバに対して番組放送を停止するように指示する(S2107)。VODサーバは、番組のデータ放送を停止して(S2108)、その結果をスケジュール管理サーバ213へ通知する(S2109)。スケジュール管理サーバ213は、VODが番組の放送を終了したことを双方向サーバ210へ通知する(S2110)。番組放送終了を受信した双方向サーバ210は、その旨を内部のステータスとして記憶し(S2111)、スケジュール管理サーバ213との間でその番組放送終了の相互確認が行われる(S2114)。そして、受信端末装置へは、インタネットなどのIP通信を用いて、番組放送終了が通知される(S2114)。受信端末装置では、双方向サーバ210から番組放送終了を受信した場合(S2115)には、再度、番組を選択できるように、図10の番組選択処理へ進む。
上記実施例では、受信端末装置251からセンタへのデータ通信は、インタネットを用いたIP通信としたが、CATVシステムの伝送路が双方向であるならば、この伝送路の上り帯域を用いて、制御データ等のデータ通信を実行するようにしても良い。また、センタから受信端末装置への制御データは、一部、インタネットを用いたIP通信としているが、全ての制御データをディジルタデータ放送によるイベントメッセージに付して、伝送させても良い。また、BMLスクリプトのモジュール更新機能を用いて、モジュールのファイルに制御データを含ませて、モジュール更新のタイミングで受信端末装置は、センタからの制御データを受信するようにしても良い。伝送路は、同軸ケーブルの他、光ファイバケーブルであっても良い。また、伝送路は、CATVシステムの他、FTTHシステムであっても良い。FTTHシステムの場合には、図28の構成により、要求に応じて情報データを送信するシステムを実現することができる。すなわち、ディジタル放送に関しては、片方向、データ通信に関しては双方向通信が可能なように波長多重化されている。そして、CATVヘッドエンドでは、ディジタル放送信号が送出されて、送信側では、データ通信のデータとディジタル放送信号とが波長多重化されて、受信端末装置に送信されている。受信端末装置では、ディジタル放送とデータとが分離され、ディジタル放送はテレビジョン受像機に入力され、データはコンピュータ装置に入力される。また、データに関しては、受信端末装置から送信側へ送出することができる。そのデータは、インタネット回線に出力されて、CATVヘッドエンドに入力される。これにより、CATVヘッドエンドと受信端末装置との間で双方向にデータ通信ができる。
201,202,221,222,241,242…VODサーバ
203,223,243,263…多重化装置
204,224,244,264…変調器
205,225,245…分配器
209,229,249…幹線(CATV伝送路)
210…双方向サーバ
211…通信端末装置
212…データ放送送出装置
213…スケジュール管理サーバ
215…ネットワーク
251…受信端末装置
252…テレビジョン受像機
253…リモコン
254…ICカード
256…BMLスクリプト
257…通信端末装置
259…通信回線
261…ディジタル放送再送信装置
Claims (13)
- センタからディジタルデータ放送を送信し、端末装置は該ディジタルデータ放送を受信して、画像を表示するようにした情報データ提供システムにおいて、
前記センタは、
前記端末装置からの要求により選択的に送信するディジタル放送用の情報データを記憶した情報データ記憶装置と、
前記端末装置が前記情報データを選択するための情報であって、画面に表示される表示データとデータ放送記述言語で記述したスクリプトからなる情報であり、前記スクリプトは、前記端末装置がその表示データに基づいて選択した情報データの送信を前記センタに要求する手順と、前記端末装置がその選択された情報データを受信して表示装置に表示するための手順とからなる制御手順が記述された情報である、前記表示データと前記スクリプトを前記ディジタルデータ放送として送信するデータ放送装置と、
前記端末装置が前記制御手順を実行して前記情報データを受信するのに必要な制御データを、前記端末装置との間で相互通信し、前記情報データ記憶手段から送信すべき情報データを選択して、空いている論理チャネルを介して送信するセンタ制御装置と、
を有し、
前記端末装置は、
前記ディジタルデータ放送による前記表示データを画像表示する表示装置と、
画像表示された前記表示データに対して、操作入力を与える操作入力装置と、
前記センタから前記ディジタルデータ放送を受信して前記スクリプトを実行することで、選択された情報データの送信要求と、その送信要求により前記センタから送信される選択された前記情報データを選局し、前記制御手順を実行するのに必要な制御データを前記センタ制御装置の間で相互通信する端末制御装置と、
を有し、
前記情報データの提供のための周波数帯域において前記情報データと前記ディジタルデータ放送とが時分割多重化されて送信される、
ことを特徴とする情報データ提供システム。 - 前記情報データ提供システムはテレビジョン信号が前記センタから複数の幹線に分配されて放送されるケーブルテレビジョンシステムであることを特徴とする請求項1に記載の情報データ提供システム。
- 前記情報データ提供システムは送信信号が前記センタから複数の幹線の光ファイバー伝送路に分配されるシステムであり、前記情報データの提供のための周波数帯域において前記情報データと前記ディジタルデータ放送とが時分割多重化された電気信号で光を変調して伝送するシステムであることを特徴とする請求項1に記載の情報データ提供システム。
- 前記データ放送装置は、前記各幹線毎に各幹線IDを含む幹線情報をイベントメッセージに付してデータ放送する装置であり、
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された幹線IDを前記センタ制御装置に伝送する割込処理が起動されるように構成されており、
前記センタ制御装置は、前記端末制御装置から受信した前記幹線IDにより、前記端末装置が接続されている幹線を特定し、その幹線にのみ選択された前記情報データを送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報データ提供システム。 - 前記データ放送装置は、前記各幹線毎に各幹線IDを付した幹線情報をモジュールに含めてデータ放送する装置であり、
前記スクリプトは、前記モジュールの内容が更新された場合には、前記モジュールに付された幹線IDを前記センタ制御装置に伝送する割込処理が起動されるように構成されており、
前記センタ制御装置は、前記端末制御装置から受信した前記幹線IDにより、前記端末装置が接続されている幹線を特定し、その幹線にのみ選択された前記情報データを送信するすることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報データ提供システム。 - 前記端末制御装置は、前記スクリプトにより、送信を要求する情報データのIDをデータ通信により前記センタ制御装置に通知する装置であり、
前記センタ制御装置は、前記情報データ記憶装置から前記端末装置から選択された情報データを読出して、前記論理チャネルに送信する準備が完了した時点で、準備完了情報を受信されるべき端末装置に対してデータ通信により通知する装置であり、
前記スクリプトは、前記情報データのIDの通知処理と、前記準備完了情報の受信処理とを1つの関数で行うものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報データ提供システム。 - 前記端末制御装置は、前記スクリプトにより、送信を要求する情報データのIDをデータ通信により前記センタ制御装置に通知する装置であり、
前記センタ制御装置は、前記情報データのIDを受信した場合には、前記情報データ記憶装置から前記端末装置から選択された情報データを読出して、前記論理チャネルに送信する装置であり
前記スクリプトは、情報データの送信要求の後、所定時間間隔で割込処理を発生させて、前記センタ制御装置に対して、前記情報データの送信の準備が完了したか否かを問い合わせるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報データ提供システム。 - 前記端末制御装置は、前記スクリプトにより、送信を要求する情報データのIDをデータ通信により前記センタ制御装置に通知する装置であり、
前記センタ制御装置は、前記情報データ記憶装置から前記端末装置から選択された情報データを読出して、前記論理チャネルに送信する準備が完了した時点で、準備完了情報と受信されるべき端末装置のIDとを付したイベントメッセージをデータ放送する装置であり、
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された準備完了情報を解読して、センタが情報データの送信の準備を完了したと判定される場合には、情報データの送信準備完了後に実行し得る手順を起動する割込処理が起動されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報データ提供システム。 - 前記センタ制御装置は、選択された前記情報データを送信する論理チャネルの論理チャネルIDを、前記端末制御装置にデータ通信により通知する装置であり、
前記端末制御装置は、前記スクリプトの実行により、データ通信を実行して論理チャネルIDを受信して、そのIDで特定される論理チャネルで前記情報データを受信する装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の情報データ提供システム。 - 前記データ放送装置は、前記情報データを送信する論理チャネルの論理チャネルIDをイベントメッセージに付してデータ放送する装置であり、
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された論理チャネルIDで指定された論理チャネルで前記情報データを受信する割込処理が起動されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の情報データ提供システム。 - 前記端末制御装置は、前記スクリプトの実行による一定時間毎の割込処理により、自己の端末装置での視聴状態をデータ通信により前記センタ制御装置に通知することを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の情報データ提供システム。
- 前記端末制御装置は、前記スクリプトの実行による一定時間毎の割込処理により、前記情報データの送信の終了をデータ通信により前記センタ制御装置に問合せる装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の情報データ提供システム。
- 前記センタ制御装置は、前記情報データの送信が終了した時は、送信終了情報と受信されるべき端末装置のIDとを付したイベントメッセージをデータ放送する装置であり、
前記スクリプトは、前記イベントメッセージが前記端末制御装置において受信された場合には、前記イベントメッセージに付された送信終了情報を解読して、センタが情報データの送信を終了したと判定される場合には、情報データの受信完了後に実行すべき手順を起動する割込処理が起動されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の情報データ提供システム。
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