JP3850771B2 - タイトフレーム - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、折板屋根板を固定する際に用いるタイトフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術について、まず図11、図12に基づいて説明する(特許文献1参照)。
図11は特開2001−98710号公報に示されているタイトフレームである。図12は図11に示したタイトフレーム1の正面図に折板屋根板8を固定した様子を表す図である。
図11に示したタイトフレーム1は、ヘッド部3の左右が下方に傾斜して、ヘッド側面部31となっている。
該ヘッド側面部31から内側斜め下方に折り返されて、傾斜面7が形成されており、傾斜面7の下端から垂下して、立ち上がり部6が形成されている。
該立ち上がり部6から、外側斜め下方に延出して脚部2が形成されており、脚部2の下端から水平にのびる固定面4が形成されている。
脚部2とヘッド部3にはそれぞれ脚部フランジ21とヘッド部フランジ32が設けられている。
このような構成のタイトフレーム1である。
【0003】
図12にみられるように、タイトフレーム1の係止部9に折板屋根板8の凸部81がはまりこむ。
折板屋根板8にかかる正圧は、タイトフレーム1のヘッド側面部31から傾斜面7に加わり、立ち上がり部6、脚部2へと伝わる。
ヘッド側面部31と傾斜面7によって形成される係止部9は、フランジが無く平面を鋭角に折り曲げた形状であるため、正圧がかかると変形しやすいものである。そのため、正圧がかかっても変形を防ぐだけの剛性を持つタイトフレーム1を形成するためには、相応の板厚を必要とする。
【0004】
次に図13に基づいて別の従来の技術について説明する(特許文献2参照)。
図13は特開2001−173165号公報に示されているタイトフレームである。
このタイトフレーム1は、ヘッド部3の左右が下方に傾斜して、ヘッド側面部31となっており、その端部が係止部9となっている。また、ヘッド部3にはヘッド部フランジ32が形成されている。
ヘッド部3から下に脚部2が形成されているが、脚部2の左右端には脚部フランジ21が形成されており、この脚部フランジ21が前記ヘッド部フランジ32から延出している。
図中にみられるように、ヘッド側面部31の下には、切り欠き部Kが大きく形成されている。この切り欠き部Kは、ヘッド側面部31の端部に形成された係止部9に折板屋根板8を係止させるために必要なものである。
【0005】
このタイトフレーム1を用いて折板屋根板8を取り付けた場合、切り欠き部Kが大きく形成されているため、折板屋根板8にかかる正圧はタイトフレーム1のヘッド側面部31から脚部2へとは伝わらず、ヘッド部フランジ32から、脚部フランジ21へと伝わる。つまり、切り欠き部Kを設けた部分で、正圧に対する耐久力が激減し、タイトフレーム1の変形を生じさせてしまう可能性が高いものである。
この構成のタイトフレーム1の場合も、正圧がかかっても、変形を防ぐだけの剛性を持つタイトフレーム1を形成するためには、相応の板厚を必要とするものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−98710号公報(図3)
【特許文献2】
特開2001−173165号公報(図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図12のように折板屋根板8をタイトフレーム1に嵌める際、折板屋根板8の凸部81がタイトフレーム1の係止部9に嵌るが、タイトフレーム1の係止部9の形状が正圧によって変形させられると、凸部81は係止部9からはずれる可能性が生じてしまう。さらに大きな正圧が加わると、タイトフレーム1がつぶれ、それによって支えられている屋根面がつぶれてしまうこともある。図13に示した従来の技術も同様である。
これを防ぐために、タイトフレーム1の係止部9が変形しないよう、正圧に対して強度のあるタイトフレーム1が必要であり、従来は、上述の通り、板厚を厚くすることで強度を増していた。
解決しようとする問題点は、タイトフレームの構成を、正圧がかかってもさらに変形しにくい構成とすることで、板厚をより薄いものにしても、同等の強度を有するタイトフレームを提供する点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
ヘッド部から外側下方に傾斜している脚部が形成されており、脚部から略水平に延出している固定面が形成されているタイトフレームである。
前記ヘッド部は、両縁にヘッド部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、前記脚部も、両縁に脚部フランジが形成されて、断面略コの字形をしている。そして、脚部の上部位には湾曲形成された折曲箇所を有しており、折曲箇所の上に連続している脚部の面に、ヘッド部フランジの端部が接している。
このような構成のタイトフレームが請求項1に記載したタイトフレームである。
【0009】
また、ヘッド部から外側下方に傾斜している脚部が形成されており、脚部から略水平に延出している固定面が形成され、前記ヘッド部は、両縁にヘッド部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、前記脚部も、両縁に脚部フランジが形成されて、断面略コの字形をしている。そして、脚部の上部位には湾曲形成された折曲箇所を有しており、左右にヘッド部フランジを有するヘッド部の面に、脚部フランジの端部が接しているタイトフレームが請求項2に記載したタイトフレームである。
このような構成のタイトフレームを用いることで、課題を解決する。
【0010】
【実施例】
本発明のタイトフレームの第一実施例について、図1〜図5に基づいて説明する。この第一実施例は請求項1にかかるタイトフレームの実施例である。
図1はタイトフレーム1の斜視図であり、一例として二つの山部が連結されたものを図示した。施工ケースにより、山部が一つの場合もあれば、より多数の山部を連結する場合もある。図2はタイトフレーム1の要部の正面図、図3は図2のA−A線断面図、図4はタイトフレーム1の要部の展開図、図5はタイトフレーム1に折板屋根板8を取り付けた様子を表す図である。
【0011】
この第一実施例のタイトフレーム1は、ヘッド部3から脚部2が延出しており、脚部2から固定面4が延出している。ヘッド部3と脚部2の境に形成されている突出部分が係止部9となり、ここに折板屋根板8の凸部81が嵌る(図5参照)。
脚部2には脚部フランジ21が、ヘッド部3にはヘッド部フランジ32が、それぞれの両縁部に設けられており、脚部2もヘッド部3も断面略コの字形をしている。図4の展開図にみられるように、帯状の鋼板に切り欠き箇所5を設け、破線で示された折り曲げ位置Nで折り曲げて形成するものである。このように切り欠き箇所5を設けていることで、ヘッド部フランジ32と脚部フランジ21を切り欠き箇所5にて分け、このため、ヘッド部フランジ32の機能と脚部フランジ21の機能を分けることができ、それぞれの強度を高めることができる。
【0012】
図1に見られるように、ヘッド部3の左右が下方に傾斜してヘッド側面部31となっており、ヘッド部3の両縁には、ヘッド部フランジ32が形成されている。
ヘッド部3の下部に形成されている脚部2は外側下方に傾斜されて形成されているが、脚部2の上部位には湾曲形成された折曲箇所22が形成されている。言い換えると、脚部2には、ヘッド部3のすぐ下の箇所に、湾曲させられている折曲箇所22が形成されているのである。
【0013】
図2に示されているように、折曲箇所22の上に連続している脚部2の面がヘッド部フランジ32の幅とほぼ等しい長さの面となるように、脚部2が湾曲させられて、折曲箇所22が形成されている。この面でヘッド部フランジ32の端部を受け止めている。
【0014】
この折曲箇所22の上に連続されている脚部2の面に、ヘッド部フランジ32の端部が接している様子を表しているのが、図3である。第一実施例は、脚部フランジ21の内側にヘッド部フランジ32が位置するように折曲形成されている。
折曲箇所22は、湾曲しているため、図3に線が図示されないが、わかりやすいように湾曲の一番突出した部分に一点鎖線を図示している。
【0015】
この第一実施例のタイトフレーム1を用いて折板屋根板を固定した場合、正圧は、図2の矢印で示された方向(正圧時、軸方向にかかる力の向きS)に流れる。
この正圧は、フランジを設けたヘッド側面部31から、脚部2の、折曲箇所22の上に連続している面に伝わり、さらに脚部2の、折曲箇所22の下に連続している面に伝わる。
前述の通り、脚部2の上部位には内側に向け湾曲形成された折曲箇所22が形成されており、折曲箇所22の上に連続している脚部2の面はヘッド部フランジ32の幅とほぼ等しい長さの面であるため、折曲箇所22の上に連続している脚部2の面における正圧の作用点が、折曲箇所22の下に連続している脚部2の脚部断面の中立軸から近く、折曲箇所22にかかる応力が小さくなる構成である。このため、剛性が高いタイトフレーム1である。
また、負圧がかかったとき、軸方向にかかる力の向きFは、図2に矢印にて示した向きであるが、折曲箇所22にフランジが設けられているため、負圧に対しても強いものである
【0016】
図5のように折板屋根板8をタイトフレーム1に嵌める際、折板屋根板8の凸部81がタイトフレーム1の係止部9に嵌るので、タイトフレーム1の係止部9の形状が正圧によって変形させられると、凸部81は係止部9からはずれる可能性が生じてしまう。さらに大きな正圧が加わると、タイトフレーム1がつぶれ、それによって支えられている屋根面がつぶれてしまうこともある。
これを防ぐために、正圧に対して強度のあるタイトフレーム1が要求されているが、前述の構成の第一実施例は、まとめると、次のようにその点を解決している。
1.折曲箇所22の上に連続している脚部の面に、ヘッド部フランジ32の端部が接しているため、正圧がかかったときに、ヘッド部フランジ32端部を折曲箇所22の上に連続している脚部の面が受け止める。このため、正圧に対して強いものである。また、負圧に対しても、折曲箇所22の上に連続している脚部の面に、ヘッド部フランジ32の端部が接しているため強いものである。
2.折曲箇所22の上に連続している脚部2の面は、ヘッド部フランジ32の幅とほぼ等しい幅長さの面であり、この面でヘッド部フランジ32を受け止めている。このため、折曲箇所22の上に連続している脚部2の面における正圧の作用点が、折曲箇所22の下に連続している脚部2の脚部断面の中立軸から近いため、折曲箇所22にかかる応力が小さくなる構成である。このため、正圧が加わったときに変形を防ぐための剛性が高い。
3.正圧は、フランジを設けたヘッド側面部31から、脚部2の折曲箇所22の上に連続している面に伝わるが、その脚部2の折曲箇所22の上に連続している面にもフランジが設けられているため、正圧が加わったときに変形を防ぐ剛性が高い。
4.脚部2全体に脚部フランジ21が設けられており、ヘッド部3全体にもヘッド部フランジ32が設けられているため、圧力が加わったときに変形を防ぐ剛性が高い。
5.折曲箇所22にフランジが設けられているため、負圧に対しても強いものである。
【0017】
これに対し、図11に示した従来のタイトフレーム1は、ヘッド側面部31と傾斜面7によって形成される係止部9が、フランジがなく、平面を鋭角に折り曲げた形状である。そのまま平面を垂下させて立ち上がり部6が形成され、そこから脚部2が延出されている。
係止部9が平面を折り曲げただけの形状にすぎないので、正圧がかかると変形しやすいものである。
また、図13に示したタイトフレーム1は、切り欠き部Kが設けられているため、切り欠き部Kの部分のフランジに応力が集中し、やはり正圧がかかると変形しやすいものである。
前述の要素がそろった第一実施例は、正圧に対する耐力が大きく、変形しにくいものであるため、従来のタイトフレームよりも薄い板厚にしても、同等の剛性を有するタイトフレームを提供できる。
【0018】
次に、本発明の第二実施例について、図6、図7に基づき説明する。この第二実施例は請求項2にかかるタイトフレームの実施例であり、図6はタイトフレーム1の要部の正面図、図7は図6のA−A線断面図である。
第一実施例が、図3に示されているように、脚部フランジ21の内側にヘッド部フランジ32が位置するように折曲形成されて、折曲箇所の上に連続している脚部の面に、ヘッド部フランジの端部が接しているのに対し、第二実施例は、図7に示されているように、脚部フランジ21の外側にヘッド部フランジ32が位置するように折曲形成されて、図6に見られるように、左右にヘッド部フランジを有するヘッド部の面に、脚部フランジの端部が接しているものである。
【0019】
詳述すると、この第二実施例のタイトフレーム1は、ヘッド部3から脚部2が延出しており、脚部2から固定面4が延出している。ヘッド部3と脚部2の境に形成されている突出部分が係止部9となり、ここに折板屋根板の凸部が嵌る。
脚部2には脚部フランジ21が、ヘッド部3にはヘッド部フランジ32が、それぞれ両縁に設けられており、脚部2もヘッド部3も断面略コの字形をしている。
【0020】
図6に見られるように、ヘッド部3の左右が下方に傾斜してヘッド側面部31となっており、ヘッド部3の両縁には、ヘッド部フランジ32が形成されている。
ヘッド部3の下部に形成されている脚部2は外側下方に傾斜されて形成されているが、脚部2の上部位には湾曲形成された折曲箇所22が形成されている。言い換えると、脚部2には、ヘッド部3のすぐ下の箇所に、湾曲させられている折曲箇所22が形成されているのである。図6に示されているように、折曲箇所22の上に連続している脚部2の面がヘッド部フランジ32の幅とほぼ等しい長さの面となるように、脚部2が湾曲させられて、折曲箇所22が形成されている。
【0021】
第一実施例同様、図4の展開図にみられるように、帯状の鋼板に切り欠き箇所5を設け、折り曲げて形成するものであるが、第二実施例は、脚部フランジ21の外側にヘッド部フランジ32が位置するように折曲形成されている。図6に見られるように、ヘッド側面部31の左右にヘッド部フランジ32を有する面に、脚部フランジ21の端部が接しているのである。
また、切り欠き箇所5を設けていることで、ヘッド部フランジ32と脚部フランジ21を切り欠き箇所5にて分け、このため、ヘッド部フランジ32の機能と脚部フランジ21の機能を分けることができ、それぞれの強度を高めることができる。
【0022】
第二実施例のように脚部フランジ21の外側にヘッド部フランジ32が位置するように折曲形成されていると、第一実施例よりは強度が劣るが、従来の技術である図11〜図13に示されたタイトフレームよりも正圧および負圧に対する耐力が大きく、変形しにくいものである。第二実施例は、まとめると、次のような作用効果がある。
1.左右にヘッド部フランジ32を有するヘッド側面部31の面に、脚部フランジ21の端部が接しているため、正圧がかかったときに、ヘッド側面部31の面を脚部フランジ21が受け止める。このため、正圧に対して強いものである。また、負圧に対しても、脚部フランジ21が形成されているため、強いものである。
2.脚部2全体に脚部フランジ21が設けられており、ヘッド部3全体にもヘッド部フランジ32が設けられているため、圧力が加わったときに変形を防ぐ剛性が高い。
3.折曲箇所22にフランジが設けられているため、負圧に対しても強いものである。
【0023】
次に本発明の第三実施例について、図8と図9から説明する。この第三実施例は、第二実施例のヘッド部3に、ストッパー33としてくぼみ部分を設けたものである。図8はその要部の正面図、図9は図8のA−A線断面図である。
この実施例は第二実施例のヘッド部3にストッパー33を設けた点以外は、第二実施例と同じ構成である。
ストッパー33は、ヘッド側面部31の、両縁にヘッド部フランジ32を有する面に脚部フランジ21の端部が接している箇所の、すぐ上の部分に設けられている。
脚部フランジ21が接しているヘッド側面部31が傾斜しているため、強い正圧がかかったとき、図8に示した矢印の方向に脚部2が滑って変形する可能性がある。その滑りをストッパー33によって防止することができるものである。
【0024】
また、図10のように、第一実施例の構成と同じ構成であり、ヘッド側面部31を第一実施例よりも長くし、脚部2を第一実施例よりも短くすることもできる。本発明は、設計変更することで、種々の実施例を考え得るものであり、ここでそのすべてを記載することはできないものである。
【0025】
【発明の効果】
図11に示した従来のタイトフレーム1は、ヘッド側面部31と傾斜面7によって形成される係止部9が、フランジがなく平面を鋭角に折り曲げた形状であり、そのまま平面を垂下させて立ち上がり部6が形成されている。係止部9が平面を折り曲げただけの形状にすぎないので、正圧がかかると変形しやすいものである。
また、図13に示したタイトフレーム1は、切り欠き部Kが設けられているため、切り欠き部Kの部分のフランジに応力が集中し、やはり正圧がかかると変形しやすいものである。
【0026】
これに対し、本発明請求項1にかかるタイトフレームは、ヘッド部は、両縁にヘッド部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、脚部も両縁に脚部フランジが形成されて、断面略コの字形をしている。そして、脚部の上部位には湾曲形成された折曲箇所を有しており、折曲箇所の上に連続している脚部の面にヘッド部フランジの端部が接しているものである。
このため、次の通りの効果がある。
1.折曲箇所の上に連続している脚部の面に、ヘッド部フランジの端部が接しているため、正圧がかかったときに、ヘッド部フランジの端部を折曲箇所の上に連続している脚部の面が受け止める。このため、正圧に対して強いものである。また、負圧に対しても、折曲箇所の上に連続している脚部の面に、ヘッド部フランジの端部が接しているため強いものである。
2.正圧は、フランジを設けたヘッド部から、脚部の折曲箇所の上に連続している面に伝わり、脚部の折曲箇所の上に連続している面にもフランジが設けられているため、正圧が加わったときに変形を防ぐ剛性が高い。
3.脚部全体に脚部フランジが設けられており、ヘッド部全体にもヘッド部フランジが設けられているため、圧力が加わったときに変形を防ぐ剛性が高い。
【0027】
また、本発明請求項2にかかるタイトフレームは、ヘッド部は両縁にヘッド部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、脚部も両縁に脚部フランジが形成されて、断面略コの字形をしている。そして、脚部の上部位には湾曲形成された折曲箇所を有しており、左右にヘッド部フランジを有するヘッド部の面に、脚部フランジの端部が接しているものである。
このため、次の通りの効果がある。
1.左右にヘッド部フランジ有するヘッド部の面に、脚部フランジの端部が接しているため、正圧がかかったときに、ヘッド部の面を脚部フランジが受け止める。このため、正圧に対して強いものである。
2.脚部全体に脚部フランジが設けられており、ヘッド部全体にもヘッド部フランジが設けられているため、圧力が加わったときに変形を防ぐ剛性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の斜視図である。
【図2】本発明第一実施例の要部の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明第一実施例の要部の展開図である。
【図5】本発明第一実施例の説明図である。
【図6】本発明第二実施例の要部の正面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】本発明第三実施例の要部の正面図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】本発明の他の実施例の説明図である。
【図11】従来の技術の説明図である。
【図12】従来の技術の説明図である。
【図13】従来の技術の説明図である。
【符号の説明】
1 タイトフレーム
2 脚部
21 脚部フランジ
22 折曲箇所
3 ヘッド部
31 ヘッド側面部
32 ヘッド部フランジ
33 ストッパー
4 固定面
5 切り欠き箇所
6 立ち上がり部
7 傾斜面
8 折板屋根板
81 凸部
9 係止部
N 折り曲げ位置
K 切り欠き部
S 正圧時、軸方向にかかる力の向き
F 負圧時、軸方向にかかる力の向き
Claims (2)
- ヘッド部から外側下方に傾斜している脚部が形成されており、脚部から略水平に延出している固定面が形成されており、前記ヘッド部は、両縁にヘッド部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、前記脚部は、両縁に脚部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、上部位には湾曲形成された折曲箇所を有しており、該折曲箇所の上に連続している脚部の面に、ヘッド部フランジの端部が接しているタイトフレーム。
- ヘッド部から外側下方に傾斜している脚部が形成されており、脚部から略水平に延出している固定面が形成されており、前記ヘッド部は、両縁にヘッド部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、前記脚部は、両縁に脚部フランジが形成されて、断面略コの字形をしており、上部位には湾曲形成された折曲箇所を有しており、左右にヘッド部フランジを有するヘッド部の面に、脚部フランジの端部が接しているタイトフレーム。
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