JP3846920B2 - 経口投与用抗アレルギー剤 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ヨシノスギ、オテススギ、エンコウスギ、ヨレスギ、ヤワラスギ、エイザンスギ、カワイスギ等、スギ属に分類される新鮮なスギの葉又はその処理物から分離される複合成分を活用した経口投与用抗アレルギー剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症等、各種のアレルギー疾患が問題になっている。かかるアレルギー疾患の治療法としては有機合成された抗ヒスタミン剤やステロイド剤を投与する対症療法が知られており、また生薬や漢方薬のなかには抗アレルギー作用を有するものがあることも報告されている(日本薬理学雑誌、80巻、31〜41頁、1982年)。しかし、新鮮なスギの葉から分離される複合成分に抗アレルギー作用があることは報告されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、新鮮なスギの葉又はその処理物から分離される複合成分を活用した経口投与用抗アレルギー剤を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明者らは、所謂象形薬理論に則り、新鮮なスギの葉に着目して、新規の経口投与用抗アレルギー剤を得るべく研究した結果、かかる経口投与用抗アレルギー剤として新鮮なスギの葉又はその処理物から熱水で抽出して得られる複合成分が正しく好適であることを見出した。
【0005】
すなわち本発明は、新鮮なスギの葉又はその処理物から熱水で抽出して得られる複合成分を活性成分とすることを特徴とする経口投与用抗アレルギー剤に係る。
【0006】
本発明では新鮮なスギの葉又はその処理物から複合成分を得る。対象となる新鮮なスギの葉は健康なスギから採取される鎌状針形で緑色無毛の葉である。またその処理物は、新鮮なスギの葉の破砕物、磨砕物、乾燥物又は乾燥粉砕物等である。
【0007】
本発明では新鮮なスギの葉又はその処理物を熱水で抽出する。新鮮なスギの葉又はその処理物に少なくともこれらが浸漬される程度の水を加えて加熱抽出するか又は熱水を加えて抽出する。熱水抽出は緩やかに撹拌しながら80℃以上の温度で数時間行なうのが好ましい。かくして熱水抽出した後、全体を濾過又は遠心分離すると、熱水抽出液が得られる。目的とする複合成分はこの熱水抽出液に含まれてくる。
【0008】
熱水抽出液は、新鮮なスギの葉に含まれるアントシアン系色素によりワインレッドに着色する。かかる熱水抽出液はそのままでも使用することができるが、その減圧濃縮液又はその凍結乾燥物を使用するのが好ましい。
【0009】
新鮮なスギの葉に少なくともこれが浸漬される程度の水を加え、緩やかに撹拌しながら90℃で2時間熱水抽出し、遠心分離して熱水抽出液を得た後、この熱水抽出液を減圧濃縮し、更に凍結乾燥して得られる複合成分は、その一例を挙げると、次のような化学的組成を有する。粗灰分6.5%(重量%、以下同じ)、粗蛋白24.4%、粗脂質8.9%、粗繊維19.5%、糖質40.2%、エルゴステロール0.5%。
【0010】
上記のような組成を有する本発明の複合成分は一定の分解点、融点を示さず、強熱により炭化するが、著しく安定である。室温では少なくとも3年間は安定であり、120℃×10分間の滅菌処理を行なっても活性の低下は殆ど見られない。
【0011】
本発明は以上説明したような複合成分を活性成分とする経口投与用抗アレルギー剤に係る。本発明の複合成分を経口投与用抗アレルギー剤として供する最も簡便な方法としては該複合成分を飲食品として供する方法が挙げられる。
【0012】
本発明の複合成分を飲食品として供する方法には下記のように各種が挙げられる。
1)前記したような熱水抽出液、その濃縮液又はその凍結乾燥物をそのままふりかけとして、又はティーパックやカプセルの中に充填して使用する方法
2)前記したような熱水抽出液又は減圧濃縮液に糖類、酸類、塩類及び香料類等を調合して使用する方法
3)前記したような熱水抽出液、その減圧濃縮液又はその凍結乾燥物をベイク品、発酵品、練り製品、乳製品、油脂製品、調味料、菓子等の食品、又はコーヒー、ココア、茶、果実ジュース、野菜ジュース、発酵飲料、清涼飲料等の飲料の製造工程で添加して使用する方法
【0013】
【実施例】
実施例1
新鮮なスギの葉(三重県一志郡美杉村下多気の山中において健康なスギから採取した鎌状針形で緑色無毛の葉)100gに精製水1000mlを加え、緩やかに撹拌しながら、還流下に90〜92℃で2時間熱水抽出し、遠心分離して熱水抽出液を得た。残渣に同様の熱水抽出操作を行ない、得られた熱水抽出液を最初の熱水抽出液と合わせた。合わせた熱水抽出液を40℃で減圧濃縮し、更に凍結乾燥して、複合成分3.2gを得た。
【0014】
評価1
体重約200gのウイスター系雄性ラットを断頭脱血した後、腹腔内に10U/mlのヘパリン含有ハンクス液10mlを注入し、マッサージして、腹腔内液を採取した。採取した腹腔内液を40%フィコール液に重層し、30分後に遠心分離して、フィコール層上の白濁層を集めた。集めた白濁層をリン酸緩衝液及び0.1%の牛血清アルブミンで合計3回洗浄した後、リン酸緩衝液に再浮遊させた。かくして分離したラットの腹腔肥満細胞を1×106個/mlとなるようにリン酸緩衝液で調整した後、その1.8mlを10分間孵卵して、供試体とした。
【0015】
別に、生理食塩液及び表1に記載した各濃度の検体液を調整し、またヒスタミン誘発物質の10μg/ml液(以下、ヒスタミン誘発液という)を調整した。生理食塩液は対照として用いた。また検体液のうちで複合成分は前記したように新鮮なスギの葉から熱水抽出した複合成分である。更に検体液のうちで塩酸ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン剤として用いた。そしてヒスタミン誘発物質としてはコンパウンド(compound)48/80(シグマ社製)を用いた。
【0016】
供試体に生理食塩水0.1mlを加えた区分(試験区分1)、供試体に各濃度の検体液0.1mlを加えた区分(試験区分2〜5)のそれぞれについて、10分間孵卵した後、氷冷により反応停止し、遠心分離して、分離した上清と沈渣とのヒスタミン含量を蛍光法で測定した。そして下記の式1によりヒスタミン自発遊離率(%)を求め、結果を表1に示した。
【0017】
【式1】
【0018】
【表1】
【0019】
表1はn=10の結果を示しているが、この表1の結果からも明らかなように、各検体液のヒスタミン自発遊離率に統計学的有意差は認められなかった。
【0020】
引き続き、供試体に生理食塩液0.1mlとヒスタミン誘発液0.1mlとを加えた区分(試験区分6)、供試体に各濃度の検体液0.1mlとヒスタミン誘発液0.1mlとを加えた区分(試験区分7〜10)のそれぞれについて、前記した場合と同様に処理し、分離した上清と沈渣とのヒスタミン含量を蛍光法で測定した。そして前記の式1によりヒスタミン遊離率(%)を、また下記の式2によりヒスタミン遊離抑制率(%)をそれぞれ求め、結果を表2に示した。
【0021】
【式2】
【0022】
式2において、
検体液等:試験区分6の場合は生理食塩液、試験区分7〜10の場合は各濃度の検体液、したがって例えば試験区分7の場合、供試体にヒスタミン誘発液0.1mlを加えたものについて式1により検体液等非存在下のヒスタミン遊離率を求め、また供試体に検体液0.1mlとヒスタミン誘発液0.1mlとを加えたものについて式1により検体液等存在下のヒスタミン遊離率を求めた
【0023】
【表2】
【0024】
表2はn=10の結果を示しており、*印は5%の危険率で有意であることを示しているが、この第2表の結果からも明らかなように、複合成分には非感作ラット腹腔肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用のあることが認められた。
【0025】
評価2
体重約200gのウイスター系雄性ラットの前後足蹠皮下に、卵白アルブミン10mgと不溶性百日咳菌(和光純薬社製)1×106個とを含む生理食塩液0.25mlを2分割して投与した。5日後、10%の卵白アルブミンを含む生理食塩液を、背部筋肉内の2箇所に0.1mlづつ投与し、また臀部筋肉内の2箇所に0.1mlづつ投与した。そして9日後、評価1と同様の方法によりラットの腹腔肥満細胞が浮遊する供試体を得た。この供試体について、評価1と同様の方法によりヒスタミン遊離率(%)及びヒスタミン遊離抑制率(%)をそれぞれ求め、結果を表3に示した。
【0026】
【表3】
【0027】
表3はn=10の結果を示しており、*印は5%の危険率で有意であることを示しているが、この第3表の結果からも明らかなように、複合成分には抗卵白アルブミン血清感作ラット腹腔肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用のあることが認められた。
【0028】
評価3
体重約350gのハートレー系モルモットを一晩絶食して撲殺した後、直ちに小腸を摘出し、2〜3cmの回腸片とした。回腸片の両端を糸で縛り、38℃のタイロード液50mlを満たしたマグヌス装置の中へ吊し、腸運動をキモグラフィオン(kymographion)に拡大描記させた。腸運動が一定になった段階で、タイロード液中にヒスタミンの12万倍液を1ml注入したところ、強い収縮作用が発現した。そこでタイロード液中に複合成分の10倍液を1ml注入したところ、2〜3分の潜伏期を経て収縮作用が抑制された(試験区分16)。別に、複合成分に代えて、塩酸ジフェンヒドラミンの120万倍液を1ml注入したところ、直ちに収縮作用が抑制された(試験区分17)。
【0029】
上記の結果に基づいて、体重約350gのハートレー系モルモットに複合成分を2000mg/kg当たりで経口投与し、3日後に卵白アルブミン抗原250μgを静脈内に投与した(試験区分18)。別に、複合成分に代えて、塩酸ジフェンヒドラミンを20mg/kg当たり経口投与した同様の試験を行なった(試験区分19)。双方の試験区分でほぼ同程度の気道狭窄抑制作用を示した。これにより複合成分には経口投与による抗アレルギー作用のあることが確認された。
【0030】
更に別に複合成分の経口投与による急性毒性試験を行なったが、マウスに対するLD50は3000mg/kg超であり、ラットに対するLD50は3500mg/kg超であった。またラットに対する亜急性毒性試験結果及びウサギに対する一般薬理試験結果からも、本発明の複合成分は毒性に関する問題点を有しなかった。
【0031】
【発明の効果】
既に明らかなように、以上説明した本発明には、経口投与により抗アレルギー作用を示し、その具体的使用に際して誠に簡便であるという効果がある。
Claims (2)
- 新鮮なスギの葉又はその処理物から熱水で抽出して得られる複合成分を活性成分とすることを特徴とする経口投与用抗アレルギー剤。
- 複合成分が糖質、粗蛋白及び粗繊維を主成分とするものである請求項1記載の経口投与用抗アレルギー剤。
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JP18827495A JP3846920B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 経口投与用抗アレルギー剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18827495A JP3846920B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 経口投与用抗アレルギー剤 |
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JPH0920671A JPH0920671A (ja) | 1997-01-21 |
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Family
ID=16220802
Family Applications (1)
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JP18827495A Expired - Lifetime JP3846920B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 経口投与用抗アレルギー剤 |
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-
1995
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