JP3846492B2 - 細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法及びその評価装置 - Google Patents

細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法及びその評価装置 Download PDF

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Description

本発明は、細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法及びその評価装置に関するものである。
従来の細孔内壁の撥液性評価方法及びその評価装置に、細孔内部に溶液を入れて溶液と空気の界面を形成し、溶液濃度または溶液温度を連続的に変化させながら溶液に光または超音波を照射して、その反射または透過光量を測定する、すなわち、気液界面の形状を連続的に変化させ、それが平坦になるときをもってその基準形状として、細孔内壁に施す撥液処理を評価する方法およびその装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−334452号公報(第1頁、図1)
特許文献1によれば、細孔内全域の撥液性を評価することになり、特定の位置において撥液部と親液部の境界が形成されているようなものには適用することができず、境界位置に関しても情報を得ることができなかった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、部分的に成膜したノズル内部の撥液エリアと未処理エリア(親液性エリア)との境界位置を特定することができる撥液性評価方法及びその評価装置を提供することを目的とする。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、内壁の一方の端から所定の位置まで撥液膜が成膜された細管を、前記撥液膜成膜側を上方にして液材内に立設させ、前記細管内を上昇して停止した液面の位置を測定して前記撥液膜の境界位置を測定するようにしたものである。これにより、細管内の撥液膜の界面位置を計測でき、毛細管現象が作用する管であれば、様々なものに展開することができる。ディスペンスノズルなどでは、ノズル内面の先端部分に撥液膜を形成することで、液材吐出の液切れ性などが向上するため、吐出品質安定性の評価などに利用することができる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、内壁の一方の端から所定の位置まで撥液膜が成膜された複数の細管を、前記撥液膜成膜側を上方にして液材内に立設させ、前記それぞれの細管内を上昇して停止したそれぞれの液面の位置を測定して前記それぞれの撥液膜の境界位置を測定するようにしたものである。これにより、多数の細管を連続的に高速検査して、それぞれの撥液膜の界面位置を計測でき、毛細管現象が作用する管であれば、様々なものに展開することができる。ディスペンスノズルなどは、ノズル内面の先端部分に撥液膜を形成することで、液材吐出の液切れ性などが向上するため、吐出品質安定性の評価などに利用することができる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、処理雰囲気全体の気圧と温湿度を制御して同一環境となるようにしたものである。これによって、毛細管現象による液体の上昇度を同一環境下で制御することができ、同一条件下で、細管内の撥液膜の界面位置を特定することができる。こうして、気圧や温湿度を変更して、様々な撥液膜と撥液評価に適用できる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、管内の気圧と温湿度を制御して同一環境になるようにしたものである。これによって、毛細管現象による液体の上昇度を同一環境下で制御することができ、同一条件下で、細管内の撥液膜の界面位置を特定することができる。こうして、気圧や温湿度を変更して、様々な撥液膜と撥液評価に適用できる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、撥液膜の種類と撥液性に応じて、液材を、純水、シクロヘキシルベンゼン、ジョードメタン、ブロモナフタレン、エチレングリコール、ヘキサン、オクタン、デカン、グリセリン等から選択したものである。これによって、撥液膜が撥油性膜であるか撥水成膜であるかという撥液膜の種類、及び撥液性に応じて、最適な液材を選択することができる。こうして、液材を変更することにより、様々な撥液膜と撥液評価に適用することができる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、細管内の液材の液面高さを液面の中央部で測定するようにしたものである。これによって、細管内の撥液膜の界面位置を計測することができる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、細管内の液材の液面に複数のポイントを設け、該ポイントによってメニスカス形状を特定し、該メニスカス形状から撥液膜の境界位置を求めるものである。これによって、細管内の撥液膜の界面位置を計測することができ、毛細管現象が作用する管であれば、様々なものに展開することができる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法は、細管が、ディスペンスノズルまたはインクジェットノズルよりなるものである。これによって、微細孔内における撥液処理状態の定量評価などに適用することが可能となる。ディスペンスノズルやインクジェットノズルなどでは、ノズル内面の先端部分に撥液膜を形成することで、液材吐出の液切れ性などが向上するため、吐出品質の安定性の評価などに利用することができる。
本発明に係る細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価装置は、気圧と温湿度を同一環境下において制御する気圧・温湿度制御ユニット内に、内壁の一方の端から所定の位置まで撥液膜が成膜された複数の細管を、前記撥液膜成膜側を上方にして上下方向に移動させる固定治具と、液材を収納し前記固定治具に取り付けた複数の細管を浸漬させる槽と、前記細管内を上昇して前記撥液膜の境界位置で停止したそれぞれの液面の位置を水平方向に移動して測定する高さ検出器とを備え、前記液面のそれぞれの位置を測定して前記撥液膜の境界位置を測定するものである。これによって、多数の細管を連続的に高速検査して、それぞれの撥液膜の界面位置を計測でき、毛細管現象が作用する管であれば、様々なものに展開することができる。ディスペンスノズルなどは、ノズル内面の先端部分に撥液膜を形成することで、液材吐出の液切れ性などが向上するため、吐出品質安定性の評価などに利用することができる。気圧や温湿度、液材を変更することで、様々な撥液膜と撥液評価に適用することができる。
[実施の形態]
図1は本発明の一実施の形態に係る細管内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法の説明図、図2は図1の要部を拡大した詳細説明図である。本発明に係る細管内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法及びその評価装置は、例えば、表示体、半導体などの電子デバイス製造に使用するディスペンスユニットやインクジェットノズルなどの微細孔内における撥液処理状態、すなわち撥液部と親液部の境界面の定量評価などに利用するもので、部分的に成膜したノズル内部の撥水エリアと未処理エリア(親水性エリア)の境界位置を特定するものである。
図1に示すように、細孔内壁を部分的に撥液処理した第1のディスペンスノズル1、第2のディスペンスノズル2及び第3のディスペンスノズル3を、撥液処理部を上方に位置して立設させ、一定の間隔を置いて並列させて、固定治具4に取り付けてある。固定治具4は、これを上下動させることによって、槽5の液材6である純水内に浸漬できるようにしてある。
これらの槽5、液材6、第1〜第3のディスペンスノズル1〜3、固定治具4などは、気圧・温湿度制御ユニット7によって制御された処理空間内に配設されており、管内または処理雰囲気全体の気圧と温湿度を任意の一定値に制御して、毛細管現象による各ノズル1〜3内の液材6の上昇度が同一になるようにしてある。
固定治具4は所望の液材6の入った槽5内に浸漬させ、これに取り付けてある第1〜第3のディスペンスノズル1〜3も、撥液膜8を取り付けた上部近傍を除いて、液材6に浸漬してある。このとき、第1〜第3のディスペンスノズル1〜3内の液材6のノズル液面6aは、毛細管現象によって、槽5内の液材6の液面6bよりも上昇している。
上記槽5内の液材6は、撥液膜8の種類と撥液性に応じて選択する。本実施の形態では、液材6は純水を使用しているが、撥液膜8の種類によって、例えば、撥油性膜や撥水成膜のような種類によって、および撥液性に応じて液材6を選択することができ、シクロヘキシルベンゼン、ジョードメタン、ブロモナフタレン、エチレングリコール、ヘキサン、オクタン、デカン、グリセリン等を用いることもできる。
第1のディスペンスノズル1の先端部付近は、図2に示すように、その内壁を第1のディスペンスノズル1の頂部1aより一定の距離だけ軸方向に撥液処理して撥液膜8を形成している。そして、細管内を毛細管現象によって上昇した液材6は、第1のディスペンスノズル1の撥液部と親液部の境界面に接触し、表面張力によってその液面6aに凹状の界面(メニスカス)を形成している。
図2に示すように、第1のディスペンスノズル1の長さをA、その内径をDとし、このノズル1を液材6に沈めたときの液面6bからノズル1の頂部1aまでの距離をB、撥液膜8の頂部8aから軸方向への撥液膜8の長さをCとすると、ノズル液面6aの中央部60は、撥液膜8の下端8bよりも距離Eだけ下方向に位置している。
第1のディスペンスノズル1の上部には、非接触の高さ検出器9、例えば、微小スポットのレーザー変位計が配設されており、ノズル液面6aの中央部60までの距離を計測するようにしてある。この場合、測定部分はノズル液面6aの中央部60であるが、第1のディスペンスノズル1の液面6bに対する挿入量A−B、メニスカスの形状などを考慮して、撥液膜8の位置を特定する。なお、メニスカスは、数μm以下の刻みで多数ポイントを計測することでその形状がわかり、この形状から、中央部60に対する撥親液の境界位置オフセット量を算出することができる。
上記のように構成した実施の形態1の作用を説明する。図3に示すように、気圧・温湿度制御ユニット7の処理空間内では、管内または処理雰囲気全体の気圧と温湿度を任意に一定にコントロールする。このとき、液材6は、撥液膜8の種類と撥液性に応じて選択する。そののち、撥液膜8を上部にして、第1〜第3のディスペンスノズル1〜3を固定治具4に取り付け、3本のノズル1〜3を同位置に並べたのち、固定治具4を下降させる。
こうして、第1〜第3のディスペンスノズル1〜3をその後端部1bより液材6内に挿入し、図4に示すように、一定の距離A−Bだけ浸漬させたのち、停止させる。この際の浸漬距離A−Bは、毛細管現象によってノズル管内を液材6が上昇し、撥液膜8の下端8bで停止する距離を予め計算することで決定しておく。A、Bがわかれば、ノズル内を上昇する液面の高さがわかるので、これによって、第1〜第3のディスペンスノズル1〜3の浸漬する距離を決定すればよい。液材6は同じ液であるので、浸漬する距離も決まってくる。
このようにして、第1〜第3のディスペンスノズル1〜3内を液材6が上昇し、これらのノズル1〜3内は任意高さまで撥液膜8が形成されているので、図7に示すように、上昇した液材は撥液膜8の下端8bで停止し、表面に凹状のメニスカスを形成する。
この状態で、図5に示すように、非接触の高さ検出器9、例えば微小スポットのレーザー変位計を、液材6の液面6bに沿って平行にイ方向に移動させ、まず第1のディスペンスノズル1の上部に位置させて、そのノズル液面6aの中央部60(図7参照)までの距離、すなわち液面高さFを計測する。そして、第1のディスペンスノズル1の液面6bに対する挿入量A−B、ノズル液面6aのメニスカス形状などを考慮して、ノズル液面6aの中央部60までの距離Fを補正式によって補正して、撥液膜8の境界位置である下端8bまでの修正値(修正距離)Eを求める。すなわち、数μm以下の刻みでノズル液面6aの多数ポイントを計測してメニスカスの形状を知り、その形状から、ノズル液面6aの中央部60に対する液材6の境界位置オフセット量を算出して、撥液膜8の位置を特定する。この際、気圧・温湿度制御ユニット7は、一定の気圧と温湿度にコントロールされており、液材6は同一条件下にあるので、各ノズル1〜3のノズル液面6aの中央部60までの距離Fを測定すれば、撥液膜8の下端8bまでの正しい距離F−Eを、同一の補正式を用いて求めることができる。
第1のディスペンスノズル1の測定が終了したのちは、非接触の高さ検出器9をさらにイ方向に移動して第2のディスペンスノズル2のノズル液面6aの測定を行い、さらに、イ方向に移動して第3ディスペンスノズル3のノズル液面6aの測定を行って、先と同様の方法によって撥液膜8の正しい位置を求める。この場合、撥液膜8の位置が基準となる位置よりずれている場合は、異常値であるとして排除する。
そののち、図6に示すように、固定治具4を上昇させ、第1〜第3のディスペンスノズル1〜3を液材6より取り出す。
その後、ディスペンスノズルを交換し、以後は、上記の図3〜図6の操作を繰り返す。
なお、本発明においては、微細孔の多数開いたノズルプレートへの応用が可能である。
以上の説明から明らかなように、本実施の形態では、毛細管現象による液材6の上昇度を同一環境下で制御しているので、撥親液の境界位置を特定することができ、これによって細管内の撥液膜の界面位置を計測することができる。こうして、多数の細管を連続的に高速検査することができ、気圧や温湿度、液材を変更することで、様々な撥液膜と撥液評価に適用することができる。このようにして、毛細管現象が作用する管であれば、様々なものに展開することができ、ディスペンスノズルやインクジェットノズルなどでは、ノズル内面の先端部分に撥液膜を形成することで、液材吐出の液切れ性などが向上するため、吐出品質の安定性の評価などに利用することができる。
気圧・温湿度制御ユニット7内を、気圧が90000パスカルで、温度が25℃、湿度が45%になるようにコントロールした。この雰囲気下で、内部を部分的に撥水処理したノズル内径D(図7参照)が30μmの3本のディスペンスノズル1〜3を、撥水膜8(ダイキン工業製、オプツールDSX)を上にして、固定治具4に一定の距離を隔ててセットした。所望の液材として純水6を用い、純水6の入った槽5に固定治具4を下降させて、ディスペンスノズル1〜3をその後端部1bより挿入し、所定距離浸漬したのち停止した。
ディスペンスノズル1〜3の撥水膜8の下端8bである終点高さまで純水6が上昇して、停止した。微小スポットのレーザー変位計9で純水6の液面6aの中央部60を測定すると、ノズル8の頂部8aの下側68μmの位置まで純水6が上昇したことがわかった。
数μm以下の刻みでノズル液面6aの多数ポイントを計測してメニスカス形状を特定し、その形状から、ノズル液面6aの中央部60に対する純水6の境界位置のオフセット量を算出し、8μmの数値を用いて補正して、撥液膜8の位置60μm(68μm−8μm)を特定した。なお、この際、ディスペンスノズル1〜3のノズル液面6aに対する挿入量なども考慮した。
本発明の一実施の形態に係る細管内壁の撥水性評価方法の説明図。 図1の要部を拡大した詳細説明図。 本発明の一実施の形態の作用説明図。 本発明の一実施の形態の作用説明図。 本発明の一実施の形態の作用説明図。 本発明の一実施の形態の作用説明図。 図5の要部を拡大した作用説明図。
符号の説明
1,2,3 第1〜第3のディスペンスノズル、4 固定治具、5 槽、6 液材、6a ノズル液面、6b 液面、7 気圧・温湿度制御ユニット、8 撥水膜、8b 撥水膜の下端、9 高さ検出器。

Claims (9)

  1. 内壁の一方の端から所定の位置まで撥液膜が成膜された細管を、前記撥液膜成膜側を上方にして液材内に立設させ、前記細管内を上昇して停止した液面の位置を測定して前記撥液膜の境界位置を測定することを特徴とする細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  2. 内壁の一方の端から所定の位置まで撥液膜が成膜された複数の細管を、前記撥液膜成膜側を上方にして液材内に立設させ、前記それぞれの細管内を上昇して停止したそれぞれの液面の位置を測定して前記それぞれの撥液膜の境界位置を測定することを特徴とする細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  3. 処理雰囲気全体の気圧と温湿度を制御して同一環境となるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  4. 管内の気圧と温湿度とを制御して同一環境となるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  5. 撥液膜の種類と撥液性に応じて、液材を、純水、シクロヘキシルベンゼン、ジョードメタン、ブロモナフタレン、エチレングリコール、ヘキサン、オクタン、デカンまたはグリセリンのいずれかより選択したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  6. 細管内の液材の液面高さを液面の中央部で測定するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  7. 細管内の液材の液面に複数のポイントを設け、該ポイントによってメニスカス形状を特定し、該メニスカス形状から撥液膜の境界位置を求めることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  8. 細管が、ディスペンスノズルまたはインクジェットノズルよりなるものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価方法。
  9. 気圧と温湿度を同一環境下において制御する気圧・温室度制御ユニット内に、内壁の一方の端から所定の位置まで撥液膜が成膜された複数の細管を、前記撥液膜成膜側を上方にして上下方向に移動させる固定治具と、液材を収納し前記固定治具に取り付けた複数の細管を浸漬させる槽と、前記細管内を上昇して前記撥液膜の境界位置で停止したそれぞれの液面の位置を水平方向に移動して測定する高さ検出器とを備え、前記液面のそれぞれの位置を測定して前記撥液膜の境界位置を測定することを特徴とする細孔内壁に設けた撥液膜の撥液性評価装置。
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