JP3846005B2 - 電着塗装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ボディや自動車部品ラインで用いられる電着塗装装置に関し、特に塗料循環系に設けられたフィルタの交換作業性およびバイパス路の洗浄性に優れた電着塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車ボディの塗装には、下塗り塗装、中塗り塗装および上塗り塗装からなる3コート塗装系が採用され、このうちの下塗り塗装工程は、水洗処理、脱脂処理、表面調整、化成処理および電着塗装などの諸工程から構成されている。
【0003】
これらの塗装工程には、水洗処理工程であれば工水や純水、脱脂処理工程であれば脱脂液、表面調整工程であれば表面調整液、化成処理工程であれば化成処理液、電着塗装工程であれば電着塗料液や純水、工水等々、処理を行うための各種液体(以下、単に処理液という。)をボディにスプレーしたり、処理液が満たされた槽内に戻したりするための処理液循環装置が設けられている。
【0004】
従来の処理液循環装置は、主として系を構成する循環配管と、ポンプと、処理液中の異物を除去するためのフィルタとで構成されており、さらに電着塗料液のように一定温度に維持する必要がある処理液については熱交換器が設けられている。
【0005】
なかでも、脱脂処理工程や電着塗装工程では、ボディによって槽内に持ち込まれるゴミが多く、フィルタの定期清掃や定期交換が重要となるが、ラインの稼働中にフィルタの清掃や交換が行えないので、当該フィルタFには図5に示すようなバイパス路BPが設けられている。そして、ライン稼働中にフィルタFの清掃や交換を行う場合には、フィルタF前後のバルブB1を閉じるとともにバイパス路BPのバルブB2を開き、一時的に塗料液をバイパス路BPに流すことで、フィルタFの着脱を可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした塗料循環系では、バイパス路を用いてフィルタを交換すると当該バイパス路にそれまで流れていた塗料液の一部が残り、次のフィルタ交換時までの間にこの塗料液が固化してしまう。そして、これが次のフィルタ交換時にゴミとなって電着槽内に混入するといった問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、フィルタ交換作業性およびバイパス路の洗浄性に優れた電着塗装装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の電着塗装装置は、ポンプ、フィルタおよび当該フィルタを迂回するバイパス路が循環配管に設けられた塗料循環系を有する電着塗装装置において、前記バイパス路を洗浄する洗浄系をさらに有することを特徴とする。
【0009】
本発明では、フィルタのバイパス路に洗浄系が設けられているので、フィルタの着脱時にバイパス路に残留した塗料液を洗浄することができる。これにより、次にバイパス路を用いてもゴミなどが塗装系内に持ち込まれることがなくなり、塗装欠陥の発生を防止することができる。
【0010】
洗浄系は別途設けても良いが、本発明では、電着槽における電着塗料液の液面を調節するために前記電着槽のオーバーフロー槽へ純水を補給する純水補給系であることを特徴とする。
【0011】
電着塗料液の液面調節用純水補給系をバイパス路の洗浄系として共用することで、別途のポンプや洗浄液供給源を省略することができ、設備費用を低減することができる。また、バイパス路の洗浄系に純水補給系を共用しても、バイパス路内に残留した塗料液はオーバーフロー槽へ戻されたのち、フィルタによって濾過されてから塗装系内に供給されるので、バイパス路内の塗料液中にゴミが含まれていたとしても塗装系内に持ち込まれることはない。また、液面調節用純水補給系は、比較的頻繁に純水を補給するので、フィルタの交換を頻繁に行ったとしてもバイパス路に残留した塗料が固化する前にこれをオーバーフロー槽へ洗い流すことができる。
【0012】
上記発明において、特に限定されないが、さらに具体的形態として、本発明の電着塗装装置では、前記純水補給系は、前記電着槽における電着塗料液の液面を検出する液面センサを含み、前記液面センサの検出値が所定値以下となったときに、前記バイパス路を介して前記オーバーフロー槽へ純水を補給することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の電着塗装装置では、前記塗料循環系は、前記フィルタの前後のそれぞれに設けられた第1のバルブと、前記バイパス路の出入口のそれぞれに設けられた第2のバルブとを含み、前記洗浄系は、前記バイパス路との接続部の前後のそれぞれに設けられた第3のバルブを含むことを特徴とする。
【0014】
この場合、本発明の電着塗装装置のように、前記フィルタを前記循環配管から着脱する際は、前記第1および第3のバルブを閉じるとともに前記第2のバルブを開くことが好ましい。
【0015】
また、本発明の電着塗装装置のように、前記オーバーフロー槽へ純水を補給する際は、前記第1および第3のバルブを開くとともに前記第2のバルブを閉じることが好ましい。
【0016】
上記発明において、塗料循環系は特に限定されないが、前記塗料循環系は、前記オーバーフロー槽から電着塗料液を吸引し、これを前記電着槽へ供給する系、または請求項8記載の電着塗装装置のように、前記塗料循環系は、電着後水洗工程に設けられた回収タンクから電着塗料回収液を吸引し、これを被塗物へ吹き付ける系であることが好ましい。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、ライン稼働中にフィルタの清掃や交換が行えるだけでなく、バイパス路に残留した塗料液を洗浄することができるので、次にバイパス路を用いてもゴミなどが塗装系内に持ち込まれることがなくなり、塗装欠陥の発生を防止することができる。
【0018】
これに加えて本発明によれば、別途のポンプや洗浄液供給源を省略することができ、設備費用を低減することができる。また、バイパス路内の塗料液中にゴミが含まれていたとしても塗装系内に持ち込まれることはない。さらに、液面調節用純水補給系は、比較的頻繁に純水を補給するので、フィルタの交換を頻繁に行ったとしてもバイパス路に残留した塗料が固化する前にこれをオーバーフロー槽へ洗い流すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の電着塗装装置の実施形態を示すブロック図であり、図1は通常運転時、図2はフィルタ着脱時、図3は純水補給時をそれぞれ示す。また、図4は同実施形態における操作手順を示すフローチャートである。
【0020】
電着槽11には電着塗料液Lが満たされており、図示しない電極に300V程度の電圧が印加され、これとアース側のボディBとの間に直流電流が流されることで塗料粒子の電気泳動が生じ、ボディBの内外板や袋構造内面に電着塗膜が形成される。ボディBは塗装ハンガHを介してオーバーヘッドコンベアCにより接地されている。
【0021】
「11a」は電着槽11のオーバーフロー槽であり、電着槽11からオーバーフローした電着塗料液Lは当該オーバーフロー槽11aで回収され、第1の塗料循環系12によって再び電着槽11へ戻される。
【0022】
本実施形態に係る第1の塗料循環系12は、一端がオーバーフロー槽11aに接続され、他端が電着槽11内に設けられたノズル11bに接続された循環配管121を有し、この循環配管121に、ポンプ122と、フィルタ123と、当該フィルタ123の前後に開閉バルブ124(以下、Aバルブともいう。)が設けられている。また、循環配管121には、フィルタ123を迂回するようにバイパス路126が設けられており、本実施形態では後述する純水補給系14の補給配管141の枝管141aの一部が当該バイパス路126を構成する。このバイパス路126には、その出入口のそれぞれに開閉弁125(以下、Bバルブともいう。)が設けられており、上述したAバルブ124と当該Bバルブ125との開閉状態を選択することにより、塗料循環系12を流れる塗料液の流路をフィルタ123またはバイパス路126の何れかとすることができる。
【0023】
本実施形態の電着塗装装置1では、電着槽11の後段にUF(Ultra Filter,限外濾過)水洗工程が設けられており、ボディBに純水を吹き付けて洗浄することにより、電着槽11でボディ表面に付着した塗料のうち余剰の塗料を回収する。図1のUF水洗工程は2段のスプレー水洗工程からなり、各段に回収タンク15、16がそれぞれ設けられている。
【0024】
前段の回収タンク15およびスプレーノズル15aの間には、第2の塗料循環系13が設けられている。この第2の塗料循環系13は、一端が回収タンク15に接続され、他端が水洗チャンバ内に設けられたスプレーノズル15aに接続された循環配管131を有し、この循環配管131に、ポンプ132と、フィルタ133と、当該フィルタ133の前後に開閉バルブ134(以下、Aバルブともいう。)が設けられている。また、循環配管131には、フィルタ133を迂回するようにバイパス路136が設けられており、本実施形態では後述する純水補給系14の補給配管141の枝管141bの一部が当該バイパス路136を構成する。このバイパス路136には、その出入口のそれぞれに開閉弁135(以下、Bバルブともいう。)が設けられており、上述したAバルブ134と当該Bバルブ135との開閉状態を選択することにより、塗料循環系13を流れる塗料液の流路をフィルタ133またはバイパス路136の何れかとすることができる。
【0025】
これに対して、後段の回収タンク16およびスプレーノズル16aの間には、第3の塗料循環系17が設けられている。この第3の塗料循環系17は、一端が回収タンク16に接続され、他端が水洗チャンバ内に設けられたスプレーノズル16aに接続された循環配管171を有し、この循環配管171にポンプ172とフィルタ173とが設けられている。図示は省略するが、この第3の塗料循環系17についても、第2の塗料循環系13と同様にバイパス路および各種の開閉バルブを設けて、純水補給系14から純水を経由するように構成しても良い。以下においては、第3の塗料循環系17の作用効果については第2の塗料循環系13を代表的に説明する。
【0026】
なお、このUF水洗工程の後段には、さらに水洗工程が設けられており、UF水洗工程で洗浄できなかった余剰塗料をさらに洗い流し、電着2次タレなどの発生を防止する。また、図1のUF水洗工程は2段のスプレー水洗工程で構成されているが、かかる具体的構成は本発明を限定するものではなく、フルディップ水洗を付加しても良い。
【0027】
本実施形態の電着塗装装置1において、多数のボディBを連続して塗装するとこれらのボディBに付着するぶん、および電着槽11から持ち出されるぶん電着槽11の塗料液Lが減少し、液面が低下する。このため、所定値よりも液面が低下すると新たに塗料液を補給することが行われる。つまり、図外の塗料液補給系からオーバーフロー槽11aに対してフレッシュ塗料液が補給されるとともに、固形分等を考慮して純水(電着塗料液の溶媒)もオーバーフロー槽11aに補給される。「14」が純水補給系であり、純水供給源143から補給配管141を介してポンプ142により純水が補給される。
【0028】
特に本実施形態に係る純水補給系14は、補給配管141が枝管141a,141bに分岐され、この枝管141a,14abがそれぞれ上述したバイパス路126,136を経由したのち、オーバーフロー槽11aに接続されている。枝管141a,141bのそれぞれには、バイパス路126,136との接続部分の前後に、電磁式開閉バルブ144(以下、Cバルブともいう。)が設けられており、このCバルブ144を開くことにより純水の補給が行われる。
【0029】
純水補給系における純水の補給タイミングは、電着槽11に設けられた液面センサ145と、この液面センサ145からの液面測定値を取り込んで補給タイミングを判定する液面コントローラ146と、この液面コントローラ146からの指令信号により開閉動作する上述したCバルブ144とによって実行される。
【0030】
次に作用を説明する。
図1〜図3において、図1は定常運転時、図2はフィルタ交換時、図3は純水補給時におけるA,B,Cバルブの開閉状態を示し、白抜きは「開」、黒抜きは「閉」を示している。
【0031】
図4を参照しながら各状態における操作手順を説明すると、まず電着槽11の液面が所定レベルよりも高い状態にあり、フィルタ123,133の交換も必要がない定常運転時においては、図1に示すようにAバルブ124,134を開くとともに、Bバルブ125,135およびCバルブ144を閉じる(図4のステップ1)。この状態で第1、第2および第3塗料循環系12,13,17の各ポンプ122,132,172を作動させる。
【0032】
第1の塗料循環系12では、オーバーフロー槽11aから吸引された塗料液Lは、フィルタ123を通過することによりゴミが除去され、その後、ノズル11bから電着槽11内に吐出される。これにより、電着槽11内の塗料液Lが攪拌され、たとえば図示する液流が生じることとなる。
【0033】
また、第2の塗料循環系13では、回収タンク15から吸引された塗料液(回収塗料液)Lは、フィルタ133を通過することによりゴミが除去され、その後、スプレーノズル15aからボディBに吹き付けられる。同様にして、第3の塗料循環系17では、回収タンク16から吸引された塗料液(回収塗料液)Lは、フィルタ137を通過することによりゴミが除去され、その後、スプレーノズル16aからボディBに吹き付けられる。
【0034】
この状態から第1または第2の塗料循環系12,13のフィルタ123,133を取り外し、これを清掃或いは交換する場合には(図4のステップ2)、まずBバルブ125,135を開いたのち、Aバルブ124,134を閉じる。Cバルブ144は閉じたままとする(図4のステップ3)。これにより、第1の塗料循環系12では、オーバーフロー槽11aから吸引された塗料液Lは、フィルタ123を迂回するようにバイパス路126を通過したのち、ノズル11bから電着槽11内に吐出される。この間にフィルタ123を循環配管121から取り外し、清掃あるいは交換を行う。また、電着槽11内の塗料液Lは、定常時と同様に攪拌されるので、そのまま電着塗装を継続することができる。
【0035】
第2の塗料循環系12についても、回収タンク15から吸引された塗料液(回収塗料液)Lは、フィルタ133を迂回するようにバイパス路136を通過したのち、スプレーノズル15aからボディBに吹き付けられる。この間にフィルタ133を循環配管131から取り外し、清掃あるいは交換を行う。スプレーノズル15aからは定常時と同様に回収塗料液が吐出されるので、そのまま電着塗装を継続することができる。この状態を図2に示す。
【0036】
フィルタ123,133の清掃あるいは交換を終了して再度フィルタ123,133が装着されると(図4のステップ4)、Aバルブ124,134を開くとともに、Bバルブ125,135を閉じる。Cバルブ144は閉じたままとする(図4のステップ5)。これにより図1に示す定常運転状態に戻ることになる。
【0037】
上述した定常運転状態を継続すると電着槽11内の液面が徐々に低下してくるが、液面センサ145で検出される液面が一定レベル以下になったときは(図4のステップ6)、液面コントローラ146からCバルブ144へ「開」信号を送出し、当該Cバルブ144を開くとともにポンプ142を作動させて、純水供給源143からオーバーフロー槽11aに所定量の純水を供給する(図4のステップ7)。この状態を図3に示す。
【0038】
この純水の補給時に、純水供給源143から吸引された純水は、補給配管141から枝管141a,141bに至り、先程のバイパス路126,136を経由したのちオーバーフロー槽11aに供給される。したがって、フィルタ123,133を交換する際に当該バイパス路126,136に残留した電着塗料液は、純水に押し出されてオーバーフロー槽11aに回収されることになる。このように、純水補給時にバイパス路126,136内が洗浄されるので、バイパス路126,136内で塗料液が固化し、これが電着槽11内に吐出されたりスプレーノズル15aからボディBに吹き付けられることがなくなる。
【0039】
なお、液面センサ145により検出される液面レベルが所定レベル以上になったら(図4のステップ6)、ステップ1へ進んでCバルブ144を閉じ、定常運転に戻る。
【0040】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電着塗装装置の実施形態を示すブロック図(通常運転時)である。
【図2】本発明の電着塗装装置の実施形態を示すブロック図(フィルタ着脱時)である。
【図3】本発明の電着塗装装置の実施形態を示すブロック図(純水補給時)である。
【図4】本発明の電着塗装装置の操作手順を示すフローチャートである。
【図5】従来の電着塗装装置の一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…電着塗装装置
11…電着槽
11a…オーバーフロー槽
12…塗料循環系
121…循環配管
122…ポンプ
123…フィルタ
124…Aバルブ(第1のバルブ)
125…Bバルブ(第2のバルブ)
13…塗料循環系
131…循環配管
132…ポンプ
133…フィルタ
134…Aバルブ(第1のバルブ)
135…Bバルブ(第2のバルブ)
14…純水補給系(洗浄系)
141…補給配管
141a,141b…補給配管の枝管
142…ポンプ
143…純水供給源
144…Cバルブ(第3のバルブ)
145…液面センサ
146…液面コントローラ
Claims (7)
- ポンプ、フィルタおよび当該フィルタを迂回するバイパス路が循環配管に設けられた塗料循環系を有する電着塗装装置において、
前記バイパス路を洗浄する洗浄系をさらに有し、
前記洗浄系は、電着槽における電着塗料液の液面を調節するために前記電着槽のオーバーフロー槽へ純水を補給する純水補給系であることを特徴とする電着塗装装置。 - 前記純水補給系は、前記電着槽における電着塗料液の液面を検出する液面センサを含み、前記液面センサの検出値が所定値以下となったときに、前記バイパス路を介して前記オーバーフロー槽へ純水を補給することを特徴とする請求項1記載の電着塗装装置。
- 前記塗料循環系は、前記フィルタの前後のそれぞれに設けられた第1のバルブと、前記バイパス路の出入口のそれぞれに設けられた第2のバルブとを含み、前記洗浄系は、前記バイパス路との接続部の前後のそれぞれに設けられた第3のバルブを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の電着塗装装置。
- 前記フィルタを前記循環配管から着脱する際は、前記第1および第3のバルブを閉じるとともに前記第2のバルブを開くことを特徴とする請求項3記載の電着塗装装置。
- 前記オーバーフロー槽へ純水を補給する際は、前記第1および第3のバルブを開くとともに前記第2のバルブを閉じることを特徴とする請求項3記載の電着塗装装置。
- 前記塗料循環系は、前記オーバーフロー槽から電着塗料液を吸引し、これを前記電着槽へ供給する系であることを特徴とする請求項1記載の電着塗装装置。
- 前記塗料循環系は、電着後水洗工程に設けられた回収タンクから電着塗料回収液を吸引し、これを被塗物へ吹き付ける系であることを特徴とする請求項1記載の電着塗装装置。
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