JP3845279B2 - トラヒック制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパケット通信のトラヒックを監視して制御を行うトラヒック制御装置に関し、特に、複数の無線チャネルを用いる無線LANシステムとのトラヒックを制御するトラヒック制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来技術1として市販のトラヒック制御装置Packet Shaper について説明する。Packet Shaper は、自局を通過するトラヒック量を測定し、あらかじめ定められた特定のトラヒックの帯域保証を行う。図7は、従来技術1を説明する図であって、Packet Shaper を無線LANシステムの帯域保証に適用した例を示している。
【0003】
同図において、数字符号101は動画配信サーバ、102はPacket Shaper 、103−1、103−2はIEEE802.3 規格の信号を用いるネットワーク、104−1、104−2は基地局、105−1は基地局104−1の無線エリア、105−2は基地局104−2の無線エリア、106−1〜106−3は無線LAN端末をそれぞれ表している。
【0004】
Packet Shaper 102は、あらかじめ4Mbit/sの動画トラヒックを帯域保証するように設定する。無線LAN端末106−1(STA1)と無線LAN端末106−2(STA2)がそれぞれ4Mbit/sの動画トラヒックを受信しており、
【0005】
無線LAN端末106−3(STA3)がベストエフォートトラヒックを受信しているとすると、無線LAN端末106−1(STA1)と無線LAN端末106−2(STA2)2は、無線LAN端末106−3(STA3)のベストエフォートトラヒックの影響を受けることなく動画トラヒックを安定して受信することができる。
【0006】
次に、従来技術2として特開平10−41969号の無線LANシステムについて説明する。このシステムは、図8に示すように管理端末107と基地局104−1、104−2と,無線LAN端末106−1、106−2とから構成される。無線LAN端末は、全基地局に対して接続要求信号を送信する。
【0007】
基地局104−1、104−2は、接続要求信号を管理端末107に転送する。管理端末107は、接続要求信号に基づいて、基地局が収容する無線LAN端末数が均等になるように無線LAN端末が接続すべき基地局を決定して、基地局に通知する。通知された基地局は無線LAN端末と通信を開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術1では、図9に示すように、基地局104−1(AP1)配下の無線LAN端末106−1(STA1)と無線LAN端末106−2(STA2)がそれぞれ4Mbit/sの動画トラヒックを受信しているとき、同じく基地局104−1(AP1)配下の無線LAN端末106−3(STA3)が、4Mbit/sの動画トラヒツクの受信を要求する場合、
【0009】
基地局104−1(AP1)の無線チャネルflの容量を10Mbit/sとすると、無線LAN端末106−3(STA3)向け動画トラヒックの帯域保証をすることはできない。このため、同じく容量10Mbit/sの基地局104−2(AP2)の無線チャネルf2が空いているにもかかわらず、無線周波数資源の効率的な利用ができずに無線LAN端末106−3(STA3)は動画配信サービスを受けることができないという問題が生じる。
【0010】
従来技術2では、図10に示すように基地局104−1(AP1)配下の無線LAN端末106−1(STA1)と無線LAN端末106−2(STA2)の計2端末がそれぞれ4Mbit/sの動画トラヒックを、基地局104−2(AP2)配下の無線LAN端末106−3〜106−5(STA3、STA4、STA5)の計3端末がベストエフォートトラヒックを受信しているとき、無線LAN端末106−6(STA6)は、基地局104−1(AP1)に接続する。
【0011】
無線LAN端末106−6(STA6)が4Mbit/sの動画トラヒックの受信を要求する場合、基地局104−1(AP1)の無線チャネルf1の容量を10Mbit/sとすると、無線LAN端末106−3(STA3)向け動画トラヒックの帯域保証をすることはできない。
【0012】
このため、同じく容量10Mbit/sの基地局104−2(AP2)の無線チャネルf2が優先度の低いベストエフォートトラヒックのみで使用されているにもかかわらず、無線LAN端末106−6(STA6)は動画配信サービスを受けることができないという問題が生じる。
【0013】
本発明では、以上の問題を解決し、無線チャネルが収容する帯域保証トラヒックを均等化して、帯域保証トラヒックが優先して無線周波数資源を利用可能とし、帯域保証トラヒックの収容数を増加して効率的な帯域保証通信システムを実現するトラヒック制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上述の課題は前記特許請求の範囲に記載した手段によって解決される。すなわち、請求項1の発明は、基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、基地局が、配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、基地局テーブルと、端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チヤネル毎に集計し、各無線チャネルの集計値を比較した結果、一の無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、前記一の無線チャネルに属し帯域保証トラヒックの通信をしているいずれかの無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、 基地局再選択を指示すると共に、帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置である。
【0015】
請求項2の発明は、基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、基地局が、配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、基地局テーブルと、端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チヤネル毎に集計し、各無線チャネルの集計値を比較した結果、一の無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、前記一の無線チャネルに属し帯域保証トラヒックの通信をしているいずれかの無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、基地局再選択を指示すると共に、基地局再選択を指示する無線LAN端末が属していた基地局以外の帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置である。
【0016】
請求項3の発明は、基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、基地局が配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、自局を通過するパケットを監視し、新たに通信を開始した無線LAN端末を検出したとき集計指示を出力する手段と、該集計指示が入力されたとき、基地局テーブルと端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チャネル毎に集計し、無線チャネル毎の集計値を比較した結果、新たに通信を開始した前記無線LAN端末が属する無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、新たに通信を開始した前記無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、基地局再選択を指示すると共に、帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置である。
【0017】
請求項4の発明は、基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、基地局が配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、自局を通過するパケットを監視し、新たに通信を開始した無線LAN端末を検出したとき集計指示を出力する手段と、該集計指示が入力されたとき、基地局テーブルと端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チャネル毎に集計し、無線チャネル毎の集計値を比較した結果、新たに通信を開始した前記無線LAN端末が属する無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、新たに通信を開始した前記無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、基地局再選択を指示すると共に、基地局再選択を指示する無線LAN端末が属していた基地局以外の帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置である。
【0018】
請求項の発明は、基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、
【0019】
基地局が配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、自局を通過するパケットを監視し、帯域保証していないトラヒック及び既に通信されている帯域保証トラヒックを検出する場合はパケットを監視し続け、新たに帯域保証トラヒックの通信を開始した無線LAN端末を検出した場合に集計指示を出力する手段と、該集計指示が入力されたとき、基地局テーブルと端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チャネル毎に集計し、無線チャネル毎の集計値を比較した結果、新たに帯域保証トラヒックの通信を開始した前記無線LAN端末が属する無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、新たに帯域保証トラヒックの通信を開始した前記無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置である。
【0020】
請求項の発明は、請求項に記載のトラヒック制御装置において、基地局再選択を指示すると共に、帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段を備えたものである。
【0021】
請求項の発明は、請求項に記載のトラヒック制御装置において、基地局再選択を指示すると共に、基地局再選択を指示する無線LAN端末が属していた基地局以外の帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段を備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の第1の例を示す図であって、トラヒック制御装置の構成を示しており数字符号1はトラヒック測定回路、2はトラヒック制御回路、3は集計回路、4は基地局テーブル、5は端末テーブル、6はバックボーンネットワーク側インタフェース、7は無線LAN側インタフェースを表している。
【0023】
ここでのバックボーンネットワーク、無線LANは共にIEEE802.3 規格の信号を用いる。
【0024】
本実施の形態の例では、基地局と無線LAN端末間のパケット通信はCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式に基づき、無線チヤネルを共用して行われる。トラヒック制御装置1はSNMP(Simple Network Management Protocol)等を用いて、Ieee802.3 規格の信号を用いるネットワーク経由で基地局から無線チャネル番号と配下の無線LAN端末の端末識別子を周期的に取得し、基地局テーブル4と端末テーブル5を自動的に作成する。
【0025】
トラヒック測定回路1は自局を通過するトラヒックを各無線LAN端末のトラヒックフロー毎に測定し、測定値をトラヒック制御回路2へ出力する。トラヒックフローの識別方法としては、例えばパケット中のTCPポート番号、またはUDPポート番号により識別する。また、各トラヒックフローにより通信している無線LAN端末を特定するために、パケット中のMACアドレスやIPアドレスを端末識別子として用いる。
【0026】
トラヒック制御回路2は、あらかじめ帯域保証するトラヒックフローを設定されている。本実施の形態では、動画トラヒックフローを4Mbit/s帯域保証するものとする。トラヒック制御回路2は、トラヒック測定回路1から入力される測定値を用いて、通過するパケットの速度をトラヒックフロー毎に調節する。
【0027】
集計回路3は、トラヒック制御回路2から帯域保証中の各トラヒックフローの帯域保証値と当該トラヒックフローを通信している無線LAN端末の端末識別子を取得する。次に、端末テーブル5と、基地局テーブル4から各無線LAN端末の属する無線チャネル番号を特定し、無線チャネル番号毎に帯域保証トラヒックの総和を集計する。
【0028】
次に、各無線チャネル番号毎の総和を比較し、一定の条件を満足するとき、無線LAN端末に対して基地局選択を指示する。ここでは、特定の無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和と他の無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和の差が閾値を越えるとき、特定の無線チャネルに属する無線LAN端末に対して他の基地局の再選択を指示する。
【0029】
本実施の形態によれば、特定の無線チャネルの収容する帯域保証トラヒックが他の無線チャネルに比べて増加したとき、当該無線チャネルを使用している無線LAN端末を他の無線チャネルヘ収容換えすることができ、無線LAN端末は新たな帯域保証トラヒックを受信可能となる。
【0030】
図2は本発明の実施の形態の例の動作を説明する図である。同図において、数字符号11は動画配信サーバ、13−1、13−2はIEEE802.3 規格の信号を用いるネットワーク、14−1、14−2は基地局、15−1は基地局14−1の無線エリア、15−2は基地局14−2の無線エリア、16−1〜16−3は無線LAN端末をそれぞれ表している。
【0031】
図2に示す例では、閾値が8Mbit/sとすると、トラヒック制御装置17は、基地局14−1(AP1)に属していた無線LAN端末16−6(STA6)に対して他の基地局への再選択を指示する。無線LAN端末16−6(STA6)は基地局14−2(AP2)を選択して、同基地局経由で無線チャネルf2を用いて動画トラヒックを受信できる。
【0032】
図3は本発明の実施の形態の第2の例を示す図であって、トラヒック制御装置の構成を示しており数字符号8は無線LAN端末検出回路を表しており、その他の数字符号は、図1の場合と同様である。本実施の形態では、基地局と無線mN端末間のパケット通信はCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式に基づき、無線チャネルを共用して行われる。
【0033】
トラヒック制御装置は、SNMP(Simple Network Management Protocol)等を用いて、Ieee802.3 規格の信号を用いるネットワーク経由で基地局から無線チャネル番号と配下の無線LAN端末の端末識別子を周期的に取得し、基地局テーブル4と端末テーブル5を自動的に作成する。トラヒック測定回路1は自局を通過するトラヒックを各無線LAN端末のトラヒックフロー毎に測定し、測定値をトラヒック制御回路2へ出力する。
【0034】
トラヒックフローの識別方法としては、例えば,パケット中のTCPポート番号またはUDPポート番号により識別する。また、各トラヒックフローにより通信している無線LAN端末を特定するために、パケット中のMACアドレスやIPアドレスを端末識別子として用いる。トラヒック制御回路はあらかじめ帯域保証するトラヒックフローが設定されている。
【0035】
本実施の形態の例では、動画トラヒックフローを4Mbit/s帯域保証するものとする。トラヒック制御回路2は、トラヒック測定回路1から入力される測定値を用いて、通過するパケットの速度をトラヒックフロー毎に調節する。無線LAN端末検出回路8は、トラヒック制御装置を通過するパケット中の端末識別子を監視し、新たな端末識別子を検出したとき、集計回路3へ当該端末識別子と集計指示を出力する。
【0036】
集計回路3はトラヒック制御回路2から帯域保証中の各トラヒックフローの帯域保証値と当該トラヒックフローを通信している無線LAN端末の端末識別子を取得する。次に、端末テーブル5と基地局テーブル4から各無線LAN端末の属する無線チャネル番号を特定し、無線チャネル番号毎に帯域保証トラヒックの総和を集計する。
【0037】
次に、各無線チャネル番号毎の総和を比較し、一定の条件を満足するとき、無線LAN端末検出回路8の検出した無線LAN端末に対して基地局選択を指示する。ここでは、当該無線LAN端末が属する無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和と他の無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和の差が閾値を越えるとき、無線LAN検出回路8の検出した無線LAN端末に対して他の基地局の再選択を指示する。
【0038】
本実施の形態の例によれば、特定の無線チャネルの収容する帯域保証トラヒックが他の無線チャネルに比べて増加したとき、当該無線チャネルを使用しようとする無線LAN端末を他の無線チャネルヘ収容換えすることができ、無線LAN端末は新たな帯域保証トラヒックを受信可能となる。
【0039】
図2に示す例では、閾値が8Mbit/sとすると、トラヒック制御装置は無線チャネルflを用いる基地局14−1(AP1)と通信を開始した無線LAN端末14−6(STA6)に対して他の基地局への再選択を指示する。無線LAN端末14−6(STA6)は基地局14−2(AP2)を選択して、同基地局経由で無線チャネルf2を用いて動画トラヒックを受信できる。
【0040】
図4は本発明の実施の形態の第3の例を示す図であって、トラヒック制御装置の構成を示しており、数字符号9は帯域保証トラヒック検出回路を表しており、その他は図3の場合と同様である。本実施の形態では、基地局と無線LAN端末間のパケット通信はCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式に基づき、無線チヤネルを共用して行われる。
【0041】
トラヒック制御装置は、SNMP(Simple Network Management Protocol)等を用いて、Ieee802.3 規格の信号を用いるネットワーク経由で基地局から無線チャネル番号と配下の無線LAN端末の端末識別子を周期的に取得し、基地局テーブル4と端末テーブル5を自動的に作成する。トラヒック測定回路1は、自局を通過するトラヒックを各無線LAN端末のトラヒックフロー毎に測定し、測定値を、トラヒック制御回路2へ出力する。
【0042】
トラヒックフローの識別方法としては、例えばパケット中のTCPポート番号、またはUDPポート番号を用いる。また、各トラヒックフローにより通信している無線LAN端末を特定するために、パケット中のMACアドレスやIPアドレスを端末識別子として用いる。トラヒック制御回路は、あらかじめ帯域保証するトラヒックフローを設定されている。
【0043】
本実施の形態では、動画トラヒックフローを4Mbit/s帯域保証するものとする。トラヒック制御回路2はトラヒック測定回路1から入力される測定値を用いて、通過するパケットの速度をトラヒックフロー毎に調節する。帯域保証トラヒック検出回路9は、トラヒック制御装置を通過するパケットを監視し、新たな帯域保証トラヒックを検出したとき、当該帯域保証トラヒックにより通信する無線LAN端末の端末識別子と集計指示を集計回路3へ出力する。
【0044】
集計回路3は、トラヒック制御回路2から帯域保証中の各トラヒックフローの帯域保証値と当該トラヒックフローを通信している無線LAN端末の端末識別子を取得する。次に端末テーブル5と基地局テーブル4から各無線LAN端末の属する無線チャネル番号を特定し、無線チャネル番号毎に帯域保証トラヒックの総和を集計する。
【0045】
次に、各無線チャネル番号毎の総和を比較し、一定の条件を満足するとき、特定の無線LAN端末に対して基地局選択を指示する。ここでは、当該帯域保証トラヒックが属する無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和と他の無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和の差が閾値を越えるとき、帯域保証トラヒック検出回路9の検出した帯域制御トラヒックを通信している無線LAN端末に対して他の基地局の選択を指示する。
【0046】
本実施の形態によれば、特定の無線チャネルの収容する帯域保証トラヒックが他の無線チャネルに比べて増加したとき、当該無線チャネルで帯域保証トラヒックを受信しようとする無線LAN端末を他の無線チャネルヘ収容換えすることができ、無線LAN端末は新たな帯域保証トラヒックを受信可能となる。
【0047】
図2に示す例では、閾値が8Mbit/sとすると、トラヒック制御装置は動画トラヒックの受信を開始した無線LAN端末16−6(STA6)に対して他の基地局への再選択を指示する。無線LAN端末16−6(STA6)は基地局14−2(AP2)を選択して、同基地局経由で無線チャネルf2を用いて動画トラヒックを受信できる。
【0048】
図5は本発明の実施の形態の第4の例を示す図であって、トラヒック制御装置の構成を示しており、数字符号は図4の場合と同様である。この例は、前記第3の実施の形態の第3の例として示したトラヒック制御装置に請求項4による手段を追加したものである。
【0049】
本実施の形態の例では、基地局と無線LAN端末間のパケット通信はCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式に基づき、無線チャネルを共用して行われる。トラヒック制御装置はSNMP(Simple Network Management Protocol)等を用いて、Ieee802.3 規格の信号を用いるネットワーク経由で基地局から無線チャネル番号と配下の無線LAN端末の端末識別子を周期的に取得し、基地局テーブル4と端末テーブル5を自動的に作成する。
【0050】
トラヒック測定回路1は、自局を通過するトラヒックを各無線LAN端末のトラヒックフロー毎に測定し、測定値をトラヒック制御回路2へ出力する。トラヒックフローの識別方法としては、例えばパケット中のTCPポート番号またはUDPポート番号により識別する。
【0051】
また、各トラヒックフローにより通信している無線LAN端末を特定するために、パケット中のMACアドレスや、IPアドレスを端末識別子として用いる。トラヒック制御回路2には、あらかじめ帯域保証するトラヒックフローが設定されている。本実施の形態の例では、動画トラヒックフローを4Mbit/s帯域保証するものとする。
【0052】
トラヒック制御回路2は、トラヒック測定回路1から入力される測定値を用いて、通過するパケットの速度をトラヒックフロー毎に調節する。帯域保証トラヒック検出回路9は、トラヒック制御装置を通過するパケットを監視し、新たな帯域保証トラヒックを検出したとき、当該帯域保証トラヒックにより通信する無線LAN端末の端末識別子と集計指示を集計回路3へ出力する。
【0053】
集計回路3は、トラヒック制御回路から帯域保証中の各トラヒックフローの帯域保証値と当該トラヒックフローを通信している無線LAN端末の端末識別子を取得する。次に、端末テーブル5と基地局テーブル4から各無線LAN端末の属する無線チャネル番号を特定し、無線チャネル番号毎に帯域保証トラヒックの総和を集計する。
【0054】
次に、各無線チャネル番号毎の総和を比較し、一定の条件を満足するとき、特定の無線LAN端末に対して基地局選択を指示する。ここでは、当該帯域保証トラヒックが属する無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和と他の無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和の差が閾値を越えるとき、帯域保証トラヒック検出回路9の検出した帯域制御トラヒックを通信している無線LAN端末に対して他の基地局の選択を指示する。
【0055】
また、トラヒック制御回路2に対して、全てのベストエフォートトラヒックの通過速度をあらかじめ定められた閾値以下に、あらかじめ定められた一定期間抑制する指示を出力する。本実施の形態によれば、基地局再選択を指示された無線LAN端末はベストエフォートトラヒックの影響を受けることなく、速やかに新たな基地局に接続して通信を再開可能になる。
【0056】
図2に示す例では、閾値が8Mbit/sとすると、トラヒック制御装置は動画トラヒックの受信を開始した無線LAN端末16−6(STA6)に対して他の基地局への再選択を指示する。同無線LAN端末(STA6)は、基地局14−2(AP2)を選択して、無線チャネルf2を用いて接続要求をCSMA/CAに基づき送信する。
【0057】
このとき、無線チャネルf2上のベストエフォートトラヒックは抑制されるため、無線LAN端末16−6(STA6)は接続要求を$基地局14−2(AP2)へ送信する時、無線チャネルの空き待ちによる遅延や他のパケットとの衝突による再送遅延が発生する確率を抑制でき、無線LAN端末16−6(STA6)は、速やかに基地局14−2(AP2)に接続して動画トラヒックを受信できる。
【0058】
図6は本発明の実施の形態の第5の例を示す図であって、トラヒック制御装置の構成を示しており、数字符号は図3の場合と同様である。この例は、前記実施の形態の第3の例として示したトラヒック制御装置に請求項5による手段を追加したものである。
【0059】
本実施の形態の例では、基地局と無線LAN端末間のパケット通信はCSMA/CA方式に基づき、無線チャネルを共用して行われる。トラヒック制御装置はSNMP等を用いて、Ieee802.3 規格の信号を用いるネットワーク経由で基地局から無線チャネル番号と配下の無線LAN端末の端末識別子を周期的に取得し、基地局テーブル4と端末テーブル5を自動的に作成する。
【0060】
トラヒック測定回路1は、自局を通過するトラヒックを各無線LAN端末のトラヒックフロー毎に測定し、測定値をトラヒック制御回路2へ出力する。トラヒックフローの識別は、例えばパケット中のTCPポート番号またはUDPポート番号を用いて行う。また、各トラヒックフローにより通信している無線LAN端末を特定するために、パケット中のMACアドレスやIPアドレスを端末識別子として用いる。
【0061】
トラヒック制御回路2は、あらかじめ帯域保証するトラヒックフローを設定されている。本実施の形態では、動画トラヒックフローを4Mbit/s帯域保証するものとする。トラヒック制御回路2は、トラヒック測定回路1から入力される測定値を用いて、通過するパケットの速度をトラヒックフロー毎に調節する。
【0062】
帯域保証トラヒック検出回路9は、トラヒック制御装置を通過するパケットを監視し、新たな帯域保証トラヒックを検出したとき、当該帯域保証トラヒックにより通信する無線LAN端末の端末識別子と集計指示を集計回路3へ出力する。集計回路3は、トラヒック制御回路から帯域保証中の各トラヒックフローの帯域保証値と当該トラヒックフローを通信している無線LAN端末の端末識別子を取得する。
【0063】
次に、端末テーブルと基地局テーブルから各無線LAN端末の属する無線チャネル番号を特定し、無線チャネル番号毎に帯域保証トラヒックの総和を集計する。次に、各無線チャネル番号毎の総和を比較し、一定の条件を満足するとき、特定の無線LAN端末に対して基地局選択を指示する。
【0064】
ここでは、当該帯域保証トラヒックが属する無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和と他の無線チャネルの帯域保証トラヒックの総和の差が閾値を越えるとき、帯域保証トラヒック検出回路9の検出した帯域制御トラヒックを通信している無線LAN端末に対して他の基地局の選択を指示する。
【0065】
また、トラヒツク制御回路2に対して、基地局選択を指示する無線LAN端末が属していた基地局以外のベストエフォートトラヒックの通過速度をあらかじめ定められた閾値以下にあらかじめ定められた一定期間抑制する指示を出力する。本実施の形態によれば、基地局再選択を指示された無線LAN端末はベストエフォートトラヒックの影響を受けることなく、速やかに新たな基地局に接続して通信を行うこと(再開)が可能になる。
【0066】
図2に示す例では、閾値が8Mbit/sとすると、トラヒック制御装置は動画トラヒックの受信を開始した無線LAN端末16−6(STA6)に対して他の基地局への再選択を指示する。同無線LAN端末(STA6)は、基地局14−2(AP2)を選択して、無線チャネルf2を用いて接続要求をCSMA/CAに基づき送信する。
【0067】
このとき、無線チャネルf2上のベストエフォートトラヒックは抑制されるため、無線LAN端末16−6(STA6)は、接続要求を基地局14−2(AP2)へ送信する時、無線チャネルの空き待ちによる遅延や他のパケットとの衝突による再送遅延が発生する確率を抑制でき、
【0068】
無線LAN端末16−6(STA6)は速やかに基地局14−2(AP2)に接続して動画トラヒックを受信できる。また、基地局再選択を指示された無線LAN端末が再び接続する可能性のない無線チャネルを使用するベストエフォートトラヒックのスループット低下を防止できる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線チャネルが収容する帯域保証トラヒックを均等化して、帯域保証トラヒックが優先して無線周波数資源を利用することを可能とし、帯域保証トラヒックの収容数を増加して効率的な帯域保証通信システムを実現することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の例の動作を説明する図である。
【図3】本発明の実施の形態の第2の例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の第3の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の第4の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の第4の例を示す図である。
【図7】従来技術1について説明する図である。
【図8】従来技術2について説明する図である。
【図9】従来技術1の課題を説明する図である。
【図10】従来技術2の課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 トラヒック測定回路
2 トラヒック制御回路
3 集計回路
4 基地局テーブル
5 端末テーブル
6 バックボーンネットワーク側インタフェース
7 無線LAN側インタフェース
8 無線LAN端末検出回路
9 帯域保証トラヒック検出回路
11 動画配信サーバ
13−1、13−2 IEEE802.3 規格の信号を用いるネットワーク
14−1、14−2 基地局
15−1、15−2 無線エリア
16−1〜16−6 無線LAN端末
17 トラヒック制御装置

Claims (7)

  1. 基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、
    基地局が、配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、
    基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、
    基地局テーブルと、端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チヤネル毎に集計し、各無線チャネルの集計値を比較した結果、一の無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、前記一の無線チャネルに属し帯域保証トラヒックの通信をしているいずれかの無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、
    基地局再選択を指示すると共に、帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、
    を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置。
  2. 基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、
    基地局が、配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、
    基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、
    基地局テーブルと、端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チヤネル毎に集計し、各無線チャネルの集計値を比較した結果、一の無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、前記一の無線チャネルに属し帯域保証トラヒックの通信をしているいずれかの無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、
    基地局再選択を指示すると共に、基地局再選択を指示する無線LAN端末が属していた基地局以外の帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、
    を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置。
  3. 基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、
    基地局が配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、
    基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、
    自局を通過するパケットを監視し、新たに通信を開始した無線LAN端末を検出したとき集計指示を出力する手段と、
    該集計指示が入力されたとき、基地局テーブルと端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チャネル毎に集計し、
    無線チャネル毎の集計値を比較した結果、新たに通信を開始した前記無線LAN端末が属する無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、新たに通信を開始した前記無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、
    基地局再選択を指示すると共に、帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、
    を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置。
  4. 基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、
    基地局が配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、
    基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、
    自局を通過するパケットを監視し、新たに通信を開始した無線LAN端末を検出したとき集計指示を出力する手段と、
    該集計指示が入力されたとき、基地局テーブルと端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チャネル毎に集計し、
    無線チャネル毎の集計値を比較した結果、新たに通信を開始した前記無線LAN端末が属する無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、新たに通信を開始した前記無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段と、
    基地局再選択を指示すると共に、基地局再選択を指示する無線LAN端末が属していた基地局以外の帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段と、
    を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置。
  5. 基地局と無線LAN端末よりなる無線LANシステムとバックボーンネットワークとの間に位置し、自局を通過するトラヒック量を測定する手段と、特定のトラヒックの帯域保証を行う手段とを備えるトラヒック制御装置において、
    基地局が配下の無線LAN端末との通信に使用している無線チャネルを記憶する基地局テーブルと、
    基地局毎に配下の無線LAN端末の識別子を記憶する端末テーブルとを備え、
    自局を通過するパケットを監視し、帯域保証していないトラヒック及び既に通信されている帯域保証トラヒックを検出する場合はパケットを監視し続け、新たに帯域保証トラヒックの通信を開始した無線LAN端末を検出した場合に集計指示を出力する手段と、
    該集計指示が入力されたとき、基地局テーブルと端末テーブルとを参照して帯域保証しているトラヒックを無線チャネル毎に集計し、
    無線チャネル毎の集計値を比較した結果、新たに帯域保証トラヒックの通信を開始した前記無線LAN端末が属する無線チャネルにおける帯域保証しているトラヒックの総和が増加して他の無線チャネルの帯域保証しているトラヒックの総和との差が所定の閾値を超える場合に、新たに帯域保証トラヒックの通信を開始した前記無線LAN端末に対して基地局再選択を指示する手段を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置。
  6. 基地局再選択を指示すると共に、帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段を備えた請求項に記載のトラヒック制御装置。
  7. 基地局再選択を指示すると共に、基地局再選択を指示する無線LAN端末が属していた基地局以外の帯域保証していないトラヒックの通過を一時的に抑制する手段を備えた請求項に記載のトラヒック制御装置。
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