JP3843569B2 - 斜め穴加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,板材に,その厚み方向から所定角度傾斜した斜め穴を設けるための,斜め穴加工装置に関する。
【0002】
【従来技術】
板材に穴を設ける場合には,その穴は,通常その厚み方向,即ち板材と直角方向に設けられることが多く,また,そのように設けるのが最も容易である。しかしながら,例えば流体通路用の穴を設ける場合などには,積極的に穴の方向を傾斜させて流体の進行方向を制御したいという場合もある。このような場合には,図12に示すごとく,板材8に,その厚み方向から所定角度傾斜した斜め穴81を設ける必要がある。
【0003】
従来,板材に斜め穴を設ける装置としては,例えば特開平3−207600号公報に示されたプレス抜き金型(斜め穴加工装置)がある。
この従来の穴加工装置9は,図10に示すごとく,穴あけ用のパンチ91と,これと対をなすパンチ穴92を設けたダイ93と,パンチ91を進退可能に保持するパンチガイド94とを有する。
【0004】
パンチガイド94は,図10に示すごとく,鉛直方向に昇降し,水平方向に送り込まれた板材8をダイ93との間に挟持するよう構成されている。
また,パンチ91は,同図に示すごとく,パンチガイド94内に所定角度傾斜させて配設してあり,挟持された板材に対して所定角度傾斜した方向に進退可能に保持されている。また,パンチ穴92は,パンチ91と同様の方向に傾斜した状態で設けられている。
【0005】
そして,この斜め穴加工装置9を用いて斜め穴81を設ける場合には,まず,パンチガイド94とダイ93との間に板材8を挟持する。次いで,上記のごとく傾斜して配置されたパンチ91をパンチ穴92にまで前進させることにより,板材8に貫通した斜め穴81を設けることができる。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来の斜め穴加工装置9には,次の問題がある。
即ち,従来の斜め穴加工装置9においては,上記のごとく,パンチ91の進退方向をパンチガイド91の昇降方向から所定角度傾斜させることにより上記斜め穴を設ける。そのため,加工すべき板材8の厚みが一定でなければスムーズな斜め穴加工を行うことができない。
【0007】
これを図11を用いて説明する。
同図に示すごとく,パンチガイド94は,その昇降方向Aが板材8に対して垂直であり,昇降方向Aと直角に設けた挟持面941により板材8を挟持するよう構成されている。一方,パンチ91の進退方向Bは,同図に示すごとく,パンチガイド94の昇降方向Aと角度θだけ傾斜している。
【0008】
そのため,厚みTの板材8用に設計された斜め穴加工装置9において,板材8の厚みがtだけ増加してT+tとなった場合には,パンチガイド94に設けたパンチ91の進退方向の軸芯S1と,パンチ穴92の軸芯S2との間にずれLが生じてしまうという問題が発生する。
【0009】
ずれLの量が,パンチ91とパンチ穴92との間のクリアランス範囲内である場合には,切断面の状態が悪化する。また,ずれLの量が上記クリアランスの範囲を超えた場合には,パンチ91がパンチ穴92の開口部周縁に衝突し,パンチ91又はダイ93に欠けが生じてしまう。
【0010】
そのため,従来の斜め穴加工装置9を用いるに当たっては,加工すべき板材の厚みを,常に精度よく管理することが必要とされる。また,異なる厚みの板材を同一装置で加工することができないので,加工する板材の厚みの種類毎に斜め穴加工装置9を準備することが必要となる。
【0011】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,板材の厚みに左右されることなく斜め穴を容易に精度よく設けることができる,斜め穴加工装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題の解決手段】
請求項1の発明は,穴空け用のパンチと,該パンチと対をなすパンチ穴を設けたダイと,上記パンチを進退可能に保持すると共に上記ダイに向けて昇降可能に設けられたパンチガイドとを有し,上記パンチガイドと上記ダイとの間に板材を挟持すると共に上記パンチを前進させて上記板材を貫通させることにより該板材に穴を空けるよう構成された穴加工装置において,
上記ダイと上記パンチガイドにおける板材挟持面は,上記パンチガイドの昇降方向と直角の面から所定角度傾斜させて設け,かつ,上記パンチの進退方向は,上記パンチガイドの昇降方向と同一方向に設けてあり,
さらに,上記板材に予め設けたパイロット穴に係合させて上記板材の位置決めを行うためのパイロットピンを有しており,上記パイロット穴は四角穴であり,かつ,上記パイロットピンの側面には,上記四角穴における対面する2辺に当接可能な平行面を設けてあることを特徴とする斜め穴加工装置にある。
【0013】
本発明において最も注目すべきことは,上記ダイと上記パンチガイドにおける板材挟持面は,上記のごとく所定角度傾斜させて設け,かつ,上記パンチの進退方向とパンチガイドの昇降方向とは同一方向に設けたことである。
【0014】
上記パンチガイドおよびダイの板材挟持面における上記所定の傾斜角度は,板材に設ける穴の傾斜角度と同じ角度に設定する。
また,上記パンチの進退方向は,上記のごとくパンチガイドの昇降方向と一致させる。ただし,パンチの進退方向及びパンチガイドの昇降方向を必ずしも鉛直方向に揃える必要はなく,板材の送り機構等との関係を考慮して自由に設定することができる。
【0015】
次に,本発明の作用につき説明する。
本発明の斜め穴加工装置においては,上記ダイとパンチガイドにおける板材挟持面は上記のごとく所定角度傾斜させて設け,かつ,上記パンチの進退方向とパンチガイドの昇降方向を一致させている。即ち,板材を挟持する際の挟持方向とパンチによる穴あけ方向とを一致させている。
【0016】
そのため,加工すべき板材の厚みに変動があった場合には,その変動量をパンチガイドの昇降方向,即ちパンチの進退方向において吸収することができる。
これにより,パンチガイドとパンチ穴との軸芯は,加工すべき板材の厚みに関わらず,常に同一軸線上に維持することができる。
それ故,本発明の斜め穴加工装置を用いれば,板材の厚みに変動がある場合にでも,また,異なる厚みの複数種類の板材を加工する場合でも,所定角度傾斜した斜め穴を容易かつスムーズに設けることができる。
【0017】
したがって,本発明によれば,板材の厚みに左右されることなく斜め穴を容易に精度よく設けることができる,斜め穴加工装置を提供することができる。
【0018】
次に,請求項2の発明のように,上記パンチガイドの昇降方向は鉛直方向であることが好ましい。これにより,パンチガイドの昇降及びパンチの進退の駆動装置の配置等を容易にすることができ,斜め穴加工装置全体の構造を簡単にすることができる。
【0019】
また上記斜め穴加工装置は,上記板材に予め設けたパイロット穴に係合させて上記板材の位置決めを行うためのパイロットピンを有しており,上記パイロット穴は四角穴であり,かつ,上記パイロットピンの側面には,上記四角穴における対面する2辺に当接可能な平行面を設けてある
【0020】
即ち,上記斜め穴加工装置は,帯状の板材を連続的に送り込み,これに順次斜め穴を設けるように構成することができる。この場合に,加工すべき板材には,予め位置決め用のパイロット穴を設けておき,斜め穴加工装置内に挿入された際にパイロット穴とパイロットピンとを係合させることにより板材の位置決めを行うということが従来より行われている。
本発明においては,この場合におけるパイロット穴とパイロットピンの形状を上記のごとき特殊形状にする。これにより,パイロット穴とパイロットピンとの接触状態が線状となり,板材の位置決め精度を更に向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかる斜め穴加工装置につき,図1〜図7を用いて説明する。
本例の斜め穴加工装置1は,図1に示すごとく,穴空け用のパンチ10と,パンチ10と対をなすパンチ穴30を設けたダイ3と,パンチ10を進退可能に保持すると共にダイ3に向けて昇降可能に設けられたパンチガイド2とを有する。そして,パンチガイド2とダイ3との間に板材8を挟持すると共にパンチ10を前進させて板材8を貫通させることにより板材8に斜め穴を空けるよう構成されている。
【0022】
また,ダイ3とパンチガイド2における板材挟持面31,21は,パンチガイド2の昇降方向Aと直角の面から所定角度θ傾斜させて設け,かつ,パンチ10の進退方向Bは,パンチガイド2の昇降方向Aと同一方向に設けてある。
以下,これを詳説する。
【0023】
まず,斜め穴加工装置1における下型部分について説明する。
図1に示すごとく,ダイ3は,ダイプレート38により下型台39上に固定してある。また,ダイ3は,その上面に所定角度傾斜させた板材挟持面31を有している。板材挟持面31の傾斜角度θは,得ようとする斜め穴の傾斜角度θに合わせてある。
【0024】
また板材挟持面31の中央には,図1に示すごとく,鉛直方向に向けて開口させたパンチ穴30を設けてある。ダイ3のパンチ穴形成部分310は,図2に示すごとく,高硬度材料を用いてある。
また,パンチ穴30の下方には,ダイ3及び下型台39を貫通して下方に抜ける切り屑89(図2)を排出するための切り屑排出口309を設けてある。
【0025】
また,図1に示すごとく,ダイ3の前後に位置するダイプレート38には,板材を導くためのガイドプレート37を設けてある。ガイドプレート37は,ダイ3の板材挟持面31に平行な板材通路370を有しており,斜め穴加工装置1内の板材8の通路が角度θを有する直線状態になるよう設けられている。
また,ガイドプレート37には,後述するパイロットピン41を収納する逃し穴42を4つ設けてある。
【0026】
次に,斜め穴加工装置1の上型部分について説明する。
図2に示すごとく,パンチ10は,先端101を細めた形状に設けた。このパンチ10を保持するパンチガイド2は,先端101との摺動部分20に高硬度材料を適用させてある。
【0027】
また,図1に示すごとく,パンチ10を内蔵するパンチガイド2は,その周囲のパンチプレート22等を介して上方の上型台29に保持されている。また,上型台29は,さらにその上方のスライダー(図示略)に固定されており,スライダーにより鉛直方向に昇降駆動されるよう構成されている。
また図1に示すごとく,パンチガイド2と上型台29との間には,上から順に上部スペーサ28,プッシュプレート27,下部スペーサ25を配設してある。
【0028】
また,パンチガイド2の板材挟持面21は,上記ダイ3の板材挟持面31と平行となるように角度θだけ傾斜させて設けてある。そして,パンチガイド2の内部に設けたパンチ10は,その板材挟持面21から出没可能に配設されている。また,パンチ10は,スプリングにより上方に付勢され,その上端17を上記プッシュプレート27の中央突起部270に当接させている。
また,パンチプレート22には,後述するごとく,下方に向けて突設させた4本のパイロットピン41を設けてある。
【0029】
そして,これら上型部分は,図6(a)〜(d)に示すごとく,3段階の状態で昇降するよう構成されている。
即ち,第1段階の状態は,図6(a)(d)に示すごとく,上型台29が最上段に位置した状態である。この状態においては,パンチプレート22が下方にスライドして,上型台29とパンチガイド2との間の間隙が最大限に拡大する。そして,プッシュプレート27は,上方に付勢されたパンチ10により上方に持ち上げられ,かつ,パンチ10がパンチガイド2内に後退した状態となる。
【0030】
第2段階の状態は,図6(b)に示すごとく,上型部分の位置関係は第1段階と全く同様の状態であり,上型部分全体が下降して,パンチガイド2とダイ3とが当接する状態である。
第3段階の状態は,図6(c)に示すごとく,第2段階の状態からさらに上型台29を下降させた状態である。
【0031】
この状態においては,パンチガイド2と上型台29との間の間隙が最低限の間隔になり,上型台29,上部スペーサ28,プッシュプレート27,下部スペーサ25,パンチガイド2が互いに当接した状態となる。そして,プッシュプレート27からの押圧によってパンチ10が前進して対向するパンチ穴30内に挿入された状態となる。
【0032】
また,本例においては,帯状の板材8を用い,これを所定距離ずつ前進させて穴あけを行う。そのため,板材8の位置決めを行うために,図1に示すごとく,上型部分及び下型部分にそれぞれ4つのパイロットピン41及び逃し穴42を設けてある。パイロットピン41は,図3,図6に示すごとく,パンチプレート22の昇降に伴って昇降し,下降時に逃し穴42に挿入されるよう構成されている。
【0033】
また,板材8には,予め位置決め用のパイロット穴84を4つ設ける。このパイロット穴84は,図4,図5に示すごとく,四角穴に設定してある。
一方,パイロットピン41の側面には,図3,図5に示すごとく,上記四角穴における対面する2辺840に当接可能な平行面410を設けてある。
これにより,図5に示すごとく,パイロットピン41とパイロット穴84との係合は,四角穴の2辺840において線状の当接部分をもって行われる。
【0034】
次に,本例の作用につき説明する。
本例の斜め穴加工装置1において板材8に斜め穴を空ける場合には,図6(a)に示すごとく,まず,上型部分を最大限まで上昇させてパンチガイド2とダイ3との間に板材8を挿入する。
【0035】
次いで,図6(b)に示すごとく,上型部分全体を下降させパンチガイド2とダイ3により板材8を挟持すると共に,パイロットピン41を板材8のパイロット穴42に係合させて板材8の位置決めを正確に行う。
【0036】
次いで,図6(c)に示すごとく,上型台29をさらに降下させてプッシュプレート27を下方に押圧する。これにより,プッシュプレート27の中央突起部270によりパンチ10が前進し,図2に示すごとく,板材8を打ち抜いて斜め穴が形成される。
【0037】
次いで,図6(d)に示すごとく,上型部分を最大限上昇させることにより,板材8の拘束が解かれ,斜め穴空け作業が完了する。
次いで,新たに板材8を前進させて図6(a)〜(d)を繰り返すことにより,帯状の板材8に順次所定角度の斜め穴が形成されていく。
【0038】
そして,本例においては,板材8の厚みに変動がある場合においても,精度よくスムーズに斜め穴を形成することができる。
即ち,図7に示すごとく,本例においては,パンチガイド2の昇降方向Aとパンチ10の進退方向Bが同一である。そのため,板材8の基準厚みがTである場合に,tだけ減少又は増加した場合には,その厚み変化分がパンチガイド2の昇降方向A,即ちパンチ10の進退方向において吸収される。
【0039】
そのため,図7に示すごとく,パンチ10の進退方向に軸芯S1とパンチ穴30の軸芯S2とは,何ら板厚変動に影響されることなく同一軸線上に維持される。それ故,本例においては,板材8の厚みが変動した場合においても,パンチ10等の破損等は確実に回避され,また,優れた品質の斜め穴を形成することができる。
【0040】
したがって,本例によれば,板材8の厚みに左右されることなく斜め穴を容易に精度よく設けることができる,斜め穴加工装置1が得られる。
【0041】
実施形態例2
本例は,図9に示すごとく,実施形態例1の斜め穴加工装置1(101〜104)を4つ組み合わせて,4つの斜め穴を帯状の板材8に連続して設ける装置の具体例である。
板材8は,図8に示すごとく,最終的にカップ形状の製品80に加工され,インジョクション等のプレートノズルとして用いられるものである。そのため,板材8には,傾斜方向の異なる4つの斜め穴61〜64を設ける。斜め穴61,63は,いずれも図8(b)矢印E方向,斜め穴62,64は矢印F方向に傾斜した穴である。
【0042】
この板材8を加工するため,図9に示すごとく,斜め穴加工装置101〜104を直列に4つ並べ,それぞれの間にはループ制御を備えた板送り装置を設けた。各斜め穴加工装置101〜104は,パンチガイド2及びダイ3の板材挟持面21,31,及びこれに伴う傾斜部分の傾斜角度を,交互に反転させて配置した。各斜め穴加工装置101〜104におけるその他の構造については,実施形態例1と同様である。
【0043】
そして,第1の斜め穴加工装置101において斜め穴61を,第2の斜め穴加工装置102において斜め穴62を,第3の斜め穴加工装置103において斜め穴63を,第4の斜め穴加工装置104において斜め穴64を,それぞれ設けるように構成してある。
【0044】
そのため,本例の装置を用いれば,複数の斜め穴61〜64を加工する場合において,非常に効率よく加工作業を行うことができる。
また,個々の斜め穴加工装置101〜104の構成は実施形態例1と同様であるため,各斜め穴の加工精度等は,板材の厚み変動に左右されない。
それ故,実施形態例1と同様の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる斜め穴加工装置の構造を示す説明図。
【図2】図1における,M部の拡大説明図。
【図3】実施形態例1における,パイロットピンと板材との係合状態を示す説明図。
【図4】実施形態例1における,パイロットピンとパイロット穴との係合状態を底面から見た説明図。
【図5】実施形態例1における,パイロットピンとパイロット穴との係合状態を示す説明図。
【図6】実施形態例1にかかる斜め穴加工装置の動作状態を,(a)材料送り時,(b)型締め時,(c)パンチ動作時,(d)型開き時,ごとに示した説明図。
【図7】実施形態例1における,作用効果を示す説明図。
【図8】実施形態例2における,斜め穴を設けた製品を示す,(a)平面図,(b)D−D線矢視断面図。
【図9】実施形態例2における,斜め穴加工装置の配置状態を示す説明図。
【図10】従来例にかかる斜め穴加工装置を示す説明図。
【図11】従来例における不具合を示す説明図。
【図12】板材に設けた斜め穴を示す説明図。
【符号の説明】
1...斜め穴加工装置,
10...パンチ,
2...パンチガイド,
3...ダイ,
30...パンチ穴,
41...パイロットピン,
42...パイロット穴,
8...板材,
80...斜め穴,

Claims (5)

  1. 穴空け用のパンチと,該パンチと対をなすパンチ穴を設けたダイと,上記パンチを進退可能に保持すると共に上記ダイに向けて昇降可能に設けられたパンチガイドとを有し,上記パンチガイドと上記ダイとの間に板材を挟持すると共に上記パンチを前進させて上記板材を貫通させることにより該板材に穴を空けるよう構成された穴加工装置において,
    上記ダイと上記パンチガイドにおける板材挟持面は,上記パンチガイドの昇降方向と直角の面から所定角度傾斜させて設け,かつ,上記パンチの進退方向は,上記パンチガイドの昇降方向と同一方向に設けてあり,
    さらに,上記板材に予め設けたパイロット穴に係合させて上記板材の位置決めを行うためのパイロットピンを有しており,上記パイロット穴は四角穴であり,かつ,上記パイロットピンの側面には,上記四角穴における対面する2辺に当接可能な平行面を設けてあることを特徴とする斜め穴加工装置。
  2. 請求項1において,上記パンチガイドの昇降方向は鉛直方向であることを特徴とする斜め穴加工装置。
  3. 請求項1又は2に記載の斜め穴加工装置を直列に4つ並べ,それぞれの間にループ制御を備えた板送り装置を設けることを特徴とする斜め穴加工装置。
  4. 穴空け用のパンチと,該パンチと対をなすパンチ穴を設けたダイと,上記パンチを進退可能に保持すると共に上記ダイに向けて昇降可能に設けられたパンチガイドとを有し,上記パンチガイドと上記ダイとの間における板材挟持面は,上記パンチガイドの昇降方向と直角の面から所定角度傾斜させて設け,かつ,上記パンチの進退方向は,上記パンチガイドの昇降方向と同一方向に設けてあり,さらに,側面に平行面が設けられたパイロットピンを有する斜め穴加工装置を用いた穴加工方法であって,
    板材に予め四角穴であるパイロット穴を設け,
    上記四角穴の対面する2辺に上記パイロットピンの上記平行面を係合させて上記板材の位置決めを行い,
    上記パンチガイドと上記ダイとの間に上記板材を挟持すると共に上記パンチを前進させて上記板材を貫通させることにより該板材に穴を空けることを特徴とする斜め穴加工装置。
  5. 請求項4において,上記斜め穴加工装置を直列に4つ並べ,それぞれの間にループ制御を備えた板送り装置を設けて,傾斜方向の異なる複数の斜め穴を空けることを特徴とする斜め穴加工装置。
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