JP3843553B2 - Connector device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタ端子が樹脂部に埋設されたコネクタ装置に関するもので、エンジンの点火コイル等の車両用電装機器に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
上記コネクタ装置(以下、コネクタと略す。)として、例えば特開平6−84565号公報の記載では、樹脂部に埋設されたコネクタ端子の一部にV字状断面の溝部を形成するとともに、溝部等にシールコート剤を塗布したものが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発明者等は、上記公報に記載の構造を有するコネクタの水密性、油密性および気密性(以下、シール性と呼ぶ。)を調査していたところ、樹脂部の樹脂成形時に発生する「ひけ」等により、樹脂部とコネクタ端子との隙間が発生し、十分なシール性を得ることができなかった。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、樹脂成形時に発生する「ひけ」等の影響を受けることなく、十分なシール性を発揮するコネクタ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に記載の発明では、薄板状の導電性材料からなるコネクタ端子(2)を樹脂部(4)に埋設したコネクタ装置(1)であって、
前記樹脂部(4)に埋設された前記コネクタ端子(2)の部位のうち、前記コネクタ端子(2)の厚み方向(Z)一端側の面に、前記樹脂部(4)の樹脂成形時に発生する樹脂収縮方向(D)と交差する方向に延びる溝状の凹部(21)を設け、
前記溝状の凹部(21)は前記コネクタ端子(2)の幅方向(Y)の全域にわたって打ち出し成形された平面形状の側壁面(21a)を有する形状であり、
前記厚み方向(Z)他端側のうち前記凹部(21)に対応する面に、その面から突出し、樹脂収縮方向(D)と交差する方向に延びる第1凸部(22)を設け、
前記第1凸部(22)は前記コネクタ端子(2)の幅方向(Y)の全域にわたって打ち出し成形された平面形状の側壁面(22a)を有する形状であり、
前記コネクタ端子(2)の長手方向(X)を前記樹脂収縮方向(D)と一致させた状態で、前記コネクタ端子(2)のうち、前記厚み方向(Z)および前記長手方向(X)に直交する幅方向(Y)側であって、前記凹部(21)に対応する部位に前記幅方向(Y)外方側に突出する第2凸部(23)を設け、
前記側壁面(21a,22a,23a)と前記樹脂部(4)との間には、これら側壁面(21a,22a,23a)と前記樹脂部(4)との隙間を閉塞するシール膜(6)が形成されており、
前記凹部(21)の側壁面のうち、前記樹脂収縮方向(D)の後方側の側壁面は、前記樹脂収縮方向(D)の前方側の側壁面(21a)に接近するほど前記凹部の底に向かう傾斜面(21b)を形成し、
前記凹部(21)の底には、前記コネクタ端子(2)の長手方向に平行な平面部(21c)が形成されており、
前記樹脂部(4)の樹脂成形時に発生する、前記樹脂部(4)の収縮により前記凹部(21)および前記両凸部(22、23)の側壁面(21a、22a、23a)と前記樹脂部(4)とを密着させたことを特徴とする。
【0006】
ところで、樹脂部(4)とコネクタ端子(2)との隙間を閉塞してコネクタ装置のシール性を向上させるには、樹脂部(4)とコネクタ端子(2)との接触部位における接触面圧を十分に高める必要がある。
しかし、樹脂成形品では、樹脂が冷えてゆく際に樹脂が収縮する、いわゆる「ひけ」が発生するため、樹脂成形後に樹脂部(4)とコネクタ端子(2)との接触面の接触面圧が低下する傾向がある。
【0007】
そこで、本発明のごとく、樹脂収縮方向(D)と交差する壁面(21a、22a、23a)を形成すれば、樹脂が収縮する力によって壁面(21a、22a、23a)が押圧されるので、樹脂の収縮が進むほど接触面圧を増加させることができる。したがって、樹脂成形時に発生する「ひけ」等の影響を受けることなく、十分なシール性を発揮させることができる。また、壁面(21a、22a、23a)と樹脂部(4)との間には壁面(21a、22a、23a)と樹脂部(4)との隙間を閉塞するシール膜(6)が形成されているため、確実にコネクタ端子(2)と樹脂部(4)との隙間を確実にシール(閉塞)することができる。
さらに樹脂収縮方向(D)の後方側に傾斜面(21b)が形成されているので、傾斜面(21b)の傾斜方向から見ると、壁面(21a)全体が見えることとなる。したがって、この傾斜方向からシール材を塗布することにより、シール膜(6)の膜厚が均一になるように塗布し易くなるので、実際の接触面圧を十分に高めることができ、さらにシール性を向上させることができる。
【0009】
なお、発明者等の試験検討によれば、請求項2に記載の発明のごとく、少なくとも前記凹部(21)および第1凸部(22)の側壁面(21a,22a)と前記樹脂収縮方向(D)とのなす角度は、20°以上とすれば、実用上十分なシール性を得られることを確認している。ところで、樹脂部(4)と壁面(21a、22a)との間にシール膜(6)を形成した場合、実際の接触面圧は、樹脂収縮方向(D)と壁面(21a、22a)とのなす角によって決定されるのではなく、後述するように、シール膜(6)の形状によって決定されるので、実際の接触面圧は、樹脂収縮方向(D)とシール膜(6)とのなす角によって決定される。したがって、実際の接触面圧を十分に高めるには、理想的には、シール膜(6)の膜厚が均一になるように壁面(21a、22a)上に形成する必要がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るコネクタ装置(以下、コネクタと略す)をエンジンの点火コイルのコネクタ1に適用した例を示しており、ハーネス(図示せず)に接続される金属(本実施形態では、黄銅)製のコネクタ端子2は、コネクタケーシング3内に配設された状態で、樹脂(本実施形態では、ポリフェニレンサルファイド(PPS))製の樹脂部4に埋設されている。なお、コネクタケーシング3および樹脂部4とは、コネクタ端子2を配設した状態で一体成形(インサート成形)されている。
【0013】
図2は、コネクタ端子2のうち樹脂部4に埋設されている部位の斜視図であり、薄板状のコネクタ端子2の厚み方向Z一端側の面(紙面下側の面)には、コネクタ端子2の一部を幅方向Y(コネクタ端子2の長手方向Xと厚み方向Zとに直交する方向)全域に渡って切り欠く溝状の凹部21が形成されている。
そして、凹部21のうち、樹脂成形時に発生する樹脂収縮方向Dの前方側には、樹脂収縮方向Dと略直交する側壁面21aが形成され、一方、樹脂収縮方向Dの後方側には、側壁面21aに接近するほど凹部21の底に向かう傾斜面21bが形成されている。
【0014】
なお、樹脂収縮方向Dとは、コネクタケーシング3および樹脂部4等の樹脂成形品において、高温溶融状態の樹脂を成形用金型内に射出した後、樹脂が冷えてゆく際に樹脂が収縮する方向をいい、一般的には成形品の外形部(外側)から成形品の体積中心に向かう方向である。
すなわち、本実施形態に則して言えば、略円筒状のコネクタケーシング3の径外方側から体積中心である略円筒状の軸線L1 に向かう向き、つまり軸線L1 の径方向となる(図1参照)。したがって、樹脂収縮方向Dは、コネクタ端子2のうち樹脂部4に埋設されている部位の長手方向と一致する。
【0015】
また、凹部21の底には、コネクタ端子2の長手方向(樹脂収縮方向D)と平行な平面部21cが形成されており、この平面部21c、側壁面21aおよび傾斜面21bにより、凹部21の断面形状が略台形状となるように構成されている。 一方、厚み方向Zの他端側の面(紙面上側の面)のうち凹部21に対応する部位には、その面から突出する凸条部(第1凸部)22が幅方向Y全域に渡って形成されており、この凸条部22にも樹脂収縮方向Dと略直交する側壁面22aが形成されている。
【0016】
さらに、コネクタ端子2の幅方向Y側端部のうち凹部21に対応する部位には、その部位から幅方向Y外方側に突出する三角凸部(第2凸部)23が形成されており、この三角凸部23には、幅方向Y外方に向かうほど樹脂収縮方向Dの前方側に傾く傾斜側壁面23aが形成されている。次に、本実施形態に係るコネクタ1の製造方法について述べる。
【0017】
先ず、薄板状のコネクタ材料(本実施形態では、厚み0.64mm)から、三角凸部23を含む所定の外形となるようにプレス装置にて打ち抜き(打抜き工程)、次に、凹部21および凸条部22をプレスにて一体成形する(打ち出し工程)。
因みに、本実施形態に係るコネクタ端子の各寸法は、凹部21の深さは約0.2〜0.4mmであり、凸条部22の突出高さは約0.3〜0.4mmであり、傾斜面21bと厚み方向Zとのなす角は約45°である。
【0018】
そして、凹部21(特に、側壁面21a)、凸条部22および三角凸部23(特に傾斜側壁面23a)にフッ素ゴム系のシール剤をスプレー塗布し(塗布工程)、その後、塗布されたシール剤を乾燥硬化させて、凹部21、凸条部22および三角凸部23に膜厚が約30〜100μmのシール膜6(図4参照)を形成する。
【0019】
なお、シール剤のスプレー塗布は、凹部21の傾斜面21bの傾斜方向側(図4参照)から行うことが望ましい。また、シール剤の乾燥硬化は、コネクタ端子2の大きさによって異なるが、本実施形態では、乾燥は、約70℃の雰囲気中で約30分行い、硬化は、約150℃の雰囲気中で約30分行う。
次に、コネクタ端子2を射出成形用金型の所定位置に配設するとともに、高温溶融状態の樹脂を所定圧力にて射出する。なお、射出成形時の成形条件は以下の通りである。
【0020】
成形圧力:30MPa以上、樹脂パージ温度:295〜325℃、
樹脂充填時間:約1秒、金型温度:約130℃。
次に、本実施形態に係るコネクタ1の特徴を述べる。
ところで、樹脂部4とコネクタ端子2との隙間を閉塞してコネクタ1のシール性を向上させるには、樹脂部4とコネクタ端子2との接触部位における接触面圧Pを十分に高める必要がある。
【0021】
しかし、前述のごとく、高温溶融状態の樹脂を成形用金型内に射出した後、「ひけ」が発生するため、樹脂成形後に接触面圧Pが低下する傾向がある。
そこで、本実施形態のごとく、樹脂収縮方向Dの前方側に樹脂収縮方向Dと交差する側壁面21aを形成すれば、樹脂が収縮する力が側壁面21aを押圧する押圧力Fとなるので、樹脂の収縮が進むほど接触面圧Pを増加させることができる。したがって、樹脂収縮方向D(押圧力Fの作用方向)と側壁面21aとのなす角が大きいほど、すなわち樹脂収縮方向Dと側壁面21aとのなす角が90°に近づくほど、接触面圧Pを増加させることができる。
【0022】
因みに、図3のグラフは、側壁面21a等の樹脂収縮方向Dに対して交差する面と樹脂収縮方向Dとのなす角をパラメータθ1 、θ2 (θ1 >θ2 )とし、長手方向Xおよび厚み方向Zの樹脂収縮量との関係を示す概念図である。ここで、側壁面21a等でのシール性(接触面圧P)、すなわち長手方向Xでのシール性を考慮すれば、グラフG1 (θ1 をパラメータとしたもの)、グラフG2 (θ2 をパラメータとしたもの)より右側(長手方向Xの収縮量が増大する向き)の領域が有効にシール性を発揮させることができる領域である。
【0023】
ところで、樹脂部4と側壁面21aとの間には、図4に示すように、シール膜6が形成されているので、実際の接触面圧Pは、樹脂収縮方向D(押圧力Fの作用方向)と側壁面21aとのなす角のみで決定されない。
すなわち、溶融状態の樹脂が射出されるときには、前述のごとく既にシール膜6が硬化しているため、溶融状態の樹脂はシール膜6の形状に沿った形状のままで収縮硬化していく。このため、実際の接触面圧Pは、樹脂収縮方向Dとシール膜6の側壁面6aとのなす角によって決定される。
【0024】
したがって、実際の接触面圧Pを十分に高めるには、樹脂収縮方向Dと壁面21aとのなす角を90°に近づけるとともに、樹脂収縮方向Dとシール膜6の側壁面6aとのなす角を90°に近づけることが望ましい。
換言すれば、樹脂収縮方向Dと側壁面21aとのなす角が略90°となるように構成するとともに、シール膜6の側壁面6aが側壁面21aと平行になるようにシール膜6の膜厚tを均一化することが望ましい。
【0025】
これに対して、本実施形態によれば、樹脂収縮方向Dの後方側に傾斜面21bが形成されているので、傾斜面21bの傾斜方向から見ると、側壁面21a全体が見える。したがって、この傾斜方向からシール剤をスプレー塗布することにより、傾斜面21bがない矩形状の凹部等に比べて、スプレー塗布が容易になるので、膜厚tの均一化を図り易い。因みに、発明者等の試験調査によれば、本実施形態では、シール膜6の側壁面6aと樹脂収縮方向Dに垂直な軸とのなす角Θ1 を、0〜20°とすることが可能であることを確認した。
【0026】
以上に述べたように、本実施形態によれば、樹脂収縮方向Dと略直交する側壁面21aを有しているとともに、膜厚tの均一化を図り易いので、実際の接触面圧Pを十分に高めることができる。したがって、樹脂成形時に発生する「ひけ」等の影響を受けることなく、十分なシール性を発揮させることができる。
ところで、仮に凹部の形状をV字状にすると、図5に示すように、シール剤の表面張力によりシール剤が収縮するので、膜厚tを均一にすることが難しい。
【0027】
なお、この表面張力に起因する膜厚の不均一は、V字状凹部210の開口面積を十分に大きくすることにより解決することが可能であるが、V字状凹部210の開口面積を大きくすると、樹脂収縮方向Dの前方側に位置する側壁面211と樹脂収縮方向Dとのなす角が小さくなってしまい、接触面圧Pの低下を招いてしまう。
【0028】
因みに、発明者等の試験調査によると、V字状凹部210では、シール膜6の側壁面6aと樹脂収縮方向Dに垂直な軸とのなす角Θ2 は、60〜90°となることを確認している。
ところで、側壁面21aと樹脂収縮方向Dとのなす角の縮小を防止しつつ、V字状凹部210の開口面積を十分に大きくするためには、所定のV字挟み角を維持しながら、V字状凹部210の深さを大きくする必要があるので、コネクタ端子2の最小肉厚が小さくなり、コネクタ端子2の破断などの不具合が誘発されてしまう。
【0029】
これに対して、本実施形態によれば、凹部21の底には、コネクタ端子2の長手方向X(樹脂収縮方向D)と平行な平面部21cが形成されているので、コネクタ端子2の最小肉厚が小さくなることを防止しつつ、凹部21の開口面積を大きくすることができる。したがって、膜厚tの均一化を図りつつ、コネクタ端子2の破断などの不具合を防止することができる。
【0030】
また、凹部21に対応する部位には、凸条部22が幅方向Y全域に渡って形成されているので、凸条部22の側壁面22aによってシール性を確保しつつ、コネクタ端子2の最小肉厚が小さくなることを防止することができる(図6参照)。
また、コネクタ端子2の幅方向Y側端部のうち凹部21に対応する部位には、三角凸部23が形成されているので、三角凸部23によってシール性を確保することができる。したがって、コネクタ端子2には、その全周に渡って凸条部22、三角凸部23および凹部21が形成されていることとなるので、よりシール性を向上させることができる。
【0031】
なお、発明者等は、三角凸部23の傾斜側壁面23aと長手方向Xとのなす角θ3 (図2参照)とシール性(洩れ量)との関係を試験調査したところ、図7に示すように、θ3 が15°以上であれば、実用上十分なシール性を発揮することを確認している。
またさらに、発明者等は、凹部21の凹深さおよび凸条部22の凸高さと、シール性(洩れ量)との関係を試験調査したところ、図8に示すように、凹深さ又は凸条部22の凸高さが、0.15mm以上であれば、実用上十分なシール性を発揮することを確認している。これには、凹深さ又は凸条部22の凸高さが大きくなるほど、シール膜6の膜厚の均一化を図ることができるからである。
【0032】
(第2実施形態)
上述の実施形態では、凹部21に対応する各面に凸条部22および三角凸部23等の凸部を形成したが、図9に示すように、コネクタ端子2の全周に凹部を形成してもよい。なお、幅方向Yに形成された凹部21dのうち、幅方向Yに陥没するように傾斜する傾斜側壁面21eの傾斜角度θ4 (傾斜側壁面21eと長手方向Xとのなす角)も傾斜側壁面23aと長手方向Xとのなす角θ3 と同じとすることが望ましい。
【0033】
ところで、上述の実施形態では、凹部21の断面形状が略台形状であったが、図10に示すように、直角三角形状としてもよい。なお、この場合、凹部21の開口面積は、シール剤の表面張力等を考慮して適宜選定する必要がある。
また、上述の実施形態では、コネクタ端子2に凹部21を形成したが、図11に示すように、コネクタ端子2の全周に凸部24を形成してもよい。また、図12に示すように、第2凸部23を廃止してもよい。
【0034】
なお、上述の実施形態では、樹脂収縮方向Dと側壁面21a、22aとのなす角を90°としたが、発明者等の試験検討によれば、樹脂収縮方向Dと側壁面21a、22aとのなす角は、20°以上であれば、実用上問題が無い程度のシール性を得られることを確認している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るコネクタ装置を適用した点火コイルの一部を示す斜視図である。
【図2】(a)は、コネクタ端子2のうち樹脂部に埋設された部位を示す斜視図であり、(b)は(a)の側面図である。
【図3】樹脂収縮方向と側壁面とのなす角をパラメータθ1 、θ2 (θ1 >θ2 )とし、長手方向Xおよび厚み方向Zの樹脂収縮量との関係を示したグラフである。
【図4】凹部の断面図である。
【図5】凹部の形状をV字状とした場合の断面図である。
【図6】(a)が樹脂部を幅方向Yから見た断面図であり、(b)はが樹脂部を厚み方向Zから見た断面図である。
【図7】傾斜側壁面と長手方向Lとのなす角θ3 とシール性(洩れ量)との関係を示すグラフである。
【図8】凹部の凹深さおよび凸条部の凸高さと、シール性(洩れ量)との関係を示すグラフである。
【図9】第2実施形態に係るコネクタ端子の斜視図である。
【図10】凹部の変形例を示す断面図である。
【図11】本発明の変形例を示すコネクタ端子2のうち樹脂部に埋設された部位を示す斜視図である。
【図12】本発明の変形例を示すコネクタ端子2のうち樹脂部に埋設された部位を示す斜視図である。
【符号の説明】
21…凹部、21a…側壁面、21b…傾斜面、21c…平面部、
22…凸条部(第1凸部)、23…三角凸部(第2凸部)、
23a…傾斜側壁面。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connector device in which a connector terminal is embedded in a resin portion, and is effective when applied to a vehicle electrical device such as an engine ignition coil.
[0002]
[Prior art]
As the connector device (hereinafter abbreviated as a connector), for example, in JP-A-6-84565, a groove portion having a V-shaped cross section is formed in a part of a connector terminal embedded in a resin portion, and the like In FIG. 1, a seal coat agent is applied.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the inventors have investigated the watertightness, oiltightness and airtightness (hereinafter referred to as sealability) of the connector having the structure described in the above publication, and this occurs at the time of resin molding of the resin portion. A gap between the resin portion and the connector terminal was generated due to “sink” or the like, and sufficient sealing performance could not be obtained.
[0004]
An object of this invention is to provide the connector apparatus which exhibits sufficient sealing performance, without receiving the influence of "sink" etc. which generate | occur | produce at the time of resin molding in view of the said point.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention uses the following technical means. In invention of Claim 1 , it is the connector apparatus (1) which embed | buried the connector terminal (2) which consists of a thin plate-shaped electroconductive material in the resin part (4),
Occurs at the time of resin molding of the resin part (4) on the surface of the connector terminal (2) in the thickness direction (Z) one end side among the parts of the connector terminal (2) embedded in the resin part (4). Providing a groove-like recess (21) extending in a direction intersecting the resin shrinkage direction (D),
The groove-shaped recess (21) has a shape having a planar side wall surface (21a) formed by stamping over the entire width direction (Y) of the connector terminal (2),
On the surface corresponding to the concave portion (21) on the other end side in the thickness direction (Z), a first convex portion (22) extending from the surface and extending in a direction intersecting the resin shrinkage direction (D) is provided.
The first convex portion (22) is a shape having a planar side wall surface (22a) formed by stamping over the entire width direction (Y) of the connector terminal (2),
In the state where the longitudinal direction (X) of the connector terminal (2) is aligned with the resin shrinkage direction (D), among the connector terminals (2), the thickness direction (Z) and the longitudinal direction (X) A second convex portion (23) projecting outward in the width direction (Y) is provided at a portion corresponding to the width direction (Y) orthogonal to the concave portion (21),
Between the side wall surface (21a, 22a, 23a) and the resin part (4), a sealing film (6) that closes a gap between the side wall surface (21a, 22a, 23a) and the resin part (4). ) Is formed,
Of the side wall surfaces of the recess (21), the side wall surface on the rear side in the resin shrinkage direction (D) becomes closer to the side wall surface (21a) on the front side in the resin shrinkage direction (D). An inclined surface (21b) toward the
A flat portion (21c) parallel to the longitudinal direction of the connector terminal (2) is formed at the bottom of the recess (21),
Side walls (21a, 22a, 23a) of the concave portion (21) and the two convex portions (22, 23) and the resin due to the shrinkage of the resin portion (4), which occurs during resin molding of the resin portion (4). The part (4) is closely attached.
[0006]
By the way, in order to close the gap between the resin part (4) and the connector terminal (2) and improve the sealing performance of the connector device, the contact surface pressure at the contact part between the resin part (4) and the connector terminal (2) It is necessary to increase it sufficiently.
However, in a resin molded product, when the resin cools, the resin shrinks, so-called “sinking” occurs. Therefore, the contact surface pressure of the contact surface between the resin portion (4) and the connector terminal (2) after resin molding. Tends to decrease.
[0007]
Therefore, as in the present invention, if the wall surface (21a, 22a, 23a) intersecting the resin shrinkage direction (D) is formed, the wall surface (21a, 22a, 23a) is pressed by the force by which the resin shrinks. The contact surface pressure can be increased as the contraction of the surface proceeds. Therefore, sufficient sealing performance can be exhibited without being affected by “sink” or the like generated during resin molding. Further, a seal film (6) is formed between the wall surface (21a, 22a, 23a) and the resin portion (4) to close the gap between the wall surface (21a, 22a, 23a) and the resin portion (4). Therefore, the gap between the connector terminal (2) and the resin portion (4) can be reliably sealed (closed).
Furthermore, since the inclined surface (21b) is formed on the rear side in the resin shrinkage direction (D), the entire wall surface (21a) can be seen when viewed from the inclined direction of the inclined surface (21b). Therefore, by applying the sealing material from this inclined direction, it becomes easy to apply the sealing film (6) so that the thickness of the sealing film (6) becomes uniform, so that the actual contact surface pressure can be sufficiently increased, and the sealing property is further improved. Can be improved.
[0009]
According to the examination by the inventors, as in the invention described in
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention shown in the drawings will be described.
(First embodiment)
FIG. 1 shows an example in which a connector device (hereinafter abbreviated as a connector) according to this embodiment is applied to a connector 1 of an engine ignition coil, and a metal (this embodiment) connected to a harness (not shown). Then, the
[0013]
FIG. 2 is a perspective view of a portion of the
A
[0014]
The resin shrinkage direction D means that, in a resin molded product such as the connector casing 3 and the
That is, according to the present embodiment, the direction is from the radially outer side of the substantially cylindrical connector casing 3 toward the substantially cylindrical axis L 1 that is the center of the volume, that is, the radial direction of the axis L 1 ( (See FIG. 1). Therefore, the resin shrinkage direction D coincides with the longitudinal direction of the portion of the
[0015]
A
[0016]
Furthermore, a triangular convex portion (second convex portion) 23 that protrudes outward in the width direction Y from the portion is formed at a portion corresponding to the
[0017]
First, a thin plate-shaped connector material (thickness: 0.64 mm in this embodiment) is punched with a press device (punching process) so as to have a predetermined outer shape including the triangular
Incidentally, as for each dimension of the connector terminal according to the present embodiment, the depth of the
[0018]
Then, a fluororubber-based sealant is spray applied to the recesses 21 (particularly the
[0019]
Note that the spray application of the sealing agent is desirably performed from the inclined direction side (see FIG. 4) of the
Next, the
[0020]
Molding pressure: 30 MPa or more, resin purge temperature: 295-325 ° C.,
Resin filling time: about 1 second, mold temperature: about 130 ° C.
Next, features of the connector 1 according to this embodiment will be described.
By the way, in order to close the gap between the
[0021]
However, as described above, “sink” occurs after injecting a resin in a high-temperature molten state into a molding die, so that the contact surface pressure P tends to decrease after resin molding.
Therefore, as in the present embodiment, if the
[0022]
Incidentally, in the graph of FIG. 3, the angles formed by the surface that intersects the resin shrinkage direction D such as the
[0023]
By the way, since the
That is, when the molten resin is injected, since the sealing
[0024]
Therefore, in order to sufficiently increase the actual contact surface pressure P, the angle formed between the resin shrinkage direction D and the
In other words, the sealing
[0025]
On the other hand, according to this embodiment, since the
[0026]
As described above, according to the present embodiment, since the
By the way, if the shape of the concave portion is V-shaped, as shown in FIG. 5, the sealing agent contracts due to the surface tension of the sealing agent, so that it is difficult to make the film thickness t uniform.
[0027]
Note that the non-uniformity of film thickness due to the surface tension can be solved by sufficiently increasing the opening area of the V-shaped
[0028]
Incidentally, according to a test survey by the inventors, in the V-shaped
By the way, in order to prevent the angle between the
[0029]
On the other hand, according to the present embodiment, since the
[0030]
In addition, since the
Moreover, since the triangular
[0031]
The inventors conducted a test investigation on the relationship between the angle θ3 (see FIG. 2) formed by the inclined
Furthermore, the inventors conducted a test investigation on the relationship between the concave depth of the
[0032]
(Second Embodiment)
In the above-described embodiment, the convex portions such as the
[0033]
By the way, in the above-mentioned embodiment, although the cross-sectional shape of the recessed
Moreover, although the recessed
[0034]
In the above-described embodiment, the angle formed by the resin shrinkage direction D and the side wall surfaces 21a and 22a is 90 °. However, according to the examination by the inventors, the resin shrinkage direction D and the side wall surfaces 21a and 22a It has been confirmed that if the angle formed by is 20 ° or more, it is possible to obtain a sealing property with no practical problem.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a part of an ignition coil to which a connector device according to a first embodiment is applied.
2A is a perspective view showing a portion of a
FIG. 3 is a graph showing the relationship between the amount of resin shrinkage in the longitudinal direction X and the thickness direction Z, with the angles formed between the resin shrinkage direction and the side wall surface being parameters θ 1 and θ 2 (θ 1 > θ 2 ). .
FIG. 4 is a cross-sectional view of a recess.
FIG. 5 is a cross-sectional view when the shape of the recess is V-shaped.
6A is a cross-sectional view of the resin portion viewed from the width direction Y, and FIG. 6B is a cross-sectional view of the resin portion viewed from the thickness direction Z.
FIG. 7 is a graph showing a relationship between an angle θ 3 formed by an inclined side wall surface and a longitudinal direction L and a sealing property (leakage amount).
FIG. 8 is a graph showing the relationship between the concave depth of the concave portion and the convex height of the ridge and the sealing performance (leakage amount).
FIG. 9 is a perspective view of a connector terminal according to a second embodiment.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a modified example of a recess.
FIG. 11 is a perspective view showing a portion embedded in a resin portion of a
FIG. 12 is a perspective view showing a portion embedded in a resin portion of a
[Explanation of symbols]
21 ... concave portion, 21a ... side wall surface, 21b ... inclined surface, 21c ... flat surface portion,
22 ... ridge (first protrusion), 23 ... triangular protrusion (second protrusion),
23a ... inclined side wall surface.
Claims (4)
前記樹脂部(4)に埋設された前記コネクタ端子(2)の部位のうち、前記コネクタ端子(2)の厚み方向(Z)一端側の面に、前記樹脂部(4)の樹脂成形時に発生する樹脂収縮方向(D)と交差する方向に延びる溝状の凹部(21)を設け、
前記溝状の凹部(21)は前記コネクタ端子(2)の幅方向(Y)の全域にわたって打ち出し成形された平面形状の側壁面(21a)を有する形状であり、
前記厚み方向(Z)他端側のうち前記凹部(21)に対応する面に、その面から突出し、樹脂収縮方向(D)と交差する方向に延びる第1凸部(22)を設け、
前記第1凸部(22)は前記コネクタ端子(2)の幅方向(Y)の全域にわたって打ち出し成形された平面形状の側壁面(22a)を有する形状であり、
前記コネクタ端子(2)の長手方向(X)を前記樹脂収縮方向(D)と一致させた状態で、前記コネクタ端子(2)のうち、前記厚み方向(Z)および前記長手方向(X)に直交する幅方向(Y)側であって、前記凹部(21)に対応する部位に前記幅方向(Y)外方側に突出する第2凸部(23)を設け、
前記側壁面(21a,22a,23a)と前記樹脂部(4)との間には、これら側壁面(21a,22a,23a)と前記樹脂部(4)との隙間を閉塞するシール膜(6)が形成されており、
前記凹部(21)の側壁面のうち、前記樹脂収縮方向(D)の後方側の側壁面は、前記樹脂収縮方向(D)の前方側の側壁面(21a)に接近するほど前記凹部の底に向かう傾斜面(21b)を形成し、
前記凹部(21)の底には、前記コネクタ端子(2)の長手方向に平行な平面部(21c)が形成されており、
前記樹脂部(4)の樹脂成形時に発生する、前記樹脂部(4)の収縮により前記凹部(21)および前記両凸部(22、23)の側壁面(21a、22a、23a)と前記樹脂部(4)とを密着させたことを特徴とするコネクタ装置。 A connector device (1) in which a connector terminal (2) made of a thin plate-like conductive material is embedded in a resin part (4),
Occurs at the time of resin molding of the resin part (4) on the surface of the connector terminal (2) in the thickness direction (Z) one end side among the parts of the connector terminal (2) embedded in the resin part (4). Providing a groove-like recess (21) extending in a direction intersecting the resin shrinkage direction (D),
The groove-shaped recess (21) has a shape having a planar side wall surface (21a) formed by stamping over the entire width direction (Y) of the connector terminal (2),
On the surface corresponding to the concave portion (21) on the other end side in the thickness direction (Z), a first convex portion (22) extending from the surface and extending in a direction intersecting the resin shrinkage direction (D) is provided.
The first convex portion (22) is a shape having a planar side wall surface (22a) formed by stamping over the entire width direction (Y) of the connector terminal (2),
In the state where the longitudinal direction (X) of the connector terminal (2) is aligned with the resin shrinkage direction (D), among the connector terminals (2), the thickness direction (Z) and the longitudinal direction (X) A second convex portion (23) projecting outward in the width direction (Y) is provided at a portion corresponding to the width direction (Y) orthogonal to the concave portion (21),
Between the side wall surface (21a, 22a, 23a) and the resin part (4), a sealing film (6) that closes a gap between the side wall surface (21a, 22a, 23a) and the resin part (4). ) Is formed,
Of the side wall surfaces of the recess (21), the side wall surface on the rear side in the resin shrinkage direction (D) becomes closer to the side wall surface (21a) on the front side in the resin shrinkage direction (D). An inclined surface (21b) toward the
A flat portion (21c) parallel to the longitudinal direction of the connector terminal (2) is formed at the bottom of the recess (21),
Side walls (21a, 22a, 23a) of the concave portion (21) and the two convex portions (22, 23) and the resin due to the shrinkage of the resin portion (4), which occurs during resin molding of the resin portion (4). A connector device characterized in that the portion (4) is in close contact.
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