JP3842282B1 - 焼却炉処理車 - Google Patents

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Abstract

【課題】焼却炉の解体と洗浄を行う焼却炉処理車を提供することを目的とする。
【解決手段】一台の焼却炉処理車1に、焼却施設から分離された焼却炉を搬入した後に閉じることができる搬入口3と、搬入された焼却炉を解体処理、洗浄処理する密閉処理室5と、処理によって生じた解体片を車内に積載する手段、あるいは車外へ搬出する手段と、洗浄処理水を車載の排水タンク9に溜め、あるいは車外のドラム缶41に流す洗浄処理水路と、を有する。密閉処理室5は、開閉部13が開き、移動箱体17が移動することで、拡張する。拡張した密閉処理室5内では、折畳ターンテーブル27が拡げられる。洗浄処理水は、耐火煉瓦などの細かな破片が混じっているため、目詰まりの恐れのあるポンプは設けず、油圧レベルジャッキー39で車体を傾斜させて、流れを作る。解体片は、コンベアチェーン65を用いた機構で転動され、焼却炉処理車1の排気ガスで乾燥され、搬出される。
【選択図】図1

Description

この発明は、焼却炉の解体と洗浄を行うための焼却炉処理車の構造に関する。
焼却炉やその付属物である煙突などの解体は、ダイオキシンを含む粉塵が飛散すること、先浄水が流出することなどを防止するために、密閉された空間で行われなければならない。このため、解体現場は、コンクリートを打設した床の上に作業シートをテント状に張り、作業シートの境目はテープなどで目張りして、作業空間を密閉する。
また、ダイオキシンなどの環境汚染物質の処理に関しては、複数の文献が存在する。すなわち、下記の特許文献1,2には、焼却施設解体時の洗浄排水の処理を、車両搭載の処理装置で行う技術が記載される。また、特許文献3には、ダイオキシンなどが付着した製品や容器を車両搭載の洗浄室で行う技術が記載される。また、特許文献4には、PCBを燃焼処理する装置を車に搭載した技術が記載される。また、特許文献5には、炉から煙突などを切り離して搬送車に搭載し、処理工場へ搬送する技術が記載される。
特開2003-190966 特開2003-10860 特開2000-301126 特開平11-241816 特開2003-254515
しかしながら、特許文献1,2は、洗浄排水のみの処理を行うものであり、特許文献3は、洗浄のみの処理を行うものであり、特許文献4は、分離された環境汚染物質の処理のみを行うものであり、特許文献5は、運搬のみを行うものである。
このように以上の文献は、焼却施設から分離された焼却炉の解体と洗浄を行う処理のうち、一部を便利にする技術に過ぎず、解体を行うための密閉空間は、やはり、コンクリートを打設した床の上に作業シートをテント状に張りテープなどで目張りするなどして確保する必要がある。コンクリートの養生期間などを考慮すると処理に要する時間が長くなり、また、面倒である。あるいは、炉などを運搬して解体する専用の工場が必要である。
この発明は、以上の問題点を解決するために、(1)解体を行うための密閉空間を現場に、コンクリート打設し作業シートを目張りするなどして確保する必要がなく、専用の工場も必要ない焼却炉処理車を提供することを目的とする。
そのような焼却炉処理車が提案されていない理由は、そもそもそのような発想がなかったことと、仮にあったとしても、解決すべきことが望ましい以下の課題があったからであると思われる。
すなわち、(2)車両の上には十分に大きな密閉処理室が設けられないと思われていること、(3)専用の工場ではクレーンなどを使用して、解体対象である焼却炉の姿勢を変更して作業能率を上げることができるが、車両に設けられた密閉処理室ではクレーンを設けるに十分な強度がなく焼却炉の姿勢を変更できず、よって、解体作業効率が非常に悪くなってしまうこと、(4)洗浄処理水には、解体に伴って生じる耐火煉瓦などの細かな破片が混じっているため、その処理には多重のフィルターなどの大掛かりな設備が必要になり、また、処理しないままではポンプが目詰まりして車載の排水タンクや車外のドラム缶に送ることができないこと、である。
また、(5)現場における解体作業時に発生する騒音を小さくすることも望まれる。(6)関係法規上、解体片と、洗浄処理水とは区別して処理しなくてはならず、その区別のための処理も望まれる。
以上の課題を解決するために、第一発明は、焼却炉の解体と洗浄を行うための焼却炉処理車であって、焼却施設から分離された焼却炉を搬入した後に閉じることができる搬入口と、この搬入口を有し焼却炉を解体処理、洗浄処理する密閉処理室と、前記解体処理、前記洗浄処理された解体片を車内に積載する手段、あるいは車外へ搬出する手段と、前記洗浄処理を行った洗浄処理水を車載の排水タンクに溜め、あるいは車外のドラム缶に流す洗浄処理水路機構と、を有することを特徴とする焼却炉処理車である。
第二発明は、さらに、前記密閉処理室は、前記焼却炉処理車の車体に設けられ横方向へ拡縮する箱型を有し、縮小した縮小箱型の上面と拡縮側の側面とを覆う面部材を連結して形成され前記上面の側辺の軸周りに回動して開閉する開閉部と、この開閉部が開いた状態で横方向へ移動して前記拡縮動作を行い少なくとも床面、拡縮側の側面、前方面、及び後方面を有する移動箱体と、この開閉部が開いた状態で形成され上方から焼却炉を搬入するための前記搬入口と、を有することを特徴とする焼却炉処理車である。
第三発明は、さらに、前記密閉処理室は、前記移動箱体が移動することで拡張した状態で、拡げることができ平面状で回転できる折畳ターンテーブルを有し、この折畳ターンテーブルは、前後方向に形成される折り畳みラインと、拡げた状態で下面を支持する支持ローラと、前記回転に伴い支持ローラが接触する同心円状のガイドと、所定角度の回転毎にロックするロック機構と、を有することを特徴とする焼却炉処理車である。
第四発明は、さらに、前記洗浄処理水路機構は、前記密閉処理室の床面の一方の側辺、前方辺、及び後方辺に設けられ洗浄処理水を流す排水溝と、前記床面より低い位置に設けられ前記洗浄処理水を溜める車載の前記排水タンクと、この排水タンクの底部に設けられて車外のドラム缶に洗浄処理水を流す排水口と、車体全体を傾斜させることで前記床面から前記排水溝への流れを良くし、車体全体を傾斜させることで前記排水タンクから前記排水口を経て車外の前記ドラム缶への流れを良くする油圧レベルジャッキーと、を有することを特徴とする焼却炉処理車である。
第五発明は、さらに、前記焼却炉の前記解体処理のために、油圧破壊ジャッキーが設けられ、この油圧破壊ジャッキーは前記密閉処理室の側面に設けられた強度部材に対し位置変更可能に取り付けられたことを特徴とする焼却炉処理車である。
第六発明は、さらに、前記密閉処理室の後方又は前方に、前記解体処理によって生じ前記洗浄処理された解体片を積載し、乾燥処理後に、車外へ搬出する乾燥搬出手段を有し、この乾燥搬出手段は、コンベアチェーンと、このコンベアチェーンの上側と下側を支持するための上下二列に配置された複数のチェーンスプロケットと、前記上列のチェーンスプロケットに支持されたコンベアチェーンが自重でU字状に撓んで形成され投入された前記解体片を転動させる処理凹部と、この処理凹部の近くに設けられ解体片を加熱する加熱手段と、前記下列の一部のチェーンスプロケットであって、上方へ移動してコンベアチェーンの撓みを取り処理凹部を平坦に戻すことで前記解体片を車外へ搬出する上下動チェーンスプロケットと、を有することを特徴とする焼却炉処理車である。
第七発明は、さらに、前記加熱手段は、前記焼却炉処理車の排気ガスを、切替弁を介して導く排気ガスパイプであることを特徴とする焼却炉処理車である。
第一、第二、第三、第四、第五、第六、又は第七発明によれば、一台の焼却炉処理車において、焼却施設から分離された焼却炉を搬入し、搬入後に搬入口を閉じ、密閉処理室で焼却炉を解体処理、洗浄処理し、生じた解体片を車内に積載し、あるいは車外へ搬出し、生じた洗浄処理水を洗浄処理水路を経て車載の排水タンクに溜め、あるいは車外のドラム缶に流す。このようにして、焼却炉の解体と洗浄という一連の処理を、車内で行える。よって、従来のような、コンクリートを打設した床の上に作業シートをテント状に張りテープなどで目張りするなどして確保する必要が、ない。あるいは、炉などを運搬して解体する専用の工場が必要ない。
第二、第三、第四、第五、第六、又は第七発明によれば、密閉処理室は、車体に設けられ横方向へ拡縮する箱型を有する。すなわち、開閉部が開いて、移動箱体が横方向へ移動して、上方から焼却炉を搬入し、再び、開閉部が閉じれば、車両の上には十分に大きな密閉処理室が設けられることになる。また、開閉部は、密閉処理室の上面と拡縮側の側面とを覆う面部材を連結して形成され上面の前後側辺の軸周りに回動して開閉するので、開いた状態で、十分に大きな搬入口を形成できる。また、移動箱体が横方向へ移動しているので、搬入口はより大きくなる。
第三、第四、第五、第六、又は第七発明によれば、密閉処理室は、拡張した状態で、拡げることができ平面状で回転できる折畳ターンテーブルを有するので、この折畳テーブルの上に焼却炉を載せて回転すれば、解体対象である焼却炉の姿勢を変更して作業能率を上げることができる。専用工場のクレーンのように密閉処理室の上部、したがって全体に強度がなくもかまわない。
この折畳ターンテーブルは、前後方向に形成される折り畳みラインと、拡げた状態で下面を支持する支持ローラと、前記回転に伴い支持ローラが接触する同心円上のガイドと、所定角度の回転毎にロックするロック機構と、を有し、簡略な構造で済む。
第四、第五、第六、又は第七発明によれば、油圧レベルジャッキーによって車体全体を傾斜させることで、密閉処理室の床面から排水溝への流れを良くし、排水タンクから排水口を経て車外のドラム缶への流れを良くする。よって、洗浄処理水に耐火煉瓦などの細かな破片が混じっていても、目詰まりするポンプを使わずに、車載の排水タンクや車外のドラム缶に送ることができる。多重のフィルターなどを有する大掛かりな設備も不要である。
第五、第六、又は第七発明によれば、焼却炉の前記解体処理のために、油圧破壊ジャッキーを使用し、ゆっくり押し割るように解体するので、従来の圧縮エア式ピック及びチェッパを用いる場合に比べ、現場における解体作業時に発生する騒音を小さくできる。この油圧破壊ジャッキーは密閉処理室の側面に設けられた強度部材に対し位置変更可能に取り付けられるので、大きさの異なる焼却炉には取り付けの位置を変更して対応でき、作業が容易である。
第六、又は第七発明によれば、前記密閉処理室の後方又は前方に、前記解体処理によって生じ前記洗浄処理された解体片を積載し、乾燥処理後に、車外へ搬出する乾燥搬出手段を有するので、解体片と、洗浄処理水とは区別して処理できる。
また、この乾燥搬出手段は、コンベアチェーンと、一部が上下に移動する複数のチェーンスプロケットと、を有して構成され、簡易で、強靭な構造にできる。
第七発明によれば、乾燥搬出手段農地の加熱手段は、焼却炉処理車のエンジンの排気ガスを熱源に用いるので、他の燃料や電気を用いる場合に比べて装置の運転コストを抑えることができる。
この発明の実施形態を、図1〜図16に示す。
[全体概略]
図1、図4、図11から図13に示すように、この実施形態の焼却炉処理車1は、小型の焼却炉の解体と洗浄を行うための処理車1である。そして、焼却炉処理車1の上方には、焼却施設から分離されクレーンなどで吊り下げられて焼却炉を、搬入した後に、閉じることができる搬入口3を有する。この搬入口3は、横方向へ拡縮する密閉処理室5に設けられる。この密閉処理室5は、搬入された焼却炉を解体処理、洗浄処理する。そして、密閉処理室5の内部には、解体処理、洗浄処理された解体片を車内に積載し、乾燥処理し、車外へ搬出する乾燥排出手段7と、洗浄処理を行った洗浄処理水を車載の排水タンク9に溜め、その後に、車外のドラム缶10に流す洗浄処理水路機構11、などを有する。
[密閉処理室5と搬入口3]
図11から図13に示すように、密閉処理室5は、前記焼却炉処理車1の車体に設けられ、箱型を有し、この箱型の横方向へ拡縮する機能を有する。すなわち、開閉部13が開いて、固定箱体15に対し、移動箱体17が移動し、拡縮動作する。
開閉部13は、密閉処理室5が縮小した状態の縮小箱型の上面と、拡縮側の側面とを覆う2枚の面部材13A,13Bをヒンジ結合で連結して形成され、上面の側辺の軸19周りに回動して開閉する。この軸19は、上面の側辺のうち、拡縮側とは反対側、すなわち焼却炉処理車1の右側の側辺に設けられる。開閉部13の開閉駆動機構としてエアシリンダー21が用いられる。
固定箱体15は、トラック仕様車体のシャーシ上に固定され、箱型のうちの4方向の面を有する。すなわち、床面15A、拡縮側とは反対側の側面15B、前方面15C、及び後方面を有する。
移動箱体17は、開閉部13が開いた状態で横方向へ移動して拡縮動作を行う。そのために、箱型のうちの4方向の面を有する。すなわち、床面17A、拡縮側の側面17B、前方面17C、及び後方面17Dを有する。移動機構は、図示しない油圧機構などである。このようにして拡張した状態の密閉処理室5は、各部の境目がゴムパッキン23と、クランパー25で密閉される。
移動した移動箱体17の下部は、支持脚20によって支持される。また、移動した移動箱体17の上部は、開口しているが、この開口部の縁は、拡張前の密閉処理室5に収納されていた支持梁22によって支持される。この支持梁22の上に、開閉部13を構成し伸ばされた面部材13Bが載置される。支持梁22には、移動箱体17と部面部材13Bの間に生じる隙間を塞ぐ働きもある。
搬入口3は、開閉部13が開き移動箱体17が移動した状態で、上方に大きく開口する青天井部分である。
なお、固定箱体15や移動箱体17は、FRP製のモノコック構造とする。
[ゴムパッキン23とクランパー25]
拡張した状態の密閉処理室5は、図4、図14のような外観を有するが、その各部の境目はゴムパッキン23と、クランパー25で密閉される。
たとえば開閉部13の面部材13Bと、移動箱体17の前方面17Cとの境目は、移動箱体17の自重により開こうとする力が加わるので、図6(A)に示すように、ゴムパッキン23のみならずクランパー25が設けられる。すなわち、ゴムパッキン23は、面部材13Bの下側縁部に取り付けられたゴムパッキン23が、前方面17Cの内側上方に突設された受部23Aの上に、載せられることでシールが行われる。
クランパー25は、面部材13Bの下側縁部で、ゴムパッキン23よりも内側の位置に、ベース25Aが設けられ、レバー25Bの操作により、4節リンク機構25Cの働きによりアーム25Dの先端が受部23Aを下側から押し上げ、ゴムパッキン23へ密着させる。
この4節リンク機構25Cは、アーム25Dの1点25D1がベース25Aにピン結合され、他点25D2がレバー25Bの先端延長部分にピン結合される。さらに、レバー25Bの後方の点25D3が別のリンク部材25Eにピン結合され、このリンク部材25Eはさらに点25D4でベース25Aにピン結合される。4つの点25D1−25D2−25D3−25D4により4角形ができ、うち二つの点25D2と25D3が移動して、25D2−25D3−25D4が略直線状に並び、前記密着が行われる。
また、面と面が同一平面上に位置するような場合、たとえば、図14の開閉部13の面部材13Bと車体の屋根面との境目は、図6(B)に示すように、面部材13Aの下側縁部に取り付けられたゴムパッキン23が、車体の屋根面の縁部内側に突設されたL字状の受部23Bの上に、載せられることでシールが行われる。
また、面と面が内側に折れた90度の角度に位置するような場合、たとえば、図14の移動箱体17の前方面17Cと車体の側面との境目は、図6(D)に示すように、前方面17Cの端部に突設されたL字状の受部23Cの上に取り付けられたゴムパッキン23が、車体の側面の縁部内側に押圧されることでシールが行われる。
また、面が回動して他の面と同一平面上に位置するような境目がある。たとえば、図14の開閉部13の面部材13Aと面部材13Bとはヒンジ24により相対的に回動可能になっており、両者の境目は、図6(C)に示すように、一方の面部材13Aの端部に突設されたL字状の受部23Dの上で先端角部に取り付けられたL字状のゴムパッキン23が、他方の面部材13Bの端部に突設されたL字状の受部23Eの角部内側に押圧されることでシールが行われる。
[折畳ターンテーブル]
図4、図11から図13に示すように、密閉処理室5は、拡張した状態で、拡げることができ、平面状で回転できる折畳ターンテーブル27を有する。この折畳ターンテーブル27は、12mmの厚さの鋼板からなり、略中央の前後方向に沿って形成される折り畳みライン29と、このライン29に設けられた厚型蝶板31より拡げた状態で下面を支持する支持ローラ33を有する。支持ローラ33は、重量コロ車輪からなり、折畳ターンテーブル27の回転に伴い、同心円状の図示しないガイドに接触して案内される。また、所定角度の回転毎にロックする図示しないロック機構と、を有する。このロック機構は、たとえば位置決めピンを有する。
[洗浄処理水路]
図1、図4に示すように、洗浄処理水路機構11は、密閉処理室5の床面に設けられる排水溝35、排水タンク9、排水口37、油圧レベルジャッキー39などからなる。
このうち排水溝35は、密閉処理室5を構成する固定箱体15の床面15Aの側辺、前方辺、及び後方辺に設けられ床面上の洗浄処理水を流す。排水タンク9は、排水溝35の前方左角部と図示しないパイプで接続され、車体の、床面より低い位置に設けられて、洗浄処理水を溜める。この排水タンク9の底部に排水口37が設けられて、車外のドラム10缶に洗浄処理水を流す。
目詰まりするポンプを使わずに洗浄処理水を流すために、油圧レベルジャッキー39を用い、車体1全体を傾斜させて、流れを良くする。すなわち、車体1下部の4方に油圧レベルジャッキー39を設け、図5に示すように体全体を右へ低く、θ1度(例えば5度)傾けることで、床面から排水溝35への流れを良くする。また、図1、図15に示すように車体全体を後へ低く、θ2度(例えば5度から15度程度)傾斜させることで、排水タンク9から排水口37を経て車外のドラム缶10への流れを良くする。
[油圧破壊ジャッキー、高圧洗浄ガンなどの装備]
図1に示すように、密閉処理室5の内部には、焼却炉の解体処理のために、油圧破壊ジャッキー43が設けられ、洗浄処理のために高圧洗浄ガン45が設けられる。
このうち油圧破壊ジャッキー43は、油圧発生装置47により発生した高圧のオイルを導いて駆動される。そして、密閉処理室5の側面に設けられた強度部材であるH型鋼フレーム49に対し位置変更可能に取り付けられ、駆動時の反力を得る。このH型鋼フレーム49は、密閉処理室5自体の強度部材でもあり、ボルトにより、他の位置変更用のH型鋼フレーム51に取り付けられる。この他の位置変更用のH型鋼フレーム51は、上下方向、さらには水平方向へ取り付けられ、焼却炉52の大きさによって、その取付方向の長さを変え、油圧破壊ジャッキー43の先端が焼却炉に十分に届くようにする。油圧破壊ジャッキー43は、それ自体がある程度伸縮し、解体処理に伴い変化する大きさに対応する。
高圧洗浄ガン45は、洗浄水タンク53により発生した高圧の水導いて噴出し、解体片の洗浄などを行う。
密閉処理室5の内部には、従来の図示しない圧縮エア式ピック及びチェッパをも装備する。これらを駆動するためのエアコンプレッサー55が搭載される。また、作業者が粉塵を吸い込まないように、エアラインマスク57が設けられ、エアラインホース59を介して、クリーンな空気が送られる。さらに、モニタリングカメラ61により、作業の模様がモニタリングされる。
[コンベアチェーンを用いた乾燥搬出手段]
図1、図4、図5に示すように、密閉処理室5の後方には、解体処理によって生じ洗浄処理された解体片54を積載し、乾燥処理後に、車外へ搬出する乾燥搬出手段7を有する。図7〜図9に示すように、この乾燥搬出手段7は、コンベアチェーン65と、このコンベアチェーン65の上側と下側を支持するための上下二列に配置された複数のチェーンスプロケット67と、を有する。
チェーンスプロケット67の一部は図示しない駆動部に連結され、コンベアチェーン65を移動させる。
上列の5個のチェーンスプロケット67Aに支持されたコンベアチェーン65が、チェーンスプロケット67A間で、自重でU字状に大きく撓み、処理凹部69が形成される。この処理凹部69に投入された解体片は、コンベアチェーン65の移動に伴い、持ち上げられて落下し、転動される(図7)。
下列の10個のチェーンスプロケット67B,67Cは、さらにコンベアチェーン65を挟んで、上側の7個(67B)と、下側の3個(67C)に分かれる。下側の3個のチェーンスプロケット67Cは、上下方向へ移動可能であり、上方へ移動してコンベアチェーン65の撓みを取り処理凹部69を平坦に戻す(図8、図9)。これにより、解体片54をシューターを兼ねる搬出扉70から車外へ搬出する。
また、図7〜図9に示すように、この処理凹部69の近くに加熱手段71が設けられ解体片を加熱する。この加熱手段71は、焼却炉処理車1のエンジンの排気ガスをマフラー73から、切替弁75を介して導く排気ガスパイプ77からなる。解体片から滴る洗浄処理水は、加熱手段71としての排気ガスパイプ77が貫通する先浄水受パン78によって受けられ、排水タンク9へ導かれる。
[その他の設備]
図1、図4に示すように、密閉処理室5へ作業員が出入りするために、焼却炉処理車1の前方の側面には、車体の外側に階段79、踊り場81が取り付け可能になっており、ドア83から内部に入ると、エアコン82によって空調の利いた室内へ入る。始めの部屋は更衣室85であり、ロッカー87が置かれ、作業員は通常の作業服と特別の作業着とを着替える。また、水のシャワー室89が設けられる。更衣室85の隣はエアシャワー室91で、エアシャワーにより作業後の粉塵を落とし、集塵機93が回収する。オートマットを経て、密閉処理室5へ出入りする。
[作業手順の概略]
(1)準備
まず、焼却炉処理車1を焼却施設の現場に移動させる(図10)。そして、密閉処理室5を拡張する。すなわち、開閉駆動機構としてのエアシリンダー21を用いて、開閉部13を開き(図11)、移動箱体17を移動させ(図12)、拡張動作させる。そして、折畳ターンテーブル27を拡げる(図13)。また、油圧レベルジャッキー39を用いて、車体全体を右へ低く、例えば5度傾け、作業の床面を傾斜させる(図5)。
次に、密閉処理室5へ作業員が入る。すなわち、図1、図4に示すように作業員は、車体の外側の階段79を上り、踊り場81を経てドア83から内部に入り、更衣室85で特別の作業着へ着替え、密閉処理室5へ入る。その後に、拡張した状態の密閉処理室5の境目をクランパー25で密閉する作業を行う。
(2)搬入
拡張した密閉処理室5の上方は、開閉部13が開き移動箱体17が移動した状態なので、大きく開口した搬入口3を形成している(図13)。この搬入口3から、焼却施設より分離されクレーンなどで吊り下げられた焼却炉を、搬入し、折畳テーブルの上に載せる。
(3)密閉
搬入後に、開閉部13を閉じる(図14)。開平部と、移動箱体及び固定箱体15との境目は、作業員により、クランパー25で密閉され密閉処理室5が密閉される。
(4)第一次洗浄
図1、図4に示すように、搬入された焼却炉を、解体前に高圧洗浄ガン45で洗浄する。
(5)解体
焼却炉の大きさによって、位置変更用のH型鋼フレーム51の位置を変更し、油圧破壊ジャッキー43の先端が焼却炉に十分に届くようにする。そして、洗浄した焼却炉を、油圧破壊ジャッキー43を用いて、ゆっくり押し割るように解体する(図1、図4)。作業員のすぐ前方の箇所の解体が済んだら、折畳テーブルを回転し、焼却炉の姿勢を変更して、次の解体箇所を作業員のすぐ前方に移動させる。補助的に、従来の図示しない圧縮エア式ピック及びチェッパをも用いる。
(6)第二次洗浄
解体と同時に、あるいは解体後に、高圧洗浄ガン45により解体片の洗浄などを行う。
(7)解体片の乾燥と搬出
洗浄された解体片は、密閉処理室5の後方に設けられた、投入口から、乾燥搬出手段63の処理凹部69に投入される(図7)。投入された解体片は、乾燥搬出手段63のコンベアチェーン65の移動に伴い、持ち上げられて落下し、転動されると同時に、加熱手段71である排気ガスパイプ77からの熱で乾燥される。そして、コンベアチェーン65の処理凹部69を平坦に戻すことで、解体片を搬出扉70から車外へ搬出する(図8、図9)。搬出された解体片は、梱包用箱95へ収納される(図16)。
(8)洗浄処理水の搬出
第一時及び第二次洗浄により生じた洗浄処理水は、床面に設けられる排水溝35から排水タンク9へ自然に流入し、溜められる。そして、油圧レベルジャッキー39を用い、車体全体を傾斜させて(図15)、例えば???度傾斜させることで、排水タンク9から排水口37を経て車外のドラム缶41へ流しこむ。
(9)作業員の後処理
作業を終えた作業員は、密閉処理室5から出て、エアシャワー室91(図1、図4)で、エアシャワーにより作業後の粉塵を落とす。この粉塵は集塵機93が回収する。その後、更衣室85で、特別の作業服を脱ぎ、水のシャワーを浴びる。そして、通常の作業着へ着替え、ドア83と、階段79を通って、車外へ出る。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、一台の焼却炉処理車1において、焼却炉の解体と洗浄という一連の処理を、車内で行える。よって、従来のような、コンクリートを打設した床の上に作業シートをテント状に張りテープなどで目張りするなどして確保する必要が、ない。あるいは、炉などを運搬して解体する専用の工場が必要ない。これにより、処理期間の大幅な短縮、処理コストの低減が図れる。
また、密閉処理室5は、車体に設けられ横方向へ拡縮するので、十分に大きな密閉処理室5が設けられることになる。また、開閉部13が開いた状態で、十分に大きな搬入口3を形成でき、クレーンなどで吊り下げられた焼却炉を、楽に搬入できる。
また、密閉処理室5を拡張した状態で、拡げることができ平面状で回転できる折畳ターンテーブル27を有するので、密閉処理室5に十分に大きな回転テーブルを用意できる。この折畳テーブルの上に焼却炉を載せて回転すれば、解体対象である焼却炉の姿勢を変更して、作業員のすぐ前方に作業箇所を持ってくることができ、作業能率を上げることができる。専用工場のクレーンのように密閉処理室5の上部、したがって全体に強度がなくも、焼却炉の姿勢を変更できる。
この折畳ターンテーブル27は、前後方向に形成される折り畳みライン29と、拡げた状態で下面を支持する支持ローラ33と、前記回転に伴い支持ローラ33が接触する同心円上のガイドと、所定角度の回転毎にロックするロック機構と、を有してなり、簡略な構造で済む。
また、油圧レベルジャッキー39によって車体全体を傾斜させることで、密閉処理室5の床面から排水溝35への流れを良くできる。さらに、排水タンク9から排水口37を経て車外のドラム缶41への流れを良くできる。よって、洗浄処理水に耐火煉瓦などの細かな破片が混じっていても、目詰まりするポンプを使わずに、洗浄処理水を車載の排水タンク9や車外のドラム缶41に送ることができる。多重のフィルターなどを有する大掛かりな設備も不要である。
また、焼却炉の解体処理のために、油圧破壊ジャッキー43を使用し、ゆっくり押し割るように解体するので、従来の圧縮エア式ピック及びチェッパを用いる場合に比べ、現場における解体作業時に発生する騒音を小さくできる。この油圧破壊ジャッキー43は密閉処理室5の側面に設けられた強度部材に対し位置変更可能に取り付けられるので、大きさの異なる焼却炉には取り付けの位置を変更して対応でき、作業が容易である。
また、密閉処理室5の後方に、前記解体処理によって生じ前記洗浄処理された解体片を積載し、乾燥処理後に、車外へ搬出する乾燥搬出手段63を有するので、解体片と、洗浄処理水とは区別して処理できる。
また、この乾燥搬出手段63は、コンベアチェーン65と、一部が上下に移動する複数のチェーンスプロケット67と、を有して構成され、簡易で、強靭な構造にできる。
また、乾燥搬出手段農地の加熱手段71は、焼却炉処理車1のエンジンの排気ガスを熱源に用いるので、他の燃料や電気を用いる場合に比べて装置の運転コストを抑えることができる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、移動箱体17は、床面、拡縮側の側面、前方面、及び後方面を有するものであったが、他の実施形態では、さらに上面の一部を有し、この上面の一部を開閉可能とすることもできる。
以上の実施形態では、洗浄処理水路機構11の排水溝35は、密閉処理室5を構成する固定箱体15にのみ設けられるものであったが、他の実施形態では、移動箱体17の前方辺、及び後方辺にも設けても良い。この場合には、固定箱体15と移動箱体17の排水溝35が連通する部分には、水密機構を設ける。
以上の実施形態では、乾燥搬出手段63は、密閉処理室5の後方に設けられたが、他の実施形態では、密閉処理室5の前方に設けても良い。
この発明の一実施形態を示す焼却炉処理車の要部を縦断面で示す側面図である。 図1の正面図である。 図2の背面図である。 図1の密閉処理室が拡張した状態を示す平面図である。 図4の背面図である。 図4の各要部を示す拡大図で、(a)は断面図、(b)は(a)のクランパーの動作を示す図である。 図4の各要部を示す拡大図である。 図4の各要部を示す拡大図で、(a)は断面図、(b)は(a)の動作を示す図である。ある。 図4の各要部を示す拡大図である。 図5の乾燥搬出手段を拡大して示す拡大図である。 図7の搬出動作の初期を説明する説明図である。 図7の搬出動作の後期を説明する説明図である。 図1の焼却炉処理車の外観を示す概略斜視図である。 図10の密閉処理室拡張動作の初期を説明する説明図である。 図10の密閉処理室拡張動作の中期を説明する説明図である。 図10の搬入動作の初期を説明する説明図である。 図10の密閉処理室拡張動作の後期を説明する説明図である。 図10の洗浄処理水の搬出動作を説明する説明図である。 図10の解体片の搬出動作を説明する説明図である。
符号の説明
1…焼却炉処理車、3…搬入口、5…密閉処理室、7…乾燥排出手段、9…排水タンク、10…ドラム缶、11…洗浄処理水路機構、13…開閉部、15…固定箱体、17…移動箱体、19…軸、21…エアシリンダー、23…ゴムパッキン、25…クランパー、27…折畳ターンテーブル、29…ライン、31…厚型蝶板、33…支持ローラ、35…排水溝、37…排水口、39…油圧レベルジャッキー、43…油圧破壊ジャッキー、45…高圧洗浄ガン、47…油圧発生装置、49…H型鋼フレーム、51…位置変更用のH型鋼フレーム、52・・焼却炉、53…先浄水タンク、54・・解体片、55…エアコンプレッサー、57…エアラインマスク、59…エアラインホース、61…モニタリングカメラ、63…乾燥搬出手段、65…コンベアチェーン、67…チェーンスプロケット、69…処理凹部、71…加熱手段、73…マフラー、75…切替弁、77…排気ガスパイプ、79…階段、81…場、83…ドア、85…更衣室、87…ロッカー、89…シャワー室、91…エアシャワー室、93…集塵機。

Claims (7)

  1. 焼却炉の解体と洗浄を行うための焼却炉処理車であって、焼却施設から分離された焼却炉を搬入した後に閉じることができる搬入口と、この搬入口を有し焼却炉を解体処理、洗浄処理する密閉処理室と、前記解体処理、前記洗浄処理された解体片を車内に積載する手段、あるいは車外へ搬出する手段と、前記洗浄処理を行った洗浄処理水を車載の排水タンクに溜め、あるいは車外のドラム缶に流す洗浄処理水路機構と、を有することを特徴とする焼却炉処理車。
  2. 前記密閉処理室は、前記焼却炉処理車の車体に設けられ横方向へ拡縮する箱型を有し、前記密閉処理室が縮小した状態の縮小箱型の上面と拡縮側の側面とを覆う面部材を連結して形成され前記上面の側辺の軸周りに回動して開閉する開閉部と、この開閉部が開いた状態で横方向へ移動して前記拡縮動作を行い少なくとも床面、拡縮側の側面、前方面、及び後方面を有する移動箱体と、この開閉部が開いた状態で形成され上方から焼却炉を搬入するための前記搬入口と、を有することを特徴とする請求項1に記載の焼却炉処理車。
  3. 前記密閉処理室は、前記移動箱体が移動することで拡張した状態で、拡げることができ平面状で回転できる折畳ターンテーブルを有し、この折畳ターンテーブルは、前後方向に形成される折り畳みラインと、拡げた状態で下面を支持する支持ローラと、前記回転に伴い支持ローラが接触する同心円状のガイドと、所定角度の回転毎にロックするロック機構と、を有することを特徴とする請求項2に記載の焼却炉処理車。
  4. 前記洗浄処理水路機構は、前記密閉処理室の床面の一方の側辺、前方辺、及び後方辺に設けられ洗浄処理水を流す排水溝と、前記床面より低い位置に設けられ前記洗浄処理水を溜める車載の前記排水タンクと、この排水タンクの底部に設けられて車外のドラム缶に洗浄処理水を流す排水口と、車体全体を傾斜させることで前記床面から前記排水溝への流れを良くし、車体全体を傾斜させることで前記排水タンクから前記排水口を経て車外の前記ドラム缶への流れを良くする油圧レベルジャッキーと、を有することを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の焼却炉処理車。
  5. 前記焼却炉の前記解体処理のために、油圧破壊ジャッキーが設けられ、この油圧破壊ジャッキーは前記密閉処理室の側面に設けられた強度部材に対し位置変更可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の焼却炉処理車。
  6. 前記密閉処理室の後方又は前方に、前記解体処理によって生じ前記洗浄処理された解体片を積載し、乾燥処理後に、車外へ搬出する乾燥搬出手段を有し、この乾燥搬出手段は、コンベアチェーンと、このコンベアチェーンの上側と下側を支持するための上下二列に配置された複数のチェーンスプロケットと、前記上列のチェーンスプロケットに支持されたコンベアチェーンが自重でU字状に撓んで形成され投入された前記解体片を転動させる処理凹部と、この処理凹部の近くに設けられ解体片を加熱する加熱手段と、前記下列の一部のチェーンスプロケットであって、上方へ移動してコンベアチェーンの撓みを取り処理凹部を平坦に戻すことで前記解体片を車外へ搬出する上下動チェーンスプロケットと、を有することを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載の焼却炉処理車。
  7. 前記加熱手段は、前記焼却炉処理車の排気ガスを、切替弁を介して導く排気ガスパイプであることを特徴とする請求項6に記載の焼却炉処理車。
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