JP3842209B2 - 運動用器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者等であっても、無理なく使用することができる運動用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、足の筋力強化のため、足押し板を両足で押すことで、運動者を着座させた乗せ部材が、足押し板から離れる方向へスライドする運動用器具であって、乗せ部材のスライド移動に抗する荷重をかける荷重手段を備えた運動用器具が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
【非特許文献1】
介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会編集「パワーリハビリテーション No.1」医歯薬出版株式会社、2002年9月20日、p.58−64
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の運動用器具では、支持フレームが、足押し板と乗せ部材を繋いで水平方向に延びており、更に、足押し板の下部から床面に向かって垂直方向に延びていた。そのため、運動者が乗せ部材に着座する際に支持フレームをまたがなければならないために着座しにくかった。特に、運動者が高齢者又は身体障害者等である場合に、運動用器具を使用しにくいものであった。
更に、従来の運動用器具では、支持フレームのうちで床面に置かれる部分は、複数のフレーム部が間隔を置いて設けられており、特に、運動者が高齢者又は身体障害者等である場合に、躓くおそれがあった。
更に又、従来の運動用器具では、運動者が運動用器具に着座する際に、掴まる部分がなく、特に、運動者が高齢者又は身体障害者等である場合に、バランスを崩すおそれがあった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者等であったとしても、容易に、乗せ部材に着座することができる運動用器具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的のため、本発明による高齢者又は身体障害者用の運動用器具は、高齢者又は身体障害者を着座させる乗せ台と床面に対する角度を調整可能とした上半身支え部材を備えてなる乗せ部材と、該乗せ部材に高齢者又は身体障害者が着座した状態で高齢者又は身体障害者が足で押す足押し板を有する足押し部材と、前記乗せ部材及び前記足押し部材を支持する支持手段と、該支持手段に支持されていて高齢者又は身体障害者が前記足押し板を足で押した際に前記乗せ部材を足押し板から離間する方向に水平方向に移動させるスライドレールと、前記乗せ部材がスライドレールに沿って水平方向に移動することに抗する荷重をかける荷重手段と、を備えた高齢者又は身体障害者用の運動用器具であって、前記支持手段は、床面に載置されているフレーム部を有し、該フレーム部は、一端側起立部が前記乗せ部材と反対方向へ湾曲又は屈曲して前記足押し板を支持すると共に、他端側起立部で前記スライドレールを支持し、前記乗せ部材と前記足押し部材との間で略コの字形状をなしていて高齢者又は身体障害者が出入り可能な空間を設け、前記足押し部材に対して前記空間を挟んで前記スライドレールが水平方向に配設されており、前記フレーム部は前記空間に進入する高齢者又は身体障害者が足を置く平面部分を有しており、前記フレーム部に連結された連結部材によって前記足押し板の床面に対する角度を調整可能としたことを特徴とする。
この発明によれば、乗せ部材と足押し部材との間に運動者が出入り可能な空間を設けたので、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者であったとしても、支持手段により乗せ部材方向へ移動することを妨げられることなく、容易に、乗せ部材に着座して、筋力強化を図ることができる。
また、乗せ部材に着座した高齢者又は身体障害者の両肩の移動を制限する肩押さえパッドを備えることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面にそって説明する。
図1〜図3は、本発明の実施の形態による運動用器具1である。
【0007】
本発明の実施の形態による運動用器具1は、運動者を着座させる乗せ部材2と、運動者が足で押す足押し板3を備える足押し部材4と、運動者が足押し板3を足で押す動作に抗する荷重をかける錘5を備える荷重手段6と、乗せ部材2、足押し部材4、及び荷重手段6を支持する支持手段7と、を備えている。
支持手段7は、足押し部材4及び乗せ部材2を支持する足押し部材・乗せ部材支持フレーム部8と、荷重手段支持フレーム部9とを備えている。
【0008】
足押し部材・乗せ部材支持フレーム部8は、3つの板状フレーム部10、11、12が平行に且つ接触して連結されている。3つのフレーム部10、11、12のうち、両側の2つのフレーム部10、11は、乗せ部材2と反対側に膨らむ略コの字形状をした同一形状であり、且つ、中央のフレーム部12を挟んで並列に配列されている。両側の2つのフレーム部10、11の上方に延びる一方の側部10a、11aの上端部には、足押し板3の下端部が回動可能に取り付けられ、下方の平板10b、11bは床面に置かれ、床面に沿って乗せ部材2の下方に延びている。
両側の2つのフレーム部10、11の側部10a、11aは、足押し部材4と乗せ部材2との間及び足押し部材4の下方に運動者が入る空間24を形成すべく、足押し板3の下部を起点として、乗せ部材2から離間する方向に延びる第1の部分13と、第1の部分13における乗せ部材2から離間する方向の端部から連っていて、下方に且つ床面に対し略垂直方向に延びる第2の部分14と、を備えている。また、両側の2つのフレーム部10、11の第3の部分15としての平板10b、11bは、第2の部分14の下端部から連なるものであり、床面に対し水平方向に且つ乗せ部材2の下方に延びている。
【0009】
3つのフレーム部10、11、12のうち、中央のフレーム部12は、上方が開口した略コの字形状をしており。前側部12aと、床面に置かれる平板部12bと、後側部12cと、平板部12bの途中から上方に延びる中央支持部47と、を備えている。中央のフレーム部12の前側部12aは、両側の2つのフレーム部10、11の上端位置より上方に延びて、後述の連結部材20と連結する。床面に置かれる平板部12bは、両側の2つのフレーム部10、11における第3の部分15と並んで平行に延びている。中央のフレーム部12の後側部12cは上方に延びて、乗せ部材支持フレーム部本体23の後端部を下方から支持しており、中央支持部47は、乗せ部材支持フレーム部本体23の前端部を下方から支持している。
【0010】
中央のフレーム部12の前側部12aと連結される連結部材20が、足押し部材4と連結されている。連結部材20は、中央のフレーム部12の前側部12aに対し回動可能に連結する筒状のフレーム部連結部21、及びフレーム部連結部21内に進退可能に挿入されていて、足押し部材4に対し回動可能に連結する棒状の足押し部材連結部22とを備えている。フレーム部連結部21に対する足押し部材連結部22の繰り出し長さを調節することにより、連結部材20の全長を可変にできるようになっている。
【0011】
中央のフレーム部12の後側部12cの上端部に連なる乗せ部材支持フレーム部本体23には、上下2本のスライドレール26、27が備えられており、この上下2本のスライドレール26、27の間に、乗せ台支持部38に取り付けられたローラ(図示せず)が設けられる。このローラによって乗せ台支持部38がスライドレール26、27に沿って水平方向に前後動可能とされている。
【0012】
図2におけるように、足押し部材・乗せ部材支持フレーム部8と略平行な位置に台形状の荷重手段支持フレーム部9が固定され、両フレーム部8、9は、支持フレーム部連結部25によって連結されている。
【0013】
次に、図4を参照として、本発明の実施の形態による運動用器具1の足押し部材4につき、説明する。
2つのフレーム部10、11の側部10a、11aの上端部には、足押し板3が回動可能な状態で支持されている。足押し板3における足押し面30の裏面には、連結部材20と連結する連結片31が設けられている。前述のように、連結部材20の全長を可変にして、足押し板3の床面に対する角度を調整して固定する。
【0014】
図1及び図4に示すように、足押し板3は、例えば長方形の板状であり、その表面をなす足押し面30には、水平方向に並んだ棒状の2つの手すり部32が設けられている。2つの手すり部32の各々は、コの字状であり、その両端部が足押し面30に固定されている。
足押し板3の側面(厚み部)33には、パイプ状の側部手すり部(第2の手すり部)34が設けられている。側部手すり部34は足押し板3の外周に沿って設けられており、足押し板3の角部35は何れも面取り加工されており曲面状をしているため、側部手すり部34も湾曲した形状となっている。側部手すり部34の一端部は、足押し板3の側面の下端部近傍に固定されており、他端部は、足押し板3の上辺部を介して、反対側(荷重手段側)の側面の上端部近傍に固定されている。
足押し板3における足押し面30の幅方向両端部の各々には、上下方向に延びる目盛り部36が設けられている。
【0015】
また、足押し板3の足押し面30上には、取付・取外可能なマーキング部材37が適宜位置に備えられている。マーキング部材37は磁石部(図示せず)を有し、金属製の足押し板3に吸着される。また、磁石部に代えて、足押し板3及びマーキング部材37の双方に、面ファスナーを設けて、足押し板3に対しマーキング部材37を着脱可能に固定しても良い。
【0016】
尚、足押し板3の両側部33に目盛り部36を設けても良く、また、図4に示すように、目盛り部36を足押し面30に設けると共に、足押し板3を透明にして、足押し面30の裏面からでも目盛り部36を確認できるようにしても良い。足押し部材4は、足押し板3と、連結片31と、目盛り部36と、マーキング部材37と、手すり部32と、側部手すり部34と、を備えている。
【0017】
次に、乗せ部材2につき説明する。
乗せ部材支持フレーム部本体23には、取り付けられているローラ(図示せず)が上下2本のスライドレール26、27に嵌った状態で移動する乗せ台支持部38が設けられており、乗せ台支持部38には、運動者が腰掛ける乗せ台39が支持されている。乗せ台支持部38には、上半身支え部材支持部40が支持部回動軸41を中心に回動可能に支持されている。上半身支え部材支持部40の下端部は、乗せ台支持部38に設けられた支持部角度可変部材42に備えられた複数の止め孔43の内、いずれかの位置で固定ピンにより固定されることにより、上半身支え部材支持部40の乗せ台39に対する角度を調整可能としている。
上半身支え部材支持部40には、運動者の上半身を支える上半身支え部材44が固定される。上半身支え部材支持部40の両側部の各々には複数の孔部45が設けられている。2つの肩押さえ棒46が、複数の孔部45の内のいずれかに固定される。2つの肩押さえ棒46の各々には、運動者の両肩の各々の移動を制限する2つの肩押さえパッド28が支持されている。
【0018】
乗せ部材2は、上記のように、乗せ台支持部38と、乗せ台39と、上半身支え部材支持部40と、支持部角度可変部材42と、上半身支え部材44と、2つの肩押さえ棒46と、2つの肩押さえパッド28と、を備えている。
【0019】
次に、荷重手段6につき説明する。
図1及び図3において、荷重手段支持フレーム部9における上方で水平に延びる部分には、ワイヤー29を介して錘5を吊り下げて支持する第1の滑車16が設けられており、上方で水平に延びる部分と下方に延びる部分の連結箇所には、第1の滑車16により送られたワイヤー29を下方に伸ばすための第2の滑車17が設けられている。第2の滑車17の直下には、第2の滑車17により送られたワイヤー29を乗せ部材2方向に伸ばすための第3の滑車(図示せず)が設けられている。乗せ部材支持フレーム部本体23の略中央位置には、第3の滑車により送られたワイヤー29を、足押し板3から離れる方向に伸ばすための第4の滑車18が設けられている。ワイヤー29の先端部は、乗せ台39の下方において支持部材角度可変部材42の後端部42aに固定される。
尚、錘5は、運動者の筋肉強度や訓練目的等に合わせて重量を可変にできる。荷重手段6は、錘5と、ワイヤー29と、第1〜第4の滑車16、17、18と、を備えている。
【0020】
図1に示すように、本発明の実施の形態による運動用機器1において、運動者が入る空間24は、フレーム部10、11、12における一端側起立部10a、11aが乗せ部材2と反対方向へ湾曲又は屈曲して足押し板3を支持すると共に、他端側起立部47、12cで乗せ部材2を支持することで形成されている。
【0021】
次に、本発明の実施の形態による運動用器具1の動作につき、説明する。
まず始めに、運動者は、フレーム部連結部21に対する足押し部材連結部22の繰り出し長さを調節した状態で固定して、足押し板3における床面に対する角度を調整して固定する。
また、運動者は、上半身支え部材支持部40の下端部を、乗せ台支持部38に設けられた支持部角度可変部材42に備えられた複数の止め孔43の内いずれかの位置で固定ピンにより固定する。これにより、上半身支え部材44を、床面に対する角度を調整して固定する。
【0022】
その後、運動者が、足押し板3を向いた横歩きをしつつ、足押し板3に設けられた手すり部32又は側部手すり部34に掴まりながら、空間24を通り、フレーム部10、11、12における床面に置かれる部分に足をおいて、乗せ台39に着座する。運動者は、乗せ台39に着座して上半身支え部材44により上半身を支えられると共に、両肩を2つの肩押さえパッド28へ押し付けることで上半身を固定する。
【0023】
それから、両足を足押し板3の足押し面30に置く。足押し面30に両足を置く位置は、目盛り部36に対し、予め、トレーナーにより伝えられているところである。尚、トレーナーがマーキング部材37を足押し面30に取り付けておいても良い。
その後、運動者が両足で足押し面30を押すと、運動者を乗せた乗せ部材2が錘5の重力に抗して、スライドレール26、27が延びる方向に沿って、足押し板3から離間する方向へ移動し始める。すると、支持部材角度可変部材42の後端部42aに固定されているワイヤー29が錘5を持ち上げる方向に移動し始める。錘5による荷重に抗して、運動者が両足を伸ばし続けると、運動者を乗せた乗せ部材2が、両足が伸びきる位置まで移動する。その後、両足を弛めると、錘5による荷重により、運動者を乗せた乗せ部材5がスライドレール26、27が延びる方向に沿って、足押し部材4に近接する方向へ移動し始め、初期位置に戻る。このような、両足で足押し板3を押すことにより乗せ部材2が離れ、両足が伸びきって両足を弛めると、乗せ部材2が元の位置へ戻るという動作を、数回から数十回、繰り返すことにより、運動者による運動用器具1の使用が終了する。
【0024】
本発明によれば、支持手段7は、床面に載置されているフレーム部10、11、12を有し、フレーム部10、11、12は、一端側起立部10a、11aが乗せ部材2と反対方向へ湾曲又は屈曲して足押し板3を支持すると共に、他端側起立部47、12cで乗せ部材2を支持し、乗せ部材2と足押し部材4との間に運動者が出入り可能な空間24を設けたので、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者であったとしても、支持手段7により乗せ部材2方向へ移動することを妨げられることなく、容易に、乗せ部材2に乗って、筋力強化を図ることができる。
更に、本発明によれば、床面に置かれる部分として、平行に延びると共に接触して並べられた少なくとも3つのフレーム部10、11、12を備えたので、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者であったとしても、フレーム部10、11に躓くことなく、容易に、乗せ部材2に乗って、筋力強化を図ることができる。
【0025】
更に、本発明によれば、3つのフレーム部10、11、12の内、両側の2つのフレーム部10、11は、乗せ部材2から離れる方向に突出する略コの字形状であって、且つ並列に配列されており、両側の2つのフレーム部10、11の側部の上端部には足押し板3の下端部が回動可能に取り付けられるものであって、3つのフレーム部10、11、12の内、中央のフレーム部12は、上方が開口した略コの字形状とされ、中央のフレーム部12の前側部の上端部は、両側の2つのフレーム部10、11の上端位置より上方に延びて、足押し板3における下端部より上方の部分を支持すると共に、中央のフレーム部12の後側部は上方に延びており、乗せ部材2を下方から支持するものであるので、簡単な構成により、足押し板3や乗せ部材2を支持することができる。
【0026】
更に、本発明によれば、足押し板3に、運動者が使用する手すり部32、34を設けたので、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者であったとしても、手すり部32、34に掴まることで、容易に、乗せ部材2に着座して、筋力強化を図ることができる。
更に、本発明によれば、手すり部は、足押し板3の外周にそって延びる棒状の手すり部(側部手すり部)34、又は、足押し板3の足押し面30に設けられた棒状の手すり部32であるので、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者であったとしても、容易に、手すり部32、34に掴まることができる。
【0027】
足押し板3の外周にそって延びる棒状の手すり部34の一端部は、足押し板3における、運動者が乗せ部材2に着座すべく移動する方向側の側部33であって、且つ足押し板3の下端部近傍に固定されており、他端部は、反対側の側部33であり、足押し板3の上端部近傍に固定されているので、運動者が乗り部材2に着座しやすくできると共に、手すり部34用の棒状部材を短くでき、コストダウンを図れる。
【0028】
更に又、本発明によれば、足押し板3の角部35は面取り加工されているので、運動者が高齢者又は身体障害者であり、誤って足押し板3に接触しても、怪我を回避することができる。
【0029】
更に、本発明によれば、足押し板3に、足押し板3に置くべき足の位置を示すための表示部を備えているので、足押し板3のいずれの位置に足を置けば良いかにつき容易に把握でき、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者等であったとしても、足を置くべき位置を誤ることなく、適切に筋力強化を図ることができる。
【0030】
更に、本発明において、表示部は目盛り部36であるので、複数の運動者に共通の表示部により、足押し板3のいずれの位置に足を置けば良いかにつき容易に把握できる。
更に、本発明は、足押し板3に置くべき足の位置を示すものであり、足押し板3に対して取付・取外可能なマーキング部材37を備えているので、使用者が交代した際でも、マーキング部材37の位置を変更することで、足を置くべき位置を適切に示すことができる。
【0031】
更に又、本発明において、マーキング部材37は、磁力又は面ファスナーの係合により、足押し板3に固定されるものであるので、容易にマーキング部材37の取付・取外を行うことができる。
【0032】
更に、本発明によれば、足押し板3の足置き面30に表示部を設けたので、乗せ台に載った使用者が、容易に足置き位置を確認することができるものであり、又、本発明によれば、足押し板3の側部33に表示部を設けたので、使用者のトレーナー等が、容易に足置き位置を確認して使用者に知らせることができる。
更に、本発明において、マーキング部材37を、足押し板3の足置き面30に設けているので、乗せ部材2に載った使用者が、容易に足置き位置を確認することができる。
【0033】
更に、本発明において、足押し板3における表示部が備えられた箇所を透明としているので、使用者のトレーナー等が、足押し板3に対し乗せ部材2の反対側から表示部を容易に確認して、使用者に足置き位置についてアドバイスできる。更に、本発明において、足押し板3における、マーキング部材37を固定する箇所を透明としているので、使用者のトレーナー等が、足押し板3に対し乗せ部材2の反対側からマーキング部材37を容易に確認して、使用者に足置き位置についてアドバイスできる。
【0034】
尚、以上に述べた運動用器具は、足押し板3が固定で乗せ部材2が移動するが、逆に、乗せ部材2が固定で足押し板3が移動し、足押し板3の移動に抗する荷重手段を備えた運動用器具に本発明を適用しても良い。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、支持手段は、床面に載置されているフレーム部を有し、フレーム部は、一端側起立部が乗せ部材と反対方向へ湾曲又は屈曲して足押し板を支持すると共に、他端側起立部でスライドレールを支持し、乗せ部材と足押し部材との間で略コの字形状をなしていて高齢者又は身体障害者が出入り可能な空間を設け、フレーム部は空間に進入する高齢者又は身体障害者が足を置く平面部分を有しており、更に上半身支え部材と足押し板の床面に対する角度を調整できるようにしたので、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者であったとしても、支持手段により乗せ部材方向へ移動することを妨げられることなく、容易に、乗せ部材に乗って、筋力強化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による運動用機器の正面図である。
【図2】 本発明の実施の形態による運動用機器の上面図である。
【図3】 本発明の実施の形態による運動用機器の左側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態による運動用機器における足押し部材を足押し面方向から見た図である。
【符号の説明】
1 運動用器具
2 乗せ部材
3 足押し板
4 足押し部材
6 荷重手段
7 支持手段
10、11 両側の2つのフレーム部
10a、11a 一端側起立部
12 中央のフレーム部
12c 他端側起立部
24 空間
32 手すり部
34 側部手すり部
35 足押し板の角部
47 他端側起立部

Claims (2)

  1. 高齢者又は身体障害者を着座させる乗せ台と床面に対する角度を調整可能とした上半身支え部材を備えてなる乗せ部材と、
    該乗せ部材に高齢者又は身体障害者が着座した状態で高齢者又は身体障害者が足で押す足押し板を有する足押し部材と、
    前記乗せ部材及び前記足押し部材を支持する支持手段と、
    該支持手段に支持されていて高齢者又は身体障害者が前記足押し板を足で押した際に前記乗せ部材を足押し板から離間する方向に水平方向に移動させるスライドレールと、
    前記乗せ部材がスライドレールに沿って水平方向に移動することに抗する荷重をかける荷重手段と、
    を備えた高齢者又は身体障害者用の運動用器具であって、
    前記支持手段は、床面に載置されているフレーム部を有し、該フレーム部は、一端側起立部が前記乗せ部材と反対方向へ湾曲又は屈曲して前記足押し板を支持すると共に、他端側起立部で前記スライドレールを支持し、前記乗せ部材と前記足押し部材との間で略コの字形状をなしていて高齢者又は身体障害者が出入り可能な空間を設け、
    前記足押し部材に対して前記空間を挟んで前記スライドレールが水平方向に配設されており、
    前記フレーム部は前記空間に進入する高齢者又は身体障害者が足を置く平面部分を有しており
    前記フレーム部に連結された連結部材によって前記足押し板の床面に対する角度を調整可能としたことを特徴とする高齢者又は身体障害者用の運動用器具。
  2. 前記乗せ部材に着座した高齢者又は身体障害者の両肩の移動を制限する肩押さえパッドを備えたことを特徴とする請求項1に記載の高齢者又は身体障害者用の運動用器具。
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