JP2007000448A - 下肢用筋力訓練機 - Google Patents

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年孝 中村
Tsuneaki Tsuzuki
常明 都築
Shinichi Ito
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【課題】
負荷を調節しやすく又乗降し易い下肢用筋力訓練機を提供すること。
【解決手段】
運動者が乗る乗部(2)と、運動者が足で押す足押板(3)と、乗部(2)の移動に負荷を掛ける荷重部(5)と、乗部(2)の前方へ運動者が出入り可能な空間を設けて乗部(2)に足押板(3)を連結する足押板連結部(6)と、乗部(2)に荷重部(5)を連結設置する荷重連結具(7)とからなり、運動者は、前記差込位置の変更に係る差込ピン(28)の抜き差し操作を行なうことが出来、更に、前記足押板連結部(6)上に踏み上がり通り抜け出来、更に、下肢用筋力訓練機(1)の左右いずれの側からでも乗部(2)へ近づき乗ることが出来る下肢用筋力訓練機である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、要支援の者又は要介護の者(以下運動者という)の諸筋を増強するための下肢用筋力訓練機に関する。
従来装置の特許文献1には、乗せ部材、足押し部材、荷重手段、支持手段を備えた運動用器具が開示されている。乗せ部材と足押し部材との間に運動者が出入り可能な空間を設けられており、荷重手段と足押し部材とに渡って支持フレーム部連結部が設けられている。
前記従来装置は、乗せ部材と足押し部材との間に運動者が出入り可能な空間を設けたので、運動者が、たとえ高齢者又は身体障害者であったとしても、支持手段により乗せ部材方向へ移動することを妨げられることなく、容易に、乗せ部材に着座して、筋力強化を図ることができる。
しかし、器具の左側前部に荷重手段と足押し部材とに渡って支持フレーム部連結部が設けられているので、器具の左側前部から乗せ部材に近づくことは難しく、不便なものであった。
又、特許文献1の図2に示されているように、乗せ部材と荷重手段の間に乗せ部材の初期位置を決める調節フレーム(14個の丸が記載された縦に長方形のもの)が設けられ、乗せ部材と荷重手段の間に長尺な間隔が有り、乗せ部材上の運動者が自分で荷重手段を操作できず負荷の調節が出来ず不便なものであった。
特開2004−194985号公報
解決しようとする課題は、下肢用筋力訓練機において、負荷を調節しやすく又乗降し易くすることである。
本発明の目的は、負荷を調節しやすく又乗降し易い下肢用筋力訓練機1を提供することである。
本発明は、運動者が乗る乗部(2)と、運動者が足で押す足押板(3)と、乗部(2)の移動に負荷を掛ける荷重部(5)と、乗部(2)の前方へ運動者が出入り可能な空間を設けて乗部(2)に足押板(3)を連結する足押板連結部(6)と、乗部(2)に荷重部(5)を連結設置する荷重連結具(7)とからなり、前記荷重部(5)は、複数の錘(27)が積み重ねられてなり、負荷となる錘(27)の数は差込ピン(28)の差込位置により変更され、荷重部(5)は、荷重連結具(7)によって乗部(2)の真横へ並列に接近して連結配置され、前記足押板連結部(6)の左右側部には空間が確保され、足押板連結部(6)は、足押板(3)と乗部(2)を連結する基枠(13)と、基枠(13)に被設する平板(23)とからなり、足押板連結部(6)は低位置に設けられ、運動者は、前記差込位置の変更に係る差込ピン(28)の抜き差し操作を行なうことが出来、更に、前記足押板連結部(6)上に踏み上がり通り抜け出来、更に、下肢用筋力訓練機(1)の左右いずれの側からでも乗部(2)へ近づき乗ることが出来ることを特徴とする下肢用筋力訓練機である。
又、荷重連結具(7)は、パイプ(51)であり、該パイプ(51)は長さの異なる他のパイプ(51a)と交換でき、乗部(2)と荷重部(5)の離間距離を変更出来る。
更に、足押板(3)の上部には、足押面(19)に貫通する横穴(20)が穿設され、足押板(3)の上部縁が手摺(21)となる。
更に又、足押板(3)の周囲縁部に、運動者の足が足押板(3)から食み出すのを防ぐストッパー(22)が取着され、該ストッパー(22)は手摺(21)を兼ねる。
又、足押板(3)に、回動可能な回動手摺枠(55)が取り付けられ、回動手摺枠(55)を、上方へ回動させると手摺機能を現し、下方へ回動させると踵受機能を現す。
更に、乗フレーム(8)を支持する左・右レール(33)・(34)を、軟性部材(58)を介して上枠(32)に固定し、前記左・右レール(33)・(34)は僅少に移動出来る。
更に又、乗部(2)を短尺二本式基枠(53)で支持し、短尺二本式基枠(53)に係る短尺左上枠(62)と短尺右上枠(63)との間に間隔を設け、背凭(9)の背面を支持する伸縮体(17)が後傾状に移動した時、該伸縮体(17)を前記短尺左上枠(62)と短尺右上枠(63)との間へ収納出来る。
又、錘(27)に貫通する調節芯棒(56)と索体(26)とをネジ式伸縮機構(57)で連結し、該ネジ式伸縮機構(57)の縮小操作により索体(26)の弛みを除去出来る。
本発明に係る荷重部5は、複数の錘27が積み重ねられてなり、負荷となる錘27の数は差込ピン28の差込位置により変更され、荷重部5は、荷重連結具7によって乗部2の真横へ並列に接近して連結配置され、前記足押板連結部6の左右側部には空間が確保され、前記足押板連結部6は、足押板3と乗部2を連結する基枠13と、基枠13に被設する平板23とからなり、足押板連結部6は低位置に設けられるから、運動者が運動時の負荷荷重を、自分で、自分に合った無理のない荷重に設定できその荷重によって好適に運動でき、意欲的に能率のよい訓練が行なえ、好都合である。
又、足押板連結部6上へ楽に踏み上がれ、通り抜け出来、乗部2に左右いずれの側からでも乗り易く、好都合である。
更に、平板23上を躓くことなく容易に歩け、好都合である。
本発明に係る荷重連結具7は、パイプ51であり、該パイプ51は長さの異なる他のパイプ51aと交換でき、乗部2と荷重部5の離間距離を変更出来るから、ユーザーの要求に応じて、乗部2と差込ピン28との距離を、運動者の手の届く好適な離間距離(好適な離間距離は、250ミリ乃至300ミリ)に変更設定でき、好都合である。
本発明に係る足押板3の上位部には、足押面19に貫通する横穴20が穿設され、足押板3の上部縁が手摺21となるものであるから、手摺21に係る構成が簡素となり、好都合である。
本発明は、足押板3の周囲縁部に、運動者の足の食み出しを防ぐストッパー22が取着されてなり、該ストッパー22が手摺21を兼ねるから、足押板3から運動者の足が食み出すのを防ぐことができ、該ストッパー22は手摺21に兼用できるから安価に製作でき、掴み易く、好都合である。
本発明に係る足押板3に、回動可能な回動手摺枠55が取り付けられ、回動手摺枠55を、上方へ回動・掛止させると手摺機能を現し、下方へ回動させると踵受機能を現するから、手摺機能では、乗降時に回動手摺枠55を掴めば下肢筋力訓練機1への乗降が楽であり安全であり、好都合である。踵受機能ではトレーニング中踵が滑り落ちるのを防ぐことができ、特に、片麻痺の運動者には踵を足押板3に保持でき極めて有益であり、又、回動手摺枠55が手摺・踵受機能の二機能を有し、コストを削減でき、好都合である。
本発明に係る乗フレーム8を支持する左・右レール33・34を、軟性部材58を介して上枠32に固定し、前記左・右レール33・34は僅少に移動出来るものであるから、左・右レール33・34に外嵌し載設された乗フレーム8が左・右レール33・34の延設方向(=前後方向)に移動する時、従来の軟性部材58を有さないものでは、左・右レール33・34に製作上の誤差が有った場合乗フレーム8が円滑に移動できないが、本発明では軟性部材58が左・右レール33・34の僅少移動を許し、製作誤差を吸収し、乗フレーム8及び乗部2が円滑に摺動出来、好都合である。
本発明に係る乗部2を短尺二本式基枠53で支持し、短尺二本式基枠53に係る短尺左上枠62と短尺右上枠63との間に間隔を設け、背凭9の背面を支持する伸縮体17が後傾状に移動した時、該伸縮体17を前記短尺左上枠62と短尺右上枠63との間へ収納出来るから、短尺二本式基枠53が延長方向に付いて短尺であり、下肢用筋力訓練機1を小型化でき、好都合である。
本発明に係る錘27に貫通する調節芯棒56と索体26とをネジ式伸縮機構57で連結したものであるから、該ネジ式伸縮機構57で索体26の弛みを容易な縮小操作で除去出来、弛みを除去した後は、乗部2の変位を錘27に適切に伝導でき、好都合である。
運動者は、本発明の下肢用筋力訓練機1を用いて下肢の運動機能に係る筋力のパワーアップを図る。
運動者は乗部2に腰掛け、足を足押板3に当て、下肢を伸展させて足押板3を押す。足押板3を押した時の反動で乗部2が後方へ摺動する。乗部2が摺動する時、荷重部5の錘27を引き上げ、膝関節の伸展動作に負荷を掛け、下肢の訓練を行なう。差込ピン28の差込位置によって錘27の数は適宜に増減変更され設定される。前記変更に係る差込ピン28の抜き差し操作は運動者によって行なえる。
図1〜4に本発明の実施例1を示す。
図1は右側前方向から見た斜視図、図2は右側面図、図3は平面図、図4は正面図である。
実施例1の下肢用筋力訓練機1を用いて、運動者は、乗部2に腰掛け、足押板3に足を乗せ、下肢を伸展させながら足押板3を押し、その反動で乗部2を動かし、大腿四頭筋その他の筋の訓練を行なう。
具体的には、下肢用筋力訓練機1はレッグプレスであり、運動者は、座部4に腰掛け姿勢で、足で足押板3を押し、屈曲した膝を伸展するという動作を複数回繰り返し行なう。
実施例1は、運動者が乗る乗部2と、運動者が足で押す足押板3と、乗部2の移動に抗して荷重を掛ける荷重部5と、乗部2と足押板3とを連結する足押板連結部6と、乗部2と荷重部5とを連結し荷重部5を乗部2の横へ配置する荷重連結具7とからなる。
乗部2は、運動者が座るものであって、基枠13と、乗フレーム8と、該乗フレーム8に取着される座部4、背凭9、リクライニング機構10、握具11、及び初期設定具12とからなる。
基枠13は、一本基枠13aと、後立上部39と、縦枠31と、後立上部39と縦枠31とで支持された上枠32とからなる。
上枠32は、左・右上枠32a・32bと、前・後上枠67・66とからなる。
前部上枠67と後部上枠66の間に渡して、左・右レール33・34がゴム筒でなる軟性部材58を介して取り付けられる。左・右レール33・34の前後端部に軟性部材58が巻き回されこの軟性部材58が前・後上枠67・68に取り付けられる。
前記左・右レール33・34に外嵌し摺動可能に前記乗フレーム8が設けられる。
初期設定具12は、基枠13に取着された棒14に、乗フレーム8に取着された外筒15を外嵌し、棒14の設定具穴47にピン(図示省略)を差し込み、該ピンで外筒15を棒14の適宜位置に掛止し、乗部2の水平方向の位置を決めるものである。
初期設定レバー16で初期設定具12の掛止・解除操作をなし、乗部2の初期位置を設定する。
リクライニング機構10は背凭9の後傾可能に支持すると共に後傾角度を調節するものであり、前記角度調節は伸縮体17の長さを変更調節して行なう。背凭レバー18を操作して伸縮体17の伸縮作動を停止・解除し、後傾角度を設定する。
足押板3は、運動者が足を乗せ該足の裏側で押す板である。
前記基枠13に連結された左右側枠35・36が乗部2の前方へ延設される。左右側枠35・36の前方には上方へ湾曲してなる前立上部38が形成される。足押板3の下部は、前立上部38に設けられた回動軸44で軸支される。
足押板3の上位部には、足押面19に貫通する横穴20が穿設され、足押板3の上部縁が手摺21となる。
足押板3の裏面中部と、前立上部38の適宜位置とに伸縮具40が渡して設けられる。足押板3の傾斜角度は、伸縮具40の長さ調節によって調節される。足押板レバー41をもって伸縮具40の伸縮作動の停止・解除を行ない、伸縮具40の長さを調節する。
足押板3の周囲縁部に、運動者の足が足押板3から食み出すのを防ぐストッパー22が取着され、該ストッパー22は手摺21を兼ねる。
又、ストッパー22に、足押板3から足が脱落するのを防ぐ足受37が取着される。
足押板連結部6は、足押板3と乗部2を連結するもので、低位に形成される。
足押板連結部6は、前記一本基枠13aと、前記一本基枠13aの左右に連結される前記左・右側枠35・36と、左・右側枠35・36及び一本基枠13aにこれらの枠より幅広に被設する平板23とからなる。
平板23の上面は水平であり、運動者は前記足押板連結部6上に踏み上がることが出来る。
前記基枠13に連結される前記左・右側枠35・36、及び、基枠13の下面の適宜箇所(=具体例では6箇所)にはこれらの枠を支持する脚45が設けられ、これらの枠は床面から僅か(=具体例では15ミリ)離間する。脚45の下面には適宜なゴム板46が取り付けられる。
荷重部5は、乗部2が移動の始点から終点へ進行する時に乗部2の移動に負荷を掛けるものである。
荷重部5は、錘フレーム24と、錘フレーム24の所定複数位置に設けられる複数個のプーリー25と、プーリー25に掛け回され更に吊下される索体26と、錘フレーム24に収容される錘27と、錘27同士を連結する調節芯棒56及び差込ピン28と、索体26の端と調節芯棒56を繋ぐネジ式伸縮機構57(=具体例ではターンバックル)と、錘27を保持する保持ロッド29とからなる。
錘27は、錘フレーム24に多数個積み重ねられて収容されており、錘27を串刺し状に貫通する調節芯棒56に一個乃至複数個が差込ピン28で適宜連結される。
調節芯棒56と、プーリー25から吊下された索体26とがネジ式伸縮機構57で連結される。前記ネジ式伸縮機構57を縮小操作すれば索体26の弛みを除去出来る。
調節芯棒56は索体26で吊り上げられ、錘27は一個乃至複数個が調節芯棒56に連結され吊り上げられる。この時、錘27は保持ロッド29に沿って上方向に移動する。
保持ロッド29の上部適宜位置に錘27の上方移動を制限する制限具42が設けられる。
吊り上げられる錘27の数は、各錘27の側壁に開けられた穴30へ差込ピン28の差し替え操作で加減する。
負荷となる錘27の数は差込ピン28をどの錘27に差し込むかにより決められる。下位の錘27の穴30へ差込ピン28を差し込めば、当該錘27の上に積まれる錘27の数が多く、負荷は大きい。上位の錘27の穴30へ差込ピン28を差し込めば錘27の数が少なく負荷は小さい。
荷重部5は、乗部2の真横へ接近して並んだ位置に、該乗部2に荷重連結具7で連結し配置される。荷重部5の前記差込ピン28は、乗部2の横側部に位置するから、施療者又は運動者によって抜き差し操作できるものである。
座部4と差込ピン28とは運動者の手の届く範囲の離間距離としその距離は250ミリ以上300ミリ以下である。この範囲値は、乗部2に乗った運動者が差込ピン28の抜き差し操作を行ない易い好適な値である。
前記離間距離が300ミリ以上では、乗部2に乗った運動者の手が差込ピン28に届き難い場合や、差込ピン28を確実に差し込めない場合が起こると共に、無駄な占有スペースが大きくなり、不都合であり、250ミリ以下では、近過ぎて差込ピン28の抜き差し操作を行ない難くい場合が起こり、不都合である。
荷重連結具7は具体例ではパイプ51である。該パイプ51の他に長さの異なる他のパイプ51aが準備される。他のパイプ51aは、標準的なパイプ51より、長いものもあり又短いものもあり、適宜個数準備される。
前記パイプ51は、長さの異なる他のパイプ51aと交換でき、交換すれば乗部2と荷重部5の離間距離を変更出来る。
図3中、52は荷重部用固定具、54は左上枠32aから錘27方向へ突起した、パイプ51を差し込む乗部突起片54、59は乗部突起片54とパイプ51を固定する乗部用ボルトである。
荷重部5は、足押板連結部6の両側部位置には無く、足押板連結部6の両側部には空間が確保される。
運動者は、足押板連結部6上に踏み上がることが出来、下肢用筋力訓練機1の左右いずれの側からでも乗部2へ近づけ該乗部2へ乗ることが出来るものである。
従って、運動者が片麻痺等で移乗動作が不自由な場合でも、都合の良い側からアプローチできる。
尚、図3中、68は足押板3に描いた横線、69は足押板3に描いた縦線である。
実施例1を使用する際には、先ず、運動者は下肢用筋力訓練機1の左右のいずれかの側から足押板連結部6の平板23に上がり乗部2に腰掛ける。
荷重部5は乗部2の真横に配置されており、乗部2の両側には空間が確保されているので、運動者は乗部2の左右のいずれの側からでも乗部2へ接近できる。
平板23は低位置にあり乗部2に乗る時には該平板23に踏み上がる。
運動者は、足押板3の上部縁の手摺21を適宜掴んで乗部2に腰掛ける。
運動者は、乗部2に腰掛けた後、握具11を掴み身体を安定に維持する。
乗部2の初期位置を、初期設定具12で個人毎の訓練に好適な位置に決め、当該位置で前記ピンを設定具穴47に挿入し、外筒15を棒14に掛止し、乗部2の訓練開始位置を調節設定(=初期設定)する。この設定により運動者の下肢の訓練開始時点の膝の屈曲角度が設定される。
次に、運動者は足裏を足押板3の面上に当てる。
足押板3の周囲縁部に設けられたストッパー22は、食み出そうとする足に当って当該足の食み出しを防ぐ。
荷重連結具7の具体的部材であるパイプ51は、その適宜な長さをもって荷重部5を乗部2に接近して連結固定する。パイプ51はユーザーの要望に応じて適宜な長さのものを採用し、該パイプ51は、異なる長さの他のパイプ51aに変更でき、荷重部5と乗部2との間隔を変更できる。
前述の引き上げられる錘27の数は負荷の値に対応する。負荷の大きさは、運動者又は施療者が差込ピン28で穴30を適宜選択して決定する。実施例1では、乗部2上の運動者が差込ピン28を操作できる。
プーリー25は索体26の張設中途部を支え索体26を所定通路に支持し移動させる。
次に、運動者は、下肢に力を入れ、膝関節を伸展し足押板3を押し(=往動)訓練を開始する。足押板3を押した反動により乗部2が後方へ摺動する。この膝関節の伸展運動により大腿四頭筋その他の筋が強化される。
乗部2が後方へ摺動する時、左・右レール33・34は軟性部材58を変形させることによってその間隔は微小量変動できるので乗部2は円滑に移動できる。
乗部2及び乗フレーム8の後方摺動に伴って、乗フレーム8により索体26が引かれ、該索体26により荷重部5の錘27が一個又は複数個引き上げられ、下肢に錘27による負荷が掛かる。
次に、膝関節を屈曲状態に戻す(=復動)。乗部2は前方向へ摺動し元位置へ戻る。この時、錘27は、下降し元位置へ戻り着地する。錘27が着地するまでは下肢の筋に順方向の重量が掛かっており、錘27が着地すると索体26は弛緩し、前記重量は無くなる。
次に、再び下肢に力を入れ、乗部2を後方へ摺動させる。
運動者は、前記往動と復動の動作を所定回数行ない又は所定時間繰り返し行ない、大腿四頭筋その他の筋力増強訓練を行なう。膝関節の伸展・屈曲に伴い錘27は錘フレーム24内を上下方向に移動する。
索体26が弛んだ時には、ネジ式伸縮機構57を縮小操作し弛みを除去する。
訓練を終了する時は、運動者は下肢の力を緩める。乗部2は錘27の下降作用により初期位置に戻る。運動者は、乗部2から降り、足押板連結部6に立ち、下肢用筋力訓練機1の左右のいずれかの側から退出し、訓練を終了する。
図5、6に示す実施例2は、実施例1に係る基枠13及び左・右側枠35・36を、二本式基枠43に代えたものである。
実施例2に係る二本式基枠43は、左・右フレーム48・49を有し、乗部2を支持する。
左・右フレーム48・49は前方に延設され延設先部に足押板3を支持する。左フレーム48と右フレーム49の間に接続部材50が設けられる。
二本式基枠43を備えた下肢用筋力訓練機1は、乗部2及び足押板3が堅牢に支持され、耐久性に富み、好適である。
図7に示す実施例3は、実施例2に係る二本式基枠43を、短尺二本式基枠53に代えたものである。
実施例3に係る短尺二本式基枠53は、当該基枠53の長手方向の長さを短尺にしたものであり、短尺左・右フレーム60・61と、短尺左・右上枠62・63と、縦枠31と、後立上部39とでなる。短尺左フレーム60と短尺右フレーム61の間に接続部材50が設けられる。
短尺二本式基枠53で乗部2を支持し、短尺二本式基枠53に係る短尺左上枠62と短尺右上枠63との間に間隔を設け、更に、該短尺左・右上枠62・63の後端部における後部左上枠64と後部右上枠65との間にも間隔を設ける。
背凭9の背面を支持する伸縮体17が後傾状に移動した時、該伸縮体17を前記短尺左上枠62と短尺右上枠63との間へ収納出来る。
短尺二本式基枠53の前方部には、足押板3が接続される。
短尺二本式基枠53を備えた下肢用筋力訓練機1は、乗部2が堅牢に支持され、耐久性に富み、奥行きを短縮できる。
図8に示す実施例4は、実施例1に係る足押板3に、回動手摺枠55を付加取着したものである。
足押板3の左右側壁に両端が軸支された回動手摺枠55は回動・掛止可能であり、該回動手摺枠55を上方へ回動・掛止させると手摺機能を現し、下方へ回動・掛止させると踵受機能を現す。
本発明の下肢用筋力訓練機1は、負荷を調節しやすく又乗降し易くする為に作られるものであって、運動者が乗る乗部2と、運動者が足で押す足押板3と、乗部2の移動に抗して荷重を掛ける荷重部5と、乗部2と足押板3を連結する足押板連結部6と、乗部2の真横へ荷重部5を連結する荷重連結具7とからなり、荷重部5は、複数の錘27が積み重ねられて構成され、負荷となる錘27の数は差込ピン28の差込位置により変更され、荷重部5は、乗部2に接近して設けられる。本発明は、運動者が左右のどちら側からでも容易に乗部2へ乗ることができ差込ピン28が運動者によって操作できることが要求される下肢用筋力訓練機に適用できる。
本発明の実施例1の斜視図である。 本発明の実施例1の右側面図である。 本発明の実施例1を上から見た図である。 本発明の実施例1の正面図である。 本発明の実施例2の一部を省略した斜視図である。 本発明の実施例2の二本式基枠を示す図である。 本発明の実施例3の短尺二本式基枠を示す図である。 本発明の実施例4の回動手摺枠を示す図である。
符号の説明
1 下肢用筋力訓練機
2 乗部
3 足押板
5 荷重部
6 足押板連結部
7 荷重連結具
9 背凭
13 基枠
17 伸縮体
19 足押面
20 横穴
21 手摺
22 ストッパー
23 平板
26 索体
27 錘
28 差込ピン
32 上枠
33 左レール
34 右レール
51 パイプ
51a他のパイプ
53 短尺二本式基枠
55 回動手摺枠
56 調節芯棒
57 ネジ式伸縮機構
62 短尺左上枠
63 短尺右上枠

Claims (8)

  1. 運動者が乗る乗部(2)と、運動者が足で押す足押板(3)と、乗部(2)の移動に負荷を掛ける荷重部(5)と、乗部(2)の前方へ運動者が出入り可能な空間を設けて乗部(2)に足押板(3)を連結する足押板連結部(6)と、乗部(2)に荷重部(5)を連結設置する荷重連結具(7)とからなり、
    前記荷重部(5)は、複数の錘(27)が積み重ねられてなり、負荷となる錘(27)の数は差込ピン(28)の差込位置により変更され、荷重部(5)は、荷重連結具(7)によって乗部(2)の真横へ並列に接近して連結配置され、前記足押板連結部(6)の左右側部には空間が確保され、足押板連結部(6)は、足押板(3)と乗部(2)を連結する基枠(13)と、基枠(13)に被設する平板(23)とからなり、足押板連結部(6)は低位置に設けられ、
    運動者は、前記差込位置の変更に係る差込ピン(28)の抜き差し操作を行なうことが出来、更に、前記足押板連結部(6)上に踏み上がり通り抜け出来、更に、下肢用筋力訓練機(1)の左右いずれの側からでも乗部(2)へ近づき乗ることが出来ることを特徴とする下肢用筋力訓練機。
  2. 荷重連結具(7)は、パイプ(51)であり、該パイプ(51)は長さの異なる他のパイプ(51a)と交換でき、乗部(2)と荷重部(5)の離間距離を変更出来ることを特徴とする請求項1記載の下肢用筋力訓練機。
  3. 足押板(3)の上部には、足押面(19)に貫通する横穴(20)が穿設され、足押板(3)の上部縁が手摺(21)となることを特徴とする請求項1記載の下肢用筋力訓練機。
  4. 足押板(3)の周囲縁部に、運動者の足が足押板(3)から食み出すのを防ぐストッパー(22)が取着され、該ストッパー(22)は手摺(21)を兼ねることを特徴とする請求項1記載の下肢用筋力訓練機。
  5. 足押板(3)に、回動可能な回動手摺枠(55)が取り付けられ、回動手摺枠(55)を、上方へ回動させると手摺機能を現し、下方へ回動させると踵受機能を現すことを特徴とする請求項1記載の下肢用筋力訓練機。
  6. 乗フレーム(8)を支持する左・右レール(33)・(34)を、軟性部材(58)を介して上枠(32)に固定し、前記左・右レール(33)・(34)は僅少に移動出来ることを特徴とする請求項1記載の下肢用筋力訓練機。
  7. 乗部(2)を短尺二本式基枠(53)で支持し、短尺二本式基枠(53)に係る短尺左上枠(62)と短尺右上枠(63)との間に間隔を設け、
    背凭(9)の背面を支持する伸縮体(17)が後傾状に移動した時、該伸縮体(17)を前記短尺左上枠(62)と短尺右上枠(63)との間へ収納出来ることを特徴とする請求項1記載の下肢用筋力訓練機。
  8. 錘(27)に貫通する調節芯棒(56)と索体(26)とをネジ式伸縮機構(57)で連結し、該ネジ式伸縮機構(57)の縮小操作により索体(26)の弛みを除去出来ることを特徴とする請求項1記載の下肢用筋力訓練機。
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