JP3841243B2 - 抗菌消臭粉材 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は合成樹脂を初め、セメント、紙、金属等広範な素材からなる製品の素材に分散混入させ若しくはこれら製品の外面に添着或いは印刷することにより、優れた抗菌性と消臭性を保持せしめることの可能な抗菌消臭粉材に関する。
【0002】
【従来技術】
近年においては生活水準の著るしい向上と、他方における高齢化や核家族化並びに出生率の低下等に伴って健康指向が高まっており、これがため食生活においては無農薬、有機栽培農作物或いは無添加食品等の選択的購買がなされており且これらとともに生活資材や文房具、玩具等に至るまで衛生的機能が要望されるに至っており、更には住居や店舗、事務所等の建物や施設空間においても抗菌や消臭或いは防塵等環境浄化が求められている実情にある。
【0003】
ところで現状における抗菌や消臭手段をみてみると、抗菌手段においては細菌や黴菌に対して殺菌殺黴性を有する薬剤を製品素材に混入させたり或いは製品表面に塗布させ、その揮散若しくは溶出による薬殺力を以って抗菌を図る所謂有機系抗菌剤を用いるものや、無機質からなる担体にその微量金属イオンが殺菌作用を保持する銀や銅を担持させてなる所謂オリゴダイナミック作用を用いるもの、或いは無機質担体に紫外線エネルギーの吸収に伴い酸素を遊離する酸化チタンを担持させ、この遊離酸素の酸化分解力を以って抗菌を図る所謂無機系抗菌剤を用いるもの、更にはオゾンガスや紫外線を用いる方法等が挙げられる。
【0004】
しかしながら有機系抗菌剤を用いる方法では、製品素材中に混入され若しくは製品表面に塗着若しくは印刷された薬殺成分の揮散や溶出に伴って抗菌作用が発揮されるものであるから、使用素材が限定されるばかりか密閉空間での使用はもとより幼児や老人等体力的に虚弱な者には極めて危険性が高く、更にオゾンガスや紫外線による方法も本来的に危険なものであるから、その使用範囲は極めて限定されるものである。
従って広範囲に亘って且安全に抗菌をなしうる手段としては無機系抗菌剤の使用に集約されるが、該無機系抗菌剤のうち無機質担体に銀や銅を担持させオリゴダイナミック作用により抗菌を図るものでは、使用経過とともに銀や銅の表面に酸化膜等が形成されて微量金属イオンの創出が阻害される所謂不動態化するため抗菌性が著るしく低下する問題を抱えており、更に酸化チタンを担持させて遊離酸素による酸化分解力で抗菌を図るものにおいても、遊離酸素の創出には所要の紫外線エネルギーの吸収が前提となるもので、製品の使用場所や使用状況如何により紫外線エネルギーは著るしく異るため、当然に創出される遊離酸素量も著るしく変動することから抗菌性も大きく変動する結果となるばかりか、これらオリゴダイナミックや遊離酸素によるものでは微量金属イオンの創出面或いは遊離酸素の創出面等接触面のみの抗菌作用となるため、抗菌効率が極めて悪い等の問題も抱えている。
【0005】
他方消臭手段としては、放散される臭気より芳香性の強い芳香ガスにより臭気分子をマスキングする方法を初め、臭気分子を多量に吸着しうる吸着面積の大きな活性炭の如き吸着材で吸着する方法、オゾンガスで臭気分子を分解する方法、或いは微生物の繁殖で分泌される酵素により分解させる方法等が挙げられる。
然るにマスキング法においては芳香ガス自体に好き嫌いの選択性があるばかりか、臭気によっては却って悪臭化することが招来され、更に吸着材を用いる方法においては、臭気分子の吸着とともに吸着能力が低下するため極めて短期間しか消臭性が期待できず、而もオゾンガスによる方法も危険性が高く使用も特定された範囲に制限され、微生物による方法ではその管理が至難であるばかりか速効性に欠ける等の問題を抱えている。
【0006】
そして消臭に関して考慮すべきは、その臭気発生の多くが細菌や黴菌等の繁殖に伴って分泌される分泌液自体や該菌類の繁殖に伴う食品類の腐敗や有機物の変性によるものであるから、消臭性に優れた消臭材としては必然的に抗菌機能を保持するものが要請されることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる実情に鑑みなされたものであって、本発明は広範な製品素材に混入し若しくは製品表面に塗着若しくは印刷しえるとともに、電磁波放射により活性酸素を創出せしめて非接触面に亘って高い抗菌性と消臭性を、安全且長期に発揮できる抗菌消臭粉材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本発明が採用した技術的手段は、その放射波長が2.5乃至3.2μmの近赤外線並びに5.0乃至7.4μmの遠赤外線領域の電磁波を黒体の放射率に対し少なくとも0.8以上の放射率を以って放射しえる放射体で、且臭気分子を多量に吸着しえる吸着体を形成するうえから、その微孔表面積が6.0m2/g以上で且塩基置換容量(meq/100g)が100meq以上のアルミノ珪酸塩鉱物からなる微粉状基材を45乃至55%重量に酸化珪素を25乃至35%重量、酸化チタン並びに酸化マンガンをそれぞれ8乃至11%重量及び酸化銀を0.5乃至1.5%重量の組成割合を以って焼成させ且所要の粒径に破砕させてなる抗菌消臭粉材の構成、或いは酸化銀に代えて酸化亜鉛が5乃至10%重量の組成割合を以って焼成させてなる抗菌消臭粉材の構成に存する。
【0009】
【作用】
本発明はかかる構成からなるため、以下の如き作用を有する。即ち抗菌消臭粉材はその微孔表面積が6.0m2/g以上で且塩基置換容量(meq/100g)が100meq以上のアルミナ珪酸塩鉱物からなる微粉状基材が45乃至55%重量割合で組成されてなるため、臭気分子の吸着容量が極めて大きく多量の臭気分子が吸着されるばかりか、その塩基置換性により特に窒素やアンモニア態のガスが積極的に吸着される。
加えて該抗菌消臭粉材は焼成によりセラミックス性状を保持するもので、その主要組成成分がアルミノ珪酸塩鉱物からなる微粉状基材に酸化珪素が25乃至35%重量割合で組成されてなるから、かかる組成成分によりその波長が略5μm以上の遠赤外線領域の電磁波の放射率が、更に酸化チタン並びに酸化マンガンからなる遷移元素酸化物がそれぞれ8乃至11%重量割合で組成されてなるため、その波長が略1.5乃至4μmの近赤外線領域の電磁波の放射率が、黒体の放射率に対して0.8以上の放射率に保持されることとなる。
而も酸化銀が0.5乃至1.5%重量若しくは酸化亜鉛が5乃至10%重量割合で組成されるため、微弱な外部温度エネルギーの吸収に際しても電子移動反応が促進されるため再放射に係る電磁波放射エネルギーが高められることとなる。そして放射される電磁波は、無機質や有機質にかかわらず透過し、その電磁波放射エネルギーの範囲内の水分子が共振励起される結果反応性が高く且酸化分解力の高い活性酸素が創出されて、菌類の生理機能の阻害や繁殖防止に伴う抗菌と臭気分子の分解消去がなされる。
【0010】
【実施例】
以下に本発明実施例を詳細に説明すれば、微粉状基材はアルミノ珪酸塩鉱物を所要の粒径に破砕して形成されるもので、アルミナ珪酸塩鉱物が選択される理由は臭気分子を多量に吸着しえる微孔表面積が極めて大きく、且臭気分子の中でも悪臭原因とされる窒素やアンモニア態の臭気分子を積極的に吸着しえる塩基置換性を保持すること、及び焼成によるセラミックス性状化に伴う遠赤外線領域の放射特性を具備させるうえからアルミナやシリカを主成分とするものが望まれることによる。そしてアルミノ珪酸塩鉱物の具体的なものとしては沸石類が挙げられ、とりわけゼオライトやベントナイト等が好適であって、且ゼオライトは天然産出によるものでも合成によるものでも使用上何等問題は無い。
更に本発明抗菌消臭粉材は、各種製品素材に分散混入させ、或いは塗着剤や印刷インキ等に混入のうえ製品表面に塗着若しくは印刷させること、及び水分子を共振励起せしめるための近赤外線並びに遠赤外線領域の電磁波を効率良く放射させるため、その放射表面積率を大きく形成する必要上可能な限り微粒なもの、望ましくはその粒径が10μm以下に形成させる必要上該微粉状基材としても3μm以下好ましくは1μm以下に形成させることが望まれる。
【0011】
かくしてなる微粉状基材を主成分として45乃至55%重量割合で使用するとともに、酸化珪素が25乃至35%重量割合で配合されるもので、かかる配合により組成上の実質的な酸化珪素分は略55乃至70%重量割合、及び酸化アルミニウム分が略8乃至12%程度の組成割合となり、焼成によるセラミックス化された本発明からの放射波長が略5μm以上の遠赤外線領域の電磁波を黒体の放射率に対して少なくとも0.8以上の放射率で放射させることが可能となる。
そしてかかる酸化珪素も、焼成により形成される本発明抗菌消臭粉材の粒径がせいぜい10μm以下に形成される関係上、その粒径は最大でも3μm以下のものの使用が望まれる。
【0012】
而して本発明においては水分子を共振励起せしめて活性酸素を創出させるものであるから、水分子を共振励起せしめる他方の波長領域所謂その波長が2.5乃至3.2μmの近赤外線領域の電磁波も黒体の放射率に対して0.8以上の放射率で放射させる必要がある。
そこでセラミックス素材の保持する遠赤外線放射領域を短波長側に移行させる手段として遷移元素酸化物が配合されるもので、本発明における波長2.5乃至3.2μmの近赤外線領域の電磁波を所要の放射率で放射させるうえからは、酸化チタン並びに酸化マンガンが望まれ且これらがそれぞれ8乃至11%重量割合で配合される。無論これら遷移元素酸化物も焼成形成される本発明抗菌消臭粉材の粒径の関係から3μm以下のものの使用が望まれる。
【0013】
加えて本発明において考慮すべきは、その放射に係る近赤外線や遠赤外線の電磁波放射エネルギーは外部温度エネルギーの吸収に伴う変換再放射であり、外部温度エネルギー自体微弱なものであるから、電磁波放射により活性酸素を有効に創出させるうえからは外部温度エネルギーを効率良く変換させ且効果的に放射させる配慮が要請される。
ところで温度エネルギーの吸収による電磁波への変換再放射は電子移動反応によるものであるから、これを効率良く変換させるためには電子移動反応を促進させることにあり、かかる電子移動反応を促進させる促進材所謂触媒としては酸化銀若しくは酸化亜鉛が、放射効率に係る多くの実験より究明されている。従って酸化銀においては少なくとも0.5%重量から最大で1.5%重量割合の範囲で、更に酸化亜鉛においては少なくとも5%重量割合から最大でも10%重量割合の範囲で配合させることが、変換効率を高めるうえで提案される。
【0014】
かかる如きそれぞれの成分を所要の組成割合で配合のうえ本発明抗菌消臭粉材を作成するにあたっては、組成成分相互を十分に分散混合のうえ所要の形状に成形し、且焼成のうえ所望の粒径に破砕せねばならない。
これがため所要の組成割合で配合された全体量に対して更に水を160乃至200%重量割合で添加し攪拌若しくは混練することにより、主成分としての微粉状基材の粘性によって、成分相互の結合性が高められながら相互を均質に分散混合され、且その可塑性によって所要の形状に成形される。
【0015】
而して所要の形状に成形の後乾燥、焼成、破砕により作成されるもので、かかる乾燥や焼成或いは破砕については特別な制限は無く、一般的なセラミックス粉材の作成手段を用いれば良い。
即ち乾燥、焼成、破砕について例示すれば、所要の形状に成形したるうえ加熱乾燥、若しくは真空乾燥等により、望ましくはその残留水分が5%以下となるまで予備乾燥する。そして該予備乾燥に引続く焼成においても、主要な組成成分である微粉状基材の保持する多量の微孔が滅失されぬよう且組成成分相互が強固に結合された状態で焼成されれば良いから、一般的セラミックス素材における組成成分相互を十分に熔化させるまでの焼成は不用であって、組成成分の組成割合や成分の粒径等によっても異るが略790乃至900℃の温度で且3乃至5時間の焼成条件で十分である。
而して焼成がなされた後は転動ミル、振動ボールミル若しくはジェットミル等を用いて、最大でも10μm以下の粒径に破砕することにより、本発明抗菌消臭粉材が得られる。
【0016】
以下に本発明抗菌消臭粉材を用いた抗菌性試験及び消臭性試験についての結果を示せば、試験に用いた抗菌消臭粉材はアルミノ珪酸塩鉱物としてゼオライトを用い、これを平均粒径0.8μmに破砕した微粉状基材51%重量に、その平均粒径が0.3μmの酸化珪素を30%重量、酸化チタン並びに酸化マンガンをそれぞれ9%重量、及び酸化銀を1%重量割合で配合し、この全体重量に対し純水を180%重量割合で添加して撹拌混練し十分に分散させたるうえ、真空乾燥で残留水分を5%となるまで予備乾燥し、860℃3時間焼成した後平均粒径2.7μmに破砕させたものを使用した。
【0017】
抗菌試験のための試料は、ポリ塩化ビニル樹脂に本発明抗菌消臭粉材を0.1%重量、0.3%重量及び3.0%重量配合のうえ、厚さ50μmに成形したフィルム材をそれぞれ試料1、試料2、試料3とし、且無配合のものを対照とした。
抗菌試験には大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌の3種を用い、試験方法は標準寒天培地にて35℃48時間前培養した供試菌を用いて供試菌液を106−7/mlに調整したうえ、滅菌シャーレに供試菌液2mlを滴下し、この供試菌液の上にそれぞれの試料片を静置し経過時間毎に菌液0.1mlを取り出し、塗沫後再培養したうえ、その生菌数を判読したもので結果は表1の通りである。
【0018】
【表1】
【0019】
消臭試験のための試料は、抗菌試験で作成したフィルム材を用いて横20cm縦30cmの袋を作成し、本発明抗菌消臭粉材を0.1%重量配合のものを試料1、0.3%重量配合のものを試料2とし、無配合のもを対照とした。
消臭試験の方法は、予め所定の濃度に調整したアンモニアガス、メチルメルカプタンガス、酢酸ガス、及び硫化水素ガスを試料内に封入し、経過時間毎にそれぞれ封入されたガスの残留濃度を測定したもので、残留濃度測定には北川式ガス検知管を用いたもので、結果は表2の通りである。
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】
本発明は上述の如き構成からなるもので、組成成分の略半分を占める微粉状基材がその微孔表面積で6.0m2/g以上で且塩基置換容量(meq/100g)が100meq以上のアルミノ珪酸塩鉱物を微粉状に破砕させてなるものであり、而も焼成に際しても組成成分相互を熔化させることなく凝集結合された構造で焼成されるため、組成成分粒子相互の間隙とも相俟って臭気分子の吸着面積が極めて大きく形成されるから多量の臭気分子が吸着され、而も悪臭源とされる窒素やアンモニア態ガスに対しても、その塩基置換性により積極的に吸着されるため優れた消臭効果が発揮される。
そして本発明は外部温度エネルギーの吸収に伴い水分子を共振励起させる波長2.5乃至3.2μmの近赤外線並びに5.0乃至7.4μmの遠赤外線領域の電磁波が、黒体の放射率に対し少なくとも0.8以上の放射率で放射され且この電磁波は無機質や有機質に係りなく透過放射されてその放射範囲の水分子が共振励起され、反応性が高く酸化分解力の強い活性酸素が創出されるため、細菌や黴菌の生理機能の阻害と繁殖防止による抗菌並びに臭気分子も分解消去され、而も吸着された臭気分子の分解消去に伴い長期に亘って臭気分子の吸着性が保持される。
更に本発明においては外部温度エネルギーの吸収に伴う電磁波の再放射により抗菌並びに消臭を図るものであるから略半永久的に使用しえ且安全性も極めて高い等多くの特長を具備した抗菌消臭粉材といえる。
Claims (2)
- その微孔表面積が6.0m2/g以上で且塩基置換容量(meq100g)が100meq以上のアルミノ珪酸塩鉱物からなる微粉状基材が45乃至55%重量、酸化珪素25乃至35%重量、酸化チタン並びに酸化マンガンがそれぞれ8乃至11%重量及び酸化銀0.5乃至1.5%の組成割合で焼成され、粒径10μm以下に破砕され、而もその放射波長が2.5乃至3.2μmの近赤外線並びに5.0乃至7.4μmの遠赤外線領域の放射率が、黒体の放射率に対し少なくとも0.8以上の放射率を有することを特徴とする抗菌消臭粉材。
- 酸化銀の代りに酸化亜鉛が5乃至10%重量割合で組成されてなる請求項1記載の抗菌消臭粉材。
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