JP3840557B2 - 埋設物探知方法および埋設物探知装置 - Google Patents

埋設物探知方法および埋設物探知装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、埋設物探知方法および埋設物探知装置に関する。さらに詳しくは、地雷などの埋設物を探知する埋設物探知方法および埋設物探知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、地雷などの埋設物を探知するための埋設物探知装置、特に探知センサとして金属探知機を利用する埋設物探知装置においては、高精度の探知を行うために地表から一定距離に探知センサを保ちながら探知を行うことが重要とされる。
【0003】
例えば、図16に示す埋設物探知装置(特開2000−180562号公報参照)100は、走行部101の走行方向前方で探知センサ102および距離計測センサ103を位置調整可能に支持する支持部104を備え、距離計測センサ103により計測される地表面との距離を一定に保つようアクチュエータ105により支持部104を操作しながら走行部101を走行させ、埋設物を探知するものとされる(また、地中レーダを利用して埋設物を探査する探査装置として特許第2785911号参照)。
【0004】
この装置100では、距離計測センサ103の構成およびその計測データの処理方法が改良され、これによって地表との距離の測定精度が向上され、探知精度が向上されている。
【0005】
ところが、前掲した装置100においては探知センサ102の位置を調整するために、レーザセンサなどからなる距離計測センサ103と油圧シリンダなどからなるアクチュエータ105とを用い、距離計測センサ103の計測結果に基づいてアクチュエータ105を制御する必要がある。このため、機構の複雑化および装置の大型化を招くとともに、制御系の調整を含めて保守に要する時間が長くなり、コストが増大するといった問題がある。
【0006】
また、従来の埋設物探知装置における別の問題点として、地雷にケーブルワイヤなどを利用した罠線が設けられている場合に探知中に地雷が起爆し、探知センサが損傷することがある。このような場合は、探知作業を中断しセンサを交換するなどの処置を実施する必要があり、コスト増大を招くとともに、地雷の撤去作業が遅延するといった問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、コンパクトな機構を採用するようにしてコストの上昇を抑え、迅速、安全かつ確実に埋設物を探知することができる埋設物探知方法および埋設物探知装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の埋設物探知方法は、複数の探知部をそれぞれの保持装置により保持させて走行部により走行させながら埋設物の探知をなす埋設物探知方法であって、
前記探知部は、探知センサと、該探知センサを収納する前記保持装置に保持されるセンサケースとを備え、
前記保持装置は、前記探知部の姿勢を一定に保ちながら上下動自在に支持するリンク機構と、前記探知部を引上げるようにして地面と接する接地力を調整する接地力調整部と、前記探知部の上下方向の振動を抑制する振動減衰部とを備え、それにより同探知部の接地力を所定値以下に補償するものとされ、
前記複数の探知部を進行方向に対して横並びに配置し、各探知部の接地力をそれぞれの保持装置により前記所定値以下に補償しながら埋設物の探知をなすことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の埋設物探知方法においては、罠線を自動的に除去しながら埋設物の探知をなすのが好ましい。
【0011】
さらに、本発明の埋設物探知方法においては、探知した埋設物位置をマーキングしながら埋設物の探知をなすのが好ましい。
【0012】
さらに、本発明の埋設物探知方法においては、探知した埋設物位置の位置情報を記憶しながら埋設物の探知をなすのが好ましい。
【0013】
さらに、本発明の埋設物探知方法においては、センサケース底面に衝撃緩和部材を設け、探知部の接地の際の衝撃を緩和させながら埋設物の探知をなすのが好ましい。
【0015】
一方、本発明の埋設物探知装置は、複数の探知部をそれぞれの保持装置により保持させて走行部により走行させながら埋設物の探知をなす埋設物探知装置であって、
前記探知部は、探知センサと、該探知センサを収納する保持装置に保持されるセンサケースとを備えて、進行方向に対して横並びに配置され、
前記保持装置は、前記探知部の姿勢を一定に保ちながら上下動自在に支持するリンク機構と、前記探知部を引上げるようにして地面と接する接地力を調整する接地力調整部と、前記探知部の上下方向の振動を抑制する振動減衰部とを備え、それにより同探知部の接地力を所定値以下に補償するものとされてなる
ことを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、センサケースが、進行方向前後にそり部を有してなるのが好ましい。
【0019】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、センサケースが、接地の際の衝撃を緩和する衝撃緩和部材を底面に有してなるのが好ましい。
【0021】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、リンク機構が、進行方向後方に傾斜させられてなる平行リンク機構とされてなるのが好ましい。
【0022】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、リンク機構が、探知部を格納位置まで引上げられるよう構成されてなるのが好ましい。
【0023】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、リンク機構が、当該リンク機構を格納位置でロックするロック機構を有してなるのが好ましい。
【0024】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、リンク機構の進行方向前方に位置するリンクがその上端部側に延長部を有し、該延長部に接地力調整部のバネ機構の一端が探知部を上方に引き上げるようにして接続されてなるのが好ましい。
【0025】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、バネ機構が延長部を挾んで対称に配設されてなるのが好ましい。
【0026】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、延長部に振動減衰部のダンパの一端が接続されてなるのが好ましい。
【0027】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、リンク機構が、探知部の重量を軽減するカウンターウエイトを有してなるのが好ましい。
【0028】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、罠除去装置を探知部の前方に備えてなるのが好ましい。
【0029】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、埋設物の探知位置をマーキングするマーキング装置を備えてなるのが好ましい。
【0030】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、埋設物の探知位置の位置情報を記憶する記憶手段を備えてなるのが好ましい。
【0031】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、全ての探知部を一度に収納位置まで引上げる探知部収納補助装置を備えてなるのが好ましい。
【0032】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、ピッチング角度調整装置を備えてなるのが好ましい。
【0033】
さらに、本発明の埋設物探知装置においては、接地力調整補助装置を備えてなるのが好ましい。
【0034】
【作用】
本発明の埋設物探知方法は、前記の如く構成されているので、地雷などの爆発性埋設物を爆発させることなく探知することができる。本発明の埋設物探知方法の好ましい形態においては、罠線が設けられていても探知部を損傷させることなく探知作業がなし得る。
【0035】
一方、本発明の埋設物探知装置は、前記の如く構成されているので、距離センサなどを探知部に設ける必要がないので、埋設物探知装置の構成の簡素化および低コスト化が図られる。本発明の埋設物探知装置の好ましい形態においては、罠線が設けられていても探知部を損傷させることなく探知作業がなし得る。また、本発明の埋設物探知装置の別の好ましい形態においては、探知位置のマーキングがなされたり、探知位置の位置情報が記憶されたりするので、その後の除去作業が迅速になされる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
【0037】
実施形態1
図1に、本発明の実施形態1に係る埋設物探知方法が適用されている埋設物探知装置の全体構成を概略的に示す。
【0038】
同図に示すように、埋設物探知装置(以下単に装置という)Kは、探知部10と、探知部10の接地力を機械的機構により所定値以下に補償しながら保持する保持装置20と、この保持装置20を地表面R上で走行させる走行部30とを主要構成要素として備えてなる。ここで、保持装置20は走行部30の進行方向前方に張出すようにして設けられたブームLにより支持されている。
【0039】
図2〜図5に、探知部10および保持装置20の詳細を示す。図2は探知部10の上面図であり、図3は探知部10および保持装置20の側面図である。図4、図5は保持装置20の正面図および背面図である。
【0040】
図2および図3に示すように、探知部10は、埋設物を探知する例えば金属探知機からなる探知センサ11と、探知センサ11を収納するとともに保持装置20により直接的に支持される非金属からなるセンサケース12と、から構成される。
【0041】
探知センサ11は所定数(例えば6個)設けられるものとされ、それぞれが別個のセンサケース12に収納された状態で走行部30の進行方向に対して横並びに所定間隔で配置されるものとされる(図8、図12参照)。
【0042】
図2および図3に示すように、センサケース12は例えばFRP(繊維強化プラスチック)などの合成樹脂からなり、探知センサ11を収納するケース本体12aと、ケース本体12aの下面に形成されるそり(橇)部12bとから構成される。ケース本体12aは、進行方向の前後に長い箱状とされる。そり部12bは、ケース本体12aの前後両側の下端部に上向きの斜板を一体に設けるようにして形成されている。
【0043】
保持装置20は、探知部10の姿勢を一定に保ちながら上下動自在に支持するリンク機構21と、探知部10が地面と接する接地力を調整する接地力調整部22と、探知部10の上下方向の振動を抑制する振動減衰部23と、から構成される。つまり、保持装置20は、機械的機構により探知部10の接地力を所定値以下に補償するものとされる。また、リンク機構21、接地力調整部22および振動減衰部23は、探知センサ11の個数と同数組が設けられ、それぞれが独立して各探知センサ11の位置、姿勢、状態を適切なものとして探知部10の接地力を所定値以下に補償するよう動作するものとされる。
【0044】
リンク機構21は等長の第1アーム(第1リンク)24および第2アーム(第2リンク)25を有し、各アーム24、25の一端がブームLに設けられる支持部P1、P2によりそれぞれ回動自在に支持されるとともに、他端がセンサケース本体12a上面に垂直に立設される長短の接続部材26、27先端の接続部P3、P4にそれぞれ回動自在に接続され、1つの鉛直平面、詳しくは進行方向に平行な1つの鉛直面(以下回動面という)N内で回動する、進行方向後方に傾斜した平行四辺形リンク機構とされる。
【0045】
ここで、支持部P1、P2は、水平方向の位置が進行方向に所定距離M1相違し、かつアーム24、25が水平となる収納位置まで探知部10を引上げることができるように鉛直方向の位置が所定距離M2相違するよう配置されている。すなわち、走行部30に近い方の支持部(以下第1支持部という)P1を遠い方の支持部(以下第2支持部という)P2よりも距離M2だけ上方に配置するよう構成されている。
【0046】
これと対応して接続部材26、27は、センサケース12のケース本体12a上面の立設位置が支持部P1、P2間の水平方向距離M1に相当する長さ相違するように設けられ、かつ走行部30に近い方の接続部材(以下第1接続部材という)26が遠い方の接続部材(以下第2接続部材という)27よりも支持部P1、P2間の鉛直方向距離M2に相当する長さ長くなるように形成されている。
【0047】
ここで、第1接続部材26先端(上端)には接続部P3と隣接させるようにして係合金具26aが設けられており、装置Kの格納時には探知部10を前掲した収納位置まで引上げた状態で、係合金具26aをブームLの所定位置に設けられる係止部31と係合させ、これにより探知部10の上下動を禁止するようにして探知部10を係止する。つまり、リンク機構21は格納位置でロックするロック機構を有するものとされる。この結果、探知部10の収納時に後掲する接地力調整部22のバネ機構のバネが無負荷の状態となり耐久性が向上する。
【0048】
また、第2アーム25は一端(第2支持部P2による支持端)に、回動面N内で進行方向前方側に90度折曲げた方向に延伸させるようにして形成されるアーム延長部28が設けられてなるものとされる。すなわち、第2アーム25はアーム延長部28と合わせてL字形の部材を形成し、L字の角の部分で第2支持部P2により支持されている。このアーム延長部28の有する機能については後で説明する。
【0049】
また、リンク機構21は、基本的には鉛直下向きから走行部30手前側の90度の範囲で、アーム24、25を回動させるようにして探知部10を上下動させる。つまり、走行部30の走行時に探知部10が地表面Rの凹凸から受ける力を後方に逃すよう走行方向後ろ向きの回転運動により探知部10を上方に変位させる構成とされている。
【0050】
次に、接地力調整部22を説明する。
【0051】
図3に示すように、接地力調整部22は、一端が第1支持部P1よりも走行部30手前側のブームLの所定位置にある第3接続部P5に接続されるとともに、他端が第2アーム25のアーム延長部28に接続されるバネ機構から構成され、アーム延長部28を走行部30手前側に引くようバネ力を作用させるものとされる。また、アーム延長部28には、図3に示すように、バネ機構の接続位置を調整してバネ力を調整できるように所要数の透孔28aが適宜間隔で形成されている。なお、これらの透孔28aによりアーム延長部28の軽量化も同時に図られている。
【0052】
すなわち、接地力調整部22はバネ力により探知部10を上方に引上げるようにして、探知部10および接地力調整部22の重量による探知部10の接地力を地雷が起爆しない所定圧力まで低減させる。つまり、探知部10の接地力を所定値以下に補償する。
【0053】
ここで、この補償原理を図6を参照しながら説明する。
【0054】
重力によるトルクTmは下記式(1)で表される。
【0055】
m=Mg・a・cosθ (1)
【0056】
ここに
g:探知部の重量
a:アームの長さ
θ:ブームとアームとのなす角
【0057】
また、バネの長さxは下記式(2)で表される。
【0058】
x=(b2 1+b2 2−2b12cos(θ+α))0.5 (2)
【0059】
ここに、
1:バネの支点とアーム回転中心との距離
2:アーム延長部の長さ
Δx/Δθ=b1・b2sin(θ+α)/x
【0060】
また、バネ力Fは下記式(3)で表される。
【0061】
F=K(x−x0) (3)
【0062】
ここに
K:バネ定数
0:バネの自由長
【0063】
したがって、バネ力FによるトルクTは下記式(4)で表される。
【0064】
TΔθ=F(x−x0)=F・Δx (4)
【0065】
これを変形すると下記式(5)が得られる。
【0066】
Figure 0003840557
【0067】
前記式(5)においてα=90度とし、x0/xを1より充分小さくすれば、バネ力FによるトルクTは重力によるトルクTmにほぼ一致する。つまり探知部10の重量がバネ力Fにより補償される。
【0068】
また、接地力調整部22はリンク機構21を構成するアーム24、25に直接接続されるのではなく、アーム24、25よりも進行方向前方の接続部P5から遠い位置にあるアーム延長部28に接続されるものとされる。このため、接地力調整部22をアーム24、25に直接接続する場合よりもバネ長を長くできてバネ定数を小さくすることが可能となる。
【0069】
この結果、探知部10を上下動させたときのバネ力の変動に伴う接地力の変動を小さくすることができ、探知時に地雷を起爆させない所定値以下に接地力を補償することが容易となる。
【0070】
ここで、図4に示すように、接地力調整部22を構成するバネ機構はリンク機構21にねじりモーメントが生じないように回動面Nの両側に2本のバネ22a、22bを配設するようにして構成するのが好ましい。
【0071】
次に、振動減衰部23を説明する。
【0072】
振動減衰部23は、一端、例えば油圧シリンダ23a端部がブームLに接続され、他端、例えばピストン軸23b端部がアーム延長部28に接続されるオイルダンパから構成されている。振動減衰部23両端の接続位置は特に限定されないが、接地力調整部22と平行になるように配設するのがスペース効率の点で好ましい。
【0073】
しかして、かかる構成の装置Kにおいては下記のようにして探知部10を地表面Rに適切な接地力で接地させながら、つまり接地力を所定値以下に補償しながら埋設物の探知が実施される。
【0074】
(1)リンク機構21は、探知部10の姿勢を一定に保ちながら探知部10を上下動自在に支持する。これにより、地表面Rに対するそり部12bの姿勢が常に適切なものに保たれる。
【0075】
(2)接地力調整部22は、所定圧力まで探知部10の接地力を低減するようにリンク機構21にバネ力を作用させる。これにより、探知部10の接地力を常に所定値以下に補償しながらリンク機構21により地表面Rの形状に倣って探知部10を上下動させつつ探知することが可能となる。また、探知部10の地表面Rとの当接部位にそり部12bが設けられているので、探知部10を地表面Rの形状に倣って上下動させるときの追従性が向上する。
【0076】
(3)振動減衰部23は、探知部10の振動の運動エネルギを減衰させるようにリンク機構21に振動減衰力を作用させる。これにより、探知部10の地表面Rからの跳ね上がりが防止され、探知部10の位置変動が抑制されるので、接地力の所定値以下への補償が確実になされるとともに探知精度が向上する。それに加えて、探知部10が振動により地表面Rと衝突するのを防止することが可能となる。
【0077】
このように、実施形態1の装置Kは、接地力調整部22および振動減衰部23により探知部10の接地力が所定値を上回らないように調整しながら、つまり接地力を所定値以下に補償しながら、リンク機構21により探知部10を一定の姿勢で地表面Rの形状に倣って上下動させるよう支持し、地表面Rに探知部10を接地させながら埋設物を探知するものとされる。これにより、簡易かつコンパクトな機構でありながら確実に埋設物を探知することが可能となる。
【0078】
すなわち、装置Kにおいては探知部10の地表面Rとの位置関係を把握するように距離センサ等を特別に設ける必要がなく、距離センサ等の計測結果に基づいて探知部10の位置を調整するためのアクチュエータおよび制御系を設ける必要がないので機構が簡素化される。これにより、制御系の調整を含めて装置の保守が極めて簡易となる。
【0079】
また、保持装置20により探知部10を常に所定値以下の接地力で接地させ、地表面Rとの位置関係を適切に保ちながら探知するので埋設物を確実に探知することが可能となる。
【0080】
実施形態2
以下、図7および図8を参照して本発明の実施形態2を説明する。図7および図8に示すように、実施形態2の埋設物探知装置(以下、単に装置という)K1は、実施形態1の装置Kに罠除去装置40を付加するよう改変してなるもので、その他の構成は実施形態1と同様とされる。したがって、以下においては罠除去装置40のみを詳細に説明する。
【0081】
罠除去装置40は、ワイヤケーブル等を利用した罠が地雷に設けられている場合に探知センサ11による探知中に罠が作動し探知センサ11等が損傷するのを防止するために、探知前に罠を強制的に作動させ、地雷を予め爆発させるようにして除去するものとされる。
【0082】
罠除去装置40は、具体的には、例えばスプリングからなり罠を強制的に作動させる作動部材41と、探知部10および保持装置20よりも前方側で作動部材41を支持するようブームLに設けられる支持部材42とから構成される。
【0083】
支持部材42は角棒状部材とされ、ブームL先端から走行方向前方に張出させるようにして設けられる水平部42aと、水平部42a先端から斜め下前方に向って延伸させるようにして設けられる斜部42bと、斜部42b先端に設けられるプレート状の作動部材取付部42cとから構成される。
【0084】
作動部材41は、一端を地表面Rに接地させかつ他端を固定するようにして作動部材取付部42cに取付けられる。これにより、探知部10よりも例えば約1メートル前方で罠を作動させ、地雷を爆発させることが可能となる。
【0085】
また、図8に示すように、装置K1においては探知部10の探知対象範囲を全てカバーするよう進行方向に対して横方向に並べるようにして所定数(図示例では8個)の作動部材41が配設される。なお、図中符号33、33は走行部30の車輪を示す。
【0086】
このように、実施形態2の装置K1においては、罠除去装置40が探知部10および保持装置20の前方に配置され、探知部10が探知作業を実施する前に所定距離前方で罠を作動させ地雷を爆発させるようにして除去するものとされる。したがって、探知中に罠が作動し地雷が起爆して探知部10等が損傷するのを防止することができる。
【0087】
これにより、部品損傷に伴うコスト上昇を防止するとともに、探知作業が中断され地雷除去作業が遅延するのを防止することが可能となる。
【0088】
実施形態3
以下、図9を参照しながら本発明の実施形態3を説明する。実施形態3の埋設物探知装置K2は、実施形態1の装置Kの保持装置20を改変してなるもので、その他の構成は実施形態1と同様とされる。したがって、以下においては改変された部分のみを詳細説明する。
【0089】
実施形態3の埋設物探知装置K2は、リンク機構21の少なくとも一方のアーム、例えば第2アーム25に探知部10の接地力を低減するようカウンターウエイト(以下ウエイトという)50を設けてなるものとされる。つまり、保持装置20による接地力の補償を助勢するようにしてなるものとされる。
【0090】
ウエイト50は第2アーム25を一端(第2支持部P2による支持端)から直線的に延伸するようにして形成されるアーム延伸部51に取付けられるものとされる。これにより、第2支持部P2を支点とする探知部10の重量によるモーメントを一部打消すようウエイト50の重量が作用するので、探知部10の接地力が低減される。
【0091】
この結果、探知部10の接地力を所定値以下に調整するために必要とされる接地力調整部22のバネ強さを小さくすることができる。したがって、例えば地表面Rの凹凸に起因して探知部10が大きく上下動したようなときに過剰なバネ力が作用し、探知部10の振動を抑えきれずに探知部10が地面と衝突するといった事態の招来を回避することができる。
【0092】
実施形態4
以下、図10を参照しながら本発明の実施形態4を説明する。実施形態4の埋設物探知装置K3は、実施形態1の装置Kの探知部10を改変してなるもので、その他の構成は実施形態1と同様とされる。したがって、以下においては改変された部分のみを詳細説明する。
【0093】
実施形態4の埋設物探知装置K3は、探知部10の地表面Rと接するセンサケース12下面にブラシ部13を設けてなるものとされる。つまり、探知部10の接地の際の衝撃を緩和する衝撃緩和部材を設けてなるもとのされる。
【0094】
ブラシ部13は、例えばデッキブラシと同程度の硬度を有する高分子繊維をセンサケース12下面に植えるようにしてなるもので、これによりセンサケース12下面が地表面Rと接するときの衝撃が緩和され、より確実に地雷の起爆を防止することが可能となる。
【0095】
実施形態5
以下、図11を参照しながら本発明の実施形態5を説明する。実施形態5の埋設物探知装置K4は実施形態1の装置Kにマーキング装置60を付加するよう改変してなるものでその他の構成は実施形態1と同様とされる。したがって、以下においてはマーキング装置60のみを詳細説明する。
【0096】
埋設物探知装置K5のマーキング装置60は、探知部10により地雷を探知したときにその位置をマーキングするとともに、探知した地雷埋設位置についての情報を記録、保存するよう機能するものとされる。
マーキング装置60は、マーキングに用いるペンキなどのマーキング液を貯蔵するマーキング液貯蔵部61と、マーキング液を地面に向って噴射する噴射機構62と、地雷が探知されたときにマーキング液を噴射するよう噴射機構62を制御するとともに、GPS(全地球測位システム)を利用して埋設位置についての客観的な情報を獲得し、獲得された位置情報を記録するコントローラ63とから構成される。
【0097】
また、埋設物探知作業を統括管理するためにホストコンピューターが設けられている場合はコントローラ63に無線通信機能を付加し、ホストコンピューターに埋設物の位置情報を送信し、コントローラ63とホストコンピュータの双方で位置情報を記録するようにしてもよい。なお、コントローラ63は走行部30に設けるようにしてもよい。
【0098】
このように、地雷埋設位置を目に見えるような態様でマーキングするとともに、地雷埋設位置に関する情報を記録することによって、地雷を遺漏なく確実かつ安全に除去することが可能となる。
【0099】
実施形態6
以下、図12および図13を参照しながら本発明の実施形態6を説明する。実施形態6の埋設物探知装置K5は、実施形態1の装置Kに探知部収納補助装置70を付加するよう改変してなるもので、その余の構成は実施形態1と同様とされる。したがって、以下においては探知部収納補助装置70のみを詳細説明する。
【0100】
埋設物探知装置K5の探知部収納補助装置70は、装置K5格納時に、全ての探知部10を短時間で同時に前掲した収納位置まで引上げるよう機能するものとされる。探知部収納補助装置70は、具体的には、収納時に探知部10に繋がれるロープ71、71、…を同時に引寄せるよう作動するアクチュエータ72を有してなるものとされる。
【0101】
アクチュエータ72は図示しない油圧シリンダとピストンロッドとを備えるものとされる。収納時には、探知部10を懸吊するようピストンロッド先端から2段階のプーリ73、74を介して探知部10に全てのロープ71、71、…が接続され、この状態でロープ71、71、…を引く方向にアクチュエータ72を作動させる。これにより、全ての探知部10が同時に前掲した収納位置まで引上げられ、係合金具26aにより探知部10を係止部31に係止する収納作業が終了するまでの間、各探知部10が収納位置で保持される。
【0102】
このように、埋設物探知装置K5の探知部収納補助装置70は単純な動作で全ての探知部10を同時に極短時間の内に収納位置まで引上げ、かつ収納作業が完了するまでその状態を保持するようにして収納作業を補助するので保守性が向上する。
【0103】
実施形態7
以下、図14を参照しながら本発明の実施形態7を説明する。実施形態7の埋設物探知装置K6は、実施形態1の装置Kにピッチング角度調整装置80を付加するよう改変してなるもので、その他の構成は実施形態1と同様とされる。したがって、以下においてはピッチング角度調整装置80のみを詳細説明する。
【0104】
埋設物探知装置K6のピッチング角度調整装置80は、ブームLに進行方向に対してピッチング回転する自由回転軸81を取付け、自由回転軸81によって保持装置20を支持し、かつ保持装置20および探知部10が進行方向に対してピッチング回転方向に傾斜しようとするときに保持装置20および探知部10を水平に保つ復原力が生じるように保持装置20および探知部10の重心を設定してなるものとされる。
【0105】
この構成によって、地表面Rの凹凸などに起因して走行部30が大きく傾いた場合にも前後に長い探知部10のピッチング回転方向の姿勢を水平に保つことが可能となり、より確実、迅速に埋設物を探知することができる。
【0106】
実施形態8
以下、図15を参照しながら本発明の実施形態8を説明する。実施形態8の埋設物探知装置K7は、実施形態1の装置Kに接地力調整補助装置90を付加するよう改変してなるもので、その他の構成は実施形態1と同様とされる。したがって、以下においては接地力調整補助装置90のみを詳細説明する。
【0107】
埋設物探知装置K7の接地力調整補助装置90は、リンク機構21に設けられリンク機構21の回転トルクを検出する回転力検出センサ91と、リンク機構21の支持部、例えば第2支持部P2に設けられリンク機構21に正逆双方向の回転力を作用させるよう機能するアクチュエータ92と、回転力検出センサ91により検出される回転トルク値(以下、検出トルク値ともいう)に基づいてアクチュエータ92を制御するコントローラ93とから構成される。
【0108】
コントローラ93は、リンク機構21の回転トルクを所定値以下に抑えるために、検出トルク値に応じた、リンク機構21の回転トルクを相殺する回転力をリンク機構21に作用させるようアクチュエータ92を制御する。
【0109】
この構成によって、より確実に、探知部10の接地力を所定値以下に保ちながら探知部10を地表面Rに接地させつつ探知作業を行うことができ、さらに迅速かつ確実に埋設物を探知することが可能となる。なお、コントローラ93は走行部30に設けるようにしてもよい。
【0110】
以上、本発明を実施形態により説明してきたが本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく種々改変が可能である。例えば、リンク機構21にジンバルジョイントを介して探知部10を取付け、探知部10をロール、ピッチ方向の回転が可能なように支持することによって地面形状に対する探知センサ11の追従性をさらに向上させることも可能である。
【0111】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の埋設物探知方法によれば、地雷などの爆発性埋設物を爆発させることなく探知することができるという優れた効果が得られる。また、本発明の埋設物探知方法の好ましい形態においては、罠線が設けられていても探知部を損傷させることなく探知作業がなし得るという優れた効果が得られる。
【0112】
一方、本発明の埋設物探知装置によれば、距離センサなどを探知部に設ける必要がないので、埋設物探知装置の構成の簡素化および低コスト化が図られるという優れた効果が得られる。また、本発明の埋設物探知装置の好ましい形態においては、罠線が設けられていても探知部を損傷させることなく探知作業がなし得るという優れた効果が得られる。さらに、本発明の埋設物探知装置の別の好ましい形態においては、探知位置のマーキングがなされたり、探知位置の位置情報が記憶されたりするので、その後の除去作業が迅速になされるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る埋設物探知装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】同埋設物探知装置の探知部の上面図である。
【図3】同埋設物探知装置の探知部および保持装置の側面図である。
【図4】同埋設物探知装置の保持装置の正面図である。
【図5】同埋設物探知装置の保持装置の背面図である。
【図6】接地力調整部による補償原理の説明図である。
【図7】本発明の実施形態2に係る埋設物探知装置要部の側面図である。
【図8】同装置の正面図である。
【図9】本発明の実施形態3に係る埋設物探知装置要部の概略図である。
【図10】本発明の実施形態4に係る埋設物探知装置要部の側面図である。
【図11】本発明の実施形態5に係る埋設物探知装置要部の側面図である。
【図12】本発明の実施形態6に係る埋設物探知装置の正面図である。
【図13】同装置の側面図である。
【図14】本発明の実施形態7に係る埋設物探知装置要部の側面図である。
【図15】本発明の実施形態8に係る埋設物探知装置要部の側面図である。
【図16】従来の埋設物探知装置の全体構成を示す概略図である。
【符号の説明】
10 探知部
11 探知センサ
12 センサケース
12b そり部
13 ブラシ部
20 保持装置
21 リンク機構
22 接地力調整部
23 振動減衰部
30 走行部
40 罠除去装置
50 カウンタウエイト
60 マーキング装置
70 探知部収納補助装置
80 ピッチング角度調整装置
90 接地力調整補助装置
K 埋設物探知装置

Claims (21)

  1. 複数の探知部をそれぞれの保持装置により保持させて走行部により走行させながら埋設物の探知をなす埋設物探知方法であって、
    前記探知部は、探知センサと、該探知センサを収納する前記保持装置に保持されるセンサケースとを備え、
    前記保持装置は、前記探知部の姿勢を一定に保ちながら上下動自在に支持するリンク機構と、前記探知部を引上げるようにして地面と接する接地力を調整する接地力調整部と、前記探知部の上下方向の振動を抑制する振動減衰部とを備え、それにより同探知部の接地力を所定値以下に補償するものとされ、
    前記複数の探知部を進行方向に対して横並びに配置し、各探知部の接地力をそれぞれの保持装置により前記所定値以下に補償しながら埋設物の探知をなすことを特徴とする埋設物探知方法。
  2. 罠線を自動的に除去しながら埋設物の探知をなすことを特徴とする請求項1記載の埋設物探知方法。
  3. 探知した埋設物位置をマーキングしながら埋設物の探知をなすことを特徴とする請求項1記載の埋設物探知方法。
  4. 探知した埋設物位置の位置情報を記憶しながら埋設物の探知をなすことを特徴とする請求項1記載の埋設物探知方法。
  5. センサケース底面に衝撃緩和部材を設け、探知部の接地の際の衝撃を緩和させながら埋設物の探知をなすことを特徴とする請求項1記載の埋設物探知方法。
  6. 複数の探知部をそれぞれの保持装置により保持させて走行部により走行させながら埋設物の探知をなす埋設物探知装置であって、
    前記探知部は、探知センサと、該探知センサを収納する保持装置に保持されるセンサケースとを備えて、進行方向に対して横並びに配置され、
    前記保持装置は、前記探知部の姿勢を一定に保ちながら上下動自在に支持するリンク機構と、前記探知部を引上げるようにして地面と接する接地力を調整する接地力調整部と、前記探知部の上下方向の振動を抑制する振動減衰部とを備え、それにより同探知部の接地力を所定値以下に補償するものとされてなる
    ことを特徴とする埋設物探知装置。
  7. センサケースが、進行方向前後にそり部を有してなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  8. センサケースが、接地の際の衝撃を緩和する衝撃緩和部材を底面に有してなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  9. リンク機構が、進行方向後方に傾斜させられてなる平行リンク機構とされてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  10. リンク機構が、探知部を格納位置まで引上げられるよう構成されてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  11. リンク機構が、当該リンク機構を格納位置でロックするロック機構を有してなることを特徴とする請求項10記載の埋設物探知装置。
  12. リンク機構の進行方向前方に位置するリンクがその上端部側に延長部を有し、該延長部に接地力調整部のバネ機構の一端が探知部を上方に引き上げるようにして接続されてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  13. バネ機構が延長部を挾んで対称に配設されてなることを特徴とする請求項12記載の埋設物探知装置。
  14. 延長部に振動減衰部のダンパの一端が接続されてなることを特徴とする請求項12記載の埋設物探知装置。
  15. リンク機構が、探知部の重量を軽減するカウンターウエイトを有してなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  16. 罠除去装置を探知部の前方に備えてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  17. 埋設物の探知位置をマーキングするマーキング装置を備えてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  18. 埋設物の探知位置の位置情報を記憶する記憶手段を備えてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  19. 全ての探知部を一度に収納位置まで引上げる探知部収納補助装置を備えてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  20. ピッチング角度調整装置を備えてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
  21. 接地力調整補助装置を備えてなることを特徴とする請求項記載の埋設物探知装置。
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