JP2500369B2 - 携帯用埋設物探知装置及び探知物表示装置 - Google Patents

携帯用埋設物探知装置及び探知物表示装置

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JP2500369B2
JP2500369B2 JP27970793A JP27970793A JP2500369B2 JP 2500369 B2 JP2500369 B2 JP 2500369B2 JP 27970793 A JP27970793 A JP 27970793A JP 27970793 A JP27970793 A JP 27970793A JP 2500369 B2 JP2500369 B2 JP 2500369B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中レーダ等の埋設物
探知において、非接触で不整地の地表面及び地形でも高
感度の地下探知を可能にし、かつ危険物等の探知も安全
に実施できる携帯用埋設物探知装置及び探知物表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の埋設物探知装置は、探知測定者
が探知面が地表面に向くように埋設物探知用の磁気及び
電波センサの全重量を保持しつつ目標物となる地中の埋
設物の探知を行っていた。そして、探知した埋設物の表
示方法としては、音または点滅式の光等のシグナルサイ
ンによって探知測定者に知らせる方法と、探知センサか
ら離れた場所で遠隔処理された画像表示によって探知測
定者に知らせる方法とが採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の埋設物探知装置は、磁気及び電波センサを人が
保持して操作する構成なので、地表面の形状に連動して
搭載装置をコントロールし、地形による凹凸の状態に応
じて微妙なテクニックを要し、操作員の個人差によって
探知能力が左右される。このため、正確なデータの入手
が困難であった。しかも、磁気及び電波センサ部分の全
重量が直接操作員にかかる構成に加え、埋設物の探知
は、探知測定者が探知場所近傍で直接作業に当たるの
で、探知される埋設物が爆発する恐れのある危険物の場
合、爆発等により探知測定者の生命及び器材の安全が保
証できない問題点があった。
【0004】これに対し、磁気及び電波センサを人力に
より探知する場合、器材の全重量を探知測定者自身が保
持することになるので、探知測定者にかかる負担が大き
かった。特に、探知物が爆発性の危険物である場合に
は、精神的な負担も加わるので、長時間の測定に不向き
であった。
【0005】従って、この種の従来の埋設物探知装置
は、不整地等での滑らかな探知が不可能であり、探知場
所が舗装道路や整備地等に限られていた。
【0006】また、探知した埋設物の表示方法として
は、音または点滅式の光等のシグナルサインや遠隔地で
の画像表示が採用されているが、探知した埋設物の種類
別識別表示まではなされていないのが現状であった。し
かも、埋設物が爆発する恐れのある危険物の場合、シグ
ナルや画面上の表示を見落とすと、危険物を探知したに
も関わらず、その場所に足を踏み入れて埋設物の爆発に
よる事故等を併発する恐れがあり、安全上非常に大きな
問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点に鑑み
てなされたもので、その目的は、車両が進入できない場
所や不整地での探知が非接触で高精度に行える携帯用埋
設物探知装置を提供するとともに、探知した埋設物の識
別を探知動作に並行して瞬時に識別表示して認識できる
探知物表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した携帯用埋設物探知装置は、地中
の埋設物を探知する埋設物探知センサ9が収納されたセ
ンサ収納器6と、該センサ収納器の下部に配設され、空
気圧によって膨らむとともに地表面に噴出される風圧に
より地表面から所定高さに維持される浮体8とを備えて
おり、前記センサ収納器には、地表面からの前記浮体の
高さを検知する地表高さセンサ10と、該地表高さセン
サからの検知信号に基づいて前記浮体を地表面と平行の
一定高さに維持する地表高さ制御機構11と、前記浮体
に送り込まれる風量を検知する風量センサ12と、前記
浮体が一定高さに維持されるように前記地表高さセンサ
及び前記風量センサからの検知信号に基づいて該浮体に
送り込まれる風量を制御する風量制御装置15とが設け
られたことを特徴としている。
【0009】請求項2に記載した携帯用埋設物探知装置
は、上記構成に加え、前記浮体8に外気圧より高圧の空
気を送り込む小型のエンジン付き送風機2と、該エンジ
ン付き送風機が搭載されるショルダー式キャリア1と、
前記浮体の移動方向を操縦するコントロールアーム16
とを備えたことを特徴としている。
【0010】請求項3に記載した探知物表示装置は、上
記携帯用埋設物探知装置に用いられ、前記埋設物探知セ
ンサ9からの探知信号を画像処理して解析する高速コン
ピュータ3と、探知測定者が装着するヘルメット本体1
8aに設けられ、前記高速コンピュータの解析結果に基
づいて探知物をマーキング表示する表示装置20とを備
えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、エンジン付き送風機2か
ら外気圧より高圧の空気を送り込んで浮体8を膨らま
せ、地表面に噴出される風圧により浮体8を地表面から
所定高さに維持させる。その際、地表面からの浮体8の
高さは地表高さセンサ10によって検知され、この検知
信号により地表高さ制御機構11が浮体8を地表面と平
行の一定高さに維持する。浮体8に送り込まれる風量は
風量センサ12によって検知され、この検知信号と地表
高さセンサ10の検知信号により浮体8が一定高さに維
持されるように風量制御装置15がエンジン付き送風機
2の風量を制御する。これにより、浮体8には浮体8よ
りリークする空気が常に補充され、浮体8は埋設物探知
センサ9の探知面が地表面と平行に保持され、かつ地表
面から一定高さに維持されるようにその高さが制御され
る。埋設物の探知測定にあたっては、小型のエンジン付
き送風機2と高速小型コンピュータ3をキャリア1に搭
載して背負い、コントロールアーム16を操縦して移動
方向を制御する。これにより、不整地や危険物等の地下
探知でも、地表面に直接測定器材や探知測定者の接地圧
力を掛けることなく非接触で安全に探知作業が行える。
埋設物探知センサ9による探知信号は、高速小型コンピ
ュータ3により画像処理化される。探知測定者が装着す
るヘルメット本体18aの表示装置20には、高速小型
コンピュータ3により画像処理されたデータに基づいて
探知物がマーキング表示される。これにより、埋設物探
知センサ9による探知動作に並行して、探知物の探知状
況を探知測定者に逐次知らせることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による携帯用埋設物探知装置の
一実施例を図1〜図4により説明する。
【0013】図1は、探知物表示装置を含む携帯用埋設
物探知装置として展開された状態を示す図、図2
(a),(b),(c)は同探知装置における探知部の
詳細図である。
【0014】キャリア1は、パイプをL字状に折曲加工
して形成されたもので、キャリア1上には、エンジン付
き送風機2と、高速小型コンピュータ3とが搭載されて
各々固定保持されている。キャリア1には、探知時に探
知測定者が両肩から背負えるようにショルダーベルト1
aが取り付けられている。
【0015】エンジン付き送風機2は、燃料を含めて5
〜10Kg程度の小型軽量に構成されており、フレキシ
ブルダクト4を介してホバークラフト方式の探知部5に
接続され、外気圧より高圧の空気を一定量ずつ探知部5
に送り込んでいる。
【0016】探知部5は、図2(a)に示すように、セ
ンサ収納器6、フレキシブルジョイント7、浮体8を備
えて概略構成されている。センサ収納器6は、箱状に形
成された枠体6aで構成されている。枠体6a内には、
図2(c)に示すように、埋設物探知センサ9、地表高
さセンサ10、地表高さ制御機構11、風量センサ12
が収納されている。
【0017】埋設物探知センサ9は、磁気センサと電波
センサを所定数組み合わせて基板13上に並べたもの
で、電波センサについては、電波障害の無いように配列
されている。この埋設物探知センサ9は、後述するコン
トロールアーム16内を通り、光ファイバーケーブル1
4を介して高速小型コンピュータ3に接続されており、
地中の埋設物を探知して、その探知信号を光ファイバー
ケーブル14を介して高速小型コンピュータ3に出力し
ている。
【0018】地表高さセンサ10は、地表面からの浮体
8の高さ(基準測定高さで、例えば5〜10cm)を検
知するとともに、そのときの高さ検知信号に基づいて地
表高さ制御機構11を制御するワンチップのマイクロコ
ンピュータの機能を備えている。
【0019】地表高さ制御機構11は、地表高さセンサ
10からの高さ検知信号に基づいて浮体8を地表面と平
行の基準測定高さに維持している。
【0020】風量センサ12は、エンジン付き送風機2
よりセンサ収納器6内に送り込まれた風量を検知して、
その風量検知信号を風量制御装置15に出力している。
【0021】風量制御装置(姿勢制御部)15は、セン
サ収納器6の表面隅部に取り付けられ、地表高さセンサ
10からの高さ検知信号と、風量センサ12からの風量
検知信号に基づいてエンジン付き送風機2の風量を制御
している。さらに説明すると、所定の風量に達しない場
合には、エンジン付き送風機2の回転を上げて風量を増
加し、内圧を高めて浮体8を基準測定高さに維持してい
る。また、所要の風量が維持されている場合には、浮体
8に一定量の風圧が維持され、このとき、地表高さセン
サ10は、基準測定高さを検知し、この高さ検知信号に
よって地表高さ制御機構11に浮体8が基本姿勢で保持
されていることを伝える。
【0022】フレキシブルジョイント7は、センサ収納
器6の一側壁面に回動自在に設けられ、端部がフレキシ
ブルダクト4に接続されており、エンジン付き送風機2
からの空気をフレキシブルダクト4を介してセンサ収納
器6内に取り込んでいる。
【0023】センサ収納器6の表面中央には、2m程度
の棒状のコントロールアーム16が回動自在かつ伸縮自
在に取り付けられており、探知時に、探知測定者に把持
されて探知部5の移動方向が任意に操縦される。また、
コントロールアーム16を伸縮することによって探知測
定者に近い位置から所定距離離れた位置まで探知が行え
る。
【0024】浮体8は、センサ収納器6の下部周壁面に
取り付けられている。この浮体8は、探知が行われる地
表面の状態や移動方向に応じて最も探知精度の高いスカ
ート形状に設計されている。また、浮体8の底面周縁部
分には、複数の浮体制御穴17が形成されており、この
浮体制御穴17の配列や大きさ等によって浮体8の探知
姿勢が制御される。
【0025】表示装置付きヘルメット18は、探知時に
探知測定者の頭に装着されるもので、光ファイバーケー
ブル19を介して高速小型コンピュータ3に接続されて
いる。ヘルメット本体18aには、探知物を種類別にマ
ーキング表示する表示機能を備えたサンバイザー20が
設けられている。また、表示装置付きヘルメット18に
は、危険物発見アラーム21とアラーム解除機構22が
設けられている。
【0026】危険物発見アラーム21は、探知された埋
設物として、爆発性を有する危険物、例えば爆発物を発
見したときに、サンバイザー20の表示とは別に、音に
より警報を発している。
【0027】アラーム解除機構22は、危険物発見アラ
ーム21が作動して危険物が探知されたことを確認した
後、探知測定者の手動操作によって危険物発見アラーム
21を解除するためのリセットボタンを備えている。
【0028】高速小型コンピュータ3は、例えば処理速
度の速いデスクトップ、ラップトップ、ノートブックタ
イプのもので構成され、埋設物探知センサ9からの探知
信号を光ファイバーケーブル14を介して取り込み、探
知測定者の移動速度よりも高速に画像処理し、探知物を
種類別に識別してその結果を光ファイバーケーブル19
を介して表示装置付きヘルメット18のサンバイザー2
0に埋設物の種類に対応したシンボルにより逐次マーキ
ング表示している。なお、この高速小型コンピュータ3
では、光ファイバーケーブル19を介して表示装置付き
ヘルメット18に送られるデータのうち、探知目標物以
外のデータにフィルタ処理を施してマスクすることで、
探知目標物に関わるデータのみをサンバイザー20にマ
ーキング表示することもできる。
【0029】次に、上記のように構成された携帯用埋設
物探知装置を使用して埋設物の探知を行う場合の動作を
図3及び図4により説明する。
【0030】図3は、同探知装置のシステム構成を示す
ブロック図、図4は、同探知装置の風量制御に関わる制
御ブロック図である。
【0031】まず、探知測定者は、エンジン付き送風機
2及び小型高速コンピュータ3を専用のキャリア1に搭
載して背負い、エンジン付き送風機2を起動し、コント
ロールアーム16を操作して押しながら探知部5を探知
場所まで移動させる。その後、表示装置付きヘルメット
18を装着して探知を開始する。
【0032】エンジン付き送風機2からの風が、フレキ
シブルダクト4及びフレキシブルジョイント7を通過し
てセンサ収納器6に送風されると、この空気は、浮体8
に入り圧縮されながら図示しない浮体ジャッキ部を膨ら
ませる。この浮体ジャッキ部が最高圧に達したとき、セ
ンサ収納器6は、地表面から5〜10cmの基準測定高
さまで浮上して探知準備状態となる。そして、浮体制御
穴17より噴出した空気は、センサ収納器6の内部で更
に圧縮されてより安定した浮力を得る。このときの風量
は、風量制御装置15によりバランスが保たれ、センサ
収納器6に浮力を必要とする程度の圧力風量を得るよう
に常時制御される。これにより、浮体8の浮力を維持し
て埋設物探知センサ9の探知面と地表面との距離を常に
基準測定高さに保持する。
【0033】さらに、図4の制御ブロック図に基づいて
説明すると、風量制御装置15では、規定の風量に達し
ない場合、エンジン付き送風機2の回転を上げて風量を
増加し、内圧を高めて浮体8の地表面との高さを維持す
る。また、所定の風量が維持されていれば、浮体8に一
定量の風圧が維持されるので、地表高さセンサ10は規
定高さを検知して地表高さ制御機構11に浮体8が基本
姿勢で保持されていることを伝達する。
【0034】そして、埋設物探知センサ9によって地中
の埋設物が検知されると、その情報は、光ファイバーケ
ーブル14を介して高速小型コンピュータ3に伝達され
る。高速小型コンピュータ3は、センサ情報を逐次高速
処理して探知物の種類別に識別する。この高速小型コン
ピュータ3で処理された情報は、光ファイバーケーブル
19を経由して表示装置付きヘルメット18のサンバイ
ザー20に瞬時にマーキング表示され、探知物の種類別
にシンボル化されたマークによって探知測定者に知らさ
れる。このとき、危険物が発見されると、危険物発見ア
ラーム21が作動し、探知測定者に音によっても知らさ
れる。探知測定者は、この危険物の発見を確認した後、
アラーム解除機構22のリセットボタンを押して危険物
発見アラーム21を解除する。
【0035】その後、探知測定者は、コントロールアー
ム16を操縦して移動方向を決め、上述した探知動作を
探知領域の全てに渡って行う。
【0036】従って、上述した実施例では、埋設物探知
センサ9を備えた探知部5が、ホバークラフト方式の空
気圧により地表面から一定高さに保持される構成なの
で、非接触による安定した高感度の探知が可能で、地表
面の各種条件等に左右されることなく、正確な探知デー
タが得られ、探知測定者と器材の安全が十分に確保でき
る。この際、探知部5全体は、地表面から基準測定高さ
だけ上昇して保持され、探知測定者は、コントロールア
ーム16を操縦するだけでよく、探知部5の重量による
負担を軽減できる。しかも、探知部5に空気を送り込む
エンジン付き送風機2と、探知部5からの探知信号を処
理する高速小型コンピュータ3とは、キャリア1に搭載
されて背負われる構成なので、どこでも自由に携帯して
探知が行え、特に、車両等の進入が不可能な場所や危険
物等の探知に有効的に使用することができる。
【0037】また、探知物の状況は、表示装置付きヘル
メット18のサンバイザー20に逐次画像化してマーキ
ング表示される構成なので、探知部5による探知動作に
並行して探知物の形状を瞬時に認識することができ、探
知測定者の精神的な負担の軽減も図れる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1の携帯用埋設物探知装
置によれば、非接触で埋設物の探知が行えるので、安定
した高感度の探知が可能であり、例えば不整地等のよう
に地表面の状態に左右されることなく、正確な探知デー
タが得られ、探知測定者と器材の安全が十分に確保でき
る。請求項2の携帯用埋設物探知装置によれば、上記効
果に加え、器材をどこでも自由に携帯して探知でき、特
に、車両等の進入が不可能な場所や危険物等の探知に有
効的に使用することができる。請求項3の探知物表示装
置によれば、探知測定者が装着するヘルメット本体の表
示装置には、探知物がマーキング表示されるので、探知
部による探知動作と並行して探知物の存在を逐次探知測
定者に知らせることができ、精神的な負担の軽減も図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による探知物表示装置を含む携帯用埋設
物探知装置の一実施例を示す展開図
【図2】(a)同探知装置における探知部の側面図 (b)探知部の底面図 (c)探知部の中央縦断面図
【図3】同探知装置のシステム構成を示すブロック図
【図4】同探知装置の風量制御に関わる制御ブロック図
【符号の説明】
1…キャリア、2…エンジン付き送風機、3…高速小型
コンピュータ、5…探知部、6…センサ収納器、8…浮
体、9…埋設物探知センサ、10…地表高さセンサ、1
2…風量センサ、14,19…光ファイバーケーブル、
15…風量制御装置、16…コントロールアーム、18
…表示装置付きヘルメット、20…サンバイザー。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中の埋設物を探知する埋設物探知セン
    (9)が収納されたセンサ収納器(6)と、該センサ
    収納器の下部に配設され、空気圧によって膨らむととも
    に地表面に噴出される風圧により地表面から所定高さに
    維持される浮体(8)とを備えており、 前記センサ収納器には、地表面からの前記浮体の高さを
    検知する地表高さセンサ(10)と、該地表高さセンサ
    からの検知信号に基づいて前記浮体を地表面と平行の一
    定高さに維持する地表高さ制御機構(11)と、前記浮
    体に送り込まれる風量を検知する風量センサ(12)
    と、前記浮体が一定高さに維持されるように前記地表高
    さセンサ及び前記風量センサからの検知信号に基づいて
    該浮体に送り込まれる風量を制御する風量制御装置(1
    5)とが設けられた ことを特徴とする携帯用埋設物探知
    装置。
  2. 【請求項2】 前記浮体(8)に外気圧より高圧の空気
    を送り込む小型のエンジン付き送風機(2)と、該エン
    ジン付き送風機が搭載されるショルダー式キャリア
    (1)と、前記浮体の移動方向を操縦するコントロール
    アーム(16)とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の携帯用埋設物探知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の携帯用埋設物探知
    装置に用いられる探知物表示装置であって、 前記埋設物探知センサ(9)からの探知信号を画像処理
    して解析する高速コンピュータ(3)と、探知測定者が
    装着するヘルメット本体(18a)に設けられ、前記高
    速コンピュータの解析結果に基づいて探知物をマーキン
    グ表示する表示装置(20)と を備えたことを特徴とす
    る探知物表示装置。
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