JP3840318B2 - Ballpoint pen - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボールペンに関する。さらに詳細には、大粒径の顔料(例えば、アルミニウム粉顔料、あるいはパール顔料等)を含有したインキを用いたボールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特開昭60−186574号公報には、金属粉顔料を含有した高粘性のインキ(即ち金属光沢色油性インキ)を内蔵した加圧式ボールペンが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のボールペンは、顔料が一般の有機顔料より粒子径が大きいうえに、高粘性であることから、ボールペンチップとして従来の一般的に使用されるものを採用した場合、インキ流動性が劣り、加圧手段等を備えなければ滑らかな筆記ができない。前記従来のボールペンは、もし、加圧手段等を備えなければ、ボールペンチップ内でインキ流動性が悪いため、ボール受け座で顔料の目詰まりを起こしがちであり、その結果、筆跡カスレを生じさせ、円滑な筆記が阻害される。
【0004】
前記問題点に鑑み、インキ流動性を向上させるには、ボール受け座のインキ流通孔を大きく形成することが考えられる。しかし、一般にインキ流通孔(即ち、中心孔及び放射状溝)は切削加工やブローチ加工によって得られるため、インキ流通孔をただ単に大きく設定するだけでは、その加工量が多くなり製造を困難にさせるばかりか、ボール受け座の強度を低下させるおそれがある。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解消するものであって、顔料の目詰まりを生じさせず、長期にわたり円滑な筆記が可能であり、しかも製造が容易である、大粒径の顔料を含有したインキに最適なボールペンチップを用いたボールペンを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
本発明は、インキ収容筒(7)の内部に、5μm〜25μmの平均粒子径を有するアルミ粉顔料または5μm〜60μmの平均粒子径を有するパール顔料を分散させた粘度1000〜10000mPa・s(ED型粘度計、ローター回転速度1rpm、20℃)の剪断減粘性を備えた水性インキ(71)を収容すると共に、前記インキ収容筒(7)の先端に、金属製ボールペンチップ(1)をその内部に前記インキ(71)が流通可能なよう設けたボールペン(10)であって、前記ボールペンチップ(1)におけるボール抱持部(2)の径方向の断面積S B に対するボール受け座(3)のインキ流通孔(5)の径方向の断面積S A の比S A /S B が、0.64〜0.78の範囲であり、ボール抱持部(2)内での軸方向のボール移動可能量Lが35μm〜55μmの範囲であり、前記ボールペンチップ(1)は、そのボール受け座(3)が、金属パイプ周壁の複数箇所を内方へ押圧変形させることによって形成した内方突出部からなり、前記内方突出部の間にインキ流通孔(5)を形成してなること(請求項1)を要件とする。
【0015】
前記ボールペン10は、そのインキが5μm〜60μmの平均粒子径の顔料を分散させた水性インキ71にもかかわらず、径方向の断面積比SA /SB の値が、0.64〜0.78の範囲であることによって、潤沢なインキ流出性とボール受け座3の十分な耐久性を備え、長期にわたり筆記使用可能なボールペンを提供することができる。尚、本発明において前記断面積S A は、ボール受け座3のインキ流通孔5の径方向の断面積であり、ボール受け座3に形成される、いわゆる中心孔や放射状溝の径方向の断面積の総和であり、径方向断面積の最小値で定義する(図2参照)。また、前記断面積S B は、ボール抱持部2(即ち、ボール受け座3と先端エッジ部4との間に形成されたボール6の収容空間)の断面積S B であり、ボール6を除いた径方向の断面積の最大値で定義する(図3参照)。本発明で採用するボール6の外径は、潤沢なインキ流出性を得るためには、あまり小さな外径のボール6を用いることは困難であり、実際には、0.5mm〜2.0mm程度が好ましい。
【0016】
また、前記ボールペン10において、ボール抱持部2内での軸方向のボール移動可能量Lが35μm〜55μmの範囲とすることが好ましい。それにより、過剰流出しない程度に潤沢且つ安定した筆記時のインキ流出性が得られる。
【0017】
前記ボールペン10は、そのボール受け座3が、金属パイプ周壁の複数箇所を内方へ押圧変形させることによって形成した内方突出部からなり、前記内方突出部の間にインキ流通孔5を形成してなる。それにより、製造が容易になるうえに、押圧変形によるボール受け座3の薄肉化を回避し、十分な強度を備えたボール受け座3を形成することが可能である。
前記ボール受け座3を、金属パイプ周壁の複数箇所を内方へ押圧変形によって形成することにより、大きなインキ流通孔5を形成するために押圧変形量を小さくすればよいので、製造が容易になるうえに、押圧変形によるボール受け座3の薄肉化を回避し、十分な強度を備えたボール受け座3を形成することが可能である。また、前記内方突出部の個数は、実際には3個又は4個であるが、できる限り大きなインキ流通孔5を形成するには、3個が好ましい。
【0018】
前記ボールペン10における水性インキ71中の顔料は、具体的には、アルミニウム粉顔料、パール顔料が挙げられる。前記アルミニウム粉顔料は、平均粒子径が5μm〜25μmであり、前記パール顔料は、平均粒子径が5μm〜60μmである。前記アルミニウム粉顔料によって、途切れのない金属光沢色の筆跡が長期にわたり得られ、前記パール顔料 によって、途切れのない虹彩色の筆跡が長期にわたり得られる。また、前記アルミニウム粉顔料とパール顔料を併用することによって、より一層、光輝性の優れた金属光沢色の筆跡が得られる。前記顔料(即ち、アルミニウム粉顔料及びパール顔料)の平均粒子径は、5μmより小さいと、光沢性が劣り、一方、60μmより大きいと、インキ流出性が低下する。
【0019】
前記インキ71は、剪断減粘性を備えた水性インキが好ましい。前記水性インキ71の粘度は、1000〜10000mPa・s(ED型粘度計、ローター回転速度1rpm、20℃)の中粘度が好ましく、それにより、従来の高粘度の油性インキに比較して流動性が向上される。
【0020】
また、前記ボールペン10において、非使用時、ボールペンチップ1の先端を、弾性材料よりなるペン先シール部材9によって密封してなること(請求項2)が好ましい。本発明ボールペン10におけるボールペンチップ1は、従来のものよりも、ボール6の軸方向の移動可能量Lが大きく、さらにインキ流通孔5(即ち、断面積比SA /SB の値)も大きいため、ペン先上向き時、ボール抱持部2の弱い毛細管力ではインキ71を十分に保持できず、ボールペンチップ1先端口より空気を侵入させやすい。しかし、非筆記時、ペン先シール部材9の密封によって、ボールペンチップ1先端口からの空気の侵入を抑止でき、筆跡カスレや筆跡途切れを防止する。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0022】
図1は、本発明ボールペンチップ1の実施例を示し、図2は図1のA−A線に沿う横断面を示し、図3は図1のB−B線に沿う横断面を示す。
【0023】
ボールペンチップ1は、図1に示すように、金属製パイプ(例えば、SUS304,SUS305,SUS321等のステンレス鋼製のストレート状パイプ;外径1.0mm,内径0.73mm)と、超硬合金製のボール6(外径0.7mm)とからなる。前記パイプ先端部には、ボール抱持部2が形成される。前記ボール抱持部2は、パイプ先端の内方変形より得られた先細状エッジ部4と、パイプ先端近傍の内方変形により得られた複数(ここでは3個)の内方突出部よりなるボール受け座3とから構成されている。前記ボール抱持部2内において、前記ボール6が抱持される(軸方向のボール移動可能量L:35μm〜55μm)。また、前記3個の内方突出部の間にはインキ流通孔5が形成され、前記インキ流通孔5によって、ボール抱持部2とインキ流通路11とが連通可能に接続される。
【0024】
前記実施例において、前記ボール受け座3のA−A線に沿った横断面の断面積SA (図2の点線よりなる斜線で示す部分)は、0.27〜0.33mm2 (平方ミリメートル)であり、前記ボール抱持部2のB−B線に沿った横断面の断面積SB (図3の点線よりなる斜線で示す部分)は、0.42mm2 である。従って、計算により、断面積の比SA /SB の値は、0.64〜0.78の範囲である。
【0025】
また、A−A線断面図(図2)において、前記ボール受け座3の頂点に接する仮想内接円の直径Cは、0.4mmであり、また、インキ流通孔5の最小幅Dは、0.26〜0.34mmである。
【0026】
図4に、図1のボールペンチップ1を用いた本発明ボールペン10を示す。これは、図1の本発明ボールペンチップ1を、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール等)からなる筒状の接続部材8の先端に圧入固着し、この接続部材8を、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)の押出成形体よりなる透明または半透明のインキ収容筒7の先端に圧入固着させてなるボールペン10(ボールペンレフィル)である。前記接続部材8の中間部外周には、鍔部81が設けられ、該鍔部81がインキ収容筒7の先端開口縁と当接している。
【0027】
前記インキ収容筒7には、金属粉顔料(例えば、アルミニウム粉顔料及びパール顔料)をインキ組成中に分散させた剪断減粘性を有する水性インキ71が収容される。また、前記水性インキ71の後端には、インキの消費に伴って前進する粘弾性の逆流防止材72(グリース状物)が収容されている。
【0028】
また、図5に、本発明ボールペン10のキャップ装着時の縦断面図を示す。これは、図4のボールペンレフィル10を合成樹脂製の軸体101内に収容し、該軸体101開口部に金属製の先体102を螺着し、該先体102の先端孔から、ボールペンチップ1先端を突出させている。前記接続部材8の鍔部81は、先体102のテーパ状内面に圧接し、軸体101の先端開口縁と挟持されている。また、キャップ91内には、ゴム等の弾性材料(例えば、エチレン−プロピレンゴム)からなるペン先シール部材9が配設されている。
【0029】
本発明ボールペン10におけるボールペンチップ1は、ボール抱持部2内でのボールの移動可能量が従来のものより極めて大きく、先端より空気が侵入しやすい。そのため、図5に示すように、非使用時、ボールペン10の前部にキャップ91を装着し、ボールペンチップ1先端を、ペン先シール部材9によって密封し、空気の侵入を抑えている。
【0030】
【発明の効果】
【0031】
【0032】
【0033】
本発明ボールペンは、請求項1の構成(即ち、インキ収容筒の内部に、5μm〜25μmの平均粒子径を有するアルミ粉顔料または5μm〜60μmの平均粒子径を有するパール顔料を分散させた粘度1000〜10000mPa・s(ED型粘度計、ローター回転速度1rpm、20℃)の剪断減粘性を備えた水性インキを収容すると共に、前記インキ収容筒の先端に、金属製ボールペンチップをその内部に前記インキが流通可能なよう設けたボールペンであって、前記ボールペンチップにおけるボール抱持部の径方向の断面積S B に対するボール受け座のインキ流通孔の径方向の断面積S A の比S A /S B が、0.64〜0.78の範囲であること)により、潤沢なインキ流出性とボール受け座3の十分な耐久性を備え、長期にわたり筆記使用可能なボールペンを提供することができる。
【0034】
また、本発明ボールペンは、請求項1の構成(即ち、ボール抱持部内での軸方向のボール移動可能量Lが35μm〜55μmの範囲であること)により、過剰流出しない程度に潤沢且つ安定した筆記時のインキ流出性が得られる。
【0035】
また、本発明ボールペンは、請求項1の構成(即ち、ボールペンチップが、そのボール受け座が、金属パイプ周壁の複数箇所を内方へ押圧変形させることによって形成した内方突出部からなり、前記内方突出部の間にインキ流通孔を形成してなること)により、製造が容易になるうえに、押圧変形によるボール受け座の薄肉化を回避し、十分な強度を備えたボール受け座を形成することが可能である。
【0036】
また、本発明ボールペンは、請求項1の構成(即ち、インキの組成中にアルミニウム粉顔料を分散してなること)によって、途切れのない金属光沢色の筆跡が長期にわたり得られる。
【0037】
また、本発明ボールペンは、請求項1の構成(即ち、インキの組成中にパール顔料を分散してなること)によって、途切れのない虹彩色または金属光沢色の筆跡が長期にわたり得られる。
【0038】
また、本発明ボールペンは、請求項2の構成(即ち、ボールペンチップの先端を弾性材料よりなるペン先シール部材により密封してなること)によって、非筆記時、ボールペンチップ先端口からの空気の侵入を防ぎ、筆跡のカスレや途切れを回避する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ボールペンチップの実施例の要部拡大縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明ボールペン(ボールペンレフィル)の実施例の縦断面図である。
【図5】本発明ボールペンのキャップ装着時の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ボールペンチップ
11 インキ流通路
2 ボール抱持部
3 ボール受け座(内方突出部)
4 エッジ部
5 インキ流通孔
6 ボール
7 インキ収容筒
71 インキ
72 逆流防止材
8 接続部材
81 鍔部
9 ペン先シール部材
91 キャップ
10 ボールペン
101 軸体
102 先体
L 軸方向のボール移動可能量
SA インキ流通孔の径方向の断面積
SB ボール抱持部の径方向の断面積
C ボール受け座の頂点に接する仮想内接円の直径
D インキ流通孔の最小幅[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ball Rupen. More specifically, the large particle size pigments (e.g., aluminum Konakao fees, or pearl pigments) about ball Rupen using ink containing a.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-186574 discloses a pressure ballpoint pen containing a highly viscous ink containing a metal powder pigment (that is, metallic glossy oil-based ink).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional ballpoint pen has a particle size larger than that of a general organic pigment and has a high viscosity, the ink fluidity is inferior when a conventional ballpoint pen tip is used. Smooth writing is not possible without pressurizing means. If the conventional ballpoint pen is not equipped with a pressurizing means or the like, the ink fluidity in the ballpoint pen tip is poor, and therefore the pigment tends to be clogged in the ball receiving seat, resulting in handwriting blurring. Smooth writing is impeded.
[0004]
In view of the above problems, it is conceivable to increase the ink circulation holes of the ball receiving seat in order to improve the ink fluidity. However, since the ink circulation holes (that is, the center holes and the radial grooves) are generally obtained by cutting or broaching, simply setting the ink circulation holes to a large size increases the amount of processing and makes manufacturing difficult. Otherwise, the strength of the ball seat may be reduced.
[0005]
This onset Ming is for eliminating the conventional problems, without causing clogging of the pigment, but may be smooth writing for a long time, moreover easy manufacturing, the pigment of large particle size it is intended to provide a ballpoint pen using an optimum ball-point pen chip to ink containing.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
[0007]
[0008]
[0009]
[0010]
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
The present invention has a viscosity of 1000 to 10000 mPa · s (ED) in which an aluminum powder pigment having an average particle diameter of 5 μm to 25 μm or a pearl pigment having an average particle diameter of 5 μm to 60 μm is dispersed inside the ink containing cylinder (7). A water-based ink (71) having shear thinning viscosity with a mold viscometer and a rotor rotational speed of 1 rpm, 20 ° C. is accommodated, and a metal ballpoint pen tip (1) is placed at the tip of the ink container (7). A ballpoint pen (10) provided so that the ink (71) can be circulated in the ballpoint pen tip (1) in the radial direction of the ball holding portion (2) S B Cross-sectional area S A in the radial direction of the ink circulation hole (5) of the ball seat (3) Ratio S A / S B Is in the range of 0.64 to 0.78, the ball movement amount L in the axial direction within the ball holding portion (2) is in the range of 35 μm to 55 μm, and the ballpoint pen tip (1) The ball seat (3) is composed of an inward protruding portion formed by pressing and deforming a plurality of locations on the peripheral wall of the metal pipe, and an ink circulation hole (5) is formed between the inward protruding portions. It becomes possible to be a requirement (claim 1).
[0015]
The ball-
[0016]
Also, Oite the
[0017]
Before
Since the
[0018]
Pigment in the
[0019]
The
[0020]
Also, before
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0022]
FIG. 1 shows an embodiment of the
[0023]
As shown in FIG. 1, the ball-
[0024]
In the above embodiment, the cross-sectional area of the cross section taken along the line A-A of the ball seat 3 S A (portion shown by oblique lines consisting dotted line in FIG. 2) is, 0.27~0.33Mm 2 (mm ), And the cross-sectional area S B of the cross section along the line B-B of the ball holding portion 2 (the portion indicated by the hatched lines in FIG. 3) is 0.42 mm 2 . Therefore, the value of the cross-sectional area ratio S A / S B is in the range of 0.64 to 0.78 by calculation.
[0025]
Further, in the sectional view taken along the line AA (FIG. 2), the diameter C of the virtual inscribed circle in contact with the apex of the
[0026]
FIG. 4 shows a
[0027]
The
[0028]
FIG. 5 shows a longitudinal sectional view of the
[0029]
The ball-
[0030]
【The invention's effect】
[0031]
[0032]
[0033]
The ballpoint pen of the present invention has a viscosity of 1000 according to the constitution of claim 1 (that is, an aluminum powder pigment having an average particle diameter of 5 μm to 25 μm or a pearl pigment having an average particle diameter of 5 μm to 60 μm is dispersed inside the ink containing cylinder. 10000 mPa · s (ED viscometer, rotor
[0034]
Further, the ballpoint pen of the present invention is abundant and stable to the extent that it does not flow out excessively due to the configuration of claim 1 (that is, the ball movement amount L in the axial direction within the ball holding portion is in the range of 35 μm to 55 μm ). Provides ink spillage during writing.
[0035]
The ballpoint pen of the present invention comprises the structure of claim 1 (that is, the ballpoint pen tip is formed by an inward protruding portion formed by pressing and deforming a plurality of locations on the peripheral wall of the metal pipe, By forming an ink circulation hole between the inward projecting parts), the manufacture of the ball receiving seat is facilitated, and the ball receiving seat with sufficient strength is avoided by avoiding thinning of the ball receiving seat due to pressure deformation. It is possible to form.
[0036]
In addition, the ballpoint pen of the present invention can obtain a continuous metallic glossy handwriting for a long period of time by the configuration of claim 1 (that is, the aluminum powder pigment is dispersed in the ink composition).
[0037]
Moreover, the ball-point pen of the present invention can obtain a continuous iris color or metallic luster handwriting for a long period of time by the constitution of claim 1 (that is, the pearl pigment is dispersed in the ink composition).
[0038]
In addition, the ballpoint pen of the present invention has the structure of claim 2 (that is, the tip of the ballpoint pen tip is sealed with a pen tip seal member made of an elastic material), so that air enters from the tip end of the ballpoint pen tip when not writing. And avoid blurring or breaks in the handwriting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged longitudinal sectional view of a main part of an embodiment of a ballpoint pen tip of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of an embodiment of the ballpoint pen (ballpoint refill) of the present invention.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view of the ballpoint pen of the present invention when the cap is mounted.
[Explanation of symbols]
1 Ball-
4
Claims (2)
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