JP3838509B2 - 真空掃除機用吸込みノズル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空掃除機の吸込みノズルに関し、より詳細には、隅部も容易に掃除できるように、部分的な折り曲げが可能な構成にした真空掃除機用吸込みノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、一般的な真空掃除機の斜視図である。図1を参照すると、従来の真空掃除機は、吸引力を発生するモータが内部に取り付けられた本体2と、該本体2と連結された吸込みホース4と、該吸込みホースと連結された延長管6と、さらに、延長管6の端部に設けられた吸込みノズル8とを備えている。
【0003】
本体2から生じる吸引力によって、吸込みノズル8は、部屋の床などの異物質を含む空気を吸い込む。このように吸い込まれた空気は、延長管6及び吸込みホース4を介して本体2の内部に流入した後、異物質はフィルタリングされ、きれいな空気となって本体2の外部に通り抜ける。また、このように掃除が行われるとき、使用者は、延長管6の上方に設けられた把手部6aを用いて所望の方向に吸込みノズル8を制御するようになる。
【0004】
従来の吸込みノズル8は、図1に示すように、その前面8aが直線形状になるように、合成樹脂材の射出成形により形成されている。このように従来の吸込みノズル8の前面8aは直線状に変形不可能に成形されているため、部屋の隅部の掃除が難しくなるという問題がある。例えば、90°の直角をなす一般の部屋の隅部は、上述のように、前面8aが直線状である吸込みノズル8を用いて掃除を行うことが難しく、隅部に残存する異物質を円滑に吸い込むことができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、こうした従来技術の問題に鑑みなされたものであって、隅部の異物質も円滑に吸い込むことができるように構成した真空掃除機用吸込みノズルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明によれば、真空掃除機の延長管の下端部に設けられ、異物質を含む空気を吸い込む真空掃除機の吸込みノズルにおいて、
前記延長管と連通し、下方面に設けられた吸込み孔から流入した空気を延長管に導く内部通路を有する本体と、
前記本体の両側面から後方に回動自在に取り付けられ、吸い込まれる空気を前記吸込み孔と連通しながら延長管に導くために、底面に横方向に設けられた吸込み通路を有する一対の側方吸込みノズル部と、
前記側方吸込みノズル部が本体の前端面と直線状をなすように、後方から側方吸込みノズル部を弾性的に支持する弾性支持手段とを備え、
前記弾性支持手段は、ベースの上面に一定の間隔を置いて形成された一対のボスと、前記各ボスを取り囲む本体と、前記本体から前方向きに延長形成された一対の端部とを有する一対のスプリングと、前記一対の端部間に介在され、その間隔を保持し、ベースの上面に形成された一対の間隔保持突起と、前記側方吸込みノズル部の内側に設けられる結合部の下方から突出する突起とを備え、
前記側方吸込みノズル部が後方に回動すると、前記スプリングの端部の弾性復元力により、両側の側方吸込みノズル部が、本体と並んで直線状に配列されるよう側方吸込みノズル部を弾性支持している、
ことを特徴とする真空掃除機用吸込みノズルが提供される。
【0007】
そして、請求項2の発明によれば、真空掃除機の延長管の下端部に設けられ、異物質を含む空気を吸い込む真空掃除機の吸込みノズルにおいて、
前記延長管と連通し、下方面に設けられた吸込み孔から流入した空気を延長管に導く内部通路を有する本体と、
前記本体の両側面から後方に回動自在に取り付けられ、吸い込まれる空気を前記吸込み孔と連通しながら延長管に導くために、底面に横方向に設けられた吸込み通路を有する一対の側方吸込みノズル部と、
前記側方吸込みノズル部が本体の前端面と直線状をなすように、後方から側方吸込みノズル部を弾性的に支持する弾性支持手段とを備え、
前記弾性支持手段は、ベースの上面で一定の間隔を置いて形成された一つのボスと、前記ボスを取り囲む本体と、該本体から前方に延設され、お互いに近接する弾性復元力のある一対の端部を有するスプリングと、前記一対の端部間に介在され、端部間の間隔を保持し、ベースの上面に設けられた間隔保持突起と、前記一対の側方吸込みノズル部の内側に設けられた結合部の下方からそれぞれ突出し、前記端部間に位置する突起とを備え、
前記側方吸込みノズル部が後方に回動すると、前記スプリング端部の弾性復元力により、両側の側方吸込みノズル部が本体と並んで直線状に配列されるよう側方吸込みノズル部を弾性支持している、吸い込みノズルが提供される。
【0008】
請求項3の発明では、前記本体は、吸込み孔が設けられているベースと、該ベースの上方を覆い内部から前記延長管への通路を形成するカバーとからなる。
【0009】
請求項4の発明では、前記側方吸込みノズル部の内側には、中心に孔を有する結合部が設けられ、前記結合部と合致する位置のベース上にも孔が設けられ、カバーの下方には、前記各孔を回動自在に連結するヒンジ突起が設けられ、前記ヒンジ突起に前記側方吸込みノズル部が回動自在に結合される。
【0010】
請求項5の発明では、吸込みノズルの前面が直線状をなす状態で、前記本体の外側面は、側方吸込みノズル部の内側面と密着するような対応形状に設けられる。
請求項6の発明では、吸込みノズルの前面が直線状をなす状態で、前記本体の外側面は、側方吸込みノズル部の内側面を取り付けられるように対応形状となっている。
請求項7の発明では、前記本体の前端部は、隅部を有する三角形状に形成される。
【0011】
請求項8の発明では、前記一方の側方吸込みノズル部には、円弧状の結合孔が形成され、他方の側方吸込みノズル部の突起は、前記結合孔を挿通した状態で、スプリングの端部間に位置するようにされる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。
図2、3は、本発明による真空掃除機を示す斜視図であり、図2は通常の使用状態を示し、図3は隅部を掃除する際の使用状態がそれぞれ示されている。
【0013】
図2、3を参照すると、本発明に係る真空掃除機用吸込みノズルは、延長管10に連結される中心部の本体20と、本体20の両側から後方に一定の角度で折り曲げ可能に設けられた一対の側方吸込みノズル部32、34とを備えている。
【0014】
また、側方吸込みノズル部32、34は、通常の使用時には、図2に示すように、前面が直線形状を保持するように構成されるが、およそ90°の角度をなす隅部を掃除するときには、図3に示すように、側方吸込みノズル部32、34が本体20を中心に後方へ折り曲げ可能に構成されており、隅部を容易に掃除できるようになる。
【0015】
図4を参照すると、一般の部屋の床面の異物質を吸い込む場合は、側方吸込みノズル部32、34は、本体20と並んで前面が直線状を成す状態(I)となっている。隅部を形成する壁体(W)に吸込みノズルが当接すると、本体20を中心に両側面に設けられている側方吸込みノズル部32、34は、後方に折り曲がりながら状態(II)を経て最終に状態(III)となって、隅部の異物質を容易に吸い込み可能となる。
【0016】
次に、本体20及び側方吸込みノズル部32、34の構成について、より詳細に説明する。
図2、5を参照すると、延長管10と連結される本体20は、ベース24と、該ベースの上方に取り付けられるカバーとから構成され、ベース24とカバー22との間には、空気が流通する通路が設けられ、該通路は、延長管10と連通されている。側方吸込みノズル部32、34は、図5、6に示すように、本体20に回動自在に取り付けられている。
【0017】
側方吸込みノズル部32、34の下側面には、異物質を含む空気を吸い込むように、凹状の吸込み通路32aが横方向に設けられている。
以下、一対の側方吸込みノズル部32、34及び本体20については、一対の側方吸込みノズル部の結合構造が相互全く同様となっているので、図5、6に示すように、一方の側方吸込みノズル32を中心に説明する。
【0018】
側方吸込みノズル32の内側(本体側)には、結合部32bが設けられ、該結合部32bを介して本体20に回動自在に取り付けられる。例えば、結合部32bの中心に形成された孔32cが、本体20のベース24の対応位置に形成された孔24aに合致するように、図7に示すように、本体20のカバー22の底面から下方に突出したヒンジ突起22aが、孔24a、32cに嵌入するように取り付けられる。これにより、側方吸込みノズル部32は、本体20に対し回動自在に取り付けられる。
【0019】
また、側方吸込みノズル部32の結合部32bの下端部前方には、突起32dが形成されており、図示の実施形態では、結合部32bの後方には、下方に延設された延長部32eが設けられ、該延長部32eにより、実質的に突起32dとの間には一定の間隔32fが保持される。さらに、延長部32eは、実質的に突起32dと同様に結合部32bの下方に一定の間隔で形成されている。
【0020】
また、側方吸込みノズル部32の内側面32gは、図6に示すように、本体20のベース24の外側面24dと対応形状になるように成形される。これにより、側方吸込みノズル部32の前面が直線状をなす通常の状態においては、側方吸込みノズル部32の内側面32gとベース24の外側面24dとが相互に密着して、側方吸込みノズル部32がそれ以上前方に回動しなくなる。
【0021】
そして、図示のように、本体20のベース24の前端部24bは、約90°の角度をなす三角形状に設けられており、これにより、側方吸込みノズル部32、34が、図4に示すように、隅部で後方に折り曲がり、本体20の前端部24bが隅部に密着して、該隅部の異物質を吸い込むことができるようになる。
【0022】
また、本体20のベース24の上面には、一対のボス26a、26bが上方に突出しており、これらボス26a、26bには、スプリング27がそれぞれ挿設されているが、スプリング27は、ボス26a、26bに挿設できるように、同様な円形状に複数回巻回された円形の本体部27bと、該本体部27bから前方に突出する両端部27aとから構成されている。
【0023】
さらに、スプリング27において前方への突出状態の両端部27aは、ベース24から上方に突出する間隔保持突起28により介在されており、その間で一定の間隔が保持される。すなわち、スプリング27の両端部27aは、相互密着しようとする弾性復元力が作用するが、これは、間隔保持突起28の左右側面に両端部27aが設けられているので、それら両端部27a間には一定の間隔が保持される。
【0024】
間隔保持突起28により保持されるスプリング27の両端部27a間には、側方吸込みノズル部32の結合部32bから下方に突出した突起32dが嵌合される。すなわち、側方吸込みノズル部32が本体20のベース24に取り付けられると、突起32dがスプリング27の両端部27a間に嵌合されて組み付けられる。
【0025】
また、突起32dがスプリング27の両端部27aに嵌合された状態で、カバー22をベース24の上方に取り付けると、上述のように、側方吸込みノズル部32、34は、本体20に対し回動可能な状態になる。さらに、側方吸込みノズル部32、34は、図6に示すように、内側面32gが本体の外側面24dに取り付けられるように対応形状となっており、これにより、側方吸込みノズル部32は、それ以上前方に折り曲げられず、前面が直線状の状態(I)となる。
【0026】
また、ベース24の底面には、部屋の床などに存在する異物質を含む空気を吸い込むための吸込み孔24eが形成されており、さらに、吸込み孔24eは、側方吸込みノズル部32、34の底面に設けられた吸込み通路32aと連通するように形成される。すなわち、側方吸込みノズル部32、34の横方向に設けられた吸込み通路32aは、吸込み孔24eと側面で連通するように形成することにより、側方吸込みノズル部32、34の吸込み通路32aを通して流入される空気が、吸込み孔24eから吸い込まれる空気と共に、上述の延長管10に吸い込まれる構成となっている。
【0027】
このような構成となる本体20のベース24の上方両側には、一対の側方吸込みノズル部32、34が載置され、上述のように、この側方吸込みノズル部32、34の結合部32bの中心に形成された孔32cが、本体20のベース24の対応位置に形成された孔24aに合致するように組み付けられる。また、図7に示すように、カバー22の底面から下方に突出するヒンジ突起22aが孔24a、32cに挿通した状態で、カバー22をベース24に締結するようになっている。
【0028】
次に、以上の構成となる本発明による真空掃除機の吸入ノズルの全体動作について説明する。
図4の状態(I)は、吸込みノズルの前面が直線状をなしている状態であり、これは、一般の部屋の床などを掃除するための構成である。図4の状態(II)及び状態(III)は、吸込みノズルが壁面Wの隅部に接触しながら側方吸込みノズル部32、34が壁面Wにより後方に折り曲げられる状態を順次示している。
【0029】
図6の矢印のA方向に側方吸込みノズル部32が回動すると、該側方吸込みノズル部32の結合部32bの下方に突出する突起32dが、スプリング27の端部27aのうち、より外側に位置する端部を一層外側に向けて押付けるようになる。すなわち、図6の矢印aに示すように、突起32dがスプリング27の外側端部27aを時計方向に回動させるようになり、さらに、側方吸込みノズル部32が時計方向に後方に折り曲げられ、両方の側方吸込みノズル部32、34がほぼ90°の角度をなすと、図4の状態(III)のように、本体20の前端部が壁面Wの隅部に完全に密着し、壁面Wの隅部付近の異物質をより円滑に吸い込み可能となる。
【0030】
ここで、側方吸込みノズル部32が後方に回動すると、側方吸込みノズル部32の結合部32bの下方に設けられた延長部32e(図5参照)がスプリング27の内側端部に接触して、回動を規制できるようになる。すなわち、延長部32eがスプリング27の内側端部に接触したり、ベース24から上方に突出した他の部分に接触したりすることにより、側方吸込みノズル部32がそれ以上回動できないような構成となる。
【0031】
このように、壁面Wの隅部に密着された状態で異物質を吸い込むようになり、本体20のベース24の吸込み孔24eを通して吸い込まれた空気は、上方に取り付けられたカバー22との間に設けられた空間を通して延長管10に流入される。
【0032】
そして、本発明による吸込みノズルを壁面Wの隅部から離すと、スプリング27の弾性復元力により、両方の側方吸込みノズル部32、34は、再び、図4の状態(I)となる。すなわち、スプリング27の外側端部27aは、常に元の状態に復元しようとする反時計方向の弾性力を有し、この弾性復元力は、突起32を常に反時計方向に押圧している。これにより、側方吸込みノズル部32と壁面Wとの接触関係が解除されると、上述の弾性復元力によって側方吸込みノズル部32、34は、前面が直線状をなす状態(I)となる。
【0033】
以上のように、本発明によると、壁面Wの隅部から吸込みノズルが離隔されると、スプリング27の弾性力により、吸込みノズルが自ら元の状態に復帰する構成となり、このような状態では、一般の部屋の床面を掃除することができる。
【0034】
次に、図8〜図11を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態においては、一つの回転軸を中心に両側に設けられる一対の側方吸込みノズルが回動自在に構成される。
【0035】
本発明の第2の実施形態による真空掃除機用吸込みノズルは、延長管10に結結される本体120と、該本体120の両側から後方に一定の角度で折り曲げられるように設けられる一対の側方吸込みノズル部132、134とを備えている。
【0036】
本実施形態においても、図8の状態(I)に示すように、一般の部屋の床上の異物質を掃除する場合には、側方吸込みノズル部132、134は、本体120と並んで前面が直線状をなし、本発明による真空掃除機の吸込みノズル部が、隅部を形成する壁体Wに当接すると、本体120を中心に両側面に取り付けられた側方吸込みノズル部132、134が後方に折り曲げられ、最終に、図8(III)に示すような状態になり、隅部の異物質を円滑に吸い込み可能となる。
【0037】
次に、本第2の実施形態に従う本体120及び側方吸込みノズル部132、134の構成について、より詳細に説明する。
図9を参照して、延長管110と連結される本体120は、ベース124と、該ベース124の上方に取り付けられるカバー122(図11参照)とから構成される。また、ベース124とカバー122間には、空気の流動通路が設けられており、該通路は、延長管110と連通されている。さらに、側方吸込みノズル部132、134は、図9、10に示すように、本体120に回動自在に取り付けられる。
【0038】
また、側方吸込みノズル部132、134の下側面には、異物質を含む空気を吸い込むことができるように凹状に形成された吸込み通路132a、134aが、横方向に設けられている。これら吸込み通路132a、134aを通して異物質を含む空気が吸い込まれ、このように吸い込まれた空気は、吸込みノズルを通して延長管10に流入した後、真空掃除機本体の内部に流入される。
【0039】
そして、側方吸込みノズル部には、内側(本体側)に延設された結合部132b、134bが設けられており、側方吸込みノズル132、134は、結合部132b、134bを介して本体120のベース124に回動自在に取り付けられる。例えば、結合部132b、134bの中心に形成された孔132c、134cが、本体120のベース124での対応位置に形成された孔124aと合致する位置に整えた後、図11に示すように、本体120のカバー122の底面から下方に突出するヒンジ突起122aが孔124a、132cを挿通するように組付けられ、カバー122とベース124とが取り付けられる。これにより、前記一対の側方吸込みノズル部132、134は、本体120に対し回動自在に取り付けられる。
【0040】
図9、10に示すように、一方の側方吸込みノズル部132の結合部132bの下端部前方には、突起132dが形成されており、図示の実施例において、結合部132bの後方には下方に延設された延長部132eが設けられるが、該延長部132eにより実質的に突起132dとの間には、一定の間隔132fが形成される。また、延長部132eは、実質的に、突起132dと同様に、結合部132bの下方に一定の間隔だけ形成されている。
【0041】
さらに、他方の側方吸込みノズル部134の結合部134bの下端部前方には、突起134dが形成されており、かつ、結合部134bの後方には下方に延設された延長部134eがれ設けられるが、該延長部134eにより実質的に突起134dとの間には、一定の間隔134fが形成される。また、延長部134eは、実質的に、突起134dと同様に結合部134bの下方に一定の間隔だけ形成されている。
【0042】
本発明によると、側方吸込みノズル部132、134の内側面132g、134gは、本体のベース124の両側の外側面124d、124d′と対応形状になるように成形される。
【0043】
これにより、図10に示すように、側方吸込みノズル部132、134の前面が直線状をなす通常の状態では、側方吸込みノズル部132、134の内側面132g、134gと、ベース124の外側面124d、124d′とがお互いに密着状態となり、側方吸込みノズル部132、134がそれ以上前方に回動せず、前面が直線状に保持される。
【0044】
また、図示したように、本体120のベース124の前端部124bは、約90°の角度をなし、三角形状に設けられている。よって、側方吸込みノズル部132、134が、図8に示すように、壁体の隅部で後方に折り曲げられると、本体120の前端部124bが隅部に密着し、その当たりの異物質を吸い込むことができるようになる。
【0045】
図9、10に示すように、本体120のベース124の上面中心には、一つのボス126が上方に突出しており、ボス126には、スプリング127が挿設されているが、該スプリング127は、ボス126に挿設できるように数回巻回された円形本体部127bと、該本体部127bから前方に突出する両端部127aとから構成されている。
【0046】
さらに、スプリング127から前方に突出し各端部の間に一定の間隔を有する一対の両端部127aは、ベース124から上方に突出する間隔保持突起128により介在された状態となり、一定の間隔が保持される。このようなスプリング127の両端部127aは、お互いに密着しようとする弾性復元力を有し、間隔保持突起128の左右側面に両端部127aが設けられており、該両端部127a間には、一定の間隔が保持される。
【0047】
間隔保持突起128により保持されるスプリング127の両端部127aの間には、側方吸込みノズル部132、134の結合部132b、134bから下方に突出する突起132d、134dが嵌合される。すなわち、一方の側方吸込みノズル部132が本体120のベース124に嵌入されると、結合部132bの前方から下方に形成された突起132dがスプリング127の両端部127a間に嵌入されて組みつけられる。
【0048】
さらに、側方吸込みノズル部132の上面には、円弧状の結合孔129が形成されており、また、他方の側方吸込みノズル部132の結合部134bの底面には、下方向きに突出し結合孔129に嵌入される突起134dが設けられている。かつ、他方の側方吸込みノズル部134の結合部134bは、一方の側方吸込みノズル部132の結合部132bの上方で取り付けられる。従って、他方の側方吸込みノズル部134の結合部134bが、一方の側方吸込みノズル部132の結合部132bの上方に載せられると、側方吸込みノズル部134の下方向きの突起134dは、円弧状の結合孔129に嵌入される。このように突起134dが結合孔129に嵌入された状態で、その下端部は、スプリング127の両端部127a間に位置する。
【0049】
このように、両方の側方吸込みノズル部132、134の結合部132b、134bの各突起132d、134dが、スプリング127の両端部127aの間に嵌入した状態で、カバー122をベース124の上方に嵌合すると、側方吸込みノズル部132、134は、本体120に対し回動可能な状態となる。また、側方吸込みノズル部132、134は、図10に示すように、その内側面が本体の外側面124d、124d′に取り付けられるように相互に対応形状となっており、このような状態では、側方吸込みノズル部132、134は、それ以上前方に折り曲げられず、前面が直線状を保持するようになる。
【0050】
そして、ベース124の底面には、吸込み孔124eが形成されており、該吸込み孔124eは、部屋の床などに存在する異物質を含む空気を吸い込むための孔である。また、吸込み孔124eは、側方吸込みノズル部132、134の底面の吸込み通路132a、134aと連通するように設けられている。すなわち、側方吸込みノズル部132、134の底面に横方向に設けられた吸込み通路132a、134aは、吸込み孔124eと側面で連通するように設けることにより、側方吸込みノズル部132、134の吸込み通路132a、134aを通して流入される空気が、吸込み孔124eから吸い込まれる空気と共に、上述の延長管110に吸い込まれるようになる。
【0051】
本実施形態による吸込みノズルの組み立て全過程を簡単に説明する。
先ず、本体120のベース124の上方両側に、側方吸込みノズル部132、134が載置され、次に、上述のように、側方吸込みノズル部132、134の結合部132b、134bの中心に形成された孔132c、134cが、本体120のベース124での対応位置に形成された孔124aに合致するように整える。次に、図11に示すように、カバー122の底面から下方に突出するヒンジ突起122aが孔124a、132cを挿通した状態で、カバー122をベース124に取り付ける。また、カバー122とベース124との取付け時には、別途のねじを用いるか、あるいはカバーとベースとの自体構造により弾性的に組付けるように構成することも可能である。
【0052】
次に、以上の構成となる本実施形態に従う真空掃除機用吸込みノズルの全体動作について、図面を参照して説明する。
図8において、状態(I)は、吸込みノズルの前面が直線状をなしている状態であり、これは、一般の部屋の床などを掃除するための構成である。図8の状態(II)及び状態(III)は、吸込みノズルが壁面Wの隅部に接触しながら側方吸込みノズル部132、134が壁面Wにより後方に折り曲げられる状態を順次示している。
【0053】
例えば、図10の矢印のA方向に一方の側方吸込みノズル部132が回動すると、該側方吸込みノズル部132の結合部132bの下方に突出する突起132dが、スプリング127の端部127aのうち、より外側に位置する端部を一層外側に向けて押付けるようになる。すなわち、図10の矢印aに示すように、突起132dがスプリング127の外側端部127aを時計方向に回動させるようになり、さらに、他方の側方吸込みノズル部134も後方に折り曲げられるが、これは、一方の側方吸込みノズル部132とは反対方向に回動して折り曲げられ、スプリング127との関係における連結動作は、同様な原理に基づく。
【0054】
また、一方の側方吸込みノズル部132が本体24を中心に時計方向に、かつ、他方の側方吸込みノズル部134が反時計方向に、それぞれ後方に折り曲げられて、両方の側方吸込みノズル部132、134がほぼ90°の角度をなすと(図4の状態(III))、本体120の前端部が壁面Wの隅部に完全に密着し、壁面Wの隅部付近の異物質をより円滑に吸い込み可能となる。
【0055】
ここで、側方吸込みノズル部132、134が後方に回動すると、側方吸込みノズル部132、134の結合部132b、134bの下方に設けられた延長部132e、134e(図9参照)がスプリング127の端部127aの外側に接触して、回動を規制できるようになる。すなわち、延長部132e、134eがスプリング127の端部127aの外側に接触したり、ベース124から上方に突出した他の部分に接触したりすることにより、側方吸込みノズル部132がそれ以上回動できないような構成となる。
【0056】
このように、壁面Wの隅部に密着された状態で異物質を含む空気を吸い込むようになり、本体120のベース124の吸込み孔124eを通して吸込まれた空気は、上方に取り付けられたカバー122との間に設けられている空間を通して延長管110に流入される。
【0057】
そして、本発明による吸込みノズルを壁面Wの隅部から離すと、スプリング127の弾性復元力により、両側の側方吸込みノズル部132、134は、再び、図4の状態(I)となる。すなわち、スプリング127の外側端部127aは、常に元の状態に復元しようとする反時計方向の弾性力を有し、この弾性復元力は、突起132d、134dを図10に示す元の状態(側方吸込みノズル部の前面が直線をなす状態)に常に押圧している。これにより、側方吸込みノズル部132、134が壁面Wから離隔されると、上述の弾性復元力によって側方吸込みノズル部132、134は、前面が直線状をなす状態(I)となる。
【0058】
以上のような本発明による真空掃除機の吸込みノズルでは、一対の側方吸込みノズル部が本体に対し回動自在に設けられ、壁面Wの隅部もきれいに掃除できるように構成することを基本的な技術的思想としていることが分かる。
【0059】
このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者には他の多くの変更が可能であろう。また、本発明は、添付の特許請求の範囲により解釈されるべきであることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、本発明の真空掃除機用吸込みノズルによれば、一般の部屋の床面は勿論のこと、壁面により形成されるおよそ直角の隅部もより効率良く掃除できる。さらに、隅部の掃除を完了し、吸込みノズルを隅部の壁面Wから離すと、スプリングの弾性復元力により、吸込みノズルが自ら元の状態に復帰することになり、使用上の便利性も期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な真空掃除機の斜視図である
【図2】本発明の第1の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの使用状態を示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの内部を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの内部を示す部分平面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルカバーの底面斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの使用状態を示す平面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの分解斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルの内部を示す平面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態による真空掃除機の吸込みノズルカバーの底面斜視図である。
【符号の説明】
10…延長管
20…本体
22…カバー
22a…ヒンジ突起
24…ベース
24a…孔
26a…ボス
26b…ボス
27…スプリング
28…間隔保持突起
32…側方吸込みノズル部
32a…吸込み通路
32b…結合部
32c…孔
32d…突起
34…側方吸込みノズル部
Claims (8)
- 真空掃除機の延長管の下端部に設けられ、異物質を含む空気を吸い込む真空掃除機の吸込みノズルにおいて、
前記延長管と連通し、下方面に設けられた吸込み孔(24e)から流入した空気を延長管に導く内部通路(32e)を有する本体(20)と、
前記本体(20)の両側面から後方に回動自在に取り付けられ、吸い込まれる空気を前記吸込み孔と連通しながら延長管に導くために、底面に横方向に設けられた吸込み通路(32a)を有する一対の側方吸込みノズル部(32、34)と、
前記側方吸込みノズル部(32、34)が本体(20)の前端面と直線状をなすように、後方から側方吸込みノズル部(32、34)を弾性的に支持する弾性支持手段とを備え、
前記弾性支持手段は、ベースの上面に一定の間隔を置いて形成された一対のボス(26a、26b)と、前記各ボス(26a、26b)を取り囲む本体(27b)と、前記本体(27b)から前方向きに延長形成された一対の端部(27a)とを有する一対のスプリング(27)と、前記一対の端部間に介在され、その間隔を保持し、ベース(24)の上面に形成された一対の間隔保持突起(28)と、前記側方吸込みノズル部(32、34)の内側(32g)に設けられる結合部(32b)の下方から突出する突起(32d)とを備え、
前記側方吸込みノズル部(32、34)が後方に回動すると、前記スプリング(27)の端部の弾性復元力により、両側の側方吸込みノズル部(32、34)が、本体(20)と並んで直線状に配列されるよう側方吸込みノズル部(32、34)を弾性支持している、
ことを特徴とする真空掃除機用吸込みノズル。 - 真空掃除機の延長管の下端部に設けられ、異物質を含む空気を吸い込む真空掃除機の吸込みノズルにおいて、
前記延長管と連通し、下方面に設けられた吸込み孔(124e)から流入した空気を延長管に導く内部通路(132e、134e)を有する本体(120)と、
前記本体(120)の両側面から後方に回動自在に取り付けられ、吸い込まれる空気を前記吸込み孔と連通しながら延長管に導くために、底面に横方向に設けられた吸込み通路(132a、134a)を有する一対の側方吸込みノズル部(132、134)と、
前記側方吸込みノズル部(132、134)が本体(120)の前端面と直線状をなすように、後方から側方吸込みノズル部(132、134)を弾性的に支持する弾性支持手段とを備え、
前記弾性支持手段は、ベース(124)の上面で一定の間隔を置いて形成された一つのボス(126)と、前記ボス(126)を取り囲む本体(127b)と、該本体(127b)から前方に延設され、お互いに近接する弾性復元力のある一対の端部(127a)を有するスプリング(127)と、前記一対の端部(127a)間に介在され、端部(127a)間の間隔を保持し、ベース(124)の上面に設けられた間隔保持突起(128)と、前記一対の側方吸込みノズル部(132、134)の内側に設けられた結合部(132b、134b)の下方からそれぞれ突出し、前記端部(127a)間に位置する突起(132d、134d)とを備え、
前記側方吸込みノズル部(132、134)が後方に回動すると、前記スプリング端部(127a)の弾性復元力により、両側の側方吸込みノズル部(132、134)が本体(120)と並んで直線状に配列されるよう側方吸込みノズル部(132、134)を弾性支持している、
ことを特徴とする真空掃除機用吸込みノズル。 - 前記本体(20;120)は、吸込み孔(24e;124e)が設けられているベース(24;124)と、該ベース(24;124)の上方を覆い内部から前記延長管への通路を形成するカバー(22;122)とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の真空掃除機用吸込みノズル。
- 前記側方吸込みノズル部(32、34;132,134)の内側には、中心に孔(32c ; 132c)を有する結合部(32b;132b)が設けられ、前記結合部と合致する位置のベース(24;124)上にも孔(24a;124a)が設けられ、カバー(22;122)の下方には、前記各孔を回動自在に連結するヒンジ突起(22a;122a)が設けられ、前記ヒンジ突起に前記側方吸込みノズル部(32、34;132,134)が回動自在に結合されることを特徴とする請求項1または2に記載の真空掃除機用吸込みノズル。
- 吸込みノズルの前面が直線状をなす状態で、前記本体(20;120)の外側面(24d;124d)は、側方吸込みノズル部(32、34;132,134)の内側面(32g;132g)と密着するような対応形状に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の真空掃除機用吸込みノズル。
- 吸込みノズルの前面が直線状をなす状態で、前記本体(20)の外側面(24d)は、側方吸込みノズル部(32、34)の内側面(32g)を取り付けられるように対応形状となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の真空掃除機用吸込みノズル。
- 前記本体(20;120)の前端部は、隅部を有する三角形状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の真空掃除機用吸込みノズル。
- 前記一方の側方吸込みノズル部(132)には、円弧状の結合孔(129)が形成され、他方の側方吸込みノズル部(134)の突起(134d)は、前記結合孔(129)を挿通した状態で、スプリング(127)の端部(127a)間に位置することを特徴とする請求項2に記載の真空掃除機用吸込みノズル。
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