JP3836523B2 - 安全タッグ及びその取外し装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一般的に、安全(万引き防止)タッグ及びその取外し化装置に関し、特に、電子式物品監視(EAS)システムに用いられる安全タッグ及び安全タッグ取外し装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
電子式物品監視システムは当該分野においてよく知られており、棚に置かれた製品の管理や万引き防止、あるいは製品が制御区域から許可なく取り除かれないようにするために用いられている。このようなシステムにおいては、制御区域から取り除かれる物品が横切らなければならない監視ゾーンを確立するために、典型的に、システム送信機及び受信機が用いられる。
【0003】
EASタッグは各製品に取り付けられる。EASタッグは、システム送信機によって監視ゾーン内へ伝播される信号によって作動するマーカ或はセンサを備える。この相互作用により監視ゾーンにおいて別の信号が確立され、この信号はシステム受信機によって受信される。従ってタッグの付いた製品が、監視ゾーンを通過するとき、システム受信機によって信号が受信され、監視ゾーンに許可されないタッグ付きの製品が存在することを知らせる。
【0004】
ある種のEASタッグは、最使用可能に設計されており、タッグを製品に取り付けるための取外し可能なアタッチメント装置を備えている。そのようなアタッチメント装置は、タッグの不正な取外しがなされないように、権限を有する者のみによって取外し可能なように更に設計される。この目的のため、多くのアタッチメント装置は、特殊な工具或は取外し機構を用いることによってのみ取り外されるように設けられる。
【0005】
アタッチメント装置及びその取外し装置を備えるEASタッグは、1976年3月9日ハンブル(Humble)他に付与され、譲受人に譲渡された米国特許第3,942,829号、発明の名称「再使用可能な安全タッグ(Reusable Security Tag)」に開示されている。該米国特許のEASタッグは、タッグ体と、タックアセンブリ(止め具アセンブリ)として形成されたアタッチメント装置とを含む。タックアセンブリは大きな頭部と、尖った先端であって製品を突き通しタッグ体に受け止められかつ堅結される先端を有するタック(止め具)とを含む。この構成により製品とタッグが堅結される。
【0006】
前記米国特許のタッグにおいては、該タックは、広がるように設けた複数のあごを持ったクラッチロックとして形成されたばねクランプを用いてタッグ体へ堅結される。製品が一旦突き通されると、タックの尖った先端はタッグ体に受けられクラッチロックのあごの間にしっかりと止められる。これにより、EASタッグを形成するタックとタッグ体とを製品にロックするのでタッグと製品は容易には分離しない。
【0007】
権限を有する者が、クラッチロックからタックを解除、即ち、製品からタッグを解除することを可能にするため、前記米国特許は、タッグ体を把持してそれに曲げを与える取外し機構を用いている。この曲げによりクラッチロックを十分変形させ、クラッチロックのあごを広げて離間させてタックを解除する。次にタックは取付け体から取り除かれ、製品とタッグが分離される。
【0008】
タッグ体を十分曲げてクラッチロックを変形させるため、前記米国特許のタッグ体は可撓性材料から製作されなければならない。一般的に、例えばポリプロピレンのような可撓性プラスチック材料が用いられている。しかしながら、こういった材料は、切れやすく損傷を受けやすい。この事は欠点になる傾向にある。なぜなら、タッグのロック面部分がタッグのEASセンサ部分から分離され、或は露出されて機能を果たさなくなる可能性が大きくなるからである。
【0009】
更に、前記米国特許のタッグ体は撓むために比較的大きくなくてはならない。この事も欠点となる。なぜなら、大きなタッグを用いることはタッグが取り付けられる製品の美観を損なうからである。
【0010】
前記米国特許第3,942,829号(ハンブル特許)のばねクランプを変化させたものをコンパクトディスクのいわゆるキーパに組込んだタイプの別のEAS安全装置が知られている。このタイプの装置は、1991年6月16日にバザード(Buzzard)他に付与されかつその譲受人に譲渡された米国特許第5,031,756号、発明の名称「コンパクトディスクパッケージ等のキーパ(Keeper for Compact Disc Package or the Like)」に開示される。上記バザード特許のキーパは剛性プラスチックフレームを含む。このフレームの1辺は、タック状のボタンアセンブリと、ハンブル特許に開示されるばねクランプとを収容する大きな部分を備える。このケースにおいては、ばねクランプは、ボタンアセンブリを第1位置にロックするために用いられる。この位置において、ボタンアセンブリの尖った端部はフレーム内へ突出しコンパクトディスクを収容する収容容器を突き刺してフレームに保持する。その結果、フレームに対してコンパクトディスクを権限なく取り去ると、フレームに組込まれたEASセンサに検出信号を発生せしめ、EASシステムに警報を与える。
【0011】
バザード特許のキーパにおいては、フレームの前記大きな部分は、ばねクランプのあごの間の区域に導かれている対向する線形スロット(複数)を備える。傾斜した線形フィンガーをこれらのスロットに挿入することにより、フィンガーはこの区域内へ案内されあごを外側へ曲げる。これによりボタンを解除してボタンを収容容器から引く。収容容器と、この容器に収容されたコンパクトディスクとが次にフレームから分離されうる。
【0012】
バザード特許のキーパはハンブル特許のばねクランプを剛性フレーム内で使用するが、これにも欠点がある。欠点の1つは、ばねクランプに導かれる線形スロットはクランプを一直線に見通し、かつ、アクセスすることが可能である。このことはクランプが機能しなくなる可能性を増す。なぜなら、線形状の物があごを広げるためスロット内へ挿入されうるからである。別の欠点は、取外し装置のフィンガーは高精度であることが要求される。それは、フィンガーがばねクランプのあごの間の区域に受け入れられなければならないからである。このことは、費用の上昇を招き、また、取外し装置を複雑化する。
【0013】
本願に関連し、本願の出願人に譲渡された係属中の米国特許出願、即ち、1993年1月14日に出願された米国特許出願第08/004,592号、発明の名称「弧状の溝を備える安全タッグ及びその取外し装置(Security Tag Having Arcuate Channel and Detacher Apparatus for Same)」は、上記欠点を克服したEASタッグ及び取外し装置を開示する。
【0014】
本願は、ある程度、そのような弧状の溝を備えるタッグを取り外すための装置の改良であり、そういった取外し装置とタッグの組み合わせであり、米国特許出願第08/004,592号を広く適用可能にするものである。
【0015】
図1乃至8は、米国特許出願第08/004,592号のEASタッグ1を色々な面から見た図である。図示の如く(図1参照)、タッグ1は上壁2Eによって結合される側壁2A、2B、2C、2Dを有する上ハウジング2を含む。タッグ1は、また、底壁3Eによって連結される側壁3A、3B、3C、3Dを有する下ハウジング3を含む。上下ハウジング2、3は、対応する対の側壁(2A、3A)、(2B、3B)、(2C、3C)、(2D、3D)に添って合わせられ閉鎖タッグ体1Aを形成する。
【0016】
ハウジング2、3は、好ましくは、硬質又は剛性の材料からなる。使用可能な硬質又は剛性材料は、例えば、射出成形ABSプラスチックのような硬質プラスチックである。プラスチックが用いられるならば、両ハウジングの合わさる側壁は超音波溶接1Bその他同様な方法で係合される。
【0017】
タッグ1は、図1、2及び6に示すように、大きなタックヘッド4Aと、細長いタック体4Bであってスロット又は溝4C及び尖った先端4Dを備えるタック体4Bとを有するタックアセンブリ4を含む。タックアセンブリ4はタッグ体1AをEASタッグ1によって保護される製品51に取り付けるために用いられる。
【0018】
タッグ1を検出して、タッグ及びそれを取り付けた製品51の存在を検出するため、ハウジング2、3の壁2E、3Eの内面2F、3Fはフレーム材2G、3Gを備え、フレーム材2G、3GはEASセンサ5を受ける内部キャビティ1Cを形成する(図2、3及び4A参照)。EASセンサ5は検出可能な信号を発生させる。センサ5は、米国特許第4,510,489号及び第4,510,490号に開示される音響的に共振する磁性センサとすることができる。使用可能なその他の磁性センサとして米国特許第4,686,516号及び第4,797,658号に開示されるものがあり、また、使用可能なRF−EASセンサとして米国特許第4,429,302号及び第4,356,477号に開示されるものがある。これらの特許の教示を参考のため言及する。
【0019】
上記のように製品51はタックアセンブリ4によってタッグ体1Aに取り付けられる。これはタック体4Bを上ハウジング2の壁2E内の開口2H内に挿入することで達成される。タック体4Bが完全に挿入されたとき、タックの尖った端部4Dは下ハウジング壁3Eの内面3Fから延伸する立上がりキャビティ或はカラー3H内で受け止められる。このとき、タックヘッド4は壁2Eの上面2Jの窪んだ区域2Iに座る。製品51はこのようにしてタックヘッド4Aと壁2Eとの間に保持される。
【0020】
以下に詳細に説明する手段6は、タック体4Bがタッグ体1Aから抜けることを防止するため、タッグ体1A内に備えられる。従って、手段6によってタックアセンブリ4と製品51はEASタッグ1に対して解放可能にロックされる。
【0021】
米国特許出願第08/004,592号の原理によれば、EASタッグ1は、EASタッグを解除するため手段6にアクセスすることを権限を有する者以外の者が容易にできなくするようにEASタッグ1は構成されている。この目的のため、タッグ体1Aは、タッグ体1Aの1以上の内部壁、側壁の一部及び上下壁によって形成される弧状のチャンネル(溝)7を介して手段6へのアクセスがなされるように構成されている。この構成によって、手段6に達してそれを解除し、従って、タックアセンブリ4及び製品をタッグ体1Aから取り外すために特殊な弧状のプローブ8が必要となる。
【0022】
図示のように、弧状のチャンネル7は湾曲した内壁7Aによって形成されている。この壁は下ハウジング3の内面3Fから上方に延伸して上ハウジング2の内面2Fに当接する。壁7Aは下ハウジング3の側壁3Dから離間しており、壁7Aの外側端部7A′は、側壁3Aの内側に湾曲した部分3A′のところで終止する。側壁3Aの内側湾曲部分3A′は、下ハウジング3の側壁3A及び3Dの間に空間或はスロット9Aを構成するように設けられている。
【0023】
スロット9Aは下ハウジング2の側壁2Aと2Dの間の同様なスロット9Bと協働して第2の開口9を形成し、チャンネル7の外側端部7′への入口を与える。この入口において、側壁2Aは部分2A′のところで内側に湾曲し、部分2A′は下ハウジング3の側壁3の湾曲側壁部分3A′と合う。
【0024】
チャンネル7は、上ハウジング2の内面2Fから下方に延伸する第2の湾曲壁7B(図4A及び8参照)によって更に形成される。壁7Bは湾曲壁7Aの内端7A″の外側に位置し、この内端からフレーム部材2G迄延伸する。
【0025】
壁7Bの存在は、手段6(図7参照)に隣接する内端7″におけるチャンネル7の形状に変化を与える。この変化は、チャンネル7を通過して手段6にアクセスするプローブ8にぴったりするチャンネルの鍵穴(鍵溝)を形成する。
【0026】
図示の例においては、壁7Bは、チャンネルの断面をほぼ長方形からほぼL型に変える。これは、チャンネル端部7″の断面を見れるように示した図8(図8は図1に示すB−B線に添った断面図)に図示される。
【0027】
図6及び7は、手段6及び弧状のチャンネル7を含む下ハウジング3の一部を示す拡大図である。図6において、弧状のプローブ8はチャンネル7内に受けられかつ案内されて手段6を解除するため該手段に達する。図から理解されるように、プローブ8の前方端8Aは、L型になるように、即ちチャンネルの内端7″によって形成されるL型の鍵溝に合うように、切り欠かれている。図7においては、プローブ8はチャンネルから抜かれている。
【0028】
チャンネル7の内端7″に隣接して上下ハウジング2、3は、端部壁2D、3Dに当接する壁部9A、11Aに終止する更に湾曲した壁9、11を備える。壁9、11はチャンネル7の外側にあり、端部壁2D、3Dと共に、手段6へのアクセスを阻害するトラップ領域13を形成する。この領域は、手段6へのアクセスを試みる正当でない物がタッグ体1Aのチャンネル7内へ導入されることを阻止するための安全手段である。
【0029】
上述したとおり、手段6は、タック体4Bがタッグ体1Aから抜かれることを防止するためのものである。さらに詳細には、米国特許出願第08/004,592号によれば、手段6は、弧状のチャンネル7内を移動する弧状のプローブ8によってタック体4Bを解除するためのものである。手段6の詳細を図6及び7、並びに図5に示す(図5は、ハウジングから取り外した手段6を単体で示す)。
【0030】
図示のとおり、手段6は、クランプ体14及びあご15、16を有するばねクランプの形態として構成されている。クランプ体14は、あご15から横方向に延伸する取付け部14Aと、あご16から横方向に延伸する解除部14Bとを有する。取付部14Aは取付け孔14A′を有する。
【0031】
各あご15、16はクランプ体14の平面の外側に延伸し、次に内側に別の反対側のあごの方へ延伸する。あご15、16は対向縁15A、16Aに終止する。これらの縁はクランプ体14の共通の縁14Cから共に内側に延伸し、次に互いに離れるように外側に湾曲しタック体4Bを受ける孔14C′(一般的には、円又は楕円孔)を形成する。その後、縁15A、15Bは直線的に連続しクランプ体14に形成された細長い横方向のスロット14Dに終止する。この横長のスロット14Dは、クランプ体の縁14Cの反対側の別の縁14Eの内側に横たわる。
【0032】
横方向に延伸する細長いばねスリーブあるいはアーム17はジョイント部18によって取付部14Aの境界である縁14Eの側部14E′に取り付けられている。スリーブ17は縁14Eの長さに添って延伸し、かつ、クランプ体の平面の外側にある。
【0033】
ばねクランプ14を取り付けかつ支持するため、タッグ体1Aの下ハウジング3は、リップ21Aを有する円筒マウント21と、支持壁22、23、24(図2、3、6、及び7参照)を含む。孔14A′の回りの取付部分がリップ21Aに支持され、クランプは取付部14を介してマウント21に取り付けられる。上ハウジング3の円形壁25及び中央円柱スタッド26(図2R>2及び4A参照)は、取付け部14Aを回転可能にその取付位置に維持する。従って、以下に詳細に説明するように、ばねクランプ14は取付部回りに回転可能である。
【0034】
取付部14Aの後端14A″と、取付部14A及び解除部14Bを連結するクランプの横部材とは支持壁22、24上に支持され、解除部は壁23によって支持されている。ばねスリーブ17はその一端17Aを支持壁24に形成したスロット24A内に置いて静止する。
【0035】
タック体4Bの尖端が上ハウジングの開口2Hを通って下方に案内されるとき、上ハウジングの部分2K−この部分は開口2Hを保持し、かつ、あご15、16の上部のばねクランプ体14の中空部にフィットする−は、タック体をあごの対向縁15A、16Aによって形成される孔14C′に向ける。これにより、あごは広げられて開き、タック体4Bはあごを通過することができる。
【0036】
タックの移動が所望のスロット4C、即ち、タックヘッド4A及び製品51を上ハウジング2の壁2Eにぴったりとフィットさせる1つのスロットで停止したとき、あご15、16は引っ込められタック体4Bと係合する。この位置において、あご15、16はタック4の上方への移動を防止する。従って、タック4及び製品51は、タッグ体1Aに対してロックされる。
【0037】
タッグ体1Aからタック4を解除するため、弧状のプローブ8を後端8B回りに回転させてタッグ体1Aの開口へ導入する。これにより、プローブは移動しチャンネル7内に案内され、プローブのL型先端がチャンネル7のL型内端7″に達する。これにより、プローブ端部8Aがクランプ体14の解除部14Bの境界である共通の縁14Cの一部に持っていかれる。
【0038】
プローブ8を連続して回転移動させることにより、解除部14Bにおいてクランプ体14の平面にねじり力Fが与えられる。この力は、順次、クランプ体14をマウント21の支持区域14A回りに回転させる。このようにタック体4Bの力−この力はカラー3Hによって静的に保持され、孔14C′の壁に作用する−によりあご15、16は広げられる。従って、孔14C′は広がり、タック体4Bはあごによる把持から解放される。ここでタック4はタッグヘッド4Aに与える上方向の力によりあごを通過して上方へ移動され、タック体4Bをタッグ体1Aから、そして、製品51をタッグ1から抜いて分離する。
【0039】
ばねクランプ体14の回転の際にプローブ8によって平面内の力が与えられる結果、ばねアーム17はジョイント部18で圧縮される。タック1がタッグ体1Aから分離された後、プローブ8は反対方向に回転される。この反対方向の回転によりプローブ8はチャンネル7から抜かれ、プローブはばねクランプ14の解除部14Aから解除される。ばねクランプ14に与えられ力はこのように除去さればねアーム17は広がる。これにより、ばねクランプ14は支持区域14Aの回りを反対方向に回転する。この結果、ばねクランプ14は、それの当初の位置に復帰し、タック体4Bが再び新しい製品をタッグ1に取り付けられるのを待つ。
【0040】
図9乃至11は、正確な取外しプローブ8を用いる取外し装置の実施例を示す。この装置は、上述したように、タッグ1からタック4を取り外すためにプローブを回転させるために用いられる。
【0041】
図9乃至11の取外し装置81は、動力により作動し、また、タッグにより作動するものであり、取外し機構82(図11参照)を有する。取外し機構82は取り外すことのできるカバー83によって覆われている。図9及び10に示すように、取外し装置カバー83は、タッグ1のタッグ体1Aを受けるための箱がはめ込めるような、あるいはベッドのような区域84を有する。カバー83は、また、取外し機構82のON/OFFスイッチ91を収容する大きさに構成されたON/OFFスイッチ孔85を含む。カバー83の別の孔86は取外し機構のオン・オフ状態を示す発光ダイオード(LED)92を納める。
【0042】
図11に示すように、取外し機構82はフレーム又は底板93を含む。この底板にモータカバー94が取り付けられており、モータカバーの上面94Bには開口95が形成されている。モータカバー94は底板93上に支持されるモータ94Aを収容する。モータ94Aは、開口95から突出し、矢印97で示す時計方向或は反時計方向に回転可能な垂直シャフト96を駆動する。
【0043】
回動部材98は、垂直部98Bに固着された底部98Aを有する。この底部98Aはシャフト96に連結されており、底部98Aと垂直部98Bはシャフトの回動と共に回動する。垂直部98Bは弧状プローブ8の後端8Bを支持しており、垂直部98Bが回転するとプローブ8は上述したように回転するように構成してある。プローブ8を図11に示す原位置から図6に示す取外し位置へ自動的に回転させ、かつ原位置に復帰させるために、取外し機構82は更に第1及び第2の作動スイッチ99、101、並びに逆転スイッチ102、ホームスイッチ103を備える。これらのスイッチは底板93に取り付けたPCボード105の電子装置104を制御する回路(図示省力)に信号を送る。制御電子装置104は、モータ94Aを駆動するためモータに駆動信号を与えプローブアーム8を上述したように動かす。
【0044】
図示のように、作動スイッチ99はモータカバー94の上面94Bに設けられており、また作動スイッチ99はプラットホーム要素106を支持する支持体99Aを含む。スイッチ99の、ばねによって変位された垂直プランジャ99Bは支持体99Aから延伸してプラットホーム要素106を貫通しており、プランジャ99Bを下方へ動かすとスイッチ99は作動する。第2の作動スイッチ101もまたモータカバー94に設けられているが、ただし、これはプラットホーム要素106の先端において設けられている。スイッチ101は外側に延伸するリード要素101Aを含み、これが係合されたときスイッチは作動する。
【0045】
タッグ1がカバー83のベッド区域84に適正に取り付けられたとき、スイッチ99のプランジャ99Bとスイッチ101のリード要素101Aの両方が係合する。この結果、スイッチ99と101とが同時に作動し、同時の作動信号が制御電子装置104に与えられる。制御電子装置はこの作動された状態をタッグ1が取外し装置内に正しく置かれたものと認識する。そして、モータに信号を送って時計方向に回転させ、プローブ8を原位置からタッグへと時計方向に回転させる。
【0046】
逆転スイッチ102はモータカバー94に取り付けられており、また、リード要素102Aを有する。リード要素102Aは底部98Aの方へ延伸し、反時計方向に動くプローブ8が取り外し位置、即ち、図6に示す位置に達したときに底部と係合するように配設されている。リード要素102Aの係合により逆転スイッチが作動し、制御電子装置104に与えられる別の信号が発生する。この信号は、プローブ8が取り外されたのでモータの回転を逆転させてプローブをタッグ体から抜くべきであることを知らせる。従って、モータ駆動信号がかえられてモータは逆転される。これにより底部98Aと垂直部98Bが時計回りに回転し、プローブ8は時計回りに回転してタッグから抜かれて原位置、即ち開始位置に戻る。
【0047】
ホームスイッチ103は垂直部98Bのそばでモータカバー94に取り付けられている。底部98A及び垂直部98Bが時計回りに回転されるので、スイッチ103のリード要素(図示省力)は、プローブ8がその原位置に復帰したときに底部98Aと係合する。その結果、ホームスイッチ103は、プローブ8がこの位置に到達したことを知らせる信号を制御電子装置104に与える。次に、制御電子装置104は、モータの回転を停止させるようにモータに与える駆動信号を調整し、プローブ8を原位置で休止させる。
【0048】
タッグ1のばねクランプ14は金属板ばね体で成形されることに留意されたい。プローブ8は工具用焼入鋼で形成することができる。
【0049】
米国特許出願第08/004,592号のタッグ及びタッグ取外し装置は、従来技術の問題点を解決するのに有効ではあるが、まだ問題点が存在する。その第1は、タッグ取外し装置は比較的大きく、EASシステムの市場、特に、ヨーロッパにおいて流通しているものより広いカウンタスペースを占める。いくつかのヨーロッパ市場は、米国特許出願第08/004,592号のタッグを含めた最近入手可能なタッグ取外し装置の設置をするための物理的スペースを有さない。
【0050】
第2の問題点は、例えば、スーツケースのようなタッグを付けた嵩張る物品は、比較的重い重量のため動かせない公知の取外し装置(米国特許出願第08/004,592号のものを含む)によって処理することは難しいことである。
【0051】
【発明の概要】
本発明の主要な目的は、EASシステム用の改良されたタッグ取外し装置を提供することにある。
【0052】
特に、米国特許出願第08/004,592号のタッグ取外し装置の機能を現実化させ、かつ、重量が小さく、容易に運搬可能なタッグ取外し装置を提供することにある。
【0053】
本発明の更に別の目的は、米国特許出願第08/004,592号のタッグ取外し装置をより単純にすることにある。
【0054】
この第2の目的に関し、本発明は、上記説明した弧状チャンネルを備えるタッグの特性と相補する制御回路を構成することで米国特許出願第08/004,592号のタッグ取外し装置を単純にし、かつ、タッグ取外し装置とタッグとを組み合わせることとしている。
【0055】
上記目的及びその他の目的を達成するため、本発明は、外部からアクセス可能なチャンネルと、チャンネルに添って所定距離隔てて配設されタッグを製品に取り付ける解除可能なロック装置と、タッグを製品から取り外す取外し手段であってチャンネル内を移動するプローブを含んでなる取外し手段と、プローブをチャンネル内で移動させる駆動手段と、駆動手段がプローブを前記所定距離に相当する距離移動させるように駆動手段の作動を制御するタイミング手段とを組み合わせたEASタッグを供給する。
【0056】
タイミング手段は、駆動手段の作動を制御してプローブを前記所定距離に相当する距離第1の方向に移動させてプローブよりロック装置のロックの解除を行なう。
【0057】
タイミング手段は、駆動装置の作動を制御してプローブを前記所定距離に相当する距離第2の方向(第1の方向と反対方向)に移動させてプローブをロック装置のロック位置からタッグの外側へ移動させる。
【0058】
タイミング手段は、第3の時間(タイムピリオド)であって、この時間の間駆動手段が作動されない時間を前記第1及び第2の方向の移動の間に設定する。
【0059】
前述の組み合わせとは別に、取り外し装置の発明は、特に、電子式監視タッグをそれが取り付けられた製品から取り外す装置を提供する。この装置において、タッグはロック部材を備え、かつ、外部からこのロック部材にアクセス可能な通路を備え、また、装置は、モータと、このモータによって通路内で回転されてロック部材内へ移動し、また、ロック部材から解除状態となるプローブと、モータの駆動制御装置とを有する。駆動制御装置は、(1)モータを作動させ停止させる時間の長さ(time period)を確立し、(2)この時間長さの最初の部分の間にプローブの第1方向の移動を行ない、(3)時間長さの第2の部分の間にプローブの解除移動を行い、及び(4)第2部分の時間経過に引き続いて時間長さの第3の部分の間にプローブの第2方向の移動を行なわせる回路を含む。
【0060】
本発明の上記及びその他の目的及び特徴は、以下に記載の好ましい実施例の詳細な説明及び添付図面によって明らかになる。実施例において、同様な要素に対して同様な番号を用いている。
【0061】
【実施態様】
図12を参照すると、作動したタッグを取り外すための動力により作動する取り外し装置200は分離可能な上部カバー204とベース202とを有する。上部カバーは、タッグ1のタッグ体1Aを受ける巣あるいは揺りかご領域(受け部)206を形成している。
【0062】
上部カバー204に設けた開口204aを介してオン・オフスイッチ208にアクセス可能である。部位210において上部カバー及びベースに傾斜面を形成して溝を設けており、この溝を介して、装置200が手で処理されないときに装置は支持部材(支持部材の一部は210aで示される)に取り付けられる。
【0063】
図13において、上部カバー204は取り外され、装置200の取り外し機構が示される(詳細をわかりやすくするため装置の一部は省略されている)。ベース202はギヤボックス212を支持し、ギヤボックス212はモータ214を支持する。ギヤボックスはモータにクラッチ係合されており、モータはクラッチを含む多様な構成部分を備える。
【0064】
プローブ、即ち、取外しフック216は、水平アーム220と一体に形成された直立アーム218によって支持されている。シャフト222はギヤボックス212の出力運動を伝達する。水平アーム220はシャフト222に固定されている(シャフトに対して非回転)。機械式ストッパ224、226は、ギヤボックス212の上面に固定されそれぞれ水平アーム220のホームポジション及び最大移動ポジションにおけるストッパとして機能する。
【0065】
プリント回路基板228は制御システムを構成する回路(これについては以下図15に関連して説明する)を有する。スイッチアセンブリ230は、上記米国特許出願第08/004,592号のスイッチばね偏倚の直立ブランジャ99B及びスイッチ99(図11)に相当する。
【0066】
図14において、図13で省略された部分、即ちブラケット234を示す。このブラケットはスイッチ232を支持し、スイッチアセンブリ230のプランジャの回りに位置する。
【0067】
制御装置は、図15に機能ブロック線図として示され、モータ(M)214との出力のやりとりのための配線(ライン)236、238を有する。モータはドライバ(励振回路)240によって駆動され、このドライバは、好ましくはユニトロード(Unitrode)励振集積回路(IC), UDN 1295-4である。直流電圧はライン242を介してドライバ240に供給される。
【0068】
ライン244、246を介して与えられるドライバ240に対する最初の制御入力は、第1の単安定マルチバイブレータ248の出力信号である。ドライバ240に対する第2の制御入力は、ライン250、252を介して与えられる第2の単安定マルチバイブレータ254の出力信号である。回路240に対する第3の制御入力は、ライン256を介して与えられる第3の単安定マルチバイブレータ258の出力信号である。
【0069】
第1の単安定マルチバイブレータ248への入力はライン260によりスイッチアセンブリSW262を介して与えられる。スイッチアセンブリSW262はアースに接続されている。スイッチアセンブリSW262は、また、以下に説明するように、スイッチ230、232の直列回路を含む。
【0070】
第2の単安定マルチバイブレータ254への入力は第1の単安定マルチバイブレータ248の出力であり、ライン266を介してなされる。第3の単安定マルチバイブレータ258への入力は第2の単安定マルチバイブレータ254の出力であり、ライン268を介してなされる。
【0071】
上記ユニトロード励振集積回路を用いた制御装置を作動させるとき、制御装置のブレーキ(BRAKE)入力ターミナルはライン256に接続される。制御装置の相(PHASE)ターミナルはライン250に接続される。OE(極)ターミナルはライン244に接続される。モータ駆動ライン236、238はそれぞれドライバの出力ターミナルOUT-A及びOUT-Bに接続される。
【0072】
非クラッチモータとしての4つのスイッチが用いられる上記米国特許出願第08/004,592号と異なる取外し機構の制御について、ここで述べる。3つの動作がある。最初に、プローブは、ホームポジションからタッグ取り外し位置まで回転する。次に、タッグが製品から取り外される。最後に、プローブはホームポジションに戻る。
【0073】
ストッパ224はプローブのホームポジションを決定し、ストッパ226はプローブのタッグロック解除位置を決定する。米国特許出願第08/004,592号の2つの作動スイッチのように、スイッチ230、232は、タッグのロックを解除するためタッグが取外し装置の正しい位置にあるということを示すように用いられる。
【0074】
本発明においては、プローブの必要な回動のため及びタッグを製品から取り外すための蓄積(継続)時間(タイムピリオド)を決める。単安定マルチバイブレータ248は、そういった蓄積タイムピリオドに対応するように選択される。単安定マルチバイブレータ254は、プローブがタッグ解除位置まで到達して装置がプローブをホームポジションに戻す準備をするのに必要な時間(第1のサブピリオド)に対応するように選択される。単安定マルチバイブレータ258は、プローブがタッグを製品から取り外すのに必要な時間(第2のサブピリオド)−この時間の間にモータにブレーキがかけられる−に対応するように選択される。モータの回転方向は、第2の単安定マルチバイブレータ254の作動の間の第1方向及び前記蓄積タイムピリオドの残りの部分の間に生じる第2方向(第1方向と反対方向)となる。プローブの帰還移動は蓄積タイムピリオドの第3のサブピリオド(これは、蓄積タイムピリオドから第1及び第2のサブピリオドを差し引いたものに等しい)の間に生じる。
【0075】
ここで再び図15について更に詳しく述べると、ライン260がLO(ラインオン)、即ち、スイッチ(SW)262が接続されているとき、第1の単安定マルチバイブレータ248のQ極出力はLOとなりライン246へLOを与え、そしてLOは、ライン244を介してドライバ240のOE極入力ターミナルに与えられ、かつ、ライン266へ与えられて第2の単安定マルチバイブレータを作動させる。従って、第2の単安定マルチバイブレータはそのQ出力ターミナルからライン250、そしてドライバ240の相(PHASE)入力ターミナルへHIを与える。ドライバ240は、ライン244、250に存在するこれらの条件に応答して、第2の単安定マルチバイブレータ254がON(作動)状態のときに、モータ214を一方向、例えば、反時計回りに回転駆動する。
【0076】
第2の単安定マルチバイブレータ254のタイムアウト(時間経過)が生じると、そのQターミナルはLOとなり、これによりライン268を介してを作動させる。第3の単安定マルチバイブレータのQ極ターミナルはLOとなり、LOはライン256を介してドライバ240のブレーキ極入力ターミナルへ与えられる。ドライバ240は、その様な入力信号に応答して等しい駆動電圧を両リード線236、238へ与え、従って、モータ214へ駆動電圧を与えない。この状態は、第3の単安定マルチバイブレータ258のタイムアウトが起こるまで続き、タッグを製品から取り外す時間を与える。
【0077】
第3の単安定マルチバイブレータ258のタイムアウトが生じたとき、そのQ極出力ターミナルはHIとなり、ドライバ240はライン236、238への等しい電圧の供給を停止する。ライン244、250の状態はいま制御されている。
【0078】
第2の単安定マルチバイブレータのタイムアウトが生じているので、そのQターミナルはLOであり、ドライバ240にライン250に留意しモータの駆動方向を逆に、即ち、時計方向にするように要求する。第1の単安定マルチバイブレータのタイムアウトはまだ生じていないので、ライン244はLOであり、ドライバ240はモータ214に駆動電圧を与える。ストッパは224、226はプローブのそれぞれホームポジション及び解除位置でのオーバーランを防止する。
【0079】
まとめ及び請求の範囲への導入として述べると、本発明は、一態様において、弧状の溝を備えるタッグに関連する「知的な」取り外し装置を提供するものであり、そういった知的さ及びそういった知的な取り外し装置をそういったタッグと組み合わせることをベースとして簡素化された制御回路を備えるタッグと関連する。
【0080】
そのような広い態様において、本発明は、外部からアクセス可能な所定長さの溝及びタッグを製品に取り付けるための解除可能なロック装置であって所定長さの溝上に設けられたロック装置を備えるEASタッグと、該タッグを製品から取り外すための取外し装置であって溝内で移動するプローブを備える取外し装置と、プローブを溝内で移動させる駆動手段と、駆動手段がプローブを溝の所定長さに対応する距離移動させるように駆動手段の駆動を制御するタイミング手段とを組み合わせた安全タッグである。
【0081】
該タイミング手段は、駆動手段を作動させてプローブを所定距離に相当する距離第1方向に移動させ、ロック装置の係合を解くように配置させる。
【0082】
該タイミング手段は、駆動手段を作動させてプローブを所定距離に相当する距離第1方向と反対方向である第2方向に、即ち、ロック装置の係合位置からタッグの外側へ移動させる。
【0083】
該タイミング手段は、第1及び第2の方向の移動の間に第3のタイムピリオドを設定し、この第3のタイムピリオドのとき、駆動装置は作動されない。
【0084】
取外し装置の態様は、電子監視タッグをそれが取り付けられる製品から取り外す装置である。タッグ内にはロック装置が設けられ、かつ、外部からロック装置に到る通路が形成されている。取外し装置は、モータと、モータによって回転され通路内を移動しロック装置のロックの解除のためロック装置に到り、かつ、そこから元の位置へ戻るプローブと、モータの駆動制御装置とを含んでなる。駆動制御装置は以下の機能を行なう回路を有する。
(1)モータを作動させるタイムピリオドを確立する。
(2)このタイムピリオドの第1の部分の間にプローブを第1方向に移動させる。
(3)タイムピリオドの第2の部分の間にプローブの動作を止める。
(4)タイムピリオドの第2の部分の経過後の第3の部分の間に前記第1方向と反対方向の第2方向にプローブを移動させる。
プローブは回動自在に支持されている。タイムピリオドの第1の部分は、プローブがそのホームポジションからロック装置のロックの解除を行なう位置迄移動する時間に相当する。タイムピリオドの第2の部分は、タッグを製品から取り外す時間に相当する。タイムピリオドの第3の部分は、プローブがロック装置のロックの解除を行なう位置からホームポジションまで戻る時間に相当する。
【0085】
本発明から逸脱することなく、上述の安全タッグや取外し装置の実施態様の構造に種々の変更或は変形を施すことが可能である。従って、上述の実施態様は、例であり、発明を限定するものではない。発明の範囲は特許請求の範囲によって定められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】EASタッグとそれを取り外すプローブを示す斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のEASタッグの下ハウジングの内部を示す斜視図。
【図4】図4Aは図1のEASタッグの上ハウジングの内部を示す斜視図であり、図4Bは図1のEASタッグの上ハウジングの外部を示す斜視図。
【図5】図1のEASタッグに用いられるばねクランプの斜視図。
【図6】図1のEASタッグの下ハウジングの内部の部分斜視図であって、プローブがタッグのチャンネルに挿入される状態を示す図。
【図7】図6と同様な下ハウジングの部分斜視図であって、プローブがチャンネルから抜かれる状態を示す図。
【図8】図1のB−B断面図であって、プローブがタッグの弧状チャンネル内に挿入された状態を示す図。
【図9】図1のEASタッグを製品から取り外すための、力作動・タッグ作動の取外しアセンブリの斜視図。
【図10】図9の取り外しアセンブリの外カバーの斜視図。
【図11】図9の取外しアセンブリの取外し機構を示す斜視図。
【図12】本発明の実施例の動力作動の活性タッグ取外し装置の斜視図。
【図13】図12の取外し装置の取り外し機構を示す斜視図であって、詳細をわかりやすくするために一部を省略した図。
【図14】図13を同様な斜視図であるが、図13において省略された部分を正規位置に備えた図。
【図15】本発明に関するプローブの移動制御システムの機能ブロック線図。
【符号の説明】
200 取外し装置
202 ベース
204 カバー
206 受け部
212 ギヤボックス
214 駆動手段(モータ)
216 プローブ
224、226 ストッパ
230、232 スイッチ(駆動手段の作動開始手段)
240 ドライバ
248、254、258 単安定マルチバイブレータ
262 スイッチアセンブリ
Claims (33)
- (a)外部からアクセス可能な溝と、EASタッグを製品に取り付けるためのロックの解除が可能なロック装置とを備えるEASタッグであって、前記ロック装置は前記溝上で所定の距離に配設されたEASタッグと、
(b)前記タッグを前記製品から取り外す取外し手段であって、(i)前記溝上を移動するプローブ、(ii)前記プローブを前記溝において移動させる駆動手段、及び(iii) 前記駆動手段が前記プローブを前記所定の距離に相当する距離だけ動かすように前記駆動手段の作動時間を制御するタイミング手段を備える取外し手段とを、
含んでなる安全タッグ。 - 請求項1の安全タッグであって、前記タイミング手段は、前記駆動手段を作動させて、前記プローブを前記ロック装置のロック解除位置に位置させるために前記プローブを第1方向に移動させる前記所定距離に相当する距離だけ前記駆動手段を移動させる安全タッグ。
- 請求項2の安全タッグであって、前記タイミング手段は、前記駆動手段を作動させて、前記プローブを前記ロック装置解除位置から前記タッグの外部へ移動させるために前記プローブを前記第1方向と反対方向の第2方向に移動させる前記所定距離に相当する距離だけ前記駆動手段を移動させる安全タッグ。
- 請求項3の安全タッグであって、前記タイミング手段は、前記プローブの前記第1及び第2方向移動の間に前記駆動手段を停止させる第3ピリオドを設定する安全タッグ。
- (a)タッグ体を有するEASタッグであって、前記タッグ体を製品に取り付けるために前記タッグ体に解除可能なロック装置を設け、前記タッグ体に前記タッグ体の外部から前記解除可能なロック装置まで延びる第1及び第2の異なる形状を有する所定長さの弧状の溝を備えるEASタッグと、
(b)前記タッグ体を前記製品から取り外すための取外し手段であって、
(i)前記弧状の溝に挿入されて該溝内を移動し、かつ、前記ロック装置のロックを解除するプローブであって、自由端を有し、かつ、前記自由端に隣接する前記第1の形状を有し、前記自由端から離れたところで前記第2の形状を有する弧状のプローブと、
(ii)前記プローブを前記溝において移動させる駆動手段と、
(iii)前記ロック装置のロックの解除のため前記プローブを前記溝上で該溝の前記所定長さに渡って移動させる前記駆動手段の動きに相当する第1のピリオドの間前記駆動手段を作動させるタイミング手段とを、備える取外し手段とを、
含んでなる安全タッグ。 - 請求項5の安全タッグであって、前記タイミング手段は、前記タッグ体を前記製品から取り外すために必要な時間に相当する第2ピリオドの間前記駆動手段を停止させる安全タッグ。
- 請求項6の安全タッグであって、前記タイミング手段は、前記プローブを前記ロック装置のロック位置から前記溝の外迄出させる前記駆動手段の作動時間に相当する第3のピリオドの間前記駆動手段を作動させる安全タッグ。
- (a)タッグ体を有するEASタッグであって、前記タッグ体を製品に取り付けるために前記タッグ体に解除可能なロック装置を設け、前記タッグ体は前記タッグ体の外部から前記解除可能なロック装置まで延び第1及び第2の異なる形状を有する所定長さの弧状の溝を備えるEASタッグと、
(b)前記タッグ体を前記製品から取り外すための取外し手段であって、
(i)モータと、
(ii)前記モータによって回転されて前記ロック装置のロックの解除のため前記溝内を前記ロック装置まで移動しかつ前記ロック装置から戻ってくるプローブと、
(iii)前記モータを駆動する駆動手段であって、回路装置を有し、該回路装置は、
前記プローブを前記所定の溝長さに渡って第1の方向に移動させて前記ロック装置のロックを解除するように前記モータを作動させるための第1のタイムピリオドを確立し、
前記タッグ体を前記製品から取り外すために必要な時間に相当する第2のタイムピリオドを確立し、かつ、
前記ロック装置のロック位置から前記プローブを前記所定の溝長さに渡って第1の方向と反対方向の第2の方向に移動させて前記溝から取り出すように前記モータを作動させるための第3のタイムピリオドを確立する駆動手段とを、備える取外し手段とを、
含んでなる安全タッグ。 - 請求項8の安全タッグであって、前記モータはクラッチを含んでなる安全タッグ。
- 請求項9の安全タッグであって、前記モータからの入力を受け取って前記プローブを移動させるギヤボックスを更に含んでなる安全タッグ。
- 請求項8の安全タッグであって、前記モータ及び前記プローブを支持するベースと、取り外し可能に前記ベースに固定されて前記モータ及び前記プローブを覆うカバーとを含んでなる安全タッグ。
- 請求項11の安全タッグであって、前記カバーは、前記タッグを受けるための受け部を備える安全タッグ。
- 請求項12の安全タッグであって、前記回路装置は、前記モータ駆動手段の作動を開始させる手段を含み、該作動開始手段は、前記受け部に接続して配設される安全タッグ。
- 請求項13の安全タッグであって、前記作動開始手段は、前記受け部の横側に隣接して配設された第1のスイッチと、前記受け部の下に配設された第2のスイッチとを含んでなる安全タッグ。
- 内部ロック装置を有しかつ外部から前記内部ロック装置にアクセス可能な通路を備え製品に取り付けられる電子監視タッグを製品から取り外す装置であって、
(a) モータと、
(b) 前記モータによって回転され、前記ロック装置のロックを解除するために前記通路を前記ロック装置まで移動しかつ前記係合解除位置から前記通路を戻るプローブと、
(c) 前記モータを駆動する駆動手段であって、
(1) 前記モータを作動させるためのタイムピリオドを確立し、(2) 前記タイムピリオドの第1の部分の間に前記プローブを第1の方向に移動させ、(3) 前記タイムピリオドの第2の部分の間に前記プローブの移動を止め、かつ、(4) 前記第2の部分に続く前記タイムピリオドの第3の部分の間に前記プローブを前記第1の方向と反対方向の第2の方向に移動させる回路装置を備える駆動手段とを、
含んでなるタッグ取外し装置。 - 請求項15の装置であって、前記プローブは回動可能に支持されている装置。
- 請求項16の装置であって、前記タイムピリオドの前記第1の部分は、前記プローブがホームポジションから前記ロック装置のロックの解除を行なう迄の位置へ移動する時間に相当する、装置。
- 請求項17の装置であって、前記タイムピリオドの前記第2の部分は、前記タッグを前記製品から取り外す時間に相当する、装置。
- 請求項18の装置であって、前記タイムピリオドの前記第3の部分は、前記プローブが前記ロック解除位置から前記ホームポジションに戻る時間に相当する、装置。
- 請求項19の装置であって、前記ホームポジション及び前記ロック解除位置の両位置に位置するストッパ手段であって、前記プローブが前記両位置を越えることを防止するストッパ手段を更に含んでなる装置。
- 請求項15の装置であって、前記モータはクラッチを含んでなる装置。
- 請求項21の装置であって、前記モータからの入力を受けて前記プローブへ動作を生じさせるギヤボックスを更に含んでなる装置。
- 請求項15の装置であって、前記モータ及び前記プローブを支持するベースと、取り外し可能に前記ベースに固定されて前記モータ及び前記プローブを覆うカバーとを含んでなる装置。
- 請求項23の装置であって、前記カバーは前記タッグを受ける受け部を備える装置。
- 請求項24の装置であって、前記回路装置は、前記駆動装置の作動を開始させる手段を含み、該作動開始手段は、前記受け部に接続されて配設されている装置。
- 請求項25の装置であって、前記作動開始手段は、前記受け部の横側に隣接して配設された第1のスイッチと、前記受け部の下に配設された第2のスイッチとを含んでなる装置。
- 請求項26の装置であって、前記回路装置は、前記タイムピリオドを形成するために前記開始手段によって作動開始される第1の単安定回路を含んでなる装置。
- 請求項27の装置であって、前記回路装置は、前記タイムピリオドの前記第1の部分を形成するために前記第1の単安定回路によって作動開始される第2の単安定回路を含んでなる装置。
- 請求項27の装置であって、前記回路装置は、前記タイムピリオドの前記第2の部分を形成するために前記第2の単安定回路によって作動開始される第3の単安定回路を含んでなる装置。
- 請求項29の装置であって、前記回路装置は、前記第1、第2及び第3のそれぞれの単安定回路から入力信号を受けるドライバを含んでなる装置。
- 請求項30の装置であって、前記ドライバは前記第1及び第2の単安定回路から受信した入力信号に応答して前記タイムピリオドの前記第1の部分の間に前記モータを第1の方向の移動させる装置。
- 請求項31の装置であって、前記ドライバは前記第3の単安定回路から受信した入力信号に応答して前記タイムピリオドの前記第2の部分の間に前記モータを停止させる装置。
- 請求項32の装置であって、前記ドライバは前記第1及び第2の単安定回路から受信した入力信号に応答して前記モータの停止を止めて前記タイムピリオドの前記第3の部分の間に前記第1の方向と反対方向の第2の方向にモータを移動させる装置。
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